JP2003323141A - 薄形表示板の表示灯構造 - Google Patents

薄形表示板の表示灯構造

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JP2003323141A JP2002128640A JP2002128640A JP2003323141A JP 2003323141 A JP2003323141 A JP 2003323141A JP 2002128640 A JP2002128640 A JP 2002128640A JP 2002128640 A JP2002128640 A JP 2002128640A JP 2003323141 A JP2003323141 A JP 2003323141A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器の表面に密着取付けするLEDによる発
光素子を有する薄形表示板の構造に関する。 【構成】 プレート1の表面に形成した配線パターンa
に導通取付けしたLEDチップ2の側方発光部と対向し
て光透過部材3を配置し、LEDチップ2及び光透過部
材3部分を除いたプレート1の表面に光透過性素材で構
成したスペーサ部材4を配置し、LEDチップ2と光透
過部材3とスペーサ部材4の上に光透過体で形成した表
面シート5を配置し、プレート1と表面シート5の間に
LEDチップ2・光透過部材3・スペーサ部材4を挟着
して表示板プレート6を形成する。表面シート5は少な
くとも光透過部材3の周縁とLEDチップ2の上方に不
透過性部5aを構成し、LEDチップ2の光は光透過部
材3の部分だけ透過する。光透過部材3とスペーサ部材
4とは連続部7によって一体にして一枚のスペーサ8を
構成し、機器の表面Aに取付ける表示プレート6のベー
スを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は機器の表面に貼り付け
などによって密着取付けするLEDによる発光素子を有
する薄形表示板の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石油暖房器などの機器の操作部には機器
の表面に貼り付けなどによって表示パネルが取付けられ
ている。また、表示パネルで隠されて一部が表示パネル
から見ることができるスイッチやランプは、個々にまた
はプリント基板に取付けた状態で表示パネルに隠された
枠体部分に固定されており、更に、これらの電気パーツ
は夫々配線によって機器の枠体内の制御基板に接続され
て石油暖房器などの動作を制御している。
【0003】このため、このような表示パネルや操作部
品や表示部品を取付ける機器の操作部分を構成するに
は、かなり多くの部品や加工工程が必要であり、機器の
製造ラインにおいて使用するパーツであるLEDランプ
やスイッチなどの部品の管理も大変面倒であり、製造工
程を簡単にすることや、加工費用のコストダウンの要求
がある。
【0004】また、操作パネルなどにおけるランプ表示
は点発光でも用が足りる場合があるが、主要なランプに
あっては目立つようにある程度の発光面積が必要であ
り、発光面積の大きなLEDランプは単独で形状が大き
いから、プリント基板に載せることも難しく製造工程の
簡略化の障害になっていた。
【0005】この課題を解決するために出願人は、シー
ト状のプレートに枠体内の制御基板と導通する配線パタ
ーンを印刷し、この印刷パターンには側方発光のLED
チップを取付け、LEDチップの発光部と対抗して光透
過部材を設けると共に、該光透過部材の側部には複数の
LEDチップを配置することにより光透過部材の全体が
明るくなって薄形の発光部分を構成する提案をした。
【0006】そして、光透過部材とLEDチップの外側
には光透過部材の厚さと同じスペーサを配置し、光透過
部材とスペーサの表面には光透過体を素材とする表面シ
ートを配置し、該表面シートには光透過部材の部分だけ
印刷せずにその他の部分は不透過性のインクで背面色と
各種操作表示を印刷することでシート状の操作パネルを
構成して、この大きな発光部を有する表示板プレートを
機器の表面に直接取付けする提案をしている。(特開平
10−21785参照)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の出願人の機器の
操作部分の提案によれば、機器の製造工程においては機
器の所定の表面に両面テープで貼り付けるなどの方法
で、LEDチップによる広い発光面積を持った表示板プ
レートを取付けするだけであるから、機器の製造現場に
おける工程が大幅に少なくすることができ、コストの削
減に寄与できたものである。
【0008】しかしながら、機器の表面に薄形の操作部
分を直接取付けすることで確かに機器の製造ラインにお
ける作業性は向上したが、逆にこの操作パネルを構成す
る表示板プレートを製造する工程は複雑になっており、
LEDなどを始めとして部品点数は逆に多くなっている
から、部品点数を削減したり製造工程が簡略になる構造
を提案するなどの方法で表示板プレート本体のコストダ
ウンが課題となってきた。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するもので、プレート1の表面に形成した配線パター
ンaにLEDチップ2を導通取付けし、LEDチップ2
の側方発光部と対向して光透過部材3を配置し、該LE
Dチップ2及び光透過部材3を配置した部分を除いたプ
レート1の表面にはスペーサ部材4を配置し、LEDチ
ップ2と光透過部材3とスペーサ部材4の上に光透過体
で形成した表面シート5を配置し、表面シート5は少な
くとも光透過部材3の周縁とLEDチップ2の上方に不
透過性部5aを構成すると共に、プレート1と表面シー
ト5との間にLEDチップ2・光透過部材3・スペーサ
部材4を挟着して一枚の表示板プレート6を形成し、該
表示板プレート6を機器の表面Aに密着取付けする薄形
表示板において、前記スペーサ部材4は光透過部材3と
同じ光透過性素材で構成し、かつ、光透過部材3とスペ
ーサ部材4とはLEDチップ2を避けた連続部7によっ
て一体に形成して一枚のスペーサ8とし、該スペーサ8
は機器の表面Aに取付けする表示板プレート6のベース
を構成する本体形状となるようにしたものである。
【0010】また、請求項2に示す実施例は、プレート
1の表面に形成した配線パターンaにLEDチップ2を
導通取付けし、LEDチップ2の側方発光部と対向して
光透過部材3を配置し、該LEDチップ2及び光透過部
材3を配置した部分を除いたプレート1の表面にはスペ
ーサ部材4を配置し、LEDチップ2と光透過部材3と
