JPWO2005095776A1 - 燃料噴射装置用の圧力センサ - Google Patents
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Abstract
Description
第6図は圧力センサの要部縦断面図、第7図は第6図に示される圧力センサの上部平面図である。
60は図において下方に配置される第1筐体であり、以下よりなる。
60aはその上方部分に厚肉円板状に形成された第1鍔部であり、第1鍔部60aの外周部分には上方に向かってリング状に開口する環状溝部60bが凹設される。
又、第1鍔部60aの中心部には下方に向かって負圧導入ボス60cが突出して形成され、負圧導入ボス60cの下端から第1鍔部60aの上面60dに向けて負圧導入路60eが貫通して穿設される。又負圧導入ボス60cの外周にはリング溝60fが穿設され、リング溝60f内にシール用のOリング60gが装着される。
更に第1筐体60には側方に向かって延出する取付けフランジ60hが形成され、取付けフランジ60hには取付け孔60jが穿設される。
61は第1筐体60の上方に配置される第2筐体であり、以下よりなる。
61aはその上方部分に厚肉円板状に形成される第2鍔部であり、その外周部分には下方に向かって筒部61bが形成され、更に筒部61bの下端から第1筐体60の環状溝部60b内に進入するリング状の薄肉筒部61cが下方に向かって形成される。又、第2筐体61より左方に向かってコネクタ部61dが凹設されるもので、第2筐体61内にアウトモールドされたターミナル61eの一端はコネクタ部61d内に突出して配置され、他端は第2鍔部61aの底面61f上に配置される。
62は、シリコンチップ上にブリッジ状に抵抗が形成された半導体式の圧力センサであり、ターミナル62aが左方に向かって突出して配置される。
この圧力センサ62は、第2筐体61の第2鍔部61aの底面61f上に配置され、接着、溶着等の固定手段をもって底面61f上に固定される。
尚、このとき圧力センサ62のターミナル62aと第2筐体61にアウトモールドされたターミナル61eの他端はハンダ付、電着、等によって電気的に接続される。
そして、第2筐体61の薄肉筒部61cを第1筐体60の環状溝部60b内に進入させるとともにこの進入部分を接着又は溶着することによって第1筐体60と第2筐体61とを固定する。
以上によると、第1筐体60の上面60dと第2筐体61の筒部61bの内周部と第2筐体61の底面61fとによって密閉された受圧室63が形成されるとともに受圧室63内に圧力センサ62が固定配置される。
又、圧力センサ62のターミナル62aは第2筐体61にアウトモールドされたターミナル61eの他端に接続され、このターミナル61eの一端はコネクタ部61d内に臨んで突出配置される。
更に受圧室63内には第1筐体60に穿設された負圧導入路60eが開口して配置される。
そして、かかる圧力センサは、以下によってスロットルボデーに取着される。
第8図,第9図によって説明すると、64は内部を吸気通路65が貫通して穿設されたスロットルボデーであり、吸気通路65の開口面積は絞り弁軸66に取着された絞り弁67によって制御される。
吸気通路65の上流側(図において右側)は、図示せぬエアクリーナに接続され、下流側(図において左側)は図示せぬ吸気管を介して機関に接続される。
又、スロットルボデー64の外周には支持ボス68が突出して形成され、この支持ボス68の外端面から吸気通路65内に向けて支持孔69が貫通して穿設される。
そして、圧力センサの負圧導入ボス60cがスロットルボデー64の支持孔68内に挿入して配置されるとともに圧力センサの取付けフランジ60hの取付け孔60jを介して圧力センサがスロットルボデー64にビス締め固定される。又、スロットルボデー64の支持孔69と、負圧導入ボス60cとの間の気密はリング溝60f内に配置されるOリング60gによって保持される。
第11図はスロットルボデーに圧力センサが取着された状態における縦断面図、第2図は第11図の上部平面図である。
以上によれば、吸気通路65内に生起する圧力は、支持孔69、圧力導入路60eを介して受圧室63内へ導入され、圧力センサ62は受圧室63内の圧力を感知し、この圧力に応じた電気信号をターミナル62a、を介して出力する。
