JPWO2005088619A1 - 光学ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract

ストッパ部材30は、可動部のフォーカス方向への移動を規制する突起部35とトラッキング方向への移動を規制する壁部34とが合成樹脂で一体形成されている。これにより、1つのストッパ部材30で可動部のフォーカス方向とトラッキング方向との双方向の移動を同時に規制して可動範囲を決定することができる。従って、従来のようにフォーカス方向とトラッキング方向とのストッパを別部材として用意する必要がなく、部品点数を低減できて、コストも低減でき、設置作業も容易に行える。さらに、強い衝撃が加わったとしても、変形することがない。

Description

本発明は、光記録媒体の情報の読み取り若しくは書き込みを行うための光学ピックアップ装置に関する。
従来、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光記録媒体に記録されている情報を記録したり、または記録されている情報を再生したりする光学ピックアップ装置が知られている(例えば特許文献1)。
特許文献1の光学ピックアップ装置は、対物レンズを内蔵したレンズホルダを備えた可動部を4本の線状弾性部材でアクチュエータベースに移動可能に連結したアクチュエータ部と、可動部の両側面に所定の空間を設けて対向配置される一対の磁石を固定した一対のヨークが設けられるとともに、可動部のトラッキング方向の側面を囲むように対向配置される立設部を形成したサスペンションベースと、を備えて構成されている。
また、可動部のレンズホルダの両側面には、それぞれフォーカス方向に所定の距離だけ離隔した一対の固定アームが設けられている。さらに、立設部には挿入孔が設けられ、ストッパ部材が取り付けられている。ストッパ部材は、金属製の線状部材を素材とし、略コ字状に折り曲げられて形成されている。このストッパ部材のコ状の先端部では、制止部が形成されており、可動部のレンズホルダの側面のフォーカス方向に離隔した位置に形成される固定アームの略中央に配置される。
このような構成では、可動部がフォーカス方向に移動した場合、可動部は、レンズホルダの側面に形成される固定アームが制止部に当接して、フォーカス方向への移動範囲を規制される。また、可動部がトラッキング方向に移動した場合、可動部は、固定アームが立設部に当接することで、トラッキング方向への移動が規制される。
特開2001−229556号公報(第9頁、図1、図2)
しかしながら、特許文献1では、可動部のフォーカス方向への移動をストッパ部材で規制し、可動部のトラッキング方向への移動を立設部で規制している。このため、可動部をサスペンションベースに設置する際に、この可動部の可動範囲の精度を維持するためには、これらの可動部の可動範囲を決定する各構成部材、つまり、ストッパ部材や立設部、立設部に設けられる挿通孔、立設部が設けられるサスペンションベース、および可動部などに高寸法精度が要求され、これらの各構成部材の設置作業が煩雑となる。
また、ストッパ部材は金属で形成されているため、強い衝撃によって永久変形してばね特性が変化してしまう可能性がある。さらに、サスペンションベースや可動部に設けられる電気回路との電気的ショートを避けるために絶縁処理を施す必要があり、作業が煩雑になり、生産コストも高くなるという課題がある。
本発明では、可動部の設置作業が容易に行えるとともに、耐衝撃性に優れた光学ピックアップ装置を提供することを目的とする。
本発明の光学ピックアップ装置は、アクチュエータベースと、レンズを有しこのレンズの光軸方向に向かうフォーカス方向とこのフォーカス方向と交差するトラッキング方向とに移動可能であり、弾性部材を介して前記アクチュエータベースに連結される可動部と、前記可動部のフォーカス方向への移動を規制するフォーカス方向規制部およびトラッキング方向への移動を規制するトラッキング方向規制部を合成樹脂で一体形成したストッパ部材と、を具備したことを特徴とする。
本実施の形態の光学ピックアップ装置の全体斜視図である。 ピックアップアクチュエータの正面図である。 本実施の形態のサスペンションの変形例を示すピックアップアクチュエータの斜視図である。 ストッパ部材の正面図である。 ストッパ部材の断面図である。 ストッパ部材の側面図である。 ストッパ部材の変形例を示す側面図である。
符号の説明
1…光学ピックアップ装置
10…ベース部材としてのアクチュエータベース
21…支持部としてのサスペンションベース
22…可動部
23…弾性部材固定部としての固定アーム
25…弾性部材としてのサスペンション
30…ストッパ部材
31…連結部としてのストッパ基部
34…トラッキング方向規制部としての壁部
35…フォーカス方向規制部としての突起部
