JPH0352128A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH0352128A
JPH0352128A JP18660489A JP18660489A JPH0352128A JP H0352128 A JPH0352128 A JP H0352128A JP 18660489 A JP18660489 A JP 18660489A JP 18660489 A JP18660489 A JP 18660489A JP H0352128 A JPH0352128 A JP H0352128A
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JP
Japan
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objective lens
optical axis
lens
bobbin
support arms
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JP18660489A
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English (en)
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Takeshi Torikai
鳥飼 剛
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、いわゆる光学ビックアップ装置等に用いられ
、対物レンズを支持するとともに2軸方向に変位駆動す
る対物レンズ駆動装置に関する.B.発明の概要 本発明は、いわゆる光学ピックアップ装置等の対物レン
ズをこの対物レンズの光軸方向とこの光輪方向に直交す
る方向の2軸方向に変位駆動する対物レンズ駆動装置に
おいて、対物レンズが取り付けられたレンズボビンを4
本の支持アームにより可動自在に支持することとし、こ
れら支持アームの中央部分を光軸方向に直交する方向に
幅広な平板状となして該光軸方向への湾曲変位を容易と
なし、これら支持アームの両端側部分を光軸方向に幅広
な平板状となして該光軸方向に直交する方向への湾曲変
位を容易となすことにより、対物レンズの各方向への駆
動の際の支持アームの変位部が特定されるようにして、
対物レンズの変位駆動が正確に行えるようにしたもので
ある.C.従来の技術 従来、光学記録媒体であるいわゆる光ディスクに対して
情報信号の記録及び/又は再生を行う際には、いわゆる
光学ピックアップ装置が用いられている.この光学ピン
クアップ装置は、上記光ディスクの信号記録面に形或さ
れた記録トラック上に光ビームを集光させることにより
、情報信号の記録及び/又は再生を行うように横威され
ている。
そして、上記光学ピックアップ装置においては、上記光
ディスクが回転操作されたときにいわゆる面ブレや偏芯
を起こしても、上記光ビームが上記記録トラック上に正
確に集光されるようにするため、対物レンズ駆動装置が
用いられている.すなわち、この対物レンズ駆動装置は
、上記光ビームを上記信号記録面上に集光させる対物レ
ンズを、上記光ディスクの面プレ及び偏芯に追従させて
変位駆動するように構成されている. この対物レンズ駆動装置としては、第8図に示すように
、対物レンズ101が取り付けられたレンズボビン10
2を、4本の平行な支持アームl03により、基台10
7に対して2軸方向に可動自在に支持してなるものが提
案されている.そして、この対物レンズ駆動装置におい
ては、上記1/ンズボビン102は、フォーカスコイル
104及びトラッキングコイル105が取り付けられて
、上記基台107上に横威される磁気回路106により
形威される直流磁界中に配置される。
上記各支持アーム103は、例えばリン1?銅等の所定
の材料により、断面円形の細い棒状に形成されており、
基端部が上記基台107に設けられた支持部10Bに取
り付けられ、先端部が上記レンズボビン102の一側面
