JPWO2006057345A1 - フォトレジスト塗布液供給装置及びそれを用いたフォトレジスト塗布液供給方法、ならびにそれを用いたフォトレジスト塗布装置 - Google Patents

フォトレジスト塗布液供給装置及びそれを用いたフォトレジスト塗布液供給方法、ならびにそれを用いたフォトレジスト塗布装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2006057345A1
JPWO2006057345A1 JP2006547861A JP2006547861A JPWO2006057345A1 JP WO2006057345 A1 JPWO2006057345 A1 JP WO2006057345A1 JP 2006547861 A JP2006547861 A JP 2006547861A JP 2006547861 A JP2006547861 A JP 2006547861A JP WO2006057345 A1 JPWO2006057345 A1 JP WO2006057345A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoresist coating
coating liquid
buffer container
coating
photoresist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006547861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4255494B2 (ja
Inventor
口 克 人 谷
口 克 人 谷
島 一 弘 小
島 一 弘 小
谷 敦 子 能
谷 敦 子 能
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AZ Electronic Materials Japan Co Ltd
Original Assignee
AZ Electronic Materials Japan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AZ Electronic Materials Japan Co Ltd filed Critical AZ Electronic Materials Japan Co Ltd
Publication of JPWO2006057345A1 publication Critical patent/JPWO2006057345A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4255494B2 publication Critical patent/JP4255494B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/10Storage, supply or control of liquid or other fluent material; Recovery of excess liquid or other fluent material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/16Coating processes; Apparatus therefor
    • G03F7/162Coating on a rotating support, e.g. using a whirler or a spinner
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/0031Degasification of liquids by filtration

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

本発明はパーティクル含有量の少ないフォトレジスト塗布液をフォトレジスト塗布装置に供給するためのフォトレジスト塗布液供給装置および塗布液供給方法、ならびにそれを用いた、欠陥が少なく、経済性に優れた塗布を行うことができるフォトレジスト塗布装置を提供することを目的とする。 この目的はフォトレジスト塗布液のバッファー容器、前記バッファー容器から塗布液の一部を汲み出し、濾過した後に前記バッファー容器に戻す循環濾過装置、および前記バッファー容器または循環装置から塗布装置へ塗布液を送液する配管を具備してなるフォトレジスト塗布液供給装置と、それを用いたフォトレジスト塗布液供給方法、ならびに前記塗布液供給装置をスリット塗布装置と組み合わせたフォトレジスト塗布装置により達成される。

Description

本発明は、フォトリソグラフィー技術を用いた電子部品などの製造工程、例えばLSI、磁気ヘッド等の半導体素子、各種回路基板、フラットパネルディスプレー(FPD)等の製造工程において、フォトレジスト塗布液(以下、簡略して単に「塗布液」ということがある)を各種基板上に塗布する際に使用される塗布装置へ塗布液を供給するための装置およびそれを用いた塗布液の供給方法に関するものである。
LSIなどの半導体集積回路や、FPDの表示面の製造、サーマルヘッドなどの回路基板の製造等を初めとする幅広い分野において、微細素子の形成あるいは微細加工を行うために、従来からフォトリソグラフィー技術が用いられている。フォトリソグラフィー技術においては、レジストパターンを形成するためにポジ型またはネガ型の感光性樹脂組成物であるフォトレジスト塗布液が用いられている。
