JP5109527B2 - 画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、スクリーン上の輝度調整が簡便にできるようになった画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラムに関する。
従来、映画館における映画等の映像コンテンツは、フィルム映写機等によってスクリーン上に投影されることが一般的であった。
近年では、映像コンテンツのデジタル化技術に伴い、プロジェクタ(例えば特許文献1)を映画館等で利用する技術、即ち、いわゆるデジタルシネマの技術が、研究、開発され続けている。なお、以下、デジタルシネマ技術で利用可能なプロジェクタを、特に、シネマプロジェクタと称する。
このようなシネマプロジェクタでは、従来のフィルム映写機等と比較して、「人手のかからない日々のオペレーション」や「手間のかからない簡素で正確な調整」の実現が求められている。これらの実現は、シネマプロジェクタ単体のみならず、シネマプロジェクタを含むシステム全体として要求されている。例えば、スクリーン上の輝度調整について、これらの実現が求められている。
特開平05-260423号公報
しかしながら、従来、スクリーン上の輝度調整、即ち、スクリーン上の輝度を基準輝度値に保つための調整は、次のようにして行われていた。即ち、上映前もしくは定期的なメンテナンス時に、人間たるユーザが、スクリーン上の輝度を測定器を用いて実測する。そして、ユーザが、この測定結果に基づいて、シネマプロジェクタのランプパワーを調整して上映時の基準輝度値を保っていた。
このように、従来のスクリーン上の輝度調整は、ユーザにとって手間のかかる操作であり、また、システムにとってはコストのかかるものであった。即ち、従来のスクリーン上の輝度調整についていえば、「人手のかからない日々のオペレーション」や「手間のかからない簡素で正確な調整」の実現は困難であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、スクリーン上の輝度調整について、「人手のかからない日々のオペレーション」や「手間のかからない簡素で正確な調整」を実現できるようにするものである。
本発明の一側面の画像形成装置は、画像に対応する光束を被画像形成対象に照射することで、前記画像を前記被画像形成対象に形成させる画像形成装置である。かかる画像形成装置は、前記被画像形成対象に照射する前記光束の光源としてのランプと、前記ランプを駆動するランプ電源と、前記ランプから照射された前記光束を前記被画像形成対象に照射するレンズと、前記ランプから前記レンズまでの光路中の直接光または間接光の輝度を、ランプ輝度として測定する輝度センサと、前記被画像形成対象上の光束が目標となる輝度となった第1のタイミングで前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度を基準輝度値として記録しているメモリと、前記画像形成装置を制御する制御回路とを備える。前記制御回路は、前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングに、前記ランプ電源の出力パワーを変化させ、変化毎に前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度をそれぞれ取得し、それらの取得値に基づいて、前記第2のタイミングにおける前記ランプ電源の出力パワーの変化に対する前記ランプ輝度の変化の対応関係を示す対応情報を生成または更新し、生成または更新された前記対応情報を前記メモリに記録させる第1の制御を行い、前記第2のタイミングより後の第3のタイミングに、前記メモリから前記基準輝度値と前記対応情報を読み出し、前記基準輝度値に対応する前記ランプ電源の出力パワーを前記対応情報から特定し、その特定した出力パワーで前記ランプ電源を駆動させる第2の制御を行う。
前記画像形成装置自身または外部装置から発行されたコマンドを受信する受信回路をさらに備え、前記制御回路は、さらに、前記受信回路に受信されたコマンドに従った制御を実行する。
前記第1のタイミングに、前記基準輝度値を前記メモリに記録させるSAVEコマンドが発行されて前記受信回路に受信された場合、前記制御回路は、前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度を取得し、その取得値を前記基準輝度値として前記メモリに記録させる第3の制御をさらに行う。
前記第2のタイミングに、前記対応情報を生成または更新させるキャリブレーションコマンドが発行されて前記受信回路に受信された場合、前記制御回路は、前記第1の制御を行う。
前記制御回路は、前記第1の制御において前記ランプ電源の出力パワーを第1の出力パワーから第2の出力パワーに変化させたとき、その変化タイミングから所定時間経過した後、前記第2の出力パワーに対応する前記ランプ輝度を前記輝度センサから取得する。
前記制御回路は、前記第2の出力パワーにおける前記輝度センサの計測値を複数取得し、複数の前記計測値を利用した所定の演算を行い、その演算値を、前記第2の出力パワーに対応する前記ランプ輝度として取得する。
前記第3のタイミングに、前記メモリから前記基準輝度値と前記対応情報とを読み出させるLOADコマンドが発行されて前記受信回路に受信された場合、前記制御回路は、前記第2の制御を行う。
前記画像形成装置は、前記被画像形成対象としてスクリーンを採用したプロジェクタである。
本発明の一側面の画像形成装置の制御方法およびプログラムは、上述した本発明の一側面の画像形成装置の制御の方法、および、その制御を行うコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明の一側面の画像形成装置およびその制御方法並びにプログラムにおいては、画像に対応する光束を被画像形成対象に照射することで、前記画像を前記被画像形成対象に形成させる画像形成装置であって、前記被画像形成対象に照射する前記光束の光源としてのランプと、前記ランプを駆動するランプ電源と、前記ランプから照射された前記光束を前記被画像形成対象に照射するレンズと、前記ランプから前記レンズまでの光路中の直接光または間接光の輝度を、ランプ輝度として測定する輝度センサと、前記被画像形成対象上の光束が目標となる輝度となった第1のタイミングで前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度を基準輝度値として記録しているメモリとを備える画像形成装置が制御対象となる。かかる画像形成装置において、前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングに、前記ランプ電源の出力パワーの変化毎に前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度がそれぞれ取得され、それらの取得値に基づいて、前記第2のタイミングにおける前記ランプ電源の出力パワーの変化に対する前記ランプ輝度の変化の対応関係を示す対応情報が生成または更新され、生成または更新された前記対応情報を前記メモリに記録される。前記第2のタイミングより後の第3のタイミングに、前記メモリから前記基準輝度値と前記対応情報が読み出され、前記基準輝度値に対応する前記ランプ電源の出力パワーが前記対応情報から特定され、その特定された出力パワーで前記ランプ電源を駆動させる制御が行われる。
以上のごとく、本発明によれば、被画像形成対象上の輝度調整ができる。特に、かかる調整について、「人手のかからない日々のオペレーション」や「手間のかからない簡素で正確な調整」を実現できるようにする。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、請求項に記載の構成要件と、明細書または図面における具体例との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、請求項に記載されている発明をサポートする具体例が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、構成要件に対応するものとして、ここには記載されていない具体例があったとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、具体例が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その具体例が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書または図面に記載されている具体例に対応する発明が、請求項に全て記載されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書または図面に記載されている具体例に対応する発明であって、この出願の請求項には記載されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により追加される発明の存在を否定するものではない。
