JP2604417Y2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2604417Y2
JP2604417Y2 JP1993058291U JP5829193U JP2604417Y2 JP 2604417 Y2 JP2604417 Y2 JP 2604417Y2 JP 1993058291 U JP1993058291 U JP 1993058291U JP 5829193 U JP5829193 U JP 5829193U JP 2604417 Y2 JP2604417 Y2 JP 2604417Y2
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JP
Japan
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light
double
wiring board
printed wiring
sided printed
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JP1993058291U
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JPH0723380U (ja
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恒明 阿部
貢 小林
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用計器等に用いら
れ、電気絶縁性の両面プリント配線板を備えた表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用計器はスピードメータやタ
コメータ等はケース内に配置するとともに、ハイビーム
やターン等の位置や方向指示、および燃料やオイル等の
警告表示等の各種表示部を有する表示装置を備えてい
る。そしてこれらの計器はスピードメータの電気式への
移行と共に表示項目が多様化して来ており、これにより
回路が複雑化し、両面プリント配線板を使う様になって
来ている。
【0003】この様な表示装置の構造は、前面を開口し
たケースを複数の仕切壁で区画して筒状の灯室を形成
し、この灯室の後面側にエポキシ系の樹脂からなる両面
プリント配線板を固定して、この両面プリント配線板に
係止した表示灯が前記灯室に収納されている。そして前
記灯室の前面開口部には透光性の表示板を配設し、この
表示板に、各灯室に対応して例えばハイビーム等の表示
にあっては青色表示色部、ギヤポジション表示等にあっ
ては文字あるいは記号などの表示部が形成されている。
そして前記各灯室に収納され、かつ両面プリント配線板
と電気的に接続された表示灯の点灯により、表示板を透
過表示するようにしている。それにより車両の各種機器
の作動状態あるいは異常内容等を運転者が視認できるよ
うにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで前記両面プリ
ント配線板がエポキシ系の樹脂で形成されているため、
両面プリント配線板の表面が緑系の色調からなる電気絶
縁性のレジスト膜で被覆されているものの、両面プリン
ト配線板内を光が透過しやすく、例えば一方の灯室内の
表示灯が点灯した場合、光が両面プリント配線板内を通
って、隣設する他方の灯室内に入り込み、他方の灯室内
の表示灯が点灯していない状態でもあたかも灯室に対応
する表示部が透過表示したごとき、擬似点灯の症状が表
れ、この結果運転者に誤表示を与えてしまうというおそ
れがあった。
【0005】このような状態を解決する方法として、表
示灯側の両面プリント配線板の表面に白色または黒色で
印刷を施していた。しかし、白色で印刷を行った場合、
白色印刷層を光が透過してしまい効果が少なかった。ま
た黒色で印刷を行った場合は、表示灯からの光を両面プ
リント配線板の黒色印刷層で吸収してしまい、灯室内の
反射が弱まり、表示部の輝度が低下し、運転者における
視認性が低下するという問題があり、また印刷を行うこ
とによる工数アップも生じていた。
【0006】本考案は、この様な問題点に鑑みなされた
もので、品質を維持し、工数アップを招くことなく、表
示灯による両面プリント配線板内への光透過を防ぎ、隣
接する他方の表示部への照明表示の影響の無い表示装置
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題を解
決するため、前面を開口したケースに設けられ、複数の
仕切壁で区画した筒状の灯室と、この灯室の前面開口部
に配設された表示部を有する表示板と、前記灯室の後面
開口側を覆うエポキシ系の樹脂からなる両面プリント配
線板と、この両面プリント配線板に係止し、前記灯室に
収納された表示灯と、前記両面プリント配線板には少な
くとも前記仕切壁に対応した箇所およびその近傍の前記
表示灯が収納された側の表面に、前記表示灯からの光が
隣設する灯室へ洩れるのを防ぐ銅層よりなる遮光層とを
備えたものである。
【0008】
【作用】ケースに設けた複数の仕切壁に対応した箇所お
よびその近傍の表示灯が収納された側の表面の両面プリ
ント配線板に設けた銅層よりなる遮光層により、表示灯
の光の進入が遮断される。
【0009】
【実施例】以下、本考案を図1〜5で示す実施例に基づ
いて説明する。図1および図2は本考案の第1実施例を
示すもので、同図において、前面を開口したケース1を
複数の仕切壁2で区画して筒状の灯室3を形成し、この
灯室3の後面側にエポキシ系の樹脂からなる両面プリン
ト配線板4を固定して、この両面プリント配線板4に係
止した表示灯5が前記灯室3に収納されている。両面プ
リント配線板4は基板6の両面に銅箔によって形成され
た導電パターン7を設けており、スルーホール8により
基板6の両面が電気的に接続されている。なお、両面プ
リント配線板4の表面には従来例と同様、図示しないが
必要箇所に緑系の色調からなる電気絶縁性のレジスト膜
を被覆するものとする。そしてこの両面プリント配線板
4の上面もしくは両面にはICや抵抗等の電子部品9が
取付けられているものであり、この両面プリント配線板
4の一部が灯室3の後面開口側を覆っている。そして灯
室3の後面開口側を覆っている部分の両面プリント配線
板4は下面側に表示灯5を点灯させるために電気的に接
続された導電パターン7が形成され、上面側は仕切壁2
に対応した箇所およびその近傍、すなわち仕切壁2が当
接している表面およびその周囲に表面銅層よりなる遮光
層10を設けてある。この遮光層10は銅箔によって形成さ
れたダミーパターンである。そして灯室3の前面開口部
には透光性の表示板11を配設し、この表示板11に各灯室
3に対応して例えばハイビーム等の文字あるいは記号な
どの表示部12が形成されている。
【0010】かかる構成において、前記各灯室3に収納
された表示灯5の点灯により、表示板11を透過表示し、
運転者に各種機器の作動状態あるいは異常内容等を知ら
せる様にしているが、ケース1の仕切壁2が当接してい
る両面プリント配線板4の表面およびその周囲表面に銅
層よりなる遮光層10を設けたことにより、一方の灯室3
内の表示灯5が点灯した場合、光が両面プリント配線板
4内に入り込むのを遮光層10によって遮断でき、隣接す
る他方の灯室3内に光が入り、表示部12が擬似点灯する
といったことがなく、運転者に誤表示を与えてしまうと
いうおそれがない。
【0011】また、前記遮光層10は導電パターン7を形
成する工程において同時に形成することができるので、
製造工程において工程を増やす必要がなく、従って製造
が容易で、安価であり、品質的にも満足のいくものであ
る。
【0012】なお、表示板は一体物でなくとも各表示部
毎に分離されたものでも良い。また表示板は一枚でなく
とも複数で構成されたものでも良い。
【0013】また前記両面プリント配線板はスピードメ
ータやタコメータ等の計器を駆動させるための回路と分
離して、表示部専用として使用しても良い。
【0014】
【考案の効果】本考案はケースを複数の仕切壁で区画し
た灯室と、この灯室の前面開口部に配設された表示部を
有する表示板と、灯室の後面を覆うエポキシ系の樹脂か
らなる両面プリント配線板と、この両面プリント配線板
に係止し、前記灯室に収納した表示灯と、前記両面プリ
ント配線板にはケースの仕切壁に対応した箇所およびそ
の近傍の前記表示灯が収納された側の表面に設けた銅層
よりなる遮光層とで構成されているため、一方の灯室内
の表示灯が点灯した場合、両面プリント配線板に設けた
銅層よりなる遮光層により、光の進入が遮断され、隣接
する他方の灯室内に光が入り、表示部が擬似点灯すると
いった問題もなく、また両面プリント配線板の表面の色
調が黒系の色調でないため、灯室内の反射が弱まり、表
示部の輝度が低下し、運転者における視認性が低下する
といった問題もない。さらに、両面プリント配線板に設
けた遮光層は両面プリント配線板を製造する工程におい
て同時に形成することができるので、製造工程において
工程を増やす必要がなく、従って製造が容易で、安価で
あり、品質的にも満足のいく表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す表示装置の断面図。
【図2】同実施例の要部断面図。
【符号の説明】
1 ケース 2 仕切壁 3 灯室 4 両面プリント配線板 5 表示灯 10 遮光層 11 表示板 12 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 13/00 - 13/46

