JP2000193497A - 指針照明装置 - Google Patents

指針照明装置

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JP2000193497A
JP2000193497A JP10371886A JP37188698A JP2000193497A JP 2000193497 A JP2000193497 A JP 2000193497A JP 10371886 A JP10371886 A JP 10371886A JP 37188698 A JP37188698 A JP 37188698A JP 2000193497 A JP2000193497 A JP 2000193497A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示板側への光漏れを低減し照明品質を高め
ることが可能な指針照明装置を提供する。 【解決手段】 回転中心領域Rに受光部(光導入部)1
3を有する指針本体10と、この指針本体10の回動中
心領域Rを覆う遮光性カバー11,被覆部材12でなる
遮光性部材とを備える指針1と、この指針1の背後に所
定距離を隔てて配置され受光部13対応部分に透光部2
1を有する表示板2と、この表示板2の背後に重合配置
され表示板2の透光部21を通じて指針1の受光部13
に照明光を供給して指針1を光輝させる導光板反射部
(光供給部)32を有する導光板3と、指針1と表示板
2の間に位置して表示板2側に固定され表示板2の透光
部21周縁を覆って遮光性部材側に延びる筒状の遮光壁
部51を有するカラー部材5とを備え、被覆部材12に
カラー部材5の遮光壁部51に沿ってその内側に延びる
遮光部17を連続的に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用計器
に採用される指針照明装置に関し、特に表示板の背後に
指針照明用の導光板を備え、この導光板を通じて指針を
照明する指針照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より表示板上で回動する指針を透光
材から形成して光導入部を設けると共に表示板の背後に
導光板を配置し、この導光板より導いた照明光を表示板
の光透過部分を通じて指針の光導入部に供給し、指針自
体を光輝させる指針照明装置がよく知られている。
【0003】この種指針照明装置にあっては、指針の光
導入部を含む回動中心領域の前方及びその周囲は通常、
キャップ状の遮光性カバー(遮光性部材)にて覆われる
ので、この部分からの光洩れは抑えられるが、遮光性カ
バーと表示板との間から光洩れが発生することがある。
【0004】このため、例えば実公平 6-20097号公報の
ように、照明光の光導入経路となる表示板の光透過部分
周囲に円環状の遮光リングを設け、この遮光リングを遮
光性カバーとラップさせて光洩れを抑制する指針照明装
置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ごとく遮光リングを用いて光り漏れを抑制する構造は、
単に遮光リングと遮光性カバーとを所定の間隔を空けて
ラップさせるだけの構造であるため、導光体を通じて指
針側に供給される照明光のうち、指針側から反射した照
明光が遮光リングと遮光性カバーとの間を通ってダイレ
クトに表示板表面に漏れやすく、これがハレーションと
なって視認され照明品質を低下させてしまうことがあ
り、この点で改良の余地が残されていた。特にこのよう
な光漏れによるハレーションの発生は、表示板が白色系
の色彩を有する場合に目立つため改良が望まれていた。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、表示板側への光漏れを低減し照明
品質を高めることが可能な指針照明装置を提供するもの
である。
【課題を解決するための手段】
【0007】本発明は、前記目的を達成するため、回転
中心領域に光導入部を有する透光性の指針本体とこの指
針本体の回動中心領域を覆う遮光性部材とを備える指針
と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置され前記光
導入部対応部分に透光部を有する表示板と、この表示板
の背後に重合配置され前記表示板の透光部を通じて前記
指針の光導入部に照明光を供給することにより前記指針