36…位置決め爪としての第1の係合爪
37…位置決め爪としての第2の係合爪
38…突起片としての係止片
131…位置決め溝
141…凹部
241…レンズとしての対物レンズ
F…フォーカス方向
T…トラッキング方向
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1ないし図6は本実施形態の光学ピックアップ装置1が示されている。
〔光学ピックアップ装置の構成〕
図1において、光学ピックアップ装置1は、ベース部材としてのアクチュエータベース10と、ピックアップアクチュエータ20と、ストッパ部材30と、を備えている。光学ピックアップ装置1は、例えばCDやDVDなどの情報記録面を有する円盤状の光学式記録媒体に情報を記録、または記録された情報を再生する記録媒体駆動装置に組み込まれている。記録媒体駆動装置としては、例えばパーソナルコンピュータなどの端末機器の内部または外部に接続されるCDドライブやDVDドライブや、テレビなどやオーディオなどに接続されるCDプレイヤやDVDプレイヤ、また、単一で機能するポートブルCDプレイヤなどが挙げられる。光学ピックアップ装置1は、このような記録媒体駆動装置に格納された光学式記録媒体の情報記録面に対向する位置に、この情報記録面の径方向(トラッキング方向T)に移動可能に取付けられている。
〔アクチュエータベースの構成〕
アクチュエータベース10は、図示しないピックアップ支持体に取付けられている。このピックアップ支持体は、図示しない駆動機構に接続され、駆動機構の制御により光学ピックアップ装置を光学式記録媒体の面に沿ってトラッキング方向Tへ移動させる。また、ピックアップ支持体には図示しないレーザ光源が取り付けられていて、レーザ光源から出射されたレーザ光は、光学系により構成される光路を通って後述する対物レンズ241の下方に至る。対物レンズ241の下方には立ち上げミラー(図示せず)が配置されており、レーザ光は立ち上げミラーにより上方へ進路変更されて対物レンズ241を下から上へと通過する。対物レンズ241の上方には図示しない光学式記録媒体が配置され、対物レンズ241はレーザ光を光学式記録媒体の情報記録面に集光する。
アクチュエータベース10は、アルミなどの比較的軽量な金属を素材としている。このアクチュエータベース10は、略平板矩形状に形成される基部11と、基部11のトラッキング方向に直交する方向に立ち上がる一対の立上部13と、基部11のトラッキング方向に略平行に立ち上がる一対のヨーク14と、ヨーク14に固定される一対の磁石15と、を備えている。
基部11は、取付孔12を有し、この取付孔12にねじ止めなどをすることでピックアップ支持体に取付けられる。この基部11には、ピックアップアクチュエータ20が固定される。ピックアップアクチュエータ20の取付けは、後述する可動部22が一対の立上部13および一対の磁石15の間で、これらの立上部13および磁石15と所定の距離寸法を隔てて配置されるように、後述する支持部としてのサスペンションベース21をアクチュエータベース10の基部11に固定する。
アクチュエータベース10の基部11には、サスペンションベース21に設けられたベース固定孔211に対応した位置に孔部が設けられていて、この孔部とベース固定孔211をねじ止めなどすることでサスペンションベース21が基部11に固定される。なお、サスペンションベース21の取付けは、ねじ止めに限定されず、ピン部材により係止させてもよく、接着剤により接着固定するものであってもよい。さらに、基部11には、サスペンションベース21に形成されているM字溝212の形状に合わせて突出片16が形成されている。この突出片16は、サスペンションベース21のM字溝212を係合させることで、サスペンションベース21の固定時に位置決めとして機能する。
立上部13には、位置決め溝131が形成され、この位置決め溝131には、後述するストッパ部材30が位置決め固定されている。また、ヨーク14には、上面部の一部に凹部141が形成されている。この凹部141は、磁石15を固定するための接着剤を導入するために形成されている。磁石15は、一対のヨーク14の互いに対向する面に固定されて、磁界を形成している。
〔ピックアップアクチュエータの構成〕
図1、図2において、ピックアップアクチュエータ20は、アクチュエータベース10の基部11に固定される支持部としてのサスペンションベース21と、サスペンションベース21に対して移動可能に取付けられる可動部22と、サスペンションベース21および可動部22を連結する弾性部材としてのサスペンション25と、を備えて構成されている。これらのサスペンションベース21および可動部22は、合成樹脂によって形成されている。
