JP2927214B2 - 指針照明装置 - Google Patents
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- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G01D11/28—Structurally-combined illuminating devices
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D13/00—Component parts of indicators for measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
- G01D13/22—Pointers, e.g. settable pointer
- G01D13/28—Pointers, e.g. settable pointer with luminescent markings
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- G12B—CONSTRUCTIONAL DETAILS OF INSTRUMENTS, OR COMPARABLE DETAILS OF OTHER APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G12B11/04—Pointers; Setting-mechanisms therefor
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用計器
に採用される指針照明装置に関し、特に表示板の背後に
指針照明用の導光板を備え、この導光板と表示板との止
着機能並びに表示板からの光洩れ抑制機能を合わせ持つ
カラー部材を用いた指針照明構造に関するものである。
に採用される指針照明装置に関し、特に表示板の背後に
指針照明用の導光板を備え、この導光板と表示板との止
着機能並びに表示板からの光洩れ抑制機能を合わせ持つ
カラー部材を用いた指針照明構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より表示板上で回動する指針を透光
材から形成して光導入部を設けると共に表示板の背後に
導光板を配置し、この導光板より導いた照明光を表示板
の光透過部分を通じて指針の光導入部に供給し、指針自
体を光輝させる指針照明装置がよく知られている。
材から形成して光導入部を設けると共に表示板の背後に
導光板を配置し、この導光板より導いた照明光を表示板
の光透過部分を通じて指針の光導入部に供給し、指針自
体を光輝させる指針照明装置がよく知られている。
【0003】この種指針照明装置にあっては、指針の光
導入部を含む回動中心領域は通常、遮光性キャップにて
覆われるので、この部分からの光洩れは発生しないが、
遮光性キャップと表示板との間から光洩れが発生しやす
い。このため例えば実公平 6-20097号公報のように、照
明光の光導入経路となる表示板の光透過部分周囲に円環
状の遮光リングを設け、遮光性キャップと表示板との間
からの光洩れを抑制する指針照明装置が知られている。
導入部を含む回動中心領域は通常、遮光性キャップにて
覆われるので、この部分からの光洩れは発生しないが、
遮光性キャップと表示板との間から光洩れが発生しやす
い。このため例えば実公平 6-20097号公報のように、照
明光の光導入経路となる表示板の光透過部分周囲に円環
状の遮光リングを設け、遮光性キャップと表示板との間
からの光洩れを抑制する指針照明装置が知られている。
【0004】また表示板は可とう性を有したシート状に
形成され、このシート状の表示板と導光板は通常、両面
テープやビス等により固定されるが、両面テープによる
固定は、照明や外気温上昇に伴う熱影響で接着力が低下
しやすく信頼性に難があり、またビスによる固定は、表
示板の外観意匠を損なうだけでなく限られた部分のみの
固定であるために指針への照明光導入経路となる表示板
及び導光体の中心部に表示板の浮きが発生することがあ
る。このため例えば実公平 5-28491号公報のように、表
示板と導光体の中心部を専用のリング状係止部材を用い
て止着し、表示板の浮き上がりを防止する指針照明装置
も知られている。
形成され、このシート状の表示板と導光板は通常、両面
テープやビス等により固定されるが、両面テープによる
固定は、照明や外気温上昇に伴う熱影響で接着力が低下
しやすく信頼性に難があり、またビスによる固定は、表
示板の外観意匠を損なうだけでなく限られた部分のみの
固定であるために指針への照明光導入経路となる表示板
及び導光体の中心部に表示板の浮きが発生することがあ
る。このため例えば実公平 5-28491号公報のように、表
示板と導光体の中心部を専用のリング状係止部材を用い
て止着し、表示板の浮き上がりを防止する指針照明装置
も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記各例に
示された遮光リングとリング状係止部材を組み合わせれ
ば、遮光機能と止着機能双方を合わせ持つカラー部材の
形成が容易である。そしてこのようなカラー部材を製作
するにあっては、金属よりも合成樹脂を材料とする方が
成型も容易でコスト的にも有利であるが、カラー部材は
遮光性キャップ外径に略収まるサイズで且つ指針への照
明光供給を妨げないよう比較的薄肉形状に設ける必要が
ある。しかしながら薄肉形状の樹脂からなるカラー部材
は、それ自体の強度が不十分となりやすいばかりでな
く、照明や外気温上昇に伴う熱によっても変形しやす
