JPWO2005119131A1 - クリーンルームユニット - Google Patents
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Abstract
Description
そこで、クリーンルームにクリーンベンチを別途設置し、そのクリーンベンチ内で抗ガン剤の調剤作業を行う必要性が高くなる。
ところで、通常、クリーンルームに隣接して前室が別途設けられている。この前室にはエアシャワー装置や無菌手洗装置が設けられ、作業者は前室で除塵や殺菌を行ってからクリーンルームに入室する。
(A)クリーンルームに建物の部屋自体を適用するため、クリーンルームが必要以上に広くなり、このクリーンルーム内の空気を高い清浄度に保つためには、空気清浄装置が大型化する。また、クリーンルーム内の空気を換気するのにも時間がかかり、ランニングコストが高くなる。
(B)更に、クリーンルームにクリーンベンチを別途設置し、更に、クリーンルームに入室する為の準備を行う前室を別途設け、その前室にエアシャワー装置を設けた場合、設備コストが非常に高価になる。
(C)総合病院では、調剤作業を含む一連の医療業務を効率よく行うために、各診療科毎、更に入院設備がある場合には、各病棟毎、各病棟のフロアー毎に、調剤作業が可能なクリーンルームを設けたいという要請がある。しかし、スペース的、コスト的に、実現不可能な場合が多い。
前室にエアシャワー装置と無菌手洗装置が設けられ、前室に陽圧室が隣接し、陽圧室に陰圧室が隣接し、陰圧室に安全キャビネットが設置されている。空気循環システムにより、陽圧室、陰圧室、安全キャビネット内の空気が圧力調整される。前室に設けたエアシャワー装置は、空気循環システムとは別の装置である。
(a)陽圧室とは別に陰圧室を設け、これら陽圧室と陰圧室とは別にエアシャワーを行う前室を設けたので、クリーンルームを小型化するのには限界があり、空気循環システムも大型化する虞がある。
(b)更に、空気循環システムと別に、前室にエアシャワー装置が必要となるため、クリーンルームの製作コストが非常に高価になる。
(c)作業者は、前室、陽圧室、陰圧室の各室間を移動する必要があるため作業負荷が増える。
空気調整制御手段により空気調整システムが制御され、空気調整システムがエアシャワーモードに切り換えられると、作業ルームにエアシャワーが発生する。作業ルームに入室した作業者はこのエアシャワーを浴びて除塵を行うことができる。作業者はこの除塵を行ってから調剤作業を行うことになる。
作業モードにおいて、作業ルームを陽圧にすると、作業ルーム内に外部の空気が入り込まないようになる。また、作業モードにおいて、作業ルームを陰圧にすると、作業ルーム内の空気が外部へ漏れないようになるため、抗ガン剤(劇薬)の調剤作業に適した状態となる。
前記作業ルーム、クリーンルームユニット、空気調整システム、空気調整制御手段を設けたことにより、作業者は、作業ルームに入室後、作業ルームでエアシャワーを浴び、次に、その作業ルームでクリーンベンチユニットを用いて調剤作業を行うことができ、その調剤作業を行う為に適した環境を作ることができる。従来のようにエアシャワー装置を有する前室を別途設ける必要がなく、また、空気調整システムでエアシャワーを発生させることができるので、エアシャワー装置を別途設ける必要がなくなる。更に、空気調整システムを小型化するこがで、その結果、クリーンルームユニットの小型化、低コスト化を実現することが可能になる。
そして、実質的には、このクリーンルームユニットを設置する部屋をクリーンルームとする必要がないので、設備コストを大幅に削減することができる。但し、クリーンルームユニットをクリーンルーム内に設置してもよい。この場合、調剤作業を行うためにより望ましい環境を作ることができる。
前記クリーンベンチユニットは、前記作業用開口を開閉する開閉シャッタと、この開閉シャッタの開閉を検出するシャッタ開閉検出手段とを有し、前記空気調整制御手段は、シャッタ開閉検出手段により開閉シャッタが開いていることが検出された場合に、前記シャワーモードへの切り換えを禁止する(請求項2)。
開閉シャッタが開いた状態のまま、作業ルームにエアシャワーを発生させると、そのエアシャワーにより除塵された塵埃等を含む空気が、作業用開口からクリーンベンチユニット内に入り込み望ましくないが、こうした事態が起こるのを確実に回避することができる。