第8図においては、先端部60kと内周面65aとの距離eを一定に保持する必要がある。
この先端部60kの位置決めにバラツキが生ずると、負圧導入路60eより受圧室63内に導入される圧力にバラツキが生じる。
又、リング溝60fより下方に形成される負圧導入ボス60cの外径は、スロットルボデー64の支持孔69の内径より小径に形成されるもので、これによると支持孔69の内周と負圧導入ボス60cの外周との間に環状間隙Cが形成される。
そして、この環状間隙Cが吸気通路65内に臨んで開口することによると、吸気通路65内を流れる空気流はこの環状間隙Cにおいて渦流を生ずることになり、負圧導入路60eに作用する圧力を乱すことになる。
又、負圧導入路60eの通路径dを変更することによって、吸気通路65内の圧力の、受圧室63内に対する応答速度を調整することが行なわれるもので、通路径dを基準径より小径とすることで応答速度を速めることができ、大径とすることで応答速度を遅らせることができる。
ここで、負圧導入ボス60cに負圧導入路60eが穿設するものにあっては、一度負圧導入路60eの通路径dを設定した後において通路を大径化することが困難である。
かかる際にあっては第1筐体60cの金型を新規に製作して負圧導入ボス60cを大径化する必要がある。
更に、圧力センサは、第1筐体60の取付け孔60jを介してスロットルボデーに穿設されるメネジ孔にネジ締め固定されるもので、前記によれば第2筐体61に形成されるコネクタ部61dの開口位置を自由に変更できない。この変更に際してはスロットルボデーのメネジ孔の位置、又は第1筐体60取付け孔60jの位置の変更を必要とする。
本発明になる燃料噴射装置用の圧力センサは前記課題に鑑み成されたもので、吸気通路内に生起する圧力を負圧導入路を介して正確に且つ安定して受圧室内へ導入することのできる圧力センサを提供すること。
吸気通路内から受圧室に向かう圧力の応答速度を極めて簡単に且つ自在に変更することのできる圧力センサを提供すること。
更に圧力センサのコネクタ部の開口位置を極めて簡単に変更すること。
のできる圧力センサを提供することをその目的とする。
本発明になる燃料噴射装置用の圧力センサは前記目的達成の為に、第1筐体と第2筐体とによって受圧室を形成し、該受圧室内に半導体式の圧力センサが収納配置されるとともに圧力センサからコネクタ部内に向けてターミナルが延出された圧力センサにおいて、
前記第1筐体及び受圧室内に吸気路の圧力を導入する負圧導入路を、スロットルボデー又は吸気管に一体形成したことを第1の特徴とする。
又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前記第2筐体を、第1筐体を構成するスロットルボデー又は吸気管に回転自在に配置し、第2筐体の回転方向における位置決め後に、第2筐体を固定部材にて第1筐体に固定配置したことを第2の特徴とする。
又、本発明は前記第2の特徴に加え、前記第2筐体と第1筐体の対向する回転支持部にシール用の弾性リングを縮設配置したことを第3の特徴とする。
更に本発明は、前記第2の特徴に加え、前記第2筐体の上底部に、第2筐体の回転支持部と同芯なるガイド筒部を突出して設け、
ガイド筒部の外周に挿入されるとともに上底部上に配置される固定部材としてのプレートを、スロットルボデー又は吸気管に螺着することにより第2筐体を第1筐体に向けて固定したことを第4の特徴とする。
更に又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記負圧導入孔を、圧力センサの中心線に直交する横断投影面外の受圧室に向けて開口したことを第5の特徴とする。
本発明の第1の特徴によると、圧力センサの受圧室は第1筐体と第2筐体とによって形成され、このうち第1筐体と、受圧室と吸気通路とを連絡する負圧導入路がスロットルボデー又は吸気管に一体形成される。
吸気通路内に生起する圧力は、スロットルボデーに直接穿設された負圧導入路を介してスロットルボデーに形成される受圧室内に導入される。
以上によると、負圧導入路は吸気通路の内周面に対して常に一定位置に開口配置できるので、安定した吸気通路内の圧力を受圧室内へ導入できる。