く、遮光部分の変形や歪みによって照明光供給を妨げて
指針照明に悪影響を及ぼすという問題があり、また固
定,止着部分の強度不足や熱影響に伴う変形,歪みによ
ってカラー部材の外れやガタツキが生じて指針動作やそ
の照明に悪影響を及ぼしたり、異音の発生を招くという
問題がある。
示された遮光リングとリング状係止部材を組み合わせれ
ば、遮光機能と止着機能双方を合わせ持つカラー部材の
形成が容易である。そしてこのようなカラー部材を製作
するにあっては、金属よりも合成樹脂を材料とする方が
成型も容易でコスト的にも有利であるが、カラー部材は
遮光性キャップ外径に略収まるサイズで且つ指針への照
明光供給を妨げないよう比較的薄肉形状に設ける必要が
ある。しかしながら薄肉形状の樹脂からなるカラー部材
は、それ自体の強度が不十分となりやすいばかりでな
く、照明や外気温上昇に伴う熱によっても変形しやす
く、遮光部分の変形や歪みによって照明光供給を妨げて
指針照明に悪影響を及ぼすという問題があり、また固
定,止着部分の強度不足や熱影響に伴う変形,歪みによ
ってカラー部材の外れやガタツキが生じて指針動作やそ
の照明に悪影響を及ぼしたり、異音の発生を招くという
問題がある。
【0006】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、その主な目的は、強度不足や熱影響に伴うカラー部
材の変形や歪みによる指針照明への悪影響、並びにカラ
ー部材の外れやガタツキを抑制し、良好な指針照明を行
い得ると共にカラー部材による固定,止着信頼性を向上
させ得る指針照明装置を提供せんとするものである。
で、その主な目的は、強度不足や熱影響に伴うカラー部
材の変形や歪みによる指針照明への悪影響、並びにカラ
ー部材の外れやガタツキを抑制し、良好な指針照明を行
い得ると共にカラー部材による固定,止着信頼性を向上
させ得る指針照明装置を提供せんとするものである。
【0007】本発明は、前記目的を達成するため、背後
が開口する遮光性キャップに覆われてなる回転中心領域
に光導入部を有する透光性の指針と、この指針の背後に
所定距離を隔てて配置され前記光導入部対応部分に透光
部を有する表示板と、この表示板の背後に重合配置され
前記表示板の透光部を通じて前記指針の光導入部に照明
光を供給することにより前記指針を光輝させる光供給部
を形成した導光板と、前記表示板の透光部周縁を覆って
前記遮光性キャップ側に延びる筒状の遮光壁部、及びこ
の遮光壁部から前記透光部周囲に突出するフランジ部、
及びこのフランジ部もしくは前記遮光壁部から背後に伸
長しその先端に係合部を有する係止片とから構成され、
前記係止片を前記表示板,前記導光板双方に形成された
貫通孔に挿入して前記係合部を前記導光板に係合させる
ことにより前記遮光壁部を前記透光部周縁上に固定し且
つ前記係合部と前記フランジ部との間で前記表示板,前
記導光板部を止着するカラー部材とからなり、前記導光
板に前記カラー部材の遮光壁部内壁に沿って前記指針の
光導入部側に突出する延長部を形成したものである。
が開口する遮光性キャップに覆われてなる回転中心領域
に光導入部を有する透光性の指針と、この指針の背後に
所定距離を隔てて配置され前記光導入部対応部分に透光
部を有する表示板と、この表示板の背後に重合配置され
前記表示板の透光部を通じて前記指針の光導入部に照明
光を供給することにより前記指針を光輝させる光供給部
を形成した導光板と、前記表示板の透光部周縁を覆って
前記遮光性キャップ側に延びる筒状の遮光壁部、及びこ
の遮光壁部から前記透光部周囲に突出するフランジ部、
及びこのフランジ部もしくは前記遮光壁部から背後に伸
長しその先端に係合部を有する係止片とから構成され、
前記係止片を前記表示板,前記導光板双方に形成された
貫通孔に挿入して前記係合部を前記導光板に係合させる
ことにより前記遮光壁部を前記透光部周縁上に固定し且
つ前記係合部と前記フランジ部との間で前記表示板,前
記導光板部を止着するカラー部材とからなり、前記導光
板に前記カラー部材の遮光壁部内壁に沿って前記指針の
光導入部側に突出する延長部を形成したものである。
【0008】また本発明は、前記目的を達成するため、
背後が開口する遮光性キャップに覆われてなる回転中心
領域に光導入部を有する透光性の指針と、この指針の背
後に所定距離を隔てて配置され前記光導入部対応部分に
透光部を有する表示板と、この表示板の背後に重合配置
され前記表示板の透光部を通じて前記指針の光導入部に
照明光を供給することにより前記指針を光輝させる光供
給部を形成した導光板と、前記表示板の透光部周縁を覆
って前記遮光性キャップ側に延びる筒状の遮光壁部、及
びこの遮光壁部から前記透光部周囲に突出するフランジ
部、及びこのフランジ部もしくは前記遮光壁部から背後
に伸長しその先端に係合部を有する係止片とから構成さ
れ、前記係止片を前記表示板,前記導光板双方に形成さ
れた貫通孔に挿入して前記係合部を前記導光板に係合さ
せることにより前記遮光壁部を前記透光部周縁上に固定
し且つ前記係合部と前記フランジ部との間で前記表示
板,前記導光板部を止着するカラー部材とを有し、前記
係止片が前記貫通孔内壁に当接してその移動を抑制する
規制部を有するものである。
背後が開口する遮光性キャップに覆われてなる回転中心
領域に光導入部を有する透光性の指針と、この指針の背
後に所定距離を隔てて配置され前記光導入部対応部分に
透光部を有する表示板と、この表示板の背後に重合配置
され前記表示板の透光部を通じて前記指針の光導入部に
照明光を供給することにより前記指針を光輝させる光供
給部を形成した導光板と、前記表示板の透光部周縁を覆
って前記遮光性キャップ側に延びる筒状の遮光壁部、及
