JPH0512736Y2 - - Google Patents

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JPH0512736Y2
JPH0512736Y2 JP1359287U JP1359287U JPH0512736Y2 JP H0512736 Y2 JPH0512736 Y2 JP H0512736Y2 JP 1359287 U JP1359287 U JP 1359287U JP 1359287 U JP1359287 U JP 1359287U JP H0512736 Y2 JPH0512736 Y2 JP H0512736Y2
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【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、自動車、オートバイ等の車輌や船舶
等の回転計や速度計として用いられる計器装置に
関し、特に計器ケースに回路基板を内蔵する計器
装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、車輌等の計器装置においては、計器ケ
ース内に計器本体が収納固定され、この計器本体
の上部に透過性の表示板・文字板が設けられ、こ
の表示板・文字板等の表示部の背後側に位置した
計器ケースの底部に照明灯が配設され、夜間等こ
の照明灯により背後側から表示部を照明するよう
にしている。この場合、照明灯の照射光線により
照明灯に近接する表示部が局部的に明るくなるこ
とを防止するため、例えば実開昭61−13407号公
報等に開示されているように、計器ケースの底部
に照明灯の局部的に明るくなる箇所に対応させて
計器ケースに光調整板を配設し、前記表示部をほ
ぼ均一的に照明表示するように構成している。一
方、実公昭59−32930号公報等に開示されている
ように回路基板を計器ケース内に収納するタイプ
の計器装置においては、計器本体の中央周辺部に
電子部品を組み付けたドーナツ状の回路基板を配
設すると共に、回路基板の一部に切欠部を形成し
て計器ケースの底部から照明灯や光調整板をこの
切欠部に貫通して立設し、計器本体上部の表示板
をほぼ均一的に照明表示するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) このように、照明灯や光調整板の組み付け上、
ドーナツ状の回路基板に切欠部を形成すると、回
路基板の裏面に印刷されている導電パターンの一
部が分断されることがあり、この分断された導電
路を橋絡するためにジヤンパ線などによつて前記
導電路と個別にして外部に引き廻しが必要とな
り、導電回路パターンの設計変更及びこれにより
変わる電子部品の配置設計等が煩雑になると言う
問題点がある。また計器ケース内に前記計器本
体、回路基板、照明灯、光調整板などを収納して
固定する必要があるため、ケース内が煩雑になり
やすいという問題も残されている。
そこで、本考案は照明灯の照射光線の少なくと
も一部を制御する光調整板を回路基板に固定する
と同時にこの光調整板を利用して回路基板に設け
た導電路間を橋絡して電気的に接続することによ
り計器装置構造を簡素化することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は計器ケース内に収納固定された計器本
体と、この計器本体の上部に設けられた表示板
と、この表示板の下部に設けられた回路基板と、
前記計器ケースに設けられた照明灯と、前記回路
基板に取り付け固定され、前記照明灯からの照射
光線の少なくとも一部を制御し、かつ回路基板に
設けた導電路の少なくとも2点間を電気的に接続
するようにした導電性の光調整板とから構成され
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して
説明する。
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示し、
11は計器ケースであり、例えば可動線輪型の計
器本体12が収納固定されている。13はこの計
器本体12の上部にネジ14により取り付け固定
される透過性の表示板である。15はランプソケ
ツト16に組み付けられた照明灯であり、計器ケ
ース11底部に設けた装着孔17に装着して前記
表示板13を背後側から照明表示するよう構成し
ている。
18は表示板13の下部に設けられ、その中央
挿通孔19に前記計器本体12を挿通するドーナ
ツ状の回路基板であり、その回路基板18の表面
には計器本体12を駆動させる電子部品20及び
外部コード21が接続され、その裏面には前記電
子部品20等を接続するための多数の導電路22
から成る導電回路パターンが印刷形成されてい
る。23は前記照明灯15の位置に対応してドー
ナツ状の回路基板18に設けられた切欠部であ
り、この切欠部23により照明灯15が回路基板
18に邪魔されず組み付けられている。
24は照明灯15近傍の表示板13へ照射され
る照明灯15からの光線を調整し表示板13全体
をほぼ均一的に照明表示するように設けられた光
調整板であり、この光調整板24は導電性の金属
板を折り曲げ加工して成り、照明灯15上方を覆
う上板25とこの上板25に連設する左右側板2
6と正面側板27とから形成され、さらに左右側
板26下端に突片28が突き出し形成されてい
る。またこの実施例では、切欠部23によつて区
切られた回路基板18の両端部側には、同電位の
導電路22Aが設けられ、この導電路22A部分
にそれぞれ貫通孔29が形成され、この貫通孔2
9に前記光調整板24に設けた突片28を貫通さ
せ、裏面で半田により突片28を各導電路22A
に電気的に接続すると同時に、回路基板18に光
調整板24を固定している。
従つて、本考案によれば照明灯15の光線を規
制する光調整板24を回路基板18に固定すると
同時に、導電材料からなる光調整板24によつて
回路基板18上に設けた同電位の導電路22A間
を電気的に引き廻し接続することができ、個別の
ジヤンパ線を用いることなく導電回路パターンの
引き廻しを行うことができるため、組み付け部品
の削減を計ることができる。
また回路基板18に光調整板24を取り付ける
ことにより、計器ケース11内に回路基板18と
表示板13を固定した計器本体12を収納固定
し、ソケツト16に組み付けられた照明灯15を
計器ケース11の底部に装着することによつて組