スペーサ部材4の上に光透過体で形成した表面シート5
を配置し、表面シート5は少なくとも光透過部材3の周
縁とLEDチップ2の上方に不透過性部5aを構成する
と共に、プレート1と表面シート5との間にLEDチッ
プ2・光透過部材3・スペーサ部材4を挟着して一枚の
表示板プレート6を形成し、該表示板プレート6を機器
の表面Aに密着取付けする薄形表示板において、プレー
ト1の表面に形成した配線パターンaに導通取付けした
複数個のLEDチップ2は光透過部材3の外周に位置さ
せ、該光透過部材3の下面はプレート1側の表面の外方
がプレート1に接近し、内方がプレート1から離開する
連続面3aで形成し、LEDチップ2から発生した光が
光透過部材3の側部から入射して凹部を構成する連続面
3aで反射し、表面シート5を透過して放光する構成と
しており、少ないLEDチップ2でも光透過部材3を明
るくすることができる。
【0011】また、請求項3の実施例は、LEDチップ
2の側方発光部と対向して配置した光透過部材3は、下
方のプレート1との間に光反射体9を位置させる構成と
したから、光透過部材3から下方に洩れた光が光透過部
材3に再び戻り更に明るくなる。
【0012】また、請求項4の実施例は、LEDチップ
2を避けた連続部7によって光透過部材3とスペーサ部
材4とを一体に構成するスペーサ8は上面を平面で構成
し、かつ、スペーサ8の裏面には上面に向けてリング状
溝8aを形成し、該溝8aの内側で光透過部材3を形成
し、溝8aの外側でスペーサ部材4を形成し、溝8aの
部分で連続部7を形成し、前記プレート1に取付けたL
EDチップ2を溝8a内に位置させる構成であり、表面
シート5に腰の強い材質を用いる必要はなくなり、素材
の選択の幅が広がった。
【0013】また、請求項5の実施例は、前記LEDチ
ップ2は異なる発光色のLEDチップ2a・2bで構成
し、同色発光のLEDチップ2aは光透過部材3を挾ん
で対向して取付け、かつ、LEDチップ2aとは異なる
発光色のLEDチップ2bをLEDチップ2aのない光
透過部材3の異なる部分を挾んで対向して取付け、該L
EDチップ2a・2bを取付けたプレート1の配線パタ
ーンaにはLEDチップ制御手段10を導通取付けし、
該LEDチップ制御手段10はLEDチップ2aと発光
色の異なるLEDチップ2bとを選択発光させる構成で
あり、広い面積の発光部分の発光色を選択して変更でき
るようになった。
【0014】また、請求項6の実施例は、前記スペーサ
部材4には開口4aを設け、該開口4aにのぞませたプ
レート1には配線パターンaと導通する第3LEDチッ
プ2cを取付け、該第3LEDチップ2cの光は開口4
aから表面シート5を透過するようになっており、小さ
な点発光による表示が併用できるようになる。
【0015】また、請求項7の実施例は、前記スペーサ
部材4に設けた開口4aにのぞませたプレート1には、
配線パターンaに導通しながら所定形状に並べた複数個
の第4LEDチップ2d・2d・・を設け、前記開口4
a内には複数個の第4LEDチップ2d・2d・・を1
個ずつ配置させる孔11aを設けた否透光性スペーサ1
1を配置し、該否透光性スペーサ11の上面は光拡散部
材12で覆い、前記第4LEDチップ2d・2d・2d
・・から発生した光が光拡散部材12と表面シート5と
を透過して放光する構成であるから、スペーサ4自体に
透過性があってもLEDチップ2dの細かい配列にも対
応できるようになる。
【0016】また、請求項8の実施例は、プレート1の
配線パターンaと導通する印刷配線1bを持つ補助プレ
ート1aをプレート1の上に配置し、前記第4LEDチ
ップ2d・2d・・は補助プレート1aを介してプレー
ト1に取付け、前記光拡散部材12で覆う否透孔性スペ
ーサ11は補助プレート1aの上に配置する構成であ
り、LEDチップ2dの細かな配置部分をまとめること
で作業性が向上できた。
【0017】また、請求項9の実施例は、前記スペーサ
8とスペーサ8を覆う表面シート5との間には前記プレ
ート1に配置したLEDチップ2からの光の透過部13
aを有する第2プレート13を配置し、該第2プレート
13の表面の配線パターンbには二つの端子13b・1
3cを並設し、該二つの端子13b・13cの上方に間
隔を介して導電板14を配置し、第2プレート13を覆
う表面シート5の表面から導電板14を押すことで二つ
の端子13b・13cは導電板14によって導通するス
イッチ15を構成し、機器の表面Aに密着取付けする表
示板プレート6にはLEDチップ2による発光部とスイ
ッチ15とを形成したものであり、LEDチップ2を用
いる表示板プレート6にスイッチ15機能を併設できる
ようになった。
【0018】更に、請求項10の実施例は、前記光透過
部材3はリング状に形成して内側と外側にスペーサ部材
4を各々配置し、かつ、光透過部材3とスペーサ部材4
とはその間隔に連続部7を形成して一枚のスペーサ8を
構成し、前記間隔内にはリング状に配置した光透過部材
3とLEDチップ2の側方発光部とを対向配置すると共
に、前記スペーサ8とスペーサ8を覆う表面シート5と
の間には前記プレート1に配置したLEDチップ2から
の光の透過部13aを有する第2プレート13を配置
し、該第2プレート13の表面の配線パターンbには二
つの端子13b・13cを並設し、この二つの端子13
b・13cはリング状の光透過部3の内側のスペーサ部
材4の上に配置し、該二つの端子13b・13cの上方
に間隔を介して導電板14を配置し、第2プレート13
を覆う表面シート5の表面から導電板14を押すことで
二つの端子13b・13cは導電板14によって導通す
るスイッチ15を構成し、機器の表面Aに密着取付けす
る表示板プレート6にはLEDチップ2による発光部と
前記スイッチ15とを形成したもので、リング状に輝く
発光部の中央に押しスイッチ15を構成でき運転スイッ
チと運転表示とが一体に構成できるようになる。
【0019】
【作用】この発明ではLEDチップ2を挾んで対峙する
スペーサ部材4と光透過部材3を同じ素材によって構成
し、かつ、本来なら独立して別部品となるスペーサ部材
4と光透過部材3を連続部7を介して一体に構成したも
のであり、このような構成とすることでスペーサ部材4
に光透過性があっても、LEDチップ2の発光部が対向
した光透過部材3のみに光が到達して、光透過部材3の
部分だけが発光するようになった。
【0020】また、光透過部材3とスペーサ部材4が一
体に構成できることは、従来のようにLEDチップ2を
搭載するプレート1に表示板プレート6のベースの機能
をさせる必要がなくなり、一体となるスペーサ8にベー
ス機能を持たせることが可能になった。この為、プレー