びこの遮光壁部から前記透光部周囲に突出するフランジ
部、及びこのフランジ部もしくは前記遮光壁部から背後
に伸長しその先端に係合部を有する係止片とから構成さ
れ、前記係止片を前記表示板,前記導光板双方に形成さ
れた貫通孔に挿入して前記係合部を前記導光板に係合さ
せることにより前記遮光壁部を前記透光部周縁上に固定
し且つ前記係合部と前記フランジ部との間で前記表示
板,前記導光板部を止着するカラー部材とを有し、前記
係止片が前記貫通孔内壁に当接してその移動を抑制する
規制部を有するものである。
【0009】また本発明は、前記延長部に切欠部を形成
すると共に前記カラー部材の内壁部分に前記切欠部に嵌
入する突出部を形成したものである。
すると共に前記カラー部材の内壁部分に前記切欠部に嵌
入する突出部を形成したものである。
【0010】また本発明は、前記表示板の透光部が透明
部からなり、この透明部に前記延長部を嵌入する位置決
め孔部を設けたものである。
部からなり、この透明部に前記延長部を嵌入する位置決
め孔部を設けたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、表示板背後に配置され
た導光板からの照明光供給により指針を光輝させる指針
照明装置において、表示板の透光部周縁を覆う遮光壁部
と、この遮光壁部から透光部周囲に突出するフランジ部
と、このフランジ部から背後に延び先端に係合部を有す
る係止片とからなるカラー部材を設け、このカラー部材
の係止片を表示板,導光板双方に形成された貫通孔を通
じて係合固定させることにより、表示板の透光部周縁上
に遮光壁部を固定すると共に係合部とフランジ部との間
で表示板,導光板を止着し、且つ導光板にカラー部材の
遮光壁部内壁に沿って突出する延長部を形成したもの
で、導光板の延長部にカラー部材の遮光壁部を沿わせる
ことによって、遮光壁部の変形が抑制される。
た導光板からの照明光供給により指針を光輝させる指針
照明装置において、表示板の透光部周縁を覆う遮光壁部
と、この遮光壁部から透光部周囲に突出するフランジ部
と、このフランジ部から背後に延び先端に係合部を有す
る係止片とからなるカラー部材を設け、このカラー部材
の係止片を表示板,導光板双方に形成された貫通孔を通
じて係合固定させることにより、表示板の透光部周縁上
に遮光壁部を固定すると共に係合部とフランジ部との間
で表示板,導光板を止着し、且つ導光板にカラー部材の
遮光壁部内壁に沿って突出する延長部を形成したもの
で、導光板の延長部にカラー部材の遮光壁部を沿わせる
ことによって、遮光壁部の変形が抑制される。
【0012】また本発明は、表示板背後に配置された導
光板からの照明光供給により光輝させる指針照明装置に
おいて、表示板の透光部周縁を覆う遮光壁部と、この遮
光壁部から透光部周囲に突出するフランジ部と、このフ
ランジ部から背後に延び先端に係合部を有する係止片と
からなるカラー部材を設け、このカラー部材の係止片を
表示板,導光板双方に形成された貫通孔を通じて係合固
定させることにより、表示板の透光部周縁上に遮光壁部
を固定すると共に係合部とフランジ部との間で表示板,
導光板を止着し、且つ係止片に貫通孔内壁に当接してそ
の移動を抑制する規制部を形成したもので、係止片を含
むカラー部材自体の強度不足や熱影響に伴う変形,歪み
によるカラー部材の外れやガタツキが抑制される。
光板からの照明光供給により光輝させる指針照明装置に
おいて、表示板の透光部周縁を覆う遮光壁部と、この遮
光壁部から透光部周囲に突出するフランジ部と、このフ
ランジ部から背後に延び先端に係合部を有する係止片と
からなるカラー部材を設け、このカラー部材の係止片を
表示板,導光板双方に形成された貫通孔を通じて係合固
定させることにより、表示板の透光部周縁上に遮光壁部
を固定すると共に係合部とフランジ部との間で表示板,
導光板を止着し、且つ係止片に貫通孔内壁に当接してそ
の移動を抑制する規制部を形成したもので、係止片を含
むカラー部材自体の強度不足や熱影響に伴う変形,歪み
によるカラー部材の外れやガタツキが抑制される。
【0013】また延長部に切欠部を形成すると共にカラ
ー部材の内壁部分に切欠部に嵌入する突出部を形成すれ
ば、係止片によるラジアル方向へのカラー部材の位置決
め固定が不十分であったとしても、突出部の延長部への
嵌入によりカラー部材のラジアル方向へ位置決め固定並
びに止着,固定が確実となる。
ー部材の内壁部分に切欠部に嵌入する突出部を形成すれ
ば、係止片によるラジアル方向へのカラー部材の位置決
め固定が不十分であったとしても、突出部の延長部への
嵌入によりカラー部材のラジアル方向へ位置決め固定並
びに止着,固定が確実となる。
【0014】また表示板の透光部が透明部からなり、こ
の透明部に延長部を嵌入する位置決め孔部を設ければ、
カラー部材の装着前に予め表示板と導光板とが確実に位
置決めされ、組付け作業が容易となり、カラー部材の装
着後の止着,固定も確実となる。
の透明部に延長部を嵌入する位置決め孔部を設ければ、
カラー部材の装着前に予め表示板と導光板とが確実に位
置決めされ、組付け作業が容易となり、カラー部材の装
着後の止着,固定も確実となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を用いて説
明するが、図1は本発明による指針照明装置の分解斜視
図、図2はその要部断面図、図3はカラー部材の組付け
状態を示す上面図である。
明するが、図1は本発明による指針照明装置の分解斜視
図、図2はその要部断面図、図3はカラー部材の組付け
状態を示す上面図である。
【0016】図1において、指針照明装置は、その所定
部が遮光性キャップ1に覆われてなる指針2と、この指
