JPH08272323A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH08272323A
JPH08272323A JP9984095A JP9984095A JPH08272323A JP H08272323 A JPH08272323 A JP H08272323A JP 9984095 A JP9984095 A JP 9984095A JP 9984095 A JP9984095 A JP 9984095A JP H08272323 A JPH08272323 A JP H08272323A
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JP
Japan
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lamp
wiring board
printed wiring
partition wall
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP9984095A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyuki Oya
達幸 大屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単純な構造で隣接する灯室内への表示灯の光
の回り込みを防止するとともに、灯室内の温度上昇を抑
えることのできる表示装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 前面を開口したケース1を複数の仕切壁2で
区画して筒状の灯室3,3Aを形成し、この灯室3,3
Aの後面側にエポキシ系の樹脂からなるプリント配線板
4を固定して、このプリント配線板4に係止した表示灯
5が前記灯室3,3Aに収納してある。そしてこのプリ
ント配線板4には、仕切壁2が当接する箇所に細長状の
貫通孔9が設けてあり、この貫通孔9に仕切壁2より一
体に突き出した凸部11が挿入してある。また灯室3,3
A内とプリント配線板4の外部とを連通する通気路12を
設けてある。そして灯室3,3Aの前面開口側に表示板
6を配設し、この表示板6に表示部7が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両用計器など
に用いられ、電気絶縁性のプリント配線板を備えた表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用計器等に使用されるプリン
ト配線板は強度および熱的な面よりエポキシ系の樹脂か
らなるプリント配線板が使われるようになっており、こ
の様な表示装置の構造は、図6に示す如く、前面を開口
したケース1を複数の仕切壁2で区画して筒状の灯室
3,3Aを形成し、この灯室3,3Aの後面側にエポキ
シ系の樹脂からなるプリント配線板4を固定して、この
プリント配線板4に係止した表示灯5が前記灯室3,3
Aに収納されている。そして前記灯室3,3Aの前面開
口側には透光性の表示板6を配設し、この表示板6に、
各灯室3,3Aに対応して例えば警告あるいはギヤポジ
ション等の文字あるいは記号などの表示部7が形成して
ある。そしてプリント配線板4と電気的に接続された表
示灯5の点灯により、表示板6を透過表示するようにし
ている。それにより車両の各種機器の作動状態あるいは
異常内容等を運転者が視認できるようにしている。
【0003】なお、前記プリント配線板4がエポキシ系
の樹脂で形成されているため、耐熱性には富むもののプ
リント配線板4内を光が透過しやすく、例えば一方の灯
室3内の表示灯5が点灯した場合、光がプリント配線板
4内を通って隣接する他方の灯室3A内に入り込み、他
方の灯室3A内の表示灯5が点灯していない状態でもあ
たかも表示部7が透過表示した如き、擬似点灯の症状が
表れ、この結果運転者に誤表示を与えてしまうというお
それがあるため、表示灯5の光がプリント配線板4内に
入り込まないようにプリント配線板4の表示灯5側の表
面に黒色の遮光層8を印刷してある。また、表示装置は
表示項目の多様化およびそれに伴う小型化指向により、
表示灯5の発熱によるケース1の変形等を考慮して耐熱
性のある樹脂材料で形成するか、もしくは灯室3,3A
内に耐熱性のある別部材を挿入している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらプリント
配線板の表面を黒色で印刷を行った場合は、表示灯から
