JPWO2005097653A1 - エレベータのレール取付装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータでは、かご及び釣合おもりをそれぞれ案内するガイドレールがレール取付装置により昇降路内に設置されている。昇降路の一部は、第1の内壁面と、第1の内壁面に対して垂直な第2の内壁面とにより構成されている。レール取付装置は、第1及び第2の内壁面にそれぞれ固定される第1の壁固定部及び第2の壁固定部、及び第1及び第2の壁固定部の少なくとも一方に設けられ、ガイドレールが取り付けられる取付部を有している。第1の壁固定部、第2の壁固定部及び取付部は、互いに一体に構成されている。

Description

この発明は、エレベータの昇降体を案内するガイドレールを昇降路の内壁面に取り付けるためのエレベータのレール取付装置に関するものである。
従来のエレベータでは、かご及び釣合おもりを案内するために、複数のガイドレールが昇降路内に設置されることがある。各ガイドレールは、固定ブラケットにより昇降路内に固定されている。実開平4−56179号公報には、ガイドレールの固定を補強するために、固定ブラケットとは別に昇降路内に配置された補強材が示されている。補強材は、固定ブラケットが固定された一方の内壁面に対して垂直な他方の内壁面に固定されている。また、補強材は、固定ブラケットに対して高さ方向にずらして配置されている。
また、実開昭55−11994号公報には、ガイドレールの水平方向についての位置を調整可能なガイドレール固定金具が示されている。このガイドレール固定金具は、昇降路の内壁面に固定される壁側金具と、壁側金具に取り付けられ、壁側金具に対する位置が調整可能なレール側金具とを有している。レール側金具は、昇降路の内壁面に平行に配置された垂直部と、垂直部の下縁部から昇降路の内壁面側(垂直部の背面側)へ延びる水平部とを有している。水平部には、レール側金具を壁側金具に取り付けるための取付ボルトが通される長穴が設けられている。取付ボルトの長穴に対する位置の調整により、レール側金具の壁側金具に対する位置の調整が可能になっている。
しかし、実開平4−56179号公報に示された従来のエレベータでは、補強材が固定ブラケットとは別体となっているので、固定ブラケット及び補強材を昇降路の内壁面に1つずつ取り付けなければならず、ガイドレールの昇降路内への設置作業に手間がかかってしまう。
また、実開昭55−11994号公報に示された従来のエレベータでは、レール側金具の水平部が垂直部の背面側に配置されているので、レール側金具を壁側金具に取付ボルトで取り付ける際に、昇降路の内壁面及び垂直部が邪魔になり、取付ボルトの締め付けに手間がかかってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ガイドレールの昇降路内への設置作業にかかる手間を少なくすることができるエレベータのレール取付装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータのレール取付装置は、昇降路の互いに隣り合う第1の内壁面及び第2の内壁面に対して、エレベータの昇降体を案内するためのガイドレールを取り付けるエレベータのレール取付装置であって、第1の内壁面に対して固定される第1の壁固定部と、第2の内壁面に対して固定される第2の壁固定部と、ガイドレールが取り付けられる取付部とを有し、第1の壁固定部、第2の壁固定部及び取付部が互いに一体とされているブラケット体を備えている。
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの一部を示す水平断面図、
図2は図1のエレベータのレール取付装置を示す斜視図、
図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータの一部を示す水平断面図、
図4は図3のエレベータのレール取付装置を示す斜視図、
図5はこの発明の実施の形態3によるエレベータの一部を示す水平断面図、
図6は図5のエレベータのレール取付装置を示す斜視図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータの一部を示す水平断面図である。図において、昇降路1内には、一対のかごガイドレール(図示せず)及び一対の釣合おもりガイドレール2が設置されている。各かごガイドレールの間には昇降体であるかご(図示せず)が配置され、各釣合おもりガイドレール2間には昇降体である釣合おもり3が配置されている。かごはかごガイドレールに案内されて昇降路1内を昇降され、釣合おもり3は釣合おもりガイドレール2に案内されて昇降路1内を昇降される。
