JP2768229B2 - 車両用計器 - Google Patents

車両用計器

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JP2768229B2 JP5203999A JP20399993A JP2768229B2 JP 2768229 B2 JP2768229 B2 JP 2768229B2 JP 5203999 A JP5203999 A JP 5203999A JP 20399993 A JP20399993 A JP 20399993A JP 2768229 B2 JP2768229 B2 JP 2768229B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用計器に係り、特
に、車両用計器に設けられた抵抗の取り付け構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に設けられた電気式計器、例
えば速度計、回転計(タコメータ)、水温計、燃料計等
の計器(内機)類の印加電圧は12V系のものが多く採
用されている。そのため、例えばトラックなどの車両に
おいては、車両から入力される電源電圧は24Vである
ため、この電圧を12Vに降圧して使用する必要があ
る。通常、24Vの電圧を12Vに降圧するのに抵抗を
用い、この抵抗の電圧降下により電源電圧を所定の12
Vの電圧に下げている。図4は、この電源回路を示して
おり、図4において、イグニッションスイッチ1を介し
て車両より供給される24Vの電源電圧は、降圧用の抵
抗2により12Vに降圧されて計器(内機)類3に印加
される。この降圧用の抵抗2としては、例えばセメント
抵抗などが用いられている。ここで、可変抵抗4は計器
類の指針位置調整用の可変抵抗である。
【0003】一方、これらの内機類と外部の検出素子と
の電気的導通に、リジッドプリント基板(RPC)に代
えて、安価なフレキシブルプリント基板(FPC)を採
用するようになった。このフレキシブルプリント基板
(FPC)を採用した場合、セメント抵抗などのよう
に、重くて大きな降圧用の抵抗をフレキシブルプリント
基板のランド部に直接ハンダ付けして接続することは、
フレキシブルプリント基板にとっては強度的に無理なた
め、図3に示すように、タッピングねじを用いて抵抗を
取り付けることが考えられた。
【0004】即ち、図3は従来の降圧用の抵抗の取り付
け構造を示しており、図3において、車両用計器10の
ケース40の内部には、速度計、回転計(タコメー
タ)、水温計、燃料計等の内機50A、50Bが収納固
定されており、この内機50A、50Bの前面には文字
板51が設けられている。また、内機50A、50Bの
それぞれの出力軸52A、52Bには指針53A、53
Bが取り付けられている。
【0005】ケース40の底部の裏面にはフレキシブル
プリント基板30が配設されており、このフレキシブル
プリント基板30の配線と降圧用抵抗20とが電気的に
接続されるように、抵抗20のリード部21A,21B
をフレキシブルプリント基板30の上面載置し、タッ
ピングねじ22A,22Bをボス部41A,41Bに嵌
入させて、抵抗20とフレキシブルプリント基板30と
をケース40の底部の裏面に固定している。内機50
A,50Bとフレキシブルプリント基板30とは、ねじ
54A,54B,54Cおよび54Dにより固着されて
いる。そして、この抵抗20が発熱すると、この抵抗2
0の表面温度は約100℃以上まで上昇するため、抵抗
20の外面には、手や車両ハーネスやその他の部品が抵
抗20に触れないようにするために、保護カバー60を
装着している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように抵抗をケースに取り付けた場合、手や車両ハーネ
スやその他の部品が抵抗に触れないようにするために、
保護カバーをケースの外部に装着することが必要とな
り、部品点数が増えてコスト高になるという問題があっ
た。また、保護カバーを設けた場合、この計器と車両部
品との間には余分なスペースが必要になるという問題が
あった。そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、抵抗を保護カバーなしで取り付けた車両用
計器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内機と、この
内機を収容するケースと、内機に印加する電源電圧を降
圧して所定の電圧とする降圧用抵抗とを有する車両用計
器において、前記ケースの底部に複数の放熱用穴部を有
する凹部を備え、この凹部は底部よりケースの内方に突
出してケースと一体的に形成されており、降圧用抵抗は
凹部内に配置されるとともに、ケースの底部裏面に配設
されたフレキシブルプリント基板と降圧用抵抗が電気的
に接続されたことを特徴とする。
【0008】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明にお
いては、降圧用抵抗がケースの底部よりケースの内方に
突出して形成された凹部内に配置されるため、保護カバ
ーを装着する必要がなくなる。このため、部品点数も減
ることからコストも安くなるという効果を生じるととも
に、車両部品との間に余分なスペースを設ける必要がな
くなって、省スペースになるという格別の効果を奏す
る。また、凹部には複数の放熱用穴部を有するため、降
圧用抵抗が発熱しても素早く放熱されるようになる。
【0009】
【実施例】図1に本発明の実施例の断面図を示す。図1
において、車両用計器10のケース40の内部には、速
度計、回転計(タコメータ)、水温計、燃料計等の内機
