JP2006003403A - 位置調整装置及び位置調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ランプ(光源部)と反射ミラー(集光ミラー)との相対的な位置合わせを高精度に行うことができる位置調整装置及び位置調整方法を得ること。
【解決手段】 ランプと、該ランプからの光を所定方向に反射する反射部材と、該反射部材で反射された光の一部を通過させる開口部を有する第1のアパーチャと、該第1のアパーチャを通過した光の一部を通過させる開口部を有する第2のアパーチャと、該第2のアパーチャの開口部を通過した光を検出する受光部と、該受光部の検出結果に基づいて、該ランプと前記反射部材との相対的な位置を調整する移動機構と、を備えること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、位置調整装置及び位置調整方法に関するものである。
現在、液晶プロジェクタ等のような大画面投射型のディスプレイにおいては、投射画面が明るいことが要望されている。一般には、投射画面を大画面にするほど明るくするのが困難となる。投射画面の明るさを決定する要因としては、光源の輝度、光束の集光効率、光の利用効率などがある。投射型ディスプレイに利用される光源には、ハロゲンランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプなどがあるが、発光効率の高さと大光量である点などから、最近では高圧水銀ランプが多く利用されてきている。また、液晶プロジェクタは、角度依存性のある光学部品を数多く使用するため、光源(ランプ)から液晶パネルに至る光束が、特に平行光であることが要望されている。このためランプからの放射光を集光して集光効率を高めて平行光として出射するために反射部材として反射ミラー(リフレクター)が多く使われる。
反射ミラーは、液晶パネルまでの距離や液晶パネルと発光部分の大きさを考慮して、球面・放物回転面・楕円回転面など最適な形状に設計される。反射ミラーにはランプが、例えば、図2に示すような状態で固定されている。すなわち、バルブ(光源部)2001を放物形状の反射ミラー2002の中央に配置し、その固定部(バルブ支持部)2005に固定している。反射ミラー2002の内側の反射鏡を形成する放物面の焦点位置と、バルブ2001の陰極2003と陽極2004との間の発光部2001aとが一致するように固定することにより、バルブ2001からの光束の集光効率を高め反射ミラー2002からの反射光束を平行光としている。
このようなバルブ2001と反射ミラー2002の固定位置関係は集光効率に影響を与える。たとえば高圧水銀ランプは、図2に示すように、陽極2004と陰極2003の間でアーク放電を起こさせて発光させるものであるため発光部2001aは光学的には線光源となり、その陽極2004と陰極2003は常に同じ軸線上にあるとは限らず、ランプそれぞれの線光源の位置にバラツキがある。また、反射ミラー2002も、反射面の形状誤差から焦点位置にバラツキがある。一方、バルブ2001の発光部2001aが反射ミラー2002の焦点位置からずれると、集光効率が悪くなり被照射面への照射光の照度が低下したり、被照射面上の照度のムラが大きくなったりする。バルブ2001と反射ミラー2002との位置関係のバラツキを考慮すると、バルブ2001を反射ミラー2002の内部に固定する際には、非常に微妙な調整が必要になっている。
図3は、特許文献1に開示されているランプを反射ミラーに固定するための調整方法の概略図である。
図3に示すように実際の製品に使用する照明系1000aと投射レンズ1009をそのまま使用し、投射される画面1010上での明るさで調整する方法がとられている。図3において1001はランプで、1002は反射ミラー、1003は第一のレンズアレイ、1004は第二のレンズアレイ、1005は偏光変換素子、1006.1007は照明光学系を構成するレンズ、1008は液晶ライトバルブが位置するところに設けたアパーチャ、1009は投射レンズである。
このときの光学的作用を説明する。ランプ1001から放射した光は反射ミラー1002で反射集光され、第一のレンズアレイ1003で複数の光束に分割され、第2のレンズアレイ1004および偏光変換素子1005の近傍に複数の第2の光源像を作成する。複数の第2の光源像に集光された光線は偏光変換素子1005を透過して所定の偏光方向に偏光が揃えられたのち照明光学系1006、1007によりアパーチャ1008上に均一に重層され、均一な照明分布を形成する。アパーチャ1008上の照明分布は投射レンズ1009により被照射面1010上に拡大投射され、実際の液晶プロジェクタと同様の照明状態を再現する。
ランプ1001は図4に示すように、ランプ管1101内に第一の電極(陰極)1102、第二の電極(陽極)1103があり、第一の封止部1104、第二の封止部1105、ランプ固定金具1106で構成されている。
前記ランプ1001の一方の封止部1105は図5に示すように反射ミラー1202で保持されている。位置微動調整機構1201は、直交する3つの方向に移動可能な移動機構を有するメカ機構より成り、前記ランプ1101の前記ランプ固定金具がメカ的に保持されており前記反射ミラー1202に対する前記ランプ1101の位置調整が出来るように構成されている。
従来は、図3において被照射面上1010上で光量分布を検知しながら、前記ランプ1101を前記位置微動調整機構1201で移動して光量が最大となる位置になるように調整を行っている。しかし本調整は照明光学系をそのまま使用する為に、使用状態と同じ敏感度でしか調整できず、また実際の照明光学系で被照射面1010上での明るさを検知する方法は、ランプ1001と反射ミラー1002の相対位置関係に対して許容範囲が広いので、精度良くランプ1001の位置調整が出来ない。
次にその理由を説明する。図6に示すように第一のレンズアレイ1003による2次光源像を偏光変換素子1005の開口部に対して最大透過率になるようにランプ1001の位置を調整している。ランプ1001を反射ミラー1002の回転中心軸方向に反射ミラー1002出射側に対して逆方向へ移動すると図7に示すように2次光源像は図中の光源像(点線部)に示す放射状方向に移動する。逆にランプ1001を反射ミラー1002の回転中心軸方向に反射ミラー1002出射側に対して同方向へ移動すると図7に示す光源像は点線に示す放射状方向と逆方向へ移動する。
投射装置が所定の明るさを得るためには2次光源像と偏光変換素子の開口部はほぼ同じような大きさでなくてはならないので、偏光変換素子における開口部のケラレは少なく前記の調整による被照射面上の光量の変化は緩やかである。
現在、ランプ1001を反射ミラー1002に固定するとき接着剤の硬化収縮によりランプ1001の位置が反射ミラー回転中心軸方向に移動する場合がある。そのためランプ1001を反射ミラー1002の所定の位置に精度良く調整しなければならないので、調整による光量の変化をより敏感にしたいという要望がある。
これに対して、先の特許文献1には、調整の敏感度を上げる調整方法が開示されている。
図8にその構成を示す。図8は図3と光学系は同じで調整用の集光機構1012(部材1003〜1006で構成)が上下移動機構1013によって上下に可動する機構が付加している。
以下に調整方法を説明する。
l被照射面1010での照度を最大にすることを目的とする為に
◎調整用集光機構1012を光路上に設定する(図3の状態)
◎位置微動機構1011にランプ1001を装着する
◎被照射面1010に光束を当て前記被照射面を観察しながら照度が極大になるように前記位置微動機構1011を操作しランプ1010の位置を調整する。
ll被照射面1010上での最高照度ポイントが被照射面1010上の中心(光軸上)に調整することを目的とする為に
◎調整用集光機構1012を光路上に設定する(図3の状態)
◎被照射面1010上の最高照度ポイントが被照射面1010の中心(光軸上)にくるように、前記位置微動機構1011を操作しランプ1001の位置を調整する。
このように反射ミラー1002から放射される輝度ムラの大きい輝度分布を被照射面上1010で検知することで、ランプ1002の位置調整を敏感に行っている。
特開2000−347295号公報
ランプと反射ミラーとを位置調整するとき、特許文献1に開示されている構成では、被照射面上における輝度のピークが、照明光学系における明るさのピークと被照射面上における最適な光量分布を両立するランプ位置と一致しない。この為、反射ミラーの回転中心軸方向の調整敏感度を充分に上げることはできないという問題がある。
また被照射面上で光量を検知する方法は、調整に必要とするスペースが広くなるという問題がある。
さらに特許文献1に開示されている構成とするとランプの調整を2段階で行うために調整時間が長くなるという問題がある。
本発明は、ランプ(光源部)と反射ミラー(集光ミラー)との相対的な位置合わせを高精度に行うことができる位置調整装置及び位置調整方法の提供を目的とする。
本発明の位置調整装置は、ランプと、該ランプからの光を所定方向に反射する反射部材との相対的な位置を調整する位置調整装置であって、該反射部材で反射された光の一部を通過させる開口部を有する第1のアパーチャ手段と、該第1のアパーチャ手段の開口部を通過した光の一部を通過させる開口部を有する第2のアパーチャ手段と、該第2のアパーチャ手段の開口部を通過した光を検出する受光部と、該受光部の検出結果に基づいて該反射部材とランプとの相対的な位置関係を調整する移動機構と、を備えることを特徴としている。
本発明の位置調整方法は、ランプと該ランプからの光を所定方向に反射する反射部材との相対的な位置を調整する位置調整方法であって、該反射部材で反射された光のうち、第1のアパーチャ手段および第2のアパーチャ手段の双方に設けられた開口部を通過した光を受光部で検出し、該受光部の検出結果に基づいて、移動機構により該反射部材とランプとの相対的な位置関係を調整することを特徴としている。
本発明によれば、ランプ(光源部)と反射ミラー(集光ミラー)との相対的な位置合わせを高精度に行うことができる位置調整装置及び位置調整方法を達成することができる。
図1は本発明の位置調整装置の実施例1の要部概略図である。
図1は位置調整方法が適用される調整用の光学系である。図1において101はランプ(光源)である。102は回転放物面鏡からなる反射ミラー(反射部材)であり、ランプ101から放射される光を所定の方向に反射している。103は集光レンズであり、反射ミラー102からの光(平行光束)を所定位置Pに集光している。集光レンズ103は単一又は複数のレンズより成っている。
104は開口部104aを有する第1のアパーチャ、105は開口部105aを有する第2のアパーチャである。106は第1のアパーチャ104の開口部104aと第2のアパーチャ105の開口部105aを通過した光線を受光する受光部(検出手段)である。
ランプ101の一方の首部は図2と同様の構成になっており、反射ミラー102内で保持されている。位置微動調整機構(移動機構)107は、直交する3つの方向に移動可能な移動機構より成るメカ機構を有している。ランプ101のランプ固定金具がメカ的に固定されており移動機構107は反射ミラー102に対するランプ101の位置調整が出来るように構成されている。
調整手順は位置微動調整機構107を操作して、ランプ101の位置を微動して、受光部106での値(検出値)が最大となるように調整する。本実施例で用いるランプ101の発光分布は図9のようである。本方式ではランプ101の発光分布を走査することで、ランプ101の輝点201を検知してランプ101の輝点101aを反射ミラー102から一定の位置に調整している。
本実施例の位置調整装置は、一方の封止部で保持されたランプ101から発光した光を反射ミラー102で反射させ、その反射光を所定の光学系103〜105を介して受光部106に光を到達させる。反射ミラー102と受光部106の間に少なくとも所定の開口部104a、105aを有する2つのアパーチャ104、105を入れることにより、ランプ101の発光分布を検出することができ、ランプ101の輝点101aを検知して、ランプ101の位置調整敏感度を上げている。ここでランプ101の発光分布とは図9に示すようなランプ101の位置と各位置から発する光量の関係を示すもので、図4で示すランプ図の陰極電極1102と図9の位置の201が共にランプ101の輝点位置にほぼ相当する。
説明すると図10に示すようにランプ101の発光部1501は有限の大きさを持つ。発光部1501のうち反射ミラー1502の焦点位置である点Aから発光された光は反射ミラー1502で反射された後平行光となる。しかし、焦点Aから反射ミラー1502の出射側に近い位置Bから発光する光は反射ミラー1502での反射した後収束する。
また、焦点Aから反射ミラー1502の出射側と逆方向の位置Cから発光する光は反射ミラー1502で反射した後発散する。
このように発光する位置により反射ミラー1502での反射光の平行度が異なるため、図11に示すように所定の位置から発光した光(ここでは図11の位置Aから発光した光)のみ第1のアパーチャ504の開口部504aと第2のアパーチャ505の開口部505aを通過して受光部506に到達する。これより受光部506が最も光量を検知する位置、つまりランプ501の輝点が図11の点Aの位置となるようにランプを調整することができる。
以上のように本実施例では、反射ミラー(反射部材102)で反射された光の一部を開口部104aを有した第1のアパーチャ104と開口部105aを有した第2のアパーチャ105の双方の開口部を通過した光を受光部106で検出し、該受光部106の検出結果に基づいて、移動機構107により該ランプ101と該反射部材102との相対的な位置を調整している。
本実施例では、ランプ101は2つの電極を有し、該2つの電極間の距離をAとするとき、受光部106で受光する光量が最大光量となるランプ101の位置から、該ランプ101を光軸方向にA/10ずらしたとき、該受光部106で受光する光量が該最大光量の95%以下になるように、好ましくは92%以下となるように各部材を設定している。
又、反射ミラー102から反射された光束(例えば略平行光束)を所定位置Pに集光する、焦点距離fの集光レンズユニット103が、ランプ101と第2アパーチャ105との間に配置するとき、該第2アパーチャ105は、所定位置Pからランプ101の光軸方向に沿って(1/2)f以下の範囲内に、配置している。
又、第2アパーチャ105は、所定位置Pよりも受光器106側に配置している。
次に本実施例の具体的な数値例を示す。
ランプ管の中心位置を反射ミラー102の根元側から6mm(LO=6mm)の位置になるような調整を行うために調整光学系103〜105を次のように設定する。
本実施例ではランプ管の中心に対して、ランプ101の輝点は反射ミラー102の根元側方向0.34mmに位置する。反射ミラー102を放物形状、集光レンズ103の焦点距離f=150mm、集光レンズ103の第二面から第一のアパーチャまでの距離L1を90mm、第一のアパーチャ104の開口部104aの径を18.3mm、第一のアパーチャ104から第二のアパーチャ105までの距離L2を80mm、第二のアパーチャ105の開口部105aの径を4mm。この結果反射ミラー102から6mm付近で発光する光線は受光部106まで到達するが、その位置から離れた位置から発光された光は第一のアパーチャ104ないし第二のアパーチャ105で遮光される。
本実施例では反射ミラー102の根元から6mm付近の光線が受光部106に到達する調整光学系を組んだが、6mm位置から反射ミラー102の根元側ないし出側から発光された光線を受光部106に到達する調整光学系設計も可能である。
本実施例ではランプ管中心に対して、ランプ101の輝点101aが反射ミラー根元側方向0.34mmに位置するが、ランプ101の輝点101aが反射ミラー102に対してどの位置に存在してもランプ101の位置調整は可能である。
本実施例では放物形状の反射ミラー102を用いているが、楕円形状ミラーと凹レンズの組み合わせも可能である。また本実施例と同様な焦点位置Pに結像するような、反射ミラー102と複数のレンズの組み合わせも可能である。
本実施例ではアパーチャを集光レンズ103と受光部106の間に2つ設置したが、反射ミラー102と受光部106の間に3つ以上のアパーチャの設置でも可能である。また所定の位置から発光した光のみ受光部106に伝えるという作用を持てば1つのアパーチャでも可能である。
本実施例では円形の開口部より成るアパーチャを設置したが、開口部の形状は、楕円形状、矩形形状など様々な形状でも可能である。
尚、本実施例及び以下の実施例では、ランプを移動させる代わりに、反射部材(反射ミラー)102を移動させても良く、又、双方を移動させても良い。
図12は、本発明の位置調整装置の実施例2の要部概略図である。
図12において301はランプである。302は回転放物面鏡からなりランプ301から放射される光を所定の方向に反射される反射ミラー(リフレクター)、303は集光レンズ、304は第1のアパーチャ、305は第2のアパーチャ、306は第2のアパーチャ305の開口部305aを通過した光を受光する受光部である。ランプ301の一方の首部は図12に示すように反射ミラー302内で保持されている。位置微動調整機構307は直交する3つの方向に移動可能な移動機構より成るメカ機構を有し、ランプ301の位置を調整している。ランプ301のランプ固定金具がメカ的に固定されており反射ミラー302に対するランプ301の位置調整が出来るように構成されている。
本実施例は受光部306で得られる情報を信号として制御機構308に送り、制御機構308から位置微動調整機構307に設けてあるサーボ機構に信号を送りランプ301の位置調整の自動化を行っている。図13に本実施例に係る位置調整を為のフローチャートを示す。
次に図13のフローチャートの説明をする。
ステップ(1)位置微動調整機構307でランプ301をX方向に移動して受光部306が最も光を感知する位置で止める。位置微動調整機構307の方向は図14に示すようにX、Y、Z方向である。
ステップ(2)位置微動調整機構307でランプ301をY方向に移動して受光部306が最も光を感知する位置で止める。
ステップ(3)位置微動調整機構307でランプ301をZ方向に移動して受光部306が最も光を感知する位置で止める。
ステップ(4)再び位置微動調整機構307でランプ301をX方向に移動して受光部306が最も光を感知する位置で止める。
ステップ(5)再び位置微動調整機構307でランプ301をY方向に移動して受光部306が最も光を感知する位置で止める。
ステップ(6)位置微動調整機構307でランプ301をZ方向に移動して受光部306が最も光を感知する位置で止める。
ステップ(6)´ステップ(4)(5)(6)で所定量以上動かした場合に再度ステップ(4)に戻る
ステップ(7)ランプ位置調整を終了して固着を行う
本実施例は位置調整の順序が違っていても精密な位置調整の自動化を行うことが可能である。
以上のように、本実施例では、移動機構307により、ランプ301を任意の方向に移動させたときの受光部306で得られる複数の信号を用いて、制御部308は、移動機構307を駆動制御して、ランプ301と反射部材302との相対的位置を調整している。
図15は本発明の位置調整装置の実施例3の要部概略図である。
図15において401はランプ(光源)である。402は回転放物面鏡からなりランプ401から放射される光を所定の方向に反射される反射ミラー(リフレクター)である。403は集光レンズ、404は第1のアパーチャ、405は第2のアパーチャである。406は第2のアパーチャ405の開口部405aを通過した光を受光する受光部である。408は受光部406で得られたの情報を信号で受信する制御機構である。位置微動調整機構407には制御機構408から信号を受信し、その信号によってランプ401を移動させるサーボ機構が設けてある。
本実施例は、反射ミラー402の光軸方向ないしそれに垂直方向にランプ401を移動した時に見られる、受光部406で検出される明るさのデータを記憶する記憶手段409を持ち、記憶手段409からアーク長などのランプ情報を解析し、その解析結果に基づいてランプ401の位置調整をしている。例えば図16に示す光量ピーク(901、902)が2つあるランプでは、その中央部903を反射ミラー402から所定の距離に調整している。
次に本実施例の調整フローチャートを図17に示す。
次に図17のフローチャートの説明をする。
ステップ(1)〜(6)´までは実施例2の図3に示したフローチャートと同様である。
ステップ(7)位置微動調整機構407でランプ401をZ方向に走査して受光部406が感知した光量を記憶手段409に伝える。本実施例で使用しているランプ401は図16に示す発光光量のピークが2つあるため、受光部406からは図18に示すようなデータが記憶手段409に伝えられる。図18中のピーク値801、802は図16中の光量ピーク901、902に対応する。
ステップ(8)受光部406に伝わったデータからランプ401の解析を行い制御機構408に指示を行う。
本実施例ではピークの中心(図16のピーク値903)を反射ミラー402から所定の距離に移動するよう指示を行う。
ステップ(9)制御機構408からサーボ機構に信号等を送りランプ401の位置合わせを行う。
ステップ(10)位置調整を終了して固着を行う。
本発明の実施例1の要部概略図 図1における反射ミラーにランプが固定した概略図 従来のランプ位置合わせに用いる光学系の説明図 ランプの説明図 ランプを保持する機構の説明図 図3における2次光源像分布の説明図 図3においてランプを反射ミラー回転中心軸方向に移動したときの2次光源像分布の挙動を示す説明図 従来のランプ位置調整装置の光学系の説明図 ランプの発光分布を示す説明図 ランプの異なる位置から発光した光の反射ミラーでの反射後の光路説明図 図10において発光した位置によって、アパーチャで遮光される光、照度センサーまで到達する光に分かれる事を示す説明図 本発明の位置調整装置の実施例2の要部概略図 本発明の実施例2の位置自動調整のフローチャート ランプ位置合わせ自動化の際のX.Y.Z方向を示す説明図 本発明の位置調整装置の実施例3の要部概略図 交流電源用ランプの発光分布の説明図 本発明の実施例3の位置自動調整のフローチャート 2つのピークのあるランプを位置自動調整で検知した結果を示す説明図
符号の説明
101ランプ
102反射ミラー
103集光レンズ
104アパーチャ
105アパーチャ
106照度センサー
107位置微動調整機構
201輝点位置
301ランプ
302反射ミラー
303集光レンズ
304アパーチャ
305アパーチャ
306照度センサー
307位置微動調整機構
308制御機構
401ランプ
402反射ミラー
403集光レンズ
404アパーチャ
405アパーチャ
406照度センサー
407位置微動調整機構
408制御機構
409記憶機構

Claims (9)

  1. ランプと、該ランプからの光を所定方向に反射する反射部材との相対的な位置を調整する位置調整装置であって、該反射部材で反射された光の一部を通過させる開口部を有する第1のアパーチャ手段と、該第1のアパーチャ手段の開口部を通過した光の一部を通過させる開口部を有する第2のアパーチャ手段と、該第2のアパーチャ手段の開口部を通過した光を検出する受光部と、該受光部の検出結果に基づいて該反射部材とランプとの相対的な位置関係を調整する移動機構と、を備えることを特徴とする位置調整装置。
  2. 前記ランプは2つの電極を有し、該2つの電極間の距離をAとするとき、
    前記受光部で受光する光量が最大光量となるランプの位置から、該ランプを光軸方向にA/10ずらしたとき、該受光部で受光する光量が該最大光量の95%以下になるように各部材が設定されていることを特徴とする請求項1の位置調整装置。
  3. 前記ランプは2つの電極を有し、該2つの電極間の距離をAとするとき、
    前記受光部で受光する光量が最大光量となるランプの位置から、該ランプを光軸方向にA/10だけずらしたとき、該受光部で受光する光量が該最大光量の92%以下になるように各部材が設定されていることを特徴とする請求項1の位置調整装置。
  4. 前記反射部材から反射された光束を所定位置に集光する、焦点距離fの集光レンズユニットを前記ランプと前記第2アパーチャ手段との間に備えており、
    該第2のアパーチャ手段は、該所定の集光位置から該ランプの光軸方向に沿って0.5f以下の範囲内に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項の位置調整装置。
  5. 前記反射部材から反射された光束を所定位置に集光する、集光レンズユニットを前記ランプと前記第2アパーチャ手段との間に備えており、
    該第2のアパーチャ手段は該所定の集光位置よりも前記受光器側に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項の位置調整装置。
  6. 前記受光部からの信号を用いて、前記移動機構を駆動制御して、前記ランプと前記反射部材との相対的位置を調整する制御部を有していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項の位置調整装置。
  7. 前記移動機構により前記ランプを任意の方向に移動させたときに前記受光部で得られる複数の信号を用いて、該移動機構を駆動制御して、該ランプと前記反射部材との相対的位置を調整する制御部を有していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項の位置調整装置。
  8. 前記ランプに関するランプ情報を記憶する記憶手段を有し、前記移動機構によりランプを移動させたときに前記受光部で得られる信号および該記憶情報手段に記憶されたランプ情報を用いて、該移動機構を駆動制御して、該ランプと該反射部材との相対的な位置を調整する制御部を有していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項の位置調整装置。
  9. ランプと該ランプからの光を所定方向に反射する反射部材との相対的な位置を調整する位置調整方法であって、該反射部材で反射された光のうち、第1のアパーチャ手段および第2のアパーチャ手段の双方に設けられた開口部を通過した光を受光部で検出し、該受光部の検出結果に基づいて、移動機構により該反射部材とランプとの相対的な位置関係を調整することを特徴とする位置調整方法。
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