JP2548851Y2 - インジケータの照明装置 - Google Patents

インジケータの照明装置

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JP2548851Y2
JP2548851Y2 JP1992023692U JP2369292U JP2548851Y2 JP 2548851 Y2 JP2548851 Y2 JP 2548851Y2 JP 1992023692 U JP1992023692 U JP 1992023692U JP 2369292 U JP2369292 U JP 2369292U JP 2548851 Y2 JP2548851 Y2 JP 2548851Y2
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JP
Japan
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valve
indicator
wiring board
bulb
wiring
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JP1992023692U
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JPH0581641U (ja
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靖章 大池
譲 宮代
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、インジケータの照明装
置に係り、特に車両等のウォーニング等に用いられる集
中インジケータで各々のバルブの光が隣接する他のイン
ジケータに漏れないようにしたインジケータの照明装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなインジケータの照明
装置の一例として、図2に示すようなものがある。図2
に示すものは、両面に配線が施された両面型の配線基板
1に複数のバルブ孔2が開けられていて、該配線基板1
の内面1aのバルブ孔2の周囲には遮光壁3が立設され
ているとともに、該遮光壁3の上部端面には種々の表示
が描かれたインジケータレンズ4が配置されている。ま
た、図3に示すように、該配線基板1の外面1bのバル
ブ孔2の回りには配線5が施こされていて、図2に示す
ように、配線基板1のバルブ孔2にバルブ6が装着され
ると、前記配線5とバルブ6の図示せぬ電極とが接触す
るようになっている。
【0003】そして、該バルブ6が装着された後、前記
配線5に所定の電圧が印加されると、バルブ6が点灯し
該バルブ6に対向した位置にあるインジケータレンズ4
が光輝して視認されることになる。この場合に、点灯し
たバルブ6の明かりは遮光壁3によって妨げられるた
め、隣接するインジケータレンズ4が恰も光輝している
ように見られるような恐れはない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このように
配線基板と遮光壁とインジケータレンズとによってバル
ブが閉じ込められると、内部温度が著しく上昇して、通
常の耐熱性の低い基板では変形するおそれがある。この
ため、一般にこのようなところにはガラス−エポキシ配
線基板が用いられている。
【0005】しかしながら、ガラス−エポキシ配線基板
は光を透過する性質があり、そのため図2の矢印Aで示
す光路を通って光が隣接する他のインジケータレンズを
若干光らせてしまって煩わしさを感じさせる。この場合
に、配線基板の内面に黒色塗装をすればこの点は防げる
が、黒色の塗料はパターン間を導通させ、ショートする
可能性がある。また、湿度によって配線パターン間に漏
れ電流を発生させるおそれがあり好ましくない。また、
塗装は熱による経時変化で剥がれたりピンホールができ
たりするおそれがあり、更に塗装の工程が増えるためコ
ストアップにもつながる。なお、他の色による塗装では
遮光をすることもできない。
【0006】本考案は、バルブの光が光透過性を有する
配線基板を介して他に回り込まないようにしたインジケ
ータの照明装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、複数のバルブ孔が設けられた両面配線型
の光透過性を有する配線基板と、前記バルブ孔周囲に立
設して、前記バルブ孔を互いに隔てるように形成された
遮光壁と、前記遮光壁の前記配線基板側とは異なる側の
端面に配置され所定の表示を有するインジケータレンズ
とを有し、バルブの本体が前記配線基板の第1の面側に
配置されるとともに、前記バルブ孔を介して前記バルブ
の電極を前記配線基板の第2の面に配置された導電性パ
ターンと電気的に接続することにより前記バルブを点灯
させて、前記インジケータレンズの所定の表示が光輝す
るようにしたインジケータの照明装置において、前記配
線基板の前記第1の面の前記バルブ孔の周囲に所定範囲
で導電性パターンを形成したことを特徴としている。
【0008】
【作用】本考案によれば、バルブが点灯されると、前記