本発明の一側面の画像形成装置は、
画像に対応する光束を被画像形成対象(例えば図1のスクリーン12)に照射することで、前記画像を前記被画像形成対象に形成させる画像形成装置(例えば図1のプロジェクタ11)において、
前記被画像形成対象に照射する前記光束の光源としてのランプ(例えば図1のランプ24)と、
前記ランプを駆動するランプ電源(例えば図1のランプ電源23)と、
前記ランプから照射された前記光束を前記被画像形成対象に照射するレンズ(例えば図1のレンズ25)と、
前記ランプから前記レンズまでの光路中の直接光または間接光の輝度を、ランプ輝度として測定する輝度センサ(例えば図1の輝度センサ27)と、
前記被画像形成対象上の光束が目標となる輝度となった第1のタイミングで前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度を基準輝度値として記録しているメモリ(例えば図1の記録メモリ26)と、
前記画像形成装置を制御する制御回路(例えば図1のCPU21)と
を備え、
前記制御回路は、
前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングに、前記ランプ電源の出力パワーを変化させ、変化毎に前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度をそれぞれ取得し、それらの取得値に基づいて、前記第2のタイミングにおける前記ランプ電源の出力パワーの変化に対する前記ランプ輝度の変化の対応関係を示す対応情報を生成または更新し、生成または更新された前記対応情報を前記メモリに記録させる第1の制御を行い(例えば図2のステップS4の「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」であって、図3のフローチャートに従った処理を行い)、
前記第2のタイミングより後の第3のタイミングに、前記メモリから前記基準輝度値と前記対応情報を読み出し、前記基準輝度値に対応する前記ランプ電源の出力パワーを前記対応情報から特定し、その特定した出力パワーで前記ランプ電源を駆動させる第2の制御を行う(例えば図2のステップS6の「輝度値LOAD/制御処理」であって、図5のフローチャートに従った処理を行う)。
前記画像形成装置自身または外部装置から発行されたコマンドを受信する受信回路(例えば図1のNET CPU22)をさらに備え、
前記制御回路は、さらに、前記受信回路に受信されたコマンドに従った制御を実行する。
前記第1のタイミングに、前記基準輝度値を前記メモリに記録させるSAVEコマンドが発行されて前記受信回路に受信された場合(例えば図2のステップS1の処理でYESであると判定された場合)、前記制御回路は、前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度を取得し、その取得値を前記基準輝度値として前記メモリに記録させる第3の制御をさらに行う(例えば2のステップS2の「基準輝度値のメモリSAVE処理」であって、図5のフローチャートに従った処理を行う)。
前記第2のタイミングに、前記対応情報を生成または更新させるキャリブレーションコマンドが発行されて前記受信回路に受信された場合(例えば図2のステップS3の処理でYESであると判定された場合)、前記制御回路は、前記第1の制御を行う。
前記制御回路は、前記第1の制御において前記ランプ電源の出力パワーを第1の出力パワーから第2の出力パワーに変化させたとき、その変化タイミングから所定時間経過した後、前記第2の出力パワーに対応する前記ランプ輝度を前記輝度センサから取得する(例えば図3のステップS22の処理でYESであると判定された後、ステップS23の処理を実行する)。
前記制御回路は、前記第2の出力パワーにおける前記輝度センサの計測値を複数取得し、複数の前記計測値を利用した所定の演算を行い、その演算値を、前記第2の出力パワーに対応する前記ランプ輝度として取得する(例えば図3のステップS23とS24の処理を実行する)。
前記第3のタイミングに、前記メモリから前記基準輝度値と前記対応情報とを読み出させるLOADコマンドが発行されて前記受信回路に受信された場合(例えば図2のステップS5の処理でYESであると判定された場合)、前記制御回路は、前記第2の制御を行う。
本発明の一側面の画像形成装置の制御方法は、上述した本発明の一側面の画像形成装置に対応する装置の制御方法である。
本発明の一側面のプログラムは、上述した本発明の一側面の画像形成装置を制御するコンピュータ、例えば、図7の構成のパーソナルコンピュータに実行させるプログラムである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明をデジタルシネマの分野に適用した場合の情報処理システムの構成例を示す図である。
図1の例の情報処理システムは、プロジェクタ11、スクリーン12、およびパーソナルコンピュータ13,14から構成されている。
プロジェクタ11は、映画等の映像コンテンツをスクリーン12に投影する。即ち、プロジェクタ11は、映像コンテンツに対応する光束をスクリーン12に照射することで、その映像コンテンツを構成する映像をスクリーン12上に形成させる。
ただし、プロジェクタ11が光束を照射させて画像を形成させる対象(以下、被画像形成対象と称する)は、スクリーン12に特に限定されない。例えば白い壁等を被画像形成対象とすることもできる。
プロジェクタ11には、ランプ出力を可変できる機能(以下、ランプ調整機能と称する)が搭載されている。即ち、かかる機能を外部から制御すべく、図1の例の情報処理システムには、パーソナルコンピュータ13,14が設けられている。換言すると、これらの機能の制御ができる装置であれば、その種類や個数は図1の例に特に限定されない。
パーソナルコンピュータ13または14は、例えば本実施の形態ではランプ調整機能を実現すべく、各種コマンドをプロジェクタ11に対して発行する。コマンドの具体例については、図2以降の図面を参照して後述する。
このようなパーソナルコンピュータ13または14からの制御を受けて、プロジェクタ11は、ランプ調整機能を実現する。なお、ランプ調整機能の実現例については、図2以降の図面を参照して後述する。
ランプ調整機能の実現のために、図1の例のプロジェクタ11には、CPU21乃至表示パネル28が設けられている。
CPU(Central Processing Unit)21は、記録メモリ26や図示せぬROM(Read Only Memory)等に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。なお、記録メモリ26の記録内容やCPU21の処理内容の具体例については、図2以降の図面を参照して後述する。
NET CPU22は、パーソナルコンピュータ13とシリアル通信を行ったり、パーソナルコンピュータ14とイーサネット(登録商標)を介して通信を行うために必要な各種処理を実行する。また、NET CPU22は、インターネット等のネットワーク15と接続し、そのネットワーク15に接続されている図示せぬ外部機器と通信を行うために必要な各種処理を実行する。具体的には例えば、パーソナルコンピュータ13または14からランプ調整機能を実現するための各種コマンドが発行された場合、それらのコマンドを受信してCPU21に提供する。
なお、本実施の形態では、CPU21とNET CPU22とはそれぞれ独立しているが、1つにまとめてもよい。即ち、NET CPU22が有している通信機能を、CPU21に委譲してもよい。