又、負圧導入路の径は、例えばスロットルボデーに対してドリル加工する際において、ドリル径を選択して行なえるもので、吸気通路に生起する圧力の受圧室内に対する応答速度を極めて簡単に且つ安価に変更できる。
又、本発明の第2の特徴によると、第2筐体は、第1筐体を構成するスロットルボデーに対して回転自在に配置され、第2筐体は固定部材によりスロットルボデーに固定配置される。
従って第2筐体を所望の位置に固定配置することにより、コネクタ部の開口を任意の位置に開口でき、もって汎用性の高い圧力センサを提供できる。
又、本発明の第3の特徴によると、第1筐体を構成するスロットルボデーと第2筐体とは、対向する回転支持部に弾性リングを縮設することによって気密保持され、第1筐体と第2筐体とによって形成される受圧室が大気と遮断される。
そして、前記圧力センサの大気との気密保持は、前記弾性リングのみによって達成される。(従来の圧力センサにあっては、第1筐体と第2筐体との間の環状溝部に第1のシール部材を必要とし、負圧導入ボスの外周にOリング60gを必要とする)
更に本発明の第4の特徴によると、固定部材としてのプレートが、第2筐体の上底部上に配置されるとともに第2筐体の上底部に突出して形成されるガイド筒部の外周に配置され、このプレートがスロットルボデーに固着される。これによって第2筐体が第1筐体としてのスロットルボデーに固着されるもので、このとき、ガイド筒部が第2筐体の回転支持部に同芯に形成されたので、第2筐体を第1筐体に対して回転方向に自在に配置でき、もってコネクタ部を所望の位置に向けて配置できる。
更に又、本発明の第5の特徴によると、負圧導入孔から受圧室内に向けて導入される圧力は、圧力センサに直接作用しない。
従って、吸気通路内にバックファイヤー等の急激な圧力変化があった際に、この大きな圧力が圧力センサに直接的に作用することがなく、圧力センサ内に収納された素子等の破損が抑止される。
第2図は第1図の上部平面図。
第3図は第1図の圧力センサ部分の要部拡大縦断面図。
第4図は本発明になる燃料噴射装置用の圧力センサの第2実施例を示す縦断面図。
第5図は本発明になる燃料噴射装置用の圧力センサの更に他の実施例を示す要部拡大縦断面図。
第6図は従来の圧力センサの縦断面図。
第7図は第6図の上部平面図。
第8図は第6図に示される圧力センサがスロットボデーに装着された状態を示す縦断面図。
第9図は第8図の上部平面図。
第1図は圧力センサを備えるスロットルボデーの縦断面図。
第2図は第1図の上部平面図。
第3図は第1図の圧力センサの要部拡大縦断面図。
である。
1は内部を吸気通路2が貫通して穿設されたスロットルボデーであり、吸気通路2は絞り弁軸3に取着された絞り弁4によって開閉される。
5はスロットルボデー1に一体形成される第1筐体であり、以下よりなる。
5aは、スロットルボデー1の外周に、上方に向けて突出して形成される円筒状の第1筒部であり、第1筒部5aの上端から第1筒部5aより小径であって円筒状の第2筒部5bが更に上方に向けて突出して形成される。
この第1筒部5aと第2筒部5bとは第1筐体5側の回転支持部5cを形成する。
又、Pは第1筐体5としてのスロットルボデー1に直接穿設された負圧導入路であり、その下端は吸気通路2に向けて開口し、上端は第2筒部5bの上底部5dに開口する。
又、1aはスロットルボデー1に立設された取付けボスであり、1bは取付けボス1aに穿設されたメネジ孔である。
6は第1筐体5に対向して配置されるカップ状の第2筐体であり、上底部6aの外周から下方に向けて、第1筐体5の第2筒部5bが挿入される第2凹部6bと、第1筐体5の第1筒部5aが挿入される第1凹部6cとが連設される。
この第1凹部6cと第2凹部6bとは第2筐体6側の回転支持部6dを形成する。
6eは第2筐体6の回転支持部6dより外側方に向かって開口して形成されるコネクタ部であり、コネクタ部6e内には第2筐体6内にアウトモードルされたターミナル6fの右端が突出配置される。
又、第2筐体6の上底部6aの内方には圧力センサ62が固定配置されるもので、圧力センサ62から側方にのびるターミナル62aは第2筐体6にアウトモールドされたターミナル6fの左端に溶接等により電気接続される。
本例において圧力センサ62はポッティング材tによって固定配置された。