バルブを覆うように配置された所定の表示を有するイン
ジケータレンズが光輝する。このとき、配線基板の第1
の面のバルブ孔の周囲に形成された導電性パターンによ
りバルブにより射出された光は配線基板内部に入射する
ことができず、配線基板を介して隣接するバルブに対応
するインジケータレンズ部分に到達することができな
い。一方、配線基板の面と平行な方向に進むバルブによ
り射出された光は遮光壁に遮られて隣接するバルブに対
応するインジケータレンズ部分には到達することができ
ない。従って、点灯されたバルブに対応するインジケー
タレンズの部分以外は光輝することがない。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の実施例について
説明する。なお、従来の技術のところで説明したものと
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0010】図1(a)には、本考案実施例のインジケ
ータの照明装置に用いるガラス−エポキシ配線基板11
の内面11aが示されており、該配線基板11にも従来
例と同様にバルブ6を装着するためのバルブ孔2が開け
られている。該バルブ孔2の周囲には配線基板11面の
銅箔部分が所定の範囲で形成されており、この部分が遮
光部7となっている。この配線基板11は両面型である
ので両面に導電性パターン(図示せず)が形成されてお
り、各遮光部7の形状は、図1(b)で示すように、配
線基板11の内面11aに形成されている導電性パター
ン8にかからぬような形状で構成する必要がある。
【0011】上記配線基板11を前述した従来のインジ
ケータの照明装置に用いると、前記遮光部7は銅箔であ
るので光は透過せず、配線基板を介して隣接する部分に
光が回り込むことがない。したがって、点灯された部分
以外のインジケータレンズが光輝して見えることがなく
煩わしさを発生させない。なお、遮光部7は一般の配線
パターンと同時に作ることができ、かつ新たな材料を必
要としないためコストアップを引き起こすこともない。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
配線基板の第1の面のバルブ孔の周囲に形成された導電
性パターンによりバルブにより射出された光は配線基板
内部に入射することができないので、配線基板を介して
バルブにより射出された光が他に回り込まず、かつ、コ
ストアップを招かずに遮光性の良いインジケータの照明
装置を提供でき、点灯された部分以外のインジケータ部
分が光輝して見えることがないためユーザに煩わしさを
感じさせることがないインジケータの照明装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例に係るインジケータの照明装置に
用いるガラス−エポキシ配線基板の内面を示す図で、
(a)は全体図、(b)は部分拡大図である。
【図2】従来のインジケータの照明装置の側面図であ
る。
【図3】従来のインジケータの照明装置に用いる配線基
板の外面を示す図である。
【符号の説明】
1 配線基板 2 バルブ孔 3 遮光壁 4 インジケータレンズ 5 配線 6 バルブ 7 遮光部 11 ガラス−エポキシ配線基板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバルブ孔が設けられた両面配線型
    光透過性を有する配線基板と、前記 バルブ孔周囲に立設して、前記バルブ孔を互いに隔
    てるように形成された遮光壁と、前記 遮光壁の前記配線基板側とは異なる側の端面に配置
    され所定の表示を有するインジケータレンズとを有し、バルブの本体が前記配線基板の第1の面側に配置される
    とともに、前記バルブ孔を介して前記バルブの電極を前
    記配線基板の第2の面に配置された導電性パターンと電
    気的に接続することにより前記バルブを点灯させて、前
    インジケータレンズの所定の表示が光輝するようにし
    たインジケータの照明装置において、 前記配線基板の前記第1の面の前記バルブ孔の周囲に所
    定範囲で導電性パターンを形成したことを特徴とするイ
    ンジケータの照明装置。
JP1992023692U 1992-04-14 1992-04-14 インジケータの照明装置 Expired - Lifetime JP2548851Y2 (ja)

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JPH0581641U JPH0581641U (ja) 1993-11-05
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599952Y2 (ja) * 1977-09-21 1984-03-29 ダイハツ工業株式会社 自動車に於ける計器類の光洩防止装置

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JPH0581641U (ja) 1993-11-05

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