JPH11188048A - 歯科用ハンドピース - Google Patents
歯科用ハンドピースInfo
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- JPH11188048A JPH11188048A JP36031297A JP36031297A JPH11188048A JP H11188048 A JPH11188048 A JP H11188048A JP 36031297 A JP36031297 A JP 36031297A JP 36031297 A JP36031297 A JP 36031297A JP H11188048 A JPH11188048 A JP H11188048A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C3/00—Dental tools or instruments
- A61C3/02—Tooth drilling or cutting instruments; Instruments acting like a sandblast machine
- A61C3/025—Instruments acting like a sandblast machine, e.g. for cleaning, polishing or cutting teeth
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 歯牙を美容する機能を備えた歯科用ハンドピ
ース或いは歯牙を美容する機能をも兼ね備えた歯科治療
用ハンドピースを提供する。 【解決手段】 1はハンドピース本体、2は該ハンドピ
ース1の先端部に設けられたヘッド、3は該ヘッド部2
に着脱自在にかつ回転自在に装着された切削バー、4は
該ヘッド部2に設けられたスプレー用の孔で、該スプレ
ー用の孔4より、粒子が混入されたスプレー5が歯牙に
向けて噴射される。切削バーにて歯牙を切削しながら、
或いは、切削バーを使用することなく、スプレー用の孔
4から粒子が混入してスプレーを噴射して、歯面を研摩
し、歯面の美容、清掃を行う。
ース或いは歯牙を美容する機能をも兼ね備えた歯科治療
用ハンドピースを提供する。 【解決手段】 1はハンドピース本体、2は該ハンドピ
ース1の先端部に設けられたヘッド、3は該ヘッド部2
に着脱自在にかつ回転自在に装着された切削バー、4は
該ヘッド部2に設けられたスプレー用の孔で、該スプレ
ー用の孔4より、粒子が混入されたスプレー5が歯牙に
向けて噴射される。切削バーにて歯牙を切削しながら、
或いは、切削バーを使用することなく、スプレー用の孔
4から粒子が混入してスプレーを噴射して、歯面を研摩
し、歯面の美容、清掃を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用ハンドピー
ス、より詳細には、粒子が混入したスプレーを歯牙に噴
射して該歯牙の表面を研摩して歯牙の表面を滑らかにす
るようにした歯科用ハンドピースに関する。
ス、より詳細には、粒子が混入したスプレーを歯牙に噴
射して該歯牙の表面を研摩して歯牙の表面を滑らかにす
るようにした歯科用ハンドピースに関する。
【0002】
【従来の技術】歯科用ハンドピースとして、従来、マイ
クロエンジン、エアータビン等の歯牙切削用ハンドピー
ス、スプレー噴射用のマルチシリンジ、歯垢除去用のス
ケーラ、根管形成用のファイリング等の種々のハンドピ
ースが提案されている。その中でも、マイクロエンジ
ン、エアータービン等は、ハンドピース先端のヘッド部
に切削バーを着脱自在に装着するとともに、該ヘッドに
スプレー噴射用の孔を有し、切削中、該孔よりスプレー
を噴射して、歯牙切削部を冷却するようにしている。
クロエンジン、エアータビン等の歯牙切削用ハンドピー
ス、スプレー噴射用のマルチシリンジ、歯垢除去用のス
ケーラ、根管形成用のファイリング等の種々のハンドピ
ースが提案されている。その中でも、マイクロエンジ
ン、エアータービン等は、ハンドピース先端のヘッド部
に切削バーを着脱自在に装着するとともに、該ヘッドに
スプレー噴射用の孔を有し、切削中、該孔よりスプレー
を噴射して、歯牙切削部を冷却するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のマイク
ロエンジンやエアータービンにおいては、前記スプレー
は単に切削箇所を冷却するだけのものであり、切削中の
