JP2000284732A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2000284732A
JP2000284732A JP11092001A JP9200199A JP2000284732A JP 2000284732 A JP2000284732 A JP 2000284732A JP 11092001 A JP11092001 A JP 11092001A JP 9200199 A JP9200199 A JP 9200199A JP 2000284732 A JP2000284732 A JP 2000284732A
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light
emitting diode
display
tubular portion
shielding
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JP11092001A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yanase
拡 柳瀬
Kohei Murayama
幸平 村山
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け作業を簡便とし、照明効果などを安
定に保つことのできる表示装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 プリント基板11に取り付けられた発光
ダイオード13と、この発光ダイオード13の上方に配
設された透光性の表示基板20と、この表示基板20に
設けられた表示部19と、前記プリント基板11と前記
表示基板20との間に挟着保持され、前記発光ダイオー
ド13の周囲を覆いつつ発光ダイオード13に仮止め保
持される柔軟性を有する遮光性筒状部17とからなる表
示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械などの特
殊車輌や船舶、あるいは自動車、オートバイ等の車輌ま
たはリモコンスイッチやコピー機械などの作動状態を表
示する表示装置、あるいは船舶や車輌またはコピー機械
などの異常時において警報表示して知らせる表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の表示装置として、たと
えば建設機械などの特殊車輌の表示装置を例にして図8
を用いて説明する。プリント基板1上には、押釦スイッ
チ2と、この押釦スイッチ2を押すことによって点灯す
る発光ダイオード3とが近接して取付固定されている。
また、押釦スイッチ2と発光ダイオード3の上方には透
光可能な合成樹脂からなる透過板4が配設してあり、押
釦スイッチ2上の透過板4箇所には開口部5を設けられ
ている。
【0003】前記透過板4の開口部5には合成ゴム等の
弾性部材からなる押圧部6が設けられており、この押圧
部6の前面を押圧することによってプリント基板1上に
取付固定された前記押釦スイッチ2が作動されるように
形成されている。
【0004】また、前記発光ダイオード3の光が周囲に
洩れないように、不透過性の材料から成る筒状のホルダ
ー7を透過板4とプリント基板1との間に位置した発光
ダイオード3の周囲に配設し、ホルダー7から突き出し
形成されたピンを熱溶着にてプリント基板1に固定した
り、あるいはビスなどによって締め付け固定している。
【0005】そして透過板4の前面側には押釦スイッチ
2の位置を示す指標部や、表示記号などが印刷されたシ
ート状のパネル8が両面接着テープによって貼り付けら
れており、発光ダイオード3の真上に位置するパネル8
箇所には切り欠き形成した窓部によって表示部9が設け
られ、発光ダイオード3が点灯した際には切り欠き窓部
による表示部9を通して点灯していることが確認できる
ように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
例においては、発光ダイオード3の光が周囲に洩れない
ようにするための筒状のホルダー7が設けられている
が、前述したようにプリント基板1に対してホルダー7
を熱溶着によって固定したり、ビス締めによって固定保
持するようにしているため、組み付け作業の工数アップ
につながる要因でもあり、また組み付け時において、そ
の組付け位置のズレによって光漏れあるいは表示部の照
明効果に影響を与えてしまうという問題も有している。
本発明はこの様な点に鑑みなされたもので、組み付け作
