JPWO2005038279A1 - 自在軸継手用ブーツ - Google Patents

自在軸継手用ブーツ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2005038279A1
JPWO2005038279A1 JP2005514733A JP2005514733A JPWO2005038279A1 JP WO2005038279 A1 JPWO2005038279 A1 JP WO2005038279A1 JP 2005514733 A JP2005514733 A JP 2005514733A JP 2005514733 A JP2005514733 A JP 2005514733A JP WO2005038279 A1 JPWO2005038279 A1 JP WO2005038279A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
occlusal
diameter ring
divided
occluded
universal shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005514733A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4405470B2 (ja
Inventor
中村 三郎
三郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokue Inc
Original Assignee
Tokue Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokue Inc filed Critical Tokue Inc
Publication of JPWO2005038279A1 publication Critical patent/JPWO2005038279A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4405470B2 publication Critical patent/JP4405470B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/84Shrouds, e.g. casings, covers; Sealing means specially adapted therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/84Shrouds, e.g. casings, covers; Sealing means specially adapted therefor
    • F16D3/843Shrouds, e.g. casings, covers; Sealing means specially adapted therefor enclosed covers
    • F16D3/845Shrouds, e.g. casings, covers; Sealing means specially adapted therefor enclosed covers allowing relative movement of joint parts due to the flexing of the cover
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J3/00Diaphragms; Bellows; Bellows pistons
    • F16J3/04Bellows
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J3/00Diaphragms; Bellows; Bellows pistons
    • F16J3/04Bellows
    • F16J3/041Non-metallic bellows
    • F16J3/045Split bellows
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2200/00Constructional details of connections not covered for in other groups of this subclass
    • F16B2200/30Dovetail-like connections
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2250/00Manufacturing; Assembly
    • F16D2250/0061Joining

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

本発明は、小径リング部と大径リング部との間が蛇腹部とされ、前記小径リング部から前記大径リング部まで母線に沿って直線状に分割部(22)が形成された自在軸継手用ブーツに関し、組付け作業性及びシール性能の向上を目的とするものである。前記分割部の両側にはファスナー対(26)が配され、該ファスナー対は、前記分割部の一方の端縁(22a)に形成され、先端に膨出係止部(32a)を備えた帯状の咬合部(32)と、前記分割部の他方の端縁(22b)に形成され、前記膨出係止部と咬合する咬合溝(33)を備えた帯状の被咬合部(34)とからなる。前記分割部の前記被咬合部側端面に、前記咬合溝の内側で、前記咬合部と対面したとき部分重合する位置にあるガイド面(40)を備えたガイドフィン(36)を、前記蛇腹部の山部側のみに突出して形成する。あるいは前記蛇腹部の前記大径リング部側の第一谷部の内周面にグリース返しリブを備える。

Description

本発明は、自動車、工作機械、建設機械、各種の産業機械などの自在軸継手部位に保護部材として使用されるゴム状弾性体製の自在軸継手用ブーツ(以下、単に「ブーツ」と称することがある。)に関する。
さらに詳しくは、メインテナンスが容易なように縦方向に分割され、該分割部にファスナー対が配されるブーツに関する。
従来、上記分割タイプのブーツとして、下記構成の自在軸継手用ブーツが、本願出願人と同一人により提案されている(特許文献1の「特許請求の範囲」等参照)。
「ゴム状弾性体で形成され、小径リング部と大径リング部との間が蛇腹部とされ、前記小径リング部から大径リング部まで直線状に分割部が形成され、該分割部が厚肉部とされるとともにシールファスナーが配され、
該シールファスナーが、前記一方の分割部の端縁に沿って形成され、先端に膨出係止部を備えた帯状の咬合部と、他方の分割部の端縁に沿って、前記咬合部と咬合する咬合溝を備えた帯状の被咬合部とからなる構造である自在継手用ブーツ。」
他方、上記構成の自在軸継手用ブーツにおいて、更なるシール性及び組付け作業性の向上が要求されるようになってきている。
なお、本発明の発明性に影響を与えるものではないが、分割タイプの自在軸継手用ブーツとして特許文献2・3等が存在する。
特許第2714635号公報 特開平8−261324号公報 特開平9−119522号公報
本発明は、上記にかんがみて、組付け作業性の向上が期待でき、さらには、シール性能の向上も期待できる分割タイプの自在軸継手用ブーツを提供することを目的(課題)とする。
本発明に係る自在軸継手用ブーツの一つは、上記課題を下記構成により解決する。
ゴム状弾性体で形成され、小径リング部と大径リング部との間が蛇腹部とされ、小径リング部から大径リング部まで母線に沿って直線状に分割部が形成され、該分割部の両側が厚肉に形成されるとともにファスナー対が配され、分割部の間が、分割部より薄肉で略同一肉厚とされ周方向で連結する一般部とされた自在軸継手用ブーツであって、
ファスナー対が、分割部の一方の端縁に沿って形成され、先端に膨出係止部を備えた帯状の咬合部と、分割部の他方の端縁に沿って、咬合部と咬合する咬合溝を備えた帯状の被咬合部とからなる構造を備え、
分割部の被咬合部側端面に前記咬合溝の内側で、咬合部と対面したとき部分重合する位置にあるガイド面を備えたガイドフィンが、蛇腹部の山部側のみに突出して形成されていることを特徴とする。
被咬合部側にガイドフィンが存在することにより、咬合部の咬合溝に対する咬合作業性が良好となる。さらに、ガイドフィンが分割部の咬合部側端面で押圧圧縮されることによりシール性も向上する。
上記構成において、ガイドフィンの高さが山頂部から両側谷部に向かって漸減している構成とすることが望ましい。シール性を確保し易くなる。
また、上記構成において、ガイドフィンに対応して、分割部の咬合部側端面に膨出係止部の内側でフィン受け溝を形成する構成とすることもできる。
上記各構成において、通常、咬合溝の外周部には、線状ばね材からなり、横断面形状が実質的に角部を有しない茄子形である挟持インサートが埋設されて、被咬合部の開口部端部間にばね挟持力が付与されているとともに、咬合部には、線状ばね材からなり、波型平面を有する被挟持インサートが埋設されている構成とする。
当該構成により、前記各構成と相まって、咬合部の咬合作業性が向上する。
また、上記構成においては、通常、分割部が内側に膨出して厚肉部とされている構成とすることが望ましい。
本発明の別の発明に係るブーツは、上記課題を下記構成により解決する。
小径リング部から大径リング部まで母線に沿って直線状に分割部が形成され、該分割部の両側が厚肉に形成されるとともにファスナー対が配され、前記分割部の間が、該分割部より薄肉で略同一肉厚とされ周方向で連結する一般部とされた自在軸継手用ブーツであって、
前記ファスナー対が、前記分割部の一方の端縁に沿って形成され、先端に膨出係止部を備えた帯状の咬合部と、前記分割部の他方の端縁に沿って、前記咬合部と咬合する咬合溝を備えた帯状の被咬合部とからなる構造であり、
前記大径リング部側の第一内周面にグリース返しリブを備えている。
上記の如くグリース返しリブを備えている構成により、大径リング部側から蛇腹部(第1山部)の内側への封入グリースの浸入が抑制される。したがって、ファスナー対で形成されるシール部へのグリースの到達量が少なくなり、結果的に、シール部からのグリース漏れを抑制できる。このとき、グリース返しの高さは、大径リング部内径50〜100mmφにおいて、0.5〜2.5mm、さらには、1.5〜2.5mmとすることが望ましい。
また、上記構成において、咬合部の膨出係止部の元部両側断面が角部とされているとともに、被咬合部における膨出係止部に対応する被咬合溝の膨出受け部の元部両側断面が角部を圧縮する湾曲部とされている構成とすることが望ましい。これにより、グリース返しを超えて咬合シール部にグリースが到達しても、当該グリースの漏れが阻止される。
本発明のブーツの一実施形態(実施形態1)を示す斜視図である。 図1におけるブーツの第二山部における周方向断面図である(小径リング部側から見た場合)。 (A)は図1におけるファスナー対形成部位を示す咬合前の拡大端面図である。(B)は同じく咬合後の拡大端面図である。 (A)は図3における挟持インサートの斜視図である。(B)は同じく被挟持インサートの斜視図である。 (A)は図3におけるガイドフィンを形成した分割部の拡大斜視図である。(B)は図5(A)の変形態様を示す拡大斜視図である。 (A)は実施形態1の変形態におけるファスナー対形成部位を示す咬合前の拡大端面図である。(B)は同じく咬合後の拡大端面図である。 図6におけるガイドフィンを形成した分割部の拡大斜視図である。 本発明を適用する自在軸継手用ブーツの装着態様を示す断面図である。 本発明におけるブーツの他の実施形態(実施形態2)を示す斜視図である。 図9の126部位におけるファスナー対形成部位を示す咬合前の拡大端面図である。 (A)は実施形態2におけるブーツ内のグリース移動を示す、蛇腹部屈曲前の要部断面図である。(B)は同じく蛇腹部屈曲後の要部断面図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図例に基づいて説明をするが、本発明のブーツは当該構成に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。
本実施形態のブーツ12は、前述の特許文献1記載における縦分割式(母線方向分割式)のブーツに適用したものである(図1・2参照)。即ち、基本的形態は下記の如く従来形態のブーツに適応させて説明することができる。
本発明のブーツ12は、ゴム状弾性体で形成され、小径リング部18と大径リング部20との間が蛇腹部24とされている。そして、小径リング部18から大径リング部20まで母線に沿って直線状(軸方向)に分割部22が形成され、該分割部22の両側が厚肉に形成されるとともにファスナー対26が配され、分割部22の間が、分割部22より薄肉で略同一肉厚とされ周方向で連結する一般部16とされている。
本発明のブーツ12(通常、ブーツ12内にはグリースを封入する。)は、耐グリース性を有するゴム状弾性体材料、具体的には、クロロプレンゴム、アクリルゴム等のゴム材料を使用して射出成形により拡開状態に成形する。
ここで、ゴム状弾性体とは、天然ゴム、合成ゴムばかりでなく、ゴム状弾性を有する熱可塑性エラストマーも含む。
小径リング部18及び大径リング部20は、ブーツ12を自在軸継手部位に装着する際の固定部位としての役割を担う。また、蛇腹部24は、ブーツ12を自在軸継手部位に装着後、装着部位を囲繞して保護(防水、防塵等)する役割を担う。本実施形態(図1参照)においては、蛇腹部の山部28、谷部30がともに3箇所とされているが、蛇腹状でありさえすれば、2箇所以下でも、4箇所以上でもよい。以下、本明細書においては、大径リング部20に近い側の山部から順に、第一山部、第二山部、第三山部…と示す。同様に、谷部においても大径リング部20に近い側から順に、第一谷部、第二谷部、第三谷部…と示す。
ブーツ12に分割部22を形成するのは、ブーツ12の自在軸継手部位への装着・脱着作業を容易化するためである。ブーツ12は保護部材であるため定期的に交換を行うことが多いため有益である。
即ち、分割部22を形成しないと、装着作業において、ブーツ12を小径リング部18側もしくは大径リング部20側から自在軸継手部位に挿入する必要があり、ブーツ12を装着可能な状態まで自在軸継手部位を分解する必要性が出てくる。しかし、分割部22を形成することで、ブーツ12は自在軸継手部位を挟み込むようにして装着可能となる。よって、特にステアリングユニット等に装着する際には、分解作業や分解に伴う自在継手の調節作業が不要となる。
そして、上記分割部22を閉じるために、分割部22の両側が厚肉に形成されるとともにファスナー対26が配されている。ファスナー対26は、咬合部(ファスナー対の雄部)32と被咬合部(ファスナー対の雌部)34とからなる構造である。
咬合部32は、分割部22の一方の端縁22aに沿って他方の端縁に向かって突出して帯状に形成され、先端に膨出係止部32aを備えている。他方、被咬合部34は、膨出係止部32が係合可能な断面鍵孔状の咬合溝33を備えている。
そして、本実施形態では、咬合作業性及び絡合後のシール安定性の見地から、ファスナー対22の咬合溝33の外周部には挟持インサート35が、咬合部32には被挟持インサート37が埋設されている(図3・4参照)。
挟持インサート35は、線状ばね材を千鳥的に咬合に折曲させて開口側先細りの溝状空間を形成し、横断面形状が実質的に角部を有しない茄子形であって、被咬合部34の開口部端部間にばね挟持力を付与するものである(図4(A)参照)。
また、被挟持インサート37は、線状ばね材からなり、波型平面を有して、咬合凸条部32に咬合方向の剛性を付与するものである(図4(B)参照)。
ファスナー対26を咬合(係合)させると、ブーツ12は一般部16及び分割部(厚肉部)22を含めた周方向連続形状となる。分割部22を閉じると、ファスナー対26は厚肉に形成された分割部22に埋没(埋入)された状態となり、保護部材として必要なシール性を確保する構成とされている。
上記構成のブーツ12は、通常、小径リング部18の内径:約20〜40mm、大径リング部20の内径:約70〜120mm、蛇腹部の山部のピッチ:約15〜20mmとする。また、一般部16の肉厚は、約2mm前後とする。この際、分割部(厚肉部)22と一般部16の肉厚差は通常、約1.5〜3mmとする。
そして、本実施形態においては、分割部22の被咬合部34形成側の端面22bにおける咬合溝33の内側(ブーツ12の内壁側寄りの位置)に、咬合部32と対面したときに部分重合する位置にあるガイド面40を備えたガイドフィン36が、蛇腹部24の山部側のみに突出して形成されている(図3・5参照)。
ここで、ガイドフィン36は、高さが山部(山頂部)28から両側谷部30に向かって漸減している。なお、本実施形態において、後述の図7に示す如く、ガイドフィン36を同一高さで延設させたり、ガイド面40を傾斜させたりしてもよい。しかし、ガイドフィン36を同一高さで形成すると、下記不具合が発生するおそれがある。
ガイドフィン36を同一高さで形成すると、ガイドフィン36が分割部22の咬合部側端面22aを押圧する力が増大し、ブーツ装着使用時において、ファスナー対に開方向への力が作用することとなり、咬合作業性に悪影響を与える。さらには、ガイドフィン36の終了端において、段差に基づく隙間が発生し、シール性に悪影響を与えるおそれがある。
なお、ガイドフィン36の長さは、ガイドフィン36が谷部30の手前で、すなわち直線部終了直前迄に終了するものとする。即ち、蛇腹部24の山部内側全長に対して約1/2〜1/5、望ましくは約1/2前後を占めるよう形成する。また、ガイドフィン36の傾斜角度αは、通常、1〜30°、望ましくは5〜20°とし、そのときのガイドフィン36の高さ(最高高さ)hは、0.5〜2mmとする。
ガイドフィン36の肉厚dは、分割部22の最大厚さに対して約1/3〜1/4とし、かつ、分割部22の被咬合部側端面22bにおける咬合溝33の開口端33aとの間に段部を形成するものとすることが望ましい。ガイドフィン36のガイド作用がより円滑になることが期待できる。また、ガイドフィン36と膨出係止部32aのラップ量、即ち、ガイド面40の膨出係止部32aの距離pは、ガイド性等の見地から、通常、0〜1mmとすることが望ましい。
分割部22の被咬合部側端面22bにガイドフィン36が存在することにより、咬合部32の咬合溝33に対する咬合作業性が良好となる。すなわち、図3に示す如くファスナー対26を咬合させる際、咬合部32に形成した膨出係止部をガイドフィン36のガイド面40に当接させて位置合わせし、そのままガイド面40を沿わせてファスナー対26閉じ方向へスライドさせることで、被咬合部34に形成された咬合溝33までスムーズ(円滑)に案内(誘導)することができ、迅速かつ容易に咬合作業を行うことができる。なお、この場合、咬合作業は、通常、大径リング部20側から小径リング部18側に向かって順次行う。
ファスナー対26の咬合後においては、ガイドフィン36は下記の如くシール性向上に寄与する。
ガイドフィン36が形成される蛇腹部24の山部28は、蛇腹部の谷部30に比して大径であるため、蛇腹部24の屈曲運動に伴う変形が山部28で谷部30よりも大きくなる。すなわち、谷部30では内側では、咬合部33側に分割部端面22aの咬合部33立設部位に届くような隙間は発生しないが、山部28の内側では、そのような隙間が発生することがある。他方、自在継手の屈曲運動により、蛇腹部24の分割部22間に発生する隙間は谷部30から山部28の間を往復伝播する。さらに、自在軸継手の回転に伴う遠心作用をグリースは受ける。
このため、従来は谷部30で発生した隙間に侵入したグリースが、山部28側へ移動してきて、蛇腹部外側へ滲出(漏出)するおそれがあった。しかし、本実施形態では、ゴム状弾性体であるガイドフィン36が存在するため、山部28の内側隙間sは、図3(B)に示す如く塞がれる(シールされる)。したがって、山部28の内側隙間sにグリースの侵入が阻止され、結果的に山部28に移動してきたグリースが、蛇腹部24の外側へ漏出(滲出)するおそれが殆どない。
図5(B)に、上記実施形態におけるガイドフィン36の変形態様の部分斜視図を示す。当該変形態様のガイドフィン36Aは、図5(A)のガイドフィン36において、先端面取り部36aを廃したものである。
なお、面取り部36aはブーツが大径(例えば大径リング部80φ以上)の場合、咬合部における開き(隙間)が大きくならないようにするためである。
図6〜7に本発明のブーツにおける別の実施形態を示す。
本実施形態においては、分割部22の被咬合部34の形成側端面22bに形成されるガイドフィン36Bと、同じく咬合部32の形成側端面22aに咬合部32の立上り部内側で形成されるフィン受け溝42とを備える。
ここで、図例では、ガイドフィン36Bの高さは、同一高さで、その長さは蛇腹部24の山部全長に対して約1/2〜1/5、望ましくは約1/2前後を占めるよう形成してある。
そして、必然的ではないが、本実施形態では、ガイドフィン36Bのガイド面40Bは傾斜面とされて咬合部32に対するガイド性と、フィン受け溝42に対する嵌合性およびシール性を向上させている。このとき、傾斜角度βは、通常、1〜15°(望ましくは5〜10°)とする。図例では、ガイド面40Bが傾斜面とされているため、ガイドフィン36Bのガイド面40Bと咬合溝開口端33aとの間に段差はないが、前記実施形態の如く段差を設けてもよい。
フィン受け溝42は、ファスナー対閉の状態において、ガイドフィン36Bを収納する役割を担うものであるため、ガイドフィン36Bの形状に対応する溝幅、深さの仕様とすればよいが、ガイドフィン36Bの肉厚dに対してフィン受け溝42の溝幅d´を僅かに小とすれば、ガイドフィンがフィン受け溝42内で押圧圧縮された状態となるため、上記実施形態と同様、シール性をより確保することができる。
さらに、フィン受け溝42を形成する本実施形態の場合、前記実施形態のようにガイドフィン36Bが分割部22の咬合部形成側の端面22aを押圧することなく、フィン受け溝42の壁面により圧縮された状態とされているため、ブーツ装着使用時において、ファスナー対開方向への力が発生しない。よって、ファスナーの咬合力を低下させることなく高いシール性を確保することが期待できる。
なお、図6においては、ガイドフィン36Bの高さhに対してフィン受け溝の深さh´を大きく設定してある。当該構成とすることで、分割部22を閉とした場合、たとえグリースが谷部30側から山部28側へ侵入してきたしてもフィン受け溝42の底部にグリーストラップtを形成することができる。グリーストラップtを形成することで、蛇腹部24外部へのグリースの漏出(滲出)を効果的に防ぐことができる。
グリーストラップの深さ、即ち(h´−h)は、通常、0.5〜1.0mmとする。
なお本発明においては、図3・6等に示す如く、ブーツ12の一般部16に対して分割部22が内側に膨出して厚肉部とされているものが好適である。
分割部22を内側に膨出して厚肉に形成する場合は、外側に膨出して厚肉に形成する場合に比して、下記のような効果を奏する。
自在軸継手の継手シャフトの立体角運動に伴い蛇腹部24が屈曲運動をした場合、分割部22における蛇腹部24の山部相互の接触圧を低減させることができる。よって、屈曲運動時の蛇腹部山部相互の干渉によるブーツ表面の磨耗現象が促進されない。従って、ブーツの耐久性が格段に向上する。
次に上記実施形態のブーツ12の使用態様を説明する(図8参照)。
従来と同様にして、図1に示す拡開状態から、咬合部32を被咬合部34に咬合させて分割部22を閉じることにより、自在軸継手の継手ハウジング46に大径リング部20を嵌着し、かつ、継手シャフト48に小径リング部18を嵌着して、ブーツ12を自在軸継手に組み付ける。なお、自在軸継手のベアリング部(軸受け部:図示せず。)にグリースが封入されている。
分割部22の咬合部32を手で把持しながら被咬合部34の咬合溝33に大径リング部20側または小径リング部18側から、順次、押し込んで行く。この際、咬合部32側の分割部端面22bに形成したガイドフィン36(36A、36B)のガイド面40(40A、40B)に当接させて位置合わせし、そのままガイド面40(40A、40B)を沿わせてファスナー対26閉じ方向へスライドさせる。このため、咬合部32の膨出係止部32aを被咬合部34に形成された咬合溝33の開口端面までスムーズに誘導(案内)することができ、咬合溝33内に導入される。
咬合部32の膨出係止部32aが、被咬合部34の咬合溝33の開口端部間を強制的に拡開して鍵孔状の咬合溝33に咬合する。このとき、咬合部32には被挟持インサート37が埋設され、挿入方向の剛性が付与されているため、咬合作業性が良好である。また、咬合溝33の開口端部間は、挟持インサート35で閉じ方向にばね力が付与されていることと、被咬合部34がゴム状弾性体で形成されていることが相まって、咬合部32の一般部が、密接状態で咬合溝の開口端部間に挟持される形となり、咬合部にシール機能が付与されることとなるとともに、大きな抜け止め力が発生する。
そして、大径リング部20は、通常、金属製の締めバンド50で固定を確実にしておく。このとき、咬合部32または被咬合部34の一方または双方にシリコーンオイルを塗布して咬合作業を行うことが、咬合作業性及び咬合部のシール性が改善され望ましい。
そして、長期間使用後、ブーツを取り替えるためには、大径リング部20の締めバンド50を取りはずし、手で大径リング部20の分割部両端部を把持して、大径リング部20側から両側に引き裂くように力を加えると、強制的に咬合部32と被咬合部34との咬合状態が解除される。こうして、ブーツを拡開状態にして、取付け・取り外しが可能となるそして、ブーツの屈曲運動に際して、ガイドフィン36の存在によりシール性がより確保された状態を維持することができる。
<第2実施形態>
本発明は、上記実施形態1において、さらに、グリース漏れの抑止機能を追加したものである。以下の説明において、図符号は、前述の実施形態1において、接頭数字「1」を付記して三桁としたものであり、実施形態1と共通部分については、それらの説明の全部又は一部を省略する。
本実施形態のブーツ112は、実施形態1のブーツにおいて、第一谷部の内周面にグリース返しリブ144を形成し、さらに、被咬合部の形状をそのままとして、咬合部の膨出係止部32aの形状を元部両側が角張ったいわゆる矢じり断面形状としたものである(図9・10等参照)。以下に、詳細に説明をする。
グリース返しリブ144は、部分的(非連続的)でもよいが、第一谷部の内周面全周にわたって連続的に形成することが望ましい。
自在軸継手のベアリング部(軸受け部)には、通常、グリースが封入されている。よって、ブーツ112を装着して使用する際には大径リング部120側からグリースがブーツ内部に侵入してしまう。ブーツ内部に侵入したグリースはブーツ112の内面に沿って移動し、蛇腹部124へと移動してしまう。本実施形態の如くグリース返しリブ144を形成することで、ブーツ112内部(蛇腹部124の第1山部128)への大径リング部120側からのグリースの侵入を従来に比して抑制することができる。
上記グリース返しリブ144の突出高さh1としては、約1.0〜2.5mmであることが使用要求特性をより満足させることができて望ましい。突出高さh1が低すぎるとブーツ112内部へのグリースの侵入を効果的に抑制し難く、逆に突出高さh1が高すぎると、装着使用時に包被する自在軸継手部位の継手シャフトとの干渉が発生するおそれがある。
なお、グリース返しリブ144の肉厚tは、約1.5〜3mmとする。薄すぎると、グリース返しリブの作用を奏し難く、厚すぎるとブーツ蛇腹部の柔軟性(可撓性)が阻害されるおそれがある。
大径リング部120側からグリースがブーツ内部に侵入した場合、図11(A)の如く、グリースはブーツ112の大径リング120の内面に沿って移動する。グリースは蛇腹部124の第1谷部130の内周面に形成されたグリース返しリブ144によって蛇腹部124側への侵入をある程度抑制される((2)位置)。しかし、グリースの量が過剰であった場合や、図11(B)の如くブーツ112が屈曲状態となった場合などには、グリース返しリブ144を越えてグリースが蛇腹部124側へ侵入することとなる。その後、ブーツ112の回転運動によって生じる遠心力により、回転軸からより遠い山部128、128の内周面にグリースが移動して集中することがある((3)位置)。
ここで、咬合部132と被咬合部134とで構成されるファスナー対126における係合態様は、咬合部132の膨出係止部132aの元部両側断面が角部Aとされるとともに、被咬合部134における膨出係止部132aに対応する被咬合溝133の膨出受け部133aの元部両側断面が角部A、Aを圧縮する湾曲部Cとされている。当該構成により、咬合部132と被咬合部134とが咬合したとき、咬合部132の膨出係止部132aにおける元部両側の角部Aが、被咬合溝133の膨出受け部133aの元部両側の湾曲部Cで圧縮されて、ファスナー対126におけるシール性が担保される。即ち、本実施形態は、グリース集中とポンプ作用によるグリース漏れの可能性を低下させることができる。
本実施形態2のブーツ112の使用態様は、実施形態1と同様であるが、作用的に下記機能が加味される。
本実施形態のブーツ112は、グリース返しリブ144を備えているため、グリースがファスナー対(シール部)126に集中するのを抑制できる。さらに、前述の如く、咬合部132と被咬合部134との咬合により形成されたファスナー対126は、咬合部132の膨出係止部132aの元部両側の角部Aが、被咬合部34における被咬合溝133の膨出受け部133aの元部両側の湾曲部Cで圧縮され、万が一、ガイドフィン136による阻止を超えてグリースが滲入してきても、グリースの外部への滲出(漏れ)を阻止できる。
なお、上記では実施形態1のガイドフィンを備えた構成のブーツを前提として、説明をしたが、本発明の技術的範囲は、これらに限られるものではない。即ち、実施形態1におけるガイドフィンが無い構成において、グリース返しリブを第1谷部の内面に形成した構成、さらには、当該構成において膨出係止部の両側元部角状とした構成のものも、本発明の目的(ファスナー対(シール部)からのグリース漏れ防止)を奏する。

Claims (9)

  1. ゴム状弾性体で形成され、小径リング部と大径リング部との間が蛇腹部とされた自在軸継手用ブーツにおいて、
    小径リング部から大径リング部まで母線に沿って直線状に分割部が形成され、該分割部の両側が厚肉に形成されるとともにファスナー対が配され、前記分割部の間が、該分割部より薄肉で略同一肉厚とされ周方向で連結する一般部とされ、
    前記ファスナー対が、前記分割部の一方の端縁に沿って形成され、先端に膨出係止部を備えた帯状の咬合部と、前記分割部の他方の端縁に沿って、前記咬合部と咬合する咬合溝を備えた帯状の被咬合部とからなる構造であり、
    前記分割部の被咬合部側端面に前記咬合溝の内側で、前記咬合部と対面したとき部分重合する位置にあるガイド面を備えたガイドフィンが、前記蛇腹部の山部側のみに突出して形成されていることを特徴とする自在軸継手用ブーツ。
  2. 前記ガイドフィンの高さが山部から両側谷部に向かって漸減していることを特徴とする請求項1記載の自在軸継手用ブーツ。
  3. 前記ガイドフィンに対応して、前記分割部の咬合部側端面に前記咬合部立ち上がり部の内側でフィン受け溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の自在軸継手用ブーツ。
  4. 前記咬合溝の外周部には、線状ばね材からなり、横断面形状が実質的に角部を有しない茄子形である挟持インサートが埋設されて、前記被咬合部の開口部端部間にばね挟持力が付与されているとともに、前記咬合部には、線状ばね材からなり、波型平面を有する被挟持インサートが埋設されていることを特徴とする請求項3記載の自在軸継手用ブーツ。
  5. 前記分割部が内側に膨出して厚肉部とされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自在軸継手用ブーツ。
  6. 前記大径リング部側の第一内周面にグリース返しリブを備えていることを特徴とする1〜4のいずれかに記載の自在軸継手用ブーツ。
  7. 前記咬合部の膨出係止部の元部両側断面が角部とされるとともに、前記被咬合部における前記膨出係止部に対応する被咬合溝の膨出受け部の元部両側断面が前記角部を圧縮する湾曲部とされていることを特徴とする請求項6記載の自在軸継手用ブーツ。
  8. ゴム状弾性体で形成され、小径リング部と大径リング部との間が蛇腹部とされた自在軸継手用ブーツにおいて、
    小径リング部から大径リング部まで母線に沿って直線状に分割部が形成され、該分割部の両側が厚肉に形成されるとともにファスナー対が配され、前記分割部の間が、該分割部より薄肉で略同一肉厚とされ周方向で連結する一般部とされ、また、
    前記ファスナー対が、前記分割部の一方の端縁に沿って形成され、先端に膨出係止部を備えた帯状の咬合部と、前記分割部の他方の端縁に沿って、前記咬合部と咬合する咬合溝を備えた帯状の被咬合部とからなる構造であり、
    前記大径リング部側の第一谷部の内周面にグリース返しリブを備えていることを特徴とする自在軸継手用ブーツ。
  9. 前記咬合部の膨出係止部の元部両側断面が角部とされるとともに、前記被咬合部における前記膨出係止部に対応する被咬合溝の膨出受け部の元部両側断面が前記角部を圧縮する湾曲部とされていることを特徴とする請求項8記載の自在軸継手用ブーツ。
JP2005514733A 2003-10-20 2004-10-04 自在軸継手用ブーツ Active JP4405470B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003359487 2003-10-20
JP2003359487 2003-10-20
JP2003425709 2003-12-22
JP2003425709 2003-12-22
PCT/JP2004/014587 WO2005038279A1 (ja) 2003-10-20 2004-10-04 自在軸継手用ブーツ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2005038279A1 true JPWO2005038279A1 (ja) 2007-11-22
JP4405470B2 JP4405470B2 (ja) 2010-01-27

Family

ID=34467785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005514733A Active JP4405470B2 (ja) 2003-10-20 2004-10-04 自在軸継手用ブーツ

Country Status (12)

Country Link
US (1) US7641562B2 (ja)
EP (1) EP1677019A4 (ja)
JP (1) JP4405470B2 (ja)
KR (1) KR20060061862A (ja)
AU (2) AU2004282413B2 (ja)
BR (1) BRPI0415582B1 (ja)
CA (1) CA2539336C (ja)
MX (1) MXPA06004350A (ja)
MY (2) MY139493A (ja)
RU (1) RU2322622C2 (ja)
TW (1) TWI252285B (ja)
WO (1) WO2005038279A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247776A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Showa Corp 自在継手用ブーツの水等浸入防止構造
TWM343734U (en) * 2008-06-11 2008-11-01 Protorsion Hinge Co Ltd Covered type pivot structure with opening and buckling prevention
GB2461103A (en) * 2008-06-21 2009-12-23 Robert Outram Split constant velocity joint boot
US8180902B1 (en) * 2009-03-05 2012-05-15 Riverbed Technology, Inc. Establishing network connections between transparent network devices
US20170136966A1 (en) * 2015-11-13 2017-05-18 Ford Global Technologies, Llc Decklid trim interlocking feature
RU2610321C1 (ru) * 2016-01-11 2017-02-09 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Белгородский государственный аграрный университет имени В.Я. Горина" Защитный чехол
ES2710626T3 (es) * 2016-02-10 2019-04-26 Walterscheid Gmbh Gkn Dispositivo de protección para un árbol de transmisión y disposición de protección con árbol de transmisión y un dispositivo de protección de este tipo
RU167445U1 (ru) * 2016-03-09 2017-01-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Белгородский государственный аграрный университет имени В.Я. Горина" Разъёмный защитный гофрированный чехол
US10036427B2 (en) 2016-05-23 2018-07-31 Jose Marquez Constant velocity joint boot assembly
RU169402U1 (ru) * 2016-08-24 2017-03-16 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Белгородский государственный аграрный университет имени В.Я. Горина" Разъёмный защитный гофрированный чехол
US10361997B2 (en) 2016-12-29 2019-07-23 Riverbed Technology, Inc. Auto discovery between proxies in an IPv6 network
RU172956U1 (ru) * 2017-01-09 2017-08-04 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Белгородский государственный аграрный университет имени В.Я. Горина" Разъёмный защитный гофрированный чехол
NO344125B1 (en) 2018-11-09 2019-09-09 Roge As Bellow
JP7017538B2 (ja) * 2019-04-24 2022-02-08 ファナック株式会社 ブーツシール、ロボットおよびパラレルリンクロボット
RU209105U1 (ru) * 2020-03-24 2022-02-01 Общество с ограниченной ответственностью "ЗАВОД "АВТОЗАПЧАСТЕЙ" Пыльник для защиты шара опорного кулака
US11932148B2 (en) 2020-11-23 2024-03-19 Seats Incorporated Bellows for seat assembly
US20230137427A1 (en) * 2021-10-28 2023-05-04 Toyota Research Institute, Inc. Lifting robots
DE102022205012B4 (de) 2022-05-19 2024-05-23 Volkswagen Aktiengesellschaft Manschette

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2226388A (en) * 1939-05-19 1940-12-24 Continental Gummi Werke Ag Fold collar for motor vehicles
DE706519C (de) 1939-05-21 1941-05-28 Alfred Maus Faltenmanschette aus Gummi zur Abdichtung schwingender Halbachsen von Kraftfahrzeugen gegenueber dem Antriebsgehaeuse
DE6809359U (de) * 1968-11-30 1969-03-26 Opel Adam Ag Faltenbalg aus elastischem werkstoff fuer umlaufende gelenkteile, insbesondere fuer antriebsgelenke von kraftfahrzeugen
DE3309940C1 (de) 1983-03-19 1984-04-05 Oskar 8853 Wemding Dinkelmeier Faltenbalgmanschette
JPS607461A (ja) 1983-06-27 1985-01-16 株式会社日本自動車部品総合研究所 車両走行の帰路表示装置
JPS607461U (ja) * 1983-06-28 1985-01-19 キ−パ−株式会社 フレキシブルブ−ツ
US4676513A (en) * 1986-03-17 1987-06-30 Tiegs Del V One-piece split boot for universal joint
JP2714632B2 (ja) * 1989-05-31 1998-02-16 株式会社竹中工務店 斜め永久地盤アンカーとその施工法及び施工用架台
US5222746A (en) * 1990-03-07 1993-06-29 Brian Technics Protective bellows for universal joints allowing rapid installation
JP2627832B2 (ja) 1991-06-07 1997-07-09 徳重ゴム工業株式会社 シールフアスナー構造
JP2714635B2 (ja) 1991-06-07 1998-02-16 株式会社徳重 自在継手用ブーツ
DK0543011T3 (da) 1991-06-07 1997-07-14 Tokue Rubber Ind Co Ltd Tætnende lynlås og bælg til kardanforbindelse, hvortil denne lynlås benyttes
JPH0550921A (ja) 1991-08-22 1993-03-02 Nippon Signal Co Ltd:The 列車位置検出装置
JPH08261324A (ja) 1995-03-23 1996-10-11 Yokohama Amenitei Kenkyusho:Kk 自在継手用分割型ブーツ
JPH09119522A (ja) 1995-10-25 1997-05-06 Nok Corp 分割ブーツ
JPH09177972A (ja) 1995-12-22 1997-07-11 Hayashi Seiko Kk ドライブシャフト用組立式ブーツ
ES2152592T3 (es) 1996-05-21 2001-02-01 Oetiker Hans Maschinen Cubierta tipo fuelle con organo de sujecion integrado.
DE59803947D1 (de) 1998-02-02 2002-05-29 Hans Oetiker Ag Horgen Anordnung zum verbinden zweier bandendkanten, beispielsweise eines klemmringes oder eines schrumpfringes
JPH11336897A (ja) 1998-05-22 1999-12-07 Nok Corp 分割型ブーツ
DE69934800T2 (de) 1998-08-04 2007-10-11 Nok Corp. Geteilte dichtungsmanschette und verbindungsmethode, schweissmittel und heizkörper dafür
JP3476004B2 (ja) 1998-08-04 2003-12-10 Nok株式会社 分割型ブーツ並びにその接合方法及び加熱体
CA2580830C (en) 2000-06-20 2009-06-02 Flooring Industries Ltd. Floor covering
BE1013569A3 (nl) * 2000-06-20 2002-04-02 Unilin Beheer Bv Vloerbekleding.
JP2004156643A (ja) 2002-11-01 2004-06-03 Tokue:Kk 自在継手用ブーツ
JP2005003049A (ja) 2003-06-10 2005-01-06 Tokue:Kk 軸方向伸縮ブーツ

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI0415582B1 (pt) 2016-10-04
CA2539336A1 (en) 2005-04-28
MY139493A (en) 2009-10-30
AU2004282413B2 (en) 2008-10-02
MXPA06004350A (es) 2006-06-14
AU2004282413A1 (en) 2005-04-28
TWI252285B (en) 2006-04-01
TW200523489A (en) 2005-07-16
US7641562B2 (en) 2010-01-05
AU2008243242B2 (en) 2010-07-22
KR20060061862A (ko) 2006-06-08
CA2539336C (en) 2011-07-05
US20070142116A1 (en) 2007-06-21
EP1677019A4 (en) 2009-09-30
RU2322622C2 (ru) 2008-04-20
JP4405470B2 (ja) 2010-01-27
WO2005038279A1 (ja) 2005-04-28
AU2008243242A1 (en) 2008-12-04
EP1677019A1 (en) 2006-07-05
RU2006112356A (ru) 2007-11-27
MY147534A (en) 2012-12-31
BRPI0415582A (pt) 2007-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4405470B2 (ja) 自在軸継手用ブーツ
CN106133413B (zh) 垫片
US8764023B2 (en) Gasket
US20120043331A1 (en) Water-proof structure for opening of case of appliance
JP2007211927A (ja) 等速自在継手用ブーツ
JP2714635B2 (ja) 自在継手用ブーツ
KR20130104503A (ko) 헤드커버 가스켓의 이탈방지를 위한 구조
JP2005003048A (ja) 自在軸継手用ブーツ
WO2013058059A1 (ja) 等速自在継手
JP2007232043A (ja) ブーツ取付構造
JP2005054827A (ja) 密封装置
JP2006307871A (ja) 分割式ブーツ
JP4877289B2 (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JP2004156643A (ja) 自在継手用ブーツ
JP2008025751A (ja) シール構造
JP5763707B2 (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JP7281324B2 (ja) ジョイントブーツ及び等速ジョイント
JP2007278410A (ja) 自在軸継手用ブーツ
JP2005127512A (ja) 自在軸継手用ブーツ
JP6884074B2 (ja) 樹脂製cvjブーツ
JP2005121188A (ja) 自在軸継手用ブーツ
JPH0432507Y2 (ja)
JP5211927B2 (ja) 密封装置
JP2007146960A (ja) シール構造
JPH0639122Y2 (ja) 流体圧用ピストン

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080902

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20090803

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20090916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091006

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4405470

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151113

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250