JP3447552B2 - 計器用配線板の電気的接続構造 - Google Patents

計器用配線板の電気的接続構造

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JP3447552B2 JP07456198A JP7456198A JP3447552B2 JP 3447552 B2 JP3447552 B2 JP 3447552B2 JP 07456198 A JP07456198 A JP 07456198A JP 7456198 A JP7456198 A JP 7456198A JP 3447552 B2 JP3447552 B2 JP 3447552B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばコンビネ
ーションメータのメータケースに装着されるフレキシブ
ル配線板と硬質配線板とを電気的に接続する計器用配線
板の電気的接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コンビネーションメータは、スピードメ
ータ,タコメータ,燃料計,水温計等の複数の計器が組
み込まれて構成されている。これら複数の計器を駆動さ
せる電気回路は、メータケースに装着されるフレキシブ
ル配線板と硬質配線板とで構成されている。
【0003】このとき通常は半田付けを必要とする制御
用電子部品は硬質配線板に実装され、他の光源用回路等
はフレキシブル配線板に形成され、かつ硬質配線板とフ
レキシブル配線板とは介在するコネクタにより電気的に
接続されて構成されている。コネクタは一端を硬質配線
板に半田付けにより固定し他端をフレキシブル配線板の
回路パターンの接続端部に弾接する複数のピン端子を備
えて構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の計器用配線板の電気的接続構造においては、
コンビネーションメータの多機能化に伴うピン端子の増
加により、コネクタ及び硬質配線板の大型化を伴い、ひ
いてはコスト高を招く、と言う課題を有している。
【0005】そこで、この発明は、計器の多機能化にも
拘わらず接続用コネクタ及び硬質配線板の大型化並びに
コスト高を伴うことなくフレキシブル配線板と硬質配線
板との電気的接続を可能にした計器用配線板の電気的接
続構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、メータケースに装着されるフレ
キシブル配線板と硬質配線板とが、回路パターンの接続
端部同士の面タッチにより接続するパターン接続部と、
前記両配線板間に介在する接続用コネクタにより接続す
るコネクタ接続部とにより電気的に接続されている計
用配線板の電気的接続構造であって、 前記パターン接続
部は、前記硬質配線板を覆うカバーと前記メータケース
との間で、前記カバーを固定するねじにより前記フレキ
シブル配線板と硬質配線板とをサンドイッチ構造に固定
することにより保持されていることを特徴とする。
【0007】このため請求項1の発明では、両配線板間
の増加した接続部をパターン接続部で構成することがで
きるので、接続用コネクタ及び硬質配線板の大型化を極
力抑制することができる。
【0008】
【0009】その上、請求項の発明では、パターン接
続部の固定及び保持は、硬質配線板を覆うカバーとメー
タケースとカバーを固定するねじとを用いて行うように
したので、部品点数及び組み付け工数の増加を伴うこと
無く行うことができる。
【0010】また請求項の発明は、請求項1に記載の
計器用配線板の電気的接続構造であって、前記メータケ
ースの前記パターン接続部に対応する部位が、前記接続
用コネクタと略同一高さになるように突出形成されてい
ることを特徴としている。
【0011】このため請求項の発明では、硬質配線板
をメータケースの一般部と略平行に保持することができ
るので、パターン接続部とコネクタ接続部の両接続部を
安定して保持することができる。
【0012】また請求項の発明は、請求項1または2
に記載の計器用配線板の電気的接続構造であって、前記
パターン接続部の前記硬質配線板の接続端部が、前記硬
質配線板に穿設した固定用のねじ孔の周辺部に形成され
ていることを特徴としている。
【0013】このため請求項の発明では、本来デッド
スペースとなっている硬質配線板の固定用のねじ孔の周
辺部に、硬質配線板のパターン接続用の接続端部を形成
したので、該接続端部を硬質配線板の大型化を伴うこと
なく形成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0015】図1は、コンビネーションメータ50に適