業を簡便とし、照明効果などを安定に保つことのできる
表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1では、プリント基板に取り付けられ
た発光ダイオードと、この発光ダイオードの上方に配設
された透光性の表示基板と、この表示基板に設けられた
表示部と、前記発光ダイオードの周囲を覆い、前記プリ
ント基板と前記表示基板との間に挟着保持される柔軟性
を有する遮光性筒状部とからなることを特徴とする表示
装置である。また請求項2では、プリント基板に取り付
けられた発光ダイオードと、この発光ダイオードの上方
に配設された透光性の表示基板と、この表示基板に設け
られた表示部と、前記プリント基板と前記表示基板との
間に配設され、前記発光ダイオードの周囲を覆いつつ発
光ダイオードに仮止め保持される柔軟性を有する遮光性
筒状部とからなることを特徴とする表示装置である。請
求項3では、プリント基板に取り付けられた発光ダイオ
ードと、この発光ダイオードの上方に配設された透光性
の表示基板と、この表示基板に設けられた表示部と、前
記プリント基板と前記表示基板との間に挟着保持され、
前記発光ダイオードの周囲を覆いつつ発光ダイオードに
仮止め保持される柔軟性を有する遮光性筒状部とからな
ることを特徴とする表示装置。また、請求項4では、請
求項1から請求項3において、前記発光ダイオードの外
周部分に前記柔軟性を有する遮光性筒状部を嵌め込んで
仮止め保持してなることを特徴とする表示装置である。
また、請求項5では、請求項1から請求項3において、
前記発光ダイオードの外周部分と、前記柔軟性を有する
遮光性筒状部の内周壁部との間において凹凸嵌合して仮
止め保持してなることを特徴とする表示装置である。請
求項6では、請求項5において、前記発光ダイオードに
は、その外周部に環状鍔部を設け、前記遮光性筒状部に
はその内周壁部に環状凹部を設け、前記発光ダイオード
の環状鍔部に遮光性筒状部の環状凹部を嵌め込んで仮止
め保持してなることを特徴とする表示装置である。請求
項7では、請求項1から請求項6において、前記遮光性
筒状部と対峙する前記表示基板箇所には、その表示基板
の肉厚を薄くした薄肉部を形成してなることを特徴とす
る表示装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】前記請求項1の構成によって、発
光ダイオードによる照射光線を表示部側へと導き、外部
に光が漏れることを防ぐための柔軟性を有する遮光性筒
状部が、プリント基板と表示基板との間に挟着保持され
る。このため、遮光性筒状部が簡単に固定保持されるた
めに組み付け作業を簡単に行うことができ、しかも遮光
性筒状部は合成ゴム等の弾性部材からなり、前記表示基
板との間に隙間が生じることがないため、発光ダイオー
ドが点灯しても遮光性筒状部により、光が周囲に洩れる
ことを抑制することができる。また請求項2の構成によ
って、発光ダイオードによる照射光線を表示部側へと導
き、外部に光が漏れることを防ぐための柔軟性を有する
遮光性筒状部が、発光ダイオードに仮止め保持されるた
め、組み付け作業時において前記遮光性筒状部が脱落す
ることなく組み付けることができるため、その作業性を
高めることが可能となる。また請求項3の構成によっ
て、発光ダイオードに対して遮光性筒状部を仮止め状態
にして組み付けることができるとともに、組み付け後に
おいて、柔軟性を有する遮光性筒状部が、プリント基板
と表示基板との間に挟着保持されるため、組み付け作業
を簡単に行うことが可能となり、遮光性筒状部と表示基
板との間に隙間が生じることがないため、発光ダイオー
ドが点灯しても遮光性筒状部により、光が周囲に洩れる
ことを抑えることができる。また請求項4では、前記請
求項1から請求項3において、柔軟性を有する遮光性筒
状部自体の特性を利用して発光ダイオードに圧入して嵌
め込むことで、仮止め保持できるため、簡単に組み付け
を行うことができる。また請求項5では、前記請求項1
から請求項3において、柔軟性を有する遮光性筒状部と
発光ダイオードとの凹凸嵌合によって仮止め保持できる
ため、簡単に組み付けを行うことができるものであり、
この際、請求項6では、発光ダイオードには、その外周
部に環状鍔部を設け、遮光性筒状部には、その内周壁部
に環状凹部を設け、前記環状鍔部に前記環状凹部を嵌め
込むことで、所定位置に仮止め保持することができ、組
み付けを良好に行うことができる。また請求項7では、
前記請求項1から請求項6において、遮光性筒状部と対