作業テーブル上に敷かれたマットにより、作業テーブルが衛生的になり、調剤作業でこぼれ落ちた薬剤等がマットで受け止められる。調剤作業を行うと作業テーブル上に敷かれたマットは汚れるが、自動マット交換装置により、そのマットが自動的に交換される。つまり、作業者が行っていたマットの交換作業を自動化できるため、作業負荷を著しく低減することが可能になる。
マット供給部にロール状に巻かれたマットを装着して、マット巻取手段により作業テーブル上に敷かれるマットを確実に交換することができる。また、使用済みのマットもロール状に巻かれた状態となるため、その使用済みのマットの処分も簡単に行うことができる。
作業者はマット供給部に装着されたマットの残量を確実に知ることができる。従って、マット供給部に装着されたマットがなくなった場合に、準備よく新しいマットをマット供給部に装着することができる。
ディスプレイは、作業ルーム又はクリーンベンチユニット内に装備される。作業者は、このディスプレイに表示された調剤に供する薬品の薬品情報を見てチェックすることができる。また、情報処理コンピュータにより、患者情報、薬歴情報、処方情報、抗ガン剤の調剤の場合はプロトコール情報、調整手順情報、監査情報等々を表示させることができ、作業者の調剤作業を支援することができる。
作業ルームの作業者用の出入口を開閉することなく、作業ルームの空気の清浄度を極力保って、薬品出入部により作業ルームに薬品を出し入れすることができる。ICチップリーダにより、薬品出入部から作業ルームに入れる薬品又は薬品トレイに付設されたICチップから薬品情報を読み取り、その薬品情報をディスプレイに確実に表示させることができる。
作業ルームに入れる薬品トレイが薬品出入部に載置されると、薬品出入部に装備されたICチップリーダにより薬品トレイに取り付けられたICチップから薬品情報が自動的に読み取られるため、作業負荷を軽減することができる。
陰圧作業モードに切り換えると、作業ルーム及びクリーンベンチユニット内が陰圧になって、作業ルームの空気が室外に漏れなくなる。従って、抗ガン剤の調剤作業に適した状態となり、抗ガン剤の成分を含む空気が外部へ漏れることを確実に防止することができる。尚、作業ルームよりもクリーンベンチユニット内の圧力を低圧にすることが望ましく、この場合、クリーンベンチユニット内の空気が作業ルームへ漏れないようになるため、作業者にとっても適した環境となる。
陽圧作業モードに切り換えると、作業ルームが陽圧に、クリーンベンチユニット内が常圧になって、作業ルーム内に室外の空気が入り込まなくなり、また、クリーンベンチユニット内の空気が作業ルームへ漏れないようになる。従って、クリーンベンチユニット内の空気の清浄度が維持され、作業ルームの空気の清浄度も維持され、通常の薬剤の調剤作業に適した状態となる。
作業者が作業ルームに入室する前や抗ガン剤の調剤作業後等に、換気モードに切り換えて、作業ルームとクリーンベンチユニット内を強制的に換気できる。
空気調整システムに、上記の複数の通路、複数のファン、複数のダンパを設けたことにより、空気調整システムを、エアシャワーモード、作業モード(陽圧作業モード、陰圧作業モード)、更には、換気モードに切り換えることができる。
前記複数のファンの作動音や、通路を流れる空気の音を消音することができ、静粛性を高めることができる。
複数のエアノズルを、エアシャワーモード時のエア噴出口と作業モード時のエア噴出口として共通化できるため、構造を簡単化することができる。
[図2]クリーンルームユニットの平面図である。
[図3]図1のIII−III線断面図である。
[図4]図1のIV−IV線断面図である。
[図5]図1のV−V線断面図である。
[図6]自動的マット交換装置を含むクリーンベンチユニットの要部の斜視図である。
[図7]クリーンルームユニットの制御系のブロック図である。
[図8]クリーンルームユニットの運転モード毎の各ファン及びダンパの動作を示す図表である。
[図9]エアシャワーモードにおけるクリーンルームユニットの説明図である。
[図10]換気モードにおけるクリーンルームユニットの説明図である。