昇降路1の一部は、釣合おもり3が対向する第1の内壁面4と、第1の内壁面4に隣り合い、第1の内壁面4に対して垂直な一対の第2の内壁面5とにより構成されている。第1の内壁面4は、昇降路1の垂直投影面内において、各釣合おもりガイドレール2を結ぶ直線と平行になっている。また、昇降路1の垂直投影面内において、各第2の内壁面5間には、釣合おもり3及び一対の釣合おもりガイドレール2が配置されている。
各釣合おもりガイドレール2は、第2の内壁面5に対向する背面6を含むレール本体7と、レール本体7から釣合おもり3側へ突出し、釣合おもり3を案内する案内部8とを有している。また、各釣合おもりガイドレール2は、エレベータのレール取付装置(以下、単に「レール取付装置」という)9を介して第1及び第2の内壁面4,5に取り付けられている。
図2は、図1のエレベータのレール取付装置9を示す斜視図である。図において、レール取付装置9は、第1及び第2の内壁面4,5に固定され、かつ釣合おもりガイドレール2が取り付けられるブラケット体10を有している。
ブラケット体10は、釣合おもりガイドレール2と第2の内壁面5との間に水平に配置された水平部(基部)11と、水平部11の第1の内壁面4側の端部から第1の内壁面4に沿って延び、第1の内壁面4に固定される第1の壁固定部12と、水平部11の第2の内壁面5側の端部から第2の内壁面5に沿って延び、第2の内壁面5に固定される第2の壁固定部13と、水平部12の釣合おもりガイドレール2側の端部から背面6に沿って上方へ延び、釣合おもりガイドレール2が取り付けられる取付部14とを有している。
また、ブラケット体10は、一枚の金属板を折り曲げることにより作製されている。即ち、水平部11、第1の壁固定部12、第2の壁固定部13及び取付部14は、同一部材により一体に構成されている。
第1の壁固定部12には上下方向へ延びる長穴15が設けられ、第2の壁固定部13には水平方向へ延びる長穴16が設けられている。また、取付部14には、レール本体7の幅よりも広い間隔で配置された一対のボルト通し穴17が設けられている。
長穴15には、第1の壁固定部12を第1の内壁面4に固定するためのアンカーボルト(図示せず)が通される。また、長穴16には、第2の壁固定部13を第2の内壁面5に固定するためのアンカーボルト(図示せず)が通される。さらに、各ボルト通し穴17には、レール本体7の両側部に当接する一対のレールクリップ(図示せず)を取付部14に固定するためのボルト(図示せず)が通される。釣合おもりガイドレール2は、各レールクリップの取付部14への固定により、取付部14に取り付けられる。
次に、釣合おもりガイドレール2の昇降路1内への取付手順について説明する。
まず、高さ方向に互いに間隔を置いて複数のブラケット体10を昇降路1内に配置し、各第1の壁固定部12を第1の内壁面4に、各第2の壁固定部13を第2の内壁面5にそれぞれアンカーボルトにより固定する。
この後、釣合おもりガイドレール2の背面6を各取付部14に当接させ、釣合おもりガイドレール2をレールクリップにより取付部14に取り付ける。このようにして、各釣合おもりガイドレール2を昇降路1内に設置する。
このようなレール取付装置9では、第1の壁固定部12、第2の壁固定部13及び取付部14が一体にされているので、互いに異なる第1の内壁面4及び第2の内壁面5のそれぞれに対するブラケット体10の位置決めを同時に行うことができ、レール取付装置9の昇降路1内への設置作業を短時間にかつ容易にすることができる。従って、釣合おもりガイドレール2の昇降路1内への設置作業の手間を少なくすることができる。また、第1の壁固定部12、第2の壁固定部13及び取付部14を一体としたので、部品点数を少なくすることができ、レール取付装置9の製造コストを低減することができる。さらに、第1の壁固定部12、第2の壁固定部13及び取付部14の一体化によりレール取付装置9をコンパクトにすることができるので、第1及び第2の内壁面4,5を釣合おもりガイドレール2に近づけて配置することができ、昇降路1内の空間の縮小化を図ることができる。
なお、上記の例では、ブラケット体10が一枚の金属板を折り曲げて作製されているが、複数の板を溶接等により接合してブラケット体10を作製してもよい。
