JPH086263Y2 - 計器におけるランプ取付構造 - Google Patents

計器におけるランプ取付構造

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JPH086263Y2
JPH086263Y2 JP500891U JP500891U JPH086263Y2 JP H086263 Y2 JPH086263 Y2 JP H086263Y2 JP 500891 U JP500891 U JP 500891U JP 500891 U JP500891 U JP 500891U JP H086263 Y2 JPH086263 Y2 JP H086263Y2
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祥文 福島
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は計器におけるランプ取付
構造に関し、例えば速度計等のメータやインジケータが
一体的に設けられた計器のケースの背面に、これらメー
タやインジケータの照明又は点灯を行うランプ類を配線
板を介して取り付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両、特に自動車には、車両の速
度やエンジンの回転数、水温、燃料量等の状態を示すメ
ータと、車両やエンジンの状態、例えば、ドアの開閉状
態のサイドブレーキの状態、或いはエンジンの停止状態
を表示するためのインジケータが一体的に配置された計
器が設けられている。そして、このような計器における
インジケータは、前述の状態をランプのオン、オフによ
って示すようになっており、このために、計器のケース
の背面には複数のランプが装着できるようになってい
る。
【0003】図5は従来の計器のケース50の一部分を
背面から見たものであり、計器の前面に設けられたイン
ジケータの位置に対応する部分に、インジケータを背面
から照らすランプを装着するための孔51が複数個設け
られている。計器のケース50におけるインジケータ用
のランプの取付部52は一般に、他の内部機構との干渉
を避けるために、段差53によって一段低く形成されて
おり、ここに、55で示すようなランプを、ランプ55
に電源を供給するパターン(図示せず)が設けられた配
線板60を介して取り付けるようになっている。この配
線板60は可撓性のあるフレキシブル基板で作られてお
り、一段低くなったランプ取付部52に対応させて途中
で2度折り曲げ、折り曲げた部分に設けられた孔61を
取付部52に設けられた孔51に合わせてケース50の
背面に重ね合わせるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、インジ
ケータ点灯用のランプ55が全て同じ大きさの基準ラン
プの場合は何も問題はないが、インジケータの種類によ
って、大型のランプを使用する場合には、図6に示すよ
うに、その大型ランプを挿入するための孔54を大きく
すると共に、大型ランプの径に合わせてケース50の背
面に設ける段差53を、破線の位置から実線の位置まで
移動させなければならず、計器内のスペースが狭くなっ
てしまうという問題がある。なお、このときには、配線
板60にも孔54に合わせた孔64を設け、段差53に
合わせて折り曲げ部も変更しなければならない。
【0005】そこで、本考案は、前記従来の計器におけ
るランプ取付構造が有する課題を解消し、大型ランプが
混在する場合でも、ケースの背面に設ける段差を移動さ
せることなく大型ランプが取付可能で、計器のスペース
を狭くすることのない計器におけるランプ取付構造を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本考
案の計器におけるランプ取付構造は、計器と各種インジ
ケータが一体的に取り付けられたケースの背面に、これ
らメータやインジケータ点灯用のランプ類を、電源パタ
ーンが設けられた配線板を介して取り付ける構造であっ
て、前記ケースの背面に、前記インジケータ位置に対応
させて段差を設けて一段低くなった段部を形成し、この
段部は、前記インジケータの点灯用の基準ランプを取り
付けるための基準孔と、この基準ランプより大型のラン
プを取り付けるための前記基準孔よりも大きな大型孔を
混在させて設け、この大型孔の近傍の前記段差部には前
記大型のランプの径に合わせた逃げ部を設け、一方、前
記配線板には、前記段差部に合わせた折曲部と、前記逃
げ部に合わせた切り込み部とを設けて、前記配線板を前
記ケースの背面に重ね合わせられるようにしたことを特
徴としている。
【0007】
【作用】本考案の計器におけるランプ取付構造によれ
ば、計器のケース背面の、大型ランプ取付部のみ段差形
状を変更して逃げ部を設け、逃げ部に対応する配線板は
切り込み部によりこの逃げ部の形状に対応できるので、
計器取付用のスペースの減少が最少限で済むことにな
る。
【0008】
【実施例】以下添付図面を用いて本考案の実施例を詳細
に説明する。
【0009】図1は本考案の計器におけるランプ取付構
造の一実施例の構成を示す組立斜視図であり、ケース1
0の一部分を背面から見たものである。この実施例にお