ト1はLEDチップ2の搭載とその配線パターンaを持
つ小さなものが利用できるようになり選択の幅が拡ると
共に、一体となったスペーサ8は裏面にプレート1を配
置し、表面に表面シート6を配置することで薄形の表示
板プレート6になり、スペーサ8が主たる構成部品であ
る表示板プレート6をそのまま機器の表面Aに貼り付け
るなどの方法によって取付けでき、機器の操作部の表示
部分が簡単に構成できるようになる。
【0021】
【実施例】実施例を示す図によってこの構成を説明する
と、1はガラスエポキシ樹脂やポリエステルなどの合成
樹脂によって薄板状に構成したプレート、aは薄板状の
プレート1の表面に銅薄のエッチングや導電性素材の蒸
着などによって形成した配線パターン、2は配線パター
ンaに導通取付けしたLEDチップであり、上記の配線
パターンaには必要に応じて抵抗チップやコンデンサー
チップやLED以外の半導体チップが取付けられ、各種
のチップが取付けられていない部分のプレート1の表面
は絶縁塗膜などによって配線パターンaが保護されてい
る。3はプレート1の上に配置した光透過部材、4はプ
レート1の上に位置して光透過部材3の外周に間隔を介
して配置したスペーサ部材であり、前記LEDチップ2
は側方発光タイプを用い、発光部が光透過部材3の側部
に対向するように前記光透過部材3とスペーサ部材4の
間隔に位置している。
【0022】5はプレート1の上に配置した光透過部材
3やスペーサ部材4やLEDチップ2の上方を一体に覆
う表面シート、5aは光透過部材3の上方では透過性を
持つように形成した時に少なくとも光透過部材3の周縁
とLEDチップ2の上方に位置してLEDチップ2の光
が洩れないようにするための表面シート5の不透過性部
であり、合成樹脂素材の表面シート5において合成樹脂
素材に不透過性素材を混合して不透過性部5aを形成し
たり、表面シート5とスペーサ部材4などとの間に表面
シート5の素材とは異なった不透過性材料で形成する不
透過性部5aを配置することが行なわれている。また、
光透過性材料の表面シート5の裏面や表面に不透過性イ
ンクを使って不透過性部5aを印刷によって形成しても
良い。
【0023】6は上記するように下層に薄板状のプレー
ト1が位置し、中層にスペーサ部材4やLEDチップ2
や光透過性部材3が位置し、上層に表面シート5が位置
してするように構成した薄板状の表示板プレートであ
る。Aは操作部や表示部が構成される各種機器の表面、
16は機器の表面Aに設けた接着層であり、この表示板
プレート6は前記接着層16によって機器の表面Aに貼
り付けによって取付けられる。
【0024】10は機器の内部に取付けた機器のコント
ロール基板に組み込まれてLEDチップ2を点燈・消燈
するLEDチップ制御手段、17はプレート1の配線パ
ターンaをLEDチップ制御手段10に導通取付けする
フラットフィルムケーブル、18は機器の表面Aに設け
た開口であり、前記機器の表面Aに取付けられた表示板
プレート6の配線パターンaに導通するフラットフィル
ムケーブル17は表面Aに設けた開口18から機器の内
部に引き込まれ、LEDチップ制御手段10と導通して
いる。
【0025】以上のように薄板状の表示板プレート6は
機器Aの表面に貼り付けなどによって取付けられるか
ら、古いタイプの機器のように内部に設けたブラケット
によってLEDランプを取付ける必要がなくなり、機器
の表示部が非常に簡単に製造できるようになった。しか
し、この表示板プレート6を製作する工程は部品点数が
多く複雑であり、特に表示板プレートのベースとして大
きな部分をしめる配線パターンaを配置したプレート1
は薄形故に高価格であり、かつこのプレート1の上に配
置する部品である光透過部材3とスペーサ部材4はプレ
ート1上の正確な位置に取付けなければならず、かなり
面倒である。また、この取付けを自動化するにしてもス
ペーサ部材4は大きく、これに対して光透過部材3は小
さいから自動機は大きい方の部品に対応しなければなら
ず、安価に製作することは難しく、最近の小量多種生産
の現状に対応する為には、結局手作業による作業になら
ざるを得なかった。
【0026】先の出願人の提案構造の表示板プレート
は、機器の製造ラインにおいて効果が発揮できるもので
あったが、上記のように表示板プレート6の製造時にお
いて多くの解決すべき問題点が内蔵している。この発明
はこの課題を解決するもので、7は光透過部材3とスペ
ーサ部材4とを同じ光透過性素材によって構成して両者
を一体とする連続部、8はスペーサ部材4と光透過性部
材3とを一体とした時の一枚のプレートで構成したスペ
ーサである。本来スペーサ部材4の材質は特に指定され
ていなかったが、光透過部材3と同じ例えば透明のAB
S樹脂で構成し、LEDチップ2を避けて位置させた連
続部7によって一枚のスペーサ8が構成でき、このスペ
ーサ8の一部にLEDチップ2の光が透過する部分が構
成できたものである。
【0027】このような構成とすることにより、連続部
7で連絡するスペーサ8は光透過部材3とスペーサ部材
4の間隔が固定できるから、この間隔にプレート1に導
通取付けしたLEDチップ2を位置させることによっ
て、自動機を使わないでも正確に誰でもプレート1の上
にスペーサ8を位置合わせして取付けできるようになっ
た。
【0028】また、従来では表示板プレート6のベース
はプレート1が主たる構成となっていたが、この発明で
はスペーサ部材4と光透過部材3が一体となって一枚の
スペーサ8で構成できたから、スペーサ8にベースの機
能を持たせることができるようになり、高価格な部品で
ある配線パターンを持ったプレート1の形状は最小の形
状とすることができ、プレート1は安価に製作できるよ
うになった。
【0029】また、表示板プレート6を製作する作業
は、両面接着シートなどを使ってベースとなる一枚のス
ペーサの下部にプレートを取付け、上部に表面シートを
取付ける作業であるから、従来と比べて非常に作り易く
なり、かつ、使用する光透過部材3やスペーサ部材4は
スペーサ8として一体になるから主要部品の数が減少で
き、この部品管理作業が簡略でき、製造コストの低下に
寄与できるものである。
【0030】また、従来の表示板プレートではベースか
ら光透過部材とスペーサ部材を積み重ねた時の表面位置
が、接着層の数や両面接着テープの厚さなどで変化して
段差ができることがあり、この段差が表面シートの表面
に現われると、全体が光る光透過部材3の表面であるか
ら隣のスペーサ部材4との段差が特に目立つようにな
る。従来ではこの段差を隠すためにスペーサ部材4及び
光透過部材3を覆う表面シート5の素材として、ある程
度の強度のある素材を使い段差部分に少し隙間ができて
全体としてなだらかになるようにしていた。これに対し
てこの発明では、スペーサ部材4と光透過部材3が一体
に構成できたから両部分の表面は常に一定であり、表面
シートは強度よりも透光性や表面に印刷のし易い素材と
いった他の目的にあった素材を選択できるようになっ
た。
【0031】一方、光透過部材3として完全な透明部材
であれば対向するLEDチップ2の付近だけが明るくな
ってしまうので、LEDチップ2の光が内部で散乱する
ような光透過部材3が必要になるが、このような光透過
部材3では内部で光が減衰して遠くまで届かなくなり、
広い面積を明るくするためにはLEDチップ2を周囲に
複数個配置することが行なわれる。しかし、この方法で
も中央部分はLEDチップ2に近い外周に比べて光量が
不足してしまい、側方から光を照射する構成上これは避
けられないことと考えられてきた。
【0032】請求項2の発明はこのような中央部の光量
不足に対応するもので、図2で詳記しているように、3
aは光透過部材3のLEDチップ2に対向する外方部分
がプレート1に接近・内方部分がプレート1から離開す
るように形成した連続面であり、この連続面3aによっ
て光透過部材3の下面は凹部となっている。そして、L
EDチップ2から発生した光が側部から光透過部材3に
入ると、この光は凹部を構成する連続面3aで反射し、
表面シート5のある上方に光の向きを変えるようにな
る。
【0033】従来の光透過部材の中ではLEDチップの
光が散乱してこの光の中で表面シートに向かうものを外
から見ることができ、散乱を繰り返すことで大部分の光
は表面シートの外方へ向かうが、この時までに光は減衰
して暗くなってしまう。この発明では光の散乱現象だけ
でなく反射を利用するものであるから光は減衰する前に
表面シート5から透過するようになり、また、反射を利
用することによって光の減衰が少ない透明性の高い光透
過部材3が使用できるようになる。
【0034】このとき、単に反射効果を狙うのであれば
鏡に代表されるように例えば平面の反射面を構成すれば
良いが、この形状では反射後の光の方向が揃ってしま
い、光透過部材3の形状を大きくした時に不利となるこ
とがわかった。これに対して凹部を構成する連続面3a
であれば、凹部の頂部付近で反射した時には入射角が小
さいから反射角も小さく遠くまで光が届き、光透過部材
3の全体から光を出すことができた。また、LEDチッ
プ2の反対側などで光量が不足するほど大きな光透過部
材3を用いる時には、従来の対策と同様に光透過部材3
の周囲にLEDチップ2を複数個配置すればよく、この
時、光透過部材3の下部が凹部で構成する連続面であれ
ば、必要とする光量に合わせて適宜周囲に配置するLE
Dチップ2の数を増やすことで簡単に対応できる。
【0035】請求項3に示す実施例は、光透過部材3の
上面の表面シート5から効率よくLEDチップ2の光を
透過するための構成であり、9は光透過部材3とプレー
ト1との間に位置させた光反射体である。LEDチップ
2から光透過部材3に入射した光は、該光透過部材3か
ら表面シート5側だけでなく下面に向かっても透過して
おり、この下面に向かった光を再び光透過部材3に戻す
ことで表面シート5から透過する光を増やしている。
【0036】該光反射体9の実施例としてはプレート1
の表面に絶縁処理をした上でアルミ薄を貼り付けてい
る。また、プレート1の上にアルミ粉や白色形の顔料を
まぜた塗料を付着させてもよく、また、このような反射
素材を光透過部材3の下面に蒸着もしくは塗布して良
い。
【0037】請求項4に示す実施例は、光透過部材3と
スペーサ部材4の連続部7の形状を特定するもので、8
aは一体となったスペーサ8の裏面に上面に向けて形成
したリング状の溝である。前記連続部7はこのリング状
の溝8aで形成しており、このため、スペーサ8の表面
を連続した平面とすることができ、スペーサ8の表面に
配置した光透過体で形成した表面シート5は柔軟な材料
でも使用できるようになり、素材選択の幅が更に拡が拡
り、安価に性能の良いものが製造できるようになった。
【0038】請求項5に示す実施例は、LEDチップの
配置構造を特定するもので、2a・2bは発光色の異な
るLEDチップであり、発光色が同じ二つのLEDチッ
プ2aは光透過部材3を挾んで対向して設けてある。ま
た、LEDチップ2aと発光色の異なる他のLEDチッ
プ2bはLEDチップ2aとは異なる部分の光透過部材
3を挾んで対向して取付けてある。これらのLEDチッ
プ2a・2bはプレート1の配線パターンaからフラッ
トフィルムケーブル17を介してLEDチップ制御手段
10に接続してあり、このLEDチップ制御手段10は
LEDチップ2a・2bを選択発光させている。
【0039】光透過部材3の外周に配置した二つのLE
Dチップ2aが点燈すると大きな面積の光透過部材3が
明るく光り、LEDチップ制御手段10が他のLEDチ
ップ2bを点燈すると光透過部材3の発光色が変わって
非常にわかり易い表示灯が構成できる。例えば運転表示
ランプとしてこの光透過部材3を使えば待機中の状態と
運転状態を表示でき、赤色を危険表示として異常時には
緑色が赤色に変わるなどの表示ができ、運転状態が一目
でわかる取扱い易い表示板を構成することができた。
【0040】以上のようにこの発明は薄形表示板にも係
わらず大きな面積を表示灯として使用できるが、実際の
表示板には図4に示すように点発光によるランプ表示を
併用した方が好まれる傾向にある。請求項6に示す実施
例は点発光によるランプ表示を併用しており、図5にお
いて4aはスペーサ8のスペーサ部材4の部分に設けた
開口、2cは開口4aにのぞむプレート1の配線パター
ンaに導通取付けした上方発光の第3LEDチップであ
る。また、開口4aにのぞむ表面シート5には不透過性
部5aのない透過部分が構成されている。
【0041】このため、第3LEDチップ2cが点燈す
ると、第3LEDチップ2cからの光は上方に発光さ
れ、この光は開口4aから表面シート5を透過して外方
に向かうから、各種に意味付けられた発光部の点燈状態
が容易に確認できるようになり、操作表示として最適と
なる。
【0042】更に、光透過部材3とスペーサ部材4と同
じ素材で構成するということはスペーサ部材4が光透過
部材3の働きをしていることであり、開口4aによる表
示を近接して行なう時には隣のLEDチップ2の光によ
って点燈状態の誤認が生じることがある。請求項7に示
す実施例は点発光による発光部が近接する時に対応する
もので、2dはプレート1の配線パターンaに導通しな
がら近接して所定形状に並べた第4LEDチップ、11
は複数個の第4LEDチップ2dが一緒に配置された開
口4aの中に配置する否透光性スペーサ、11aは否透