また、上記の例では、取付部14と第2の壁固定部13との間に水平部12が介在しているが、第2の壁固定部13上に取付部14を直接設けてもよい。このようにすれば、第2の内壁面5を釣合おもりガイドレール2にさらに近づけることができ、昇降路1内の空間の縮小化をさらに図ることができる。この場合、第1の壁固定部12は、第2の壁固定部13の第1の内壁面4側の端部に設けられる。また、第2の内壁面5には、各ボルト通し穴17に通されたボルトの第2の内壁面5への干渉を防止するために窪みが設けられる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータの一部を示す水平断面図、図4は図3のエレベータのレール取付装置を示す斜視図である。図において、釣合おもりガイドレール2は、高さ方向に互いに間隔を置いて配置された複数のレール取付装置21により昇降路1内に設置されている。各レール取付装置21は、第1及び第2の内壁面4,5に固定されるベース部材22と、ベース部材22上に配置され、釣合おもりガイドレール2が取り付けられるレール取付部材23とを有している。
ベース部材22は、第1及び第2の内壁面4,5にともに接するように水平に配置された水平部24と、水平部24の第1の内壁面4側の端部から第1の内壁面4に沿って下方へ延びる第1の壁固定部25と、水平部24の第2の内壁面5側の端部から第2の内壁面5に沿って下方へ延びる第2の壁固定部26とを有している。また、ベース部材22は、一枚の金属板を折り曲げて作製されている。即ち、水平部24、第1の壁固定部25及び第2の壁固定部26は、同一部材により一体に構成されている。
第1の壁固定部25には上下方向へ延びる長穴15が設けられ、第2の壁固定部26には水平方向へ延びる長穴16が設けられている。長穴15には、第1の壁固定部25を第1の内壁面4に固定するためのアンカーボルト(図示せず)が通される。また、長穴16には、第2の壁固定部26を第2の内壁面5に固定するためのアンカーボルト(図示せず)が通される。
レール取付部材23は、釣合おもりガイドレール2の第1及び第2の内壁面4,5に対する位置決めが完了したときに水平部24上に溶接により接合される接合部27と、接合部27の釣合おもりガイドレール2側の端部から上方へ垂直に延び、釣合おもりガイドレール2が取り付けられる取付部28とを有している。
接合部27は、水平部24に沿って水平に配置されている。取付部28には、レール本体7の幅よりも広い間隔で配置された一対のボルト通し穴17が設けられている。各ボルト通し穴17には、一対のレールクリップ(図示せず)を取付部28に固定するためのボルト(図示せず)が通される。釣合おもりガイドレール2は、各レールクリップの取付部28への固定により、レール取付部材23に取り付けられる。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、釣合おもりガイドレール2の昇降路1内への取付手順について説明する。
まず、高さ方向に互いに間隔を置いて複数のベース部材22を昇降路1内に配置した後、各第1の壁固定部25を第1の内壁面4に、各第2の壁固定部26を第2の内壁面5にそれぞれアンカーボルトにより固定する。
この後、複数のレール取付部材23を釣合おもりガイドレール2にレールクリップにより固定する。このとき、各ベース部材22の水平部24上に各接合部27の底面を当接させておく。この後、釣合おもりガイドレール2の第1及び第2の内壁面4,5に対する水平方向についての位置を調整し、溶接により各接合部27を各水平部24に接合する。このようにして、各釣合おもりガイドレール2を昇降路1内に設置する。
このようなレール取付装置21では、第1の壁固定部25及び第2の壁固定部26が一体にされているので、互いに異なる第1の内壁面4及び第2の内壁面5のそれぞれに対するベース部材22の位置決めを同時に行うことができ、ベース部材22の昇降路1内への設置作業を短時間にかつ容易にすることができる。従って、釣合おもりガイドレール2の昇降路1内への設置作業の手間を少なくすることができる。また、部品点数が少なくなるので、レール取付装置21の製造コストを低減することができる。さらに、第1の壁固定部25及び第2の壁固定部26の一体化によりベース部材22をコンパクトにすることができるので、第1及び第2の内壁面4,5を釣合おもりガイドレール2に近づけて配置することができ、昇降路1内の空間の縮小化を図ることができる。
