JP2001142145A - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ

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JP2001142145A
JP2001142145A JP32499299A JP32499299A JP2001142145A JP 2001142145 A JP2001142145 A JP 2001142145A JP 32499299 A JP32499299 A JP 32499299A JP 32499299 A JP32499299 A JP 32499299A JP 2001142145 A JP2001142145 A JP 2001142145A
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JP
Japan
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brightness
light source
projector
lamp
control unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP32499299A
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English (en)
Inventor
Michihiko Saito
充彦 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投射光の光源を一定した明るさに長時間安定
して維持することができるプロジェクタを提供する。 【解決手段】 投射光の明るさ調整を行うメインブライ
ト制御部12を有するプロジェクタにおいて、投射光の
ランプの明るさを自動的に調整する明るさ制御部11を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プロジェクタに
関し、特に、光源としてランプを用いたプロジェクタに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ランプや表示デバイス等は、技術
の進展により、その明るさが向上して充分な明るさを確
保することができるようになっている。このように、充
分な明るさを持ったランプや表示デバイス等は、様々な
用途に使用されているが、ランプを光源として使用した
ものとして、例えば、プロジェクタがある。
【0003】図3は、従来のプロジェクタの明るさ調整
を概略的に説明するブロック図である。図3に示すよう
に、プロジェクタに入力した映像信号aは、メインブラ
イト制御部1において投射光の明るさ調整が行われた
後、表示デバイス2に投射される。メインブライト制御
部1は、CPU(central processin
g unit)3によりその動作が制御され、CPU3
からの制御命令により投射光の明るさが調整される。
【0004】ところで、ランプの明るさは、使用時間の
経過と共に徐々に低下してしまうことが避けられない。
図4は、一般的なランプの明るさの維持率をグラフで示
す説明図である。図中、縦軸は維持率[%]を示し、横
軸は経過時間[h]を示す。図4に示すように、一般的
なランプの明るさの維持率は、例えば、新品時を100
%とした場合、300時間経過後で約80%、1100
時間経過後で約60%となり、使用時間が経過するのに
伴って徐々に減少する。
【0005】従って、プロジェクタを長時間使用してい
ると、時間の経過に連れてランプの明るさが徐々に落ち
てくるのが避けられず、投射光の明るさの低下を招いて
しまう。これは、プロジェクタを並べて投射するマルチ
投射等を行う際に各プロジェクタの使用時間が異なって
いると、光源の明るさにムラが生じて投射光に明るいも
のと暗いものが発生してしまうという不都合を生じさせ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、充分な
明るさを持ったランプや表示デバイス等であっても、常
に暗い場所で使用する場合は、さほど明るさを重視する
必要がなく、また、上述したプロジェクタのマルチ投射
等のように均一な明るさを必要とする場合もあって、使
用する場所や方法等に応じた様々な使用態様がある。こ
のような場合、ピーク時の明るさよりも安定した明るさ
を長時間維持できることの方が望ましい。
【0007】この発明の目的は、投射光の光源を一定し
た明るさに長時間安定して維持することができるプロジ
ェクタを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るプロジェクタは、投射光の明るさ調
整を行うメインブライト制御部を有するプロジェクタに
おいて、前記投射光の光源の明るさを自動的に調整する
明るさ制御部を備えたことを特徴としている。
【0009】上記構成を有することにより、投射光の明
るさ調整を行うメインブライト制御部を有するプロジェ
クタにおいて、明るさ制御部が、投射光の光源の明るさ
を自動的に調整する。これにより、投射光の光源を一定
した明るさに長時間安定して維持することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0011】図1は、この発明の実施の形態に係るプロ
ジェクタの明るさ調整を概略的に説明するブロック図で
ある。図1に示すように、プロジェクタ10は、明るさ
制御部11、メインブライト制御部12、表示デバイス
13、及びCPU(制御手段)14を有している。プロ
ジェクタ10に入力した映像信号aは、明るさ制御部1
1及びメインブライト制御部12を経て表示デバイス1
3に出力される。
【0012】明るさ制御部11は、光源であるランプの