サスペンション25は、ばね材料として強い曲げ応力に耐える高強度を有し、繰り返し作用に対する疲労耐性に優れた素材、例えばベリリウム銅などの金属によって形成される。そして、これらのサスペンションベース21および可動部22は、サスペンション25をインサートした状態でインサート成形される。なお、これらのサスペンションベース21や可動部22には、複数の肉抜き部214が、合成樹脂の肉厚が略均一になるように形成されていて、インサート成形によりヒケが生じて表面に凹みができるのを防止している。
サスペンションベース21には、ベース固定孔211と、M字溝212と、サスペンション挿通溝213と、が形成されている。ベース固定孔211は、サスペンションベース21をトラッキング方向に貫通する孔である。このベース固定孔211は、前述したように、アクチュエータベース10の基部11にサスペンションベース21をねじ止めやピン止めなどにより固定するためのねじやピンの挿通孔となる。M字溝212はサスペンションベース21のアクチュエータベース10と対向する面に形成されている。そして、M字溝212は、前述したように、アクチュエータベース10の基部11に形成される突出片16に係止されて、アクチュエータベース10とサスペンションベース21との位置決めに用いられる。
サスペンション挿通溝213は、サスペンションベース21の可動部22と対向する面の4隅にサスペンション25の長手方向と略同一方向に略凹状に形成されている。このサスペンション挿通溝213は、サスペンション25が通される溝である。サスペンション挿通溝213には、サスペンション25との間にダンピング剤が充填され、所定周波数までのサスペンション25の振動を防止している。このダンピング剤は、ゲル状の制振用化学物質であり、サスペンション25とサスペンション挿通溝213の間に充填されることでサスペンション25の振動を緩衝しているとともにサスペンション25の固定力を強化している。
可動部22には、対物レンズ241(図1参照)を保持するレンズホルダ24と、可動部22の両側面から2本づつ計4本突出する弾性部材固定部としての固定アーム23と、コイル基板26とを備えている。レンズホルダ24は、可動部の略中心にフォーカス方向に貫通して中空状に形成されている。このレンズホルダ24の上面側に対物レンズ241が固定されている。このレンズホルダ24は、前述したように、図示しないピックアップ支持体のレーザ光源から出光される所定の光度のレーザ光を通し、対物レンズ241は、このレーザ光を光学式記録媒体の情報記録面に集光する。
固定アーム23は、可動部22のサスペンションベース21と対向する側とは反対側の4隅の角部にそれぞれトラッキング方向Tに突出して形成されている。また、可動部22の一側面から突出される一対の固定アーム23は、フォーカス方向に所定の間隔だけ離隔して形成されている。この固定アーム23には、サスペンション25が固定され、このサスペンション25によって、可動部22は、サスペンションベース21に揺動自在に接続されている。
そして、この可動部22には、一対のコイル基板26が可動部22のサスペンションベース21に対向する面とその反対面とに固定されている。そして、可動部22は、ピックアップアクチュエータ20をアクチュエータベース10に取付けたとき、前述したように一対の立上部13と一対のヨーク14に囲まれて配置される。この時、コイル基板26はヨーク14に固定される磁石15と対向して配置される。従って、可動部22は、磁石15の磁界内に配置されることになり、コイル基板26に形成された図示しないフォーカスコイル及び図示しないトラッキングコイルに所定のサーボ帯域(例えば、0〜5KHz)の周波数となる駆動電流を通電すると、コイル内の電流と磁界とにより生じる力により、可動部22は、フォーカス方向F及びトラッキング方向Tに移動する。
サスペンション25は、両端部に形成される平板部251と、平板部251に連結される軸部252と、軸部252に連結される幅広部253とが一体に形成されている。この時、サスペンションの両端側に形成される軸部252と軸部252に挟まれる幅広部253とは、それぞれサスペンション25の長手方向の全体長さの略3分の1に渡って形成されている。ここで、サスペンション25の長手方向の全体長さとは、一端側に形成される軸部252から他端側に形成される軸部252までの長さ寸法までのことを意味する。すなわち、一端側に形成される軸部252の長さ寸法L1と、他端側に形成される軸部252の長さ寸法L3と、これらの軸部252に連結される幅広部253の長さ寸法L2とは、略同一長さ寸法に形成される。
平板部251は、サスペンションベース21および可動部22の固定アーム23に、インサート成形時に埋め込まれて固定されている。また、この平板部251は、先端部がサスペンションベース21または固定アーム23から突出した状態で固定されている。そして、サスペンションベース21に固定された平板部251の先端の突出部位には、図示しない配線が電気的に接続され、図示しない電気回路を接続されている。一方、固定アーム23に固定された平板部251の先端の突出部位は、可動部22に固定されるコイル基板26に接続され、電気回路からサスペンション25を介してコイル基板26に電流が流れるように構成されている。