に取り付けられている.また、これら支持アーム103
は、上記レンズボビン102に取り付けられたフォーカ
スコイルlO4及びトラッヰングコイル105に電流を
供給するための給電線としても用いられている.この対
物レンズ駆動装置においては、上記フォーカスコイル1
04にフォーカスエラー信号に基づく所定のフォーカス
駆動電流が供給されることにより、この駆動電流と上記
直流磁界との相互作用によって、上記レンズボビン10
2は、第8図中矢印tで示す上記対物レンズ101の光
軸方向、すなわちフォーカス方向に駆動変位される.ま
た、上記トラッキングコイル105にトラッキングエラ
ー信号に基づく所定のトラッキング駆動電流が供給され
ることにより、この駆動電流と上記直流磁界との相互作
用によって、上記レンズボビンl02は、第8図中矢印
tで示す上記対物レンズlOlの光軸に直交する方向、
すなわちトランキング方向に駆動変位される. このように上記レンズボビン102が上記フォーカス方
向及び上記トラッキング方向に駆動変位されることによ
り、上記光ビームは、上記光ディスクの面ブレ及び偏芯
によらず、常に上記記録トラック上に集光されるように
なされる.また、従来より、第9図に示すように、棒状
に形威された支持アーム!03を用いずに、リン青銅等
の所定の材料により仮バネ状に形戒された4枚の支持ア
ーム109により上記レンズボビンl02を支持するよ
うにした対物レンズ駆動装置が提案されている. この対物レンズ駆動装置においては、L記各支持アーム
109は、基端部が可動支持部110に取り付けられ、
先端部が上記レンズボビン102の一側面に取り付けら
れている.上記可動支持部110は、上記基台107に
設けられた支持部108にヒンジ部111を介して取り
付けられており、このヒンジ部111の変位により第9
図中矢印Lで示す上記トラッキング方向に可動自在とな
されている.そして、上記各支持アーム109は、それ
ぞれ厚み方向が上記対物レンズ101の光軸方向となる
ように配設されており、第9図中矢印fで示すフォーカ
ス方向には湾曲変位自在であるが、上記トラッキング方
向には容易に湾曲変位しないようになされている. D.発明が解決しようとする!1!題 ところで、上記第8図に示したような棒状の支持アーム
103を用いてなる対物レンズ駆動装置においては、上
記支持7−ム103は、断面円形の棒状に形成されてい
るため、上記レンズボビン102が上記フォーカス方向
に駆動変位されるときと、上記レンズボビン102が上
記トラッキング方向に駆動変位されるときとでは、同様
の状態に湾曲変位される.すなわち、上記支持アーム1
03は、あらゆる方向について同様に湾l1lI変位可
能であり、また、湾曲する方向によって湾曲する部分が
異なることがない. そのため、上述のような対物レンズ駆動装置においては
、各支持アーム103間の微小な弾性力の差異や、各支
持アーム103の取り付け部の僅かな傾き等により、上
記レンズポビン102が所定の状態に変位されない虞れ
がある. すなわち、この対物レンズ駆動装置においては、上記レ
ンズボビン102を上記フォーカス方向に変位させたと
きにこのレンズボビン102が上記トラッキング方向に
も微小変位してしまったり、逆に、上記レンズボビン1
02を上記トラッキング方向に変位させたときにこのレ
ンズボビン102が上記フォーカス方向にも微小変位し
てしまう、いわゆるクロストークが生ずる虞れがある.
また、この対物レンズ駆動装置においては、上記レンズ
ボビン102を上記フォーカス方向または上記トラッキ
ング方向へ変位させるときに、上記レンズボビン102
が傾いてしてまい、いわゆる光軸倒れが生ずる虞れがあ
る. 一方、上記第9図に示したような対物レンズ駆動装置に
おいては、上記レンズボビン102を上記フォーカス方
向に変位駆動するときには、上記各支持アーム109の
みが湾曲変位する.そして、この対物レンズ駆動装置に
おいては、上記レンズボビン102を上記トラッキング
方向に変位駆動するときには、上記各支持アーム109
は湾曲変位せず、上記ヒンジ部111のみが変位する.