を光輝させる光供給部を有する導光板と、前記指針と前
記表示板の間に位置して前記表示板側に固定され前記表
示板の透光部周縁を覆って前記遮光性部材側に延びる筒
状の遮光壁部を有するカラー部材とを備え、前記指針本
体もしくは前記遮光性部材には前記遮光壁部に沿ってそ
の内側に延びる遮光部が形成されることを特徴とする。
【0008】また本発明は、前記遮光性部材が前記回動
中心領域を背後から覆う被覆部材もしくは前記回動中心
領域の前方及びその周囲を覆う遮光性カバーからなるこ
とを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記表示板が白色系の色彩
を有することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による指針照明装置は、回
転中心領域に光導入部を有する指針本体とこの指針本体
の回動中心領域を覆う遮光性部材とを備える指針と、こ
の指針の背後に所定距離を隔てて配置され光導入部対応
部分に透光部を有する表示板と、この表示板の背後に重
合配置され表示板の透光部を通じて指針の光導入部に照
明光を供給して指針を光輝させる光供給部を有する導光
板と、指針と表示板の間に位置して表示板側に固定され
表示板の透光部周縁を覆って遮光性部材側に延びる筒状
の遮光壁部を有するカラー部材とで構成されている。指
針本体もしくは遮光性部材のうちのいずれか一方には、
カラー部材の遮光壁部に沿ってその内側に延びる遮光部
が連続的に形成されており、この遮光部が遮光壁部の内
側に存在することにより、特に指針側を通じ反射して表
示板側に向かう照明光を低減もしくは減衰させ、これに
より照明品質を高めることができる。
【0011】このような遮光部は、指針の回動中心領域
を遮光性部材、例えば、指針本体の回動中心領域の背後
を覆う指針座もしくは遮光プレートと称される被覆部材
や指針本体の回動中心領域の前方及びその周囲を覆う指
針キャップと称される遮光性カバーに形成してもよい
し、あるいは指針本体から連続形成してもよい。指針本
体から連続形成する場合は、遮光部の表面をシボ加工し
たり、あるいはその表面に遮光性膜を形成すると効果的
である。この点、遮光性部材に遮光部を連続形成した場
合は、指針本体に形成する場合と比較して、多くは特別
な処理や加工は必要なく、低コストである。
【0012】また本発明のごとき指針照明装置は、白色
系の地色部を有する、いわゆる白色文字板に適用すると
効果的である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を用いて説
明するが、図1〜図4は本発明による指針照明装置を指
針式メータに適用した指針式メータの要部分解斜視図、
図は遮光プレート単体を示す斜視図、図3は図1の組み
付け状態を示す要部断面図、図4はカラー部材の組付け
状態を示す上面図である。
【0014】図1において、指針式メータ装置は、指針
1と、この指針1の背後に所定距離を有して配置される
表示板2と、この表示板2の背後に重合配置される導光
板3と、この導光板3と所定距離を有して配置される光
源4と、指針1と表示板2との間に配置されるカラー部
材5とから構成され、指針1と図示省略した計器本体か
ら伸長する指針軸6とを導光板3,表示板2,カラー部
材5を介して連結固定し、前記計器本体の指針軸6の駆
動に応じた指針1の軸回り回動により、表示板2に形成
された文字,数字,目盛等の図示しない表示意匠部を指
示すると共に、光源4の点灯により、指針1を照明でき
るようになっている。
【0015】指針1は、図2に詳しく示すように、ポリ
カーボネート,アクリル合成樹脂からなる透光性の指針
本体10と、この指針本体10の回動中心領域Rの前方
及びその周囲を覆って背後が開口する、黒色系の遮光性
合成樹脂からなるキャップ形の遮光性カバー(遮光性部
材)11と、指針本体10の回動中心領域Rの背後に固
定され、黒色系の遮光性合成樹脂からなる円盤形の被覆
部材(遮光性部材)12とからなる。
【0016】指針本体10は、その回動中心領域Rに、
光源4の照明光を内部に採り入れる受光部(光導入部)
13と、この受光部13より採り入れた照明光を先端側
に反射する指針反射部14と、指針軸6に連結されるボ
ス部15とを備えている
【0017】被覆部材12は、遮光性を有する黒色の銅
製樹脂材料からなり、指針本体10のボス部15及び受
光部13を貫通もしくは露出する開口部16と、カラー