フォトリソグラフィー技術を用いた一般的な製造工程における従来の塗布液の供給装置は図1に示すとおりである。塗布液は通常、ガラス容器・プラスチック容器・ステンレス容器・ドラムなどの供給容器101に詰められて供給される。この容器を配管102に接続し、供給容器内の塗布液をポンプ103を用いて、あるいは供給容器内に窒素ガス等を吹き込んで加圧することなどにより、バッファー容器104に送液する。一時的にバッファー容器104に送液された塗布液は、必要に応じてフィルター105で濾過して塗布液中のパーティクル等を除去した後、塗布液供給ノズル108を介して、例えば図1に示したスピンコート装置107により基板106上に塗布される。ここで、供給容器101には、例えば特許文献1に記載されているような(内袋を有する)ステンレス容器も用いることができる。このような容器は図2に示されるようなものであり、ステンレス等からなる外側容器201と、プラスチック等からなる内袋202との二重構造になっており、その間にガス導入管203から窒素ガス等を吹き込んで、内袋中に入った塗布液を押し出して塗布装置に供給するものである。
一方近年の電子部品の微細加工化に伴い、半導体素子や液晶表示素子などの電子部品製造分野において、シリコンウェハ等の基板上へ塗布液を供給し塗布するに際し、微小なパーティクル等を除去した塗布液を効率良く、安定的に供給することが要求されるようになってきている。
しかしながら、各種容器から装置バッファー容器まで供給するため、配管やその他溶接部分での異物の取り込みや物理的ストレスによる塗布液の性状変化(パーティクルの発生や増加)が起こり得る。その場合塗布液の供給容器内の状態と装置バッファー容器内の状態を比べた場合、パーティクルは増加する傾向が強い。さらには、供給容器の交換頻度を下げるために供給装置を大容量のものにした場合、あるいは製造工程の安定化の目的等でバッファー容器を大容量のものにした場合、塗布液が各容器に滞留する時間が長くなり、経時によるパーティクル増加が起こることがある。このような原因により発生したパーティクルがフォトリソグラフィー工程で不良を引き起こし、製品の歩留まりの低下を招く原因となっている。
したがって、現在では一般的に塗布液をフィルターで濾過した後に基板上へ供給している。(特許文献2参照)しかしながら、経時的に、また上記のように性状変化を起こした場合には、一度濾過を行っても十分ではなく、電子部品の歩留まりの向上が求められているのが現状である。
なお、従来、半導体素子の製造においては、塗布液を塗布する際にはスピンコート法が一般的に用いられてきた。この方法によれば、塗布液中に含まれるパーティクルの多くがスピンコートの際に塗布液とともに基板外にスピンアウトするため、パーティクルの問題がかなり緩和できた。しかし、昨今求められている高精度の半導体素子においては、従来問題とならなかった微少または微細なパーティクルも問題となり得るため、従来の製品品質に対して改良の要求がある。また、スピンコートによる塗布液の浪費も、コスト的にも問題があったため、スピンコートに変わる塗布方法と、その方法に使用するのに十分な品質の塗布液を供給する装置が望まれている。
特開平6−247449号公報 特開平8−24775号公報(1〜4頁)
上記のような状況に鑑み、本発明は、フォトリソグラフィー技術を用いた半導体デバイス、フラットパネルディスプレー(FPD)、回路基板、磁気ヘッド等の半導体素子の製造工程において、塗布液を供給容器から各種基板上に塗布する際に使用される塗布装置へ塗布液を供給する装置及びそれを用いた塗布液供給方法を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、鋭意研究、検討を行った結果、フォトレジスト塗布液供給容器と塗布装置のバッファー容器間にフォトレジスト塗布液の循環濾過装置を組み込むことにより、塗布液中のパーティクルを低減、除去した状態を常時維持しながら、フォトレジスト塗布液を塗布装置バッファー容器へ供給することのできる装置及びそれを用いたフォトレジスト塗布液供給方法を提供することにより、上記目的が達成できることを見いだし、本発明に至ったものである。
すなわち、本発明によるフォトレジスト塗布液供給装置は、フォトレジスト塗布液のバッファー容器、前記バッファー容器からフォトレジスト塗布液の一部を汲み出し、フィルターにより濾過した後に前記バッファー容器に戻す循環濾過装置、および前記バッファー容器または循環濾過装置からフォトレジスト塗布装置へフォトレジスト塗布液を送液する配管を具備してなることを特徴とするものである。
また、本発明によるフォトレジスト塗布液の供給方法は、フォトレジスト塗布液のバッファー容器、前記バッファー容器内のフォトレジスト塗布液の一部をフィルターにより濾過した後に前記フォトレジスト塗布液の母液に戻す循環濾過装置、および前記バッファー容器または循環濾過装置からフォトレジスト塗布装置へフォトレジスト塗布液を送液する配管を具備してなるフォトレジスト塗布液供給装置を用いて、バッファー容器内に収蔵された塗布液を定常的に循環濾過しながら塗布装置へフォトレジスト塗布液を供給することを特徴とするものである。
さらに、本発明によるフォトレジスト塗布装置は、スリット塗布装置、フォトレジスト塗布液のバッファー容器、前記バッファー容器からフォトレジスト塗布液の一部を汲み出し、フィルターにより濾過した後に前記バッファー容器に戻す循環濾過装置、および前記バッファー容器または循環濾過装置から前記スリット塗布装置へフォトレジスト塗布液を送液する配管を具備してなることを特徴とするものである。
