JPWO2005013246A1 - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
昼間でも視認性の高い表示を行うことができる表示装置を提供する。 ケース31内に、LED素子33a,34,35を搭載したプリント基板32と、LED素子33a,34,35の発光光を反射しながら伝達して出射する反射部材26a,26b,26cと、各反射部材26a,26b,26cの開口側にそれぞれ形成された価格用表示板22、ホット用表示板23、コールド用表示板24と、各表示板22,23,24に接して形成された光を拡散する拡散部材25と、基板上のLED素子33a,34,35の周辺に形成された光吸収部材36とを備える。入射した光は、光吸収部材36により吸収され、外部に出射する光量が少なくなるため、出射光40のコントラストが相対的に強くなるので、各表示板22,23,24の視認性がよくなる。
Description
本出願は、日本国特許出願第2003−286260号に基づいており、この各日本国出願の全内容は、本出願において参照され導入される。
[技術分野]
本発明は、自動販売機における表示装置に関し、特に、昼間でも視認性の高い表示を行うことができる表示装置に関する。
本発明は、自動販売機における表示装置に関し、特に、昼間でも視認性の高い表示を行うことができる表示装置に関する。
従来、自動販売機では、ホット商品とコールド商品を販売する場合、HOT/COLDやあたたかい/つめたい等の文字、あるいは赤色/青色の色別表示を商品選択ボタンの近くに設置して購入者がホット商品とコールド商品を識別できるようにしている。
このような従来の表示装置として、例えば、電磁石により遠隔操作で表示を切り替えできるものが知られている(例えば、特開2002−150381号公報参照。)
この特開2002−150381号の表示装置は、N極に磁化された面に「COLD」を表記し、S極に磁化された面に「HOT」を表記した表示板を回転可能に商品選択ボタンの近くに設け、その表示板の後方に電磁石を配置して電磁石に流す電流の向きを切り替えることにより、表示板を反転させて「COLD」あるいは「HOT」の表記面が表に向くようにしたものである。この構成によれば、遠隔操作でホット/コールドの表示を切り替えることができるので、切替操作が容易となる。
しかし、特開2002−150381号の表示装置によると、夜間は蛍光灯のみの照明となるため、視認性が悪くなる。
従って、本発明の目的は、昼間でも視認性の高い表示を行うことができる表示装置を提供することにある。
このような従来の表示装置として、例えば、電磁石により遠隔操作で表示を切り替えできるものが知られている(例えば、特開2002−150381号公報参照。)
この特開2002−150381号の表示装置は、N極に磁化された面に「COLD」を表記し、S極に磁化された面に「HOT」を表記した表示板を回転可能に商品選択ボタンの近くに設け、その表示板の後方に電磁石を配置して電磁石に流す電流の向きを切り替えることにより、表示板を反転させて「COLD」あるいは「HOT」の表記面が表に向くようにしたものである。この構成によれば、遠隔操作でホット/コールドの表示を切り替えることができるので、切替操作が容易となる。
しかし、特開2002−150381号の表示装置によると、夜間は蛍光灯のみの照明となるため、視認性が悪くなる。
従って、本発明の目的は、昼間でも視認性の高い表示を行うことができる表示装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、基板上に設けられたLED素子と、前記LED素子の発光光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する筒状の反射面と、前記LED素子の周辺に前記反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する光吸収部材とを備えたことを特徴とする表示装置を提供する。
この構成によれば、入射した光は、光吸収部材により吸収されるため、入射した光の反射が弱められ、発光光は筒状の反射面を反射するので、入射光よりも発光光のコントラストが強くなる。
本発明は、上記目的を達成するため、基板上に設けられた赤色系LED素子および青色系LED素子と、前記赤色系LED素子の発光光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する第1の筒状の反射面と、前記赤色系LED素子の周辺に前記第1の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する第1の光吸収部材と、前記第1の反射面の前記他端側に設けられ、ホット商品を示す文字を記した透明または半透明の第1の表示板と、前記青色系LED素子の発光光を一端から導入して他端側から出射する第2の筒状の反射面と、前記青色系LED素子の周辺に前記第2の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する第2の光吸収部材と、前記第2の反射面の前記他端側に設けられ、コールド商品を示す文字を記した透明または半透明の第2の表示板とを備えたことを特徴とする表示装置置を提供する。
この構成によれば、外部から第1および第2の導光部に入射した光は、光吸収部材により吸収され、入射した光の反射が弱められるため、入射した光の外部への出射が弱められるので、第1の表示板および第2の表示板を照射する光が弱められる。
本発明は、上記目的を達成するため、基板上にマトリックス状に配置され、所定のパターンを表示する複数のLED素子と、前記複数のLED素子の発光光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する複数の筒状の反射面と、前記複数のLED素子のそれぞれの周辺に前記複数の筒状の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する複数の光吸収部材と、選択的にLED素子を点灯して前記所定のパターンを表示させる制御部とを備えたことを特徴とする表示装置を提供する。
この構成によれば、外部から入射した外光は、光吸収部材により吸収されるので、外光が弱められるため、発光光のコントラストが強くなる。
本発明は、上記目的を達成するため、バスの前面、後面および側面に設置され、行先あるいは経由停留所名を表わす文字等を表示する表示装置において、基板上にマトリックス状に配置され、前記文字等のパターンを表示する複数のLED素子と、前記複数のLED素子の発光光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する複数の筒状の反射面と、前記複数のLED素子のそれぞれの周辺に前記複数の筒状の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する複数の光吸収部材と、選択的にLED素子を点灯して前記文字等のパターンを表示させる制御部とを備えたことを特徴とする表示装置を提供する。
この構成によれば、外部から入射した外光は、光吸収部材により吸収されるので、外光が弱められるため、発光光のコントラストが強くなり、文字等のパターンが明瞭に見える。
本発明は、上記目的を達成するため、第1の色光を発光する第1のLED素子と、第2の色光を発光する第2のLED素子と、前記第1および第2のLED素子から発光された前記第1および第2の色光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する筒状の反射面と、前記第1および第2のLED素子の周辺に前記反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する光吸収部材と、前記他端側に形成され、前記第1の色光を透過させるとともに、前記第2の色光を遮光する第1の着色部、前記前第2の色光を透過させるとともに、前記第1の色光を遮光する第2の着色部、および前記第1および第2の色光を透過させる透光部とを備え、前記第1のLED素子の点灯によって前記第1の着色部および前記透光部により前記第1の色光からなる第1の表示パターンを表示し、前記第2のLED素子の点灯によって前記第2の着色部および前記透光部により前記第2の色光からなる第2の表示パターンを表示することを特徴とする表示装置を提供する。
この構成によれば、第1の色光により第1の表示パターンを、第2の色光により第2の表示パターンを表示することができる。
本発明は、上記目的を達成するため、自動販売機における商品の金額表示を行う表示装置において、基板上に設けられた複数のLED素子と、前記金額表示に対応して配置され、前記複数のLED素子の発光光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する複数の筒状の反射面と、前記複数のLED素子の周辺に前記複数の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する複数の光吸収部材とを備えたことを特徴とする表示装置。を提供する。
この構成によれば、外部から入射した外光は、光吸収部材により吸収されるので、外光が弱められるため、発光光のコントラストが強くなり、商品の金額表示が明瞭になる。
この構成によれば、入射した光は、光吸収部材により吸収されるため、入射した光の反射が弱められ、発光光は筒状の反射面を反射するので、入射光よりも発光光のコントラストが強くなる。
本発明は、上記目的を達成するため、基板上に設けられた赤色系LED素子および青色系LED素子と、前記赤色系LED素子の発光光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する第1の筒状の反射面と、前記赤色系LED素子の周辺に前記第1の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する第1の光吸収部材と、前記第1の反射面の前記他端側に設けられ、ホット商品を示す文字を記した透明または半透明の第1の表示板と、前記青色系LED素子の発光光を一端から導入して他端側から出射する第2の筒状の反射面と、前記青色系LED素子の周辺に前記第2の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する第2の光吸収部材と、前記第2の反射面の前記他端側に設けられ、コールド商品を示す文字を記した透明または半透明の第2の表示板とを備えたことを特徴とする表示装置置を提供する。