歯牙の表面を研摩して、該歯牙の表面を滑らかにし、或
いは、該歯牙の表面を清掃しようとする考えはなかっ
た。
ロエンジンやエアータービンにおいては、前記スプレー
は単に切削箇所を冷却するだけのものであり、切削中の
歯牙の表面を研摩して、該歯牙の表面を滑らかにし、或
いは、該歯牙の表面を清掃しようとする考えはなかっ
た。
【0004】而して、従来の歯科用ハンドピースは、主
として、歯牙の治療に重点が置かれており、歯牙の美容
については、ほとんど考慮されていなかった。しかし、
現代社会において、歯牙は美容の重大要素の1つであ
り、歯牙を清潔に見せることは、その人の人格形成にも
重要な意味を持つ。
として、歯牙の治療に重点が置かれており、歯牙の美容
については、ほとんど考慮されていなかった。しかし、
現代社会において、歯牙は美容の重大要素の1つであ
り、歯牙を清潔に見せることは、その人の人格形成にも
重要な意味を持つ。
【0005】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてされ
たもので、歯牙を美容する機能を備えた歯科用ハンドピ
ース、或いは、歯牙を美容する機能をも兼ね備えた歯科
治療用ハンドピースを提供することを目的としてなされ
たものである。
たもので、歯牙を美容する機能を備えた歯科用ハンドピ
ース、或いは、歯牙を美容する機能をも兼ね備えた歯科
治療用ハンドピースを提供することを目的としてなされ
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、歯科
用ハンドピースの先端部にスプレー噴射用の孔を有し、
該孔より粒子が混入されたスプレーを噴射して歯牙の表
面を研摩するようにしたことを特徴とし、もって、歯牙
の表面を滑らかにし、歯牙を美しく見せるようにするこ
とを目的としてなされたものである。
用ハンドピースの先端部にスプレー噴射用の孔を有し、
該孔より粒子が混入されたスプレーを噴射して歯牙の表
面を研摩するようにしたことを特徴とし、もって、歯牙
の表面を滑らかにし、歯牙を美しく見せるようにするこ
とを目的としてなされたものである。
【0007】請求項2の発明は、歯科用ハンドピースの
先端部に切削バーを着脱自在にかつ回転自在に装着する
とともに、前記先端部にスプレー噴射用の孔を有し、前
記切削バーを回転して歯牙を切削しながら前記孔より粒
子が混入されたスプレーを噴射して歯牙の表面を切削し
ながら研摩するようにしたことを特徴とし、もって、歯
牙の治療と同時に歯牙の美容をも行い得るようにし、歯
牙の美容に要する時間をセーブし得るようにしたもので
ある。
先端部に切削バーを着脱自在にかつ回転自在に装着する
とともに、前記先端部にスプレー噴射用の孔を有し、前
記切削バーを回転して歯牙を切削しながら前記孔より粒
子が混入されたスプレーを噴射して歯牙の表面を切削し
ながら研摩するようにしたことを特徴とし、もって、歯
牙の治療と同時に歯牙の美容をも行い得るようにし、歯
牙の美容に要する時間をセーブし得るようにしたもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による歯科用ハン
ドピースの一実施形態を説明するための要部概略外観図
で、図中、1はハンドピース本体、2は該ハンドピース
1の先端部に設けられたヘッド部、3は該ヘッド部2に
着脱自在にかつ回転自在に装着された切削バー、4は該
ヘッド部2に設けられたスプレー用の孔で、本発明にお
いては、該スプレー用の孔4より、粒子が混入されたス
プレー5が歯牙に向けて噴射される。
ドピースの一実施形態を説明するための要部概略外観図
で、図中、1はハンドピース本体、2は該ハンドピース
1の先端部に設けられたヘッド部、3は該ヘッド部2に
着脱自在にかつ回転自在に装着された切削バー、4は該
ヘッド部2に設けられたスプレー用の孔で、本発明にお
いては、該スプレー用の孔4より、粒子が混入されたス
プレー5が歯牙に向けて噴射される。
【0009】図2は、本発明による歯科用ハンドピース
の全体構成を説明するための概略構成図で、図中、1は
前記本発明による歯科用ハンドピース本体、6はジョイ
ント部、7はホース部、8は制御部、9は粒子が収納さ
れたボトルで、前記ハンドピース本体1は、図示のよう
に、ホース部7を介して制御部8に接続されており、該
制御部8には粒子が収納されたボトル9が着脱自在に装
着されている。本発明による歯科用ハンドピースは、周
知のようにして使用され、すなわち、歯科用ハンドピー
