JP3014948B2 - 計器の照明装置 - Google Patents

計器の照明装置

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JP3014948B2
JP3014948B2 JP7147411A JP14741195A JP3014948B2 JP 3014948 B2 JP3014948 B2 JP 3014948B2 JP 7147411 A JP7147411 A JP 7147411A JP 14741195 A JP14741195 A JP 14741195A JP 3014948 B2 JP3014948 B2 JP 3014948B2
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勇 桜井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車に搭載され
るコンビネーションメータなどの計器に用いられる照明
装置、とりわけ、見返しの裏側でケースの内部に配置さ
れた光源からの光で文字板の前面および指針を間接照明
する間接照明方式の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3〜4は従来の間接照明方式の照明装
置を示すもので、21は合成樹脂からなる前部開口を有
するケース、22はスピードメータやタコメータなどの
ような複数の計器であって、これらの計器22のそれぞ
れはケース21の内部に並設状態に装着された計器本体
23と、各計器本体23より前方に突出する指針軸24
と、各文字板25の前面より前方に突出した指針軸24
の先端に取り付けられた指針26とを有している。
【0003】27はケース21の前部開口に取り付けら
れた光不透過性の合成樹脂からなる見返しであって、こ
れは文字板25の前面の周縁部を縁取りする開口部28
と、開口部28の周縁より内側に向けて傾斜した環状の
フランジ29とを有している。
【0004】30は光源としての複数の照明バルブであ
って、これらは見返し27の裏側でケース21に計器2
2と干渉しないように取り付けられており、夜間照明時
に、照明バルブ30が点灯することによって、文字板2
5の前面と見返し27のフランジ29との間の隙間より
文字板25の前面および指針26を間接的に照明してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の照明装
置にあっては、図4に示すように、文字板25を横斜め
前方より見たときに、見返し27のフランジ29と文字
板25との隙間から計器本体23やケース21の内部が
見えて、品質感が低下するという問題があった。
【0006】このようなことから、図5〜6に示すよう
に見返し27の裏面より開口部28の周縁に沿って弧状
のリブ31を突設するか、図7〜8に示すように複数の
文字板25を互いに寄せて配置して隣接する文字板25
間の隙間32を縮めることにより、文字板25の横斜め
前方からケース21の内部が見えないようにした構造が
知られている。
【0007】しかし、図5〜6に示す前者の場合はリブ
31が照明バルブ30からの間接照明光の一部を遮り、
図7〜8に示す後者の場合も隙間32が狭く照明バルブ
30からの間接照明光の一部を遮ることから、いずれの
場合でも、例えば図5に網目模様で示す薄暗い領域33
を生じて、指針26の輝度が低下してしまう不都合があ
り、にわかに採用しがたいものであった。
【0008】そこで、本発明はケース内部の見え防止と
指針の輝度低下防止の両立を図ることができる計器の照
明装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、前
部開口を有し計器を内部に装着したケースと、ケースの
前部開口に被覆装着され前方より計器の文字板の周縁部
を縁取りする開口部を有する見返しと、ケースの内部に
配置された光源と、見返しの裏側に文字板と開口部との
隙間より文字板の前面を照明する光を遮らない方向に沿
って互いに離間配置されているとともに文字板の斜め前
方からケースの内部が見える方向に対しては重なり合っ
て一列に並んで見える状態に設けられた複数のリブとを
備えたことを特徴としている。
【0010】請求項2にあっては、請求項1に記載の複
数のリブの高さを、見返しの開口部の開口ラインから遠
くなるにしたがって徐々に高くなる状態に形成したこと
を特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1によれば、見返しの裏面に並設された
複数のリブ相互間の隙間で光源から照射される光の光路
が確保されて文字板の前面および指針を間接照明して指
針の輝度低下が回避されるとともに、文字板の横斜め前
方からケースの内部を見た場合にはこれら複数のリブが
重なり合って一列に並んだ状態に見えて、ケース内部が
見えるのを防止することができる。
【0012】請求項2によれば、複数のリブの高さを見
返しの開口部の開口ラインから遠くなるにしたがって徐
々に高くなるように形成したことにより、光源から文字
板と開口部との間の隙間に向かう光が複数のリブで遮ら
れる量を減少し、文字板の前面および指針の間接照明効
果を向上することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面とともに詳述
する。