50A,50Bが収納固定されており、この内機50
A,50Bの前面には合成樹脂、例えばポリカーボネー
ト(PC)よりなる文字板51が設けられている。ま
た、内機50A,50Bのそれぞれの出力軸52A,5
2Bには指針53A,53Bが取り付けられており、文
字板51の上部には、透明な合成樹脂、例えば透明なア
クリル樹脂よりなるカバー41が設けられている。
【0010】合成樹脂、例えばポリプロピレン(PP)
よりなるケース40の底部には、ボス部41A、41B
と凹部42とが設けられており、このボス部41A、4
1Bは後記するタッピングねじ22A、22Bを嵌入さ
せるために設けられており、また、この凹部42は後記
する降圧用抵抗20を配設するために設けられている。
さらに、凹部42の底部には、降圧用抵抗20が発熱し
た際に放熱するための複数の穴部43が設けられてい
る。ここで、降圧用抵抗20は5〜10W程度のセメン
ト抵抗などからなり、その底部には、断面L字状で金属
製のリード部21A、21Bが設けられている。
【0011】フレキシブルプリント基板(FPC)30
には、降圧用抵抗20が挿入されるための穴部32(図
2参照)が設けられており、このフレキシブルプリント
基板30はケース40の底部の裏面に配設され、フレキ
シブルプリント基板30の配線(図示せず)と降圧用抵
抗20とが電気的に接続されるように、降圧用抵抗20
をフレキシブルプリント基板30に設けられた穴部32
及びケース40の底部に設けられた凹部42内に突出し
て配置するとともに、降圧用抵抗20のリード部21
A、21Bをフレキシブルプリント基板30の上面
置し、タッピングねじ22A、22Bをボス部41A、
41Bに嵌入させて、降圧用抵抗20とフレキシブルプ
リント基板30とをケース40の底部の裏面に固定して
いる。
【0012】内機50A、50Bとフレキシブルプリン
ト基板30とは、ねじ54A、54B、54Cおよび5
4Dにより固着されている。この固着時に、フレキシブ
ルプリント基板30に設けられた内機接続用のランド部
(図示せず)と内機50A、50B内に設けられた接続
部(図示せず)とは、ねじ54A、54B、54Cおよ
び54Dにより電気的に接続される。
【0013】以下、図2を参照して降圧用抵抗20をケ
ース40に取り付ける方法を説明すると、図2は本発明
の実施例の降圧用抵抗の取り付け方法を示す要部斜視図
であり、図2において、降圧用抵抗20が挿入されるた
めの穴部32、銅箔ランド部31A、31Bおよび配線
(図示せず)が設けられたフレキシブルプリント基板3
0をケース40の底部裏面に配置する。そして、フレキ
シブルプリント基板30に設けられた内機接続用のラン
ド部(図示せず)と内機50A、50B内に設けられた
接続部(図示せず)とを電気的に接続するために、内機
50A、50Bとフレキシブルプリント基板30とをね
じ54A、54B、54Cおよび54Dにより固着す
る。
【0014】その後、端部にねじ穴23A、23Bを有
する断面L字状のリード部21A、21Bが設けられた
降圧用抵抗20を、フレキシブルプリント基板30に設
けられた穴部32及びケース40の底部に設けられた凹
部42内に突出して配置するとともに、降圧用抵抗20
のリード部21A、21Bのねじ穴23A、23Bと銅
箔ランド部31A、31Bのねじ穴33A、33Bとを
位置合わせして、フレキシブルプリント基板30の上面
の載置する。その後、タッピングねじ22A、22B
を、リード部21A、21Bのねじ穴23A、23B及
び銅箔ランド部31A、31Bのねじ穴33A、33B
を貫通させるとともに、ケース40の底部に設けられた
ボス部41A、41Bに嵌入させて、降圧用抵抗20と
フレキシブルプリント基板30とをケース40の底部の
裏面に固定する。
【0015】以上の実施例の効果を説明すると、降圧用
抵抗20がケース40の底部に形成された凹部42内に
突出して配設されるため、保護カバーを装着する必要が
なくなり、そのため、部品点数も減ることからコストも
安くなり、また、車両部品との間に余分なスペースを設
ける必要がなくなって、省スペースとなるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の断面図である。
【図2】 図1の要部斜視図である。
【図3】 従来の抵抗の取り付け構造を示す断面図であ
る。
【図4】 電源回路を示す図である。
【符号の説明】
10…車両用計器、20…抵抗、22A、22B…タッ
ピングねじ、40…ケース、42…凹部、50A、50
B…内機(計器)、51…文字板、53A、53B…指
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 11/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内機と、この内機を収容するケースと、
    前記内機に印加する電源電圧を降圧して所定の電圧とす
    降圧用抵抗とを有する車両用計器において、前記ケースの底部に複数の放熱用穴部を有する凹部を備
    え、 前記凹部は前記底部より前記ケースの内方に突出して同
    ケースと一体的に形成されており、 前記降圧用抵抗は前記凹部内に配置されるとともに、
    記ケースの底部裏面に配設されたフレキシブルプリント
    基板と前記降圧用抵抗が電気的に接続されたことを特徴
    とする車両用計器。
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JPH0547509Y2 (ja) * 1987-03-28 1993-12-14
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