このように、この対物レンズ駆動装置においては、上記
レンズボビン102を変位駆動する方向に依って、変位
する部分が異なるため、いわゆるクロストークの発生が
防止されている.また、上記各支持アーム109は、板
バネ状に形成されているため、上記レンズボビン102
の変位に伴う上記対物レンズ101の光軸の傾きを生じ
難くなしている. しかしながら、このように対物レンズ駆動装置を板バネ
状の支持アーム109を用いて構戒すると、構戒が複雑
化し、組立、製造が煩雑となる.また、この対物レンズ
駆動装置において、これら支持アーム109を上記各コ
イル104,105に対する給電線としても用いる場合
には、これら支持アーム109の表面積が大きいため、
各コイルの引き出し線をこれら支持アーム109に半田
付け等の手段により接続することが困難となる。
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるもの
であって、構威が複雑化されることなく、組立、製造の
容易化が図られ、また、2軸方向への正確な変位駆動及
び対物レンズの光軸の傾きの防止が可能となされた対物
レンズ駆動装置を提供することを目的とする. 巳.課題を解決するための手段 上述の課題を解決し上記目的を達成するため、本発明に
係る対物レンズ駆動装置は、対物レンズが取り付けられ
たレンズボビンと、基端部を支持台への固定端となし先
端部を上記レンズボビンの支持端となしこのレンズボビ
ンを上記対物レンズの光軸方向及び該光軸方向に直交す
る方向に可動自在に支持する4本の支持アームとを備え
、上記各支持アームは、中央部分が上記光軸方向に直交
する方向に幅広な平板状となされ、両端側部分が上記光
軸方向に幅広な平板状となされてなるものである. F.作用 本発明に係る対物レンズ駆動装置においては、対物レン
ズが取り付けられたレンズボビンを支持する4本の支持
アームは、このレンズボビンを上記対物レンズの光軸方
向に変位駆動するときには上記光軸方向に直交する方向
に幅広な平板状となされた中央部分が上記光軸方向に湾
曲変位し、上記レンズボビンを上記対物レンズの光軸に
直交する方向に変位駆動するときには上記光軸方向に幅
広な平板状となされた両端側部分が該光軸方向に直交す
る方向に湾曲変位する. G.実施例 以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら説
明する. 本発明に係る対物レンズ駆動装置は、第1図に示すよう
に、支持基台を構威する基台lを有し、この基台1上に
対物レンズ2が取り付けられたレンズボビン3が第1図
中矢印F及び矢印Tで示す2軸方向に可動自在に支持さ
れるとともに、上記基台l上にfn気回路4が設けられ
て構成される.上記基台1は、高這磁性材料等の所定の
材料により、略矩形板状の所定の形状に形威される.こ
の基台1は、図示しない光学ビックアップ装置の光学ブ
ロック部上に取り付けられ、この光学ブロック部より射
出される光ビームが上記対物レンズ2に入射されるよう
に位置決めされる.この基台lには、上記光ビームを透
過させるための透孔1aが設けられている. 上記レンズボビン3は、合戒樹脂等の所定の材料により
形威され、上記対物レンズ2が取り付けられるレンズ取
り付け孔3aを有してなる。上記対物レンズ2は、合威
樹脂や硝子等の所定の材料により形成され、上記レンズ
取り付け孔3aに嵌合されて、接着剤を用いた接合等の
手段により上記レンズボビン3に取り付けられている.
このレンズボビン3の両側部には、一対の支持アーム取
り付け部3bが突設されている。
上記基台1上の一方側には、この基台1とともに支持基
台を構成する支持部材5が取り付けられている.この支
持部材5には、上記レンズボビン3を2軸方向に可動自
在に支持する4本の支持アーム6の基端部が固定端とし
て取り付けられている.これら支持アーム6は、それぞ
れ略棒状に形威され、上記基台1に平行に上下各2本つ
づとなるように配設されている.そして、これら支持ア
ーム6の先端部は、上記レンズボビン3の一対の支持ア
ーム取り付け部3bに2本づつ対応して、支持端として
取り付けられている.これら支持アーム6は、上記対物
レンズ2が上記透孔1aの上方となるように、上記レン
ズボビン3を支持している. そして、上記レンズボビン3の外周面には、フォーカス
コイル7及びトラッキング8が取り付けられている.ま
た、上記基台1上には、これら各コイル7,8に対応す
るように、上記磁気回路4が構成されている.すなわち
、この磁気回路4は、上記基台1上に上記レンズボビン
3の一方側及び他方側に対向するように突設された一対
の外ヨーク9.10を有してなる.これら外ヨーク9.