又、6gは第2筐体6の上底部6aの上方に突出して形成されたガイド筒部であり、ガイド筒部6gは、第2筐体6側の回転支持部6d(第1凹部6c、第2凹部6b)と同芯に形成される。
そして燃料噴射装置用の圧力センサは以下によって形成される。
第1に、内部に圧力センサ62が固定配置された第2筐体6を第1筐体5としてのスロットルボデー1に装着するもので、第2筐体6の第2凹部6bがスロットルボデー1の第2筒部5bの外周に挿入され、第2筐体6の第1凹部6cがスロットルボデー1の第1筒部5aの外周に挿入され、このとき第2筒部5bの外周と第1凹部6cの内周との間に形成される環状の間隙S内にゴム材料よりなるOリング、角リング等の弾性リングRが圧縮されて配置される。
第2に、第2筐体6の上底部6a上に板状の固定部材7が配置されるもので、この固定部材7には第2筐体6のガイド筒部6gを挿入する第1ガイド孔7aとネジを挿入する為の第2ガイド孔7bが穿設される。
すなわち、固定部材7は第2筐体6の上底部6a上に配置され、第1ガイド孔7aがガイド筒部6gに向けて挿入され、第2ガイド孔7b内に挿入されるビス8がスロットルボデー1のメネジ孔1bに向けて螺着される。
以上によると、第2筐体6は、固定部材7によってスロットルボデー1に向けて押圧固定されるもので、これによると、第2筐体6の上底部6aの内方部と第2凹部6bの内方部と、第1筐体5としての第2筒部5bの上底部5dとによって受圧室9が形成され、この受圧室9は、弾性リングRによって大気と気密保持されるとともに負圧導入路6によってスロットルボデー1の吸気通路2に連絡される。
又、圧力センサ62は前記圧力室9内に固定配置されるもので、圧力センサ62のターミナル62aは、ターミナル6fに電気接続され、その右端がコネクタ部6e内に突出して配置される。
以上によると、吸気通路2内に生起する圧力は負圧導入路Pを介して密閉状態にある、受圧室9内に導入され、圧力センサ62は受圧室9内の前記圧力を感知し、この圧力に応じた電気信号をターミナル6fより出力する。
以上よりなる本発明の燃料噴射装置用の圧力センサによると、受圧室9が第2筐体6と第1筐体5としてのスロットルボデー1とによって形成され、負圧導入路Pはスロットルボデー1に直接穿設され、その上端が受圧室9内に開口され、下端が吸気通路2に開口する。
以上によると、負圧導入路Pの吸気通路2への開口Paは、常に一定位置に開口できる。
すなわち、負圧導入路Pの開口Paが吸気通路2の内方へ突出したり、あるいは吸気通路2よりへこんで開口することがない。
以上によると、負圧導入路Pの開口Paに作用する渦流を一定に維持することができるので安定した圧力を負圧導入路Pを介して受圧室9内へ導入でき、もって吸気通路2内の正確な圧力を検出できる。
又、吸気通路に生起する圧力の受圧室9に対する応答速度の設定は負圧導入路Pの孔径を選定することによって調整できる。
そして、この負圧導入路Pがスロットルボデー1に形成され、その周囲に充分なる肉厚部を備えることから負圧導入路Pの孔径を自在に選定できる。
ドリル径の大径選択、小径選択に何等の制限を受けることがない。
又、第2筐体6が第1筐体5としてのスロットルボデー1に対して回転自在に配置され、第2筐体6を第1筐体5に対して回転移動して位置決めし、この第2筐体6の位置決め状態において、固定部材7によって第2筐体6が第1筐体5に固定される。
以上によると、第2筐体6のコネクタ部6eの開口位置を適宜所望の位置に設定できるもので、汎用性の高い圧力センサを提供できる。
そして、前記第2筐体6の第1筐体5に対する回転移動を、第1筐体5側の回転支持部5c(第2筒部5b、第1筒部5a)と第2筐体6側の回転支持部6d(第2凹部6b、第1凹部6c)とによって行なったことにより第2筐体6を安定して回転支持できる。
又、前記対向して配置される第1筐体5側の回転支持部5cと第2筐体6側の回転支持部6dとの間に形成される環状の間隙Sにシール用の弾性リングRを縮設配置したことにより第2筐体6の回転移動時において、受圧室9内を安定して気密保持できる。