針2の背後に所定距離を有して配置される表示板3と、
この表示板3の背後に重合配置される導光板4と、この
導光板4と所定距離を有して配置される光源5と、指針
2と表示板3との間に配置されるカラー部材6とから構
成され、指針2と図示省略した計器本体から伸長する指
針軸7とを導光板4,表示板3,カラー部材6を介して
連結固定し、前記計器本体の指針軸7駆動に応じた指針
2の軸回り回動により、表示板3に形成された文字,数
字,目盛等の図示しない表示意匠部を指示すると共に、
光源5の点灯により、指針2を照明できるようになって
いる。
部が遮光性キャップ1に覆われてなる指針2と、この指
針2の背後に所定距離を有して配置される表示板3と、
この表示板3の背後に重合配置される導光板4と、この
導光板4と所定距離を有して配置される光源5と、指針
2と表示板3との間に配置されるカラー部材6とから構
成され、指針2と図示省略した計器本体から伸長する指
針軸7とを導光板4,表示板3,カラー部材6を介して
連結固定し、前記計器本体の指針軸7駆動に応じた指針
2の軸回り回動により、表示板3に形成された文字,数
字,目盛等の図示しない表示意匠部を指示すると共に、
光源5の点灯により、指針2を照明できるようになって
いる。
【0017】指針2は、照明光を指針2内部に採り入れ
る受光部8と、この受光部8より採り入れた照明光を先
端側に反射する指針反射部9とからなる光導入部10を備
え、この光導入部10を含む回転中心領域の前面及び側面
のみが遮光性キャップ1に覆われている(図2参照)。
遮光性キャップ1は、指針2の回転中心領域の背後を露
出する開口部11を備え、この開口部11を通じて指針2に
嵌着され、図示しない溶着手段もしくは接着剤により指
針2に固定されている。
る受光部8と、この受光部8より採り入れた照明光を先
端側に反射する指針反射部9とからなる光導入部10を備
え、この光導入部10を含む回転中心領域の前面及び側面
のみが遮光性キャップ1に覆われている(図2参照)。
遮光性キャップ1は、指針2の回転中心領域の背後を露
出する開口部11を備え、この開口部11を通じて指針2に
嵌着され、図示しない溶着手段もしくは接着剤により指
針2に固定されている。
【0018】表示板3は、指針2の光導入部8対応領域
に光透過可能な同心円状の透光部12を備え、この透光部
12は、中心に指針2の指針軸7連結部分を貫通させる第
1の通孔13を有する透明部14と、この透明部14の周囲に
貫通形成される位置決め孔部15とから構成されている。
透明部14は、表示板3を構成する透光性を有する基材3
aの遮光性の地色部3bを施さない部分よりなり、連続
部16を介して基材3aに連続し、且つその第1の通孔13
周囲には、光源5の配置に応じてこの部分の透過光量を
調整する帯状の調光部17が形成されている。この調光部
17は、透明部14に地色部3bを帯状に部分形成してなる
もので、透光部12以外を取り巻く地色部3bと同一印刷
工程にて形成されている。また位置決め孔部15は、透光
部12の外形を部分形成し得る形状に透明部14を隔てて形
成され、第1の通孔13の中心を隔てて互いに対向する位
置には、外方に向けて部分的に切り欠いてなる第1の貫
通孔18が連続形成されている。
に光透過可能な同心円状の透光部12を備え、この透光部
12は、中心に指針2の指針軸7連結部分を貫通させる第
1の通孔13を有する透明部14と、この透明部14の周囲に
貫通形成される位置決め孔部15とから構成されている。
透明部14は、表示板3を構成する透光性を有する基材3
aの遮光性の地色部3bを施さない部分よりなり、連続
部16を介して基材3aに連続し、且つその第1の通孔13
周囲には、光源5の配置に応じてこの部分の透過光量を
調整する帯状の調光部17が形成されている。この調光部
17は、透明部14に地色部3bを帯状に部分形成してなる
もので、透光部12以外を取り巻く地色部3bと同一印刷
工程にて形成されている。また位置決め孔部15は、透光
部12の外形を部分形成し得る形状に透明部14を隔てて形
成され、第1の通孔13の中心を隔てて互いに対向する位
置には、外方に向けて部分的に切り欠いてなる第1の貫
通孔18が連続形成されている。
【0019】導光板4は、表示板3の第1の通孔13に対
応し、指針2の指針軸7連結部分を貫通させる第2の通
孔19を有し、この第2の通孔19の周縁には、透光部12を
通じて指針2の光導入部10に光源5の照明光を供給し、
指針2を光輝させる光供給部20が形成されている。この
光供給部20は、指針2の光導入部10に対応した位置に形
成され、第2の通孔19の周囲に形成された円錐状の導光
板反射部21と、この導光板反射部21で反射した照明光を
光導入部10側に照射する照射部22とから構成されている
(図2参照)。
応し、指針2の指針軸7連結部分を貫通させる第2の通
孔19を有し、この第2の通孔19の周縁には、透光部12を
通じて指針2の光導入部10に光源5の照明光を供給し、
指針2を光輝させる光供給部20が形成されている。この
光供給部20は、指針2の光導入部10に対応した位置に形
成され、第2の通孔19の周囲に形成された円錐状の導光
板反射部21と、この導光板反射部21で反射した照明光を
光導入部10側に照射する照射部22とから構成されている
(図2参照)。
【0020】また透光部12の位置決め孔部15と第1の貫
通孔18に対応する光供給部20の位置には、光照射部22か
ら指針2の光導入部10側に突出する延長部23と、第1の
貫通孔18に連通する第2の貫通孔24とがそれぞれ形成さ
れている。延長部23は、位置決め孔部15に嵌合し且つ表
示板3上に突出し得るように形成され、透明部14の連続