軸部252は、略軸状に直線状に延びて形成されている。また、サスペンションベース21側の軸部252とサスペンション挿通溝213との間には、前述したようにダンピング剤が充填され、サスペンションベース21とサスペンション25との固定力を強化させるともに所定周波数までの振動を緩衝している。ここで、緩衝できる周波数とは、例えば略60Hzまでの周波数であり、これは、ダンピング剤の種類などにより調整可能となっている。
幅広部253は、軸部252と連結され、トラッキング方向Tの幅寸法が大きくなるように形成されている。この時、幅広部253は、軸部252との連結位置から離れるにつれて幅寸法が大きくなるテーパ状に形成されている。このため、軸部252と幅広部253との連結部位に過度の力がかからないため、サスペンション25の破損を防止できる。このように幅寸法が大きく形成された幅広部253を形成することで、ねじれに対する強度が向上し、前述したダンピング剤で緩衝できない高周波数の振動、例えばサスペンション25のねじれ共振の周波数をディスク回転周波数領域より高くすることに貢献する。
なお、図3に示すように、サスペンション25の軸部252には、径方向に延びる突出面254が形成されている構成としてもよい。このような突出面254を設けると、サスペンション挿通溝213に充填されるダンピング剤と、サスペンション25との接触面積が増大して、ダンピング剤によるサスペンションの緩衝効果がより期待できる。
〔ストッパ部材の構成〕
図4ないし図6において、ストッパ部材30は、例えば合成樹脂を素材として略コ字型に形成されている。ストッパ部材30は、連結部としてのストッパ基部31と、ストッパ基部31に接続される接続部32と、接続部32の先端に固定されるアーム33と、が一体に形成されている。
ストッパ基部31は、ストッパ部材30をアクチュエータベース10に取付けた際に、ヨーク14の方向に突出する突起片としての係止片38と、ストッパ基部31の4隅からヨーク14の方向に突出する押え片39と、を有している。係止片38は、アクチュエータベース10の一対のヨーク14のうち、サスペンションベース21から離れている方のヨーク14に形成される凹部141に係止される。また、押え片39は、係止片38が係止されたヨーク14およびこのヨーク14に固定される磁石15を、トラッキング方向から挟み込む。この係止片38および押え片39によってストッパ基部31は、アクチュエータベース10のトラッキング方向に対して位置決めされる。
接続部32は、ストッパ基部31の両側面にトラッキング方向T側に向かって形成されている。そして、接続部32の先端に形成されるアーム33は、ストッパ基部31の両側面に略並行に一対設けられる。また、このアーム33は、トラッキング方向Tおよびフォーカス方向Fに略直交する方向を長手方向として形成されている。ここで、このアーム33のストッパ基部31から遠ざかる位置をアーム33の先端側とし、ストッパ基部31に近い位置をアーム33の基端部とし、ストッパ部材30をアクチュエータベース10に取付ける方向を取付け方向とすると、アーム33は、接続部32によって、先端側が互いに離隔する方向に常に付勢されている。
これらの一対のアーム33の互いに対向する面の先端側には、可動部22のトラッキング方向Tへの可動範囲を規制する壁部34と、これらの壁部34から突出して可動部22のフォーカス方向Fの可動範囲を規制する突起部35とが一体に形成されている。
壁部34は、ストッパ部材30をアクチュエータベース10に取付けたとき(図1参照)、可動部22の固定アーム23の先端部と所定の距離を開けて配置され、一対の壁部34間が可動部22のトラッキング方向Tへの可動範囲となる。可動範囲を越える変位量が可動部22に与えられた場合は、固定アーム23の先端部が壁部34に当接し、可動部22の揺動が規制される。また、突起部35は、フォーカス方向に離隔して設けられる一対の固定アーム23の中間位置に配置される。そして、この突起部35と固定アーム23とが当接するまでの距離が可動部22のフォーカス方向Fへの可動範囲となる。可動範囲を越える変位量が可動部22に与えられた場合は、固定アームが突起部35に当接し、可動部22の揺動が規制される。また、可動部22がフォーカス方向Fおよびトラッキング方向Tの双方に移動する場合があるため、壁部34のフォーカス方向の寸法は、可動部22のフォーカス方向への可動範囲寸法以上に形成されている。