本発明により、パーティクルが低減または除去された塗布液を常時塗布装置に供給することができる。塗布液中のパーティクルが低減または除去された塗布液を用いて半導体素子を製造することによって、半導体素子中の欠陥をも低減させることができ、半導体素子や液晶表示素子などの電子部品製造の歩留まりを向上することができる。
さらに本発明によれば、大量の塗布液を取り扱うことができるために、塗布液供給装置の切り替えの頻度が低くなるため、製造効率も改良される。
さらには、供給される塗布液がパーティクルを多く含んでいたり、供給装置中で長期間保存されていたためにパーティクルが発生している塗布液を用いた場合であっても、本発明による塗布液供給装置を用いることによって、パーティクル量の低減された塗布液によって半導体素子の製造ができるため、供給される塗布液の品質の影響を受けにくく、安定した品質の製品供給も可能となる。さらに、本発明によるフォトレジスト塗布液供給装置から供給される塗布液は、微細なパーティクルの含有量が従来の供給装置に比べて少なく、かつそれが維持されるため、より高精度な半導体素子の製造にも利用できるものである。このため、本発明によるフォトレジスト塗布液供給装置は、微細なパーティクルの寄与を受けやすいためにこれまで利用しにくかった、例えばスリット塗布装置に塗布液を供給するのにも適したものである。
従来の半導体素子の塗布工程を示す概念図。 フォトレジスト塗布液供給容器の一例の断面図。 本発明によるフォトレジスト塗布液供給装置の一態様を示す概念図。 本発明によるフォトレジスト塗布液供給装置の一態様を示す概念図。 本発明によるフォトレジスト塗布液供給装置の一態様を示す概念図。 本発明によるフォトレジスト塗布液供給装置の一態様を示す概念図。
符号の説明
101、301A フォトレジスト塗布液供給容器
103、304、308 ポンプ
104、401 バッファー容器
105、305、309 フィルター
106 基板
107 塗布装置
108 塗布液供給ノズル
301 フォトレジスト塗布液供給容器を兼ねるバッファー容器
601 バルブ
以下、本発明を図面を用いてさらに詳細に説明すると以下の通りである。
本発明による塗布液供給装置の一つの例は図3に示すとおりである。この装置は、塗布液のバッファー容器301、前記バッファー容器から塗布装置へ塗布液を送液する配管302、前記バッファー容器から塗布液の一部を汲み出し、フィルターにより濾過した後に前記バッファー容器に戻す循環濾過装置303を具備してなる。ここでバッファー容器301は塗布液供給容器を兼ねるものである。この例では、配管302にはポンプ304が接続され、そのポンプ304により塗布液がフィルター305を介して塗布装置107に供給される。このとき、バッファー容器を密閉して、内部に窒素ガス等の不活性ガスを導入し、圧力によって塗布液を送液することもできる。この場合にはポンプ304は必要ない。また、ひとつの本発明による塗布液供給装置に対して、複数の塗布装置を組み合わせることもできる。例えば、配管302から塗布液供給ノズル108にわたる塗布液供給のための配管を複数設置したり、ポンプ304の下流や、フィルター305の下流で配管を分岐させて、複数の塗布装置に塗布液を供給することもできる。
また、循環濾過装置303はバッファー容器301から塗布液の一部を汲み出す配管307、配管307に接続されるポンプ308、ポンプ308により汲み出された塗布液を濾過するフィルター309、フィルター309により濾過された塗布液をバッファー容器301に戻す配管310からなる。図3の例では循環濾過装置303はバッファー容器301の外側に配置されているが、同様にしてバッファー容器内の塗布液を濾過できるのであれば、バッファー容器内に、例えば塗布液中に浸漬されていてもよい。このような方法においても、バッファー容器内の塗布液の一部を濾過した後に塗布液の母液に戻すことができるので、塗布液の循環濾過が可能である。
バッファー容器301に収蔵された塗布液は、定常的に運転されている循環濾過装置303により、常時パーティクルが除去され、優れた品質で保持される。その塗布液が塗布装置107に供給されるため、製造される半導体素子も欠陥が少ないものとなる。
従来のフォトレジスト塗布装置では、本発明のような循環濾過装置を備えていなかった。このため、塗布液がバッファー容器中に長期間に渡り貯蔵されたためにパーティクルが発生または増加していた場合、あるいは供給される塗布液そのものがパーティクルを含んでいた場合には、製造される半導体素子に欠陥が発生する割合が比較的高くなる。そのような問題を防ぐために、一般にフィルター105により濾過をしてから塗布を行うが、フィルター交換のためには製造工程を停止させねばならず、効率悪化の原因となっていた。本発明によれば、バッファー容器中の塗布液に含まれるパーティクルの量は常に低いレベルに制御されているため、フィルター305の交換頻度は低くなる。さらに、バッファー容器中のパーティクル量が低いほどパーティクルの増加率は低くなる傾向にあるため、フィルター305の交換頻度は一層少なくなる。また、フィルター309の交換は、塗布装置そのものを停止する必要が無くため、製造効率に対する影響も少ない。また、供給される塗布液はパーティクルの含有量が少ないために、製造される半導体素子はより高精度を要求するニーズにも応えられるものである。
図3は、塗布液の供給容器をそのままバッファー容器301として利用する場合を示すものである。本発明において、供給容器とは、フォトレジスト製造工程に外部から塗布液を供給するための容器を意味する。すなわち、図3に示される装置は、供給容器がバッファー容器を兼ねるものである。
これに対して、塗布液を別の供給容器からバッファー容器に送液して、循環濾過しながら塗布装置に供給することもできる。この方法によれば、バッファー容器が空になることがないため、定常的に製造工程を運転できるうえ、配管中に気泡が入ることも防げるので好ましい。このような塗布液供給装置の例は図4に示すとおりである。