この構成によれば、外部から第1および第2の導光部に入射した光は、光吸収部材により吸収され、入射した光の反射が弱められるため、入射した光の外部への出射が弱められるので、第1の表示板および第2の表示板を照射する光が弱められる。
本発明は、上記目的を達成するため、基板上にマトリックス状に配置され、所定のパターンを表示する複数のLED素子と、前記複数のLED素子の発光光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する複数の筒状の反射面と、前記複数のLED素子のそれぞれの周辺に前記複数の筒状の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する複数の光吸収部材と、選択的にLED素子を点灯して前記所定のパターンを表示させる制御部とを備えたことを特徴とする表示装置を提供する。
この構成によれば、外部から入射した外光は、光吸収部材により吸収されるので、外光が弱められるため、発光光のコントラストが強くなる。
本発明は、上記目的を達成するため、バスの前面、後面および側面に設置され、行先あるいは経由停留所名を表わす文字等を表示する表示装置において、基板上にマトリックス状に配置され、前記文字等のパターンを表示する複数のLED素子と、前記複数のLED素子の発光光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する複数の筒状の反射面と、前記複数のLED素子のそれぞれの周辺に前記複数の筒状の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する複数の光吸収部材と、選択的にLED素子を点灯して前記文字等のパターンを表示させる制御部とを備えたことを特徴とする表示装置を提供する。
この構成によれば、外部から入射した外光は、光吸収部材により吸収されるので、外光が弱められるため、発光光のコントラストが強くなり、文字等のパターンが明瞭に見える。
本発明は、上記目的を達成するため、第1の色光を発光する第1のLED素子と、第2の色光を発光する第2のLED素子と、前記第1および第2のLED素子から発光された前記第1および第2の色光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する筒状の反射面と、前記第1および第2のLED素子の周辺に前記反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する光吸収部材と、前記他端側に形成され、前記第1の色光を透過させるとともに、前記第2の色光を遮光する第1の着色部、前記前第2の色光を透過させるとともに、前記第1の色光を遮光する第2の着色部、および前記第1および第2の色光を透過させる透光部とを備え、前記第1のLED素子の点灯によって前記第1の着色部および前記透光部により前記第1の色光からなる第1の表示パターンを表示し、前記第2のLED素子の点灯によって前記第2の着色部および前記透光部により前記第2の色光からなる第2の表示パターンを表示することを特徴とする表示装置を提供する。
この構成によれば、第1の色光により第1の表示パターンを、第2の色光により第2の表示パターンを表示することができる。
本発明は、上記目的を達成するため、自動販売機における商品の金額表示を行う表示装置において、基板上に設けられた複数のLED素子と、前記金額表示に対応して配置され、前記複数のLED素子の発光光を一端から導入して反射させつつ他端から出射する複数の筒状の反射面と、前記複数のLED素子の周辺に前記複数の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する複数の光吸収部材とを備えたことを特徴とする表示装置。を提供する。
この構成によれば、外部から入射した外光は、光吸収部材により吸収されるので、外光が弱められるため、発光光のコントラストが強くなり、商品の金額表示が明瞭になる。
第1図は、本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機の斜視図である。
第2図は、本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機の表示装置により表示される商品情報の例を示し、(a)は実際に見える表示の例を、(b)は価格用表示板を、(c)はホット用表示板を、(d)はコールド用表示板を示す図である。
第3図は、第1の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示し、(a)は第2図(a)のA−A線に沿う断面図、(b)は第3図(a)のB−B線に沿う断面図である。
第4図は、本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の動作の説明図である。
第5図は、本発明の第2の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す断面図である。
第6図は、本発明の第3の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す断面図である。
第7図は、本発明の第4の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示し、(a)は拡散部材を通して見えるコールド用表示板を示す図、(b)はその縦断面図である。
第8図は、本発明の第5の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示し、(a)は拡散部材を通して見えるコールド用表示板を示す図、(b)はその縦断面図である。
第9図は、本発明の第6の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の縦断面図である。
第10図は、本発明の第7の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の縦断面図である。
第11図は、本発明の第8の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の縦断面図である。
第12図は、本発明の第9の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の縦断面図である。
第13図は、本発明の第10の実施の形態に係る自動販売機の表示装置に用いられる拡散部材の配置を示す模式図であり、(a)は、反射部材内に凹む凹面に設けられた拡散部材を示す図、(b)は、垂直に配置した拡散部材を示す図、(c)は、反射部材から外方に突出する凸面に設けれた拡散部材を示す図である。
第14図は、本発明の第11の実施の形態に係る自動販売機の表示装置に用いられる拡散部材の配置を示す模式図である。
第15図は、本発明の第12の実施の形態に係る自動販売機の表示装置に用いられる拡散部材の配置を示す模式図である。
第16図は、本発明の第13の実施の形態に係る自動販売機の表示装置に用いられる拡散部材25の配置を示す模式図である。
第17図は、本発明の第14の実施の形態に係る表示装置を示し、(a)は、拡大正面図、(b)は、(a)の縦断面図である。
第18図は、本発明の第15の実施の形態に係るバス行先表示装置を示す図であり、(a)は、バス全体の側面図、(b)は、バスの正面の一部を示す正面図、(c)は、バスの後面の一部を示す背面図、(d)は、側面の一部を示す側面図である。
第19図は、本発明の第16の実施の形態に係る表示装置の断面図である。
第20図は、第16の実施の形態に係る表示装置に使用される表示板を示し、(a)は、表示板の正面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図である。
図21は、第16の実施の形態に係る表示装置に使用される表示板による表示例を示し、(a)は、ある色による表示例、(b)は、他の色の光による表示例を示す正面図である。
第2図は、本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機の表示装置により表示される商品情報の例を示し、(a)は実際に見える表示の例を、(b)は価格用表示板を、(c)はホット用表示板を、(d)はコールド用表示板を示す図である。
第3図は、第1の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示し、(a)は第2図(a)のA−A線に沿う断面図、(b)は第3図(a)のB−B線に沿う断面図である。
第4図は、本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の動作の説明図である。
第5図は、本発明の第2の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す断面図である。
第6図は、本発明の第3の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す断面図である。
第7図は、本発明の第4の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示し、(a)は拡散部材を通して見えるコールド用表示板を示す図、(b)はその縦断面図である。
第8図は、本発明の第5の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示し、(a)は拡散部材を通して見えるコールド用表示板を示す図、(b)はその縦断面図である。
第9図は、本発明の第6の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の縦断面図である。
第10図は、本発明の第7の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の縦断面図である。
第11図は、本発明の第8の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の縦断面図である。
第12図は、本発明の第9の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の縦断面図である。