部材5の後述する遮光壁部に沿ってその内側に延びるリ
ング状の突出壁からなる遮光部17を備えている。
【0018】表示板2は、透明な合成樹脂パネルからな
る基材の表面に、所定色からなり目盛,文字,マーク等
を形成する透光性の着色印刷層とこの着色印刷層の周囲
を囲むように目盛,文字,マーク等の背景となる地色印
刷層とを備え(図示しない)、前記地色印刷層は、本実
施例では白色系の着色インクを用いて形成されている。
また表示板2は指針軸6及び指針本体1の受光部13に
対応する領域に貫通孔状の透光部21を備え、この透光
部21は導光板3の後述する延長部が嵌合する大きさに
形成され、またその所定箇所には前記延長部の切欠部に
係合して表示板2を導光板3に位置決めすると共に、カ
ラー部材5を装着した際、カラー部材5の後述する突出
部と導光板3との間に挟まれる突片22が形成されてい
る。
【0019】導光板3は、指針本体1と同様な透光性合
成樹脂からなり、指針本体1のボス部15に対応し指針
軸6を貫通させる通孔31と、この通孔31の周縁に位
置し透光部21を通じて指針1の受光部13に光源4の
照明光を供給して指針1を光輝させる円錐状の導光板反
射部(光供給部)32と、表示板2の透光部21に対応
して指針本体1側に延びる突出壁からなる延長部33
と、この延長部33の突片22及びカラー部材5の係止
片に対応する箇所に形成された複数の切欠部34と、こ
れら切欠部34のうち、前記係止片に対応する切欠部3
4に連通するように形成される貫通部35とを備え、導
光板3に表示板2を配置した際、延長部33が表示板2
の透光部21を貫通し、またこの際、切欠部34に表示
板2の突片22が嵌入するようになっている。
【0020】カラー部材5は、遮光性を有する黒色の合
成樹脂材料からなり、暗色系表示板2の透光部21を取
り巻いてその周縁を覆い且つその先端が遮光性カバーに
向けて延びる円環状の遮光壁部51と、この遮光壁部5
1の基端側外周部より透光部21の周囲に突出して表示
板2の表面に当接するフランジ52と、遮光壁部51の
下端より部分的に指針軸6に沿って伸長し且つその先端
に外方へ向けて突出する係合部53を有するフック状の
係止片54とから構成されている。
【0021】そして延長部33の切欠部34に突片22
を挿入嵌合して表示板3と導光板4とを重合配置した状
態で、透光部21及び貫通孔35にカラー部材5の係止
片54を挿入し、係止片54の係合部53を導光板3の
背面に係合させることにより、表示板2及び導光板3の
止着が行われる。そしてカラー部材5の固定,止着状態
において遮光壁部51は、その内壁部が導光板3の延長
部33の外周壁に沿って遮光キャップ1側へ延びるよう
に配置され、またこの遮光壁部51は、被覆部材12の
遮光部17と所定間隔を空けて指針軸6のラジアル方向
に対向し、略迷路状となる光漏れ抑制部を構成する。
【0022】また係止片54は、係合部53の反対側に
突出リブ状の規制部55を備え、この規制部55の先端
側には、係止片54を貫通孔35に挿入取付できるよう
に傾斜部が形成されており、この傾斜部を通じて係止片
54を貫通孔35に挿入し、係合部53を導光板3の背
面に係合した際には、規制部の最も突出する当接部が貫
通孔35の内壁面に緩圧入状態で当接するものである。
【0023】また遮光壁部51の基端側内壁部分には、
突出壁状の突出部56が形成されており、この突出部5
6は、カラー部材5を固定,止着状態で導光板3の延長
部33に形成した切欠部34に嵌入されるものであり、
これにより表示板2の突片22を抑えるようになってい
る。
【0024】以上詳述したように、本実施例によれば、
回転中心領域Rに受光部(光導入部)13を有する指針
本体10と、この指針本体10の回動中心領域Rを覆う
遮光性カバー11,被覆部材12でなる遮光性部材とを
備える指針1と、この指針1の背後に所定距離を隔てて
配置され受光部13対応部分に透光部21を有する表示
板2と、この表示板2の背後に重合配置され表示板2の
透光部21を通じて指針1の受光部13に照明光を供給
して指針1を光輝させる導光板反射部(光供給部)32
を有する導光板3と、指針1と表示板2の間に位置して
表示板2側に固定され表示板2の透光部21周縁を覆っ
て遮光性部材側に延びる筒状の遮光壁部51を有するカ
ラー部材5とを備え、被覆部材12にカラー部材5の遮
光壁部51に沿ってその内側に延びる遮光部17を連続
的に形成したことにより、特に指針1側を通じ反射して