いても、計器の前面に設けられたインジケータの位置に
対応する部分のケース10には、インジケータを背面か
ら照らす標準的なランプを装着するためのランプ取付部
12を、段差13によって一段低くして形成する。そし
て、このランプ取付部12に標準的なランプを取り付け
るための基準孔11を複数個設ける。
【0010】また、計器の前面に設けられたインジケー
タの種類によって、前述の標準的なランプよりも大型の
ランプをこのランブ取付部12に設ける場合には、段差
13をその部分だけ大型ランプの径に合わせて内側に窪
ませて逃げ部15を設け、この逃げ部によって広くなっ
たランプ取付部12に大型の孔14を穿設する。
【0011】一方、ケース10の背面に重ね合わせる配
線板20の方には、前述の基準孔11に対応する位置に
略同じ寸法の基準孔21を設け、大型孔14に対応する
位置に略同じ寸法の大型孔24を設ける。そして、基準
孔21の近傍には従来の配線板と同様に山折り部23と
谷折り部22を設け、大型孔24の近傍ではこの山折り
部23と谷折り部22の位置を26、27で示す位置ま
で移動させ、移動部分の両側にスリット状の切り込み部
25を設ける。
【0012】このように、配線板20側に切り込み部2
5を設けることにより、図1に示すように配線板20の
形状を、ケース10の形状に合わせて折り曲げることが
でき、配線板20をケース10にちょうど重ね合わせる
ことができる。従って、この実施例では、標準的なラン
プを取り付ける部分の段差13の位置を変更することな
く、大型のランプを取付部12に取り付けることがで
き、計器内のスペースの減少を最少限に止めることが可
能になる。
【0013】なお、前述の実施例では、段差13を大型
ランプの径に合わせて内側に矩形状に窪ませて逃げ部1
5を設けたが、図3に示す実施例では、段差13を大型
ランプの径に合わせて内側に円弧状に窪ませて逃げ部1
6を設けている。このような場合、配線板20の方に
は、図4に示すように前述の基準孔11に対応する位置
に略同じ寸法の基準孔21と、大型孔14に対応する位
置に略同じ寸法の大型孔24とを、前述の実施例と同様
に設ける。そして、基準孔21の近傍には従来の配線板
と同様に山折り部23と谷折り部22を設け、大型孔2
4の近傍には、逃げ部16の形状に合わせて配線板20
に切り込み部28を設ける。この切り込み部28は図4
に示すように対向する辺が互いに平行な孔でも良く、ま
た、図4に点線29で示すような3つのスリット状の孔
でも良い。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
インジケータ用のランプに大型ランプが混在する場合で
も、ケース背面に設ける段差を移動させることなく大型
ランプが取付可能で、計器内のスペースを狭くすること
がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の計器におけるランプ取付構造の一実施
例の構成を示す組立斜視図である。
【図2】図1の配線板の折り曲げ前の平面図である。
【図3】本考案の計器におけるランプ取付構造の他の実
施例のケースを背面から見た斜視図である。
【図4】図3のケースに重ね合わせる配線板の折り曲げ
前の平面図である。
【図5】大型ランプのない状態の従来の計器の照明用ラ
ンプ取付構造の一例の斜視図である。
【図6】大型ランプがある状態の従来の計器の照明用ラ
ンプ取付構造の一例の斜視図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 孔 12 ランプ取付部 13 段差 14 大型ランプ取付孔 15 逃げ部 16 逃げ部 20 配線板 21 孔 22 谷折り部 23 山折り部 24 大型ランプ用孔 25 切り込み部 26 谷折り部 27 山折り部 28 切り込み部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータと各種インジケータが一体的に取
    り付けられたケースの背面に、これらメータやインジケ
    ータ照明又は点灯用のランプ類を、電源パターンが設け
    られた配線板を介して取り付ける構造であって、前記ケ
    ースの背面に、前記インジケータ位置に対応させて段差
    を設けて一段低くなった段部を形成し、この段部には、
    前記インジケータの点灯用の基準ランプを取り付けるた
    めの基準孔と、この基準ランプより大型のランプを取り
    付けるための前記基準孔よりも大きな大型孔を混在させ
    て設け、この大型孔の近傍の前記段差部には前記大型の
    ランプの径に合わせた逃げ部を設け、一方、前記配線板
    には、前記段差部に合わせた折曲部と、前記逃げ部に合
    わせた切り込み部とを設けて、前記配線板を前記ケース
    の背面に重ね合わせられるようにしたことを特徴とする
    計器におけるランプ取付構造。
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JPH04102015U JPH04102015U (ja) 1992-09-03
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