峙する表示基板箇所に、その表示基板の肉厚を薄くした
薄肉部を形成してなることによって、遮光性筒状部と突
き当て配設されている箇所の肉厚が薄いため、発光ダイ
オードの点灯による光が表示基板内へと洩れる光量を抑
えることができ、これにより表示装置の照明効果を良好
に保つことが可能となる。
【0009】
【実施例】図1および図2は本発明の第1実施例を示す
ものであり、同図において、建設機械などの特殊車輌や
自動車などの車輌のフロントパネル側には、たとえばエ
アコンの表示パネルが取り付けられており、この表示パ
ネルの内部側には、プリント基板11上に押釦スイッチ
12と、この押釦スイッチ12を押すことによって点灯
する発光ダイオード13とが近接して取付固定されてい
る。この押釦スイッチ12としては、たとえば車輌のエ
アコンの風向方向を設定するための押釦スイッチ12や
風量設定のための押釦スイッチ12あるいは冷暖房の切
り換え押釦スイッチ12などが設けられており、この押
釦スイッチ12の作動とともに、押釦スイッチ12の作
動状態を前記発光ダイオード13の点灯によって表示す
るように構成している。そして、押釦スイッチ12と発
光ダイオード13の上方には透光可能な合成樹脂からな
る上側のケースを兼ねた透過板14が配設してあり、押
釦スイッチ12上の透過板14箇所には開口部15が設
けられている。
【0010】前記透過板14の開口部15を塞ぐように
合成ゴム等の弾性部材からなる押圧部16が設けられて
おり、この押圧部16の前面を押圧することによってプ
リント基板11上に取付固定された押釦スイッチ12が
作動されるように形成されている。
【0011】またこの実施例においては、前記発光ダイ
オード13の光が周囲に洩れないように、合成ゴムなど
の柔軟性を有する遮光性筒状部17によって前記発光ダ
イオード13を覆うように設けられている。
【0012】また前記上ケースを兼ねた透過板14の前
面側には押釦スイッチ12の位置および操作内容を示す
指標部や表示記号などが印刷されたシート状のパネル1
8が両面接着テープなどによって貼り付け固定されてお
り、また前記発光ダイオード13の真上に位置する前記
シート状のパネル18箇所には切り欠き形成した窓部に
よって表示部19が設けられ、前記発光ダイオード13
が点灯した際には切り欠き窓部からなる前記表示部19
を通して点灯状態が確認できるよう構成されている。
【0013】また、この実施例においては、前記上ケー
スを兼ねた透過板14と、この透過板14の前面に貼り
付け固定された前記シート状のパネル18とによって表
示基板20が構成されており、表示基板20の一部を構
成する前記透過板14は上ケースを兼ねているために、
その透過板14自体の板厚が厚く形成されている。
【0014】このため、前記発光ダイオード13の真上
に位置し、発光ダイオード13の周囲を覆うように設け
られている前記柔軟性を有する遮光性筒状部17と対峙
する透過板14の裏面箇所には、透過板14の肉厚を薄
くした薄肉部21が形成され、この肉薄部21に柔軟性
を有する遮光性筒状部17が突き当て配設することによ
り、前記発光ダイオード13の光が透過板14の薄肉部
21による板厚が薄い箇所であるために、その薄肉部2
1内に洩れる光量が抑えられ、表示装置の照明効果を良
好に保たれる。
【0015】この際、前記遮光性筒状部17は、前記発
光ダイオード13の周囲を覆いつつ前記表示基板20の
一部を構成する前記透過板14と前記プリント基板11
との間に挟着保持されて配設されるものであり、この場
合、前記透過板14に前記プリント基板11をたとえば
ビス締めなどによって固定する際に、前記遮光性筒状部
17が透過板14とプリント基板11との間に挟まれて
取付固定される。
【0016】またこの第1実施例においては、前記発光
ダイオード13は、たとえば一方のリード13Aの先端
面(反射部)に図示しないが発光ダイオードチップの一
端を導電性接着剤により接着し、他端を図示しない導電
線を介して他方のリード13Bに接続した後、これらを
凸レンズ形状からなる透光性樹脂13Cによってモール
ドし、この透光性樹脂13Cの外周部に環状鍔部13D
が設けられて構成されており、この発光ダイオード13
は、発光ダイオード13の各リード13A,13Bの下
端を前記プリント基板11に挿通して半田付け接続して
電気的に引き回し形成されている。
【0017】また前記柔軟性を有する遮光性筒状部17
には、その内周壁部に環状凹部17Aを設けており、前
記発光ダイオード13の環状鍔部13Dに前記遮光性筒
状部17の環状凹部17Aを嵌め込んで、発光ダイオー
