JPH07279705A - センサ取付構造 - Google Patents

センサ取付構造

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Publication number
JPH07279705A
JPH07279705A JP6877094A JP6877094A JPH07279705A JP H07279705 A JPH07279705 A JP H07279705A JP 6877094 A JP6877094 A JP 6877094A JP 6877094 A JP6877094 A JP 6877094A JP H07279705 A JPH07279705 A JP H07279705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
metal gasket
sensor
large diameter
pressure sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6877094A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nanba
伸一 難波
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication of JPH07279705A publication Critical patent/JPH07279705A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサの構造を複雑にしたり、固定用の専用
部品を用いたりすることなく、また取付時にも工数の多
い作業を必要せずにセンサを強固に取付ける。 【構成】 サージタンク2における本体3と蓋体4の接
合面にメタルガスケット5を介装し、先端に係合大径部
7を有する圧力センサ1の検出軸部6を蓋体4に貫通形
成した取付穴8に挿入し、検出軸部6外周と取付穴8内
周の間にグロメット9を圧入嵌合し、蓋体4の取付穴8
形成部にメタルガスケット5を重合させ、メタルガスケ
ット5に、検出軸部6が貫通するとともに係合大径部7
が係合する長溝状開口を形成しかつその一端に係合大径
部7が通過可能な大径開口を形成し、検出軸部6先端の
係合大径部7をメタルガスケット5に係合させて圧力セ
ンサ1を取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧力センサなどの各種
センサを各種機器に取付けるためのセンサ取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば内燃機関の運転制御のため
に、被取付機器としてのサージタンクや吸気管に吸気圧
力を検出する圧力センサを取付ける際には、振動などに
よって脱落しないようにするだけでなく、内燃機関にバ
ックファイヤが生じてサージタンク等の内部が高圧にな
った場合でも吹き飛ばされることがないように強固に取
付ける必要があり、特開平2−124440号公報や実
開平4−76971号公報に開示されているようにセン
サ本体に形成した取付ねじ部を被取付機器に螺合して取
付けている。
【0003】また、図3、図4に示すように、ボルトに
て締結固定するものも知られている。図3において、内
燃機関20の吸気系におけるサージタンク22の蓋体2
3に圧力センサ21が取付けられている。この圧力セン
サ21は、図4に示すように、その本体部21aの取付
面からサージタンク22内に挿入される検出軸部24が
突出されるとともにその先端部に係合大径部25が形成
され、また本体部21aの一端から取付片26が延出さ
れている。一方、蓋体23の圧力センサ取付部には取付
穴27が貫通形成されている。そして、取付穴27の内
周と検出軸部24外周と圧力センサ21の取付面と係合
大径部27にて囲まれた空間にグロメット28が圧嵌さ
れてサージタンク22内外の気密状態が保持され、かつ
その状態で取付片26が蓋体23外面に突出形成された
取付座23aにボルト29にて締結固定されて、サージ
タンク22に圧力センサ21が取付けられている。
【0004】又、図4に示すように圧力センサ21の本
体部21aから一体的に延出した取付片26をボルト固
定する代わりに、図5に示すように、圧力センサ21の
本体部21aに外側から係合する固定ブラケット31を
設けて、この固定ブラケット30をボルト29にて蓋体
23に締結固定して取付けたものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示された圧力センサの取付構造では被取付機器にねじ
穴を形成するとともに、圧力センサに取付ねじを形成す
る必要があり、さらに取付時に螺合作業が必要であり、
また図4や図5に開示した圧力センサ21の取付構造で
は、圧力センサ21の本体部21aに一体的に取付片2
6を延設したり、別体の固定ブラケット30を設けたり
する必要があるとともに、ボルト29の締結作業によっ
