JP2912092B2 - ハンドピースの内部汚染防止用駆動回路 - Google Patents
ハンドピースの内部汚染防止用駆動回路Info
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Description
されるハンドピ−スの内部汚染防止用駆動回路に関す
る。
よりハンドピ−スの給気管に圧縮空気が供給されてハン
ドピ−スの先端に組み込まれたエア−タ−ビンを駆動
し、フットコントロ−ラから足を離せば停止する様に構
成されたハンドピ−スが広く普及している。
に、圧縮空気源71からの圧縮空気はフィルタ−72お
よび圧力可変レギュレ−タ73を経由し、コントロ−ル
回路74が接続された三方弁75に達する。この後、圧
縮空気は給気管路76を経てハンドピ−ス77のエア−
タ−ビン(図示省略)を回転させる。エア−タ−ビンを
回転させた後の圧縮空気は排気管路78から外気中に放
出される。
は40万rpmと非常に高く、またエア−タ−ビンの軸
受け等も精密ボ−ルベアリングを使用してロスが最小限
となる構成であり、圧縮空気の供給を断ってもエア−タ
−ビンは惰性によって回転してしまい、その回転数を徐
々に減じつつ停止する。この時、圧縮空気の供給が断た
れたエア−タ−ビン部はそれを格納しているケ−ス(ハ
ンドピ−スのヘッド部)との作用で吸引ポンプの作用を
始めてしまい、切削粉や汚染物質等がハンドピ−スのヘ
ッド部や給・排気管路内へ侵入する可能性が高い。一旦
汚染された後の完全消毒は非常に困難である。
例えば特開平3−140151号公報には、ハンドピ−
スの使用停止時において、排気回路へ逆に圧縮空気を送
り、ハンドピ−ス内を高圧に保つことにより汚染物質の
侵入を防止する発明が提案されている。
3−140151号公報記載の発明においては、ハンド
ピ−スの使用停止時に排気回路を圧縮空気源に接続し、
排気回路への給気を開始した後に給気回路への給気を停
止し、所定時間経過後に排気回路への給気を停止するこ
とによりハンドピ−ス内への汚染物質の侵入を防止して
いる。
の給気が給気回路への給気よりも長く続くこととなる。
従って、ハンドピ−スの完全停止時にハンドピ−スのヘ
ッド部の隙間より侵入した汚染物質を給気回路内へ押し
込んでしまう可能性がある。
点に鑑みて開発されたもので、汚染物質の侵入を確実に
防止できるハンドピ−スの内部汚染防止用駆動回路の提
供を目的とする。
らの圧縮空気をエア−タ−ビンに供給する給気管路とそ
の排気を行う排気管路とを有するとともに、該給気管路
および排気管路のそれぞれに給・排気弁を設けて構成
し、ハンドピ−スの使用停止時に前記排気弁を閉じた後
に、給気弁を閉じる様に構成したものである。また、前
記排気弁を閉じた際に供給圧縮空気が減圧もしくはその
流量が絞られる様に構成したものである。さらに、前記
排気弁へ達する迄の排気管路に流量調整弁を設けて構成
したものである。
給・排気管路へ侵入しようとする汚染物質を確実に阻止
する事ができる。
ハンドピ−スの要部断面図、図2は概略構成図である。
図1に示す様に、ハンドピ−ス1には圧縮空気をハウジ
ング2内のロ−タ−3に吹きつける給気管路4が内設さ
れている。吹きつけられた後の圧縮空気は、一部はヘッ
ドキャップ5の中心にある孔やバ−ガイド6の外側の隙
間から直接外部に排気されるが、大部分はハンドピ−ス
1に内設された排気管路7を通過して外部に排気され
る。
ドピ−ス1の給気管路4は三方弁から成る給気弁11に
接続されるとともに、給気管路4上にはタンク12が設
けられている。給気弁11は圧力可変レギュレ−タ−1
3に接続され、圧力可変レギュレ−タ13はフィルタ−
14に接続されており、給気フィルタ−14は圧縮空気
源15に接続されている。
調整弁16を介して排気弁17に接続されており、排気
弁17は排気フィルタ−18に接続されている。コント
ロ−ル回路19は、給気弁11に給気弁コントロ−ル信
号Aを、排気弁17に排気弁コントロ−ル信号Bを、圧
力可変レギュレ−タ−13に供給圧力コントロ−ル信号
Cをそれぞれ送信できる様に構成されている。
源15からの圧縮空気が給気フィルタ−14を通り、圧
力可変レギュレ−タ−13に入る。次に、圧縮空気はハ
ンドピ−ス1への圧縮空気の供給を制御する給気弁11
を通り、タンク12を充満させてハンドピ−ス1へと流
入してゆき、エア−タ−ビンのロ−タ−3を回転させ
る。
部分は、排気管路7を通り、流量調整弁16を経由して
排気弁17に入る。その後、圧縮空気は排気フィルタ−
18を通過して外気中に放出される。
においては、流量調整弁16を絞ることにより排気管路
7の圧力が高圧になる。従って、回転中に排気管路7は
汚染物質を吸引することがなくなる。
排気弁17を閉じると排気管路7の圧力が上昇する。す
ると、給気管路4との差圧が減少し、エア−タ−ビンの
回転数が減少してくるため、エア−タ−ビンのロ−タ−
3とハウジング2との間で形成される吸引ポンプ的作用
をハウジング2の圧力が高くなることにより防止でき
る。さらに、給気弁11および排気弁17が遮断された
後に、タンク12に蓄圧された圧縮空気が放出されるた
め、ハウジング2の圧力はタンク12が空になるまで陽
圧が持続されることになる。
気を減圧もしくは流量を絞ることにより、タ−ビンのヘ