第13図は、本発明の第10の実施の形態に係る自動販売機の表示装置に用いられる拡散部材の配置を示す模式図であり、(a)は、反射部材内に凹む凹面に設けられた拡散部材を示す図、(b)は、垂直に配置した拡散部材を示す図、(c)は、反射部材から外方に突出する凸面に設けれた拡散部材を示す図である。
第14図は、本発明の第11の実施の形態に係る自動販売機の表示装置に用いられる拡散部材の配置を示す模式図である。
第15図は、本発明の第12の実施の形態に係る自動販売機の表示装置に用いられる拡散部材の配置を示す模式図である。
第16図は、本発明の第13の実施の形態に係る自動販売機の表示装置に用いられる拡散部材25の配置を示す模式図である。
第17図は、本発明の第14の実施の形態に係る表示装置を示し、(a)は、拡大正面図、(b)は、(a)の縦断面図である。
第18図は、本発明の第15の実施の形態に係るバス行先表示装置を示す図であり、(a)は、バス全体の側面図、(b)は、バスの正面の一部を示す正面図、(c)は、バスの後面の一部を示す背面図、(d)は、側面の一部を示す側面図である。
第19図は、本発明の第16の実施の形態に係る表示装置の断面図である。
第20図は、第16の実施の形態に係る表示装置に使用される表示板を示し、(a)は、表示板の正面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図である。
図21は、第16の実施の形態に係る表示装置に使用される表示板による表示例を示し、(a)は、ある色による表示例、(b)は、他の色の光による表示例を示す正面図である。
[第1の実施の形態]
第1図は、本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機を示す。この自動販売機1は、ホット商品およびコールド商品を販売するものであり、略箱型状の自動販売機本体2と、この自動販売機本体2の前面に設けられた主扉3とを備える。この主扉3は、透明パネル8と、この透明パネル8の内側に形成された展示スペース9と、紙幣および硬貨を投入する現金投入部4と、釣銭を返却する釣銭返却口5と、商品を取り出すため商品販売口6と、広告等を表示する電照板7とを備える。
展示スペース9は、複数の商品見本11と、各商品見本11に対応して各商品に関する情報を表示する表示装置20Aと、各商品見本11に対応する商品を選択する選択ボタン21とを備える。
第2図は、表示装置20Aにより表示される商品情報の例を示し、(a)は、実際に見える表示の例を示し、(b)は価格用表示板を、(c)はホット用表示板を、(d)はコールド用表示板をそれぞれ表わす。価格用表示板22は、透明部材からなり、「¥」表示窓22a、数字窓22b、22c、22d以外の領域を黒色印刷して不透光領域としたものである。価格用表示板22は、その後側に拡散部材25が接して取り付けられている。「¥」表示窓22aは、図示しないLED素子により紙面の裏側から点灯され、「¥」を自動販売機1の外部から認識できるようになっている。数字窓22b、22c、22dは、拡散部材25が露出している。拡散部材25は、後述するLED素子の発光光の組合わせにより数字が表示されるようになっている。
ホット用表示板23は、第2図(c)に示すように、たとえば、「あたたかい」というホット商品を示す文字23aが表記されている。ホット商品の場合、紙面の後側からLED素子を点灯することにより、黒色系の「あたたかい」という文字23aが見えるようになっている。コールド用表示板24は、第2図(d)に示すように、たとえば、「つめたい」というコールド商品を示す文字24aが表記されている。コールド商品の場合、紙面の後側からLED素子を点灯することにより、黒色系の「つめたい」という文字24aが見えるようになっている。
第3図は、表示装置を示し、(a)は、第2図(a)のA−A線に沿う断面を示し、第3図(b)は、第3図(a)のB−B線に沿う断面を示す。表示装置20Aは、ケース31内に、7セグメントの各セグメントを表示するLED素子33aと、光を発光する赤色LED素子34、青色LED素子35を搭載したプリント基板32と、LED素子33a、33a、33aの発光光を伝達して出射する反射部材26a、26a、26aと、赤色LED素子34の発光光を伝達して出射する反射部材26bと、青色LED素子35の発光光を伝達して出射する反射部材26cと、各反射部材26a、26b、26cの開口側にそれぞれ設けられた価格用表示板22、ホット用表示板23およびコールド用表示板24と、各表示板22、23、24に接して設けられた光を拡散する拡散部材25と、プリント基板32上のLED素子33a、34、35の周辺に設けられた光吸収部材36とを備える。なお、LED素子33a、34、35は、ベアチップでも、チップLEDでも、ディスクリートLEDでもよい。またLED素子33a、34、35は、反射部材26a、26b、26cに対して複数設けてもよく、発光色が異なっていてもよい。
反射部材26aは、断面が細長い略矩形状である筒状体であり、7セグメントによる数字表示を行うように配列されている。LED素子33a、33a・・・は、各反射部材26a、26a、・・・に対応してプリント基板32上に設けられている。
反射部材26a、26b、26cは、例えば、内面に鏡面仕上げを施してある金属管で形成する。この反射部材26a、26b、26cは、光を反射するが、乱反射しないものである。なお、反射部材26a、26b、26cは、筒状体、例えば、プラスチック管に金属を蒸着して反射面を形成したものであってもよい。
光吸収部材36は、光の反射率の低い、例えば、カーボンをプリント基板32上に塗布する。なお、光反射率の低い黒色の塗料を塗布してもよい。また、表面積が大きい黒色の微細多孔質からなるものにより形成してもよい。
選択ボタン21は、選択ボタンケース21aと、押ボタン21bと、選択信号を制御部に出力するスイッチ素子、販売LED素子、売切れLED素子およびスイッチ素子等を搭載する回路基板とを備え、補強部材38を介して透明パネル8に取り付けられる。
ケース31は、図示しない支持手段および取付け手段により展示スペース9内の適宜個所に固定される。
第4図は、本発明の実施の形態に係る自動販売機の表示装置20Aの動作の説明図であり、第3図に示す青色LED素子35とその反射部材26c付近を示す。青色LED素子35による出射光40は、反射部材26c中を直接進行する直接光41と、反射部材26cの内面を全反射して進行する反射光42とが合わさったものである。自動販売機1の外からの入射光43は、コールド用表示板24および拡散部材25を通過して、反射部材26aにより反射しながら光吸収部材36に到達する。光吸収部材36の光反射率が低いため、入射光43は、光吸収部材36により吸収される。
LED素子35が点灯していないとき、外部からコールド用表示板24を透過して入射した光43は、光吸収部材36により吸収されるため、入射した光43の反射が弱められるので、コールド用表示板24全体が黒く見える。従って、各表示板23、24に黒色系で表示されている文字23a、24aは、黒の背景に黒色系の文字が印刷されているため、外部からは見えにくくなる。
上記の第1の実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)入射光43は、光吸収部材36に吸収されるため、LED素子33a、34、35の発光、非発光時に外部から見た拡散部材25でのコントラストは、入射光43が反射して再び外部に出射する場合と比較して非常に大きくなるので、各表示板22、23、24の表示が見やすくなる。
(ロ)LED素子33a、34、35の発光時に、LED素子33a、34、35の発光光に外部からの入射光43がほとんど混入しないため、出射光40の色度がほとんど変化しないので、特に2色以上のLED素子を発光させる場合には、混色のコントロールを確実に行うことができる。
(ハ)LED素子33a、34、35の発光光は、反射光42および直接光41が拡散部材25に到達するため、LED素子33a、34、35からの光のほぼ100パーセントを利用することができるので、各表示板22、23、24が明るく照射され、各表示板22、23、24の表示の視認性が向上する。
(ニ)ホットあるいはコールドを表示するLED素子34、35が発光していないとき、ホットあるいはコールドを表示する表示板23、24全体が黒の背景となるため、ホットあるいはコールドを表示する表示板23、24の黒色系の文字を見ることができないのに対し、ホットあるいはコールドを表示するLED素子34、35を発光させたとき、ホットあるいはコールドを表示する表示板23、24の黒色系の文字とホットあるいはコールドを表示するLED素子34、35の発光色を視認することができるため、商品に関する情報を得ることができる。
(ホ)LED素子33a、34、35の発光光は、種々の角度を持った光の反射光42および直接光41が拡散部材25に到達するため、拡散部材25により光が分散され、指向性の少ない光で表示板22、23、24を均一に照射するので、各表示板22、23、24の表示が見やすくなる。
(ヘ)プリント基板32に光吸収部材36を直接設けることができるため、光吸収部材36を別途支持する部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
(ト)ホットあるいはコールドを表示するLED素子34、35によりホット用表示板23およびコールド用表示板24を照射するため、LED素子34、35を切り替えるだけでホット/コールドの表示の切替が容易にできる。
[第2の実施の形態]
第5図は、本発明の第2の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す。この表示装置20Bは、第4図に示す第1の実施の形態に係る表示装置20Aでは、筒状の反射部材26cとしているのに対し、反射部材26cを円錐台形状に形成して、この内面を反射面とするものである。なお、拡散部材25およびコールド用表示板24は、省略してあるが、それらを使用してもよい。
この第2の実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)反射部材26cを円錐台形状に形成して、広範囲に光を分散させるため、LED素子の出射光40を広い範囲でコントラストを大きくすることができるので、出射光40による表示が見やすくなる。