まず、塗布液は、供給容器301Aから配管302とそれに接続されたポンプ304により、バッファー容器401に送液される。バッファー容器401中に収蔵された塗布液は、配管307からポンプ308により汲み出され、フィルター309で濾過された後、配管310によりバッファー容器に戻される。ここで、フィルタ−309で濾過された塗布液の一部がフィルター309の下流(位置V)で分割され、一部が第2のフィルター305でさらに濾過された後に塗布装置107に送液され、基板106上に塗布される。この例では、循環濾過装置の配管がフィルターの下流で分岐されており、バッファー容器から塗布装置へ塗布液を送液する配管と、循環濾過装置の一部とが兼用となっているともいえる。このような塗布液供給装置においては、任意の位置にバルブや三方弁等を設けることができる。例えば位置Vにバルブや三方弁を設けて、塗布装置に送液する塗布液の流量を調整することができる。この例では、循環濾過装置におけるフィルター309と塗布装置が相対的に近いので、配管中からの異物の混入が少ないので好ましい。また、配管中から混入した異物を除去するためにフィルター305を設けることができるが、フィルター309を塗布装置の直前に配置することによって省略することもできる。
図示されていないが、塗布装置の直前、あるいはバッファー容器中において、パーティクルの含有量を定常的に測定しながら供給装置の状態を管理することもできる。このような管理手段を組み合わせることで、循環濾過装置の濾過速度を制御したり、フィルター類の交換の時期を決定することもできる。
このような装置によれば、循環濾過装置中から塗布液が無くなることがないため、供給容器301Aの交換に伴って塗布液供給装置を停止させる必要が無いので連続かつ安定に半導体素子の製造を行うことができるとともに、配管中に気泡等が入ることに起因する製造欠陥も生じにくいので好ましい。
また、塗布装置に送液される塗布液の流量の制御をより簡便かつ正確に行うために、塗布装置の上流に第2のバッファー容器を設けることもできる。そのような塗布液供給装置の例を図5に示す。
図5の装置では、循環濾過装置により濾過された塗布液の一部が第2のバッファー容器501に蓄積される。第2のバッファー容器501は、塗布を行う直前に一時的に塗布液を収蔵するためのものであり、一般にバッファー容器401よりも容量の小さいものを用いる。塗布液はこの第2のバッファー容器501から、フィルター305を経て塗布装置に送液される。このとき、分岐Vの塗布装置側下流にバルブ601を設け、第二のバッファー容器501に液量センサー(図示せず)を設けることができる。このような場合、その液量センサーから発信される信号によりバルブ601を制御し、バッファー容器501の液量を制御するシステムを組み込むこともできる。
図6の装置では、塗布液を塗布装置に供給するための分岐点を複数有するものの一例である。この例では、塗布装置に塗布液を供給するための分岐Vが複数設けられており、複数の塗布装置にそれぞれ塗布液を供給することができる。さらには、それぞれの塗布装置に前記したバッファー容器501に液量を制御するシステムを組み込み、各塗布装置を独立に制御および稼働させることもできる。また、各分岐Vの間にさらなるフィルターやポンプを設けることもできる。このような構成によれば、少ない数の塗布液供給装置により多数の塗布装置を運転することが可能となり、設備コストを削減することができる。さらには、多数の塗布装置により塗布液を使用するために単位時間あたりの塗布液使用量が増加するので、供給装置またはバッファー容器に塗布液が滞留する時間が短縮され、塗布液供給装置中の塗布液の性状変化を抑制することが可能となる。このため、製造される半導体素子等の品質も安定する。なお、図6では第二のバッファー容器を有する場合を図示しているが、第二のバッファー容器を有さないものであってもよい。
図4〜6の装置においては、供給容器301A、配管302、およびポンプ304に代えて、図2に示されるような供給容器を用いることもできる。この場合には、容器の外側容器と内袋の間にガスを送り込むことによって収蔵されている塗布液が送液されるので、ポンプは必要なく、外気と接触することがないので容器内の塗布液が劣化しにくい。さらに、バッファー容器401および501においても、容器内が塗布液で満たされておらず、空間がある場合には、その空間に窒素ガスなどの不活性ガスを導入することで塗布液特性の安定化を図ることもできる。さらに、バッファー容器401および501に液量センサーを設け、液量が少なくなった場合にはそのセンサーから信号を発信してポンプやバルブを制御して塗布液を補充したり、空運転防止のためにポンプや塗布装置を停止させることもできる。
本発明の塗布液供給装置を構成する各容器、配管、ポンプ、フィルターなどは、従来用いられている任意のものを用いることができる。
塗布液供給容器301Aは従来から使用されているガラス容器・プラスチック容器・(内袋を有する)ステンレス容器・ドラム・ローリー等を使用することができ、材質や容器の大きさは、必要供給量などに応じ選ぶことができる。
塗布液供給容器からバッファー容器への送液は、不活性ガス等の気体によって塗布液供給容器の内部を加圧して圧送する、ポンプを用いて送液する、または供給容器を横転させ、塗布液の自重を利用してバッファー容器の開口部から流入させる等、任意の方法を用いることができる。またバッファー容器から塗布装置への送液には、ガスやポンプを用いることができる。送液にポンプを用いる場合には、例えばロータリーポンプを用いることが好ましい。このようなポンプを用いることにより、塗布液に不要なストレスをかけることがなくなり、パーティクルの増加を抑制することができる。