ド13に対して遮光性筒状部17を仮止め保持するよう
にしている。
【0018】上記構成からなる第1実施例の表示装置に
おいては、押釦スイッチ12の位置および操作内容を示
す指標部や表示記号などが印刷されたシート状のパネル
18箇所を押すと押圧部16が下方に弾性変形して押釦
スイッチ12が押し込まれるとともに発光ダイオード1
3が点灯し、再度押釦スイッチ12が押し込まれると発
光ダイオード13が消灯する。そして、この発光ダイオ
ード13の点灯および消灯はパネル18に設けてある切
り欠き窓部による表示部19よって覗き見て確認できる
ようになっている。
【0019】この様にプリント基板11上に半田付け接
続された発光ダイオード13を含む表示装置の組み付け
において、発光ダイオード13の環状鍔部13Dに柔軟
性を有する遮光性筒状部17の環状凹部17Aを嵌め込
むことで、発光ダイオード13に対して遮光性筒状部1
7を簡単に仮止め保持することができ、しかも前記透過
板14に前記プリント基板11をビス締めなどによって
固定することにより、前記遮光性筒状部17が透過板1
4とプリント基板11との間に挟まれて取付固定される
ものであり、前記透過板14に対して柔軟性を有する遮
光性筒状部17が透き間なく密着して配設されるため、
発光ダイオード13が点灯しても遮光性筒状部17によ
り、光が周囲に洩れることを抑制することができる。
【0020】この際、透過板14の肉厚を薄くした薄肉
部21に柔軟性を有する遮光性筒状部17が突き当て配
設されることにより、発光ダイオード13の光が透過板
14の薄肉部21による板厚が薄い箇所であるために、
その薄肉部21の内部にて反射して外部へと洩れる光量
が抑えられ、発光ダイオード13の光が表示部19以外
に洩れるのを防ぐことができ、これにより表示部19の
透過照明による照明効果を良好に保つことができる。
【0021】図3は本発明の遮光性筒状部の第2実施例
を示すもので、この実施例も前述した第1実施例と同様
に、プリント基板11上に発光ダイオード13が半田付
け接続されており、このプリント基板11上に取り付け
られた発光ダイオード13に仮止め保持される柔軟性を
有する遮光性筒状部17は、その内周壁部に二つの環状
凹部17Aが設けられている。
【0022】この場合、前記プリント基板11上の発光
ダイオード13の環状鍔部13Dの位置に合わせて遮光
性筒状部17にそれぞれ二つの環状凹部17Aが設けら
れているものであり、発光ダイオード13に対し遮光性
筒状部17を仮止め保持するときに、その遮光性筒状部
17の向きを選択することもなく、上下方向が逆になっ
たとしてもプリント基板11の表面部分を基準面として
発光ダイオード13の環状鍔部13Dまでの距離と、前
記遮光性筒状部17の両端面部分からそれぞれの環状凹
部17Aまでの距離とをほぼ合わせることによって遮光
性筒状部17の向きがどちらであったとしても、簡単に
挿入しながら仮止め保持することができる。
【0023】また、図4は本発明の第3実施例を示すも
のであって、この実施例も前述した各実施例と同様に、
プリント基板11上に発光ダイオード13が半田付け接
続されている。また前記プリント基板11上に取り付け
られた発光ダイオード13に仮止め保持される柔軟性を
有する遮光性筒状部17は、たとえば黒色などの合成ゴ
ムなどによって形成されている。
【0024】この実施例では、前記遮光性筒状部17の
内周壁部の内径寸法を、前記発光ダイオード13の外形
寸法、すわわち発光ダイオード13の環状鍔部13Dの
外形寸法に対して、若干径小に設定して構成している。
【0025】またこの実施例も第1実施例と同様に、上
ケースを兼ねた透過板14と、この透過板14の前面に
貼り付け固定されたシート状のパネル18とによって表
示基板20が構成されており、前記発光ダイオード13
の真上に位置する前記シート状のパネル18箇所には、
表示部19Aが抜き印刷によって設けられ、前記発光ダ
イオード13が点灯した際には前記透過板14を介して
抜き印刷された前記表示部19Aを通して点灯状態が確
認できるよう構成されている。
【0026】また柔軟性を有する前記遮光性筒状部17
と対峙する透過板14の裏面箇所には、透過板14の肉
厚を薄くした薄肉部21が形成され、この肉薄部21に
柔軟性を有する遮光性筒状部17が突き当て配設するこ
とにより、前記発光ダイオード13の光が透過板14の
薄肉部21による板厚が薄い箇所であるために、前述し
た実施例と同様にその薄肉部21内に洩れる光量が抑え
られ、発光ダイオード13の点灯による表示部19Aの
