JP2530404Y2 - コンビネーションメータ - Google Patents

コンビネーションメータ

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JP2530404Y2
JP2530404Y2 JP1989060377U JP6037789U JP2530404Y2 JP 2530404 Y2 JP2530404 Y2 JP 2530404Y2 JP 1989060377 U JP1989060377 U JP 1989060377U JP 6037789 U JP6037789 U JP 6037789U JP 2530404 Y2 JP2530404 Y2 JP 2530404Y2
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JP
Japan
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warning
unit
section
combination meter
gauge
Prior art date
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Application number
JP1989060377U
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English (en)
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JPH02150513U (ja
Inventor
雅登 仁科
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は自動車用などの計器として用いられるコン
ビネーションメータの改良に係り、特に距離検出部など
の検出機構を利用して警告を発することからなるメンテ
ナンスシステムに関する検査工程の作業効率を向上する
ことができるコンビネーションメータに関する。
(従来の技術) 自動車などの車両用計器においては、コンパクト化を
目的として、スピードメータやタコメータなどのいわゆ
るゲージ部と、温度、ガソリン不足およびオイル不足な
どの不具合を警告するいわゆるウォーニング部とを、同
一ケース内に一体的に組込んだコンビネーションメータ
が用いられている。
第4図および第5図は従来のコンビネーションメータ
を示し、メータケース1の前面にはタコメータ2,3が付
設されたスピードメータ4、燃料計5および温度計6な
どからなるゲージ部7と、複数種類の前記不具合をラン
プなどの点灯によって警告表示する複数個の表示部から
なるウォーニング部8が設けられている。
また、スピードメータ4の裏側には内機9が取り付け
られており、この内機9には距離検出部10やリセットス
イッチ部11などの検出機構が設けられている。
そして、リセットスイッチ部11の押釦12は、スピード
メータ4の文字板13の前面に突出している。
したがって、ウォーニング部8と、このウォーニング
部8に設けられたウォーニングランプ14を点灯させるた
めの検出機構10,11とは分離されており、前者はメータ
ケース1に、また後者は内機9にそれぞれ設けられてい
て、第6図に示すようにウォーニングランプ14と検出機
構の距離検出部10およびリセットスイッチ11とは、配線
15により電気的に接続されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来のコンビネーションメータにおい
ては、計器例えばスピードメータ4の検査工程において
は、検出機構10,11の作動確認しかできず、ウォーニン
グ部8の作動確認を含むメンテナンスシステム全体とし
ての検査はスピードメータ4を含むゲージ部7をメータ
ケース1に組み込み電気配線15を行なった後、コンビネ
ーションメータとして再度確認検査を実施しなければな
らなかった。
このため2重の検査が必要となり、検査の結果不具合
が発見された場合には、一度メータケース1に組み込ん
だスピードメータ4を取り外さなければならず、作業効
率が悪いという問題があった。
しかも、メンテナンス機構10,11とウォーニング部8
とを電気的に接続するため、コンビネーションメータの
裏面に例えばプリント配線板が必要となり、配線のため
のコストが高くなるという欠点もあった。
この考案は、上記の点に鑑みてなされたものであり、
距離検出部などの検出機構を利用して警告を発すること
からなるメンテナンスシステムの検査および修正の作業
効率を向上することのできる安価なコンビネーションメ
ータを提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案は、同一ケース
中にゲージ部とウォーニング部とを組み込んだコンビネ
ーションメータにおいて、前記ゲージ部を駆動する内機
に設けられた距離検出部およびリセットスイッチを含む
検出機構を利用して警告を発するウォーニング部を、前
記検出機構と電気的に接続すると共に、前記内機に組み
込んだことを特徴とするものである。
(作用) 上記の構成によると、メンテナンスシステムの検査工
程において、ゲージ部の計器にウォーニング部が設けら