一対のアーム33の突起部35が形成される面の反対面、すなわち、互いに離隔する方向の面には、位置決め爪としての第1の係合爪36と位置決め爪としての第2の係合爪37とが形成されている。第1の係合爪36は、アーム33の先端側に形成され、第2の係合爪37は、アーム33の基端側に設けられている。これらの係合爪36,37は、それぞれストッパ部材30の取付け方向に向かって突出寸法が小さくなるテーパ状に形成されている。これらの係合爪36,37は、前述したように、アクチュエータベース10の立上部13に形成される位置決め溝131に係合されて、ストッパ部材30をアクチュエータベース10に固定する。
この時、位置決め溝131は、フォーカス方向Fおよびトラッキング方向Tと略直交する方向に延びて形成されているので、ストッパ部材30を固定する時、まずストッパ部材30の第1の係合爪36を位置決め溝131に係合させ、そのままストッパ部材30を位置決め溝131に沿ってスライド移動させて第2の係合爪を係合させる。この時、位置決め溝131の長手方向の長さ寸法と、第1の係合爪36の先端側から第2の係合爪37の基端側までの距離寸法が同一であれば、確実にストッパ部材30の係合爪36,37をアクチュエータベース10の位置決め溝131に嵌めこんで固定することができる。さらに、この時、アーム33の先端側は接続部32によって位置決め溝131側に付勢されるので、さらにストッパ部材30の固定力が向上する。
〔光学ピックアップ装置の作用効果〕
このような本実施の形態の光学ピックアップ装置1では、ストッパ部材30は、可動部22のフォーカス方向Fへの移動を規制する突起部35とトラッキング方向Tへの移動を規制する壁部34とが合成樹脂で一体形成されている。これにより、1つのストッパ部材30で可動部22のフォーカス方向Fとトラッキング方向Tとの双方向の移動を同時に規制して可動範囲を決定することができる。従って、従来のようにフォーカス方向Fとトラッキング方向Tとのストッパを別部材として用意する必要がなく、部品点数を低減できて、コストも低減でき、設置作業も容易に実施できる。
また、従来の金属製のワイヤのストッパに対して、本実施の形態のストッパ部材30は合成樹脂で形成されているため、絶縁処理を施す必要がない。従って、ストッパ部材30の生産にかかるコストや手間を低減できる。さらに、ストッパ部材30は、合成樹脂で形成されているので、強い衝撃が加わったとしても、金属製ワイヤのストッパのように塑性変形することがなく、ストッパ部材30の強度を強くできる。
そして、ストッパ部材30の壁部34が固定アーム23の先端部からトラッキング方向Tに所定の距離だけ離れて配置され、突起部35がフォーカス方向Fに離隔して形成される固定アーム23の中間に配置されている。これにより、可動部22のトラッキング方向Tへの可動範囲は対向するストッパ部材30のアーム33の壁部34の距離寸法で決定され、フォーカス方向Fへの可動範囲は突起部35と固定アーム23との距離寸法で決定される。従って、ストッパ部材30によって容易に可動部22の可動範囲を調整できる。従って、可動部22の可動範囲の設定に複雑な機構を不要にできるので、光学ピックアップ装置1の生産性を向上させることができる。
また、突起部35は、壁部34からトラッキング方向Tに突起して形成されている。これにより、突起部35および壁部34は、可動部22のフォーカス方向Fおよびトラッキング方向Tの可動範囲の規制を、突起部35および壁部34と固定アーム23との位置関係のみで決定できる。従って、ストッパ部材30の構造を簡単にできる。
そして、突起部35および壁部34は、可動部22を両側から挟んで一対設けられている。これにより、一対の突起部35および壁部34で、可動部22の可動範囲の規制を、可動部22の両側面から実施できる。従って、可動部22の可動範囲の規制をより確実に実施できる。
また、このような一対の突起部35および壁部34は、ストッパ基部31を挟んで連結され、一体に形成されている。これにより、1つのストッパ部材30で可動部22のトラッキング方向Tおよびフォーカス方向Fの可動範囲の規制を、可動部22の両側面から実施できる。従って、ストッパ部材30を可動部22の両側面にそれぞれ別途配置する必要がなく、生産性が向上し、また部品点数を低減させることができる。
そして、アクチュエータベース10の立上部13には、位置決め溝131が形成され、ストッパ部材30には、この位置決め溝131と係合する係合爪36,37は形成されている。これにより、ストッパ部材30のアクチュエータベース10への取付け作業が容易に実施できる。従って、光学ピックアップ装置1の生産性を向上させることができる。また、ストッパ部材30を容易に取り外しできるので、メンテナンス性も向上する。
また、第1の係合爪36は、位置決め溝131側に付勢されている。これにより、第1の係合爪36が位置決め溝131に確実に係合されて、固定される。従って、ストッパ部材30を確実にアクチュエータベース10に固定できる。