10の上記レンズボビン3に対向する側には、それぞれ
マグネッ}11.12が取り付けられている.また、上
記各外ヨーク9,lOの内方側には、これら外ヨーク9
,lOに平行に一対の内ヨークl3  14が突設され
ている.これら内ヨーク13.14は、上記レンズボビ
ン3の上記レンズ取り付け孔3aの一方側及び他方側に
穿設された一対の内ヨーク挿通孔3Cに挿通している。
この磁気回路4は、上記各マグネ7}11.12と上記
各内ヨーク13.14との間の一対の空隙部が磁気ギャ
ップとなされている。この磁気ギヤ・ノブ内に形威され
る直流磁界は、上記レンズボビン3に取り付けられた上
記各コイル7.8に饋交するようになされている. ところで、上記各支持アーム6は、例えばリン青銅等の
如き、適当な内部損失を有し、経時変化の少ない所定の
材料により形成されている.そして、これら支持アーム
6は、第2図及び第2図中A−A′で示す位置の断面図
である第3図に示すように、中央部分6aが上記対物レ
ンズ2の光軸に直交する方向に幅広な平板状となされて
、断面長円形状となされている.すなわち、この支持ア
ーム6の中央部分6aは、上記対物レンズ2の光軸方向
には湾曲し易く、この光軸に直交する方向には湾曲し難
いようになされている.また、これら支持アーム6は、
第2図及び第2図中B−B ’で示す位置の断面図であ
る第4図に示すように、両端側部分6bが上記対物レン
ズ2の光軸方向に幅広な平板状となされて、断面長円形
状となされている.すなわち、この支持アーム6の両端
側部分6bは、上記対物レンズ2の光軸に直交する方向
には湾曲し易く、この光軸方向には湾曲し難いようにな
されている.このように、上記支持アーム6の所定部分
を所定方向に幅広な平板状となすには、断面円状の棒状
の材料の所定部分に圧力を加えて圧延すればよい. なお、上記各支持アーム6は、それぞれ上記フォーカス
コイル7をなす巻線の一端部及び他端部、上記トラッキ
ングコイル8をなす巻線の一端部及び他端部に対応して
接続されている.そして、これら支持アーム6は、図示
しない所定の駆動回路より供給される所定のフォーカス
駆動電流及びトラッキング駆動電流を上記各コイル7.
8に導く給電線として用いられている. また、上記各支持アーム6には、この支持アーム6の共
振や分割振動等を防止するため、例えば、いわゆるシリ
コンゴムやブチルゴム等の内部損失の大きい材料により
なるダンピング材15a,15bが被着されている.こ
のダンピング材15a,15bの上記支持アーム6への
被着は、例えば、上記ダンピング材15a,15bを溶
融し、または、溶融された状態にあるダンピング材15
a,15bを上記支持アーム6に塗布することにより行
う. 上記各支持アーム6は、上記各フォーカスコイル7及び
トラッキングコイル8にそれぞれ上記フォーカス駆動i
t流及びトラッキング駆動電流が供給され、これらコイ
ル7,8が上記磁気回路4により形戒される直流磁界に
より駆動力を受けると、上記レンズボビン3を介して、
この駆動力により湾曲変位される. すなわち、上記フォーカスコイル7にフォーカス駆動電
流が供給されると、このフォーカスコイル7は、供給さ
れたフォーカス駆動電流と上記直流磁界との相互作用に
より、第1図中矢印Fで示す上記対物レンズ2の光軸方
向、すなわちフォーカス方向の駆動力を受ける.すると
、上記レンズボビン3は、上記各支持アーム6を湾曲さ
せながら、上記対物レンズ2とともにフォーカス方向に
移動する.このとき、上記各支持アーム6は、第5図に
示すように、上記光軸に直交する方向に幅広な平板状と
なされた中央部分6aが湾曲変位され、両端側部分6b
は変位されない.上記対物レンズ2がフォーカスエラー
信号に基づくフォーカス駆動電漬を供給されてフォーカ
ス方向に変位駆動されることにより、上記光ビームがこ
の対物レンズ2により集光されてなるビームスポットは
、光ディスクの面ブレに追従して、常にこの光ディスク
の信号記録面上に形成される. また、上記トラッキングコイル8にトラッキング駆動電
流が供給されると、このトラッキングコイル8は、供給