用した本発明の一実施形態としての計器用配線板の電気
的接続構造1を示す。コンビネーションメータ50は、
図4及び図5に示すようにスピードメータ51,タコメ
ータ52,燃料計53,水温計54,オドメータ55,
インジケータ部56等の複数の計器がメータケース2に
組み込まれて構成されている。またこれら複数の計器を
駆動させる電気回路は、メータケース2の裏面に装着さ
れるフレキシブル配線板3と硬質配線板4とで構成され
ている。そして計器用配線板の電気的接続構造1はこれ
等両配線板3,4を用いてメータケース2の裏面に構成
されている。
【0016】すなわち計器用配線板の電気的接続構造1
は、メータケース2に装着されるフレキシブル配線板3
と硬質配線板4とが、回路パターンの接続端部同士の面
タッチにより接続するパターン接続部5と、両配線板
3,4間に介在する接続用コネクタ6により接続するコ
ネクタ接続部7とにより電気的に接続されて大略構成さ
れている。
【0017】フレキシブル配線板3は、メータケース2
の底部裏面を覆う大きさに形成されており、光源用のバ
ルブ57を電気的に接続する電気回路等の回路パターン
(図示せず)を印刷により形成したパターン面3aを外
側にしてメータケース2の底部裏面に張り付けられてい
る。
【0018】また硬質配線板4は、図2に示すように回
路パターン(図示せず)を印刷により形成したパターン
面4aに中央処理装置(CPU)8や電源集積回路9等
の制御用電子部品、及びオドメータ55用コネクタ10
や接続用コネクタ6が半田付けにより取り付けられて構
成されている。接続用コネクタ6は、ケース枠12と、
上端11a及び下端11bをそれぞれ上及び下方向に突
出させてケース枠12に取り付けられた複数のピン端子
11,11,…とを有して構成されており、上端11a
を硬質配線板4に半田付け13されて取り付けられてい
る(図1,図2参照)。
【0019】この硬質配線板4は、一枚のステンレス製
板部材からなるヒートシンク14と共にカバー15に組
み込まれてサブアッセンブリ16を構成しており、この
サブアッセンブリ16を、メータケース2の底部裏面に
張り付けられたフレキシブル配線板3上に位置決めして
ねじ17止めすることによってメータケース2に取り付
けられる。
【0020】この硬質配線板4の取り付けにより、複数
のピン端子11,11,…の各下端11bがフレキシブ
ル配線板3の回路パターンの各接続端部に弾接してコネ
クタ接続部7を構成しており(図1,図3参照)、かつ
フレキシブル配線板3と硬質配線板4の各回路パターン
の接続端部同士が面タッチにより接続してパターン接続
部5を構成しており(図1参照)、これにより本実施形
態の電気的接続構造1を構成することができる。
【0021】この構成によれば、コンビネーションメー
タ50の多機能化に伴いフレキシブル配線板3と硬質配
線板4間の接続部が増加したとしても増加した接続部を
パターン接続部5で構成することができるので、接続用
コネクタ6及び硬質配線板4の大型化を極力抑制するこ
とができ、ひいてはコスト高を抑制することができる。
【0022】また本実施形態におけるパターン接続部5
は、硬質配線板4を覆うカバー15とメータケース2と
の間で、カバー15を固定するねじ17によりフレキシ
ブル配線板3と硬質配線板4とをサンドイッチ構造に固
定することにより保持されている。このためパターン接
続部5の保持は、保持手段としての他部材を不要とする
ので、部品点数及び組み付け工数の増加を伴うこと無く
行うことができる。
【0023】また電気的接続構造1は、好ましくは図1
に示すように、メータケース2のパターン接続部5に対
応する部位が、接続用コネクタ6と略同一高さになるよ
うに突出形成されて構成される。すなわちメータケース
2のパターン接続部5に対応する部位には凸部19が接
続用コネクタ6のケース枠12と略同一高さになるよう
に突出形成されており、フレキシブル配線板3の該当部
位が舌片状に切り欠かれて凸部19に沿うように折り曲
げられ、かつその端部が凸部19の段部に形成された突
起20に圧入されてセッティングされている。これによ
りパターン接続部5は、カバー15と凸部19との間
で、カバー15を固定するねじ17によりフレキシブル
配線板3と硬質配線板4とをサンドイッチ構造に固定す
ることにより保持される。
【0024】この構成によれば、硬質配線板4をメータ
ケース2の一般部と略平行に保持することができるの
で、パターン接続部5とコネクタ接続部7を安定して保
持することができ、これにより両配線板3,4間の電気
的接続の安定化を図ることができる。