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口したケースに設けられ、複数
    の仕切壁で区画した筒状の灯室と、この灯室の前面開口
    部に配設された表示部を有する表示板と、前記灯室の後
    面開口側を覆うエポキシ系の樹脂からなる両面プリント
    配線板と、この両面プリント配線板に係止し、前記灯室
    に収納された表示灯と、前記両面プリント配線板には少
    なくとも前記仕切壁に対応した箇所およびその近傍の前
    記表示灯が収納された側の表面に、前記表示灯からの光
    が隣設する灯室へ洩れるのを防ぐ銅層よりなる遮光層と
    を備えたことを特徴とする表示装置。
JP1993058291U 1993-09-30 1993-09-30 表示装置 Expired - Lifetime JP2604417Y2 (ja)

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JPH0723380U JPH0723380U (ja) 1995-04-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005013246A1 (ja) * 2003-08-04 2005-02-10 Koha Co., Ltd. 表示装置

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EP1536668B1 (fr) * 2002-07-12 2014-01-08 Panasonic Corporation Cuiseur a induction
JP6605187B2 (ja) * 2013-10-04 2019-11-13 矢崎総業株式会社 インジケータ照明装置
JP7041843B2 (ja) * 2018-03-28 2022-03-25 日本精機株式会社 車両用計器

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