て取付ける必要があり、圧力センサ21の本体部21a
の構造が複雑になったり、部品点数が増加したりしてコ
スト高になり、また圧力センサ21を取付けるために締
結作業が必要となるため組立工数も増加するという問題
があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、センサの本体部の構造を複雑にしたり、固定用の専
用部品を用いたりすることなく、また取付時にも工数の
多い作業を必要としないセンサ取付構造を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のセンサ取付構造
は、センサの被取付機器における本体と蓋体の接合面に
メタルガスケットを介装し、先端に係合大径部を有する
センサの検出軸部を蓋体に貫通形成した取付穴に挿入
し、検出軸部外周と取付穴内周の間にグロメットを圧入
嵌合し、蓋体の取付穴形成部にメタルガスケットを重合
させ、メタルガスケットに、検出軸部が貫通するととも
に係合大径部が係合する長溝状開口を形成しかつその一
端に係合大径部が通過可能な大径開口を形成したことを
特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、センサの検出軸部の外周にグ
ロメットを嵌着した後その検出軸部を蓋体の外面から取
付穴に挿入し、次に蓋体の本体との接合面にメタルガス
ケットを配置するとともにその大径開口を検出軸部先端
の係合大径部に対向させて大径開口から係合大径部を突
出させ、さらに検出軸部が長溝状開口内に入るようにメ
タルガスケットを移動させて係合大径部をメタルガスケ
ットに係合させ、蓋体の接合面をメタルガスケットを介
在させた状態で本体に接合することにより蓋体の本体へ
の接合と同時にセンサを蓋体に取付けることができ、か
つその取付状態で係合大径部がメタルガスケットに係合
し、そのメタルガスケットが蓋体のセンサ取付部に重合
しているのでセンサは蓋体に強固に取付けられる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2を参照
して説明する。
【0010】1は圧力センサであり、2はこの圧力セン
サ1の被取付機器としてのサージタンクである。3はサ
ージタンク2の本体、4はその蓋体であり、本体3と蓋
体4の接合面にはメタルガスケット5が介装されてい
る。圧力センサ1は蓋体4に取付けられている。
【0011】圧力センサ1の取付面からは垂直に検出軸
部6が突設され、その先端部には係合大径部7が設けら
れている。一方、蓋体4の圧力センサ取付部には取付穴
8が貫通形成され、かつ蓋体4の取付穴8周囲の外面に
は圧力センサ1の取付面が当接する取付座8aが形成さ
れ、内面にはメタルガスケット5が重合する重合面8b
が形成されている。
【0012】圧力センサ1の検出軸部6は取付穴8に挿
入されてその先端がサージタンク2の内部に突出し、サ
ージタンク2内部の圧力を圧力センサ1の本体部に導入
する。この検出軸部6の外周と取付穴8の内周の間には
グロメット9が圧入嵌合されている。また、メタルガス
ケット5には、図2に示すように、検出軸部6が貫通す
るとともに係合大径部7が係合する長溝状開口10が形
成されかつその一端に係合大径部7が通過可能な大径開
口11が形成されている。
【0013】以上の構成によると、サージタンク2の本
体3に対する蓋体4の取付けと同時に圧力センサ1を取
付けることができ、以下その取付作業について説明す
る。
【0014】まず、圧力センサ1の検出軸部6の外周に
グロメット9を嵌着させた後、蓋体4の外面からグロメ
ット9を取付穴8に圧入しながら検出軸部6を取付穴8
に挿入する。次に、蓋体4の本体3との接合面にメタル
ガスケット5を配置するとともに、図2に仮想線で示す
ように、その大径開口11を検出軸部6先端の係合大径
部7に対向させ、次にメタルガスケット5の大径開口1
1の周囲を押圧してグロメット9を圧縮させることによ
り大径開口11から係合大径部7を突出させ、その状態
で検出軸部6が長溝状開口10内に入るようにメタルガ
スケット5を図2に矢印で示すように移動させ、係合大
径部7をメタルガスケット5に係合させる。この状態
で、図2に実線で示すように、メタルガスケット5と蓋
体4は互いに合致する正規の位置関係となり、その前の
大径開口11を係合大径部7に対向させた状態では図2
に仮想線で示すようにメタルガスケット5は位置ずれし
ている。次に、蓋体4をメタルガスケット5を介在させ
た状態で本体3に取付けることにより、蓋体4の取付け
と同時に圧力センサ1を蓋体4に取付けることができ
る。また、蓋体4を本体3に接合する際に、メタルガス
ケット5が圧力センサ1にて蓋体4に固定されているの
で、その位置ずれを防止できて蓋体4の組付作業性も向
上する。
【0015】又、この取付状態において、係合大径部7
がメタルガスケット5に係合するとともに、メタルガス
ケット5が移動しない限り係合が外れることはなく、そ
のメタルガスケット5が蓋体4の内面の取付穴8周囲に
形成した重合面8bに重合して変位することはないの
で、圧力センサ1は強固に蓋体4に取付けられる。