の光を黒色印刷層で吸収してしまい、灯室内の反射が弱
まり、表示部の輝度が低下し、運転者における視認性が
低下するという問題があり、また印刷を行うことによる
工数アップも生じていた。さらに表示灯の発熱に耐える
ようにケースを耐熱性のある材料で形成しなければなら
ず、もしくは灯室内に別部材を使うことにより、コスト
アップとなっていた。
【0005】本発明はこの様な点に鑑みなされたもの
で、単純な構造で隣接する灯室内への表示灯の光の回り
込みを防止するとともに、灯室内の温度上昇を抑えるこ
とのできる表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、前面を開口したケースに設けられ、複数の仕
切壁で区画した筒状の灯室と、この灯室の前面開口側に
配設された表示部を有する表示板と、前記灯室の後面開
口側を覆うエポキシ系の樹脂からなるプリント配線板
と、このプリント配線板に係止し、前記灯室に収納され
た表示灯とからなり、前記表示灯の点灯により前記表示
板を光輝するようにした表示装置において、隣接する灯
室間に設けられたケースの仕切壁が当接する箇所のプリ
ント配線板に、仕切壁に沿って細長状の貫通孔を設け、
この貫通孔に仕切壁より一体に突き出した凸部を挿設す
るとともに、灯室内とプリント配線板の外部とを連通す
る通気路を設ける。
【0007】
【作用】表示灯の点灯により、プリント配線板内に入っ
た光は、プリント配線板に設けた貫通孔に挿設された仕
切壁より一体に突き出した凸部によって、隣接する灯室
に対応するプリント配線板内への進入が阻止されるとと
もに、灯室内とプリント配線板の外部とを連通する通気
路によって、灯室内と灯室外との空気の流通が図られ
る。
【0008】
【実施例】本発明を実施例に基づいて説明するが、従来
例と同一もしくは相当箇所には同一符号を付す。図1お
よび図2は本発明の第1実施例を示すもので、前面を開
口した白色系のケース1を複数の仕切壁2で区画して筒
状の灯室3,3Aを形成し、この灯室3,3Aの後面側
にエポキシ系の樹脂からなるプリント配線板4を固定
し、このプリント配線板4に係止した表示灯5が灯室
3,3Aに収納されている。なお、前記プリント配線板
4には隣接する灯室3,3A間に設けられたケース1の
仕切壁2が当接する箇所に、仕切壁2の当接面2Aより
幅狭である細長状の貫通孔9が設けられており、さらに
この貫通孔9の周縁に切欠き溝10を設けてある。また隣
接する灯室3,3A間に設けられた仕切壁2より突き出
た細長状の凸部11が仕切壁2と一体に形成され、この凸
部11が前記細長状の貫通孔9に挿入してある。そして前
記灯室3,3Aの前面開口側には透光性の表示板6を配
設し、この表示板6に、各灯室3,3Aに対応して例え
ば警告あるいはギヤポジション等の文字あるいは記号な
どの表示部7が形成してある。
【0009】この様に構成した表示装置において、プリ
ント配線板4と電気的に接続した一方の灯室3内の表示
灯5を点灯させると、表示板6は透過し表示部7が視認
可能となる。一方表示灯5の光はプリント配線板4内を
通って隣接する他方の灯室3A内に入り込もうとする
が、プリント配線板4に設けられた貫通孔9に挿設され
た仕切壁2より一体に突き出した凸部11によって阻止さ
れるため、遮光のための印刷も不要となり、視認性の低
下もない。また、貫通孔9の周縁に切欠き溝10が設けて
あり、この切欠き溝10が灯室3,3A内とプリント配線
板4の外部とを連通する通気路12となっており、表示灯
5の発熱による灯室3,3A内の温度上昇を抑えられ
る。
【0010】なお、本実施例においてプリント配線板に
設けた貫通孔を仕切壁の当接面より幅狭としたが、仕切
壁の当接面と同一としても良い。
【0011】図3〜図5は本発明の第2実施例を示すも
のであるが、第1実施例と同一内容については、その説
明は省略する。同図において、隣接する灯室3,3A間
に設けられた仕切壁2の下端には先端側より幅広の台座
13が設けてある。また、この台座13より突き出た凸部11
が仕切壁2と一体に形成してある。プリント配線板4に
は仕切壁2に設けられた台座13の当接面2Aより幅狭で
ある細長状の貫通孔9が設けてあり、この貫通孔9に前
記凸部11が挿入してある。また前記台座13の当接面2A
側および凸部11の一部には連なった切欠き溝10Aを断面
直角形状に形成してある。
【0012】この様に構成したことにより、本実施例も
前記第1実施例と同様な効果を得ることができる。また
本実施例において、プリント配線板4に設けた貫通孔9
を仕切壁2に設けた台座13による当接面2Aより幅狭と
し、かつ台座13の当接面2A側および貫通孔9に挿設し