本発明に用いられるバッファー容器は、材質としては例えばポリエチレンやステンレスを挙げる事ができ、必要に応じ内側はテフロン(登録商標)などのポリマーでシートライニングやコーティングされていてもよい。また、必要に応じ容器自体に温度制御装置を付帯していても良い。また、バッファー容器の容量は、任意に設定可能であるが、一般に1〜1000リットルである。また、これに応じて、塗布装置に送液される塗布液の流量や循環濾過装置により濾過される塗布液の流量も変化する。一般に塗布装置に送液される塗布液の流量は10〜200cc/分であり、循環濾過装置により濾過される塗布液の流量は500〜3000cc/分、好ましくは1000〜2000cc/分、である。
本発明の塗布液供給装置の配管は、ステンレス製であることが好ましく、管内側は必要に応じテフロン(登録商標)などのポリマーでライニングされていてもよい。またさらに配管中の塗布液の温度制御をするための手段を具備していても良い。
本発明の塗布液供給装置に用いることができるフィルターは、電子工業用途で一般的に用いられる濾過フィルターでよい。これらのうち、フィルター膜の材質がテフロン(登録商標)、ポリエチレン、またはナイロンであるものが好ましい。また、本発明に用いられるフィルターは、0.5μm以上、好ましくは0.2μm以上のパーティクルを十分に除去できるものであることが好ましい。
また、本発明による塗布液供給装置には、任意の場所に漏液センサーや熱感能センサーを設けることができる。これらのセンサーにより、漏液や温度異常などの不測の事態が起きた場合には、その予報または警報を発令し、ポンプやバルブなどの稼働を制御し、制御盤に発報することも可能となる。
さらに、本発明による塗布液供給装置に配置されたバルブやポンプは、それに接続されるフォトレジスト塗布装置に設けられたセンサー、例えば第二のバッファー容器501に設けられた液量センサー、からの信号により直接制御したり、塗布液供給装置またはフォトレジスト塗布装置を制御するための制御装置からの信号により制御することができる。特に各センサーからの信号を制御盤を具備した制御装置に集約することで、各装置の稼働状態を監視することができる。特に制御盤にタッチパネル等を使用することができ、そのような制御盤によれば、情報の把握が容易になり、かつ利便性が増す。さらに、制御盤にPHSなどのシステムを組み込むことで遠隔操作も可能となる。
本発明による塗布液供給装置から供給される塗布液はパーティクルの含有量が極めて少なく、例えば粒子径が0.5μm以下のパーティクルの含有量が常に50個/ml以下である。このようなパーティクル含有量が少ない塗布液を供給することができる本発明の塗布液供給装置は、塗布装置としてスリット塗布装置と組み合わせることにより、優れた生産性を達成することができる。すなわち、従来一般的に行われてきたスピン塗布装置は、パーティクルを含んでいる塗布液を用いた場合であっても回転時にスピンアウトする塗布液とともにパーティクルが除去されるために塗布時の欠陥が少ないという利点があった。ところが、それと同時に塗布装置に供給される塗布液のごくわずかが基板上に塗布されるだけであり、一般に90体積%以上の塗布液が無駄になっていた。塗布時にスピンアウトした塗布液は、相対的にパーティクル含有量が多く、また異物も混入し易いのでそのまま再生ができない。このため、スピン塗布は塗布液の損失が多く、経済的に不利であった。一方、スリット塗布装置による塗布液の損失量はダミーディスペンス等を除けば一般にゼロであるが比較的塗布液中のパーティクルの影響を受けやすいという問題があった。本発明による塗布装置は、前記した塗布液供給装置とスリット塗布装置とを組み合わせたものであり、パーティクルの少ない塗布液を用いるために塗布時の欠陥が少なく、経済的損失も少ないので、製品品質とコストとを両立できる、すぐれた塗布装置である。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明の態様はこれらの実施例に限定されるものではない。
図5の装置を用いて、塗布液中のパーティクル含有量の変化を調べた。塗布液供給装置には、以下のものを用いた。
バッファー容器容量:300リットル
循環濾過装置の流量:1000cc/分
循環濾過装置のポンプ :サンマシナリー株式会社製ロータリーポンプ
循環濾過装置のフィルター:日本マイクロリス株式会社製マイクロガードUPE型(除粒子系0.1μm)
塗布液にはAZエレクトロニックマテリアルズ社製AZ TFP−650F5を用い、塗布装置に供給されるパーティクル(0.2μm以上)の含有量をリオン株式会社製KL−20Aパーティクルカウンターを用いて測定した。パーティクル含有量の変化は以下の通りであった。なお、パーティクル含有量は、循環直前のパーティクル数を100とした場合の相対値とした。
Figure 2006057345
なお、循環前の塗布液を図5のバッファー容器中で循環濾過せずに滞留させた場合、72時間後のパーティクル含有量は100(相対値)であった。
この結果より、本発明のフォトレジスト塗布液供給装置によれば、供給される塗布液がパーティクルを含んでいる場合であってもパーティクルが除去され、さらに長期間に渡って、パーティクルが少ないままに維持されることがわかる。さらにこの供給装置から供給される塗布液を用いて基板に塗布を行った場合には、塗布時の欠陥が少ない半導体素子が得られることが分かる。

Claims (8)