[図11]陽圧作業モードにおけるクリーンルームユニットの説明図である。
[図12]陰圧作業モードにおけるクリーンルームユニットの説明図である。
クリーンルームユニット1は、建物の内部に独立に設置されるものである。このクリーンルームユニット1は、図1〜図5に示すように、外部から隔離される作業ルーム2と、作業用開口22を有しその作業用開口22が作業ルーム2に臨むように設けられたクリーンベンチユニット3と、作業ルーム2とクリーンベンチユニット3内の空気の清浄化と圧力調整を行うことが可能で、作業ルーム2にエアシャワーを発生可能な空気調整システム4と、空気調整システム4を制御する制御ユニット5(空気調整制御手段に相当する)であって、空気調整システム4を、作業ルーム2にエアシャワーを発生させるエアシャワーモード(図9参照)と、作業ルーム2及びクリーンベンチユニット3内を強制的に換気する換気モード(図10参照)と、作業ルーム2を陽圧にして調剤作業を可能にする陽圧作業モード(図11参照)と、作業ルーム2を陰圧にして調剤作業を可能にする陰圧作業モード(図12参照)とに択一的に切り換え可能な制御ユニット5(図7参照)を備えている。
マット巻取機構32は、作業テーブル20に支持された左右方向向きの巻取軸36と、巻取軸36を回転させるマット巻取モータ37(図7参照)を有し、巻取軸36又は巻取軸36に装着された巻取用芯管に使用済みのマットMがロール状に巻き取られる。
また、マット残量検出センサ33、マット残量報知ランプ34を設けたので、作業者はマット供給部31に装着されたマットMの残量を確実に知ることができる。従って、マット供給部31に装着されたマットMがなくなった場合に、準備よく新しいマットMをマット供給部31に装着することができる。
ディスプレイ84は薄型の液晶又はプラズマディスプレイからなり、クリーンベンチユニット3の作業スペース21の見易い位置に設置されている。尚、作業ルーム2の見易い位置にディスプレイ84を設置してもよい。
この作業ルーム循環通路41には、天井13の上側に、上流側から順に、消音器47、吸気・循環ファン45、消音器48、HEPAフィルタ50が設けられている。この消音器47、吸気・循環ファン45、消音器48、HEPAフィルタ50を設けた通路部分が吸気通路40と共有する。また、作業ルーム循環通路41のうち、HEPAフィルタ50と複数のエアノズル14との間の通路部分が通路58により排気通路44に接続されている。
噴出切換通路42は、作業ルーム循環通路41のうち、HEPAフィルタ50の下流側から分岐して噴出口15へ至る通路である。
CB循環通路43は、クリーンベンチユニット3の内部において、空気を、作業スペース21→作業テーブル20の下側→作業スペース21の左側に位置する仕切板3bの左側→作業スペース21の上板24の上側→作業スペース21・・・のように循環させる通路である。
この空気調整システム4には、複数の消音器47,48,54,55を設けたので、ファン45,53,62の作動音や、通路を流れる空気の音を消音することができ、静粛性を高めることができる。
第1、第2パスボックス70a,70bには、夫々、外側から操作して開閉可能な外側扉71,72と、作業ルーム2から操作して開閉可能な内側扉73,74が設けられている。
このICチップには、少なくとも、薬品トレイに収容された薬品の薬品情報が記録され、その情報は、例えば、薬品トレイに収容する薬品を取り揃える際に、ICチップライタ(図示略)によりICチップに書き込まれることになる。
ICチップリーダ88については、作業者が手で持って操作できるように構成してもよいが、本実施形態では、ICチップが薬品トレイに取り付けられるということを前提にして、この薬品トレイを載置可能な第1パスボックス70aの底板にICチップリーダ88が装備されている。
図7に示すように、制御ユニット5が設けられ、この制御ユニット5に、操作盤80、シャッタ開閉検出センサ24、AS内圧センサ81、CB内圧センサ82、マット残量検出センサ33から信号が供給される。
操作盤80は、作業ルーム2の内部又は外部又はその両方に設けられ、この操作盤80には、電源SW、エアシャワーSW、換気SW、陽圧作業SW、陰圧作業SWが設けられている。AS内圧センサ81は作業ルーム2内の空気圧を検出するセンサ、CB内圧センサ82はクリーンベンチユニット3内の空気圧を検出するセンサである。