部16を延長部23間に嵌入する第1の切欠部25と、第2の
貫通孔24と第1の貫通孔18とを重合状態で連通させるた
めの第2の切欠部26とを備えている。
通孔18に対応する光供給部20の位置には、光照射部22か
ら指針2の光導入部10側に突出する延長部23と、第1の
貫通孔18に連通する第2の貫通孔24とがそれぞれ形成さ
れている。延長部23は、位置決め孔部15に嵌合し且つ表
示板3上に突出し得るように形成され、透明部14の連続
部16を延長部23間に嵌入する第1の切欠部25と、第2の
貫通孔24と第1の貫通孔18とを重合状態で連通させるた
めの第2の切欠部26とを備えている。
【0021】したがって延長部23に位置決め孔部15を挿
入して嵌合させると、図2に示すように連続部16が延長
部23の第1の切欠部25に嵌入され、また調光部17を有し
た透明部14が延長部23を形成しない照射部22部分に位置
するようになり、これにより表示板3と導光板4との位
置決めが行われ、透光部12,光供給部20、各通孔13,1
9、各貫通孔18,24それぞれの位置決めがなされる。な
おこの状態で延長部23の先端は表示板3上に突出し、さ
らに指針2の光導入部10側に延長する。
入して嵌合させると、図2に示すように連続部16が延長
部23の第1の切欠部25に嵌入され、また調光部17を有し
た透明部14が延長部23を形成しない照射部22部分に位置
するようになり、これにより表示板3と導光板4との位
置決めが行われ、透光部12,光供給部20、各通孔13,1
9、各貫通孔18,24それぞれの位置決めがなされる。な
おこの状態で延長部23の先端は表示板3上に突出し、さ
らに指針2の光導入部10側に延長する。
【0022】カラー部材6は、表示板3の透光部12を取
り巻いてその周縁を覆い且つその先端が遮光性キャップ
1の内部位置に延びる円環状の遮光壁部27と、この遮光
壁部27の基端側外周部より透光部12の周囲に突出して表
示板3の表面に当接するフランジ28部と、遮光壁部27の
下端より部分的に伸長し且つその先端に外方へ向けて突
出する係合部29を有するフック状の係止片30とから構成
されている。
り巻いてその周縁を覆い且つその先端が遮光性キャップ
1の内部位置に延びる円環状の遮光壁部27と、この遮光
壁部27の基端側外周部より透光部12の周囲に突出して表
示板3の表面に当接するフランジ28部と、遮光壁部27の
下端より部分的に伸長し且つその先端に外方へ向けて突
出する係合部29を有するフック状の係止片30とから構成
されている。
【0023】そして延長部23に位置決め孔部15を挿入嵌
合して表示板3と導光板4とを重合配置した状態で、位
置決め状態の各貫通孔18,24にカラー部材6の係止片30
を挿入し、この場合位置決め孔部15から表示板3上に突
出して遮光壁部27のガイドとしても機能する延長部23に
カラー部材6の遮光壁部27の内壁部分を沿わせながら挿
入して行き、係止片30の係合部29を導光板4の背面に係
合させることにより、遮光壁部27を延長部23に沿って透
光部12周縁に固定して表示板3と遮光性キャップ1との
間からの光漏れを抑制し、またこの固定により係合部29
とフランジ部28との間で表示板3,導光板4の止着を行
うもので、カラー部材6の固定,止着状態において遮光
壁部27は、その内壁部が導光板4の延長部23の外周壁に
沿って遮光キャップ1側へ延びるように配置される。
合して表示板3と導光板4とを重合配置した状態で、位
置決め状態の各貫通孔18,24にカラー部材6の係止片30
を挿入し、この場合位置決め孔部15から表示板3上に突
出して遮光壁部27のガイドとしても機能する延長部23に
カラー部材6の遮光壁部27の内壁部分を沿わせながら挿
入して行き、係止片30の係合部29を導光板4の背面に係
合させることにより、遮光壁部27を延長部23に沿って透
光部12周縁に固定して表示板3と遮光性キャップ1との
間からの光漏れを抑制し、またこの固定により係合部29
とフランジ部28との間で表示板3,導光板4の止着を行
うもので、カラー部材6の固定,止着状態において遮光
壁部27は、その内壁部が導光板4の延長部23の外周壁に
沿って遮光キャップ1側へ延びるように配置される。
【0024】また係止片30は、図2,図3に示すよう
に、係合部29の反対側に突出リブ状の規制部31を備え、
この規制部31の先端側には、係止片30を各貫通孔18,24
に挿入取付できるように傾斜部32が形成されており、こ
の傾斜部32を通じて係止片30を各貫通孔18,24に挿入
し、係合部29を導光板4の背面に係合した際には、規制
部31の最も突出する当接部33が貫通孔24の壁面に緩圧入
状態で当接するものである。
に、係合部29の反対側に突出リブ状の規制部31を備え、
この規制部31の先端側には、係止片30を各貫通孔18,24
に挿入取付できるように傾斜部32が形成されており、こ
の傾斜部32を通じて係止片30を各貫通孔18,24に挿入
し、係合部29を導光板4の背面に係合した際には、規制
部31の最も突出する当接部33が貫通孔24の壁面に緩圧入
状態で当接するものである。
【0025】また遮光壁部27の基端側内壁部分には、突
出壁状の突出部34が形成されており、この突出部34は、
図3に示すように、カラー部材6を固定,止着状態で導
光板4の延長部23に形成した各切欠部25,26に嵌入され
るものであり、この場合第2の切欠部26に嵌入される突
出部34は、係止片30及び規制部31と連続して形成され、
遮光壁部27の中心部に向かって延びている。
出壁状の突出部34が形成されており、この突出部34は、
図3に示すように、カラー部材6を固定,止着状態で導
