JPH0647060A - ハンドピースの内部汚染防止用駆動回路 - Google Patents

ハンドピースの内部汚染防止用駆動回路

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JPH0647060A
JPH0647060A JP22326292A JP22326292A JPH0647060A JP H0647060 A JPH0647060 A JP H0647060A JP 22326292 A JP22326292 A JP 22326292A JP 22326292 A JP22326292 A JP 22326292A JP H0647060 A JPH0647060 A JP H0647060A
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valve
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air
handpiece
hand piece
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Yasuhiro Sawada
保弘 沢田
Kazuaki Hara
和章 原
Kenzo Yamamoto
健三 山本
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Yoshida Dental Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エア−タ−ビン部に発生する吸引ポンプ作用
を防止し、汚染物質によるハンドピ−スの内部汚染の防
止だけではなく、ハンドピ−スに接続されているジョイ
ント金具や給・排気ホ−スの汚染を防止する。 【構成】 ハンドピ−ス1の給気管路4は給気弁11に
接続されるとともに、給気管路4上にはタンク12が設
けられている。給気弁11には圧力可変レギュレ−タ−
13,フィルタ−14および圧縮空気源15が順次連設
されている。 一方、ハンドピ−ス1の排気管路7は流
量調整弁16を介して排気弁17に接続されており、排
気弁17は排気フィルタ−18に接続されている。コン
トロ−ル回路19は、給気弁11に給気弁コントロ−ル
信号Aを、排気弁17に排気弁コントロ−ル信号Bを、
圧力可変レギュレ−タ−13に供給圧力コントロ−ル信
号Cをそれぞれ送信できる様に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科用治療装置に装備
されるハンドピ−スの内部汚染防止用駆動回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フットコントロ−ラを踏むことに
よりハンドピ−スの給気管に圧縮空気が供給されてハン
ドピ−スの先端に組み込まれたエア−タ−ビンを駆動
し、フットコントロ−ラから足を離せば停止する様に構
成されたハンドピ−スが広く普及している。
【0003】上記ハンドピ−スの構成は、図4に示す様
に、圧縮空気源71からの圧縮空気はフィルタ−72お
よび圧力可変レギュレ−タ73を経由し、コントロ−ル
回路74が接続された三方弁75に達する。この後、圧
縮空気は給気管路76を経てハンドピ−ス77のエア−
タ−ビン(図示省略)を回転させる。エア−タ−ビンを
回転させた後の圧縮空気は排気管路78から外気中に放
出される。
【0004】しかしながら、エア−タ−ビンの回転速度
は40万rpmと非常に高く、またエア−タ−ビンの軸
受け等も精密ボ−ルベアリングを使用してロスが最小限
となる構成であり、圧縮空気の供給を断ってもエア−タ
−ビンは惰性によって回転してしまい、その回転数を徐
々に減じつつ停止する。この時、圧縮空気の供給が断た
れたエア−タ−ビン部はそれを格納しているケ−ス(ハ
ンドピ−スのヘッド部)との作用で吸引ポンプの作用を
始めてしまい、切削粉や汚染物質等がハンドピ−スのヘ
ッド部や給・排気管路内へ侵入する可能性が高い。一旦
汚染された後の完全消毒は非常に困難である。
【0005】因って、上記欠点を解決する方法として、
例えば特公平3−140151号公報には、ハンドピ−
スの使用停止時において、排気回路へ逆に圧縮空気を送
り、ハンドピ−ス内を高圧に保つことにより汚染物質の
侵入を防止する発明が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記特公平
3−140151号公報記載の発明においては、ハンド
ピ−スの使用停止時に排気回路を圧縮空気源に接続し、
排気回路への給気を開始した後に給気回路への給気を停
止し、所定時間経過後に排気回路への給気を停止するこ
とによりハンドピ−ス内への汚染物質の侵入を防止して
いる。
【0007】しかしながら、上記発明では、排気回路へ
の給気が給気回路への給気よりも長く続くこととなる。
従って、ハンドピ−スの完全停止時にハンドピ−スのヘ
ッド部の隙間より侵入した汚染物質を給気回路内へ押し
込んでしまう可能性がある。
【0008】因って、本発明は前記従来技術における欠
点に鑑みて開発されたもので、汚染物質の侵入を確実に
防止できるハンドピ−スの内部汚染防止用駆動回路の提
供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮空気源か
らの圧縮空気をエア−タ−ビンに供給する給気管路とそ
の排気を行う排気管路とを有するとともに、該給気管路
および排気管路のそれぞれに給・排気弁を設けて構成し
たものである。また、ハンドピ−スの使用停止時に前記
給・排気弁を同時に閉じる、もしくは排気弁を閉じた後
に給気弁を閉じる様に構成したものである。さらに、前
記排気弁を閉じた際に供給圧縮空気が減圧もしくはその
流量が絞られる様に構成したものである。また、前記排
気弁へ達する迄の排気管路に流量調整弁を設けて構成し
たものである。
【0010】
【作用】本発明では、ハンドピ−スのヘッド部の隙間や
給・排気管路へ侵入しようとする汚染物質を確実に阻止
する事ができる。
【0011】
【実施例1】図1および図2は本実施例を示し、図1は