また、レール取付部材23は、ベース部材22に接合される接合部27を有しているので、レール取付部材23のベース部材22に対する位置を調整した後に、レール取付部材23をベース部材22に例えば溶接等により接合することができる。従って、釣合おもりガイドレール2を昇降路1内に設置する際に、釣合おもりガイドレール2の第1及び第2の内壁面4,5に対する位置を調整することができる。
なお、上記の例では、レール取付部材23がベース部材22に溶接により接合されるようになっているが、レール取付部材23をベース部材22にボルト及びナットにより締め付けて接合するようにしてもよい。この場合、水平部24及び接合部27のいずれか一方には第1の内壁面4と平行に延びるボルト通し長穴が設けられ、水平部24及び接合部27のいずれか他方には第2の内壁面5と平行に延びるボルト通し長穴が設けられる。
また、実施の形態1,2では、釣合おもりガイドレール2がレール取付装置により昇降路1内に取り付けられているが、レール取付装置によりかごガイドレールを昇降路1内に取り付けてもよい。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3によるエレベータの一部を示す水平断面図である。図において、昇降路1内には、一対のかごガイドレール31及び一対の釣合おもりガイドレール(図示せず)が設置されている。各かごガイドレール31の間には昇降体であるかご32が配置され、各釣合おもりガイドレール間には昇降体である釣合おもり(図示せず)が配置されている。
昇降路1の一部は、昇降路1の垂直投影面内において、各かごガイドレール31を互いに結ぶ直線に対して垂直な一対の内壁面33により構成されている。昇降路1の垂直投影面内において、各内壁面33の間には、かご32及び一対のかごガイドレール31が配置されている。
各かごガイドレール31は、内壁面33に対向する背面34を含むレール本体35と、レール本体35からかご32側へ突出し、かご32を案内する案内部36とを有している。また、各かごガイドレール31は、複数のレール取付装置37を介して各内壁面33に取り付けられている。
図6は、図5のエレベータのレール取付装置を示す斜視図である。図において、レール取付装置37は、内壁面33に固定されるベース部材38と、ベース部材38上に配置され、かごガイドレール31が取り付けられるレール取付部材39とを有している。
ベース部材38は、内壁面33に固定される板状の壁固定部40と、壁固定部40の上縁部の一部から昇降路1の内部側へ水平に延びる一対の延出部41とを有している。また、ベース部材38は、一枚の金属板を折り曲げて作製されている。即ち、壁固定部40及び一対の延出部41は、同一部材により一体に構成されている。
壁固定部40には、上下方向へ延びる長穴42と、水平方向へ延びる長穴43とが設けられている。長穴42及び長穴43は、水平方向について互いに間隔を置いて配置されている。長穴42,43には、壁固定部40を内壁面33に固定するためのアンカーボルト(図示せず)が通される。また、各延出部41は、水平方向について互いに間隔を置いて配置されている。
レール取付部材39は、かごガイドレール31の内壁面33に対する位置決めが完了したときに各延出部41上に溶接により接合される一対の接合部44と、各接合部44に設けられ、かごガイドレール31が取り付けられる取付部45とを有している。
取付部45は、各接合部44に対して垂直に配置されている。また、取付部45は、昇降路1の垂直投影面内において、各接合部44の間に配置されている。即ち、接合部44及び取付部45は、昇降路1の垂直投影面内において、内壁面33に沿った方向へ互いに隣接している。さらに、レール取付部材39は、一枚の金属板に切り目を入れて折り曲げることにより作製されている。即ち、各接合部44及び取付部45は、同一部材により一体に構成されている。
取付部45には、レール本体35の幅よりも広い間隔で配置された一対のボルト通し穴17が設けられている。各ボルト通し穴17には、一対のレールクリップ(図示せず)を取付部45に固定するためのボルト(図示せず)が通される。かごガイドレール31は、各レールクリップの取付部45への固定により、レール取付部材39に取り付けられる。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、かごガイドレール31の昇降路1内への取付手順について説明する。