更に、第2筐体6の上底部6a上にガイド筒部6gを突出して設けるとともに前記ガイド筒部を第2筐体6側の回転支持部6d(第2凹部6b、第1凹部6c)と同芯に形成し、一方スロットルボデー1に螺着固定される固定部材7を第2筐体6の上底部6a上に配置するとともに固定部材7に穿設せる第1ガイド孔7aをガイド筒部6gの外周に挿入配置したことによると、第2筐体6を第1筐体5としてのスロットルボデー1に対して回転可能に配置できるとともに固定部材7をビス8によってスロットルボデー1に対して螺着固定することによって固定部材7が第2筐体6の上底部6aを押圧して第2筐体6を位置決め固定できる。
ここで特に固定部材7が平板状をなすこと。及び第1ガイド孔7a、第2ガイド孔7bが単なる貫通孔によって形成されるので固定部材7を極めて安価に製作できるとともにその組付けも固定部材7を第2筐体6の上底部6a上に配置するとともにビス8にてスロットルボデー1に向けて螺着すればよいので作業性を向上できる。
尚、前記実施例は第1筐体5としてスロットルボデー1を用いたものであるが第4図に示すように第1筐体を燃料噴射弁J、吸気通路11を備える吸気管10に設けてもよい。
尚、第1図と同一構造部分は同一符号を用いる。
第5図には第2の実施例が示される。
本実施例において、負圧導入路Pの受圧室9内への開口Pbは圧力センサ62の中心線X−Xに直交する横断面において、横断投影面W外に開口させた。
本実施例によると吸気通路2、11内にバックファイヤー等によって急激な圧力変化が生じた際、この大なる圧力は受圧室9を構成する壁部に衝突し、直接的に圧力センサ62に作用することがないので、圧力センサ62を構成する素子等の破損が防止できる。
以上の如く、本発明になる燃料噴射装置用の圧力センサによると、受圧室9が第2筐体6と第1筐体5とによって形成され、そのうち第1筐体5と負圧導入路Pとをスロットルボデー1又は吸気管10によって形成したので、吸気通路2,11内の圧力を安定的に受圧室9内へ導入できる。
又、負圧導入路Pの孔径を自在に変更することができ、受圧室9に対する圧力の応答速度を極めて容易に任意に設定できる。
又、第1筐体5としてスロットルボデー1又は吸気管10を利用したので部品の共用化を達成でき、製造コストを低減できる。
又、第2筐体6を第1筐体5に対して回転自在に配置するとともに、第2筐体6の位置決め後に固定部材7によって第2筐体6を第1筐体5に固定したことによると、第2筐体6に形成されるコネクタ部6eの開口を任意の位置に向けて開口でき、汎用性を向上できる。
更に、負圧導入路Pの受圧室9への開口9bを、圧力センサ62の中心線X−Xに直交する横断投影面W外へと開口させたことによると、圧力センサ62を長期に渡って安定使用できる。
Claims (5)
- 第1筐体と第2筐体とによって受圧室を形成し、該受圧室内に半導体式の圧力センサが収納配置されるとともに圧力センサからコネクタ部内に向けてターミナルが延出された圧力センサにおいて、
前記第1筐体5及び受圧室9内に吸気路2,11の圧力を導入する負圧導入路Pを、スロットルボデー1又は吸気管10に一体形成したことを特徴とする燃料噴射装置用の圧力センサ。 - 前記第2筐体を、第1筐体5を構成するスロットルボデー1又は吸気管10に回転自在に配置し、第2筐体6の回転方向における位置決め後に、第2筐体6を固定部材7にて第1筐体5に固定配置したことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射装置用の圧力センサ。
- 前記第2筐体と第1筐体5の対向する回転支持部5c,6dにシール用の弾性リングRを縮設配置したことを特徴とする請求項2記載の燃料噴射装置用の圧力センサ。
- 前記第2筐体の上底部6aに、第2筐体6の回転支持部6dと同芯なるガイド筒部6gを突出して設け、
ガイド筒部6gの外周に挿入されるとともに上底部6a上に配置される固定部材7としてのプレートを、スロットルボデー1又は吸気管10に螺着することにより第2筐体6を第1筐体5に向けて固定したことを特徴とする請求項2記載の燃料噴射装置用の圧力センサ。 - 前記負圧導入孔を、圧力センサ62の中心線X−Xに直交する横断投影面外の受圧室9に向けて開口したことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射装置用の圧力センサ。
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