ハンドピ−スの要部断面図、図2は概略構成図である。
図1に示す様に、ハンドピ−ス1には圧縮空気をハウジ
ング2内のロ−タ−3に吹きつける給気管路4が内設さ
れている。吹きつけられた後の圧縮空気は、一部はヘッ
ドキャップ5の中心にある孔やバ−ガイド6の外側の隙
間から直接外部に排気されるが、大部分はハンドピ−ス
1に内設された排気管路7を通過して外部に排気され
る。
【0012】本実施例の装置は、図2に示す様に、ハン
ドピ−ス1の給気管路4は三方弁から成る給気弁11に
接続されるとともに、給気管路4上にはタンク12が設
けられている。給気弁11は圧力可変レギュレ−タ−1
3に接続され、圧力可変レギュレ−タ13はフィルタ−
14に接続されており、給気フィルタ−14は圧縮空気
源15に接続されている。
【0013】一方、ハンドピ−ス1の排気管路7は流量
調整弁16を介して排気弁17に接続されており、排気
弁17は排気フィルタ−18に接続されている。コント
ロ−ル回路19は、給気弁11に給気弁コントロ−ル信
号Aを、排気弁17に排気弁コントロ−ル信号Bを、圧
力可変レギュレ−タ−13に供給圧力コントロ−ル信号
Cをそれぞれ送信できる様に構成されている。
【0014】以上の構成からなる装置は、まず圧縮空気
源15からの圧縮空気が給気フィルタ−14を通り、圧
力可変レギュレ−タ−13に入る。次に、圧縮空気はハ
ンドピ−ス1への圧縮空気の供給を制御する給気弁11
を通り、タンク12を充満させてハンドピ−ス1へと流
入してゆき、エア−タ−ビンのロ−タ−3を回転させ
る。
【0015】ロ−タ−3を回転させた後の圧縮空気の大
部分は、排気管路7を通り、流量調整弁16を経由して
排気弁17に入る。その後、圧縮空気は排気フィルタ−
18を通過して外気中に放出される。
【0016】本実施例によれば、エア−タ−ビン回転中
においては、流量調整弁16を絞ることにより排気管路
7の圧力が高圧になる。従って、回転中に排気管路7は
汚染物質を吸引することがなくなる。
【0017】また、エア−タビンの停止時においては、
排気弁17を閉じると排気管路7の圧力が上昇する。す
ると、給気管路4との差圧が減少し、エア−タ−ビンの
回転数が減少してくるため、エア−タ−ビンのロ−タ−
3とハウジング2との間で形成される吸引ポンプ的作用
をハウジング2の圧力が高くなることにより防止でき
る。さらに、給気弁11および排気弁17が遮断された
後に、タンク12に蓄圧された圧縮空気が放出されるた
め、ハウジング2の圧力はタンク12が空になるまで陽
圧が持続されることになる。
【0018】また、排気管路を遮断した際に供給圧縮空
気を減圧もしくは流量を絞ることにより、タ−ビンのヘ
ッド部の隙間から排気される空気の排気速度を減じるこ
とができ、口腔内汚染物質が周囲に飛散することを防止
できる。
【0019】本実施例における水による擬似実験による
と、図4に示した従来技術では吸引ポンプ的作用による
吸引量は約0、26ccであった。しかしながら、本実
施例での吸引量は測定不能という結果を得ることができ
【0020】
【実施例2】図3は本実施例を示す概略構成図である。
本実施例は、前記実施例1における三方弁から成る給気
弁11を廃止し、代わりに二方弁から成る給気弁21に
て構成した点が異なり、他の構成は同一構成部分から成
るものであり、同一構成部分には同一番号を付して構成
および作用の説明を省略する。
【0021】本実施例によれば、二方弁の給気弁とした
ことにより、給気弁の圧力が直ちに下がらず、前記実施
例1よりも吸引作用が起こりにくい。また、安価に製造
することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係るハンド
ピ−スの内部汚染防止用駆動回路によれば、ハンドピ−
スの使用停止時において、排気弁を閉じた後に給気弁を
閉じることにより、エア−タ−ビン部に発生する吸引ポ
ンプ作用を防止できる。従って、汚染物質によるハンド
ピ−スの内部汚染の防止だけではなく、ハンドピ−スに
接続されているジョイント金具や給・排気ホ−スの汚染
の防止ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すハンドピ−スの要部断面図であ
る。
【図2】実施例1を示す概略構成図である。
【図3】実施例2を示す概略構成図である。
【図4】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ハンドピ−ス 2 ハウジング 3 ロ−タ− 4 給気管路 5 ヘッドキャップ 6 バ−ガイド 7 排気管路 11 給気弁 12 タンク 13 レギュレ−タ− 14 給気フィルタ− 15 圧縮空気源 16 流量調整弁 17 排気弁 18 排気フィルタ− 19 コントロ−ル回路 21 給気弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気源からの圧縮空気をエア−タ−
    ビンに供給する給気管路とその排気を行う排気管路とを
    有するとともに、該給気管路および排気管路のそれぞれ
    に給・排気弁を設けて構成したことを特徴とするハンド
    ピ−スの内部汚染防止用駆動回路。
  2. 【請求項2】 ハンドピ−スの使用停止時に前記給・排
    気弁を同時に閉じる、もしくは排気弁を閉じた後に給気
    弁を閉じる様に構成したことを特徴とする請求項1記載
    のハンドピ−スの内部汚染防止用駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記排気弁を閉じた際に供給圧縮空気が
    減圧もしくはその流量が絞られる様に構成したことを特
    徴とする請求項1および2記載のハンドピ−スの内部汚
    染防止用駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記排気弁へ達する迄の排気管路に流量
    調整弁を設けて構成したことを特徴とする請求項1記載
    のハンドピ−スの内部汚染防止用駆動回路。
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