照明効果が良好に保たれるように構成されている。
【0027】従って、上記構成からなる表示装置にあっ
ては、前記発光ダイオード13に合成ゴムなどからなる
円筒状の遮光性筒状部17を嵌め込みながら圧入するこ
とにより、遮光性筒状部17の弾性変形によって発光ダ
イオード13に密に嵌合して仮止め保持される。この
際、遮光性筒状部17の組み付け方向に関係なく良好に
保持される。また、前述した実施例のように、表示基板
20とプリント基板11の組付け時において、前記表示
基板20とプリント基板11との間に遮光性筒状部17
を挟むことによって、その取付強度を充分に保ちながら
取付固定することができるものである。
【0028】また、図5および図6は本発明の第4実施
例を示すものであって、車輌たとえばオートバイなどの
指示計器に装備されて情報表示、警告表示などを行う表
示装置を例にして説明する。車輌用計器類のケース30
内には図示しないが計器類が収納固定され、その計器類
の前面側に透光性の材料たとえばポリカーボネイト樹
脂,AS樹脂などからなる表示基板20Aが配設されて
おり、この表示基板20Aの裏面には黒色系のインクな
どによる遮光性の地色層31が表示部19B箇所を除い
て印刷形成されている。この場合、図示しないが前記計
器類の指示用となる目盛や文字などの表示部は、前記地
色層31の前面側に印刷などの手段によって形成した
り、計器類がアナログ表示あるいはデジタル表示などの
表示器にあっては、その表示領域を除いて前記遮光性の
地色層31を印刷形成するようにすればよい。また、前
記表示基板20Aの前面側には計器ケースの一部を構成
する樹脂ガラスからなる透視板30Aが設けられてい
る。
【0029】また、この実施例における表示部19Bは
文字や図形などの形態に抜き印刷して形成しており、ま
た前記発光ダイオード13の凸レンズ形状からなる透光
性樹脂13Cを着色形成している。よって、発光ダイオ
ード13の点灯時には発光ダイオード13自体の色合い
が前記表示部19B箇所を照らし出して着色透過照明さ
れる。なお、図示しないが、表示部19Bを着色透過す
る場合、その透過照明する表示部19B箇所にそれぞれ
着色層を印刷などの手段によって設け、発光ダイオード
13の点灯時に前記着色層の色合いを透過させて表示部
19Bを着色照明するようにしてもよい。
【0030】この第4実施例では、発光ダイオード13
は、その各リード13A,13Bがプリント基板11に
挿通されてその下端が半田付け接続されて電気的に引き
回し形成されており、このプリント基板11はネジなど
により前記ケース30内に取付固定されている。
【0031】また、前記発光ダイオード13の光が周囲
に洩れないように、合成ゴムなどの柔軟性を有する遮光
性筒状部17によって前記発光ダイオード13を覆うよ
うに設けられており、この実施例では、前記柔軟性を有
する遮光性筒状部17には、その内周壁部に環状凹部1
7Aが設けられており、前記発光ダイオード13の環状
鍔部13Dに前記遮光性筒状部17の環状凹部17Aを
嵌め込んで、発光ダイオード13に対して遮光性筒状部
17を仮止め保持するようにしている。
【0032】この場合、遮光性筒状部17の環状凹部1
7Aは、その遮光性筒状部17の両端部からそれぞれ所
定の距離を隔てて設けられるものであり、すなわちプリ
ント基板11に取付固定される発光ダイオード13に設
けられた環状鍔部13Dの位置に合わせて前記環状凹部
17Aが設定されており、また遮光性筒状部17の全体
の高さ寸法は、前記表示基板20の裏面側とプリント基
板11の表面側との距離間隔に合わせて設定している。
【0033】従って、上記構成からなる表示装置におい
ては、前記発光ダイオード13に合成ゴムなどからなる
円筒状の遮光性筒状部17を嵌め込むことにより、遮光
性筒状部17の環状凹部17A内に発光ダイオード13
の環状鍔部13Dを挿入することで抜け止めされ、仮止
め保持される。その際、発光ダイオード13に対して、
遮光性筒状部17はその組み付け方向に関係なく良好に
保持される。
【0034】すなわち、プリント基板11に取付固定さ
れる発光ダイオード13に設けられた環状鍔部13Dの
位置に合わせて、遮光性筒状部17の両端部からそれぞ
れ所定の距離を隔てて環状凹部17Aを設定することに
より、その遮光性筒状部17の向きを選択することもな
く、上下方向が逆になったとしてもプリント基板11の
表面部分を基準面として発光ダイオード13の環状鍔部
13Dまでの距離と、前記遮光性筒状部17の両端面部
分からそれぞれの環状凹部17Aまでの距離とをほぼ合