【0014】図1〜2において、1は合成樹脂からなる
前部開口を有するケース、2は複数の計器であって、こ
れらの計器2のそれぞれはケース1の内部に並設状態に
装着された計器本体3と、各計器本体3より前方に突出
する指針軸4と、各文字板5の前面より前方に突出した
指針軸4の先端に取り付けられた指針6とを有してい
る。
【0015】7はケース1の前部開口に取り付けられた
光不透過性の合成樹脂からなる見返しであって、これは
文字板5の前面の周縁部を縁取りする開口部8と、開口
部8の周縁より内側に向けて傾斜した環状のフランジ9
と、開口部8の周縁より内側で当該見返し7の裏面より
突設された複数のリブ10とを有している。
【0016】11は光源としての照明バルブで、ケース
1内の上側部に丁度見返し7の開口部8,8の中間位置
となる部位に取付けてある。
【0017】前述のリブ10は、各開口部8,8が隣接
する側の周縁で照明バルブ11に近い上側部の裏面に、
それぞれ文字板5,5の前面に干渉しない高さに2個ず
つ突設してある。
【0018】これらのリブ10は、何れも各開口部8,
8側へ向けて斜め下方に傾斜し、照明バルブ11から文
字板5の前面への矢印Yで示す照明光を遮らない方向に
沿って平行に離間配置されているとともに、図1に矢印
Xで示す文字板5の横斜め前方からケース1の内部が見
える方向に対しては図2に示すように各リブ10が互い
に重なり合って上下方向に所要の長さで一列に並んで見
える状態に設けられている。
【0019】また、各リブ10の高さは見返し7の開口
部8の開口ラインから遠くなるにしたがって徐々に高く
なるように形成してある。
【0020】この実施例構造によれば、夜間照明時に、
照明バルブ11が点灯することによって、照明バルブ1
1からの光が複数のリブ10の突設部周りでもこれら複
数のリブ10相互間の隙間を通過して文字板5の前面と
見返し7のフランジ9との間の隙間より文字板5の前面
および指針6を間接的に照明し、文字板5のリブ11付
近が薄暗くなったり、指針6の輝度が低下するのを回避
することができる。
【0021】また、図1に矢印Xで示す方向より、文字
板5を横斜め前方より見たときには、複数のリブ10が
互いに重なり合って上下方向に所要の長さで一列に並ん
だ状態に見えてケース1の内部や計器本体3が見えるの
を遮ることができる。
【0022】しかも、この実施例によれば、前述のよう
に複数のリブ10の高さが見返し7の開口部8の開口ラ
インから遠くなるにしたがって徐々に高くなるように形
成されたため、図2に矢印Zで示すように、ケース1に
配置された照明バルブ11から斜め下方の文字板5の前
面と見返し7のフランジ9との間の隙間に向かう照明光
が複数のリブ10で遮られる量が減少し、リブ10を方
形状に形成した場合に比べて、文字板5の前面および指
針6の間接照明効果を向上することができる。
【0023】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に述べる効果を
奏せられる。
【0024】請求項1によれば、見返しの裏面に並設さ
れた複数のリブ相互間の隙間で光源から照射される光の
光路が確保されて文字板の前面および指針を間接照明し
て指針の輝度低下が回避されるとともに、文字板の横斜
め前方からケースの内部を見た場合にはこれら複数のリ
ブが重なり合って一列に並んだ状態に見えて、ケース内
部が見えるのを防止することができ、品質感および信頼
性を一段と向上することができる。
【0025】請求項2によれば、複数のリブの高さを見
返しの開口部の開口ラインから遠くなるにしたがって徐
々に高くなるように形成してあるから、光源から文字板
と開口部との間の隙間に向かう光の複数のリブで遮られ
る量を減少し、文字板の前面および指針の間接照明効果
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】従来の計器の照明装置を示す正面図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】従来の異なる計器の照明装置を示す正面図。
【図6】図5のC−C線断面図。
【図7】従来のさらに異なる計器の照明装置を示す正面
図。
【図8】図7のD−D線断面図。
【符号の説明】
1 ケース 2 計器 5 文字板 6 指針 7 見返し 8 開口部 10 リブ 11 照明バルブ(光源)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部開口を有し計器を内部に装着したケ
    ースと、ケースの前部開口に被覆装着され前方より計器
    の文字板の周縁部を縁取りする開口部を有する見返し
    と、ケースの内部に配置された光源と、見返しの裏側に
    文字板と開口部との隙間より文字板の前面を照明する光
    を遮らない方向に沿って互いに離間配置されているとと
    もに文字板の斜め前方からケースの内部が見える方向に
    対しては重なり合って一列に並んで見える状態に設けら
    れた複数のリブとを備えたことを特徴とする計器の照明
    装置。
  2. 【請求項2】 複数のリブの高さを、見返しの開口部の
    開口ラインから遠くなるにしたがって徐々に高くなる状
    態に形成したことを特徴とする請求項1記載の計器の照
    明装置。
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