まず、複数のベース部材38を高さ方向に互いに間隔を置いて昇降路1内に配置した後、各壁固定部40を内壁面33にアンカーボルトにより固定する。
この後、複数のレール取付部材39をかごガイドレール31にレールクリップにより固定する。このとき、各延出部41上に各接合部44の底面を当接させておく。この後、かごガイドレール31の内壁面33に対する水平方向についての位置を調整し、溶接により各接合部44を各延出部41に接合する。このようにして、各かごガイドレール31を昇降路1内に設置する。
このようなレール取付装置37では、レール取付部材39がベース部材38に接合される接合部44と、かごガイドレール31が取り付けられる取付部45とを有し、昇降路1の垂直投影面内において、接合部44と取付部45とが内壁面33に沿った方向へ隣接しているので、かごガイドレール31を昇降路1内に設置する際に、かごガイドレール31の内壁面33に対する位置を調整することができ、しかも取付部45が邪魔になることなく昇降路1の内部側から接合部44と延出部41との接合作業を容易に行うことができる。従って、かごガイドレール31の昇降路1内への設置作業の手間を少なくすることができる。また、接合部44が取付部45と内壁面33との間に存在しないので、取付部45と内壁面33との間の間隔D(図5)を小さくすることができ、内壁面33をかごガイドレール31に近づけて配置することができる。従って、昇降路1内の空間の縮小化を図ることができる。
また、接合部44がそれぞれ接合される一対の延出部41が水平方向に互いに間隔を置いて配置され、昇降路1の垂直投影面内において、取付部45が各接合部44の間に配置されているので、昇降路1内の空間の縮小化を図ることができるとともに、かごガイドレール31の内壁面33に対する取付強度を大きくすることができる。
なお、上記の例では、レール取付部材39がベース部材38に溶接により接合されるようになっているが、レール取付部材39をベース部材38にボルト及びナットにより締め付けて接合するようにしてもよい。この場合、延出部41及び接合部44のいずれか一方には内壁面33と平行に延びるボルト通し長穴が設けられ、延出部41及び接合部44のいずれか他方には内壁面33に対して垂直に延びるボルト通し長穴が設けられる。
また、上記の例では、かごガイドレール31がレール取付装置37により昇降路1内に取り付けられているが、レール取付装置37によりかごガイドレールを昇降路1内に取り付けてもよい。

Claims (3)

  1. 昇降路の互いに隣り合う第1の内壁面及び第2の内壁面に対して、エレベータの昇降体を案内するためのガイドレールを取り付けるエレベータのレール取付装置であって、
    上記第1の内壁面に対して固定される第1の壁固定部と、上記第2の内壁面に対して固定される第2の壁固定部と、上記ガイドレールが取り付けられる取付部とを有し、上記第1の壁固定部、上記第2の壁固定部及び上記取付部が互いに一体とされているブラケット体を備えていることを特徴とするエレベータのレール取付装置。
  2. 昇降路の互いに隣り合う第1の内壁面及び第2の内壁面に対して、エレベータの昇降体を案内するためのガイドレールを取り付けるエレベータのレール取付装置であって、
    上記第1の内壁面に対して固定される第1の壁固定部と、上記第2の内壁面に対して固定される第2の壁固定部とを有し、上記第1の壁固定部及び上記第2の壁固定部が互いに一体とされたベース部材、及び
    上記ベース部材に接合される接合部を有し、上記ガイドレールが取り付けられるレール取付部材
    を備えていることを特徴とするエレベータのレール取付装置。
  3. エレベータの昇降体を案内するためのガイドレールを昇降路の内壁面に対して取り付けるエレベータのレール取付装置であって、
    上記内壁面に対して固定される壁固定部と、上記昇降路の内部側へ上記壁固定部から延出され、水平方向に互いに間隔を置いて配置された一対の延出部とを有するベース部材、及び
    各上記延出部に接合される一対の接合部と、各上記接合部に設けられ、かつ上記昇降路の垂直投影面内において、上記接合部の間に配置され、上記ガイドレールが取り付けられる取付部とを有するレール取付部材
    を備えていることを特徴とするエレベータのレール取付装置。
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