光性スペーサ11に設けた孔であり、前記近接した第4
LEDチップ4dはこの孔11aの中に各1個配置して
いる。
【0043】従って、第4LEDチップ2dの取付け間
隔が狭くとも、第4LEDチップ2dは否透孔性スペー
サ11の孔11a中に入っているので光が近接する他の
第4LEDチップ2dの影響を受けることなく、確実に
指定した第4LEDチップ2dからの光が表面シート5
を透過して指定した位置で光らせることができた。
【0044】また、開口4a内に配置した否透光性スペ
ーサ11に第4LEDチップ2dを取付ける孔11aを
たくさん設けて発光をさせる時には、発光する孔11a
の組み合わせで文字や絵を表示することができるが、こ
のような文字表示には多数の点状の孔11aが必要であ
る。この時、孔11aの形状を変化させて孔11aの全
体が光るようになれば表示構造が簡単になるものの、否
透光性スペーサ11の厚さは薄く、孔11aの一部分だ
け光って全体が光らず正確な表示ができなくなる恐れが
ある。
【0045】この発明はこの点を改善しており、12は
否透光性スペーサ11の上面で孔11aを覆う光拡散部
材であり、光拡散部材12を使う時には孔11aの形状
を小さな丸孔の集まりにする必要はない。第4LEDチ
ップ2dから発光した光のうちで斜めに向かった光が光
拡散部材12に当たると、光は拡散して光拡散部材12
が光るように広範囲に放射するから、この時は孔11a
の形状の全体を光らせることができた。
【0046】図7に示す実施例は孔11aを長細形状に
してこれを組み合わせて8セグメントによる数字表示を
可能とするもので、孔11aに一個の第4LEDチップ
2dが配置されていても光拡散部材12の働きで細長形
状の孔11aの全体を光らせることができる。
【0047】請求項8に示す実施例は、LEDチップ2
を細かく配置した時のコストダウンを狙うものであり、
図8において1aはプレート1の上に配置した補助プレ
ート、1bは補助プレート1aの上に配置した印刷配線
であり、印刷配線1bはプレート1の配線パターンaと
導通している。細かく配置した第4LEDチップ2dは
補助プレート1aの上に配置しており、この第4LED
チップ2dは否透光性スペーサ11の孔11aの中に各
1個配置している。該光拡散部材12は図6と同様に否
透光性スペーサ11を覆っており、これらの全体が表面
シート5で覆われている。
【0048】プレートの上にLEDチップなどの素子を
配置する作業は自動機で行なわれているが、この設備は
配置する素子の間隔が狭い時には高精度な自動機が必要
であり、また、素子を配置するプレートが大きな時には
大型の自動機が必要になる。そして、プレートの一部分
でも細かな配置の素子がある時には、プレート全体に細
かく素子を配置可能な大がかりな設備が必要であり、仕
上がる部品の価格も高くなってしまう。この実施例では
第4LEDチップ2dは小さな補助プレート1aに配置
する構成であるから、補助プレート1aについては小物
専用の自動機で生産して作業性を向上することができ、
少数のLEDチップ2が配置されるプレート1に手作業
で補助プレート1aを導通接続しても、全体としては安
価に生産できるものである。
【0049】請求項9に示す実施例は、薄形表示板の表
示灯構造にスイッチ機能を付加して操作表示板として利
用しようとするものであり、図9及び図10において、
13はスペーサ8と表面シート5との間に配置した第2
プレート、13aはプレート1に配置した各LEDチッ
プ2の光が透過するように第2プレート13に設けた光
の透過部である。13b・13cは第2プレート13の
配線パターンbに並設した端子、19は二つの端子13
b・13cの隣接部分の外側に設けた絶縁層、14は外
縁が絶縁層19の上に位置し中央部が露出した端子13
b・13cの上方に間隔を介して配置した上に凸の導電
板であり、この導電板14を含む第2プレート13の上
には表面シート5が貼り付けてある。
【0050】15はこの導電板14と配線パターンbに
並設した端子13b・13cとの間で構成するスイッチ
であり、表面シート5の上から上に凸の導電板14を押
すと湾曲する導電板14は反転して並設した端子13b
・13cに接触し、両端子13b・13c間が導通して
スイッチ15がONとなる。また、押し動作をやめると
導電板14は反転して旧位置に戻ってスイッチ15はO
FFとなる。また、第2プレート13の透過部13aか
らLEDチップ2の光を透過することで表示灯構造を維
持しており、表示板プレートはスイッチ15の機能が付
加できるから、薄形操作部としても利用可能になった。
【0051】一般的なLEDチップ2とスイッチ15の
配置は図10に示すようにLEDチップ2が位置する光
の透過部13aに隣接してスイッチ15を構成する端子
13a・13bが配置されている。そして、光の透過部
13aが複数個配置される表示灯構造では、大きな面積
を光らせる光の透過部13aを複数個並設する時があ
り、隣接して配置した光の透過部13aに対応するスイ
ッチ15を間違えることが起き易く何等かの対応が必要
である。請求項10に示す実施例は、薄形表示板の表示
灯構造にスイッチ機能を付加して操作表示板として利用
する時のスイッチ15の配置構造を提案している。
【0052】即ち、図11に示すように、LEDチップ
2が側方に配置されて大きな発光部分を構成する光透過
部材3はリング状に形成し、リング状の光透過部材3の
内側と外側に連続部7を介してスペーサ部材4を各々配
置している。スイッチ機構を構成する第2プレート13
はスペーサ8の上に配置し、該第2プレート13の二つ
の端子13a・13bは、リング状の光透過部材3の内
側のスペーサ部材4の上に配置している。この二つの端
子13a・13bの上には間隔を介して導電板14を配
置し、該導電板14と二つの端子13a・13bとはリ
ング状の光透過部材3の内側にスイッチ15を構成して
いる。
【0053】上記のようにリング状の光透過部材3の内
側にスイッチ15を構成して、このスイッチ15の操作
信号でリング状の光透過部材3が点燈するようにすれ
ば、両者の関連が一目でわかるようになり、誤操作する
トラブルは解消できた。また、リング状の発光部分の中
央にスイッチ15を配置したから、上記のようにスイッ
チ15の操作結果をリング状発光で表示したり、逆にリ
ング状に発光させることで中央のスイッチ15の操作を
指示するといった操作パネルとしての使い方ができるよ
うになり、専用の表示灯構造だけでなく、操作パネルに
組み込まれた表示灯構造として優れた実用性が得られ
た。
【0054】上記のようにこの発明は表示灯構造だけで
なく操作パネルとしての適用も視野に入れることができ
るが、このように機能を増加させると表示灯単体やスイ