  1. フォトレジスト塗布液のバッファー容器、前記バッファー容器からフォトレジスト塗布液の一部を汲み出し、フィルターにより濾過した後に前記バッファー容器に戻す循環濾過装置、および前記バッファー容器または循環装置からフォトレジスト塗布装置へフォトレジスト塗布液を送液する配管を具備してなることを特徴とする、フォトレジスト塗布液供給装置。
  2. 前記バッファー容器からフォトレジスト塗布装置へフォトレジスト塗布液を送液する配管が、前記循環濾過装置の前記フィルターの下流で分岐しているものである、請求項1に記載のフォトレジスト塗布液供給装置。
  3. 前記バッファー容器または循環装置からフォトレジスト塗布装置へフォトレジスト塗布液を送液する配管が、前記塗布装置の上流に設けられた第2のバッファー容器に接続されている、請求項1または2に記載のフォトレジスト塗布液供給装置。
  4. 前記バッファー容器または循環装置からフォトレジスト塗布装置へフォトレジスト塗布液を送液する配管を複数具備してなる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフォトレジスト塗布液供給装置。
  5. フォトレジスト塗布装置へフォトレジスト塗布液を送液する配管が、前記濾過装置の前記フィルターの下流で分岐したものである、請求項4に記載のフォトレジスト塗布液供給装置。
  6. 前記第2のバッファー容器の上流に設けられたバルブと、前記第2のバッファー容器に設けられた液量センサーと、前記液量センサーから発信される信号にょって前記バルブを制御し、第2のバッファー容器内のフォトレジスト塗布液の容量を調整するための制御システムをさらに具備してなる、請求項3〜5のいずれか1項に記載のフォトレジスト塗布液供給装置。
  7. フォトレジスト塗布液のバッファー容器、前記バッファー容器内のフォトレジスト塗布液の一部をフィルターにより濾過した後に前記フォトレジスト塗布液の母液に戻す循環濾過装置、および前記バッファー容器または循環濾過装置からフォトレジスト塗布装置へフォトレジスト塗布液を送液する配管を具備してなるフォトレジスト塗布液供給装置を用いて、バッファー容器内に収蔵された塗布液を定常的に循環濾過しながら塗布装置へフォトレジスト塗布液を供給することを特徴とする、フォトレジスト塗布液の供給方法。
  8. スリット塗布装置、フォトレジスト塗布液のバッファー容器、前記バッファー容器からフォトレジスト塗布液の一部を汲み出し、フィルターにより濾過した後に前記バッファー容器に戻す循環濾過装置、および前記バッファー容器または循環濾過装置から前記スリット塗布装置へフォトレジスト塗布液を送液する配管を具備してなることを特徴とする、フォトレジスト塗布装置。
JP2006547861A 2004-11-25 2005-11-25 フォトレジスト塗布液供給装置及びそれを用いたフォトレジスト塗布液供給方法、ならびにそれを用いたフォトレジスト塗布装置 Expired - Fee Related JP4255494B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004340811 2004-11-25
JP2004340811 2004-11-25
PCT/JP2005/021699 WO2006057345A1 (ja) 2004-11-25 2005-11-25 フォトレジスト塗布液供給装置及びそれを用いたフォトレジスト塗布液供給方法、ならびにそれを用いたフォトレジスト塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006057345A1 true JPWO2006057345A1 (ja) 2008-06-05
JP4255494B2 JP4255494B2 (ja) 2009-04-15

Family

ID=36498078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006547861A Expired - Fee Related JP4255494B2 (ja) 2004-11-25 2005-11-25 フォトレジスト塗布液供給装置及びそれを用いたフォトレジスト塗布液供給方法、ならびにそれを用いたフォトレジスト塗布装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7867559B2 (ja)
EP (1) EP1830393B1 (ja)
JP (1) JP4255494B2 (ja)
KR (1) KR20070086631A (ja)
CN (1) CN100477084C (ja)
TW (1) TWI362059B (ja)
WO (1) WO2006057345A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020129671A (ja) * 2015-04-03 2020-08-27 キヤノン株式会社 インプリント材吐出装置

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1946849B1 (en) * 2005-11-10 2014-03-05 Ulvac, Inc. Applicator and method of moving dispersion liquid
JP5018255B2 (ja) * 2007-06-07 2012-09-05 東京エレクトロン株式会社 薬液供給システム及び薬液供給方法並びに記憶媒体
JP5365139B2 (ja) * 2008-10-30 2013-12-11 Jsr株式会社 樹脂組成物溶液の製造方法、及び製造装置