光板4の延長部23に形成した各切欠部25,26に嵌入され
るものであり、この場合第2の切欠部26に嵌入される突
出部34は、係止片30及び規制部31と連続して形成され、
遮光壁部27の中心部に向かって延びている。
【0026】以上詳述したように、本実施例によれば、
表示板3背後に配置された導光板4からの照明光供給に
より指針2を光輝させる指針照明装置において、表示板
3の透光部12周縁を覆う遮光壁部27と、この遮光壁部27
から透光部12周囲に突出するフランジ部28と、このフラ
ンジ部28から背後に延び先端に係合部29を有する係止片
30とからなるカラー部材6を設け、このカラー部材6の
係止片30を表示板3,導光板4双方に形成された貫通孔
18,24を通じて係合固定させることで、表示板3の透光
部12周縁上に遮光壁部27を固定すると共に係合部29とフ
ランジ部28との間で表示板3,導光板4を止着し、且つ
導光板4にカラー部材6の遮光壁部27内壁に沿って突出
する延長部23を形成したことにより、指針2の光導入部
10と導光板4の光供給部20とで構成される光導入経路側
への遮光壁部27の変形や歪みが延長部23により防止さ
れ、したがって遮光壁部27の変形や歪みによる悪影響な
く良好な指針2の照明を行うことができる。しかもカラ
ー部材6の装着において導光体4の延長部23は、遮光壁
部27を挿入案内するガイド機能を有するので、カラー部
材6の装着作業を容易且つ確実に行うことができ、また
延長部23のガイド機能により装着作業時における係止片
30の破損をも防止できるものである。
表示板3背後に配置された導光板4からの照明光供給に
より指針2を光輝させる指針照明装置において、表示板
3の透光部12周縁を覆う遮光壁部27と、この遮光壁部27
から透光部12周囲に突出するフランジ部28と、このフラ
ンジ部28から背後に延び先端に係合部29を有する係止片
30とからなるカラー部材6を設け、このカラー部材6の
係止片30を表示板3,導光板4双方に形成された貫通孔
18,24を通じて係合固定させることで、表示板3の透光
部12周縁上に遮光壁部27を固定すると共に係合部29とフ
ランジ部28との間で表示板3,導光板4を止着し、且つ
導光板4にカラー部材6の遮光壁部27内壁に沿って突出
する延長部23を形成したことにより、指針2の光導入部
10と導光板4の光供給部20とで構成される光導入経路側
への遮光壁部27の変形や歪みが延長部23により防止さ
れ、したがって遮光壁部27の変形や歪みによる悪影響な
く良好な指針2の照明を行うことができる。しかもカラ
ー部材6の装着において導光体4の延長部23は、遮光壁
部27を挿入案内するガイド機能を有するので、カラー部
材6の装着作業を容易且つ確実に行うことができ、また
延長部23のガイド機能により装着作業時における係止片
30の破損をも防止できるものである。
【0027】また本実施例によれば、カラー部材6の係
止片30に規制部31を形成したことにより、規制部31の当
接部33が貫通孔18,24内壁に当接してその移動を抑制す
ると共に、係止片30を係合部29の反外れ方向に付勢する
ため、係止片30を含むカラー部材6自体の強度不足や熱
影響に伴う変形,歪みによるカラー部材6の外れやガタ
ツキが抑制され、したがってカラー部材6による固定,
止着信頼性を向上させることができ、指針2動作やその
照明への悪影響、異音の発生、表示板3の浮き上がりを
防止することができる。
止片30に規制部31を形成したことにより、規制部31の当
接部33が貫通孔18,24内壁に当接してその移動を抑制す
ると共に、係止片30を係合部29の反外れ方向に付勢する
ため、係止片30を含むカラー部材6自体の強度不足や熱
影響に伴う変形,歪みによるカラー部材6の外れやガタ
ツキが抑制され、したがってカラー部材6による固定,
止着信頼性を向上させることができ、指針2動作やその
照明への悪影響、異音の発生、表示板3の浮き上がりを
防止することができる。
【0028】また本実施例によれば、導光板4の延長部
23に第1の切欠部25を形成すると共に、カラー部材6の
内壁部分に第1の切欠部25に嵌入する突出部34を形成し
たことにより、取付誤差や寸法誤差等に起因して係止片
30によるラジアル方向へのカラー部材6の位置決め固定
が不十分であったとしても、突出部34の延長部23への嵌
入によりカラー部材6のラジアル方向へ位置決め並びに
止着固定が確実となり、したがってカラー部材6装着時
の組付け作業性が向上すると共に、カラー部材6の固
定,止着信頼性をさらに向上させることができる。
23に第1の切欠部25を形成すると共に、カラー部材6の
内壁部分に第1の切欠部25に嵌入する突出部34を形成し
たことにより、取付誤差や寸法誤差等に起因して係止片
30によるラジアル方向へのカラー部材6の位置決め固定
が不十分であったとしても、突出部34の延長部23への嵌
入によりカラー部材6のラジアル方向へ位置決め並びに
止着固定が確実となり、したがってカラー部材6装着時
の組付け作業性が向上すると共に、カラー部材6の固
定,止着信頼性をさらに向上させることができる。
【0029】また本実施例によれば、表示板3の透光部
12を透明部14と位置決め孔部15とから構成し、位置決め
孔部15に延長部12を嵌入するようにしたことにより、カ
ラー部材6の装着前に予め表示板3と導光板4とが確実
に位置決めされ、組付け作業が容易となると共に、カラ
ー部材6装着後の表示版3と導光板4とのラジアル方向
における位置決め固定が確実となり、カラー部材6によ
る固定,止着信頼性をさらに向上させることができる。
12を透明部14と位置決め孔部15とから構成し、位置決め
孔部15に延長部12を嵌入するようにしたことにより、カ
ラー部材6の装着前に予め表示板3と導光板4とが確実
に位置決めされ、組付け作業が容易となると共に、カラ
ー部材6装着後の表示版3と導光板4とのラジアル方向
における位置決め固定が確実となり、カラー部材6によ
る固定,止着信頼性をさらに向上させることができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、背後が
開口する遮光性キャップに覆われてなる回転中心領域に
光導入部を有する透光性の指針と、この指針の背後に所
定距離を隔てて配置され前記光導入部対応部分に透光部
を有する表示板と、この表示板の背後に重合配置され前
記表示板の透光部を通じて前記指針の光導入部に照明光
を供給することにより前記指針を光輝させる光供給部を
形成した導光板と、前記表示板の透光部周縁を覆って前
記遮光性キャップ側に延びる筒状の遮光壁部、及びこの
遮光壁部から前記透光部周囲に突出するフランジ部、及
びこのフランジ部もしくは前記遮光壁部から背後に伸長
しその先端に係合部を有する係止片とから構成され、前
記係止片を前記表示板,前記導光板双方に形成された貫
通孔に挿入して前記係合部を前記導光板の背面に係合さ
せることにより前記遮光壁部を前記透光部周縁上に固定
し且つ前記係合部と前記フランジ部との間で前記表示
板,前記導光板部を止着するカラー部材とを有し、前記
導光板に前記カラー部材の遮光壁部内壁に沿って前記指
針の光導入部側に突出する延長部を形成したことによ
り、遮光壁部の変形や歪みによる指針照明への悪影響を
防止して良好な指針照明を行い得る指針照明装置を提供
できる。
開口する遮光性キャップに覆われてなる回転中心領域に
光導入部を有する透光性の指針と、この指針の背後に所
定距離を隔てて配置され前記光導入部対応部分に透光部
を有する表示板と、この表示板の背後に重合配置され前
記表示板の透光部を通じて前記指針の光導入部に照明光
を供給することにより前記指針を光輝させる光供給部を
形成した導光板と、前記表示板の透光部周縁を覆って前
記遮光性キャップ側に延びる筒状の遮光壁部、及びこの
遮光壁部から前記透光部周囲に突出するフランジ部、及
びこのフランジ部もしくは前記遮光壁部から背後に伸長
しその先端に係合部を有する係止片とから構成され、前
記係止片を前記表示板,前記導光板双方に形成された貫
通孔に挿入して前記係合部を前記導光板の背面に係合さ
せることにより前記遮光壁部を前記透光部周縁上に固定
し且つ前記係合部と前記フランジ部との間で前記表示
板,前記導光板部を止着するカラー部材とを有し、前記
導光板に前記カラー部材の遮光壁部内壁に沿って前記指
針の光導入部側に突出する延長部を形成したことによ
り、遮光壁部の変形や歪みによる指針照明への悪影響を
防止して良好な指針照明を行い得る指針照明装置を提供
できる。
【0031】また本発明は、背後が開口する遮光性キャ
ップに覆われてなる回転中心領域に光導入部を有する透
光性の指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置
され前記光導入部対応部分に透光部を有する表示板と、
この表示板の背後に重合配置され前記表示板の透光部を
通じて前記指針の光導入部に照明光を供給することによ
り前記指針を光輝させる光供給部を形成した導光板と、
前記表示板の透光部周縁を覆って前記遮光性キャップ側
に延びる筒状の遮光壁部、及びこの遮光壁部から前記透
光部周囲に突出するフランジ部、及びこのフランジ部も
しくは前記遮光壁部から背後に伸長しその先端に係合部
を有する係止片とから構成され、前記係止片を前記表示
板,前記導光板双方に形成された貫通孔に挿入して前記
係合部を前記導光板の背面に係合させることにより前記
遮光壁部を前記透光部周縁上に固定し且つ前記係合部と
前記フランジ部との間で前記表示板,前記導光板部を止
着するカラー部材とを有し、前記係止片が前記貫通孔内
壁に当接してその移動を抑制する規制部を有することに
より、係止部を含むカラー部材自体の強度不足や熱影響
に伴う変形,歪みによるカラー部材の外れやガタツキを
抑制してカラー部材の固定,止着信頼性を向上させ得る
指針照明装置を提供できる。
ップに覆われてなる回転中心領域に光導入部を有する透
光性の指針と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置
され前記光導入部対応部分に透光部を有する表示板と、
この表示板の背後に重合配置され前記表示板の透光部を
通じて前記指針の光導入部に照明光を供給することによ
り前記指針を光輝させる光供給部を形成した導光板と、
前記表示板の透光部周縁を覆って前記遮光性キャップ側
に延びる筒状の遮光壁部、及びこの遮光壁部から前記透
光部周囲に突出するフランジ部、及びこのフランジ部も
しくは前記遮光壁部から背後に伸長しその先端に係合部
を有する係止片とから構成され、前記係止片を前記表示
板,前記導光板双方に形成された貫通孔に挿入して前記
係合部を前記導光板の背面に係合させることにより前記
遮光壁部を前記透光部周縁上に固定し且つ前記係合部と
前記フランジ部との間で前記表示板,前記導光板部を止
着するカラー部材とを有し、前記係止片が前記貫通孔内
壁に当接してその移動を抑制する規制部を有することに
より、係止部を含むカラー部材自体の強度不足や熱影響
に伴う変形,歪みによるカラー部材の外れやガタツキを
抑制してカラー部材の固定,止着信頼性を向上させ得る
指針照明装置を提供できる。
【0032】また本発明は、前記延長部に切欠部を形成
すると共に前記カラー部材の内壁部分に前記切欠部に嵌
入する突出部を形成したことにより、カラー部材のラジ
アル方向への位置決め固定が確実となり、カラー部材に