(ロ)反射部材26cに光吸収部材36を直接形成するため、光吸収部材36を別途支持する部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
[第3の実施の形態]
第6図は、本発明の第3の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す。この表示装置20Cは、反射部材26cを球状に形成したものである。これによれば、反射部材26cを球状に形成したため、外部から反射部材26c内に入射する光の量を低減することができ、LED素子35の出射光40のコントラストを大きくすることができるので、出射光40による表示が見やすくなる。
[第4の実施の形態]
第7図は、本発明の第4の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示し、(a)は、拡散部材25を通して見えるホット用表示板23およびコールド用表示板24を示し、(b)は、その縦断面を示す。この表示装置20Dは、第4図に示す第1の実施の形態に係る表示装置20Aでは、反射部材26cの内面を反射面として用いたのに対し、プリント基板32に搭載されたLED素子35を中心として2つの反射部材26b,26cを同心状に配しそれぞれの内面を反射面として用いたものである。
この第4の実施の形態によれば、2つの反射部材26b、26cを同心状に配したため、2つの反射部材26b、26c内に入射する光の量を低減することができ、LED素子35の出射光のコントラストを大きくすることができるので、出射光による表示が見やすくなる。
[第5の実施の形態]
第8図は、本発明の第5の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示し、(a)は、拡散部材25を通して見えるコールド用表示板24を示し、(b)は、その縦断面を示す。この表示装置20Eは、第4図に示す第1の実施の形態に係る表示装置20Aでは、筒状の反射部材26cの内面を反射面として用いたのに対し、アクリル樹脂からなる導光部材51を用いその内側で全反射する反射面を用い、導光部材51のプリント基板32側の側面に遮光部材50を設けたものである。
この第5の実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)プリント基板32に光吸収部材36を直接設けたため、光吸収部材36を支持する部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
(ロ)遮光部材50を設けたため、外来光44a、44bを減少させることができ、光吸収部材36による入射光43の低減と相俟って、LED素子34、35の出射光40のコントラストを大きくすることができるので、出射光40による表示が見やすくなる。
[第6の実施の形態]
第9図は、本発明の第6の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の断面を示す。この表示装置20Fは、反射面32bを形成した基板32aと、基板32aに搭載されたLED素子35と、LED素子35近傍の基板32a上に設けられた光吸収部材36と、基板32a上に設けられ光をその内面で反射する導光部材51と、導光部材51の外側に設けられ、外来光44の入射を防ぐ遮光部材50とを備える。
この第6の実施の形態によれば、第5の実施の形態に係る効果と同様の効果を奏する。なお、導光部材51の断面積に対してLED素子35および反射面32bの大きさは、できるだけ小さい方がよい。光吸収部材36の設置面積および遮光部材50の設置面積を広くすることにより、入射光43を少なくすることができるとともに、少ない入射光43は光吸収部材36に吸収されやすくなるからである。
[第7の実施の形態]
第10図は、本発明の第7の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す。この表示装置20Gは、第4図に示す第1の実施の形態に係る表示装置20Aでは、反射部材26cの内面を反射面として用いたのに対し、導光部材51の内面を反射面として用い、光出射端側に、無反射部材54を備えたものである。
導光部材51は、PC(ポリカーボネート)からなり、内部に光を入射し、その入射光43を他端まで全反射によりおよび直接に進行させるように構成される。PC(ポリカーボネート)の代りにPMMA(ポリメタクリル酸メチル(アクリル))、あるいはABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)からなる導光部材51を用いることができる。また、そのような材質からなり、透明、半透明、あるいは着色されたものでもよい。
透明部材53は、PC(ポリカーボネート)からなり、拡散部材25あるいは導光部材51を保護するものである。PCの代りにPMMA(ポリメタクリル酸メチル(アクリル))、あるいはPET(ポリエチレンテレフタレート)からなる透明部材53を用いることができる。
無反射部材54は、例えば、透明部材53の表面にシボを形成し、透明部材53に入射する入射光43の位相をずらすことにより、入射光43の入射する部材の表面の反射を減少させるもので、印刷または塗装により形成する。
拡散部材25は、例えば、点光源として入射した入射光43を拡散して面光源となるように分散して出射するもので、印刷または塗装により形成する。
この第7の実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)光吸収部材36による入射光43の低減と相俟って、LED素子35の出射光40のコントラストを大きくすることができるので、出射光40による表示が見やすくなる。
(ロ)LED素子35の発光光は、反射面26eにより、および直接拡散部材25に到達して出射するするため、LED素子35の発光光のほぼ100パーセントを利用することができるので、出射光40による表示の視認性が向上する。
[第8の実施の形態]
第11図は、本発明の第8の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す。この表示装置20Hは、第10図に示す第7の実施の形態に係る表示装置20Aでは、導光部材51の内面を反射面として用いたのに対し、区画部材27の内面を反射面26cとして用いたものである。これによれば、光吸収部材36による入射光43の低減と相俟って、LED素子35の出射光40のコントラストを大きくすることができるので、出射光40による表示が見やすくなる。
[第9の実施の形態]
第12図は、本発明の第9の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す。この表示装置20Iは、プリント基板32と、プリント基板32上に設けられた反射鏡55と、プリント基板32上に設けられた光吸収部材36と、反射鏡に搭載されたLED素子35と、各LED素子35の発光光を区画し、発光光を反射する反射部材26とを備える。
この第9の実施の形態によれば、LED素子35の出射光40を反射鏡55により指向性を持たせることができるため、出射光40のコントラストを上昇させることができるので出射光40による表示が見やすくなる。
[第10の実施の形態]
第13図は、本発明の第10の実施の形態に係る自動販売機の表示装置20Jに用いられる拡散部材の配置を示す模式図であり、(a)は、反射部材26内に凹む凹面に形成した拡散部材25を示す図、(b)は、垂直に配置した拡散部材25を示す図、(c)は、反射部材26から外方に突出する凸面に形成した拡散部材25を示す図である。反射部材25は、透明な材質からなる透明部材、入射した光の反射を抑えた無反射部材とを組合わせてもよい。
第13図(a)〜(c)からわかるように、入射光43は、拡散部材25に対して十分に大きい角度で入射すれば、必ず拡散部材25により一部が反射し、一部が内部に入射散乱光45として入射する。内部に入射した入射散乱光45は、図示しない光吸収部材により吸収される。
この第10の実施の形態によれば、拡散部材25を凹面または凸面に形成することにより、入射光43を減少することができるため、入射光43よりも出射光40の光量の方が多くなるので、出射光40のコントラストが上昇し、出射光40による表示が見やすくなる。
[第11の実施の形態]
第14図は、本発明の第11の実施の形態に係る自動販売機の表示装置20Kに用いられる拡散部材25の配置を示す模式図である。この表示装置20Kは、プリント基板32と、プリント基板32に対して下方に傾斜して設けられている反射部材26と、反射部材26の開口側が鉛直に対して傾斜し、その開口に設けられた拡散部材25とを有する。
この表示装置20Kへの入射光43は、拡散部材25により一部が反射し、一部が内部に入射し、図示しない光吸収部材に吸収される。なお、入射角が小さい場合は、全反射して、内部に入射しない。
この第11の実施の形態によれば、拡散部材25が傾斜して設けられているとともに、反射部材26を傾斜しているため、入射光43の入射角を小さくすることができ、入射光43は光吸収部材により吸収されるので、入射光43を減少することができる。この結果、入射光43よりも出射光40の光量の方が多くなるので、出射光40のコントラストが上昇し、出射光40による表示が見やすくなる。
[第12の実施の形態]
第15図は、本発明の第12の実施の形態に係る自動販売機の表示装置20Lに用いられる拡散部材25の配置を示す模式図である。この表示装置20Lは、プリント基板32と、プリント基板32に対して下方に傾斜して設けられている反射部材26と、反射部材26に設けられ、その先端が鉛直方向に形成された拡散部材25とを有する。
この表示装置20Lへの入射光43は、拡散部材25により一部が反射し、一部が内部に入射する。内部に入射した光は、図示しない光吸収部材により吸収されるため、入射光43よりも出射光40の光量の方が多くなるので、出射光40のコントラストが高くなる。
この第12の実施の形態によれば、拡散部材25を鉛直方向に形成するとともに、反射部材26を傾斜しているため、入射光43を減少することができるので、出射光40のコントラストを上昇させ、出射光40による表示が見やすくなる。
[第13の実施の形態]
第16図は、本発明の第13の実施の形態に係る自動販売機の表示装置20Mに用いられる拡散部材25の配置を示す模式図である。この表示装置20Mは、プリント基板32と、プリント基板32に対して直角に設けられている反射部材26と、反射部材26に設けられ、反射部材26の先端に鉛直方向に形成された拡散部材25と、反射部材26の上方に接して形成され、拡散部材25より前方に突出するルーバ28とを有する。