また、ランプ調整機能を外部から制御する装置は、結局、NET CPU22と通信を行うことが可能な装置であれば足り、パーソナルコンピュータ13,14に特に限定されない。ここで、NET CPU22との通信には、ネットワーク15を介在する通信を含むので、ネットワーク15に接続された外部機器も、ランプ調整機能を外部から制御する装置として採用することができる。
ランプ電源23は、CPU21の制御に基づいて、ランプ24に対して電力を供給する。このランプ24は、映像コンテンツに対応する光束の光源であり、その光束を調整することで、スクリーン12上の輝度調整が可能になる。この場合、ランプ24の光束は、例えばランプ24に対するランプ電源23の出力(供給電力)によって調整可能である。なお、以下、ランプ電源23の出力、即ちランプ電源23からランプ24への供給電力をランプパワーと称する。例えば本実施の形態では、ランプ電源23の定格最高出力を100%と表現した際の[%]を単位として、ランプパワーの調整が可能とされている。CPU21は、スクリーン12上の輝度を基準輝度値に保つべく、所定のランプパワーを決定する。そして、CPU21は、そのランプパワーで出力するようにランプ電源23を制御することで、ランプ24の光束を調整する。
このような調整が行われたランプ24の光束は、レンズ25を介してスクリーン12に照射される。これにより、スクリーン12上の輝度が基準輝度値に保たれる。
記録メモリ26は、CPU21の制御に基づいて、各種情報を記録する。輝度センサ27は、プロジェクタ11内部に搭載され、ランプ24からレンズ25までの光路の直接光または間接光の輝度を測定し、その測定結果をCPU21に提供する。なお、記録メモリ26の記録対象の具体例や、輝度センサ27の測定値(輝度値)の利用例については、図2以降の図面を参照して後述する。
表示パネル28は、CPU21の制御に基づいて、各種情報を表示する。
次に、図2以降の図面を適宜参照して、ランプ調整機能について説明する。
なお、ランプ調整機能を実現するためのプロジェクタ11の一連の処理をまとめて、ランプ調整処理と称する。ランプ調整処理の概略は次の通りである。
本実施の形態では上述したように、図1の情報処理システムはデジタルシネマの分野に適用されている。かかるデジタルシネマの分野では、DCI(Digital Cinema Initiatives)と称される団体により、DCI Specと称される規格が規定されている。その規定によれば、参照されるべき映像パラメータとして、「白ピーク輝度はスクリーン中心で、48cd/m2(14ft-L)であること」と明記されている。14ft-L = 48cd/m2、とあるので、大体1 2 たりろうそく48本分の明るさがスクリーン中心で必要であるということになる。即ち、「大体1m2あたりろうそく48本分の明るさ」がDCI Spec上の基準輝度値である。そして、何時でもスクリーン12上の輝度を、DCI Spec上の基準輝度値に保つ必要がある。
ところが、ランプ24は、その特性上、使用された分だけ劣化していく。即ち、同一のランプパワーを与えたとしても、ランプ24の明るさ(光束の輝度)は、使用時間が長くなるにつれて減少していくことになる。その結果、ランプ24が長時間使用された後に、使用開始時のランプパワーを与えると、スクリーン12上の輝度は、ランプ24の使用開始時と比較すると下がることになる。即ち、スクリーン12上の輝度を、DCI Spec上の基準輝度値で保つことが不可能になる。
よって、何時でもスクリーン12上の輝度をDCI Spec上の基準輝度値で保つべく、ランプ24に与えるランプパワーは、その劣化度合いに応じて調整する必要がある。
かかる調整としては、従来と同様の調整、即ち、スクリーン12上の輝度自体を測定器を用いてユーザが実測しながら、プロジェクタ11がランプパワーを決定するといった調整も考えられる。しかしながら、かかる調整は、ユーザからすると、非常に手間がかかる作業を伴う調整であり、非能率的な調整である。
そこで、本実施の形態では、スクリーン12上の輝度そのものを用いるのではなく、スクリーン12上の輝度と所定関係がある量を用いてランプパワーを決定することにしている。即ち、プロジェクタ11内のランプ24の明るさを用いてランプパワーを決定することにしている。より正確には、ランプ24からレンズ25までの光路中の直接光または間接光の輝度を用いて、ランプパワーを決定することにしている。なお、以下、かかる輝度を、ランプ輝度と称する。
即ち、プロジェクタ11は、ランプ24の使用開始時のランプ輝度値であって、スクリーン12上の輝度がDCI Spec上の基準輝度値となっている場合のランプ輝度値を「基準輝度値」として記録する。その後、ランプ24が継続使用されて劣化した際にも、プロジェクタ11は、その時点のランプ輝度値を用いて、定期的に更正(キャリブレーション)処理を実施する。そして、プロジェクタ11は、「基準輝度値」とキャリブレーション処理結果とを利用して、ランプ24のランプパワーを調整する。このような一連の処理がランプ調整処理の概略である。
かかる、ランプ調整処理の結果、ランプの劣化状態に関わらず、何時でもスクリーン12上の輝度をDCI Spec上の基準輝度値で保つことが可能になる。さらに、キャリブレーション処理では、ランプ輝度値、即ち、プロジェクタ11内の輝度センサ27の測定値が利用される。よって、ユーザのオペレーションの観点からすると、従来の様に測定器を用いたスクリーン12上の輝度の実測といった操作、即ち、手間がかかりかつコストがかかるオペレーションは一切不要になる。
さらに以下、ランプ調整処理の詳細について説明する。
初期調整時にのみ、例えばランプ24の使用開始時にのみ、ユーザは、従来の様に、測定器を用いてスクリーン12上の輝度を実測し、その実測値がDCI Spec上の基準輝度値となるように、ランプパワーの調整を行う。
具体的には例えば、初期調整時は、ユーザがパーソナルコンピュータ13または14(以下、パーソナルコンピュータ13等と称する)を操作して、所望のランプパワーを選択するコマンド(以下、ランプ出力値選択コマンドと称する)をプロジェクタ11に対して発行させる。すると、プロジェクタ11は、ランプ出力値選択コマンドで特定される値(%)をランプパワーとして決定する。その結果、このようにして決定されたランプパワーに対応する明るさの光が、プロジェクタ11から射出されて、スクリーン12上に照射される。ユーザは、このスクリーン12上に照射された光の輝度を測定器により実測し、DCI Spec上の基準輝度値となっているか否かを確認する。ユーザは、このような一連の作業を、測定器の実測値、即ち、スクリーン12上の輝度値が、DCI Spec上の基準輝度値となるまで繰り返す。
そして、現在のスクリーン12上の輝度値がDCI Spec上の基準輝度値となった場合、ユーザは、パーソナルコンピュータ13等を操作して、そのときのランプ輝度値、即ち、プロジェクタ11内の輝度センサ27の測定値を、ランプ輝度の「基準輝度値」としてプロジェクタ11に保持させる。以下、かかるユーザの操作を輝度値SAVE操作と称する。
輝度値SAVE操作自体は、特に限定されないが、本実施の形態では例えば、パーソナルコンピュータ13等に所定コマンドを発行させるための指示操作が採用されているとする。また、以下、かかる所定コマンドを基準輝度値SAVEコマンドと称する。
プロジェクタ11のCPU21は、基準輝度値SAVEコマンドをNET CPU22を介して受信すると、輝度センサ27の現在の測定値を複数回取得して、例えばそれらの平均値を「基準輝度値」として記録メモリ26に保存する。なお、以下、このようなCPU21による一連の処理を、基準輝度値のメモリSAVE処理と称する。
図2のフローチャートを参照して、以上の内容を説明しなおすと、次のようになる。
即ち、ステップS1において、CPU21は、輝度値SAVE操作がなされたか否かを判定する。
パーソナルコンピュータ13等から基準輝度値SAVEコマンドが発行されない限り、ステップS1の処理でNOであると判定されて、処理はステップS3に進む。ただし、ステップS3以降の処理については後述する。
これに対して、パーソナルコンピュータ13等から基準輝度値SAVEコマンドが発行されると、ステップS1の処理でYESであると判定されて、ステップSにおいて、上述の「基準輝度値のメモリSAVE処理」が実行される。ステップS2の「基準輝度値のメモリSAVE処理」が終了すると、即ち、「基準輝度値」が記録メモリ26に保存されると、処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
このようにして、ランプ24の使用開始時のランプ輝度値であって、スクリーン12上の輝度がDCI Spec上の基準輝度値となっている場合のランプ輝度値が「基準輝度値」として記録メモリ26に保存される。
ただし、その後、ランプ24が継続使用されて劣化すると、同一のランプパワーが供給されたとしても、ランプ輝度値を「基準輝度値」に保つことができない。即ち、スクリーン12上の輝度を、DCI Spec上の基準輝度値に保つことができない。そこで、現在のランプ24の劣化状態でランプ輝度値を「基準輝度値」に保つためには、ランプパワーの校正(キャリブレーション)が必要になる。CPU21は、ランプパワーのキャリブレーション処理として、ランプパワーを変化させ、変化毎のランプ輝度値、即ち、輝度センサ27の測定値を取得し、ランプパワーの変化とランプ輝度値の変化との対応関係を特定する、といった一連の処理を実行する。なお、以下、かかる一連の処理からなるキャリブレーション処理を、特に、「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」と称する。
ここで、注目すべき点は、「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」では、輝度センサ27の測定値が用いられるため、ユーザは、従来の様に測定器を用いてスクリーン12上の輝度を実測する必要がなくなる点である。即ち、ユーザの操作としては、単に、パーソナルコンピュータ13等を操作して、「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」を開始ささる操作を行うだけでよい点である。なお、以下、かかるユーザの操作をキャリブレーション操作と称する。
キャリブレーション操作自体は、特に限定されないが、本実施の形態では例えば、パーソナルコンピュータ13等に所定コマンドを発行させるための操作が採用されているとする。また、以下、かかる所定コマンドをキャリブレーションコマンドと称する。
図2のフローチャートを参照して、以上の内容を説明しなおすと、次のようになる。
即ち、ステップS3において、CPU21は、キャリブレーション操作がなされたか否かを判定する。
パーソナルコンピュータ13等からキャリブレーションコマンドが発行されない限り、ステップS3の処理でNOであると判定されて、処理はステップS5に進む。ただし、ステップS5以降の処理については後述する。
これに対して、パーソナルコンピュータ13等からキャリブレーションコマンドが発行されると、ステップS3の処理でYESであると判定されて、ステップS4において、「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」が実行される。ステップS4の「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」が終了すると、処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
ここで、ステップS4の「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」の詳細について説明する。
例えば、ユーザが、「ランプ24が継続使用により劣化してきたので、現在の劣化状態でも、輝度値SAVE操作をした時点の「基準輝度値」通りのランプ輝度値を保持して点灯するよう、即ち、スクリーン12上の輝度がDCI Spec上の基準輝度値を保つように、更正(キャリブレーション)を行いたい」と思ったとする。この場合、ユーザとしては、上述したように単に、パーソナルコンピュータ13等を利用して、キャリブレーション操作を行うだけでよい。なお、校正後の点灯の指示操作は、後述するステップS5の「輝度値LOAD操作」が該当する。
キャリブレーション操作を受けたプロジェクタ11は、例えば、ランプ24の定格入力の最小値から最大値に向けてランプパワーを段階的に変化させていき、各変化時点毎にランプ輝度値をそれぞれ取得し、即ち、輝度センサ27の測定値をそれぞれ取得する。そして、プロジェクタ11は、これらの取得値に基づいて、ランプパワーの変化に対するランプ輝度値の変化の対応関係を示す対応情報を生成または更新し、記録メモリ26に記録する。かかる処理が、「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」である。
ランプパワーと輝度値との対応関係とは、例えば「現在の劣化状態で、ランプパワー○○%出力時のランプ輝度値は××である」という関係をいう。また、対応情報の記録メモリ26の記録形態は特に限定されないが、例えば本実施の形態では、テーブルの形態であるとする。よって、以下、本実施の形態の対応情報を、特に、「ランプパワー/輝度値対応テーブル」と称する。「ランプパワー/輝度値対応テーブル」の具体例については、図4を参照して後述する。
より具体的には、「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」は、例えば図3のフローチャートに従って実行される。
即ち、ステップS21において、CPU21は、ランプパワーが最小パワーとなるようにランプ電源23を制御する。
ここで、最小パワーとは、ランプ24の入力定格の最小ワットをいう。よって、ランプ24の定格によっては、ステップS21の処理で制御されるランプ電源23のランプパワー、即ち、ランプ24への供給電力は異なる場合がある。なお、かかる呼称にあわせて、以下、ランプ24の入力定格の最大ワットを、最パワーと称する。
ステップS22において、CPU21は、一定時間経過したか否かを判定する。
ステップS22において、一定時間経過していないと判定された場合、処理はステップS22に戻され、再度ステップS22の判定処理が繰り返される。即ち、一定時間が経過するまで、ステップS22の判定処理が繰り返され、その結果、「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」は待機状態となる。
このステップS22の処理の趣旨は、図3のかっこ書きとして示される様に、ランプ24の明るさが一定となるまでの間、即ちランプ輝度値が安定するまでの間、「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」を待機することである。即ち、ランプ電源23からのランプパワーが変化したとき、ランプ24の明るさは直ちに追従して変化せずに、ある程度の遅れを持って応答する。換言すると、ランプ輝度値が安定するまで一定時間かかることになる。従って、ランプ輝度値として信頼性のある値を取得するため、ランプ輝度値が安定するまでの間、ステップS22の判定処理が繰り返されるのである。換言すると、ステップS22の「一定時間」は、ランプ輝度値が安定するまでの時間以上であれば特に限定されない。例えば本実施の形態では、「一定時間」として30秒が採用されているとする。
一定時間経過すると、ステップS22の処理でYESであると判定されて、処理はステップS23に進む。
ステップS23において、CPU21は、輝度センサ27の測定値を複数回取得して、その平均値をランプ輝度値として採用する。
輝度センサ27の1回の測定値をそのままランプ輝度値として採用せずに、輝度センサ27の複数回の測定値の平均値をランプ輝度値として採用する理由は、ランプ24のフリッカや各回の取得値のばらつきによる影響を低減する目的のためである。即ち、かかる目的を達成できる限り、輝度センサ27の測定値の取得回数や取得タイミングは特に限定されない。例えば本実施の形態では、輝度センサ27の測定値は、100ms間隔で30回取得されるとする。
ステップS24において、CPU21は、現在のランプパワーと、現在のランプ輝度値(平均値)とを「ランプパワー/輝度値対応テーブル」に記述する。
なお、このステップS24の処理時点の「ランプパワー/輝度値対応テーブル」と、最終的に記録メモリ26に記録する時点、即ち後述するステップS27の処理時点の「ランプパワー/輝度値対応テーブル」との形態を一致させる必要は特にない。また、ステップS24の処理における記述場所も、記録メモリ26である必要は特に無く、例えば図示せぬRAM等でもよい。即ち、ステップS24の処理時点では、現在のランプパワーと、現在のランプ輝度値(平均値)とが、ステップS27の処理時に読み出し可能な状態で、任意の場所に保持されればよい。