JP5038378B2 (ja) * 2009-11-11 2012-10-03 株式会社コガネイ 薬液供給装置および薬液供給方法
JP5524154B2 (ja) * 2011-09-09 2014-06-18 東京エレクトロン株式会社 液処理装置及び液処理方法
CN102854760A (zh) * 2012-09-27 2013-01-02 上海宏力半导体制造有限公司 用于晶圆加工的喷嘴装置以及半导体制造设备
JP5453561B1 (ja) * 2012-12-20 2014-03-26 東京エレクトロン株式会社 液処理装置、液処理方法及び液処理用記憶媒体
US20140263053A1 (en) * 2013-03-12 2014-09-18 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Filter System and Method
JP2014216471A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 大日本印刷株式会社 インプリント装置及びインプリント方法
JP6020405B2 (ja) * 2013-10-02 2016-11-02 東京エレクトロン株式会社 処理液供給装置及び処理液供給方法
JP6020416B2 (ja) * 2013-11-01 2016-11-02 東京エレクトロン株式会社 処理液供給装置及び処理液供給方法
US9360758B2 (en) 2013-12-06 2016-06-07 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Semiconductor device process filter and method
CN103645606B (zh) * 2013-12-09 2016-08-17 京东方科技集团股份有限公司 光刻胶供给装置
US10074547B2 (en) * 2013-12-19 2018-09-11 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Photoresist nozzle device and photoresist supply system
CN103645607B (zh) * 2013-12-19 2016-09-07 合肥京东方光电科技有限公司 涂胶系统
WO2015175790A1 (en) * 2014-05-15 2015-11-19 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for increased recirculation and filtration in a photoresist dispense system
JP6420604B2 (ja) * 2014-09-22 2018-11-07 株式会社Screenホールディングス 塗布装置
CN104549875B (zh) * 2015-01-28 2017-05-24 东莞市颖盛纤维制品有限公司 一种涂布机的涂布装置
CN104524835B (zh) * 2015-01-28 2016-06-22 中山市金田机电有限公司 一种涂布机的过滤机构
US20160288378A1 (en) * 2015-04-03 2016-10-06 Canon Kabushiki Kaisha Imprint material discharging device
CN104826771B (zh) * 2015-05-04 2018-08-10 上海华力微电子有限公司 减少聚合物产生的光刻化学品喷涂系统及控制方法
US10558117B2 (en) 2015-05-20 2020-02-11 Canon Kabushiki Kaisha Imprint apparatus and article manufacturing method
CN106423755B (zh) * 2016-11-22 2019-06-25 京东方科技集团股份有限公司 涂布设备、利用其回收涂布液的方法及其清洁方法
CN106890768A (zh) * 2017-04-24 2017-06-27 桂林紫竹乳胶制品有限公司 一种避孕套润滑剂滴加装置
JP2019124279A (ja) * 2018-01-16 2019-07-25 株式会社東芝 切替弁および塗布装置
US11835861B2 (en) * 2018-11-30 2023-12-05 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Resist pump buffer tank and method of resist defect reduction
CN109569081B (zh) 2018-12-04 2021-02-26 惠科股份有限公司 过滤装置和光阻涂布系统
PL3885052T3 (pl) * 2020-03-24 2023-03-27 Akzenta Paneele + Profile Gmbh Powlekanie krawędzi panelu środkiem powlekającym

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01278727A (ja) 1988-04-30 1989-11-09 Matsushita Electron Corp レジスト塗布装置
GB2256628B (en) 1991-06-12 1994-12-07 Guinness Brewing Worldwide A beverage package and a method of forming such a package