この場合、電源SWがオンされた状態で、エアシャワーSW、換気SW、陽圧作業SW、陰圧作業SWの何れかがオンされると、そのオンされたSWに応じて、制御ユニット5により、各ファン45,53,62と各切換アクチュエータ46a,51a,52a,58a,61aが図8に示す動作状態となるように制御されて、空気調整システム4が、エアシャワーモード、換気モード、陽圧作業モード、陰圧作業モードの何れかに切り換えられる。
尚、複数のエアノズル14を、エアシャワーモード時のエア噴出口と作業モード時のエア噴出口として兼用することで、構造を簡単化することができる。
このクリーンルームユニット1では、操作盤80を操作して、空気調整システム4を、エアシャワーモード、換気モード、陽圧作業モード、陰圧作業モードの何れかに択一的に切り換えることができる。
次に、空気調整システム4を陽圧作業モード又は陰圧作業モードに切り換えてから、作業ルーム2内の作業者が作業用開口22から作業スペース21内に手を入れて、作業テーブル20上で調剤作業を行うことができる。
また、作業者が作業ルーム2に入室する前や抗ガン剤の調剤作業後等には、空気調整システム4を換気モードにして、作業ルーム2とクリーンベンチユニット3内を強制的に換気することができる。
そして、実質的には、このクリーンルームユニット1を設置する部屋をクリーンルームとする必要がないので、設備コストを大幅に削減することができる。但し、クリーンルームユニット1をクリーンルーム内に設置してもよく、この場合、調剤作業を行う為のより望ましい環境を作ることができる。
プロトコールデータファイル96には、複数のガン患者に対して作成された複数のプロトコールのデータが記憶され、各実施プロトコールデータとして、患者ID、登録日、区分、患者の氏名と性別と生年月日と年齢、診療科、担当医師、患者の身長と体重と体表面積、病名とガン化学療法名、施用する抗ガン剤、各抗ガン剤の施用日、各抗ガン剤薬の各回の投与量等のデータが記憶されている。
監査データファイル98には、抗ガン剤を調整した後の監査作業を支援する監査データが記憶されている。
1]前記エアシャワーモード、換気モード、陽圧作業モード、陰圧作業モードのうち、少なくとも1つのモードへの切り換えについては、開閉ドア12や開閉シャッタ23の開閉に連動して行うようにしてもよい。
例えば、開閉ドア12が開いている状態から閉じると、エアシャワーモードに(例えば、数30秒間だけ)自動的に切り換わるようにする。また、エアシャワーモードのとき、開閉ドア12が閉じている状態から開けると、エアシャワーモードから換気モード又は陽圧作業モード又は陰圧作業モードに自動的に切り換わるようにする。尚、作業者を感知する赤外線センサを設け、作業者が作業ルーム2に入ったときに、エアシャワーモードに自動的に切り換わるようにしてもよい。
3]開閉シャッタ23を閉じた状態でロック可能なロック機構を設け、開閉シャッタ23が閉じてエアシャワーモードになっている状態では、ロック機構により、開閉シャッタが開かないようにロックするようにしてもよい。
5]自動マット交換装置30、薬品出入部70、PC83、ICチップリーダ88等については省略してもよい。
7]クリーンルームユニット1のサイズ、形状、内部構成については、前記実施例に開示された以外に、種々のサイズ、形状、内部構成としてもよい。
9]その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施することが可能である。
Claims (14)
- 外部から隔離される作業ルームと、作業用開口を有しその作業用開口が前記作業ルームに臨むように設けられたクリーンベンチユニットとを備え、建物の内部に独立に設置されるクリーンルームユニットであって、
前記作業ルームとクリーンベンチユニット内の空気の清浄化と圧力調整を行うことが可能で、作業ルームにエアシャワーを発生可能な空気調整システムと、
前記空気調整システムを制御する空気調整制御手段であって、前記空気調整システムを、作業ルームにエアシャワーを発生させるエアシャワーモードと、作業ルームを陽圧又は陰圧にして調剤作業を可能にする作業モードとに切り換え可能な空気調整制御手段と、
を備えたことを特徴とするクリーンルームユニット。 - 前記クリーンベンチユニットは、前記作業用開口を開閉する開閉シャッタと、この開閉シャッタの開閉を検出するシャッタ開閉検出手段とを有し、
前記空気調整制御手段は、シャッタ開閉検出手段により開閉シャッタが開いていることが検出された場合に、前記シャワーモードへの切り換えを禁止することを特徴とする請求項1に記載のクリーンルームユニット。 - 前記クリーンベンチユニットは、作業テーブル上に敷かれるマットを自動的にスライドさせて交換する自動マット交換装置を有することを特徴とする請求項1に記載のクリーンルームユニット。
- 前記自動マット交換装置は、ロール状に巻かれたマットが着脱可能に装着されたマット供給部と、このマット供給部に装着されたマットを作業テーブル上に順次供給すると共に使用済みのマットを順次巻き取るマット巻取手段とを有することを特徴とする請求項3に記載のクリーンルームユニット。
- 前記マット供給部に装着されたマットの残量を検出するマット残量検出手段と、このマット残量検出手段で検出されたマットの残量を報知するマット残量報知手段とを設けたことを特徴とする請求項4に記載のパーソナル・クリーンルームユニット。
- 前記作業ルーム内の作業者が見ることができるディスプレイと、このディスプレイに少なくとも薬品情報を表示させる情報処理コンピュータとを有することを特徴とする請求項1に記載のクリーンルームユニット。
- 前記作業ルームに薬品を出し入れする為の薬品出入部と、この薬品出入部から作業ルームに入れる薬品又は薬品トレイに付設されたICチップから薬品情報を読み取る為のICチップリーダとを設けたことを特徴とする請求項6に記載のクリーンルームユニット。
- 前記ICチップは薬品トレイに取り付けられ、この薬品トレイを載置可能な薬品出入部に前記ICチップリーダを装備したことを特徴とする請求項7に記載のクリーンルームユニット
- 前記作業モードは、作業ルーム及びクリーンベンチユニット内を陰圧にする陰圧作業モードを含むことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のクリーンルームユニット。
- 前記作業モードは、作業ルームを陽圧にすると共にクリーンベンチユニット内を常圧にする陽圧作業モードを含むことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のクリーンルームユニット。
- 前記空気調整制御手段は、空気調整システムを、前記エアシャワーモードと、作業モードと、吸気と排気を行いつつ作業ルーム及びクリーンベンチユニット内を強制的に換気する換気モードとに択一的に切り換え可能であることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のクリーンルームユニット。
- 前記空気調整システムは、作業ルームへ吸気する吸気通路と、吸気通路の一部を含む作業ルーム循環通路と、クリーンベンチユニット循環通路と、作業ルームとクリーンベンチユニットから排気する共通の排気通路と、吸気通路に設けた吸気・循環ファン及び吸気切換ダンパと、作業ルーム循環通路に設けた循環切換ダンパと、クリーンベンチユニット循環通路に設けたクリーンベンチユニット循環ファンと、クリーンベンチユニット循環通路と排気通路とを接続する通路に設けた排気ダンパと、排気通路に設けた排気ファンとを有することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のクリーンルームユニット
- 前記空気調整システムは、前記吸気通路とクリーンベンチユニット循環通路とに夫々設けられた複数の消音器を有することを特徴とする請求項12に記載のクリーンルームユニット。
- 前記作業ルームの天井部分に複数のエアノズルを設け、これらエアノズルを、前記エアシャワーモード時のエア噴出口と作業モード時のエア噴出口として兼用するように構成したことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載のクリーンルームユニット。
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