JP7281324B2 - ジョイントブーツ及び等速ジョイント - Google Patents
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Description
さらに、相互に比較して潰し代が小さい第2部と、潰し代が大きい第1部とが連なっているので、ケースに潰された第1部の圧縮永久歪みを第2部の近傍で小さくできる。その結果、第2部の近傍の第1部とケースとの間の面圧を大きくできるので、厚肉部とケースとの間のシール性を向上できる。
第1部は、周方向両端がそれぞれ厚肉部と薄肉部との境界よりも周方向外側まで形成されている。これにより、ケースに対して大径筒部が周方向に僅かにずれて取り付けられ、厚肉部と薄肉部との境界付近とケースの外周面との間に隙間が空いても、その隙間を第1部によって塞ぐことができる。その結果、大径筒部とケースとの間のシール性を向上できる。
3 第2伝達軸(伝達軸)
4 ケース
5 先端面
6 角部
9 凹面
10 転動部
15 バンド
20 ジョイントブーツ
21 大径筒部
22 小径筒部
23 蛇腹部
24 外周面
25 薄肉部
25a (薄肉部の)内周面
26 厚肉部
26a (厚肉部の)内周面
31,32 第1シール
34 第2シール
35 第1部
36 第2部
B 境界
Claims (5)
- 筒状のケースが挿入されて外周面がバンドによって締め付けられる大径筒部と、前記ケースの内周面を転動する転動部を有して前記ケースの先端面の開口から突出する伝達軸に取り付けられる小径筒部と、前記大径筒部および前記小径筒部の一端同士を連結する軸方向に伸縮可能な蛇腹部と、を備える熱可塑性樹脂製のジョイントブーツであって、
前記大径筒部は、前記大径筒部の周の一部をなす薄肉部と、
周方向両端がそれぞれ前記薄肉部に連なると共に前記薄肉部の内周面に対して径方向内側に内周面が位置する厚肉部と、
前記薄肉部の内周面から径方向内側へ突出して前記ケースに潰される第1シールと、
前記厚肉部の内周面から径方向内側へ突出する第2シールと、を備え、
前記第2シールは、前記ケースに潰される第1部と、
前記第1部の小径筒部側に連なって前記第1部の潰し代よりも潰し代が小さい第2部と、を備え、
前記第2部は、前記ケースに潰された前記第1部よりも径方向内側へ張り出すことを特徴とするジョイントブーツ。 - 筒状のケースが挿入されて外周面がバンドによって締め付けられる大径筒部と、前記ケースの内周面を転動する転動部を有して前記ケースの先端面の開口から突出する伝達軸に取り付けられる小径筒部と、前記大径筒部および前記小径筒部の一端同士を連結する軸方向に伸縮可能な蛇腹部と、を備える熱可塑性樹脂製のジョイントブーツであって、
前記大径筒部は、前記大径筒部の周の一部をなす薄肉部と、
周方向両端がそれぞれ前記薄肉部に連なると共に前記薄肉部の内周面に対して径方向内側に内周面が位置する厚肉部と、
前記薄肉部の内周面から径方向内側へ突出して前記ケースに潰される第1シールと、
前記厚肉部の内周面から径方向内側へ突出する第2シールと、を備え、
前記第2シールは、前記ケースに潰される第1部と、
前記第1部の小径筒部側に連なって前記第1部の潰し代よりも潰し代が小さい第2部と、を備え、
前記第1部は、周方向両端がそれぞれ前記厚肉部と前記薄肉部との境界よりも周方向外側まで形成されていることを特徴とするジョイントブーツ。 - 前記第2部は、前記小径筒部側の端縁が前記蛇腹部よりも前記第1部側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載のジョイントブーツ。
- 先端面に開口が設けられた筒状のケースと、
前記ケースの内周面を転動する転動部を有して前記先端面の開口から突出する伝達軸と、
前記ケース及び前記伝達軸にそれぞれ取り付けられる熱可塑性樹脂製のジョイントブーツと、を備え、
前記ケースの外周面は、前記先端面に角部を介して連なると共に径方向内側へ凹む凹面を備え、
前記ジョイントブーツは、前記ケースが挿入されて外周面がバンドによって締め付けられる大径筒部と、
前記伝達軸に取り付けられる小径筒部と、
前記大径筒部および前記小径筒部の一端同士を連結する軸方向に伸縮可能な蛇腹部と、を備え、
前記大径筒部は、前記大径筒部の周の一部をなす薄肉部と、
周方向両端がそれぞれ前記薄肉部に連なると共に前記薄肉部の内周面に対して径方向内側に内周面が位置するように前記凹面に沿って内周面が形成される厚肉部と、
前記薄肉部の内周面から径方向内側へ突出して前記ケースに潰される第1シールと、