JPH06267837A (ja) 1993-03-16 1994-09-22 Oki Electric Ind Co Ltd 処理液塗布装置及びその方法
JP3632992B2 (ja) 1994-07-15 2005-03-30 東京応化工業株式会社 ホトレジスト溶液供給方法
JPH08108125A (ja) * 1994-10-13 1996-04-30 Sony Disc Technol:Kk 液供給装置
JP3245813B2 (ja) * 1996-11-27 2002-01-15 東京エレクトロン株式会社 塗布膜形成装置
JP2001230191A (ja) * 2000-02-18 2001-08-24 Tokyo Electron Ltd 処理液供給方法及び処理液供給装置
JP4004216B2 (ja) 2000-09-04 2007-11-07 東京応化工業株式会社 塗布装置
JP2004327747A (ja) 2003-04-25 2004-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薬液塗布装置
US20050048208A1 (en) * 2003-09-02 2005-03-03 Yao-Hwan Kao Resist supply apparatus with resist recycling function, coating system having the same and method of resist recycling

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020129671A (ja) * 2015-04-03 2020-08-27 キヤノン株式会社 インプリント材吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1830393A4 (en) 2010-04-14
CN101061569A (zh) 2007-10-24
EP1830393B1 (en) 2013-07-03
KR20070086631A (ko) 2007-08-27
WO2006057345A1 (ja) 2006-06-01
TWI362059B (en) 2012-04-11
EP1830393A1 (en) 2007-09-05
US20080087615A1 (en) 2008-04-17
CN100477084C (zh) 2009-04-08
JP4255494B2 (ja) 2009-04-15
TW200625406A (en) 2006-07-16
US7867559B2 (en) 2011-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4255494B2 (ja) フォトレジスト塗布液供給装置及びそれを用いたフォトレジスト塗布液供給方法、ならびにそれを用いたフォトレジスト塗布装置
CN106042642B (zh) 液体排出设备、压印设备和组件制造方法
JP4970635B2 (ja) 基板の機械研磨のための研磨懸濁液を送り出す装置
KR101343275B1 (ko) 공정 유체 재순환을 위한 방법 및 장치
US6281145B1 (en) Apparatus and method for applying process solution
US20090038645A1 (en) Cleaning apparatus, cleaning tank, cleaning method and computer-readable storage medium
CN105845602A (zh) 基板液体处理装置和基板液体处理方法
JP3721016B2 (ja) レジスト処理装置
CN102755970A (zh) 一种在线spm生成系统及其控制方法
KR20020070782A (ko) 현상액 제조 장치 및 현상액 제조 방법
CN213122595U (zh) 一种涂胶显影机化学液供料系统
KR100520253B1 (ko) 정제 현상액 제조 장치 및 정제 현상액 제조 방법
US10663865B2 (en) Photoresist recycling apparatus
JP2004327747A (ja) 薬液塗布装置
JP4923882B2 (ja) フォトレジスト供給装置およびフォトレジスト供給方法
US11969677B2 (en) Method of using liquid supply system with improved bubble venting capacity
JP3813118B2 (ja) レジスト処理方法
KR100723586B1 (ko) 약액 공급 장치
CN107367870A (zh) 配向膜印刷装置及其印刷方法
JP7309297B2 (ja) 給液装置、塗布装置、エージング装置、給液方法、およびエージング方法
JP2009276487A (ja) レジスト樹脂含有溶液の製造方法、レジスト樹脂含有溶液、及びろ過装置
JP2007222801A (ja) 塗布液供給装置および塗布液供給方法
JPH1119570A (ja) 液供給機構
JPH1033920A (ja) 基板処理装置のフィルタ
JPH0217968A (ja) 塗布装置およびこれを用いた塗布方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4255494

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees