JPWO2003098344A1 - 画像表示装置、マルチディスプレイ装置および輝度管理装置 - Google Patents

画像表示装置、マルチディスプレイ装置および輝度管理装置 Download PDF

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Abstract

複数の画像表示装置の投射画面を隣接させて1画面分の画像を形成するマルチディスプレイ装置であって、各画像表示装置は、それぞれ投射ランプの平均的な輝度低下特性を示すルックアップテーブルを格納する輝度低下特性記憶部と、自装置のランプの点灯時間を計時するタイマー部と、当該ランプの使用開始時からの点灯時間を累積して記憶する点灯時間記憶部と、他の画像表示装置と通信する外部通信部とを備え、当該外部通信部を介して相互に点灯時間を報告し合い、複数の画像表示装置のうち一番点灯時間が大きな装置について、そのランプ輝度を当該装置における点灯時間と輝度低下特性記憶部に格納されているルックアップテーブルに基づき推測し、当該推測されたランプ輝度に合わせて自装置の投射画面の輝度を補正する。

Description

技術分野
本発明は、投射型の画像表示装置、当該画像表示装置を複数備えたマルチディスプレイ装置、およびそれらの画像表示装置の投射画面の輝度が等しくなるように管理する輝度管理装置に関する。
背景技術
近年、防災司令室や発電所の監視室、あるいはコンサートやイベントの会場などにおいて、巨大なスクリーン上に映像を表示させるような場合が多くなってきている。このような映像装置として、複数台の投射型の画像表示装置(以下、各投射型の画像表示装置を、「プロジェクター」という。)の投射画面を隣接させてスクリーン上に大画面を形成するいわゆるマルチディスプレイ装置が使用されているのが一般的である。
このようなマルチディスプレイ装置では、観察者に違和感を与えないようにするため、各投射画面の連続性が要求される。通常のプロジェクターには、その投射画面の輝度を調整する機能が備えられており、この機能により各プロジェクターの輝度を適宜調整して各投射画面における輝度を均一化させ、隣接する画面同士の連続性を確保するようにしている。
しかしながら、プロジェクターの投射用ランプとして、一般に高圧水銀ランプやキセノンランプなどの高輝度ランプが使用されており、それらのランプには一定の寿命があり、またその輝度は、点灯初期の所定の時間内に急激に低下し、その後は緩やかに低下していくという特性がある。
したがって、複数台のプロジェクターのうち例えば1台の投射用ランプを交換し、その際に他の複数台のプロジェクターの投射画面の輝度と同じになるように調整しても、時間の経過と共に隣接する画面との輝度がずれていくという問題がある。
従来、このような時間の経過に伴う複数台のプロジェクター間の輝度差を無くすように補正するには、定期的(例えば、ランプの点灯時間が、200時間経過するごと)に調整者が輝度調整を行うことが必要となるが、これらは大変手間であり、通常は専門のサービスマンが調整する必要があるので、メンテナンスコストが嵩むという問題がある。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって、サービスマンなどによる調整をほとんど必要とせずに、複数の投射画面の輝度を一致させて全体として一体感のある画像表示を実現するための画像表示装置、そのような画像表示装置を複数台備えたマルチディスプレイ装置および当該マルチディスプレイ装置において各画像表示装置の輝度を管理する輝度管理装置を提供することを目的とする。
発明の開示
上記目的を達成するため、本発明に係る画像表示装置は、複数の投射型の画像表示装置を、それらの投射画面が隣接して表示されるように配設してなるマルチディスプレイ装置において使用される画像表示装置であって、画像信号に基づいて画像を形成する画像形成デバイスと、投射用ランプを有し前記画像形成デバイスに形成された画像を被投射面に投射して投射画面を形成する投射手段と、自装置における投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する第1の取得手段と、他の画像表示装置と通信する通信手段と、前記通信手段を介して他の画像表示装置で使用されている投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する第2の取得手段と、前記第1と第2の取得手段により得られた情報に基づき、自装置における投射画面の輝度を補正する輝度補正手段とを備えることを特徴としている。
このように他の画像形成装置と通信してそれらの投射用ランプの輝度を指標する情報を取得し、これらと自装置の投射用ランプの輝度を指標する情報とに基づき自装置の投射画面の輝度を自動的に補正するように構成しているので、これをマルチディスプレイ装置に使用することにより、サービスマンなどによる定期的な輝度調整を不要とすることができる。
また、本発明に係るマルチディスプレイ装置は、各投射画面が隣接するように配設された複数の投射型の画像表示装置と、入力された画像信号から、前記各画像表示装置で表示すべき画像信号を生成して分配する画像分配手段とを備えたマルチディスプレイ装置であって、前記各画像表示装置は、画像信号に基づいて画像を形成する画像形成デバイスと、投射用ランプを有し前記画像形成デバイスに形成された画像を被投射面に投射して投射画面を形成する投射手段と、自装置における投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する第1の取得手段と、他の画像表示装置と通信する通信手段と、前記通信手段を介して他の画像表示装置で使用されている投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する第2の取得手段と、前記第1と第2の取得手段により得られた情報に基づき、自装置における投射画面の輝度を補正する輝度補正手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチディスプレイ装置は、各投射画面が隣接するように配設された複数の投射型の画像表示装置と、入力された画像信号から、前記各画像表示装置で表示すべき画像信号を生成して分配する画像分配手段とを備えたマルチディスプレイ装置であって、前記画像分配手段は、各画像表示手段における投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する取得手段と、前記画像表示装置ごとに設けられ、対応する画像表示装置に送信すべき画像信号を制御して、各画像表示装置により表示される投射画面の輝度を補正する輝度補正手段と、前記取得手段により得られた情報に基づき、一または複数の輝度補正手段に指示して、各画像表示装置の投射画面の輝度がほぼ同一になるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
上記構成により各投射画面の輝度を自動的に補正する機能を備えたマルチディスプレイ装置を得ることができる。
さらに、本発明は、複数の投射型の画像表示装置を、それらの投射画面が隣接して表示されるように配設してなるマルチディスプレイ装置における各投射画面の輝度を管理する輝度管理装置であって、各画像表示装置と通信する通信手段と、前記通信手段を介して各画像表示装置から、当該装置の投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により得られた情報に基づき、前記通信手段を介して一または複数の画像表示装置に対し、それらの投射画面の輝度を、投射用ランプの輝度を最低の画像表示装置における投射画面の輝度に合わせるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
このような輝度管理装置により、マルチディスプレイ装置における輝度調整を容易に実行することができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明に係るマルチディスプレイ装置の実施の形態について図面に基づき説明する。
<実施の形態1>
(1)マルチディスプレイ装置の全体講成
図1は、マルチディスプレイ装置の全体構成を示す図である。本実施の形態においては、マルチディスプレイ装置は、画像分配装置100と、4台のプロジェクター101〜104とから構成されている。
画像分配装置100は、ビデオデッキやパーソナルコンピュータから送られてきた1画面分の画像信号をプロジェクター101〜104により表示すべき4つの画面分に分割し、それぞれの画面に対応する画像信号について、画像拡大処理などの所定の信号処理を実行した後、プロジェクター101〜104に出力する。
プロジェクター101〜104は、入力された画像信号に基づき画像表示デバイスに画像を形成させ、これに投射用ランプの光を照射してその透過光を投写レンズによりスクリーン110上に投写させる構成であり、それぞれの投射画面111〜114が、ほぼ正方形のスクリーン110の縦と横に隣接して等しい倍率で投写されるように設定されている。
また、プロジェクター101〜104は、通信ケーブル121、122、123を介して接続され、RS−232Cなどのシリアルインターフェースにより通信可能となっており、相互に輝度調整に必要な情報の交換ができるように構成される。詳しくは、後述する。
(2)画像分配装置100の構成
図2は、画像分配装置100の構成を示すブロック図である。
同図に示すように画像分配装置100は、RGB変換器41、セレクター42、フレームメモリ部43、画像抽出部44、画像拡大部51〜54などからなる。
外部から入力された画像信号が輝度色差信号(YUV信号)である場合には、RGB変換部41においてRGB信号に変換された後にセレクター42に送出される。このRGB変換部41は、公知の行列演算回路からなり、YUV信号をRGB信号に変換する。
セレクター42は、操作者のリモコン操作などにより切り換えられ、RGB信号入力もしくはYUV信号入力のどちらかを選択して後段のフレームメモリ部43に送る。
フレームメモリ部43は、RGBの各色の画像信号用のフレームメモリを備え、それぞれの画像信号の値を1画面分格納する。
画像抽出部44は、フレームメモリ部43に格納されている各色の1画面分の画像信号を、そのメモリアドレスを参照しながら、出力画面上で水平方向に4等分されるように切り取って、それぞれ画像拡大部51〜54に送出する。
画像拡大部51〜54は、RGBの各色について各画素間の信号を補間することにより、画像抽出部44で切り取られて分割された画像を、各プロジェクター101〜104における1画面分の画像となるように画素数を増加させて画像を拡大するものであり、具体的には、リサイズLSIが用いられている。
各画像拡大部51〜54で拡大処理された画像信号は、それぞれ対応するプロジェクター101〜104に送られる。
リモコン信号受信部61は、例えば、赤外線通信によるリモコン80(図8参照)からの指示を受け付けて、その指示を制御部62に伝達し、制御部62は、当該指示に基づき、セレクター42の切り替えや画像抽出部44における画像の抽出条件などを制御する。
(3)プロジェクターの構成
各プロジェクター101〜104は同じ構成なので、ここでは,代表としてプロジェクター101の構成についてのみ説明する。
図3は、当該プロジェクター101の構成を示すブロック図である。
同図に示すようにプロジェクター101は、外部通信部21、制御部22、輝度低下特性記憶部23、点灯時間記憶部24、ランプ点灯回路25、投射用ランプ26、タイマー部27、輝度補正部28、表示デバイス駆動部29、表示デバイス部30、投射レンズユニット31、リモコン信号受信部32およびランプ交換検出部33などからなる。
外部通信部21は、他のプロジェクター102〜104の外部通信部と通信して、それぞれのランプの輝度の大きさを指標する情報(以下、「輝度情報」という。本実施の形態では、各プロジェクターにおけるランプ使用開始からの累積点灯時間(以下、単に「点灯時間」という場合もある。)を入手し、あるいは自装置の輝度情報を他装置に提供する。
制御部22は、CPUと、制御プログラムなどを格納するROMと、通信により取得した他装置のランプの点灯時間データなどを一時的に格納するためのテーブルを有するRAMやEEPROMなどから構成され、プロジェクター101内の各部を制御して円滑な画像表示を実行させる。
特に、外部通信部21を介して得た他のプロジェクターの輝度情報と、自装置における輝度情報に基づき、必要に応じ輝度補正部28に指示して、自装置の投射画面の輝度を補正し、自装置による投射画面の輝度が他のプロジェクター102〜104の投射画面の輝度と同一になるように制御する。詳しくは後述する。
輝度低下特性記憶部23は、投射用ランプ26の平均的な輝度低下特性(点灯時間と輝度低下の関係を同種の複数のランプで実験し、これを平均化したもの)を示すルックアップテーブル(LUT)が格納されている。
図4は、上記投射用ランプ26の平均的な輝度低下特性の例を示すグラフである。同図に示すようにキセノンランプなどの高圧放電ランプは、一般的に点灯開始から一定時間T0までは輝度が急速に低下し、その後はほとんど平坦に近い状態で緩やかに低減する特性を有している。
図6は、上記輝度低下特性を示すLUTの例を示す図である。制御部22は、必要に応じて点灯時間記憶部24からランプの点灯時間の情報を読み出し、上記LUTを参照して現在の投射用ランプ26の輝度を推測する。なお、このルックアップテーブルに記載されている点灯時間の間の点灯時間については、公知の直線補間法などにより適宜補間して輝度が求められる。
点灯時間記憶部24には、投射用ランプ26の点灯時間の累積値が記憶される。
ランプ点灯回路25は、制御部22からの点灯指示を受けて、高圧パルスを発生して投射用ランプ26に放電を開始させ、その後は定電力制御して、投射用ランプ26が一定の光束を発するように制御し、制御部22から消灯指示があると投射用ランプ26への電力の供給を停止する。
タイマー部27は、制御部22からランプ点灯回路25へ点灯指示がある度に時間をリセットして計時を開始し、制御部22は消灯指示の際に、当該計時された時間を点灯時間記憶部24に格納されていた時間に加算し、その加算された時間を新たな点灯時間として更新する。
輝度補正部28は、制御部22からの指示に基づき画像信号の信号値(電圧)を制御して輝度が所望の値になるように補正した上で、表示デバイス駆動部29に送出する。
この輝度補正部28は、内部の不揮発性メモリ(不図示)に表示デバイス部30のガンマ特性を示すLUTを格納する。このガンマ特性は、入力された画像信号の信号値(電圧値)と当該表示デバイス部30の透過光の輝度との相関関係を示すものである。図7は当該ガンマ特性の一例であり、横軸は画像信号の電圧値を、縦軸は、投射用ランプ26の光出力(輝度)をそれぞれ百分率で示している。
輝度補正部28は、制御部22から輝度変更指示と共にその目標とする輝度の値の情報を受け取ると上記ガンマ特性のLUTを参照しながら、変更すべき電圧の変化量を求め、これにより画像信号の電圧値を変化させて投射画面の輝度を変更する。図7の例において、もし、仮に投射画面の輝度を現在の輝度の80%に減ずるような場合には、画像信号の電圧をほぼ10%減ずればよいのが分かる。
表示デバイス駆動部29は、輝度補正された画像信号に基づき、表示デバイス部30を駆動して画像を形成させる。
表示デバイス部30は、例えば、透過型のカラー液晶パネルであって、このパネルに形成された画像は、投射用ランプ26の照射を受けて投射レンズユニット31を介して図外のスクリーンに投影される。
投射レンズユニット31には、投射レンズとフォーカス調整およびズーム調整用のレンズ駆動機構が内蔵されており、制御部22からの指示に基づきフォーカス動作やズーム動作を実行するようになっている。
リモコン信号受信部32は、赤外線通信によりリモコン80からの指示を受信して、その内容を制御部22に伝える。
ランプ交換検出部33は、投射用ランプ26が交換されたことを検出し、その旨を制御部22に通知する。制御部22は、この通知を受けて点灯時間記憶部24に記憶されている点灯時間をリセットする。
なお、上記ランプ交換検出部33として、例えば、プロジェクター101の投射用ランプ26のソケット部分にランプの口金を装着するとON(もしくはOFF)になるようなリミットスイッチを設置しておき、ONからOFF(もしくは、その反対)になったときに投射用ランプ26の交換があったと検出するようにしてもよいし、あるいは、プロジェクター101内の画像の投射に支障のない位置に投射用ランプ26の光束の強さを検出する光電センサを配置して、定期的にその出力値をサンプリングして不揮発性メモリに記憶しておき、そのサンプリング値が前回のサンプリング値から大きく増大したときに投射用ランプ26の交換がされたと判断するようにしてもよい。また、単に、投射用ランプ26を交換したユーザが、不図示の操作部もしくはリモコン80から投射用ランプ26を交換した旨を入力するようにしてもよい。
プロジェクター101の信号処理回路として、画像の色度を調整するため色度変換回路やコントラスト回路などを表示デバイス駆動部29の前段に備えることもあるが、本発明の内容とは直接関係ないので、ここでは特に図示していない。
図8は、マルチディスプレイ装置の操作に使用されるリモコン(リモートコントローラ)80の操作ボタンの構成例を示す図である。
同図に示すようにリモコン80には、電源ONボタン801、電源OFFボタン802、画像信号のソース選択ボタン群803、輝度自動補正指示ボタン804、ファンクションボタン805、輝度手動調整モードボタン806、IDセレクトボタン807、全装置選択ボタン808、送信先をプロジェクターと画像分配装置とで切り換えるための切換スイッチ809、4方向スイッチ810、エンターボタン811などを備える。
ここでは、各プロジェクター101〜104に装置ID、例えば、単純に1〜4が割り当てられており、プロジェクター101についてのみ操作したい場合には、IDセレクトボタン807を押してから、その装置IDのボタン「1」を押せばよい。
また、全プロジェクター101〜104を同時操作したい場合には全装置選択ボタン808を押せばよい。
後述のように、輝度補正処理は、所定の時間間隔で自動的に実行されるが、ユーザが画面を見て、今直ぐに輝度を自動補正する必要があると判断した場合には輝度自動補正指示ボタン804を押せばよい。
また、輝度手動調整モードボタン806は、ユーザが各プロジェクターごとに手動で個別に輝度補正する場合に使用される。
なお、本リモコン80は、赤外線通信でプロジェクター101〜104や画像分配装置100と通信するように構成されており、812は、その赤外線の発光部である。
(4)輝度補正処理の内容
今、仮にプロジェクター101〜104の投射用ランプ26を同時に新品のものに交換し、点灯時間がT1経過後に101の投射用ランプ26が切れて新品に交換する場合を考える。
図5のランプの輝度低下特性図に示すように時刻T1において、各プロジェクター101〜104の輝度が同一になるように調整しても、プロジェクター101の投射用ランプ26は新品であるため、その後プロジェクター102〜104の投射用ランプ26の輝度の低下率(図5の実線部分)よりも輝度の低下率が大きく(図5の破線部分)、時刻T2には輝度がそれらと大きく異なってしまう結果になる。
その度に、専門のサービスマンに輝度調整を依頼することは大変手間であると共にメンテナンスのコストも高くなる。
そこで、本実施の形態においては、次のようにして自動的に輝度補正するようにしている。
図9は、制御部22で実行される輝度補正処理の内容を示すフローチャートである。この処理は、本実施の形態では、プロジェクター101に電源が投入された後に自動的に実行されるが、それのみに限定されず、例えばリモコン80などからユーザの指示を受けて実行するようにしてもよい。なお、簡略化のため以下のフローチャートの説明では、「プロジェクター」を単に「装置」と呼称している。
まず、自装置のランプ点灯時間のデータを点灯時間記憶部24から読み出して、公知の通信プロトコルを用いて外部通信部21を介して他のプロジェクター102〜104に自装置の輝度情報として送信する(ステップS1)。この際、点灯時間データにはヘッダ情報として、送信先と送信元の装置IDが付される
一方、他の装置も当該装置のランプ点灯時間を自装置に向けて送信しているので、順次各装置の点灯時間データ(輝度情報)をその装置IDと共に受信する(ステップS2)。このとき各装置からの送信が衝突しないように公知の輻輳制御がなされてもよい。
そして、ステップS3において、他の全ての装置からの点灯時間データの受信が完了したか否かを判断し、まだ完了していなければ、ステップS2に戻り受信処理を繰り返すが、完了しておれば、次のステップS4で、受信した各装置の点灯時間データを、自装置のものも含め制御部22内部のRAM内のテーブルに装置IDに対応付けて格納する。なお、ステップS3とS4の処理は、順番を入れ替えて、点灯データを受信する度に順次テーブルに格納していくようにしてもよい。
そして上記テーブルに格納された点灯時間のデータを比較して、そのうち点灯時間が最大の装置(すなわち、ランプの輝度が最低となっている装置)を検出し(ステップS5)、それが他装置であれば(ステップS6:YES)、当該他装置に輝度を合わせる必要があるので、当該最大の点灯時間と、輝度低下特性記憶部23に格納されている輝度低下特性のLUTから、当該他装置におけるランプの輝度を推測し(ステップS7)、輝度補正部28に指示し、自装置の投射画面の輝度を補正する(ステップS8)。
ここで注意しなければならないのは、輝度低下特性記憶部23に格納された輝度低下特性に基づき推測されるのは、ランプの輝度であり、輝度補正部28では、そのランプ輝度の低下に相当する量だけ投射画面の輝度が低下するように画像信号の信号電圧を低下させなければならない。
具体的には、自装置の点灯時間と輝度低下特性から自装置のランプの輝度を求めて、これをYpとし、上記最低のランプ輝度をYqとすると、投射画像の輝度はランプ輝度に比例すると考えていいから、投射画像が補正前のYq/Ypとなるときの画像信号の電圧値の変化量を図7のガンマ特性から求めて、以下その分画像信号の電圧値から減ずればよい。
その画像信号の変化量は、例えば、輝度補正部28内部の不揮発性メモリ内に格納され、それ以降の輝度補正処理において更新されるまでその値を用いて輝度が補正される。
ステップS6において、もし、点灯時間が最大の装置が他装置でない場合、すなわち自装置のランプ点灯時間が最大である場合には、自装置における輝度補正は不要であるので、ステップS7,S8はスキップされる。
次のステップS9では、ステップS1の処理開始から所定時間が経過したか否かを判断し、所定時間経過しておれば、ステップS1に戻って、ステップS1〜S8までの処理を繰り返す。
なお、投射用ランプの輝度低下の速度はそれほど早くないので、上記所定時間は、例えば、10時間程度でよく、制御部22内のIC時計(不図示)により計時して、10時間を経過すると、その計時時間をリセットすると共にステップS1を実行するように構成される。
また、他装置の制御部22においても上記輝度補正処理と同様な処理が実行されるため、上記所定時間は全装置で統一すると共に、計時開始時刻を一にする必要があるのは言うまでもない。
そのため、定期的に他装置と通信して当該計時手段を同期させるようにしてもよいし、1台の装置をマスターとして、当該マスターのみに時間管理させ、例えばマスターからその点灯時間データの送信を受けたことを契機として、他装置にステップS1〜ステップS8の動作を実行させるプログラムしてもよい。
図10は、図5における時刻T1における輝度補正後、時刻T2に上記輝度補正処理を実行した場合のプロジェクター101(破線)、およびプロジェクター102〜104(実線)の輝度変化のグラフの予想図である。同図に示すように、時刻T1後、T2までは、プロジェクター101の輝度が他装置よりも落ち込んでいるが、時刻T2で一致させているので、その後は他装置の輝度劣化とほぼ等しく劣化し、輝度の差があまり生じない。なお、同例では、T1とT2の間隔をわざと大きくしているため、その間のプロジェクター101と他のプロジェクター102〜104の輝度に差が生じているが、実際はもっと短い間隔(上述の例では10時間)で輝度補正処理が実行されるため、ほぼ全時刻において全プロジェクターの輝度を一致させることが可能となる。
(輝度補正処理の変形例)
輝度低下特性記憶部23に記憶している輝度低下特性のLUTは、あくまでも同種の投射用ランプ26の平均的な特性である。しかし、たまたま使用した投射用ランプ26が平均的なランプよりも輝度低下の割合が大きい場合などにおいては、輝度低下特性記憶部23のLUTにより推測したランプ輝度と実際のランプ輝度に差が生ずることになり(図11参照。同図において実線は平均的な輝度低下特性、破線は、それよりも輝度低下の割合の大きな投射用ランプ26の輝度低下特性を示す。なお、同図においては、輝度低下の差を誇張して示すため縦軸(輝度)の縮尺を図4、図5、図10に比べて大きくとっている。)、図9の処理内容では各投射画面の輝度差を完全に補正することができないおそれがある。
図12は、この場合にも対処できる輝度補正処理の制御例を示すフローチャートである。なお、本制御例も、図9同様、プロジェクター101に電源を投入された直後から実行されるが、それのみに限らない。
この制御例では、輝度低下特性記憶部23内の輝度低下特性を補正するための係数(以下、「補正係数」という。なお、この補正係数は、装置組み立て時等においては初期値「1」に設定されて、不揮発性メモリ、例えば制御部22内のEEPROMに格納されている。)を設定し、手動によって調整者が輝度調整した場合に当該補正係数を更新するようにしている点に特徴がある。
まず、手動で輝度調整があったか否かを判断する(ステップS11)。すなわち、定期的に自動輝度補正が実行されているにもかかわらず、例えば、仮にプロジェクター101の投射画面の輝度のみが他のプロジェクター102〜104の投射画面の輝度より低いことが、ユーザにより視認されたとすると、ユーザもしくは専門のサービスマンは、リモコン80(図8参照)を操作してプロジェクター101の輝度を調整することができるようになっている。
以下に、その操作例を説明する。まず、不図示の操作部もしくはリモコン80から画像分配装置100に指示して、全面「白」の画像信号が出力されるようにする。
そして、切替スイッチ809がプロジェクター側にあることを確認して、ファンクションボタン805を押しながら輝度調整モードボタン806を押し、さらにIDセレクトボタン807、プロジェクター101の装置ID番号「1」を順に押して、エンターボタン811を押下する。
これによりリモコン80がプロジェクター101とのみ通信可能で、かつ輝度調整モードに設定されるので、次に、4方向ボタン812上下方向のどちらかを押下して輝度補正部28から出力される画像信号の信号値を変化させ、その投射画面の輝度が他のプロジェクター102〜104の投射画面の輝度と同一になるように調整する。
調整者が、全投射画面の輝度が同一になったと判断すると、エンターボタン811を押下することによりプロジェクター101の手動による輝度調整を終了する。
なお、リモコン80から輝度調整モードに切り換える旨の指示を受信したときに、それを示すフラッグを制御部22内のRAM内に設定しておけば、そのフラグを確認することによりステップS11の判断を容易に行える。
上述のような手動の輝度調整がなされた場合には、ステップS21に移って、輝度低下特性記憶部23の輝度低下特性を補正するため補正係数を求め、その値により制御部22内のEEPROMに格納されている補正係数の値を更新する。
この補正係数は、例えば次のようにして求めることができる。
まず、輝度調整モードに入って「白」の画面が投射されているときにおける、輝度補正部28から表示デバイス駆動部29に出力されている画像信号の値を制御部22内のRAMに記憶しておき、輝度調整後の画像信号値と比較する。そして、その信号値の変化に対応する投射画面の輝度の変化を既述のガンマ特性から求める。仮に、輝度調整前の輝度がYa、調整後の輝度がYb(ここではYb>Ya)とすると、輝度がYb/Ya倍されたことになる。このような調整が必要となったのは、当該点灯時間におけるランプの輝度が平均的な輝度低下特性よりもYa/Ybの割合だけ変動したにも関わらず機械的に平均的な輝度低下特性を用いて輝度を推測したからに過ぎない。そこで、Ya/Ybの値を補正係数nとし、平均的な輝度低下特性のLUTにおける当該点灯時間に対応する輝度に上記補正係数nを乗算するようにすれば、現実に使用している投射用ランプの正確な輝度の値を得ることができる。
この図12のフローチャートでは、上記ステップS11とステップS21が追加され、輝度情報として点灯時間のほかに補正係数が含まれるほかは、図9のフローチャートとほぼ同じなので、以下のステップについては簡単に説明する。
次のステップS12において自装置の点灯時間データと補正係数の輝度情報を他装置に送信すると共に、他装置からその点灯時間および補正係数を輝度情報として受信する(ステップS13)。輝度情報には、送信元と送信先の装置IDが付されているのは図9の場合と同様である。
他の全ての装置から点灯時間および補正係数を受信したら、自装置のものを含め装置IDに対応付けて点灯時間と補正係数をテーブルに格納する(ステップS15)。
そして、当該テーブルにおける点灯時間と補正係数とから各装置のランプの輝度を推定する(ステップS16)。すなわち、輝度低下特性を示すLUTから求められる仮の輝度値に補正係数nを乗じて真の輝度の値を推定する。
ステップS17では、上記推測した輝度が最低の装置を検出し、ステップS18においてその装置が他装置か否かを判断し、他装置であれば、その輝度に合わせて自装置の投射画面の輝度を補正する(ステップS19)。
もし、ステップS18において、輝度が最低の装置が自装置であると判断された場合には、自装置では輝度補正する必要はないので、ステップS19をスキップしてステップS20に移る。
ステップS20では、所定時間経後にステップS11に戻るようにして、このフローチャートの時間管理を行う。
このように手動で輝度調整した結果を輝度低下特性によるランプ輝度の補正にフィードバックして適用することにより、より優れた輝度管理を行うことができる。
なお、この手動による輝度調整は、万一輝度ずれが発生した場合に必要に応じてすればよく、従来定期的に調整者がしていたほど頻繁に調整する必要はない。
また、図11にも示すようにT1経過後は輝度低下がなだらかになるので、この部分をほぼ直線に近似することができる。そこで例えば時刻T3とT4において手動による輝度補正を実行すれば、時刻T3、T4における補正係数n3、n4が求まるので、容易に破線部分の近似式を求めることができる(例えば、輝度Y4はn3×Y3として求めることができるので、T=T3と破線の交点(T3,Y4)が求まり、他のT=T4と破線との交点も同様に求まる。2点の座標が求まれば、その2点を通過する直線の式を容易に求められる。)。
そして、時刻T4以降はこの近似式に基づき輝度を推測するようにすれば、手動による輝度補正はせいぜい2回のみで済む。なお、このような近似式を求める計算は制御部22が内部のROMに格納されているプログラムに基づき実行し、当該近似式は制御部22のEEPROM内に格納される。
<実施の形態2>
上記実施の形態1においては、プロジェクター101〜104間で輝度情報を交換して、それぞれで必要に応じて輝度補正するように構成したが、次の実施の形態2では、画像分配装置で輝度補正をするように構成している。
図13は、本実施の形態2に係る画像分配装置200の構成を示すブロック図である。同図において、図2と同じ番号を付したものは同じ構成を示すので、再説はせず、本実施の形態特有の構成についてのみ説明する。
図13に示すように、本実施の形態においては、画像分配装置200内に各プロジェクター101〜104に対応して4つの輝度補正部71〜74がそれぞれ画像拡大部51〜54の後段に設けられている。
また、輝度低下特性記憶部63には、上述した投射用ランプの平均な輝度低下特性を示すLUTが格納されており、点灯時間記憶部64には各プロジェクター101〜104における投射ランプの使用開始からの累積点灯時間が格納される。各プロジェクター101〜104で投射用ランプを交換した場合には、操作者がリモコンもしくは不図示の操作部からその旨を入力する。これを受けて制御部62は、当該ランプを交換したプロジェクターの点灯時間を0にリセットする。
タイマー部65は点灯時間を計時し(この場合、4台のプロジェクターが同時に点灯・消滅されるので、個別に計時する必要はない。)、制御部62は、その計時された時間を各プロジェクターごとに加算して点灯時間を更新する。
制御部62で実行される輝度補正処理の内容は、図9、図12で説明したのとほとんど同じなので、その説明は省略する。
ただ、点灯時間などの輝度情報をプロジェクター間で送受信する必要がなくなり、制御部62が直接、点灯時間記憶部64の内容を読み出して、輝度低下特性記憶部63内部に格納された輝度低下特性のLUTにより、各プロジェクターの輝度を推測することになる。そして一番輝度の低いプロジェクターに他のプロジェクターの輝度を合わせるべく輝度補正部71〜74を制御する。
このような構成によれば、プロジェクター101〜104において、外部通信部21、タイマー部27、輝度低下特性記憶部23、点灯時間記憶部24などが不要となり、プロジェクターの単価を低く抑えることができる。
また、マルチディスプレイ装置において、上記実施の形態1や2のように輝度補正処理の制御部を画像分配装置もしくはプロジェクターに内蔵させるのではなく、これらとは独立した単独の輝度管理装置として構成することも場合によっては可能であろう。
図14は、このようなシステム構成の1例を示している。
この例では、輝度管理装置として、ノートブック型のパソコン(パーソナルコンピュータ)130を利用している。
パソコン130は、例えば無線LAN機能を有しており、これにより各プロジェクター101〜104とネットワーク接続される。パソコン130内の不揮発性メモリには、輝度低下特性を示すLUTが格納されており、輝度補正処理に関し、図13における制御部62と輝度低下特性記憶部63の機能をパソコン130が果たすことになる。一方、各プロジェクター101〜104の構成は、図3に示すものとほとんど同じであるが、外部通信部21の代えて無線LAN通信部が設けられ、また、輝度低下特性部23は不要となる。
ユーザもしくはサービスマンがパソコン130に、図9などと同様なフローチャートを実行するプログラムをハードディスク内にインストールして実行させる。
なお、このような構成における輝度補正処理のフローチャートもほぼ図9のフローチャートと同じになるが、各ステップにおける「自装置」「他装置」は全て「各装置」と置き換えられ、ステップS1では、「各プロジェクターへの輝度情報送信要求送信」となり、この要求を受けて各プロジェクターから輝度情報をパソコン130宛に送信してくるように設定し、これらの輝度情報をパソコン130で受信して内部のテーブルに格納し、輝度低下特性のLUTに基づき一番点灯時間の長いプロジェクターの輝度を推測する。
そして、当該最低の輝度に合わせるため必要な、他のプロジェクターにおける輝度補正量を求め、それらのプロジェクターに対し、当該輝度補正量に従って輝度補正するように無線LANを介して指示する。
当該指示を受けた各プロジェクターは、制御部22により輝度補正部28を制御して自装置における投射画面の輝度を補正する。
<変形例>
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明の内容が、上記実施の形態に示された具体例に限定されないことは勿論であり、例えば、以下のような変形例を考えることができる。
(1)上記実施の形態1では、各プロジェクターは通信ケーブルで接続したが無線LANなどの無線通信によっても構わない。
(2)上記各実施の形態では画像表示装置として、主に透過型の液晶プロジェクターについて説明してきたが、投射用ランプを有し、画像を隣接して表示させることができる表示装置であればこれに限定されない。例えば、光反射型デバイスを用いた反射型プロジェクターなどにも適用可能である。このような光反射型デバイスとしては、微小のミラーをマトリクス状に配列し、圧電素子などで各微小ミラーの傾きを制御して、その反射光により画像を形成するデバイスなどが例として挙げられる。
(3)上記実施の形態1では、輝度情報としてランプの使用開始からの点灯時間や平均的な輝度低下特性に対する補正係数などについて説明したが、例えば、各プロジェクターが、自装置のランプの点灯時間と輝度低下特性(あるいは、さらに補正係数)に基づきランプの推定輝度を求め、当該推定輝度そのものを輝度情報として他装置に送信するようにしてもよい。
産業上の利用可能性
以上説明したように本発明に係るマルチディスプレイ装置によれば、各画像表示装置により投射された画面の輝度を自動的に調整して、それらを一致させることが可能となり、複数の画像表示装置による投射画面により画面が構成されていることを気づかせないような連続的な画面が得られ、特に優れた画質でかつ大きな画面が要求されるコンサート会場やイベント会場での映像表示に適している。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施の形態1に係るマルチディスプレイ装置の全体構成を示す図である。
図2は、画像分配装置の構成を示すブロック図である。
図3は、プロジェクターの構成を示すブロック図である。
図4は、ランプ点灯時間と輝度の関係(輝度低下特性)を示すグラフである。
図5は、時刻T1に一のプロジェクターの投射用ランプを交換して輝度補正し、その後全く輝度補正しない場合における各プロジェクターにおける投射用ランプの輝度の変化を示すグラフである。
図6は、平均的な輝度低下特性を示すルックアップテーブルの例を示す図である。
図7は、輝度補正部内に記憶されているガンマ特性の例を示す図である。
図8は、複数のプロジェクターと画像分配装置の共通のリモコンの操作ボタンの例を示す図である。
図9は、プロジェクター内の制御部により実行される輝度補正処理の内容を示すフローチャートである。
図10は、時刻T1後、時刻T2に上記輝度補正処理を実行した場合の各プロジェクターの輝度低下特性の関係を示す図である。
図11は、平均的な輝度低下特性と実際使用している投射ランプの輝度低下の速度に差がある場合のグラフである。
図12は、輝度補正処理における別の制御例を示すフローチャートである。
図13は、本発明の実施の形態2に係るマルチディスプレイ装置における画像分配装置の構成を示すブロック図である。
図14は、本発明のマルチディスプレイ装置における他のシステム構成例を示す図である。
【0002】
がずれていくという問題がある。
従来、このような時間の経過に伴う複数台のプロジェクター間の輝度差を無くすように補正するには、定期的(例えば、ランプの点灯時間が、200時間経過するごと)に調整者が輝度調整を行うことが必要となるが、これらは大変手間であり、通常は専門のサービスマンが調整する必要があるので、メンテナンスコストが嵩むという問題がある。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであって、サービスマンなどによる調整をほとんど必要とせずに、複数の投射画面の輝度を一致させて全体として一体感のある画像表示を実現するための画像表示装置、そのような画像表示装置を複数台備えたマルチディスプレイ装置および当該マルチディスプレイ装置において各画像表示装置の輝度を管理する輝度管理装置を提供することを目的とする。
発明の開示
上記目的を達成するため、本発明に係る画像表示装置は、複数の投射型の画像表示装置を、それらの投射画面が隣接して表示されるように配設してなるマルチディスプレイ装置において使用される画像表示装置であって、画像信号に基づいて画像を形成する画像形成デバイスと、投射用ランプを有し、前記画像形成デバイスに形成された画像を被投射面に投射して投射画面を形成する投射手段と、自装置における投射用ランプの点灯時間を当該投射用ランプの輝度を指標する情報として取得する第1の取得手段と、他の画像表示装置と通信する通信手段と、前記通信手段を介して他の画像表示装置で使用されている投射用ランプの点灯時間を当該投射用ランプの輝度を指標する情報として取得する第2の取得手段と、前記第1と第2の取得手段により得られた情報に基づき、自装置における投射画面の輝度を点灯時間の最大の画像表示装置の投射画面の輝度に合わせるように補正する輝度補正手段とを備えることを特徴としている。
このように他の画像形成装置と通信してそれらの投射用ランプの輝度を指標する情報を取得し、これらと自装置の投射用ランプの輝度を指標する清報とに基づき自装置の投射画面の輝度を自動的に補正するように
【0003】
構成しているので、これをマルチディスプレイ装置に使用することにより、サービスマンなどによる定期的な輝度調整を不要とすることができる。
また、本発明に係るマルチディスプレイ装置は、各投射画面が隣接するように配設された複数の投射型の画像表示装置と、入力された画像信号から、前記各画像表示装置で表示すべき画像信号を生成して分配する画像分配手段とを備えたマルチディスプレイ装置であって、前記各画像表示装置は、画像信号に基づいて画像を形成する画像形成デバイスと、投射用ランプを有し、前記画像形成デバイスに形成された画像を被投射面に投射して投射画面を形成する投射手段と、自装置における投射用ランプの点灯時間を当該投射用ランプの輝度を指標する情報として取得する第1の取得手段と、他の画像表示装置と通信する通信手段と、前記通信手段を介して他の画像表示装置で使用されている投射用ランプの点灯時間を当該投射用ランプの輝度を指標する情報として取得する第2の取得手段と、前記第1と第2の取得手段により得られた情報に基づき、自装置における投射画面の輝度を点灯時間の最大の画像表示装置の投射画面の輝度に合わせるように補正する輝度補正手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチディスプレイ装置は、各投射画面が隣接するように配設された複数の投射型の画像表示装置と、入力された画像信号から、前記各画像表示装置で表示すべき画像信号を生成して分配する画像分配手段とを備えたマルチディスプレイ装置であって、前記画像分配手段は、各画像表示手段における投射用ランプの点灯時間を当該投射用ランプの輝度を指標する情報として取得する取得手段と、前記画像表示装置ごとに設けられ、対応する画像表示装置に送信すべき画像信号を制御して、各画像表示装置により表示される投射画面の輝度を補正する輝度補正手段と、前記取得手段により得られた情報に基づき、点灯時間の最大の画像表示装置を検出し、一または複数の輝度補正手段に指示して、他の各画像表示装置の投射画面の輝度が前記点灯時間の最大の画像表示装置の投射画面の輝度とほぼ同一になるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
上記構成により各投射画面の輝度を自動的に補正する機能を備えたマルチディスプレイ装置を得ることができる。
【0004】
さらに、本発明は、複数の投射型の画像表示装置を、それらの投射画面が隣接して表示されるように配設してなるマルチディスプレイ装置における各投射画面の輝度を管理する輝度管理装置であって、各画像表示装置と通信する通信手段と、前記通信手段を介して各画像表示装置から、当該装置の投射用ランプの点灯時間を当該投射用ランプの輝度を指標する情報として取得する取得手段と、前記取得手段により得られた情報に基づき、前記通信手段を介して一または複数の画像表示装置に対し、それらの投射画面の輝度を、投射用ランプの輝度が最低の画像表示装置における投射画面の輝度に合わせるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
このような輝度管理装置により、マルチディスプレイ装置における輝度調整を容易に実行することができる。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の実施の形態1に係るマルチディスプレイ装置の全体構成を示す図である。
図2は、画像分配装置の構成を示すブロック図である。
図3は、プロジェクターの構成を示すブロック図である。
図4は、ランプ点灯時間と輝度の関係(輝度低下特性)を示すグラフである。
図5は、時刻T1に一のプロジェクターの投射用ランプを交換して輝度補正し、その後全く輝度補正しない場合における各プロジェクターにおける投射用ランプの輝度の変化を示すグラフである。
図6は、平均的な輝度低下特性を示すルックアップテーブルの例を示す図である。
図7は、輝度補正部内に記憶されているガンマ特性の例を示す図である。
図8は、複数のプロジェクターと画像分配装置の共通のリモコンの操作ボタンの例を示す図である。
図9は、プロジェクター内の制御部により実行される輝度補正処理の

Claims (8)

  1. 複数の投射型の画像表示装置を、それらの投射画面が隣接して表示されるように配設してなるマルチディスプレイ装置において使用される画像表示装置であって、
    画像信号に基づいて画像を形成する画像形成デバイスと、
    投射用ランプを有し、前記画像形成デバイスに形成された画像を被投射面に投射して投射画面を形成する投射手段と、
    自装置における投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する第1の取得手段と、
    他の画像表示装置と通信する通信手段と、
    前記通信手段を介して他の画像表示装置で使用されている投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1と第2の取得手段により得られた情報に基づき、自装置における投射画面の輝度を補正する輝度補正手段と
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 自装置における投射用ランプの使用開始時からの点灯時間を累積して記憶する記憶手段と、
    投射用ランプの点灯時間と輝度低下の平均的な関係を輝度特性として記憶する記憶手段と、を備え、
    前記投射用ランプの輝度を指標する情報は、上記投射用ランプの累積の点灯時間であり、
    前記輝度補正手段は、前記投射用ランプの点灯時間と前記輝度特性とから、ランプの輝度が最低の画像表示装置を求め、当該画像表示装置のランプの輝度に基づき、自装置における投射画面の輝度を補正することを特徴とする請求の範囲第1項記載の画像表示装置。
  3. 前記輝度補正手段は、
    自装置の投射用ランプの輝度が最低である場合には、自装置の投射画面の輝度を補正せず、
    他の装置の投射用ランプの輝度が最低である場合には、当該他の装置の投射画面の輝度に合わせるべく、自装置の投射画面の輝度を補正することを特徴とする請求の範囲第2項に記載の画像表示装置。
  4. 前記輝度補正手段は、
    自装置の投射画面の輝度を補正する場合において、入力された画像信号の信号値と出力される投射画面の輝度との関係を示すガンマ特性に基づき、目標の輝度に変更するために必要な画像信号の信号値の変化量を求め、この変化量に基づき画像信号の信号値を制御して投射画面の輝度を補正することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記輝度補正手段は、
    ユーザによる輝度補正の入力を受け着ける受付手段を備え、
    これにより自装置の投射画面の輝度補正を実行すると共に、それ以降に他の装置と通信して輝度補正を実行するに際し、当該ユーザの輝度補正における補正量に基づき前記画像信号の信号値の変化量を決定することを特徴とする請求の範囲第4項に記載の画像表示装置。
  6. 各投射画面が隣接するように配設された複数の投射型の画像表示装置と、
    入力された画像信号から、前記各画像表示装置で表示すべき画像信号を生成して分配する画像分配手段とを備えたマルチディスプレイ装置であって、
    前記各画像表示装置は、
    画像信号に基づいて画像を形成する画像形成デバイスと、
    投射用ランプを有し、前記画像形成デバイスに形成された画像を被投射面に投射して投射画面を形成する投射手段と、
    自装置における投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する第1の取得手段と、
    他の画像表示装置と通信する通信手段と、
    前記通信手段を介して他の画像表示装置で使用されている投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1と第2の取得手段により得られた情報に基づき、自装置における投射画面の輝度を補正する輝度補正手段と
    を備えることを特徴とするマルチディスプレイ装置。
  7. 各投射画面が隣接するように配設された複数の投射型の画像表示装置と、
    入力された画像信号から、前記各画像表示装置で表示すべき画像信号を生成して分配する画像分配手段とを備えたマルチディスプレイ装置であって、
    前記画像分配手段は、
    各画像表示手段における投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する取得手段と、
    前記画像表示装置ごとに設けられ、対応する画像表示装置に送信すべき画像信号を制御して、各画像表示装置により表示される投射画面の輝度を補正する輝度補正手段と、
    前記取得手段により得られた情報に基づき、一または複数の輝度補正手段に指示して、各画像表示装置の投射画面の輝度がほぼ同一になるように制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするマルチディスプレイ装置。
  8. 複数の投射型の画像表示装置を、それらの投射画面が隣接して表示されるように配設してなるマルチディスプレイ装置における各投射画面の輝度を管理する輝度管理装置であって、
    各画像表示装置と通信する通信手段と、
    前記通信手段を介して各画像表示装置から、当該装置の投射用ランプの輝度を指標する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により得られた情報に基づき、前記通信手段を介して一または複数の画像表示装置に対し、それらの投射画面の輝度を、投射用ランプの輝度が最低の画像表示装置における投射画面の輝度に合わせるように制御する制御手段と を備えることを特徴とする輝度管理装置。
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