わせることによって遮光性筒状部17の向きがどちらで
あったとしても、簡単に挿入しながら仮止め保持するこ
とができる。
【0035】またケース30内に表示基板20Aを取付
固定することによって、表示基板20の裏面側とプリン
ト基板11の表面側との間に前記遮光性筒状部17が挟
み付けられて固定保持される。
【0036】また、この実施例では、表示基板20Aの
裏面側に地色層31を印刷することで、前記遮光性筒状
部17の上端部が直接的に前記地色部31に突き当て配
設されるため、発光ダイオード13の点灯による光線が
表示基板20A内に抜けようとしても、その表示基板2
0Aの裏面側に設けられた地色層31によって遮断さ
れ、漏れ出る光を抑えることができるものであり、また
地色層31を抜き印刷して設けた表示部19Bは、たと
えばハイビームの切り換え表示や方向指示器の作動表示
あるいはエンジンの油圧状態を検出表示などの形態が発
光ダイオード13の点灯によって着色透過照明される。
【0037】なお、この実施例にあっては、前記表示基
板20A自体の板厚が比較的薄く形成されていたため、
薄肉部を設けないで構成したが、表示基板の厚みがあっ
た場合においては、光が表示基板内に解析することを抑
えるために薄肉部を設ければよいものであり、また第4
実施例では、表示基板20Aの裏面側に遮光層などの印
刷層を設けて形成したが、表示基板20Aの表裏面に遮
光層、表示層あるいは文字などを形成する場合もあり、
その組み合わせによっては、表示基板20Aの裏面側に
遮光性筒状部17の上端部が直接的に突き当て配設され
る箇所のみに遮光印刷を追加して設け、発光ダイオード
13の点灯による光漏れをさらに防ぐように構成してし
てもよい。
【0038】また、図7は本発明の第5実施例を示すも
のであって、前述の第4実施例の変形例であり、ここで
は表示基板20Aに設けられた表示部19Bが隣接して
設けられており、この隣接して設けられた複数個の表示
部19B位置に合わせて、合成ゴムからなる柔軟性の遮
光性筒状部17を連接して設けて構成している。
【0039】この場合、前記遮光性筒状部17の筒部の
内壁には前記した第2実施例で示したように、筒状部の
上下にそれぞれ二つの環状凹部17Aが設けられてお
り、発光ダイオード13に対し遮光性筒状部17を仮止
め保持するときに、その遮光性筒状部17の向きを選択
することもなく、上下方向が逆になったとしてもプリン
ト基板11の表面部分を基準面として発光ダイオード1
3の環状鍔部13Dまでの距離と、前記遮光性筒状部1
7の両端面部分からそれぞれの環状凹部17Aまでの距
離とをほぼ合わせることによって遮光性筒状部17の向
きがどちらであったとしても、簡単に挿入しながら仮止
め保持することができる。
【0040】また、遮光性筒状部17を取付固定する場
合、連接して設けられた遮光性筒状部17によって、プ
リント基板11上に仮止めする際、簡単にセットするこ
とができるという効果もある。
【0041】なお、前述した実施例では、車輌用の表示
装置を例にして説明したが、リモコンスイッチの表示部
やコピー機械などの作動状態を表示する表示装置など様
々な表示機器などに適用することができるものであり、
また各実施例では遮光性筒状部の色合いを黒色で形成し
ていたが、外部側に光が洩れ出なければ内部反射効率を
考慮して白色系の色合いにて形成してもよいものであ
り、また遮光性筒状部の形状を円筒形以外の多角形形状
の筒状部として形成してもよいものであり、また発光ダ
イオードの外形形状に合わせて遮光性の筒状部の形状を
設定すればよいものであり、また発光ダイオードの外周
部分と、柔軟性を有する遮光性筒状部の内周壁部との間
において凹凸嵌合して仮止め保持する際、実施例では発
光ダイオード側に凸部を形成し、遮光性筒状部側に凹部
を形成していたが、逆であっても同様に仮止め保持する
ことができるものである。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による表示
装置にあっては、外部に光が漏れることを防ぐための柔
軟性を有する遮光性筒状部が、プリント基板と表示基板
との間に挟着保持されるために組み付け作業を簡単に行
うことができ、しかも遮光性筒状部は合成ゴム等の弾性
部材からなり、前記表示基板との間に隙間が生じること
がないため、発光ダイオードが点灯しても遮光性筒状部
により、光が周囲に洩れることを抑制することもでき
る。また組み付け作業時において、発光ダイオードに対
して、柔軟性を有する遮光性筒状部が脱落することなく