ッチ構造のトラブルが増加することになる。従来のよう
に配線パターンaを設けた薄板状のプレート1がベース
を構成する時には、機器の表面Aに表示板プレート1を
取付けるための構造として安価な粘着テープが用いられ
ており、この粘着テープをトラブル発生時にはがすこと
は困難で、特に見栄えをよくするために機器の表面Aを
少し窪ませて、機器の表面Aと表示板プレート6の表面
をほとんど同じ高さにする時には、表示板プレート6を
変形させずにはがすことは不可能に近かった。
【0055】ところで、この発明のように表示板プレー
ト6のベースが光透過部材3と同じ素材の一枚のスペー
サ8で構成できることは、このスペーサ8にはスペーサ
機能を得るためにある程度の厚みがあり、この厚さを利
用することで機器の表面Aへの取付け構造をスペーサ8
に設けることが可能になる。図12は粘着テープ以外の
表示板プレート6の取付け構造を示す実施例であり、図
12(a)において20は皿形ねじ、20aはナットで
あり、スペーサ8の厚みを利用して皿形ねじ20の頭を
埋め込むことができるから、該皿形ねじ20とナット2
0aによって表示板プレート6を機器の表面Aに取付け
できる。また、ナット20aを外すことで表示板プレー
ト6を取り外すことができる。
【0056】また、図12(b)において21はスペー
サ8に設けた先端に係止部がある突起、21aは機器の
表面Aに設けた係合孔であり、機器の係合孔21aに向
けて突起21を押し込むと先端の係止部が機器の表面A
に引っ掛かり表示板プレート6が固定できる。また、図
12(c)において22はスペーサに設けたメスねじあ
な、22aはメスねじあな22に螺合するこねじであ
り、機器の表面Aを構成する板材の裏面からこねじ22
aをメスねじあな22に取付けることで、機器の表面A
に表示板プレート6を固定できる。
【0057】このように直接スペーサ8が機器の表面A
に固定できる構造を用いるときには、前記プレート1を
あらかじめスペーサ8に両面粘着テープなどで取付けて
おく必要はなくなり、機器の表面Aとプレート8との間
でLEDチップ2を取付けたプレート1を挟着固定する
ことができ、プレート1に取付けたLEDチップ2など
の交換修理が簡単にできるようになる。
【0058】また、図12(c)において、23はプレ
ート1の配線パターンaに取付けた接続コネクタ、23
aは接続コネクタ23とLEDチップ制御手段10とを
接続する配線コードであり、プレート1の材質として薄
いプリント基板を用いる時にはLEDチップ2はフラッ
トフィルムケーブル17の代わりに配線コード23aを
用いることができる。
【0059】
【発明の効果】上記のようにこの発明はLEDチップ2
を挾んで横に対峙するスペーサ部材4と光透過部材3を
同じ素材によって構成し、従来では別部品で構成してい
たスペーサ部材4と光透過部材3を連続部7を介して連
続させ、一枚のスペーサ8に構成したものであり、LE
Dチップ2の発光によって光透過部材3を透過して光を
発光させても、同じ光透過体で形成したスペーサ部材4
には光がほとんど洩れず、また、表面シート5は光透過
部材3からのみ光を外部に照射させるから、従来のよう
に光透過部材3とスペーサ部材4とを別部品で構成して
いた時と同じ機能は維持できたものである。従って、薄
形表示板の製造時に二つの重要部品を別々に管理して正
確に取付けるという作業が不要となり、作業工程が大幅
に簡略化できた。
【0060】このように一枚のスペーサ8によって光透
過部材3とスペーサ部材4が構成できることは、従来の
ように表示板プレート6の全面積に対応できるある程度
の強度を必要とするベース部材として、プレート1だけ
ではなくスペーサ8もこの機能を持つようになるから、
スペーサ8をベース部材とすることによって、配線パタ
ーンaがエッチングなどで構成される高価なプレート1
を薄形表示板のベースとして利用する必要がなくなり、
プレート1の大きさはLEDチップ2を点燈するという
必要最小限の機能が得られる小さな形状にすることがで
き、プレート1関連のコストを大幅に削減できるように
なった。
【0061】また、LEDチップ2を取付けるプレート
1は薄形表示板の全面積に比べて小さくできるだけでは
なく、所定の位置にLEDチップ2を点燈する機能だけ
が必要となるから、この機能を実現するものであれば、
硬い素材でも薄い柔らかい素材でも利用することがで
き、プレート1の素材の選択の幅が拡り、安価に製作で
きる材料を利用することができる。
【0062】また、請求項2の実施例では、プレート1
の表面に位置させた光透過部材3の形状として外方がプ
レート1に接近し、内方がプレート1から離開する中央
がくぼんだ凹部を構成する連続面で構成し、光透過部材
3の側部から入ったLEDチップ2の光はこの連続面3
aで反射して上方を向き、表面シート5を透過して放光
する構成としており、少ないLEDチップ2でも広い面
積の光透過部材3を明るくすることができる。
【0063】また、請求項3の実施例は、LEDチップ
2の側方発光部と対向して配置した光透過部材3と下方
のプレート1との間に光反射体9を位置させる構成とし
たから、光透過部材3から下方に洩れた光が反射して光
透過部材3に再び戻り更に明るくなる。
【0064】また、請求項4の実施例は、連続部7で一
体となるスペーサ8のプレート1側の裏面にリング状の
溝8aを形成して、溝8aとスペーサ8表面の間で連続
部7を構成し、リング状の溝8a内にLEDチップ2を
配置してスペーサ8表面を平面としたから、スペーサ8
の表面に配置した光透過体で形成した表面シート5は腰
の強い材料を用いる必要はなく、使用する素材は印刷の
し易さや、透過性の良さなどで選択することができるよ
うになり、素材選択の幅が広がった。
【0065】また、請求項5の実施例は、光透過部材3
を挾んで対向してLEDチップ2を配置したから、光透
過部材3の形状は大きく広い面積の発光部が構成できる
ようになり、また、対向して配置したLEDチップ2a
と同様に光透過部材3の他の部分を挾んで対向する別の
LEDチップ2は異なる発光色のLEDチップ2bによ
って構成し、各々のLEDチップ2a・2bはLEDチ
ップ制御手段10で発光制御する構成であるから、一つ
の光透過部材3から異なる色の光を選択発光することが
できた。
【0066】また、請求項6の実施例は、光透過部材3
に対向するLEDチップ2の他に、スペーサ部材4には
第3LEDチップ2cをのぞませる開口4aを設けるこ
とによって、大面積が得られる発光部の他に点発光によ
る発光部が併設できたものであり、プレート1に第3L
EDチップ2cを追加するだけで、各種の発光部を持つ
操作パネルが実現できるようになる。