ッド部の隙間から排気される空気の排気速度を減じるこ
とができ、口腔内汚染物質が周囲に飛散することを防止
できる。
と、図4に示した従来技術では吸引ポンプ的作用による
吸引量は約0、26ccであった。しかしながら、本実
施例での吸引量は測定不能という結果を得ることができ
た
本実施例は、前記実施例1における三方弁から成る給気
弁11を廃止し、代わりに二方弁から成る給気弁21に
て構成した点が異なり、他の構成は同一構成部分から成
るものであり、同一構成部分には同一番号を付して構成
および作用の説明を省略する。
ことにより、給気弁の圧力が直ちに下がらず、前記実施
例1よりも吸引作用が起こりにくい。また、安価に製造
することができる。
ピ−スの内部汚染防止用駆動回路によれば、ハンドピ−
スの使用停止時において、排気弁を閉じた後に給気弁を
閉じることにより、エア−タ−ビン部に発生する吸引ポ
ンプ作用を防止できる。従って、汚染物質によるハンド
ピ−スの内部汚染の防止だけではなく、ハンドピ−スに
接続されているジョイント金具や給・排気ホ−スの汚染
の防止ができる。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮空気源からの圧縮空気をエア−タ−
ビンに供給する給気管路とその排気を行う排気管路とを
有するとともに、該給気管路および排気管路のそれぞれ
に給・排気弁を設けて構成したハンドピ−スの内部汚染
防止用駆動回路であって、ハンドピ−スの使用停止時に
排気弁を閉じた後に、給気弁を閉じる様に構成したこと
を特徴とするハンドピ−スの内部汚染防止用駆動回路。 - 【請求項2】 前記排気弁を閉じた際に供給圧縮空気が
減圧もしくはその流量が絞られる様に構成したことを特
徴とする請求項1記載のハンドピ−スの内部汚染防止用
駆動回路。 - 【請求項3】 前記排気弁へ達する迄の排気管路に流量
調整弁を設けて構成したことを特徴とする請求項1記載
のハンドピ−スの内部汚染防止用駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22326292A JP2912092B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ハンドピースの内部汚染防止用駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22326292A JP2912092B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ハンドピースの内部汚染防止用駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647060A JPH0647060A (ja) | 1994-02-22 |
JP2912092B2 true JP2912092B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=16795354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22326292A Expired - Fee Related JP2912092B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | ハンドピースの内部汚染防止用駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2912092B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008237853A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | ハンドピースの内部汚染防止用駆動回路 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101861877B1 (ko) | 2010-09-22 | 2018-05-28 | 가부시끼가이샤 요시다세이사쿠쇼 | 에어 터빈 핸드피스 |
JP7394485B1 (ja) * | 2022-07-14 | 2023-12-08 | 株式会社吉田製作所 | 歯科用ハンドピース |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP22326292A patent/JP2912092B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008237853A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Yoshida Dental Mfg Co Ltd | ハンドピースの内部汚染防止用駆動回路 |
Also Published As
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JPH0647060A (ja) | 1994-02-22 |
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