ス本体1を駆動して歯牙を切削バー3にて切削するが、
その時、本発明においては、スプレー用の孔4から、前
記ボトル9内に収納された粒子がスプレー5と一緒に噴
射され、切削された歯牙を研摩し、該歯牙の表面を滑ら
かにし、かつ、該歯牙の表面の清掃を行う。
の全体構成を説明するための概略構成図で、図中、1は
前記本発明による歯科用ハンドピース本体、6はジョイ
ント部、7はホース部、8は制御部、9は粒子が収納さ
れたボトルで、前記ハンドピース本体1は、図示のよう
に、ホース部7を介して制御部8に接続されており、該
制御部8には粒子が収納されたボトル9が着脱自在に装
着されている。本発明による歯科用ハンドピースは、周
知のようにして使用され、すなわち、歯科用ハンドピー
ス本体1を駆動して歯牙を切削バー3にて切削するが、
その時、本発明においては、スプレー用の孔4から、前
記ボトル9内に収納された粒子がスプレー5と一緒に噴
射され、切削された歯牙を研摩し、該歯牙の表面を滑ら
かにし、かつ、該歯牙の表面の清掃を行う。
【0010】図3は、本発明が適用されるマイクロエン
ジンのヘッド部の一構成例を説明するための断面図(特
開平9−117458号公報参照)で、図中、10はハ
ンドピース先端部のハウジング、20は該ハウジング1
0内に挿脱自在に装着されるカートリッジの外筐(又は
カートリッジ)、30は該外筐20内に該外筐20に対
してベアリング31,32を介して回転自在に装着され
たチャック機構、40はハウジング10の上蓋で、周知
のように、該上蓋40をスプリング41に抗してR方向
に押圧してチャック機構30の上部を押下することによ
り、該チャック機構を開いて切削バー3を該チャック機
構に挿入し、上蓋40の押圧力を解くことにより、チャ
ック機構を閉めて、前記挿入した切削バー3を挟持固定
するようにしている。
ジンのヘッド部の一構成例を説明するための断面図(特
開平9−117458号公報参照)で、図中、10はハ
ンドピース先端部のハウジング、20は該ハウジング1
0内に挿脱自在に装着されるカートリッジの外筐(又は
カートリッジ)、30は該外筐20内に該外筐20に対
してベアリング31,32を介して回転自在に装着され
たチャック機構、40はハウジング10の上蓋で、周知
のように、該上蓋40をスプリング41に抗してR方向
に押圧してチャック機構30の上部を押下することによ
り、該チャック機構を開いて切削バー3を該チャック機
構に挿入し、上蓋40の押圧力を解くことにより、チャ
ック機構を閉めて、前記挿入した切削バー3を挟持固定
するようにしている。
【0011】42はカートリッジ20をハウジング10
内に固定するための取り付け部材で、カードリッジ20
は、チャック機構30を装着した状態で、ハウジング1
0の下方より該ハウジング10内に挿入され、外筐20
の上端部に設けられたネジ20aが前記取り付け部材4
2に設けられたネジ42aに螺合,締め付けられること
によって、該ハウジング10内に固定され、固定された
時に、ベアリング押え42bによりベアリング31のア
ウターレースを押え、ベアリング31の抜けを防止する
ようにしている。33はチャック機構30の外周に該チ
ャック機構30と同軸に設けられた歯車で、該歯車33
が、図示しないモータによって回転される歯車35によ
って回転され、これによって、切削バー3を回転するよ
うにしている。
内に固定するための取り付け部材で、カードリッジ20
は、チャック機構30を装着した状態で、ハウジング1
0の下方より該ハウジング10内に挿入され、外筐20
の上端部に設けられたネジ20aが前記取り付け部材4
2に設けられたネジ42aに螺合,締め付けられること
によって、該ハウジング10内に固定され、固定された
時に、ベアリング押え42bによりベアリング31のア
ウターレースを押え、ベアリング31の抜けを防止する
ようにしている。33はチャック機構30の外周に該チ
ャック機構30と同軸に設けられた歯車で、該歯車33
が、図示しないモータによって回転される歯車35によ
って回転され、これによって、切削バー3を回転するよ
うにしている。
【0012】ハウジング10のハンドピース10a側の
下部(バー装着側)側面には、周知のように、エアー供
給用の孔11と水(粒子が混入された水)供給用の孔1
2が周方向に間隔を置いて設けられており、これらのス
プレー用の孔11,12はカートリッジ20がハウジン
グ10内に装着された時に、カートリッジ側のエアー供
給孔21及び水供給孔22(図4参照)にそれぞれ連通