また、アクチュエータベース10の立上部13に形成される位置決め溝131がフォーカス方向Fおよびトラッキング方向Tに対して略垂直となる長手方向を有して形成されていて、ストッパ部材30は、この位置決め溝131の長手方向に沿ってスライド移動させて係合爪36,37を嵌めこんで固定している。これにより、ストッパ部材30をスムーズにアクチュエータベース10に固定することができる。従って、光学ピックアップ装置1の生産性を良好にできる。
さらに、アーム33には、第1の係合爪36と第2の係合爪37が形成されていて、これらの係合爪36,37が位置決め溝131に係合される。1つの係合爪のみを位置決め溝131に係合させた場合、ストッパ部材は、この係合爪を中心に回転してしまう恐れがある。これに対して、本実施の形態では、位置決め溝131の2ヶ所を第1の係合爪36と第2の係合爪37によって支持できる。このため、ストッパ部材30が回転することなくアクチュエータベース10に取り付けることができる。
また、この時、第1の係合爪36の先端側から第2の係合爪37の基端側までの距離が位置決め溝131の長手方向の長さ寸法と略同一寸法である。このため、ストッパ部材30をアクチュエータベース10に取付けると、これらの係合爪36,37は、位置決め溝131の両端部に配置されて、ストッパ部材30が位置決め溝の長手方向に沿う方向にずれることがない。従って、ストッパ部材30をアクチュエータベースに確実に固定することができる。
そして、ストッパ部材30のストッパ基部31はアクチュエータベース10のヨーク14に形成されている凹部141に向かって突出する係止片38が形成されている。この係止片38を凹部141に係合させることにより、ストッパ部材30をアクチュエータベース10に位置決めできる。このため、ストッパ部材30の取付作業が容易に実施できる。
また、第1の係合爪36、第2の係合爪37は、ストッパ部材30の取付け方向に向かって突出寸法が小さくなるようにテーパ状に形成されている。これにより、ストッパ部材30をアクチュエータベース10の係合溝に係合させるとき、テーパ状の斜面を滑らせて係合爪36,37を位置決め溝に入れることができ、係合爪36,37の取付け作業が容易に実施できる。
そして、ストッパ基部31の4隅には、係止片38の突出方向と同方向に押え片39が生成されている。このため、ストッパ部材30をアクチュエータベース10に取付ける際に、これらの押え片39はヨーク14および磁石15をトラッキング方向の両側面から挟み込んでこの位置決めすることができる。
〔実施の形態の変形例〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、本実施の形態では、ストッパ部材30は、ストッパ基部31から突出する係止片38が形成され、さらにストッパ基部31の4隅には押え片39が形成されていたが、これに限らない。例えば、ストッパ基部31にこれらの係止片38や押え片39が形成されない構成としてもよい。この場合、ストッパ部材30の形状を簡単にできるため、ストッパ部材30の製造にかかるコストを低減できる。
また、本実施の形態では、位置決め溝131は、フォーカス方向Fおよびトラッキング方向Tに略直交する方向を長手方向として形成されているが、これに限らない。例えば、アクチュエータベースの立上部で、かつストッパ部材の係合爪に対応する位置に位置決め孔が形成されていて、この位置決め孔に係合爪が係合する構成としてもよい。長手方向を有する位置決め溝では、位置決め溝の両端部に係合爪を配置しなければ、ストッパ部材がこの位置決め溝に沿う方向に移動してガタが生じてしまう。これに対して、係合爪の位置にあわせた位置決め孔では、ガタの心配がなく、確実にストッパ部材をアクチュエータベースに固定できる。
また、本実施の形態では、ストッパ部材30のアーム33を位置決め溝に向かって付勢することでストッパ部材30とアクチュエータベース10との固定力を強めていたが、これに限らない。例えば、図7に示すように、係合爪36Aの突出先端部361が、フォーカス方向に膨らんで形成される構成としてもよい。この時、係合爪36Aは、位置決め溝131を貫通して係合され、突出先端部361のフォーカス方向Fの寸法が位置決め溝131のフォーカス方向Fの寸法より大きく形成されている。
このような構成では、位置決め溝131に係合爪36Aを係合させると、突出先端部361が位置決め溝131から抜けにくく形成されているので、ストッパ部材30をアクチュエータベース10に確実に固定することができる。また、ここでは係合爪36Aの突出先端部361が膨らんで形成されている例を示したが、これに限らず、例えば、位置決め溝にピン部材やねじなどを、アームが配置される側とは反対側から係合爪に螺合させた構成としてもよく、また係合爪を設けないで、ねじやピン部材などでストッパ部材を固定してもよく、接着剤などにより接着固定するものであってもよい。
また、本実施の形態では、ストッパ部材30は、可動部22の両側面にそれぞれ壁部34と突起部35とを備えたアーム33を設け、これらのアーム33をストッパ基部31および接続部32で連結する構成を示したが、これに限らない。例えば、可動部22の一方の両側面にそれぞれ、壁部と突起部とを備えたストッパ部材を独立させて配置してもよい。この構成では、可動部22の両側面において、個別にストッパ部材を設けるため、それぞれのストッパ部材の位置をより精密に固定することができ、可動部22の可動範囲をより精密に制御できる。また、突起部および壁部を備えたストッパ部材が可動部の片側にのみ形成されている構成としてもよい。ただし、この場合、ストッパ部材が設けられていない側では、可動部の可動範囲を規制できない。従って、本実施の形態のように可動部の両側面においてストッパ部材を配置することが好ましい。
また、本実施の形態では、突起部35は壁部34から突起しているとしているがこれに限らない。例えば、突起部をアームの壁部以外の箇所から突起させてもよい。また、突起部は壁部の上下端(フォーカス方向における両端部)に一対形成され、可動部はこの一対の突起部の間で可動範囲が規制される構成としてもよい。
また、本実施の形態では、フォーカス方向規制部として突起部を、トラッキング方向規制部として壁部を用いたが、これに限らない。例えば、フォーカス方向規制部は、ストッパ部材から伸びる紐部材であってもよい。この場合、紐部材は、可動部のフォーカス方向の可動範囲限界位置となる上下に2本平行にフォーカス方向と略直行する方向に張られ、可動部がこの紐部材に当接することで可動部の可動範囲を規制するものであってもよい。また、トラッキング方向規制部は、ストッパ部材のアームから伸びて可動部の側面に接続されるとともに、可動部の両側面に設けられる紐部材であってもよい。このような構成では、可動部が所定距離トラッキング方向に移動すると移動した方向とは反対側のアームに配置される紐部材が引き張られ、可動部の可動範囲を規制できる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
〔実施の形態の作用効果〕
ストッパ部材30は、可動部22のフォーカス方向Fへの移動を規制する突起部35とトラッキング方向Tへの移動を規制する壁部34とが合成樹脂で一体形成されている。これにより、1つのストッパ部材30で可動部22のフォーカス方向Fとトラッキング方向Tとの双方向の移動を同時に規制ができる。
本発明は、光記録媒体の情報の読み取り若しくは書き込みを行うための光学ピックアップ装置として利用できる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
[0006] しかしながら、特許文献1では、可動部のフォーカス方向への移動をストッパ部材で規制し、可動部のトラッキング方向への移動を立設部で規制している。このため、可動部をサスペンションベースに設置する際に、この可動部の可動範囲の精度を維持するためには、これらの可動部の可動範囲を決定する各構成部材、つまり、ストッパ部材や立設部、立設部に設けられる挿通孔、立設部が設けられるサスペンションベース、および可動部などに高寸法精度が要求され、これらの各構成部材の設置作業が煩雑となる。
[0007] また、ストッパ部材は金属で形成されているため、強い衝撃によって永久変形してばね特性が変化してしまう可能性がある。さらに、サスペンションベースや可動部に設けられる電気回路との電気的ショートを避けるために絶縁処理を施す必要があり、作業が煩雑になり、生産コストも高くなるという課題がある。
[0008] 本発明では、可動部の設置作業が容易に行えるとともに、耐衝撃性に優れた光学ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
[0009] 本発明の光学ピックアップ装置は、アクチュエータベースと、レンズを有しこのレンズの光軸方向に向かうフォーカス方向とこのフォーカス方向と交差するトラッキング方向とに移動可能であり、弾性部材を介して前記アクチュエータベースに連結される可動部と、前記可動部で互いにフォーカス方向に離隔する突出部分の互いに対向する面に対向面が当接可能なフォーカス方向規制部としての突起部と前記突出部分のトラッキング方向に所定の距離だけ離れた位置に配置され前記突出部分の先端が当接可能なトラッキング方向規制部としての壁部とを合成樹脂で一体形成したストッパ部材と、を具備したことを特徴とする。
ことを特徴とした光学ピックアップ装置。
【図面の簡単な説明】
[0010][図1]本実施の形態の光学ピックアップ装置の全体斜視図である。
[図2]ピックアップアクチュエータの正面図である。
[図3]本実施の形態のサスペンションの変形例を示すピックアップアクチュエータの斜視図である。
[図4]ストッパ部材の正面図である。
[図5]ストッパ部材の断面図である。
本発明の光学ピックアップ装置は、支持部と、レンズを有しこのレンズの光軸方向に向かうフォーカス方向とこのフォーカス方向と交差するトラッキング方向とに移動可能であり、弾性部材を介して前記支持部に連結される可動部と、前記可動部のフォーカス方向への移動を規制するフォーカス方向規制部およびトラッキング方向への移動を規制するトラッキング方向規制部を合成樹脂で一体形成したストッパ部材と、を具備し、前記弾性部材は、複数あり、それぞれ線状に形成され、前記可動部は、互いにフォーカス方向に離隔し、それぞれ前記弾性部材の先端部を固定する複数の弾性部材固定部を有し、前記ストッパ部材のフォーカス方向規制部は、前記弾性部材固定部の互いに対向する面に対向面が当接可能な突起部であり、前記ストッパ部材のトラッキング方向規制部は、前記弾性部材固定部のトラッキング方向に所定の距離だけ離れた位置に配置され、前記弾性部材固定部の先端が当接可能な壁部であることを特徴とする。

Claims (10)

  1. 支持部と、レンズを有しこのレンズの光軸方向に向かうフォーカス方向とこのフォーカス方向と交差するトラッキング方向とに移動可能であり、弾性部材を介して前記支持部に連結される可動部と、前記可動部のフォーカス方向への移動を規制するフォーカス方向規制部およびトラッキング方向への移動を規制するトラッキング方向規制部を合成樹脂で一体形成したストッパ部材と、
    を具備したことを特徴とした光学ピックアップ装置。
  2. 請求項1に記載の光学ピックアップ装置において、
    前記弾性部材は、複数あり、それぞれ線状に形成され、
    前記可動部は、互いにフォーカス方向に離隔し、それぞれ前記弾性部材の先端部を固定する複数の弾性部材固定部を有し、
    前記ストッパ部材のフォーカス方向規制部は、この弾性部材固定部の互いに対向する面に対向面が当接可能な突起部であり、
    前記ストッパ部材のトラッキング方向規制部は、前記弾性部材固定部のトラッキング方向に所定の距離だけ離れた位置に配置され、前記弾性部材固定部の先端が当接可能な壁部である
    ことを特徴とした光学ピックアップ装置。
  3. 請求項2に記載の光学ピックアップ装置において、
    前記突起部は、前記壁部から突起して形成されている
    ことを特徴とした光学ピックアップ装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の光学ピックアップ装置において、
    前記突起部および前記壁部は、前記可動部の両側面に一対設けられている
    ことを特徴とした光学ピックアップ装置。
  5. 請求項4に記載の光学ピックアップ装置において、
    前記一対の突起部および壁部を連結する連結部が設けられ、
    これらの一対の突起部および壁部と、連結部とは一体的に形成されている
    ことを特徴とした光学ピックアップ装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の光学ピックアップ装置において、
    前記支持部が設置されるベース部材を有し、
    前記ベース部材には、前記ストッパ部材を位置決めする位置決め溝が形成され、
    前記ストッパ部材は、前記位置決め溝と係合する位置決め爪を有する
    ことを特徴とした光学ピックアップ装置。
  7. 請求項6に記載の光学ピックアップ装置において、
    前記位置決め爪は、前記ストッパ部材の側面に形成され、前記位置決め溝の方向に付勢されている
    ことを特徴とした光学ピックアップ装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の光学ピックアップ装置において、
    前記位置決め溝は、フォーカス方向およびトラッキング方向に対して略垂直となる長手方向を有し、
    前記ストッパ部材は、前記位置決め溝の長手方向に沿ってスライド移動させて嵌めこんで係合する
    ことを特徴とした光学ピックアップ装置。
  9. 請求項8に記載の光学ピックアップ装置において、
    前記位置決め爪は、前記位置決め溝の長手方向に係合する位置に複数形成されている
    ことを特徴とした光学ピックアップ装置。
  10. 請求項5に記載の光学ピックアップ装置において、
    前記連結部には、可動部に向かって突起した突起片を有し、この突起片は、前記ベース部材に予め形成される凹部に係合される
    ことを特徴とした光学ピックアップ装置。
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