この表示装置20Mへの入射光43は、拡散部材25により一部が反射し、一部が内部に入射する。ただし、入射角が小さい場合は、全反射して、内部に入射しない。内部に入射した光は、図示しない光吸収部材により吸収されるため、出射光40による表示が見やすくなる。
この第12の実施の形態によれば、ルーバ28を設けたため、入射光43の拡散部材25に当たる入射光43の入射角度の範囲を減少することができるので、入射光を減少して、出射光40のコントラストを上昇させ、出射光40による表示が見やすくなる。
[第14の実施の形態]
第17図は、本発明の第14の実施の形態に係る表示装置を示し、(a)は、拡大正面図、(b)は、(a)のC−C線に沿う断面図である。この表示装置100は、プリント基板32と、プリント基板32にマトリックス状に搭載された複数のLED素子35と、各LED素子35の周囲を覆う光吸収部材36と、各LED素子35を区画する反射部材26と、反射部材26の開口側に設けられ、入射光の反射を抑えた無反射部材54、透明部材53、光を拡散する拡散部材25とを備える。
この表示装置100の動作を説明する。画像データに基づいてプリント基板32の駆動回路がLED素子35を選択的に発光させると、発光光は、直接あるいは反射面26eに反射しながら拡散部材25に入射し、拡散部材25により入射した光が分散され、透明部材53および無反射部材54を介して外部に出射する。一方、外部からの入射光43は、無反射部材54では外部に反射が抑えられて内部に進行する。進行した光は、拡散部材25により拡散され、反射部材26内を進行し、そのほとんどが光吸収部材36に到達して吸収される。
この第14の実施の形態によれば、入射部分での光の反射が抑えられ、光吸収部材36により入射光の光量が減少させられ、さらにLED素子35により発光した発光光が拡散部材25により均一に出射させられるため、出射光40のコントラストが上昇するので、出射光40による表示が見やすくなる。
[第15の実施の形態]
第18図は、本発明の第15の実施の形態に係るバス行先表示装置を示す図であり、(a)は、バス全体の側面図、(b)は、バスの正面の一部を示す正面図、(c)は、バスの後面の一部を示す背面図、(d)は、側面の一部を示す側面図である。このバス行先表示装置100,101,102は、バスの正面ガラスの上部、後部ガラスの上部および側面入口付近に設けられる。バス行先表示装置100〜102は、複数のLED素子をマトリックス状に配置し、LED素子を点灯することにより文字、記号等を表示する表示部100A〜102Aを有している。ここで、個々の表示装置100〜102は、例えば、第10図に示すようにLED素子35と、内面を反射面51aとする導光部材51とを有している。そして第16図に示すように、導光部材51に接してルーバ28を設けてもよい。
これらの文字、記号をバス行先表示装置100〜102に表示させるには、図示しない入力装置により所定の文字の大きさ、書体、レイアウト等となるように表示データを図示しない制御部に入力し、その入力信号に基づいて制御部から表示部100A〜102Aに駆動信号が出力され、表示部のLED素子を点灯する。
この第15の実施の形態によれば、入射部分での光の反射が抑えられ、光吸収部材により入射光の光量が減少させられ、さらにLED素子により発光した発光光が拡散部材により均一に出射させられるため、出射光のコントラストが上昇するので、出射光による表示が見やすくなる。
[第16の実施の形態]
第19図は、本発明の第16の実施の形態に係る表示板を示す断面図であり、第20図は、表示板110を示し、(a)は、表示板110の正面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図である。この表示装置20Nは、第11図に示す第8の実施の形態に係る表示装置20Hとは、光出射端側に表示板110および透明部材53および異なる波長の光を発色するLED素子35A,35Bが設けられている点が相違する。
この表示板110は、合成樹脂からなる薄板により形成され、例えば、青色光を照射すると青色光を透過する青色部111Aと、例えば、赤色光を照射すると赤色光を透過する赤色部110Aと、青色光および赤色光をそのまま透過する透光部112と、青色部111A、赤色部110Aおよび透光部112以外の部分を黒色あるいは暗色に形成した基部113とを有している。
第21図は、表示板110による表示例を示し、(a)は、ある色による表示例、(b)は、他の色の光による表示例を示す正面図である。
この表示板110の作用を説明する。まず、LED素子35Aを点灯して、例えば、青色光を発光させる。青色光は、紙面の下方から青色部111Aを照射して青色部111Aを青色に発光させる。また、透光部112から青色を透過すると、第21図(a)に示すように、透過する青色により表示される丸表示111Bが表れる。
また、LED素子35Bを点灯して、例えば、赤色光を発光させる。赤色光は、紙面の下方から赤色部110Aを照射して赤色部110Aを赤色に発光させる。また、透光部112から赤色を透過すると、第21図(b)に示すように、透過する赤色により表示される×形の表示110Bが表れる。
ここで、青色光を発光した際に、青色光は赤色成分を含まない青色であるため、青色光を照射しても、赤色部110Aは発光しない。同様に赤色光を発光して照射しても、赤色光は青色成分を含まないために、青色部111Aは発光しない。そのため、青色のみあるいは赤色のみでの表示が可能となる。なお、単色光による複数の光、複数の色の光を混合した光による表示を行なってもよい。
本発明の第16の実施の形態によれば、重ね合わせた文字あるいは記号を例えば、青色のみあるいは赤色のみでの表示をすることができるので、表示場所をコンパクトにすることができ、種々の記号、文字等を色を変えて表示することができる。
[その他の実施の形態]
なお、表示装置20A〜Nを選択ボタン21の中に形成してもよい。このようにすることで、押ボタン21bと表示板22、23、24との距離がより接近するため、商品情報が分かりやすくなり、商品を誤選択することが減少する。
また、LED素子33a、34、35の発光面以外の面、半田、配線パターン等は、光の反射を抑制するための処理が施してあってもよい。このようにすることで、入射光43が反射して再び外部に出射する光の量を低減することができるため、各表示板22、23、24の表示が見やすくなる。
また、発光光は、反射部材内を直接または反射しながら進行するが、導光部材を用い、導光部内を進行させてもよい。
複数のLED素子を用いてその発光光を利用する場合、それぞれのLED素子の発光光を利用してもよく、各LED素子の発光強度を変えることにより発光光の種類を代えることができる。このようにすることにより、多数の種類の発光光を利用することができる。
反射面は、蒸着のほか、メッキにより形成してもよい。また、白い成形品により形成したものであってもよい。ただし、成形した面で乱反射して、元の方向の光が戻らないことが条件となる。
無反射部材、透明部材、拡散部材は、それぞれ単体で使用しても、複数を組合わせて使用してもよい。この場合、無反射部材を最外側に配置することが好ましい。これにより入射光の反射を抑えることができるので、最外側の表面が見やすくなるからである。
上記の表示装置、特に7セグメントの表示装置は、家電製品用として、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、時計、家庭用各種電気製品用リモコン等に、自動販売機用として、投入金額表示器、商品価格表示器等に使用でき、乗り物用として、タクシー金額表示器、バス料金表示器、その他、屋外時計、パーキング料金メータ、各種計測器、計量器、各種発券機、両替機、レジスタ、パチンコ台、スロット台、メダル貸し出しカウンタ等に用いることができる。
また、上記の表示装置は、バス行先表示機、電車行先表示機、屋外看板、屋内看板、矢印看板、交通信号、信号用方向指示器、電車踏切用表示機、自動販売機において、冷温表示、メッセージボード、販売、売切れ、準備中等の表示に使用することができる。
産業上の利用の可能性
以上説明したように、本発明によれば、入射した光は、光吸収部材により吸収されるため、入射した光が外部に出射する光が弱められるので、昼間でも視認性の高い表示を行うことができる。また、発光光が均一化されるため、発光光の視認性が高まる。
第1図は、本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機を示す。この自動販売機1は、ホット商品およびコールド商品を販売するものであり、略箱型状の自動販売機本体2と、この自動販売機本体2の前面に設けられた主扉3とを備える。この主扉3は、透明パネル8と、この透明パネル8の内側に形成された展示スペース9と、紙幣および硬貨を投入する現金投入部4と、釣銭を返却する釣銭返却口5と、商品を取り出すため商品販売口6と、広告等を表示する電照板7とを備える。
展示スペース9は、複数の商品見本11と、各商品見本11に対応して各商品に関する情報を表示する表示装置20Aと、各商品見本11に対応する商品を選択する選択ボタン21とを備える。
第2図は、表示装置20Aにより表示される商品情報の例を示し、(a)は、実際に見える表示の例を示し、(b)は価格用表示板を、(c)はホット用表示板を、(d)はコールド用表示板をそれぞれ表わす。価格用表示板22は、透明部材からなり、「¥」表示窓22a、数字窓22b、22c、22d以外の領域を黒色印刷して不透光領域としたものである。価格用表示板22は、その後側に拡散部材25が接して取り付けられている。「¥」表示窓22aは、図示しないLED素子により紙面の裏側から点灯され、「¥」を自動販売機1の外部から認識できるようになっている。数字窓22b、22c、22dは、拡散部材25が露出している。拡散部材25は、後述するLED素子の発光光の組合わせにより数字が表示されるようになっている。
ホット用表示板23は、第2図(c)に示すように、たとえば、「あたたかい」というホット商品を示す文字23aが表記されている。ホット商品の場合、紙面の後側からLED素子を点灯することにより、黒色系の「あたたかい」という文字23aが見えるようになっている。コールド用表示板24は、第2図(d)に示すように、たとえば、「つめたい」というコールド商品を示す文字24aが表記されている。コールド商品の場合、紙面の後側からLED素子を点灯することにより、黒色系の「つめたい」という文字24aが見えるようになっている。