た凸部11の一部に連なった断面直角形状の切欠き溝10A
を形成したことにより、この直角に曲がった切欠き溝10
Aが通気路12となり、プリント配線板4外から外光や塵
埃などが灯室3,3A内に入りにくくなる。
【0013】なお、本実施例において仕切壁の下端に台
座を設けたが、貫通孔の横幅寸法に対し仕切壁の肉厚寸
法が大きい場合などにあっては台座を設けなくとも良い
ものであり、また、灯室内に外光や塵埃などをより入り
にくくするために、切欠き溝を迷路状に形成しても良
い。
【0014】なお、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、例えば切欠き溝の個数,大きさおよび形
状は任意に設定すれば良い。また表示板は一体物でなく
とも各表示部毎に分離されたものでも良い。
【0015】
【発明の効果】本発明はこの様に、隣接する灯室間に設
けられたケースの仕切壁が当接する箇所のプリント配線
板に、仕切壁に沿って細長状の貫通孔を設け、この貫通
孔に仕切壁より一体に突き出した凸部を挿設するととも
に、灯室内とプリント配線板の外部とを連通する通気路
を設けたことにより、表示灯の点灯により、プリント配
線板内に光が入ったとしても、凸部によって隣接する灯
室に対応するプリント配線板内への光の進入が阻止され
るため、遮光のための印刷も不要となり、運転者におけ
る視認性が低下するといった問題もない。さらに灯室内
とプリント配線板の外部とを連通する通気路により空気
の流通が図られるため、灯室内の温度上昇を抑えること
ができ、耐熱性の材料や別部材を使う必要がない。ま
た、プリント配線板に設けた貫通孔を仕切壁の当接面よ
り幅狭として通気路を形成したことにより、プリント配
線板外から外光や塵埃などが灯室内に入りにくくなる。
この様に簡単な構造で、安価であり、品質的にも満足の
いく表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す表示装置の断面図。
【図2】同実施例のプリント配線板の貫通孔の形状を示
す平面図。
【図3】本発明の第2実施例を示す表示装置の断面図。
【図4】同実施例のプリント配線板の貫通孔の形状を示
す平面図。
【図5】同実施例の仕切壁の形状を示す裏面図。
【図6】従来例を示す表示装置の断面図。
【符号の説明】
1 ケース 2 仕切壁 2A 当接面 3,3A 灯室 4 プリント配線板 5 表示灯 6 表示板 7 表示部 9 貫通孔 10,10A 切欠き溝 11 凸部 12 通気路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口したケースに設けられ、複数
    の仕切壁で区画した筒状の灯室と、この灯室の前面開口
    側に配設された表示部を有する表示板と、前記灯室の後
    面開口側を覆うエポキシ系の樹脂からなるプリント配線
    板と、このプリント配線板に係止し、前記灯室に収納さ
    れた表示灯とからなり、前記表示灯の点灯により前記表
    示板を光輝するようにした表示装置において、隣接する
    灯室間に設けられたケースの仕切壁が当接する箇所のプ
    リント配線板に、仕切壁に沿って細長状の貫通孔を設
    け、この貫通孔に仕切壁より一体に突き出した凸部を挿
    設するとともに、灯室内とプリント配線板の外部とを連
    通する通気路を設けたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔の周縁に切欠き溝を形成し
    て、通気路を設けたことを特徴とする請求項1記載の表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記貫通孔を仕切壁の当接面より幅狭と
    し、かつ前記仕切壁の当接面および前記凸部に切欠き溝
    を形成して通気路を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の表示装置。
JP9984095A 1995-03-30 1995-03-30 表示装置 Pending JPH08272323A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019144523A (ja) * 2018-02-09 2019-08-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示装置および入力装置

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