組み付けられて仮止め保持されるため、その作業性を高
めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す表示装置の要部断面
図。
【図2】図1の主要部を示す表示装置の断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す表示装置の要部断面
図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す表示装置の要部断面
図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す表示装置の要部断面
図である。
【図6】図5の主要部を示す表示装置の断面図である。
【図7】本発明の第5実施例を示す表示装置の要部断面
図である。
【図8】従来例を示す表示装置の要部の断面図である。
【符号の説明】
11 プリント基板 12 押釦スイッチ 13 発光ダイオード 13A,13B リード 13C 透光性樹脂 13D 環状鍔部 14 透過板 15 開口部 16 押圧部 17 遮光性筒状部 17A 環状凹部 18 パネル 19,19A,19B 表示部 20,20A 表示基板 30 ケース 31 地色層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D044 BA12 BC07 BD01 BD13 5C096 AA21 AA24 BA01 CB01 CC06 CC30 CC32 FA03 FA11 FA16 FA17 5F041 DB02 DC08 DC23 DC42 DC54 DC66 DC75 DC83 DC84 EE24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に取り付けられた発光ダイ
    オードと、この発光ダイオードの上方に配設された透光
    性の表示基板と、この表示基板に設けられた表示部と、
    前記発光ダイオードの周囲を覆い、前記プリント基板と
    前記表示基板との間に挟着保持される柔軟性を有する遮
    光性筒状部とからなることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 プリント基板に取り付けられた発光ダイ
    オードと、この発光ダイオードの上方に配設された透光
    性の表示基板と、この表示基板に設けられた表示部と、
    前記プリント基板と前記表示基板との間に配設され、前
    記発光ダイオードの周囲を覆いつつ発光ダイオードに仮
    止め保持される柔軟性を有する遮光性筒状部とからなる
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 プリント基板に取り付けられた発光ダイ
    オードと、この発光ダイオードの上方に配設された透光
    性の表示基板と、この表示基板に設けられた表示部と、
    前記プリント基板と前記表示基板との間に挟着保持さ
    れ、前記発光ダイオードの周囲を覆いつつ発光ダイオー
    ドに仮止め保持される柔軟性を有する遮光性筒状部とか
    らなることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 前記発光ダイオードの外周部分に前記柔
    軟性を有する遮光性筒状部を嵌め込んで仮止め保持して
    なることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の
    表示装置。
  5. 【請求項5】 前記発光ダイオードの外周部分と、前記
    柔軟性を有する遮光性筒状部の内周壁部との間において
    凹凸嵌合して仮止め保持してなることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記発光ダイオードには、その外周部に
    環状鍔部を設け、前記遮光性筒状部にはその内周壁部に
    環状凹部を設け、前記発光ダイオードの環状鍔部に遮光
    性筒状部の環状凹部を嵌め込んで仮止め保持してなるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記遮光性筒状部と対峙する前記表示基
    板箇所には、その表示基板の肉厚を薄くした薄肉部を形
    成してなることを特徴とする請求項1ないし請求項6に
    記載の表示装置。
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