し、内部では、それぞれ通路21及び22を通して、環
状通路23及び24に連通している。
下部(バー装着側)側面には、周知のように、エアー供
給用の孔11と水(粒子が混入された水)供給用の孔1
2が周方向に間隔を置いて設けられており、これらのス
プレー用の孔11,12はカートリッジ20がハウジン
グ10内に装着された時に、カートリッジ側のエアー供
給孔21及び水供給孔22(図4参照)にそれぞれ連通
し、内部では、それぞれ通路21及び22を通して、環
状通路23及び24に連通している。
【0013】なお、図3において、A部はスプレー噴射
口部の構造、B部は前記通路21を通して環状流路23
にエアーを供給するエアー供給部の構造を示し、図4
に、前記通路22を通して環状流路24に水を供給する
水供給部を示すが、スプレー噴射口29は、図5に示す
ように、周方向に所定の間隔を置いて複数個(好ましく
は、図5に示すように、3個)設けられている。
口部の構造、B部は前記通路21を通して環状流路23
にエアーを供給するエアー供給部の構造を示し、図4
に、前記通路22を通して環状流路24に水を供給する
水供給部を示すが、スプレー噴射口29は、図5に示す
ように、周方向に所定の間隔を置いて複数個(好ましく
は、図5に示すように、3個)設けられている。
【0014】60は前記外筐20のバー装着側端面に嵌
合され、該外筐20の内壁面と協働して、前述の環状通
路23,24を形成するリング状部材で、該リング状部
材60が外筐20の端部に、図示のように嵌合されて、
前述の環状通路23,24を構成し、これら環状通路2
3,24に前述のごとくしてエアー及び水が供給され
る。
合され、該外筐20の内壁面と協働して、前述の環状通
路23,24を形成するリング状部材で、該リング状部
材60が外筐20の端部に、図示のように嵌合されて、
前述の環状通路23,24を構成し、これら環状通路2
3,24に前述のごとくしてエアー及び水が供給され
る。
【0015】環状流路23に供給されたエアーは、通路
29より噴射されるが、この通路29の途中は、通路6
1を介して水用の環状流路24に連通しており、流路2
9よりエアーが噴射された時、該エアーの噴出によって
生じる負圧に引かれて環状流路24より水が導出され
て、該エアーと混合され、スプレーとなって噴射口29
より切削部に噴射される。
29より噴射されるが、この通路29の途中は、通路6
1を介して水用の環状流路24に連通しており、流路2
9よりエアーが噴射された時、該エアーの噴出によって
生じる負圧に引かれて環状流路24より水が導出され
て、該エアーと混合され、スプレーとなって噴射口29
より切削部に噴射される。
【0016】図5は、前述のカートリッジ20の外観を
示す斜視図、図6は、図3に示したハンドピースヘッド
部の分解斜視図で、前述のリング状部材60は、予めカ
ートリッジ外筐20に一体的に取り付けられており、カ
ートリッジ交換時、該カートリッジと一体に交換される
ようになっている。カートリッジ20は、ハウジング1
0に対して着脱自在に構成され、装着時、例えば、キー
及びキー溝により、ハウジング10側のスピンドル挿入
部10aとカートリッジ20の歯車挿入孔20b(20
bはスピンドル34の先端に設けられている歯車35を
挿通するための孔)を位置合せして、該カートリッジ2
0をハウジング10の下側より上方に向けて挿入し、上
端部のネジ20aを取り付け部材42のネジ42aにて
締め上げて固定する。
示す斜視図、図6は、図3に示したハンドピースヘッド
部の分解斜視図で、前述のリング状部材60は、予めカ
ートリッジ外筐20に一体的に取り付けられており、カ
ートリッジ交換時、該カートリッジと一体に交換される
ようになっている。カートリッジ20は、ハウジング1
0に対して着脱自在に構成され、装着時、例えば、キー
及びキー溝により、ハウジング10側のスピンドル挿入
部10aとカートリッジ20の歯車挿入孔20b(20
bはスピンドル34の先端に設けられている歯車35を
挿通するための孔)を位置合せして、該カートリッジ2
0をハウジング10の下側より上方に向けて挿入し、上
端部のネジ20aを取り付け部材42のネジ42aにて
締め上げて固定する。
【0017】この時、同時に、ベアリング押え42bに
てベアリング31のアウターレースを押え、該ベアリン
グ31の抜けを防止する。なお、下方のベアリング32
のアウターレースは、カートリッジ20の下部の段部2
0cで押えられ、これによって、カートリッジ20をハ