第3図は、表示装置を示し、(a)は、第2図(a)のA−A線に沿う断面を示し、第3図(b)は、第3図(a)のB−B線に沿う断面を示す。表示装置20Aは、ケース31内に、7セグメントの各セグメントを表示するLED素子33aと、光を発光する赤色LED素子34、青色LED素子35を搭載したプリント基板32と、LED素子33a、33a、33aの発光光を伝達して出射する反射部材26a、26a、26aと、赤色LED素子34の発光光を伝達して出射する反射部材26bと、青色LED素子35の発光光を伝達して出射する反射部材26cと、各反射部材26a、26b、26cの開口側にそれぞれ設けられた価格用表示板22、ホット用表示板23およびコールド用表示板24と、各表示板22、23、24に接して設けられた光を拡散する拡散部材25と、プリント基板32上のLED素子33a、34、35の周辺に設けられた光吸収部材36とを備える。なお、LED素子33a、34、35は、ベアチップでも、チップLEDでも、ディスクリートLEDでもよい。またLED素子33a、34、35は、反射部材26a、26b、26cに対して複数設けてもよく、発光色が異なっていてもよい。
反射部材26aは、断面が細長い略矩形状である筒状体であり、7セグメントによる数字表示を行うように配列されている。LED素子33a、33a・・・は、各反射部材26a、26a、・・・に対応してプリント基板32上に設けられている。
反射部材26a、26b、26cは、例えば、内面に鏡面仕上げを施してある金属管で形成する。この反射部材26a、26b、26cは、光を反射するが、乱反射しないものである。なお、反射部材26a、26b、26cは、筒状体、例えば、プラスチック管に金属を蒸着して反射面を形成したものであってもよい。
光吸収部材36は、光の反射率の低い、例えば、カーボンをプリント基板32上に塗布する。なお、光反射率の低い黒色の塗料を塗布してもよい。また、表面積が大きい黒色の微細多孔質からなるものにより形成してもよい。
選択ボタン21は、選択ボタンケース21aと、押ボタン21bと、選択信号を制御部に出力するスイッチ素子、販売LED素子、売切れLED素子およびスイッチ素子等を搭載する回路基板とを備え、補強部材38を介して透明パネル8に取り付けられる。
ケース31は、図示しない支持手段および取付け手段により展示スペース9内の適宜個所に固定される。
第4図は、本発明の実施の形態に係る自動販売機の表示装置20Aの動作の説明図であり、第3図に示す青色LED素子35とその反射部材26c付近を示す。青色LED素子35による出射光40は、反射部材26c中を直接進行する直接光41と、反射部材26cの内面を全反射して進行する反射光42とが合わさったものである。自動販売機1の外からの入射光43は、コールド用表示板24および拡散部材25を通過して、反射部材26aにより反射しながら光吸収部材36に到達する。光吸収部材36の光反射率が低いため、入射光43は、光吸収部材36により吸収される。
LED素子35が点灯していないとき、外部からコールド用表示板24を透過して入射した光43は、光吸収部材36により吸収されるため、入射した光43の反射が弱められるので、コールド用表示板24全体が黒く見える。従って、各表示板23、24に黒色系で表示されている文字23a、24aは、黒の背景に黒色系の文字が印刷されているため、外部からは見えにくくなる。
上記の第1の実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)入射光43は、光吸収部材36に吸収されるため、LED素子33a、34、35の発光、非発光時に外部から見た拡散部材25でのコントラストは、入射光43が反射して再び外部に出射する場合と比較して非常に大きくなるので、各表示板22、23、24の表示が見やすくなる。
(ロ)LED素子33a、34、35の発光時に、LED素子33a、34、35の発光光に外部からの入射光43がほとんど混入しないため、出射光40の色度がほとんど変化しないので、特に2色以上のLED素子を発光させる場合には、混色のコントロールを確実に行うことができる。
(ハ)LED素子33a、34、35の発光光は、反射光42および直接光41が拡散部材25に到達するため、LED素子33a、34、35からの光のほぼ100パーセントを利用することができるので、各表示板22、23、24が明るく照射され、各表示板22、23、24の表示の視認性が向上する。
(ニ)ホットあるいはコールドを表示するLED素子34、35が発光していないとき、ホットあるいはコールドを表示する表示板23、24全体が黒の背景となるため、ホットあるいはコールドを表示する表示板23、24の黒色系の文字を見ることができないのに対し、ホットあるいはコールドを表示するLED素子34、35を発光させたとき、ホットあるいはコールドを表示する表示板23、24の黒色系の文字とホットあるいはコールドを表示するLED素子34、35の発光色を視認することができるため、商品に関する情報を得ることができる。
(ホ)LED素子33a、34、35の発光光は、種々の角度を持った光の反射光42および直接光41が拡散部材25に到達するため、拡散部材25により光が分散され、指向性の少ない光で表示板22、23、24を均一に照射するので、各表示板22、23、24の表示が見やすくなる。
(ヘ)プリント基板32に光吸収部材36を直接設けることができるため、光吸収部材36を別途支持する部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
(ト)ホットあるいはコールドを表示するLED素子34、35によりホット用表示板23およびコールド用表示板24を照射するため、LED素子34、35を切り替えるだけでホット/コールドの表示の切替が容易にできる。
[第2の実施の形態]
第5図は、本発明の第2の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す。この表示装置20Bは、第4図に示す第1の実施の形態に係る表示装置20Aでは、筒状の反射部材26cとしているのに対し、反射部材26cを円錐台形状に形成して、この内面を反射面とするものである。なお、拡散部材25およびコールド用表示板24は、省略してあるが、それらを使用してもよい。
この第2の実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)反射部材26cを円錐台形状に形成して、広範囲に光を分散させるため、LED素子の出射光40を広い範囲でコントラストを大きくすることができるので、出射光40による表示が見やすくなる。
(ロ)反射部材26cに光吸収部材36を直接形成するため、光吸収部材36を別途支持する部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
[第3の実施の形態]
第6図は、本発明の第3の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す。この表示装置20Cは、反射部材26cを球状に形成したものである。これによれば、反射部材26cを球状に形成したため、外部から反射部材26c内に入射する光の量を低減することができ、LED素子35の出射光40のコントラストを大きくすることができるので、出射光40による表示が見やすくなる。
[第4の実施の形態]
第7図は、本発明の第4の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示し、(a)は、拡散部材25を通して見えるホット用表示板23およびコールド用表示板24を示し、(b)は、その縦断面を示す。この表示装置20Dは、第4図に示す第1の実施の形態に係る表示装置20Aでは、反射部材26cの内面を反射面として用いたのに対し、プリント基板32に搭載されたLED素子35を中心として2つの反射部材26b,26cを同心状に配しそれぞれの内面を反射面として用いたものである。
この第4の実施の形態によれば、2つの反射部材26b、26cを同心状に配したため、2つの反射部材26b、26c内に入射する光の量を低減することができ、LED素子35の出射光のコントラストを大きくすることができるので、出射光による表示が見やすくなる。
[第5の実施の形態]
第8図は、本発明の第5の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示し、(a)は、拡散部材25を通して見えるコールド用表示板24を示し、(b)は、その縦断面を示す。この表示装置20Eは、第4図に示す第1の実施の形態に係る表示装置20Aでは、筒状の反射部材26cの内面を反射面として用いたのに対し、アクリル樹脂からなる導光部材51を用いその内側で全反射する反射面を用い、導光部材51のプリント基板32側の側面に遮光部材50を設けたものである。
この第5の実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)プリント基板32に光吸収部材36を直接設けたため、光吸収部材36を支持する部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
(ロ)遮光部材50を設けたため、外来光44a、44bを減少させることができ、光吸収部材36による入射光43の低減と相俟って、LED素子34、35の出射光40のコントラストを大きくすることができるので、出射光40による表示が見やすくなる。
[第6の実施の形態]
第9図は、本発明の第6の実施の形態に係る自動販売機の表示装置の断面を示す。この表示装置20Fは、反射面32bを形成した基板32aと、基板32aに搭載されたLED素子35と、LED素子35近傍の基板32a上に設けられた光吸収部材36と、基板32a上に設けられ光をその内面で反射する導光部材51と、導光部材51の外側に設けられ、外来光44の入射を防ぐ遮光部材50とを備える。
この第6の実施の形態によれば、第5の実施の形態に係る効果と同様の効果を奏する。なお、導光部材51の断面積に対してLED素子35および反射面32bの大きさは、できるだけ小さい方がよい。光吸収部材36の設置面積および遮光部材50の設置面積を広くすることにより、入射光43を少なくすることができるとともに、少ない入射光43は光吸収部材36に吸収されやすくなるからである。