み付けが完了するものであり、その作業性をも良
好にし得るという効果がある。
第5図は本考案の第2実施例を、第6図は第3
実施例を各々示しており、光調整板24の形状は
表示板13をほぼ均一的に照明表示するよう各構
成部品の位置関係により種々変形できる。すなわ
ち、第5図においては、円盤状に形成された上板
25により照明灯15の光線を規制し、下端に突
片28を設けた細長の左右側板26は主に光調整
板24を回路基板18に固着させる脚の機能と導
電路22Aを橋絡する機能として用いている。第
6図においては、左右側板26を幅広にして、こ
の左右側板26により光線を規制するようにし、
細長の上板25は左右側板26間を電気的に橋絡
することを主体として設けている。
第7図は本考案の第4実施例を示しており、計
器ケース11内の部品配置関係から回路基板18
が方形状に形成され、かつその一隅部をL字状に
切り欠いて照明灯15が配置される切欠部23を
形成している。この場合、光調整板24はL字状
の側板26とこれに連設する上板25から成り、
側板26下端に設けたそれぞれの突片28を、切
欠部23近傍の各導電路22A部分に設けた貫通
孔29に挿通させて半田付けすることにより、両
導電路22A間を橋絡接続するようにしている。
第8図は本考案の第5実施例を示しており、計
器ケース11内に回路基板18,18Aを2段に
して配線したものを示している。この場合、2枚
の回路基板18,18Aには照明灯15に対応す
る位置に各々切欠部23,23Aを形成し、回路
基板18,18Aの裏面に形成されて切欠部2
3,23Aによつて分断された4個の同電位の導
電路22A箇所に各々貫通孔29を設けている。
そして、上板25、この上板25に連設する正面
側板27、この正面側板27の両端の左右側板2
6及び左右側板26の上下端に連設された各突片
28とから光調整板24が形成され、この光調整
板24の左右側板26の上下端に連設した突片2
8を前記貫通孔29に挿通して半田付けすること
により、各回路基板18,18Aにおける例えば
アース用の導電路22Aが同時に接続される。こ
のように、導電性の光調整板24を用いて、上下
に配設された回路基板18,18Aにおける4ケ
所の導電路22Aを同時に接続できる。
第9図は本考案の第6実施例を示しており、上
下2枚の回路基板18,18Aに接続する光調整
板24としては前記第5実施例で示した光調整板
24の上板25を除いたものでも良い。
第10図は本考案の第7実施例を示すもので、
ここでは計器ケース11内に配設される回路基板
18の側端部に略L字状に折つた導電性の光調整
板24を取り付け固定しているものであり、この
場合計器ケース11の内壁と回路基板18との間
隙部分に照明灯15が配設され、この照明灯15
の上方を覆つて前記光調整板24の上板25が配
置され、この上板25の一方の側端から下方に垂
れ下がつた側板26とこの側板26の下端部に回
路基板18の各導電路22B間を接続するための
突片28Bがそれぞれ設けられている。なお、2
9Bは前記各導電路22B部分に設けた各貫通孔
である。
従つて照明灯15からの光線は計器ケース11
と回路基板18との間隙部分から上方に導かれる
が、前記光調整板24の上板25によつて光量が
調整される。
以上、種々の実施例について詳述したが、本考
案の要旨の範囲内で適宜変形できる。例えば前記
光調整板24の固定は、側板26に突設されてい
る突片28を、回路基板18内の導電路22Aに
設けた貫通孔29に挿通して半田付けすることに
より行つたが、固定が弱い場合には、補強のため
側板26にさらに固定脚部を突き出し形成し、こ
の固定脚部を導電路22を形成していない回路基
板18部分に形成した貫通孔29に挿通してその
先端を折り曲げて係止するようにしてもよい。ま
た、突片28と導電路22Aとの固着は半田付け
に限らず、例えば突片28をL字状に折り曲げて
導電路22Aに接触させ、この接触した部分の回
路基板18と突片28とをネジ止めして固着させ
ることもできる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば照明灯の照
射光線の少なくとも一部を制御する光調整板を回
路基板に固定すると同時に、この光調整板を利用
して回路基板に設けた導電路間を橋絡して電気的
に接続することにより組み立て構造を簡素化でき
る計器装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示し、
第1図は分解斜視図、第2図は断面図、第3図は
回路基板の背面図、第4図は要部の分解斜視図、
第5図は第2実施例を示す分解斜視図、第6図は
第3実施例を示す斜視図、第7図は第4実施例を
示す分解斜視図、第8図は第5実施例を示す要部
の斜視図、第9図は第6実施例を示す斜視図、第
10図は第7実施例を示す分解斜視図である。 11……計器ケース、12……計器本体、13
……表示板、15……照明灯、18……回路基
板、22,22A……導電路、23……切欠部、
24……光調整板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器ケース内に収納固定された計器本体と、こ
    の計器本体の上部に設けられた表示板と、この表
    示板の下部に設けられた回路基板と、前記計器ケ
    ースに設けられた照明灯と、前記回路基板に取り
    付け固定され、前記照明灯からの照射光線の少な
    くとも一部を制御し、かつ回路基板に設けた導電
    路の少なくとも2点間を電気的に接続するように
    した導電性の光調整板とを具備することを特徴と
    する計器装置。
JP1359287U 1987-01-30 1987-01-30 Expired - Lifetime JPH0512736Y2 (ja)

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JP1359287U JPH0512736Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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JP1359287U JPH0512736Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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