【0016】
【発明の効果】本発明のセンサ取付構造によれば、以上
のようにセンサの検出軸部の外周にグロメットを嵌着し
てその検出軸部を蓋体の外面から取付穴に挿入し、メタ
ルガスケットの大径開口から係合大径部を突出させた後
メタルガスケットを移動して係合大径部をメタルガスケ
ットに係合させ、蓋体の接合面をメタルガスケットを介
在させた状態で本体に接合することによって、蓋体の本
体への接合と同時にセンサを蓋体に取付けることがで
き、センサの本体部の構造を複雑にしたり、固定用の専
用部品を用いたりする必要がなく、また取付時にも工数
の多い作業を必要とせずにセンサを取付けることができ
るとともに、メタルガスケットがセンサを介して蓋体に
正規の位置関係で固定されて位置ずれしないので蓋体の
接合作業性が良好となり、しかもその取付状態で係合大
径部がメタルガスケットに係合し、そのメタルガスケッ
トが蓋体に重合しているので、センサは蓋体に強固に取
付けられており、たとえ内側から大きな圧力が作用して
も脱落する恐れがない等の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサ取付構造の一実施例の縦断面図
である。
【図2】同実施例における蓋体の一部を破断して示した
要部の平面図である。
【図3】従来例における圧力センサ取付部を断面して示
した内燃機関の部分断面側面図である。
【図4】同従来例における圧力センサ取付部の縦断面図
である。
【図5】他の従来例における圧力センサ取付部の縦断面
図である。
【符号の説明】
1 圧力センサ 2 サージタンク(被取付機器) 3 本体 4 蓋体 5 メタルガスケット 6 検出軸部 7 係合径大部 8 取付穴 9 グロメット 10 長溝状開口 11 大径開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサの被取付機器における本体と蓋体
    の接合面にメタルガスケットを介装し、先端に係合大径
    部を有するセンサの検出軸部を蓋体に貫通形成した取付
    穴に挿入し、検出軸部外周と取付穴内周の間にグロメッ
    トを圧入嵌合し、蓋体の取付穴形成部にメタルガスケッ
    トを重合させ、メタルガスケットに、検出軸部が貫通す
    るとともに係合大径部が係合する長溝状開口を形成しか
    つその一端に係合大径部が通過可能な大径開口を形成し
    たことを特徴とするセンサ取付構造。
JP6877094A 1994-04-06 1994-04-06 センサ取付構造 Pending JPH07279705A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6877094A JPH07279705A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 センサ取付構造

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JP6877094A JPH07279705A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 センサ取付構造

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JPH07279705A true JPH07279705A (ja) 1995-10-27

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ID=13383308

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JP6877094A Pending JPH07279705A (ja) 1994-04-06 1994-04-06 センサ取付構造

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JP (1) JPH07279705A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005095776A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Keihin Corporation 燃料噴射装置用の圧力センサ
JP2007040140A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Keihin Corp スロットルボデーにおける吸気負圧検出装置

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WO2005095776A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Keihin Corporation 燃料噴射装置用の圧力センサ
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