表示板2側に向かう照明光を低減もしくは減衰させ、こ
れによりハレーションの発生を抑制して照明品質を高め
ることができる。
【0025】なお本実施例では、遮光部17を被覆部材
12に形成する例を示したが、指針1(指針本体10)
と指針軸6とを連結する指針座と称される連結部材に遮
光部を形成してもよく、また指針本体10もしくは遮光
性カバー11に本実施例のごとき遮光部17を形成する
こともできる。指針本体10から連続形成する場合は、
遮光部の表面をシボ加工したり、あるいはその表面に遮
光性膜を形成すると効果的である。
【0026】また本実施例のごとく、被覆部材12から
なる遮光性部材に遮光部17を連続形成する場合や遮光
性カバー11に遮光部を形成する場合は、指針本体に形
成する場合と比較して特別な処理や加工が必要なく、低
コストを実現できる。
【0027】また遮光性カバー11に遮光部を形成する
場合、その多くは遮光性カバー11の開口側端部を遮光
壁部51の内側に屈曲させることになり、遮光性カバー
11の型成形時に型抜き性の問題が発生するが、遮光性
カバー11自体の肉厚を適度に抑えて弾性を付与すれ
ば、型抜きが可能となる。また遮光性カバー11に遮光
部を形成する場合、第2実施例として図4に示すように
周壁状の遮光部11aをカラー部材5の遮光壁部51を
挟んで2重に形成して、光漏れ低減作用を高めることも
できる。
【0028】また本実施例のごとき指針照明装置は、特
に表示板として白色系の地色部を有する、いわゆる白色
文字板に適用した際に特に有効である。
【0029】図5,図6は本発明の第3実施例として、
カラー部材5の変形例を示しており、前記第1実施例と
同一もしくは均等箇所には同一符号を付してある。
【0030】すなわち、本実施例によるカラー部材5
は、その材質については前記第1実施例と同じである
が、図5に示すように、カラー部材5を導光板3の止着
する係合部53を遮光壁部51自体の内側に部分形成し
たものであり、係合部53に対応する導光板の延長部3
3箇所には、係合部5が係合する横穴形状の被係合部3
6が形成され、この被係合部36にカラー部材5の係合
部53が係合することにより、カラー部材5が表示板2
を挟んで導光板3に止着されるようになっている。
【0031】また本実施例による延長部33は、図6に
示すように、前面視において、中心Cを通って各被係合
部36の中心間を結ぶ径L1が中心Cを通って径L1と
直交する径L2よりも大きい楕円形状の環状壁からな
り、これに対してカラー部材5の遮光壁部51は、前面
視において、延長部33の径L1に対応する各係合部5
3の中心間の直径と延長部33の径L2に対応する直径
とが等しい略正円形の環状壁からなり、従ってカラー部
材5を導光板3に止着した際には、図6に示すように、
遮光壁部51と延長部33間には隙間Sが形成されるよ
うになっており、カラー部材5の装着時に、カラー部材
5を径L2に対応する方向で中心Cに向けて撓ませるこ
とにより、カラー部材5の径L1に対応する方向の径寸
法を大きくして、カラー部材5の装着が容易に行えるよ
うになっている。カラー部材5の止着後は、カラー部材
5が自身の復元力にて元の形に戻るため、両者の形状に
相違による不具合は生じない。
【0032】以上のように本実施例では、回転中心領域
Rに受光部(光導入部)13を有する指針本体10と、
この指針本体10の回動中心領域Rを覆う遮光性カバー
11,被覆部材12でなる遮光性部材とを備える指針1
と、この指針1の背後に所定距離を隔てて配置され受光
部13対応部分に透光部21を有する表示板2と、この
表示板2の背後に重合配置され表示板2の透光部21を
通じて指針1の受光部13に照明光を供給して指針1を
光輝させる導光板反射部(光供給部)32を有する導光
板3と、指針1と表示板2の間に位置して表示板2上に
配置され表示板2の透光部21周縁を覆って遮光性部材
側に延びる筒状の遮光壁部51を有するカラー部材5と
を備え、導光体3に遮光壁部51の内側に沿って指針1
側に延びる延長部33を形成し、この延長部33に被係
合部36を形成すると共に遮光壁部51に被係合部に係
合する係合部53を形成したことにより、係合部53の
変形や変位を抑制し、カラー部材5の取り付け強度を高
めることができる。
【0033】すなわち、導光板3との係合部53を前記
第1実施例のごとく指針軸6に沿って背後に延びる係止
片54の先端に形成した場合、その形成部たる係止片5