【0025】また電気的接続構造1は、さらに好ましく
は図2に示すようにパターン接続部5の硬質配線板4の
接続端部18,18,…が、硬質配線板4に穿設した固
定用のねじ孔4bの周辺部4cに形成される。
【0026】この構成によれば、本来デッドスペースと
なっている硬質配線板4の固定用のねじ孔4bの周辺部
4cに、硬質配線板4のパターン接続5用の接続端部1
8,18,…を形成したので、該接続端部18,18,
…を硬質配線板4の大型化を伴うことなく形成すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、計器の多機能化に伴いフレキシブル配線板
と硬質配線板間の接続部が増加したとしても増加した接
続部をパターン接続部で構成することができるので、接
続用コネクタ及び硬質配線板の大型化を極力抑制するこ
とができ、ひいてはコスト高を抑制することができる。
【0028】さらに、請求項の発明によれば、パター
ン接続部は、硬質配線板を覆うカバーとメータケースと
の間で、カバーを固定するねじによりフレキシブル配線
板と硬質配線板とをサンドイッチ構造に固定することに
より保持されるので、保持手段としての他部材を不要と
し、これにより部品点数及び組み付け工数の増加を伴う
こと無く容易に組み付けることができる。
【0029】また請求項2の発明によれば、硬質配線板
をメータケースの一般部と略平行に保持することができ
るので、パターン接続部とコネクタ接続部を安定して保
持することができ、これによりフレキシブル配線板と硬
質配線板の両配線板間の電気的接続の安定化を図ること
ができる。
【0030】また請求項3の発明によれば、本来デッド
スペースとなっている硬質配線板の固定用のねじ孔の周
辺部に、硬質配線板のパターン接続用の接続端部を形成
したので、該接続端部を硬質配線板の大型化を伴うこと
なく形成することができ、ひいてはコスト高を抑制する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての計器用配線板の電
気的接続構造の概略断面図である。
【図2】図1の計器用配線板の電気的接続構造に用いら
れるサブアッセンブリの裏面図である。
【図3】図1の計器用配線板の電気的接続構造の他側の
一部破断した側面図である。
【図4】図1の計器用配線板の電気的接続構造を適用し
たコンビネーションメータの正面図である。
【図5】図4のコンビネーションメータの裏面図であ
る。
【符号の説明】
1 計器用配線板の電気的接続構造 2 メータケース 3 フレキシブル配線板 4 硬質配線板 4b ねじ孔 4c 周辺部(ねじ孔の) 5 パターン接続部 6 接続用コネクタ 7 コネクタ接続部 15 カバー 17 ねじ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 23/68 H01R 9/09 H01R 13/24 H01R 13/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータケースに装着されるフレキシブル
    配線板と硬質配線板とが、回路パターンの接続端部同士
    の面タッチにより接続するパターン接続部と、前記両配
    線板間に介在する接続用コネクタにより接続するコネク
    タ接続部とにより電気的に接続されている計器用配線板
    の電気的接続構造であって、 前記パターン接続部は、前記硬質配線板を覆うカバーと
    前記メータケースとの間で、前記カバーを固定するねじ
    により前記フレキシブル配線板と硬質配線板とをサンド
    イッチ構造に固定することにより保持 されていることを
    特徴とする計器用配線板の電気的接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の計器用配線板の電気的
    接続構造であって、 前記メータケースの前記パターン接続部に対応する部位
    が、前記接続用コネクタと略同一高さになるように突出
    形成されていることを特徴とする計器用配線板の電気的
    接続構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の計器用配線板
    の電気的接続構造であって、 前記パターン接続部の前記硬質配線板の接続端部が、前
    記硬質配線板に穿設した固定用のねじ孔の周辺部に形成
    されていることを特徴とする計器用配線板の電気的接続
    構造。
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