[第7の実施の形態]
第10図は、本発明の第7の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す。この表示装置20Gは、第4図に示す第1の実施の形態に係る表示装置20Aでは、反射部材26cの内面を反射面として用いたのに対し、導光部材51の内面を反射面として用い、光出射端側に、無反射部材54を備えたものである。
導光部材51は、PC(ポリカーボネート)からなり、内部に光を入射し、その入射光43を他端まで全反射によりおよび直接に進行させるように構成される。PC(ポリカーボネート)の代りにPMMA(ポリメタクリル酸メチル(アクリル))、あるいはABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)からなる導光部材51を用いることができる。また、そのような材質からなり、透明、半透明、あるいは着色されたものでもよい。
透明部材53は、PC(ポリカーボネート)からなり、拡散部材25あるいは導光部材51を保護するものである。PCの代りにPMMA(ポリメタクリル酸メチル(アクリル))、あるいはPET(ポリエチレンテレフタレート)からなる透明部材53を用いることができる。
無反射部材54は、例えば、透明部材53の表面にシボを形成し、透明部材53に入射する入射光43の位相をずらすことにより、入射光43の入射する部材の表面の反射を減少させるもので、印刷または塗装により形成する。
拡散部材25は、例えば、点光源として入射した入射光43を拡散して面光源となるように分散して出射するもので、印刷または塗装により形成する。
この第7の実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(イ)光吸収部材36による入射光43の低減と相俟って、LED素子35の出射光40のコントラストを大きくすることができるので、出射光40による表示が見やすくなる。
(ロ)LED素子35の発光光は、反射面26eにより、および直接拡散部材25に到達して出射するするため、LED素子35の発光光のほぼ100パーセントを利用することができるので、出射光40による表示の視認性が向上する。
[第8の実施の形態]
第11図は、本発明の第8の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す。この表示装置20Hは、第10図に示す第7の実施の形態に係る表示装置20Aでは、導光部材51の内面を反射面として用いたのに対し、区画部材27の内面を反射面26cとして用いたものである。これによれば、光吸収部材36による入射光43の低減と相俟って、LED素子35の出射光40のコントラストを大きくすることができるので、出射光40による表示が見やすくなる。
[第9の実施の形態]
第12図は、本発明の第9の実施の形態に係る自動販売機の表示装置を示す。この表示装置20Iは、プリント基板32と、プリント基板32上に設けられた反射鏡55と、プリント基板32上に設けられた光吸収部材36と、反射鏡に搭載されたLED素子35と、各LED素子35の発光光を区画し、発光光を反射する反射部材26とを備える。
この第9の実施の形態によれば、LED素子35の出射光40を反射鏡55により指向性を持たせることができるため、出射光40のコントラストを上昇させることができるので出射光40による表示が見やすくなる。
[第10の実施の形態]
第13図は、本発明の第10の実施の形態に係る自動販売機の表示装置20Jに用いられる拡散部材の配置を示す模式図であり、(a)は、反射部材26内に凹む凹面に形成した拡散部材25を示す図、(b)は、垂直に配置した拡散部材25を示す図、(c)は、反射部材26から外方に突出する凸面に形成した拡散部材25を示す図である。反射部材25は、透明な材質からなる透明部材、入射した光の反射を抑えた無反射部材とを組合わせてもよい。
第13図(a)〜(c)からわかるように、入射光43は、拡散部材25に対して十分に大きい角度で入射すれば、必ず拡散部材25により一部が反射し、一部が内部に入射散乱光45として入射する。内部に入射した入射散乱光45は、図示しない光吸収部材により吸収される。
この第10の実施の形態によれば、拡散部材25を凹面または凸面に形成することにより、入射光43を減少することができるため、入射光43よりも出射光40の光量の方が多くなるので、出射光40のコントラストが上昇し、出射光40による表示が見やすくなる。
[第11の実施の形態]
第14図は、本発明の第11の実施の形態に係る自動販売機の表示装置20Kに用いられる拡散部材25の配置を示す模式図である。この表示装置20Kは、プリント基板32と、プリント基板32に対して下方に傾斜して設けられている反射部材26と、反射部材26の開口側が鉛直に対して傾斜し、その開口に設けられた拡散部材25とを有する。
この表示装置20Kへの入射光43は、拡散部材25により一部が反射し、一部が内部に入射し、図示しない光吸収部材に吸収される。なお、入射角が小さい場合は、全反射して、内部に入射しない。
この第11の実施の形態によれば、拡散部材25が傾斜して設けられているとともに、反射部材26を傾斜しているため、入射光43の入射角を小さくすることができ、入射光43は光吸収部材により吸収されるので、入射光43を減少することができる。この結果、入射光43よりも出射光40の光量の方が多くなるので、出射光40のコントラストが上昇し、出射光40による表示が見やすくなる。
[第12の実施の形態]
第15図は、本発明の第12の実施の形態に係る自動販売機の表示装置20Lに用いられる拡散部材25の配置を示す模式図である。この表示装置20Lは、プリント基板32と、プリント基板32に対して下方に傾斜して設けられている反射部材26と、反射部材26に設けられ、その先端が鉛直方向に形成された拡散部材25とを有する。
この表示装置20Lへの入射光43は、拡散部材25により一部が反射し、一部が内部に入射する。内部に入射した光は、図示しない光吸収部材により吸収されるため、入射光43よりも出射光40の光量の方が多くなるので、出射光40のコントラストが高くなる。
この第12の実施の形態によれば、拡散部材25を鉛直方向に形成するとともに、反射部材26を傾斜しているため、入射光43を減少することができるので、出射光40のコントラストを上昇させ、出射光40による表示が見やすくなる。
[第13の実施の形態]
第16図は、本発明の第13の実施の形態に係る自動販売機の表示装置20Mに用いられる拡散部材25の配置を示す模式図である。この表示装置20Mは、プリント基板32と、プリント基板32に対して直角に設けられている反射部材26と、反射部材26に設けられ、反射部材26の先端に鉛直方向に形成された拡散部材25と、反射部材26の上方に接して形成され、拡散部材25より前方に突出するルーバ28とを有する。
この表示装置20Mへの入射光43は、拡散部材25により一部が反射し、一部が内部に入射する。ただし、入射角が小さい場合は、全反射して、内部に入射しない。内部に入射した光は、図示しない光吸収部材により吸収されるため、出射光40による表示が見やすくなる。
この第12の実施の形態によれば、ルーバ28を設けたため、入射光43の拡散部材25に当たる入射光43の入射角度の範囲を減少することができるので、入射光を減少して、出射光40のコントラストを上昇させ、出射光40による表示が見やすくなる。
[第14の実施の形態]
第17図は、本発明の第14の実施の形態に係る表示装置を示し、(a)は、拡大正面図、(b)は、(a)のC−C線に沿う断面図である。この表示装置100は、プリント基板32と、プリント基板32にマトリックス状に搭載された複数のLED素子35と、各LED素子35の周囲を覆う光吸収部材36と、各LED素子35を区画する反射部材26と、反射部材26の開口側に設けられ、入射光の反射を抑えた無反射部材54、透明部材53、光を拡散する拡散部材25とを備える。
この表示装置100の動作を説明する。画像データに基づいてプリント基板32の駆動回路がLED素子35を選択的に発光させると、発光光は、直接あるいは反射面26eに反射しながら拡散部材25に入射し、拡散部材25により入射した光が分散され、透明部材53および無反射部材54を介して外部に出射する。一方、外部からの入射光43は、無反射部材54では外部に反射が抑えられて内部に進行する。進行した光は、拡散部材25により拡散され、反射部材26内を進行し、そのほとんどが光吸収部材36に到達して吸収される。
この第14の実施の形態によれば、入射部分での光の反射が抑えられ、光吸収部材36により入射光の光量が減少させられ、さらにLED素子35により発光した発光光が拡散部材25により均一に出射させられるため、出射光40のコントラストが上昇するので、出射光40による表示が見やすくなる。
[第15の実施の形態]
第18図は、本発明の第15の実施の形態に係るバス行先表示装置を示す図であり、(a)は、バス全体の側面図、(b)は、バスの正面の一部を示す正面図、(c)は、バスの後面の一部を示す背面図、(d)は、側面の一部を示す側面図である。このバス行先表示装置100,101,102は、バスの正面ガラスの上部、後部ガラスの上部および側面入口付近に設けられる。バス行先表示装置100〜102は、複数のLED素子をマトリックス状に配置し、LED素子を点灯することにより文字、記号等を表示する表示部100A〜102Aを有している。ここで、個々の表示装置100〜102は、例えば、第10図に示すようにLED素子35と、内面を反射面51aとする導光部材51とを有している。そして第16図に示すように、導光部材51に接してルーバ28を設けてもよい。
これらの文字、記号をバス行先表示装置100〜102に表示させるには、図示しない入力装置により所定の文字の大きさ、書体、レイアウト等となるように表示データを図示しない制御部に入力し、その入力信号に基づいて制御部から表示部100A〜102Aに駆動信号が出力され、表示部のLED素子を点灯する。
この第15の実施の形態によれば、入射部分での光の反射が抑えられ、光吸収部材により入射光の光量が減少させられ、さらにLED素子により発光した発光光が拡散部材により均一に出射させられるため、出射光のコントラストが上昇するので、出射光による表示が見やすくなる。
[第16の実施の形態]