れているので、この計器と一体となった内機の検出機構
とウォーニング部との検査を、メンテナンスシステム全
体として同時に検査することができる。また、不具合が
あった場合にもメータケースに組み込む前に発見できる
もので対応が容易になる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図乃至第3図にこの考案の一実施例を示す。図に
おいて、第4図乃至第6図に示す従来例と同一または同
等部分には同一符号を付して示し、説明を省略する。
この実施例の特徴は、ウォーニング部8に設けられた
表示部のうちの1つ、例えばタイミングベルト(T−BE
LT)の交換時期を警告するT−BELT表示部16を、計器4
(この実施例ではスピードメータ4)の文字板13に組み
込んだ点にある。このT−BELT表示部16は、第1図に示
すようにリセットスイッチ11の押釦12に隣接して設けら
れており、この位置における内機9に第2図に示すよう
にウォーニング用のLEDまたは電球14が取り付けられて
いる。また距離検出部10、リセットスイッチ11および電
球14は、第3図に示すように内機9内において電気的に
接続されている。
この実施例によれば、スピードメータ4の単体検査の
ときに、ゲージ部7を駆動する内機9に設けられた検出
機構である距離検出部10およびリセットスイッチ11とと
もに、ウォーニング部8の一部であるT−BELT表示部16
についても、メンテナンスシステム全体として同時に検
査することができる。
また、このメンテナンスシステムに不具合があった場
合にも、メータケース1に組み込む前に発見できるた
め、その対応が容易となる。
しかも、デザイン面においてもリセットスイッチ11の
押釦12の近くにT−BELT表示部16が設定されるため、シ
ステムとしてわかりやすく、かつ構成がコンパクトとな
る。
さらに、現在のように車両の高級化が進み、各種ウォ
ーニング類の設定個数が増加しメータ内が高密度化した
場合、ウォーニング部8の一部をスピードメータ4など
の計器に内蔵させることによって、スペースに余裕がで
き、他のウォーニング表示部を追加することが可能とな
る。
上記実施例では、ウォーニング部8のうちT−BELT表
示部16をゲージ部7のスピードメータ4に組み込んだ場
合について説明したが、距離検出部10やリセットスイッ
チ11などの検出機構を利用して警告を発するウォーニン
グであれば、T−BELT表示に限らないのは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、検出機構と
ウォーニング部との検査をメンテナンスシステム全体と
して同時に行うことができ、検査工程の作業効率を向上
させることができて、不具合発生時の対応も容易とな
る。
また、ウォーニング部のスペースに余裕が生じ、ゲー
ジ部のデザイン性も向上し、しかも電気配線も容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるコンビネーションメ
ータを示す正面図、第2図は同じく内機を示す斜視図、
第3図は同じく回路図、第4図は従来のコンビネーショ
ンメータを示す正面図、第5図は同じく要部斜視図、第
6図は同じく回路図である。 1……メータケース 4……計器(スピードメータ) 7……ゲージ部 8……ウォーニング部 9……内機 10……距離検出部(検出機構) 11……リセットスイッチ(検出機構)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一ケース中にゲージ部とウォーニング部
    とを組み込んだコンビネーションメータにおいて、前記
    ゲージ部を駆動する内機に設けられた距離検出部および
    リセットスイッチを含む検出機構を利用して警告を発す
    るウォーニング部を、前記検出機構と電気的に接続する
    と共に、前記内機に組み込んだことを特徴とするコンビ
    ネーションメータ。
JP1989060377U 1989-05-26 1989-05-26 コンビネーションメータ Expired - Lifetime JP2530404Y2 (ja)

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JPH02150513U JPH02150513U (ja) 1990-12-26
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ID=31587690

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52125445U (ja) * 1976-03-19 1977-09-24
JPS58180497U (ja) * 1982-05-28 1983-12-02 日本精機株式会社 指示計器における表示装置

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Publication number Publication date
JPH02150513U (ja) 1990-12-26

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