【0067】また、請求項7の実施例は、開口4aによ
って点発光部を構成する時において、スペーサ部材4は
光透過性素材で構成しているから隣接する開口4aの場
合には光洩れが起きる問題点を改善するものであり、ス
ペーサ部材4に設ける開口4aを大きくすると共に、こ
の開口4a内に複数個の第4LEDチップ2dを配置
し、このLEDチップ2dが入る孔11aを有する否透
光性スペーサ11でLEDチップ2dを独立させてい
る。この為、隣接するLEDチップ2dの光は否透光性
スペーサ11によって遮られ、スペーサ部材4に透過性
があっても、確実に指定の部分から発光できるようにな
った。また、否透光性スペーサ11の上を光拡散部材1
2で覆う時には、孔11aの形状全体が発光するように
なり、模様や文字を発光部を構成する孔11aによって
構成することができ、見易い操作パネルが得られる。
【0068】また、請求項8の実施例は、隣接する第4
LEDチップ2dを直接プレート1に取付けないで、補
助プレート1aの上に隣接する第4LEDチップ2dを
まとめて取付け、この補助プレート1aをプレート1の
配線パターンaに接続している。プレート1の上にパー
ツを配置する作業及びこの為の設備は、一部分でも細か
い部分があるとプレート1全体に細かく部品を配置する
時に使用する設備が必要で作業効率が悪くコストアップ
になる。この実施例では細かく部品配置される補助プレ
ート1aは小物部品専用の設備で作業するから作業性が
向上でき、全体として安価に製造できるようになった。
【0069】また、請求項9の実施例は、スペーサ8と
スペーサ8を覆う表面シート5との間に第2プレート1
3を配置し、この第2プレート13にスイッチ15を構
成するものであるから、表示板プレート6のベースとな
るスペーサ8の上にスイッチ15が形成できたから、表
示板プレート6は単なるランプ機能だけではなくスイッ
チ15による操作機能を併設できたから、機器の表面A
に貼り付けする薄形表示板は操作パネルとして実施でき
るようになった。
【0070】更に、請求項10の実施例は、光透過部材
3をリング状に形成してLEDチップ2が点燈時にはリ
ング状に発光するものであり、更にリング状の発光部の
中央にスイッチ15を構成するものであるから、機器の
運転開始スイッチのようにスイッチ操作の結果点燈する
表示ランプとして、また、リング状に点燈させることに
よってリングの中央に配置したスイッチ15の操作を要
求するランプとしての使用範囲が拡り、機器の操作パネ
ルといて実用性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1に示す実施例の要部断面図である。
【図3】この発明の実施例に使用する部品の平面図であ
る。
【図4】この発明の他の実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図5】図4に示す実施例に使用する部品の平面図であ
る。
【図6】この発明の他の実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図7】図6に示す実施例に使用する部品の平面図であ
る。
【図8】図6に示す実施例の他の実施例を示す要部縦断
面図である。
【図9】この発明の他の実施例を示す要部縦断面図であ
る。
【図10】図9に示す実施例に使用する部品の平面図で
ある。
【図11】図9に示す実施例の他の実施例を示す要部縦
断面図である。
【図12】この発明の他の実施例を示す要部縦断面図で
ある。
【図13】この発明の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 プレート 1a 補助プレート 1b 印刷配線 2 LEDチップ 2a LEDチップ 2b LEDチップ 2c 第3LEDチップ 2d 第4LEDチップ 3 光透過部材 3a 連続面 4 スペーサ部材 4a 開口 5 表面シート 5a 不透過性部 6 表示板プレート 7 連続部 8 スペーサ 8a リング状溝 9 光反射体 10 LEDチップ制御手段 11 否透光性スペーサ 11a 孔 12 光拡散部材 13 第2プレート 13a 光の透過部 13b 端子 13c 端子 14 導電板 15 スイッチ A 機器の表面 a 配線パターン b 配線パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 33/00 H01L 33/00 N Fターム(参考) 5C094 AA43 AA44 AA45 BA23 CA16 DB05 ED01 ED11 ED13 FA01 FA02 5C096 AA23 AA27 BA01 BB35 BB49 BC02 BC19 BC20 CA04 CA13 CA29 CA32 CB07 CC06 CD02 CD50 CD52 CE02 CE17 CJ05 DC02 DC19 EA01 EA04 FA01 FA12 FA17 5F041 AA06 AA42 AA45 DA20 DA55 FF04 5G006 AA02 AB25 AZ01 BB03 CB05 CD03 FB04 FD02 JA01 JB03 JC01 JD01 JF21 LG02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート1の表面に形成した配線パター
    ンaにLEDチップ2を導通取付けし、LEDチップ2
    の側方発光部と対向して光透過部材3を配置し、該LE
    Dチップ2及び光透過部材3を配置した部分を除いたプ
    レート1の表面にはスペーサ部材4を配置し、LEDチ
    ップ2と光透過部材3とスペーサ部材4の上に光透過体
    で形成した表面シート5を配置し、表面シート5は少な
    くとも光透過部材3の周縁とLEDチップ2の上方に不
    透過性部5aを構成すると共に、プレート1と表面シー
    ト5との間にLEDチップ2・光透過部材3・スペーサ
    部材4を挟着して一枚の表示板プレート6を形成し、該
    表示板プレート6を機器の表面Aに密着取付けする薄形
    表示板において、 前記スペーサ部材4は光透過部材3と同じ光透過性素材
    で構成し、かつ、光透過部材3とスペーサ部材4とはL
    EDチップ2を避けた連続部7によって一体に形成して
    一枚のスペーサ8とし、該スペーサ8は機器の表面Aに
    取付けする表示板プレート6のベースを構成することを
    特徴とする薄形表示板の表示灯構造。
  2. 【請求項2】 プレート1の表面に形成した配線パター
    ンaにLEDチップ2を導通取付けし、LEDチップ2