第19図は、本発明の第16の実施の形態に係る表示板を示す断面図であり、第20図は、表示板110を示し、(a)は、表示板110の正面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図である。この表示装置20Nは、第11図に示す第8の実施の形態に係る表示装置20Hとは、光出射端側に表示板110および透明部材53および異なる波長の光を発色するLED素子35A,35Bが設けられている点が相違する。
この表示板110は、合成樹脂からなる薄板により形成され、例えば、青色光を照射すると青色光を透過する青色部111Aと、例えば、赤色光を照射すると赤色光を透過する赤色部110Aと、青色光および赤色光をそのまま透過する透光部112と、青色部111A、赤色部110Aおよび透光部112以外の部分を黒色あるいは暗色に形成した基部113とを有している。
第21図は、表示板110による表示例を示し、(a)は、ある色による表示例、(b)は、他の色の光による表示例を示す正面図である。
この表示板110の作用を説明する。まず、LED素子35Aを点灯して、例えば、青色光を発光させる。青色光は、紙面の下方から青色部111Aを照射して青色部111Aを青色に発光させる。また、透光部112から青色を透過すると、第21図(a)に示すように、透過する青色により表示される丸表示111Bが表れる。
また、LED素子35Bを点灯して、例えば、赤色光を発光させる。赤色光は、紙面の下方から赤色部110Aを照射して赤色部110Aを赤色に発光させる。また、透光部112から赤色を透過すると、第21図(b)に示すように、透過する赤色により表示される×形の表示110Bが表れる。
ここで、青色光を発光した際に、青色光は赤色成分を含まない青色であるため、青色光を照射しても、赤色部110Aは発光しない。同様に赤色光を発光して照射しても、赤色光は青色成分を含まないために、青色部111Aは発光しない。そのため、青色のみあるいは赤色のみでの表示が可能となる。なお、単色光による複数の光、複数の色の光を混合した光による表示を行なってもよい。
本発明の第16の実施の形態によれば、重ね合わせた文字あるいは記号を例えば、青色のみあるいは赤色のみでの表示をすることができるので、表示場所をコンパクトにすることができ、種々の記号、文字等を色を変えて表示することができる。
[その他の実施の形態]
なお、表示装置20A〜Nを選択ボタン21の中に形成してもよい。このようにすることで、押ボタン21bと表示板22、23、24との距離がより接近するため、商品情報が分かりやすくなり、商品を誤選択することが減少する。
また、LED素子33a、34、35の発光面以外の面、半田、配線パターン等は、光の反射を抑制するための処理が施してあってもよい。このようにすることで、入射光43が反射して再び外部に出射する光の量を低減することができるため、各表示板22、23、24の表示が見やすくなる。
また、発光光は、反射部材内を直接または反射しながら進行するが、導光部材を用い、導光部内を進行させてもよい。
複数のLED素子を用いてその発光光を利用する場合、それぞれのLED素子の発光光を利用してもよく、各LED素子の発光強度を変えることにより発光光の種類を代えることができる。このようにすることにより、多数の種類の発光光を利用することができる。
反射面は、蒸着のほか、メッキにより形成してもよい。また、白い成形品により形成したものであってもよい。ただし、成形した面で乱反射して、元の方向の光が戻らないことが条件となる。
無反射部材、透明部材、拡散部材は、それぞれ単体で使用しても、複数を組合わせて使用してもよい。この場合、無反射部材を最外側に配置することが好ましい。これにより入射光の反射を抑えることができるので、最外側の表面が見やすくなるからである。
上記の表示装置、特に7セグメントの表示装置は、家電製品用として、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、時計、家庭用各種電気製品用リモコン等に、自動販売機用として、投入金額表示器、商品価格表示器等に使用でき、乗り物用として、タクシー金額表示器、バス料金表示器、その他、屋外時計、パーキング料金メータ、各種計測器、計量器、各種発券機、両替機、レジスタ、パチンコ台、スロット台、メダル貸し出しカウンタ等に用いることができる。
また、上記の表示装置は、バス行先表示機、電車行先表示機、屋外看板、屋内看板、矢印看板、交通信号、信号用方向指示器、電車踏切用表示機、自動販売機において、冷温表示、メッセージボード、販売、売切れ、準備中等の表示に使用することができる。
産業上の利用の可能性
以上説明したように、本発明によれば、入射した光は、光吸収部材により吸収されるため、入射した光が外部に出射する光が弱められるので、昼間でも視認性の高い表示を行うことができる。また、発光光が均一化されるため、発光光の視認性が高まる。
Claims (16)
- 基板上に設けられたLED素子と、
前記LED素子の発光光を一端から導入し、その導入した前記発光光を一部反射させつつ他端から出射する筒状の反射面と、
前記LED素子の周辺に設けられ、前記反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する光吸収部材とを備えたことを特徴とする表示装置。 - 前記反射面は、筒状の反射部材の内面に形成されたことを特徴とする請求の範囲1に記載の表示装置。
- 前記反射面は、透明または半透明からなる導光部材の外面に形成されたことを特徴とする請求の範囲1に記載の表示装置。
- 前記反射面は、前記一端側の外周面に遮光部を備えたことを特徴とする請求の範囲1に記載の表示装置。
- 前記光吸収部材は、前記基板上に形成されたことを特徴とする請求の範囲1に記載の表示装置。
- 前記光吸収部材は、前記反射面の前記一端に形成されたことを特徴とする請求の範囲1に記載の表示装置。
- 前記反射面の他端側は、ルーバを備えたことを特徴とする請求の範囲1に記載の表示装置。
- 前記反射面の他端側は、前記外光の反射を低減する無反射部材を備えたことを特徴とする請求の範囲1に記載の表示装置。
- 前記反射面の他端側は、光を拡散させる拡散部材を備えたことを特徴とする請求の範囲1に記載の表示装置。
- 前記拡散部材は、外側あるいは内側に凸状の曲面を有することを特徴とする請求の範囲9記載の表示装置。
- 前記拡散部材は、前記筒状の反射面の中心軸に対して直交する方向と異なる方向に形成されたことを特徴とする請求の範囲9記載の表示装置。
- 基板上に設けられた赤色系LED素子および青色系LED素子と、
前記赤色系LED素子の発光光を一端から導入し、その導入した前記発光光を一部反射させつつ他端から出射する第1の筒状の反射面と、
前記赤色系LED素子の周辺に設けられ、前記第1の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する第1の光吸収部材と、
前記第1の反射面の前記他端側に設けられ、ホット商品を示す文字を記した透明または半透明の第1の表示板と、
前記青色系LED素子の発光光を一端から導入し、その導入した前記発光光を一部反射させつつ他端から出射する第2の筒状の反射面と、
前記青色系LED素子の周辺に設けられ、前記第2の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する第2の光吸収部材と、
前記第2の反射面の前記他端側に設けられ、コールド商品を示す文字を記した透明または半透明の第2の表示板とを備えたことを特徴とする表示装置。 - 基板上にマトリックス状に配置され、所定のパターンを表示する複数のLED素子と、
前記複数のLED素子の発光光を一端から導入し、その導入した前記発光光を一部反射させつつ他端から出射する複数の筒状の反射面と、
前記複数のLED素子のそれぞれの周辺に設けられ、前記複数の筒状の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する複数の光吸収部材と、
選択的にLED素子を点灯して前記所定のパターンを表示させる制御部とを備えたことを特徴とする表示装置。 - バスの前面、後面および側面に設置され、行先あるいは経由停留所名を表わす文字等を表示する表示装置において、
基板上にマトリックス状に配置され、前記文字等のパターンを表示する複数のLED素子と、
前記複数のLED素子の発光光を一端から導入し、その導入した前記発光光を一部反射させつつ他端から出射する複数の筒状の反射面と、
前記複数のLED素子のそれぞれの周辺に設けられ、前記複数の筒状の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する複数の光吸収部材と、
選択的にLED素子を点灯して前記文字等のパターンを表示させる制御部とを備えたことを特徴とする表示装置。 - 第1の色光を発光する第1のLED素子と、
第2の色光を発光する第2のLED素子と、
前記第1および第2のLED素子から発光された前記第1および第2の色光を一端から導入し、その導入した前記発光光を一部反射させつつ他端から出射する筒状の反射面と、
前記第1および第2のLED素子の周辺に設けられ、前記反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する光吸収部材と、
前記他端側に形成され、前記第1の色光を透過させるとともに、前記第2の色光を遮光する第1の着色部、前記前第2の色光を透過させるとともに、前記第1の色光を遮光する第2の着色部、および前記第1および第2の色光を透過させる透光部とを備え、
前記第1のLED素子の点灯によって前記第1の着色部および前記透光部により前記第1の色光からなる第1の表示パターンを表示し、前記第2のLED素子の点灯によって前記第2の着色部および前記透光部により前記第2の色光からなる第2の表示パターンを表示することを特徴とする表示装置。 - 自動販売機における商品の金額表示を行う表示装置において、
基板上に設けられた複数のLED素子と、
前記金額表示に対応して配置され、前記複数のLED素子の発光光を一端から導入し、その導入した前記発光光を一部反射させつつ他端から出射する複数の筒状の反射面と、
前記複数のLED素子の周辺に設けられ、前記複数の反射面の前記他端側から入射する外光を吸収する複数の光吸収部材とを備えたことを特徴とする表示装置。
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