4は、熱やそれ自体の変形容易性により変形もしくはそ
の位置が変位しやすく、このためカラー部材5の装着状
態においてカラー部材5と導光体3との間にがたつきが
生じて満足な光漏れ作用が得られなかったり、表示板
2,導光板3どうしの満足のいく止着強度が得られない
ことがあり、この点で改良の余地が残されていたもので
あるが、前述のごとく、係合部53をリング状を有し且
つフランジ部52が補強部としても機能する遮光壁部5
1に形成したことにより、係合部53の変形や変位を抑
制することができ、これによりカラー部材5の取り付け
安定性を向上させ、光漏れ抑制機能や表示板2,導光板
3どうしの止着性を高めることができる。
【0034】また本実施例では、カラー部材5の遮光壁
部51と導光板3の延長部33との間に間隙Sを形成し
たことにより、カラー部材5の装着作業性を高めること
ができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、回転中
心領域に光導入部を有する透光性の指針本体とこの指針
本体の回動中心領域を覆う遮光性部材とを備える指針
と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置され前記光
導入部対応部分に透光部を有する表示板と、この表示板
の背後に重合配置され前記表示板の透光部を通じて前記
指針の光導入部に照明光を供給することにより前記指針
を光輝させる光供給部を有する導光板と、前記指針と前
記表示板の間に位置して前記表示板側に固定され前記表
示板の透光部周縁を覆って前記遮光性部材側に延びる筒
状の遮光壁部を有するカラー部材とを備え、前記指針本
体もしくは前記遮光性部材には前記遮光壁部に沿ってそ
の内側に延びる遮光部が形成されることにより、表示板
側への光漏れを低減し照明品質を高めることが可能な指
針照明装置を提供することができる。
【0036】また本発明は、前記遮光性部材が前記回動
中心領域を背後から覆う被覆部材もしくは前記回動中心
領域の前方及びその周囲を覆う遮光性カバーからなるこ
とにより、コスト低減をはかることができる。
【0037】また本発明は、前記表示板が白色系の色彩
を有するタイプの指針照明装置に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部分解斜視図
【図2】図1の要部断面図。
【図3】被覆部材を示す斜視図。
【図4】本発明の第2実施例を示す要部断面図。
【図5】本発明の第3実施例を示す要部断面図。
【図6】図5におけるカラー部材の取り付け状態を示す
正面図。
【符号の説明】
1 指針 2 表示板 3 導光板 5 カラー部材 10 指針本体 11 遮光性カバー(遮光性部材) 12 被覆部材(遮光性部材) 13 受光部(光導入部) 17 遮光部 21 透光部 32 導光板反射部(光供給部) 51 遮光壁部 R 回転中心領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転中心領域に光導入部を有する透光性
    の指針本体とこの指針本体の回動中心領域を覆う遮光性
    部材とを備える指針と、この指針の背後に所定距離を隔
    てて配置され前記光導入部対応部分に透光部を有する表
    示板と、この表示板の背後に重合配置され前記表示板の
    透光部を通じて前記指針の光導入部に照明光を供給する
    ことにより前記指針を光輝させる光供給部を有する導光
    板と、前記指針と前記表示板の間に位置して前記表示板
    側に固定され前記表示板の透光部周縁を覆って前記遮光
    性部材側に延びる筒状の遮光壁部を有するカラー部材と
    を備え、前記指針本体もしくは前記遮光性部材には前記
    遮光壁部に沿ってその内側に延びる遮光部が形成される
    ことを特徴とする指針照明装置。
  2. 【請求項2】 前記遮光性部材が前記回動中心領域を背
    後から覆う被覆部材もしくは前記回動中心領域の前方及
    びその周囲を覆う遮光性カバーからなることを特徴とす
    る請求項1記載の指針照明装置。
  3. 【請求項3】 前記表示板が白色系の色彩を有すること
    を特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の指針照明
    装置。
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