ウジング10内に位置合せして固定することができる。
てベアリング31のアウターレースを押え、該ベアリン
グ31の抜けを防止する。なお、下方のベアリング32
のアウターレースは、カートリッジ20の下部の段部2
0cで押えられ、これによって、カートリッジ20をハ
ウジング10内に位置合せして固定することができる。
【0018】上述のようにして、カートリッジ20をハ
ウジング10内に固定した後、スピンドル軸34の先端
に取り付けられた歯車35を歯車挿入孔20bを通して
カートリッジ20内に挿入し、該カートリッジ20内に
設けられているチャック機構30の歯車33と係合させ
ると、通常のハンドピース(マイクロエンジン)として
使用可能となる。
ウジング10内に固定した後、スピンドル軸34の先端
に取り付けられた歯車35を歯車挿入孔20bを通して
カートリッジ20内に挿入し、該カートリッジ20内に
設けられているチャック機構30の歯車33と係合させ
ると、通常のハンドピース(マイクロエンジン)として
使用可能となる。
【0019】なお、カートリッジ20内に一体的に組み
込んでおいてもよいが、図6に示すように、カートリッ
ジ外筐20に対しチャック機構30を分離可能にするこ
とも可能で、この場合には、チャック機構30に、ベア
リング31,32を一体的に有し、該チャック機構30
がベアリングごとカートリッジ20内に挿脱できるよう
になっている。
込んでおいてもよいが、図6に示すように、カートリッ
ジ外筐20に対しチャック機構30を分離可能にするこ
とも可能で、この場合には、チャック機構30に、ベア
リング31,32を一体的に有し、該チャック機構30
がベアリングごとカートリッジ20内に挿脱できるよう
になっている。
【0020】なお、以上には、本発明をマイクロエンジ
ンに適用して(同様に、エアータービンにも適用でき
る)切削バーにて歯牙を切削している間に、歯面を滑ら
かにし、かつ、清掃する場合について説明したが、本発
明は、上記実施例に限定されるものでなく、例えば、切
削バーによる切削を停止してスプレーのみを噴射するよ
うにしてもよく、更には、周知のシリンジ等に適用し
て、つまり、従来より周知のシリンジより噴射されるス
プレー中に粒子を混入させることによっても、歯面を研
摩して滑らかにし、かつ、歯面の清掃を行うことができ
る。また、以上には、スプレー(液体を圧縮空気によっ
て噴射する)中に粒子を混入する例について説明した
が、粒子を混入した液体を加圧して、該加圧液体をジェ
ット噴射するようにしてもよく、本発明では、このよう
な加圧液体のジェット噴射も含めてスプレーと総称して
いる。
ンに適用して(同様に、エアータービンにも適用でき
る)切削バーにて歯牙を切削している間に、歯面を滑ら
かにし、かつ、清掃する場合について説明したが、本発
明は、上記実施例に限定されるものでなく、例えば、切
削バーによる切削を停止してスプレーのみを噴射するよ
うにしてもよく、更には、周知のシリンジ等に適用し
て、つまり、従来より周知のシリンジより噴射されるス
プレー中に粒子を混入させることによっても、歯面を研
摩して滑らかにし、かつ、歯面の清掃を行うことができ
る。また、以上には、スプレー(液体を圧縮空気によっ
て噴射する)中に粒子を混入する例について説明した
が、粒子を混入した液体を加圧して、該加圧液体をジェ
ット噴射するようにしてもよく、本発明では、このよう
な加圧液体のジェット噴射も含めてスプレーと総称して
いる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、マイクロエンジン、エアータービン等を用い
て、歯牙を切削する際、歯牙の切削された面をスプレー
中に含まれる粒子により研摩を行うことができ、それに
よって、歯牙の切削治療を平行して、歯面を滑らかに
し、歯面を清掃することができる。また、切削バーを駆
動することなく、つまり、歯科治療を行なわない時で
も、粒子が混入されたスプレーを噴射することにより、
歯牙の美容、清掃を行うことができる。更には、本発明
を従来より周知の歯科用シリンジに適用して、歯牙の美
容、清掃用の専用具として使用するようにすることもで
きる。
によると、マイクロエンジン、エアータービン等を用い
て、歯牙を切削する際、歯牙の切削された面をスプレー
中に含まれる粒子により研摩を行うことができ、それに
よって、歯牙の切削治療を平行して、歯面を滑らかに
し、歯面を清掃することができる。また、切削バーを駆
動することなく、つまり、歯科治療を行なわない時で