よる固定,止着信頼性並びに組付け作業性を向上させる
ことができる。
すると共に前記カラー部材の内壁部分に前記切欠部に嵌
入する突出部を形成したことにより、カラー部材のラジ
アル方向への位置決め固定が確実となり、カラー部材に
よる固定,止着信頼性並びに組付け作業性を向上させる
ことができる。
【0033】また本発明は、前記表示板の透光部が透明
部からなり、この透明部に前記延長部を嵌入する位置決
め孔部を設けたことにより、組付け作業性並びに固定,
止着信頼性を向上させることができる。
部からなり、この透明部に前記延長部を嵌入する位置決
め孔部を設けたことにより、組付け作業性並びに固定,
止着信頼性を向上させることができる。
【図1】本発明による指針照明装置の分解斜視図
【図2】図1の要部断面図。
【図3】カラー部材の装着状態を示す上面図。
1 遮光性キャップ 2 指針 3 表示板 4 導光板 6 カラー部材 10 光導入部 12 透光部 14 透明部 15 位置決め孔部 18 第1の貫通孔 20 光供給部 23 延長部 24 第2の貫通孔 25 第1の切欠部 27 遮光壁部 28 フランジ部 29 係合部 30 係止片 31 規制部 34 突出部
Claims (4)
- 【請求項1】 背後が開口する遮光性キャップに覆われ
てなる回転中心領域に光導入部を有する透光性の指針
と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置され前記光
導入部対応部分に透光部を有する表示板と、この表示板
の背後に重合配置され前記表示板の透光部を通じて前記
指針の光導入部に照明光を供給することにより前記指針
を光輝させる光供給部を形成した導光板と、前記表示板
の透光部周縁を覆って前記遮光性キャップ側に延びる筒
状の遮光壁部と、この遮光壁部から前記透光部周囲に突
出するフランジ部と、このフランジ部もしくは前記遮光
壁部から背後に伸長しその先端に係合部を有する係止片
とから構成され、前記係止片を前記表示板,前記導光板
双方に形成された貫通孔に挿入して前記係合部を前記導
光板に係合させることにより前記遮光壁部を前記透光部
周縁上に固定し且つ前記係合部と前記フランジ部との間
で前記表示板,前記導光板部を止着するカラー部材とか
らなり、前記導光板に前記カラー部材の遮光壁部内壁に
沿って前記指針の光導入部側に突出する延長部を形成し
たことを特徴とする指針照明装置。 - 【請求項2】 背後が開口する遮光性キャップに覆われ
てなる回転中心領域に光導入部を有する透光性の指針
と、この指針の背後に所定距離を隔てて配置され前記光
導入部対応部分に透光部を有する表示板と、この表示板
の背後に重合配置され前記表示板の透光部を通じて前記
指針の光導入部に照明光を供給することにより前記指針
を光輝させる光供給部を形成した導光板と、前記表示板
の透光部周縁を覆って前記遮光性キャップ側に延びる筒
状の遮光壁部と、この遮光壁部から前記透光部周囲に突
出するフランジ部と、このフランジ部もしくは前記遮光
壁部から背後に伸長しその先端に係合部を有する係止片
とから構成され、前記係止片を前記表示板,前記導光板
双方に形成された貫通孔に挿入して前記係合部を前記導
光板に係合させることにより前記遮光壁部を前記透光部
周縁上に固定し且つ前記係合部と前記フランジ部との間
で前記表示板,前記導光板部を止着するカラー部材とか
らなり、前記係止片が前記貫通孔内壁に当接してその移
動を抑制する規制部を有することを特徴とする指針照明
装置。 - 【請求項3】 前記延長部に切欠部を形成すると共に前
記カラー部材の内壁部分に前記切欠部に嵌入する突出部
を形成したことを特徴とする請求項1記載の指針照明装
置。 - 【請求項4】 前記表示板の透光部が透明部からなり、
この透明部に前記延長部を嵌入する位置決め孔部を設け
たことを特徴とする請求項1記載の指針照明装置。
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7215196A JP2927214B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 指針照明装置 |
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ID=16668283
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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KR (1) | KR100207137B1 (ja) |
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JP5981285B2 (ja) * | 2012-09-18 | 2016-08-31 | 矢崎総業株式会社 | メータ装置 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP7215196A patent/JP2927214B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-07-26 KR KR1019960030518A patent/KR100207137B1/ko not_active IP Right Cessation
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CN1165382A (zh) | 1997-11-19 |
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