されたトラッキング駆動電流と上記直流磁界との相互作
用により、第1図中矢印Tで示す上記対物レンズ2の光
軸に直交する方向、すなわちトラッキング方向の駆動力
を受ける.すると、上記レンズボビン3は、上記各支持
アーム6を湾曲させながら、上記対物レンズ2とともに
トラノキング方向に移動する.このとき、上記各支持ア
ーム6は.,第6図に示すように、上記光軸方向に幅広
な平板状となされた両端側部分6bが湾曲変位され、中
央部分6aは変位されない.上記対物レンズ2がトラッ
キングエラー信号に基づくトラッキング駆動電浦を供給
されてトラッキング方向に変位駆動されることにより、
上記ビームスポットは、光ディスクの偏芯に追従して、
常にこの光ディスクの信号記録面に形成された記録トラ
ック上に形威される. このように、この対物レンズ駆動装置においては、上記
対物レンズ2を変位駆動するときには、この変位駆動の
方向に依って、上記支持アーム6の中央部分6aまたは
両端側部分6bのいずれか一方のみが湾曲変位される.
そして、上記各支持アーム6は、中央部分6a及び両端
側部分6bが互いに直交する方向に幅広な平板状となさ
れており、これら支持アーム6の中央部分6a及び両端
側部分6bは、それぞれの所定方向以外の方向には湾曲
し難いようになされている.そのため、この対物レンズ
駆動装置においては、上記対物レンズ2を上記フォーカ
ス方向に変位させたときにこの対物レンズ2が上記トラ
ッキング方向にも微小変位してしまったり、逆に、上記
対物レンズ2を上記トラッキング方向に変位させたとき
にこの対物レンズ2が上記フォーカス方向にも微小変位
してしまう、いわゆるクロストークの発生が防止されて
おり、上記対物レンズ2が正確に変位駆動される.また
、この対物レンズ駆動装置においては、上記対物レンズ
2を上記フォーカス方向または上記トラッキング方向へ
変位させるときに、上記レンズボビン3が傾いてしてま
う、いわゆる光軸倒れの発生が防止されている. さらに、この対物レンズ駆動装置においては、上記対物
レンズ2を上記フォーカス方向に変位駆動するときと、
この対物レンズ2を上記トラッキング方向に変位駆動す
るときとでは、上記支持アーム6の湾曲変位する部分が
異なるため、上記ダンピング材15a,15bをそれぞ
れフォーカス方向用のダンピング材15a及びトラッキ
ング方向用のダンピング材15bとして使い分けること
ができる.すなわち、この対物レンズ駆動装置において
は、フォーカス方向用のダンピング材15aとトラッキ
ング方向用のダンピング材15bとは、材料や塗布量等
を異なるものとすることができ、フォーカス方向及びト
ラッキング方向のそれぞれについて最通なダンピングを
得ることができる.また、上記各支持アーム6は、中央
部分6aと両端側部分6bとで、平板状となした部分の
幅方向のみならず、厚みも異なるようにしてもよい。
このように、中央部分6aと両端側部分6bとを幅方向
及び厚みの異なる平板状となした支持アーム6を用いて
対物レンズ駆動装置を構成すると、上記フォーカス方向
と上記トラッキング方向とについて上記支持アーム6の
剛性を異ならせることができ、フォーカス方向及びトラ
ッキング方向のそれぞれについて最適な剛性とすること
ができる.そのため、この対物レンズ駆動装置において
は、いわゆる低域共振や分割共振等の異常振動の発生を
容易に防止することができる. なお、上記各支持アーム6は、上述の実施例の如く断面
長円形状となされたものに限定されず、断面長方形状や
断面楕円形状としてもよい.また、これら支持アーム6
は、上述のようにいわゆる圧延加工により所定部分が所
定方向に幅広な平板状となされたものに限定されず、い
わゆる切削加工により所定部分を所定方向に幅広な平板
状となして形成してもよい.さらに、上記各支持アーム
6は、第7図に示すように、板状の材料を捩じることに
より、所定部分が所定方向に幅広な平板状となされた状
態となるように形成してもよい.なお、この場合には、
各支持アーム6は、捩じれの方向が湾曲される際の応力
に影響する虞れがあるので、捩じれの方向が上記レンズ
ボビン3に対して対称となるように配設する。