も、粒子が混入されたスプレーを噴射することにより、
歯牙の美容、清掃を行うことができる。更には、本発明
を従来より周知の歯科用シリンジに適用して、歯牙の美
容、清掃用の専用具として使用するようにすることもで
きる。
【図1】 本発明による歯科用ハンドピースの一実施形
態を説明するための要部外観図である。
態を説明するための要部外観図である。
【図2】 本発明による歯科用ハンドピースの全体構成
を説明するための概略構成図である。
を説明するための概略構成図である。
【図3】 本発明が適用されるマイクロエンジンハンド
ピースの一例を説明するための要部断面図である。
ピースの一例を説明するための要部断面図である。
【図4】 図3に示したハンドピースの水供給口の構造
を説明するための要部断面図である。
を説明するための要部断面図である。
【図5】 図3に示したカートリッジ外筺の一例を示す
外観図である。
外観図である。
【図6】 図3に示したハンドピースの要部分解斜視図
である。
である。
1…ハンドピース、2…ヘッド部、3…切削バー、4…
スプレー噴射孔、5…スプレー、6…ジョイント部、7
…ホース、8…制御部、9…粒子収納ボトル。
スプレー噴射孔、5…スプレー、6…ジョイント部、7
…ホース、8…制御部、9…粒子収納ボトル。
Claims (2)
- 【請求項1】 歯科用ハンドピースの先端部にスプレー
噴射用の孔を有し、該孔より粒子が混入されたスプレー
を噴射して歯牙の表面を研摩するようにしたことを特徴
とする歯科用ハンドピース。 - 【請求項2】 歯科用ハンドピースの先端部に切削バー
を着脱自在にかつ回転自在に装着するとともに、前記先
端部にスプレー噴射用の孔を有し、前記切削バーを回転
して歯牙を切削しながら前記孔より粒子が混入されたス
プレーを噴射して歯牙の表面を切削しながら研摩するよ
うにしたことを特徴とする歯科用ハンドピース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36031297A JPH11188048A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 歯科用ハンドピース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36031297A JPH11188048A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 歯科用ハンドピース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11188048A true JPH11188048A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18468860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36031297A Pending JPH11188048A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 歯科用ハンドピース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11188048A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010517723A (ja) * | 2007-02-12 | 2010-05-27 | デンツプライ インターナショナル インコーポレーテッド | 歯科用ハンドピースのための調整可能な動的散水強度システム |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36031297A patent/JPH11188048A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010517723A (ja) * | 2007-02-12 | 2010-05-27 | デンツプライ インターナショナル インコーポレーテッド | 歯科用ハンドピースのための調整可能な動的散水強度システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040608 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |