JPH0457878B2 - - Google Patents

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JPH0457878B2
JPH0457878B2 JP16459184A JP16459184A JPH0457878B2 JP H0457878 B2 JPH0457878 B2 JP H0457878B2 JP 16459184 A JP16459184 A JP 16459184A JP 16459184 A JP16459184 A JP 16459184A JP H0457878 B2 JPH0457878 B2 JP H0457878B2
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JP
Japan
Prior art keywords
gas
housing
intake passage
rotor
pump
Prior art date
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Expired
Application number
JP16459184A
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English (en)
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JPS6143297A (ja
Inventor
Shigeru Kaneto
Masashi Iguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOSAKA SHINKU KIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OOSAKA SHINKU KIKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は該物理研究用粒子加速器、該融合実験
装置、表面分析装置、半導体製造装置としてのイ
オン注入装置、スパツタリング装置等の種々の装
置において高真空を得るために用いられるターボ
分子ポンプのガスパージ装置に関する。
(ロ) 従来の技術 ターボ分子ポンプとして静翼を内周面に形成し
た外部ハウジングと、該外部ハウジング内に設け
た内部ハウジングと、該内部ハウジングに軸支さ
れた外周面に動翼を形成したロータと、前記内部
ハウジング内に設けられ回転軸を介して前記ロー
タを回転させるモータとからなるものが知られて
おり、このターボ分子ポンプの従来のガスパージ
装置として前記内部ハウジングにガス吐出口を設
け、該ガス吐出口から該内部ハウジング内にガス
パージして前記モータ等の駆動装置やその配線等
が有毒ガスにより腐食するのを防止するようにし
ていた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 前記回転軸を軸受を介して前記内部ハウジング
に回転自在に支持させている該軸受等に使用する
油の蒸気は、高分子量で圧縮比が高いためにポン
プが所定の回転数以上で回転しているときにはポ
ンプ内の吸気路に流出することがないが、該ポン
プの起動時又は停止時の低速回転時には油蒸気が
吸気路に流出すること及び停止時吸気路内から有
毒ガスを排出できないことの不都合があつた。
本発明はこのような不都合を解消しポンプの起
動又は停止時においても吸気路に油蒸気を流出さ
せず、且つ停止時ポンプ内全体から有毒ガスを排
出させるガスパージ装置を提供することを目的と
する。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この目的を達成すべく本発明は前記外部ハウジ
ング内の吸気路内に更にガスパージするガス吐出
口を該外部ハウジングに設けたことを特徴とす
る。
(ホ) 作用 外部ハウジング内の吸気路内に更にガスパージ
するガス吐出口を該外部ハウジングに設けたの
で、ポンプの起動又は停止時に該ガス吐出口より
吸気路内にガスパージすれば該吸気路内のガス圧
が高くなつて該吸気路に向つて油蒸気の流出がな
くなり、且つ停止時内部ハウジング内だけでなく
吸気路内からも有毒ガスを排出できる。
(ヘ) 実施例 本発明の1実施例を図面に従つて説明する。
1は筒状の外部ハウジング、2は該外部ハウジ
ング1の下端部に固着した内部ハウジング、3は
ロータを示し、該ロータ3の下方凹部に前記内部
ハウジング2の上半部を嵌入すると共に、該ロー
タ3に回転軸4を連結して前記内部ハウジング2
に軸支し、前記内部ハウジング2内に設置した電
動モータ5により前記回転軸4を介して前記ロー
タ3を回転させるようにした。
6,6は前記回転軸4を前記内部ハウジング2
内に軸支する軸受、5aはモータステータ、5b
はモータロータを示す。
7は前記内部ハウジング2内の下端部に設けた
潤滑油槽を示し、該潤滑油槽7内に下端部が突入
する前記回転軸4は、該下端部開口と上端部両側
の開口とを連通する潤滑油流路8を有している。
9は前記内部ハウジング2上半部の外周面の前
記ロータ3の嵌入部に形成したねじ溝を示し、該
ねじ溝9内の気体が前記ロータ3の回転により下
方に圧送されるようにした。
10は前記外部ハウジング1の内周面に形成し
た静翼、11は前記ロータ3の外周面に形成した
動翼、14は吸気路を示し、該吸気路14は外部
ハウジング1内においてその上端吸気口12から
静翼10動翼11を経て下端排出口13に至り形
成されている。
15は前記内部ハウジング2に形成されるその
内部に開口する第1ガス吐出孔、16は前記外部
ハウジング1に形成され前記吸気路14の吸気口
12に開口する第2ガス吐出孔を示し、これらガ
ス吐出孔15,16はそれぞれ共通のパージガス
供給源17に連通すると共に、前記第1ガス吐出
孔15に連通する管路18の途中には紋り弁A1
9、開閉弁A20及び安全弁21を介在し、前記
第2ガス吐出孔16に連通する管路22の途中に
は紋り弁B23及び開閉弁24を介在した。25
は被吸引体26と前記吸気口12との間を連通す
る管路に介在した主弁、27,28は前記各々の
管路18,22と前記パージガス供給源17とを
連通する共通管路29の途中に介在した元弁及び
減圧弁、30は補助ポンプ、31は該補助ポンプ
30と排気口13間の管路に介在した補助弁を示
す。
次に本実施例の動作について説明する。
分子ポンプの起動時は、先ず主弁25を閉じた
状態において元弁27を開いてから開閉弁B24
を開いて第2ガス吐出口16より不活性ガスをパ
ージして分子ポンプ内の吸気路14内に該不活性
ガスを充満し、更に開閉弁A20を開いて第1ガ
ス吐出口15からも不活性ガスをパージして内部
ハウジング2内も該不活性ガスを充満する。ここ
で第2ガス吐出口16からのガス量を第1ガス吐
出口15からのガス量よりも大にして、吸気路1
4内のガス圧を内部ハウジング2内のガス圧より
も大にしておく。そしてこの状態において補助弁
31を開いて補助ポンプ30を起動すると共に主
弁25を開いて予備吸引を開始し、その後分子ポ
ンプを起動する。この起動により分子ポンプのロ
ータ3の回転が徐々に高速になつていくと共に遠
心力により潤滑油がその流路8を経て軸受6に供
給され始めるのであるが、該ロータ3が末だ低速
回転時において前述の如く吸気路14内のガス圧
が内部ハウジング2内のガス圧よりも大の状態が
保持されているので軸受6の潤滑油の蒸気が内部
ハウジング2の上端面の間隙とねじ溝9を経て吸
気路14内に流出することがない。そしてロータ
3の回転が所定の回転数以上になると、開閉弁B
24を閉じて第2吐出孔16からの不活性ガスの
供給を停止して吸気路14内に残る該不活性ガス
が吸気されてそのガス圧が低下していく。このガ
ス圧の低下によつても分子ポンプのロータが所定
の回転数以上であるので前述の如く潤滑油の蒸気
は吸気路14内に流出することがない。
次に分子ポンプの停止時は先ず主弁25を閉じ
てから分子ポンプの電源を切り、次に開閉弁B2
4を開く。かくて分子ポンプの電源が切られたこ
とによりロータは慣性力により暫く回転を続行す
るがその回転数が徐々に低下して所定の回転数以
下になつてきても、第2吐出孔16から不活性ガ
スが吸気路14に充満してそのガス圧が高くなる
ので、潤滑油の蒸気は該吸気路14内に流出する
ことがない。分子ポンプの回転の停止後補助弁3
1を閉じると共に補助ポンプ30を停止し、その
後開閉弁A20を閉じて内部ハウジング2への不
活性ガスのパージを停止し、次に開閉弁B24を
閉じて吸気路14内への不活性ガスのパージも停
止し、最後に元弁25を閉じる。この操作によ
り、吸気路14内からも有毒ガスを排出して停止
させる事ができる。
ここでこのような動作手順はシーケンス制御又
はマイクロコンピユータによる制御によつて達成
される。
尚、前記実施例では吸気路14の吸気口12に
第2吐出孔16の開口を設けた場合を示したが、
外部ハウジング1の内周面で静翼10の形成個所
に前記第2吐出孔16の開口を設けてもよく、更
に静翼と動翼からなるターボ分子ポンプ部と共に
ねじ溝ポンプ部を有するような複合分子ポンプに
おいては、外部ハウジング1の内周面でこれらタ
ーボ分子ポンプ部とねじ溝ポンプ部の中間位置に
前記第2吐出孔16の開口を形成する等任意であ
る。
(ト) 発明の効果 このように本発明によると外部ハウジング内の
吸気路内に更にガスパージするガス吐出口を該外
部ハウジングに設けたので、ポンプの起動又は停
止時に該ガス吐出口より吸気路内にガスパージす
れば該吸気路内のガス圧が高くなつて該吸気路に
向つて油蒸気の流出がなくなり、かくて油蒸気に
よる悪影響を生じないで各種実験や製造等を行う
ことができ、且つ停止時ポンプ内全体から有毒ガ
スが排出されているのでポンプの耐久性及びメン
テナンス時の安全性が向上する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の1実施例の縦断面図、第
2図はその配管図を示す。 1…外部ハウジング、2…内部ハウジング、3
…ロータ、4…回転軸、5…モータ、10…静
翼、11…動翼、14…吸気路、15,16…ガ
ス吐出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 静翼を内周面に形成した外部ハウジングと、
    該外部ハウジング内に設けた内部ハウジングと、
    該内部ハウジングに軸支され外周面に動翼を形成
    したロータと、前記内部ハウジング内に設けられ
    回転軸を介して前記ロータを回転させるモータ
    と、前記内部ハウジングに設けられ該内部ハウジ
    ング内にガスパージするガス吐出孔とからなるも
    のにおいて、前記外部ハウジング内の吸気路内に
    更にガスパージするガス吐出口を該外部ハウジン
    グに設けたことを特徴とする分子ポンプのガスパ
    ージ装置。
JP16459184A 1984-08-06 1984-08-06 分子ポンプのガスパ−ジ装置 Granted JPS6143297A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16459184A JPS6143297A (ja) 1984-08-06 1984-08-06 分子ポンプのガスパ−ジ装置

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JP16459184A JPS6143297A (ja) 1984-08-06 1984-08-06 分子ポンプのガスパ−ジ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6143297A JPS6143297A (ja) 1986-03-01
JPH0457878B2 true JPH0457878B2 (ja) 1992-09-14

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ID=15796088

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JP16459184A Granted JPS6143297A (ja) 1984-08-06 1984-08-06 分子ポンプのガスパ−ジ装置

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Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4022523A1 (de) * 1990-07-16 1992-01-23 Pfeiffer Vakuumtechnik Einrichtung zum fluten von schnell rotierenden vakuumpumpen
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JPS6143297A (ja) 1986-03-01

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