このようにして上記各支持アーム6を形成した場合にも
、これら支持アーム6を用いて構成したた対物レンズ駆
動装置においては、いわゆるクロストークや光軸倒れが
防止され、上記対物レンズ2を正確に変位駆動すること
ができる.H.発明の効果 上述のように、本発明に係る対物レンズ駆動装置におい
ては、4本の支持アームのみにより、対物レンズが取り
付けられたレンズボビンを2軸方向に可動自在に支持し
ている.すなわち、上記レンズボビンを支持するための
構成が簡素化されており、組立、製造の容易化が図られ
ている.そして、この対物レンズ駆動装置においては、
上記4本の支持アームは、このレンズボビンを上記対物
レンズの光軸方向、すなわちフォーカス方向に変位駆動
するときには、このフォーカス方向に直交する方向に幅
広な平板状となされた中央部分が該フォーカス方向に湾
曲変位する。このとき、この中央部分は、上記フォーカ
ス方向に直交する方向には、幅広となされているために
湾曲し難くなされている. そのため、上記レンズボビンを上記フォーカス方向に変
位駆動するときに、このレンズボビンの上記トラッキン
グ方向への変位及び上記対物レンズの光軸の傾きが防止
される. また、この対物レンズ駆動装置においては、上記4本の
支持アームは、上記レンズボビンを上記対物レンズの光
軸に直交する方向、すなわちトラッキング方向に変位駆
動するときには、上記光軸方向に幅広な平板状となされ
た両端側部分が上記トラッキング方向に湾曲変位する.
このとき、この両端側部分は、上記トラノキング方向に
直交する方向には、幅広となされているために湾曲し難
くなされている. そのため、上記レンズボビンを上記トラッキング方向に
変位駆動するときに、このレンズボビンの上記フォーカ
ス方向への変位及び上記対物レンズの光軸の傾きが防止
される. すなわち、本発明は、横威を複雑化することなく、組立
、製造の容易化を図り、また、2軸方向への正確な変位
駆動及び対物レンズの光軸の傾きの防止を可能とした対
物レンズ駆動装置を提供することができるものである.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る対物レンズ駆動装置の構或を示す
斜視図であり、第2図は上記対物レンズ駆動装置の要部
となる支持アームの形状を拡大して示す側面図であり、
第3図は上記支持アームの第2図中A−A ′で示す部
分の形状を拡大して示す断面図であり、第4図は上記支
持アームの第2図中B−8 ’で示す部分の形状を拡大
して示す断面図である. 第5図は上記対物レンズ駆動装置のフォーカス方向に変
位駆動された状態を模式的に示す側面図であり、第6図
は上記対物レンズ駆動装置のトラッキング方向に変位駆
動された状態を模式的に示す平面図である. 第7図は本発明に係る対物レンズ駆動装置の構戊の他の
例を示す斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 対物レンズが取り付けられたレンズボビンと、基端部を
    支持台への固定端となし、先端部を上記レンズボビンの
    支持端となし、このレンズボビンを上記対物レンズの光
    軸方向及び該光軸方向に直交する方向に可動自在に支持
    する4本の支持アームとを備え、 上記各支持アームは、中央部分が上記光軸方向に直交す
    る方向に幅広な平板状となされ、両端側部分が上記光軸
    方向に幅広な平板状となされてなる対物レンズ駆動装置
JP18660489A 1989-07-19 1989-07-19 対物レンズ駆動装置 Pending JPH0352128A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001195756A (ja) * 2000-01-14 2001-07-19 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 光ピックアップ装置およびその製造方法
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