前記厚肉部の内周面から径方向内側へ突出する第2シールと、を備え、
前記第2シールは、前記凹面に潰される第1部と、
前記第1部の小径筒部側に連なって前記第1部の潰し代よりも潰し代が小さい第2部と、を備え、
前記第2部は、前記ケースに潰された前記第1部よりも径方向内側へ張り出すことを特徴とする等速ジョイント。 - 先端面に開口が設けられた筒状のケースと、
前記ケースの内周面を転動する転動部を有して前記先端面の開口から突出する伝達軸と、
前記ケース及び前記伝達軸にそれぞれ取り付けられる熱可塑性樹脂製のジョイントブーツと、を備え、
前記ケースの外周面は、前記先端面に角部を介して連なると共に径方向内側へ凹む凹面を備え、
前記ジョイントブーツは、前記ケースが挿入されて外周面がバンドによって締め付けられる大径筒部と、
前記伝達軸に取り付けられる小径筒部と、
前記大径筒部および前記小径筒部の一端同士を連結する軸方向に伸縮可能な蛇腹部と、を備え、
前記大径筒部は、前記大径筒部の周の一部をなす薄肉部と、
周方向両端がそれぞれ前記薄肉部に連なると共に前記薄肉部の内周面に対して径方向内側に内周面が位置するように前記凹面に沿って内周面が形成される厚肉部と、
前記薄肉部の内周面から径方向内側へ突出して前記ケースに潰される第1シールと、
前記厚肉部の内周面から径方向内側へ突出する第2シールと、を備え、
前記第2シールは、前記凹面に潰される第1部と、
前記第1部の小径筒部側に連なって前記第1部の潰し代よりも潰し代が小さい第2部と、を備え、
前記第1部は、周方向両端がそれぞれ前記厚肉部と前記薄肉部との境界よりも周方向外側まで形成されていることを特徴とする等速ジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019069650A JP7281324B2 (ja) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | ジョイントブーツ及び等速ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019069650A JP7281324B2 (ja) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | ジョイントブーツ及び等速ジョイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020169652A JP2020169652A (ja) | 2020-10-15 |
JP7281324B2 true JP7281324B2 (ja) | 2023-05-25 |
Family
ID=72746857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019069650A Active JP7281324B2 (ja) | 2019-04-01 | 2019-04-01 | ジョイントブーツ及び等速ジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7281324B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003504583A (ja) | 1999-07-19 | 2003-02-04 | ゲーカーエヌ オートモーティヴ アーゲー | ブートおよびそれに対応する伝動ジョイント |
JP2009156409A (ja) | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Fukoku Co Ltd | 等速ジョイント用ブーツ |
-
2019
- 2019-04-01 JP JP2019069650A patent/JP7281324B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2003504583A (ja) | 1999-07-19 | 2003-02-04 | ゲーカーエヌ オートモーティヴ アーゲー | ブートおよびそれに対応する伝動ジョイント |
JP2009156409A (ja) | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Fukoku Co Ltd | 等速ジョイント用ブーツ |
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