    の側方発光部と対向して光透過部材3を配置し、該LE
    Dチップ2及び光透過部材3を配置した部分を除いたプ
    レート1の表面にはスペーサ部材4を配置し、LEDチ
    ップ2と光透過部材3とスペーサ部材4の上に光透過体
    で形成した表面シート5を配置し、表面シート5は少な
    くとも光透過部材3の周縁とLEDチップ2の上方に不
    透過性部5aを構成すると共に、プレート1と表面シー
    ト5との間にLEDチップ2・光透過部材3・スペーサ
    部材4を挟着して一枚の表示板プレート6を形成し、該
    表示板プレート6を機器の表面Aに密着取付けする薄形
    表示板において、 プレート1の表面に形成した配線パターンaに導通取付
    けした複数個のLEDチップ2は光透過部材3の外周に
    位置させ、該光透過部材3の下面はプレート1側の表面
    の外方がプレート1に接近し、内方がプレート1から離
    開する連続面3aで形成し、LEDチップ2から発生し
    た光が光透過部材3の側部から入射して凹部を構成する
    連続面3aで反射し、表面シート5を透過して放光する
    ことを特徴とする薄形表示板の表示灯構造。
  3. 【請求項3】 LEDチップ2の側方発光部と対向して
    配置した光透過部材3は、下方のプレート1との間に光
    反射体9を位置させた請求項1もしくは請求項2記載の
    薄形表示板の表示灯構造。
  4. 【請求項4】 LEDチップ2を避けた連続部7によっ
    て光透過部材3とスペーサ部材4とを一体に構成するス
    ペーサ8は上面を平面で構成し、かつ、スペーサ8の裏
    面には上面に向けてリング状溝8aを形成し、該溝8a
    の内側で光透過部材3を形成し、溝8aの外側でスペー
    サ部材4を形成し、溝8aの部分で連続部7を形成し、
    前記プレート1に取付けたLEDチップ2を溝8a内に
    位置させた請求項1から請求項3のいずれかに記載した
    薄形表示板の表示灯構造。
  5. 【請求項5】 前記LEDチップ2は異なる発光色のL
    EDチップ2a・2bで構成し、同色発光のLEDチッ
    プ2aは光透過部材3を挾んで対向して取付け、かつ、
    LEDチップ2aとは異なる発光色のLEDチップ2b
    をLEDチップ2aのない光透過部材3の異なる部分を
    挾んで対向して取付け、該LEDチップ2a・2bを取
    付けたプレート1の配線パターンaにはLEDチップ制
    御手段10を導通取付けし、該LEDチップ制御手段1
    0はLEDチップ2aと発光色の異なるLEDチップ2
    bとを選択発光させる請求項1から請求項4のいずれか
    に記載した薄形表示板の表示灯構造。
  6. 【請求項6】 前記スペーサ部材4には開口4aを設
    け、該開口4aにのぞませたプレート1には配線パター
    ンaと導通する第3LEDチップ2cを取付け、該第3
    LEDチップ2cの光は開口4aから表面シート5を透
    過することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
    かに記載した薄形表示板の表示灯構造。
  7. 【請求項7】 前記スペーサ部材4に設けた開口4aに
    のぞませたプレート1には、配線パターンaに導通しな
    がら所定形状に並べた複数個の第4LEDチップ2d・
    2d・・を設け、前記開口4a内には複数個の第4LE
    Dチップ2d・2d・・を1個ずつ配置させる孔11a
    を設けた否透光性スペーサ11を配置し、該否透光性ス
    ペーサ11の上面は光拡散部材12で覆い、前記第4L
    EDチップ2d・2d・2d・・から発生した光が光拡
    散部材12と表面シート5とを透過して放光することを
    特徴とする請求項6記載の薄形表示板の表示灯構造。
  8. 【請求項8】 プレート1の配線パターンaと導通する
    印刷配線1bを持つ補助プレート1aをプレート1の上
    に配置し、前記第4LEDチップ2d・2d・・は補助
    プレート1aを介してプレート1に取付け、前記光拡散
    部材12で覆う否透孔性スペーサ11は補助プレート1
    aの上に配置する請求項7記載の薄形表示板の表示灯構
    造。
  9. 【請求項9】 前記スペーサ8とスペーサ8を覆う表面
    シート5との間には前記プレート1に配置したLEDチ
    ップ2からの光の透過部13aを有する第2プレート1
    3を配置し、該第2プレート13の表面の配線パターン
    bには二つの端子13b・13cを並設し、該二つの端
    子13b・13cの上方に間隔を介して導電板14を配
    置し、第2プレート13を覆う表面シート5の表面から
    導電板14を押すことで二つの端子13b・13cは導
    電板14によって導通するスイッチ15を構成し、機器
    の表面Aに密着取付けする表示板プレート6にはLED
    チップ2による発光部とスイッチ15とを形成する請求
    項1から請求項8のいずれかに記載した薄形表示板の表
    示灯構造。
  10. 【請求項10】 前記光透過部材3はリング状に形成し
    て内側と外側にスペーサ部材4を各々配置し、かつ、光
    透過部材3とスペーサ部材4とはその間隔に連続部7を
    形成して一枚のスペーサ8を構成し、前記間隔内にはリ
    ング状に配置した光透過部材3とLEDチップ2の側方
    発光部とを対向配置すると共に、前記スペーサ8とスペ
    ーサ8を覆う表面シート5との間には前記プレート1に
    配置したLEDチップ2からの光の透過部13aを有す
    る第2プレート13を配置し、該第2プレート13の表
    面の配線パターンbには二つの端子13b・13cを並
    設し、この二つの端子13b・13cはリング状の光透
    過部3の内側のスペーサ部材4の上に配置し、該二つの
    端子13b・13cの上方に間隔を介して導電板14を
    配置し、第2プレート13を覆う表面シート5の表面か
    ら導電板14を押すことで二つの端子13b・13cは
    導電板14によって導通するスイッチ15を構成し、機
    器の表面Aに密着取付けする表示板プレート6にはLE
    Dチップ2による発光部と前記スイッチ15とを形成す
    る請求項1と請求項3から請求項8のいずれかに記載し
    た薄形表示板の表示灯構造。
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