例えば本実施の形態では、輝度センサ27の測定値は10bitであるとして、ランプ輝度値も10bitで表されるとする。そして、このステップS24の処理時点の「ランプパワー/輝度値対応テーブル」の形態としては、図4の上側に示されるような表が採用されているとする。具体的には例えば、ステップS21の処理でいう最小パワーが50%であり、ステップS23の処理でランプ輝度値として採用された値(平均値)が500であった場合には、図4の上側の表の第2行目に示されるように、現在のランプパワーとして「50%」が記述され、現在のランプ輝度値(平均値)として「500」が記述されることになる。
ステップS25において、CPU21は、ランプパワーが最大パワーであるか否かを判定する。
ステップS25において、ランプパワーが最大パワーでないと判定された場合、処理はステップS26に進む。
ステップS26において、CPU21は、ランプパワーが所定パワー増加するようにランプ電源23を制御する。
ここで、ステップS26の処理によるランプパワーの増加量は、特に限定されない。例えば本実施の形態での増加量は、10%であるとする。具体的には例えばステップS24の処理でいう現在のランプパワーが最小パワー、即ち50%である場合には、ランプ電源23のランプパワーが60%となるように制御される。
その後、処理はステップS22に戻されそれ以降の処理が繰り返される。具体的には例えば最大パワーが100%であり、各回のステップS26の処理で10%ずつランプパワーが増加していくとする。この場合、図4の上側の表に示されるように、ランプパワーが、50%、60%、70%、80%、90%、100%であるときのそれぞれについての各ランプ輝度値が「ランプパワー/輝度値対応テーブル」に順次記述されていくことになる。
そして、現在のランプパワーが100%であったときのステップS24の処理が終了すると、次のステップS25の処理ではYESであると判定されて、処理はステップS27に進む。
ステップS27において、CPU21は、全データが記述された「ランプパワー/輝度値対応テーブル」を記録メモリ26に格納する。
なお、「ランプパワー/輝度値対応テーブル」の記録メモリ26への記録形態は、上述したように、特に限定されない。例えば図4の上側の表の形態のまま記録メモリ26へ記録させることもできる。この図4の上側の表の形態で「ランプパワー/輝度値対応テーブル」が記録メモリ26に記録された場合には、ランプパワーが50%、60%、70%、80%、90%および100%に対応するランプ輝度値、即ち、輝度センサ27の測定値(平均値)としてのランプ輝度値のみが含まれていることになる。
これに対して、図4の下側の形態で「ランプパワー/輝度値対応テーブル」を記録メモリ26に記録させることもできる。この場合、ランプパワーが50%、60%、70%、80%、90%および100%に対応するランプ輝度値、即ち、輝度センサ27の測定値(平均値)としてのランプ輝度値のみならず、これらの測定値(平均値)を線形補完した結果得られるランプ輝度値も、「ランプパワー/輝度値対応テーブル」に含まれて記録メモリ26に記録される。
これにより、「ランプパワー/輝度値対応テーブル」を参照するだけで、ランプパワーが50%乃至100%まで連続変化する際のランプ輝度値の変化の傾向がほぼ正確に把握できるようになる。その結果、後述する図5や図6の輝度値LOAD/制御処理において、「基準輝度値」に対応するランプパワーをより一段と精密に特定できるようになる。即ち、図4の上側の形態では、「基準輝度値」に対応するランプパワーは、50%、60%、70%、80%、90%および100%、といった10%刻みの離散値としか特定できない。これに対して、図4の下側の形態では、「基準輝度値」に対応するランプパワーは、50%乃至100%の範囲内の連続値として特定できるようになる。
このようにして、「ランプパワー/輝度値対応テーブル」が記録メモリ26に記録されると、「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」は終了となる。即ち、図2のステップS4の処理は終了して、処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
これにより、記録メモリ26には、「基準輝度値」と、現在のランプ24の劣化状態での「ランプパワー/輝度値対応テーブル」とが記録されていることになる。
よって、CPU21は、かかる「基準輝度値」と「ランプパワー/輝度値対応テーブル」とを記録メモリ26から読み出して比較することで、現在のランプ24の劣化状態で、ランプ輝度値を「基準輝度値」に保つために必要なランプパワー、即ち、スクリーン12上の輝度をDCI Spec上の基準輝度値に保つために必要なランプパワーを特定することができる。その結果、CPU21は、その特定したランプパワーをランプ電源23が出力するように制御することで、現在のランプ24の劣化状態でも、劣化前の初期状態と同様に、ランプ輝度値を「基準輝度値」に保つたこと、即ち、スクリーン12上の輝度をDCI Spec上の基準輝度値に保つことができるようになる。なお、以下、このようなCPU21の一連の処理を、「輝度値LOAD/制御処理」と称する。
「輝度値LOAD/制御処理」は、ユーザにより所定操作がなされると開始される。以下、かかる所定操作を、輝度値LOAD操作と称する。
輝度値LOAD操作自体は、特に限定されないが、本実施の形態では例えば、パーソナルコンピュータ13等に所定コマンドを発行させるための操作が採用されているとする。また、以下、かかる所定コマンドを輝度値LOADコマンドと称する。
図2のフローチャートを参照して、以上の内容を説明しなおすと、次のようになる。
即ち、ステップS5において、CPU21は、輝度値LOAD操作がなされたか否かを判定する。
パーソナルコンピュータ13等から輝度値LOADコマンドが発行されない限り、ステップS5の処理でNOであると判定されて、処理はステップS1に戻されてそれ以降の処理が繰り返される。
これに対して、パーソナルコンピュータ13等から輝度値LOADコマンドが発行されると、ステップS5の処理でYESであると判定されて、ステップS6において、「輝度値LOAD/制御処理」が実行される。ステップS6の「輝度値LOAD/制御処理」が終了すると、処理はステップS1に戻され、それ以降の処理が繰り返される。
ここで、ステップS6の「輝度値LOAD/制御処理」の詳細について説明する。
例えば、ユーザが、「以前SAVEしたランプ明るさを保ったまま、即ちランプ輝度値を「基準輝度値」に保ったまま、ランプ24を点灯させたい」と思ったとする。この場合、ユーザとしては、上述したように単に、パーソナルコンピュータ13等を利用して、輝度値LOAD操作を行うだけでよい
輝度値LOAD操作を受けたプロジェクタ11は、ステップS2の「基準輝度値のメモリSAVE処理」により記録メモリ26に記録された「基準輝度値」をLOADする。また、プロジェクタ11は、直前のステップS4の「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」により記録メモリ26に記録された「ランプパワー/輝度値対応テーブル」をLOADする。そして、プロジェクタ11は、これらのLOAD結果を参照して、「基準輝度値」に対応するランプパワーを特定し、そのランプパワーをランプ電源23が出力するように制御する。かかる処理が、「輝度値LOAD/制御処理」である。
より具体的には、「輝度値LOAD/制御処理」は、例えば図5のフローチャートに従って実行される。
即ち、ステップS41において、CPU21は、「基準輝度値」と「ランプパワー/輝度値対応テーブル」が記録メモリ26に格納されているか否かを判定する。
「基準輝度値」と「ランプパワー/輝度値対応テーブル」とのうちの少なくとも一方が記録メモリ26に格納されていない場合、後述するステップS43以降の処理ができない。そこで、このような場合には、CPU21は、ステップS41の処理でNOであると判定し、ステップS42において、所定のエラー表示をする。これにより、「輝度値LOAD/制御処理」は終了となる。
なお、所定のエラー表示の表示場所は、特に限定されず、プロジェクタ11に搭載された表示パネル28であってもよいし、パーソナルコンピュータ13等であってもよいし、或いはそれらの両方であってもよい。
また、所定のエラー表示とともに、または、所定のエラー表示をせずに、CPU21は、ランプパワーがデフォルト値となるようにランプ電源23を制御するようにしてもよい。
これに対して、「基準輝度値」と「ランプパワー/輝度値対応テーブル」との両者が記録メモリ26に格納されている場合、ステップS41の処理でYESであると判定されて、処理はステップS43に進む。
ステップS43において、CPU21は、「基準輝度値」と「ランプパワー/輝度値対応テーブル」とを記録メモリ26から読み出す。
ステップS44において、CPU21は、「ランプパワー/輝度値対応テーブル」に基づいて、ランプ輝度値が「基準輝度値」となるランプパワー値を算出する。
具体的には例えば、図4の下側の図の形態の「ランプパワー/輝度値対応テーブル」が記録メモリ26から読み出されたとする。即ち、現在のランプ24の劣化状態、より正確には、直前のステップS4の「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」が実行された時点のランプ24の劣化状態での「ランプパワー/輝度値対応テーブル」が、図4の下側の図であったとする。また、記録メモリ26から読み出された「基準輝度値」が、図6に示される輝度値Xであったとする。この場合、図6に示されるように、75%がステップS44の算出値となる。
ステップS45において、CPU21は、ステップS44の算出値は、最小パワーと最大パワーとの間の値であるか否かを判定する。
例えば図6の例では、算出値である75%は、最小パワーである50%と最大パワーである100%との間の値であるので、ステップS45においてYESであると判定されて、処理はステップS46に進む。
ステップS46において、CPU21は、ランプパワーが算出値となるように、即ち図6の例では75%となるように、ランプ電源23を制御する。これにより、「輝度値LOAD/制御処理」は終了となる。かかるステップS46の制御処理の結果、ランプ輝度値は「基準輝度値」となるので、例えば図6の例では輝度値Xとなるので、スクリーン12上の輝度もDCI Spec上の基準輝度値を保ち続けることができる。
ただし、ステップS44の算出値が、最小パワー未満となっていたり、最大パワーを超えているような場合、ステップS46の制御処理は実現できない。ランプパワーを最小パワーにしたり或いは最大パワーにしても、ランプ輝度値を「基準輝度値」とすることができないからである。換言すると、ランプ輝度値を「基準輝度値」とするためのランプパワー再現値が、ランプパワー制御のレンジアウトの値となってしまうからである。そこで、このような場合、CPU21は、ステップS45の処理でNOであると判定し、ステップS47において、所定のエラー表示をする。これにより、「輝度値LOAD/制御処理」は終了となる。
なお、所定のエラー表示の表示場所は、特に限定されず、プロジェクタ11に搭載された表示パネル28であってもよいし、パーソナルコンピュータ13等であってもよいし、或いはそれらの両方であってもよい。
また、所定のエラー表示とともに、または、所定のエラー表示をせずに、CPU21は、ランプパワーが最小パワーまたは最大パワーとなるようにランプ電源23を制御するようにしてもよい。
或いはまた、所定のエラー表示とともに、または、所定のエラー表示をせずに、CPU21は、ステップS44の算出値に対して所定のオフセット量を加算または減算して、そのオフセット量の加算値または減算値が最小パワーと最大パワーの間に入るようにした上で、かかるオフセット量の加算値または減算値がランプパワーとなるようにランプ電源23を制御するようにしてもよい。
なお、かかるオフセット量は、ステップS46の処理としても使用可能である。即ち、ステップS46の処理として、CPU21は、かかるオフセット量が加算または減算された算出値がランプパワーとなるようにランプ電源23を制御する処理を実行してもよい。
また、かかるオフセット量として、ユーザがパーソナルコンピュータ14等を操作して所望な量を指定できるようにしてもよい。
以上、図2乃至図6を参照して、本発明が適用されるランプ調整処理の詳細について説明した。
なお、繰り返しになるが、「輝度値SAVE操作」、「キャリブレーション操作」、および「輝度値LOAD操作」のそれぞれは、CPU21がステップS1、S3、およびS5のそれぞれの判定処理を実現可能な操作であれば特に限定されない。
例えば、プロジェクタ11の電源状態がオン状態になる度に、ステップS6の「輝度値LOAD/制御処理」を実行させる必要がある場合、プロジェクタ11の電源状態をオン状態とする操作を、「輝度値LOAD操作」のひとつであるとCPU21に認識させるようにするとよい。プロジェクタ11の電源状態がオン状態になったとき、CPU21は、ステップS5の処理でYESであると判定して、ステップS6の「輝度値LOAD/制御処理」を実行できるようになるからである。
ところで、本発明が適用されるランプ調整処理の目的のひとつは、上述したように、スクリーン12上の輝度を一定に保つことである。かかる目的を達成するためには、その他、次のような処理も考えられる。即ち、CPU21が、記録メモリ26に記録されている「基準輝度値」を目標値として取得するとともに、輝度センサ27の測定値をフィードバック値として取得する。そして、CPU21は、その目標値と測定値との誤差値を無くすように、フィードバック制御を常時実行する。このような一連の処理を実行しても、スクリーン12上の輝度を一定に保つという目的を達成することができる。即ち、かかるフィードバック制御処理によって、ランプ輝度値が安定した後の定常状態では、スクリーン12上の輝度を一定に保つことができるようになる。
しかしながら、ランプ輝度値が安定するまでの過度状態に着目すると次のような問題が発生する。
即ち、例えば、即応性を求めて高ゲインで制御する場合には、オーバーシュートが発生し、その結果、投映中にランプパワーの変動が複数回発生することになる。この場合、「ランプ24の寿命に悪影響を与える」といった問題が発生する。
一方、かかるオーバーシュートを防止すべく低ゲインで制御する場合には、いわゆる制御系全体の時定数が大きくなり、その結果、「ランプ輝度値が安定するまでに時間がかかる」という問題が発生する。
これらの両問題を解決するためには、結局、上述のフィードバック制御処理を採用してゲイン調整等で対処するよりも、図2乃至図6等のランプ調整処理を採用した方が好適である。簡便且つ低コストで実現できるからである。
図2乃至図6等のランプ調整処理が、上述の両問題を解決できる理由は次の通りである。
即ち、ステップS6の「輝度値LOAD/制御処理」とは独立した処理として、ステップS4の「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」が実行される。よって、ユーザは、所望の時期に所望の回数だけ、即ち、ランプ24の寿命に悪影響を与えることのない適切な回数だけ、ステップS4の「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」を実行させることができる。これにより、「ランプ24の寿命に悪影響を与える」という問題を解決できる。
また、ステップS4の「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」とは、「輝度センサ27を用いた測定」と「輝度調整前にあらかじめ行うキャリブレーション動作」とを実現する処理であると把握できる。よって、輝度調整時、即ち、ステップS6の「輝度値LOAD/制御処理」のステップS46の処理時点では、ランプ劣化状態に応じたランプパワーは容易かつ簡便に算出できるようになっている。その結果、輝度調整時の制御処理、即ち、ステップS6の「輝度値LOAD/制御処理」のステップS46の制御処理としては、上述のフィードバック制御処理を採用する必要は特に無くなり、ランプパワーの算出値を与えるだけのオープンループ制御を採用すれば足りる。後者のオープンループ制御を採用した場合、上述したランプ24自身の応答遅れ分だけの時間で、「基準輝度値」通りの明るさが再現される。即ち、ゲインを下げた場合のフィードバック制御系全体の遅れと比較すれば、ランプ24自身の応答遅れはわずかであるので、「基準輝度値」通りの明るさを素早く再現可能とすることができる。即ち、「ランプ輝度値が安定するまでに時間がかかる」という問題を解決できる。
以上の内容をまとめると、プロジェクタ11は、本発明が適用されるランプ調整処理を実行することで、次のような効果を奏することが可能になる。
即ち、フィルム上映ではスクリーン12上の輝度値を一定にするためには、スクリーン12上の輝度を上映毎に実測する必要があり、その実測のために多大な「手間とコスト」を要していた。これに対して、本発明が適用されるランプ調整処理では、ランプ輝度、即ち、プロジェクタ11内の輝度センサ27の測定値を利用するので、そのような「手間とコスト」を取り除くことが可能になる。
また、ランプパワーの切替の観点からすると、ステップS4の「ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理」等のキャリブレーション結果を利用できるので、目標輝度値(基準輝度値)を再現するランプパワーを、目標値として与えるときの1回の切替のみで済むことになる。よって、フィードバック制御の様な上映中の複数回のパワー変動が発生することは無くなり、また、ランプ輝度値が安定するまでの時間もフィードバック制御と比較して高速になる。よって、フィードバック制御を採用した場合の悪影響、即ち、スクリーン12上の投影画像やランプ24のランプ寿命への悪影響がなくなる、といった効果を奏することが可能になる。
以上、本発明が適用されるランプ調整処理例について説明した。
このランプ調整処理のうちの図1のCPU21が実行する処理については、他の装置、例えば図1のパーソナルコンピュータ13,14に搭載された図7のCPU101に実行させるようにしてもよい。換言すると、図1のCPU21の機能を図7のCPU101等に委譲してもよい。
即ち、図7は、パーソナルコンピュータ13,14の構成例を示している。なお、以下、パーソナルコンピュータ13,14を特に区別する必要が無い場合、それらをまとめて単に、パーソナルコンピュータと符号を付さずに称する。
図7のパーソナルコンピュータにおいて、CPU101は、ROM102に記録されているプログラム、または記憶部108からRAM(Random Access Memory)103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、およびRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104にはまた、入出力インタフェース105も接続されている。
入出力インタフェース105には、キーボード、マウスなどよりなる入力部106、ディスプレイなどよりなる出力部107、ハードディスクなどより構成される記憶部108、および、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部109が接続されている。
例えば、図1のパーソナルコンピュータ13の通信部109は、イーサネット(登録商標)を介してプロジェクタ11との間で行う通信を制御する。一方、パーソナルコンピュータ14の通信部109は、プロジェクタ11との間で行うシリアル通信を制御する。また、通信部109は、インターネットを含む図1のネットワーク15に接続し、そのネットワーク15に接続されている別機器との間で行う通信を制御することもできる。
入出力インタフェース105にはまた、必要に応じてドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア111が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部108にインストールされる。
さらに言えば、図1のCPU21や図7のCPU101のようなソフトウエアにより制御処理が実行される回路のみならず、ハードウエアで構成された回路、即ち、ハードウエアにより処制御理が実行される回路であっても、上述した一連の処理、例えば図2のランプ調整処理等は実行可能である。なお、ここでは、ソフトウエアにより制御処理が実行される回路と、ハードウエアにより制御処理が実行される回路とを含めて、制御回路と称することにする。
換言すると、上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
このようなプログラムを含む記録媒体は、図7に示されるように、装置本体とは別に、視聴者にプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブル記録媒体(パッケージメディア)111により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態で視聴者に提供される、プログラムが記録されているROM102や、記憶部108に含まれるハードディスクなどで構成される。
以上本発明について説明してきたが、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置や処理部により構成される装置全体を表すものである。
以上、本発明をデジタルシネマに適用させる場合について説明してきた。だだし、本発明の適用先は、デジタルシネマに限定されない。さらに、本発明は、プロジェクタに適用できるのみならず、より広く、被画像形成対象に画像を形成させる画像形成装置全般に適用可能である。換言すると、図1の例のデジタルシネマ用のプロジェクタ11とは、被画像形成対象としてスクリーン12を採用した場合の画像形成装置の一実施の形態に過ぎない。
また、本発明の目的のひとつは、被画像形成対象の輝度を目標輝度値に保つ制御をすることである。かかる制御では、被画像形成対象に形成されている画像が制御対象となるので、一般的には、被画像形成対象上の輝度が制御量となる。従来の制御でも、被画像形成対象上の輝度が制御量とされていた。
しかしながら、被画像形成対象上の輝度を制御量として利用する場合には、ユーザが被画像形成対象付近までわざわざ赴き、被画像形成対象上の輝度を測定器を用いて手動で実測する、といった非常に手間がかかる操作と、それに伴う複雑でコストのかかる制御が必要になる、といった問題が発生することは上述の通りである。
そこで、本発明では、制御量としては、被画像形成対象上の輝度そのものではなく、被画像形成対象上の輝度と所定関係を有する量、即ちランプ輝度が採用されている。そして、被画像形成対象上の目標輝度値に対応するランプ輝度が基準輝度値として設定され、制御量たるランプ輝度が基準輝度値で安定するように制御が行われるのである。このため、制御量たるランプ輝度を測定できる輝度センサを画像形成装置内に設けることで、上述の問題を解消できるのである。
この場合、ランプ輝度という制御量を可変させるための制御装置として、上述の例では、CPU21とランプ電源23とが採用されていた。しかしながら、制御目的のひとつとは、制御量たるランプ輝度を基準輝度値で安定させることであり、結果として、被画像形成対象上の輝度を目標輝度値で安定させることである。よって、かかる制御目的を達成できればよく、制御装置自体は特に限定されない。
具体的には例えば、ランプの輝点の位置を変更させることで、ランプ輝度を可変させることができる。そこで、図示はしないが、ランプの輝点の位置を変更させる機構をさらに画像形成装置に搭載させ、かかる機構を制御装置のひとつとして採用するようにしても、上述の制御目的を達成することができる。なお、かかる機構としては、例えば、本出願人により特願2007−060440号として既に出願済みの特許出願の願書に最初に添付された明細書や図面において開示されているランプ位置調整機構等を採用することもできる。
本発明が適用される情報処理システムの構成例を示す図である。 図1の情報処理システムのプロジェクタが実行する処理のうちの、ランプ調整処理例を説明するフローチャートである。 図2のランプ調整処理のうちの、ランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理例を説明するフローチャートである。 図3のランプパワーと輝度値の対応キャリブレーション処理の結果の具体例を示す図である。 図2のランプ調整処理のうちの、輝度値LOAD/制御処理例を説明するフローチャートである。 図5の輝度値LOAD/制御処理の結果の具体例を示す図である。 図1のパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11 プロジェクタ, 12 スクリーン, 13,14 パーソナルコンピュータ, 15 ネットワーク, 21 CPU, 22 NET CPU, 23 ランプ電源, 24 ランプ, 25 レンズ, 26 記録メモリ, 27 輝度センサ, 28 表示パネル, 101 CPU, 102 ROM, 103 RAM, 105 記録部, 111 リムーバブルメディア

Claims (10)

  1. 画像に対応する光束を被画像形成対象に照射することで、前記画像を前記被画像形成対象に形成させる画像形成装置において、
    前記被画像形成対象に照射する前記光束の光源としてのランプと、
    前記ランプを駆動するランプ電源と、
    前記ランプから照射された前記光束を前記被画像形成対象に照射するレンズと、
    前記ランプから前記レンズまでの光路中の直接光または間接光の輝度を、ランプ輝度として測定する輝度センサと、
    前記被画像形成対象上の光束が目標となる輝度となった第1のタイミングで前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度を基準輝度値として記録しているメモリと、
    前記画像形成装置を制御する制御回路と
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングに、前記ランプ電源の出力パワーを変化させ、変化毎に前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度をそれぞれ取得し、それらの取得値に基づいて、前記第2のタイミングにおける前記ランプ電源の出力パワーの変化に対する前記ランプ輝度の変化の対応関係を示す対応情報を生成または更新し、生成または更新された前記対応情報を前記メモリに記録させる第1の制御を行い、
    前記第2のタイミングより後の第3のタイミングに、前記メモリから前記基準輝度値と前記対応情報を読み出し、前記基準輝度値に対応する前記ランプ電源の出力パワーを前記対応情報から特定し、その特定した出力パワーで前記ランプ電源を駆動させる第2の制御を行う
    画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置自身または外部装置から発行されたコマンドを受信する受信回路をさらに備え、
    前記制御回路は、さらに、前記受信回路に受信されたコマンドに従った制御を実行する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1のタイミングに、前記基準輝度値を前記メモリに記録させるSAVEコマンドが発
    行されて前記受信回路に受信された場合、前記制御回路は、前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度を取得し、その取得値を前記基準輝度値として前記メモリに記録させる第3の制御をさらに行う
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2のタイミングに、前記対応情報を生成または更新させるキャリブレーションコマンドが発行されて前記受信回路に受信された場合、前記制御回路は、前記第1の制御を行う
    請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御回路は、前記第1の制御において前記ランプ電源の出力パワーを第1の出力パワーから第2の出力パワーに変化させたとき、その変化タイミングから所定時間経過した後、前記第2の出力パワーに対応する前記ランプ輝度を前記輝度センサから取得する
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御回路は、前記第2の出力パワーにおける前記輝度センサの計測値を複数取得し、複数の前記計測値を利用した所定の演算を行い、その演算値を、前記第2の出力パワーに対応する前記ランプ輝度として取得する
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第3のタイミングに、前記メモリから前記基準輝度値と前記対応情報とを読み出させるLOADコマンドが発行されて前記受信回路に受信された場合、前記制御回路は、前記第2の制御を行う
    請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、前記被画像形成対象としてスクリーンを採用したプロジェクタである
    請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 画像に対応する光束を被画像形成対象に照射することで、前記画像を前記被画像形成対象に形成させる画像形成装置であって、
    前記被画像形成対象に照射する前記光束の光源としてのランプと、
    前記ランプを駆動するランプ電源と、
    前記ランプから照射された前記光束を前記被画像形成対象に照射するレンズと、
    前記ランプから前記レンズまでの光路中の直接光または間接光の輝度を、ランプ輝度として測定する輝度センサと、
    前記被画像形成対象上の光束が目標となる輝度となった第1のタイミングで前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度を基準輝度値として記録しているメモリと
    を備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成装置は、
    前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングに、前記ランプ電源の出力パワーを変化させ、変化毎に前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度をそれぞれ取得し、それらの取得値に基づいて、前記第2のタイミングにおける前記ランプ電源の出力パワーの変化に対する前記ランプ輝度の変化の対応関係を示す対応情報を生成または更新し、生成または更新された前記対応情報を前記メモリに記録させる制御を行い、
    前記第2のタイミングより後の第3のタイミングに、前記メモリから前記基準輝度値と前記対応情報を読み出し、前記基準輝度値に対応する前記ランプ電源の出力パワーを前記対応情報から特定し、その特定した出力パワーで前記ランプ電源を駆動させる制御を行う
    ステップを含む画像形成方法。
  10. 画像に対応する光束を被画像形成対象に照射することで、前記画像を前記被画像形成対象に形成させる画像形成装置であって、
    前記被画像形成対象に照射する前記光束の光源としてのランプと、
    前記ランプを駆動するランプ電源と、
    前記ランプから照射された前記光束を前記被画像形成対象に照射するレンズと、
    前記ランプから前記レンズまでの光路中の直接光または間接光の輝度を、ランプ輝度として測定する輝度センサと、
    前記被画像形成対象上の光束が目標となる輝度となった第1のタイミングで前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度を基準輝度値として記録しているメモリと
    を備える画像形成装置を制御するコンピュータに、
    前記第1のタイミングよりも後の第2のタイミングに、前記ランプ電源の出力パワーを変化させ、変化毎に前記輝度センサにより測定された前記ランプ輝度をそれぞれ取得し、それらの取得値に基づいて、前記第2のタイミングにおける前記ランプ電源の出力パワーの変化に対する前記ランプ輝度の変化の対応関係を示す対応情報を生成または更新し、生成または更新された前記対応情報を前記メモリに記録させる制御を行い、
    前記第2のタイミングより後の第3のタイミングに、前記メモリから前記基準輝度値と前記対応情報を読み出し、前記基準輝度値に対応する前記ランプ電源の出力パワーを前記対応情報から特定し、その特定した出力パワーで前記ランプ電源を駆動させる制御を行う
    ステップを実行させるプログラム。
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