明るさを自動的に調整することができ、CPU14によ
りその調整動作が制御される。この明るさの調整によ
り、使用した時間の経過によるランプの明るさの劣化を
補って、目標の明るさを維持することが可能になる。明
るさ調整は、例えば、オンスクリーンメニューにより行
われる。
【0013】メインブライト制御部12は、CPU14
によりその動作が制御され、CPU14からの制御命令
により、表示デバイス13に投射される投射光の明るさ
を調整することができる。
【0014】図2は、図1のプロジェクタに用いられる
ランプの明るさの維持率をグラフで示す説明図である。
図中、縦軸は維持率[%]を示し、横軸は経過時間
[h]を示す。図2に示すように、プロジェクタ10に
用いられるランプは、明るさ維持率が、新品時を100
%とした場合、使用時間が経過するのに伴って減少し、
300時間経過後で約80%、1100時間経過後で約
60%となるような特性を有している。このランプの明
るさ維持率と使用時間の関係は、使用するランプの種類
により、ランプ特性として予め把握することができる。
【0015】ここで、プロジェクタ10における必要な
ランプの明るさ(目標維持率)が、ランプの新品時の明
るさ(最大明るさ)の60%の場合を考える。明るさ制
御部11は、時間経過に伴うランプの明るさ維持率(図
2参照)に基づいてランプの明るさを制御する。明るさ
制御部11における明るさ制御値A[%]は、最大出力
を100[%]として、目標維持率B及び時間経過に伴
うランプ(光源)維持率Cにより、次の式で求められ
る。
【0016】制御値A=(目標維持率B/時間経過に伴
うランプ維持率C)×100 但し、制御値A≦100とする。
【0017】この式により求めた制御値Aにより、先
ず、ランプの使用時間が0時間の場合は、目標維持率B
が60%、ランプ維持率Cがほぼ100%なので、明る
さ制御部11において、ランプの明るさを約60%に抑
える。次に、ランプの使用時間が約250時間の場合
は、0時間の場合に比べてランプ維持率Cがほぼ80%
に落ちているので、明るさ制御部11において、ランプ
の明るさを約75%に制御する。
【0018】次に、ランプの使用時間が約1000時間
の場合は、ランプ維持率Cがほぼ60%なので、明るさ
制御部11において、ランプの明るさを約100%にす
る。明るさ制御部11における制御値Aが100%を超
えた後は、明るさ維持率が時間と共に徐々に低下する
(図2参照)。
【0019】このようなランプの明るさ調整を行うこと
により、使用した時間の経過によるランプの明るさの劣
化に伴う、投射光の明るさ低下を補うことができる。
【0020】従って、プロジェクタ10に用いられるラ
ンプの特性である、明るさ維持率を把握しておけば、ラ
ンプの使用時間に応じて低下するランプの明るさを、長
時間、例えば、上述した場合は1000時間、一定に保
つことができる。また、明るさが充分な場合は、消耗品
であるランプの寿命保証時間中は、時間管理によって明
るさを一定に保つことも可能となる。
【0021】このように、この発明によれば、プロジェ
クタ10の光源であるランプの使用時間の経過に伴っ
て、プロジェクタ10が投射する投射光の明るさを調整
することにより、ランプ使用時間の経過によるランプの
明るさの劣化を抑えて一定の明るさを維持することがで
きる。また、時間の経過に伴い減少するランプの明るさ
を把握しておくことで、ランプの時間経過による明るさ
の変化をなくし、投射光の光源を一定した明るさに長時
間安定して維持することができる。
【0022】従って、ピーク時の明るさよりも安定した
明るさを長時間維持することができるので、常に暗い場
所で使用するためさほど明るさを重視する必要がない場
合や、プロジェクタのマルチ投射等のように均一な明る
さを必要とする場合のように、使用する場所や方法等に
応じた様々な使用態様に対応することができる。
【0023】即ち、プロジェクタ10を長時間使用して
いる場合に、徐々に明るさが落ちてくるのが気になるこ
ともなく、使用時間の異なるプロジェクタをマルチ投射
した場合に、明るいものと暗いものとが混在して明るさ
にムラが生じることもない。
【0024】なお、上記実施の形態において、明るさ制
御部11を用いず、CPU14によってメインブライト
制御部12を制御する際に、通常の明るさ調整にオフセ
ット値として時間経過による明るさ制御値を加えること
によっても、同等の制御を行うことが可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、投射光の明るさ調整を行うメインブライト制御部を
有するプロジェクタにおいて、明るさ制御部が、投射光
の光源の明るさを自動的に調整するので、投射光の光源
を一定した明るさに長時間安定して維持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るプロジェクタの明
るさ調整を概略的に説明するブロック図である。
【図2】図1のプロジェクタに用いられるランプの明る
さの維持率をグラフで示す説明図である。
【図3】従来のプロジェクタの明るさ調整を概略的に説
明するブロック図である。
【図4】一般的なランプの明るさの維持率をグラフで示
す説明図である。
【符号の説明】
10 プロジェクタ 11 明るさ制御部 12 メインブライト制御部 13 表示デバイス 14 CPU a 映像信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投射光の明るさ調整を行うメインブライト
    制御部を有するプロジェクタにおいて、 前記投射光の光源の明るさを自動的に調整する明るさ制
    御部を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 【請求項2】前記明るさ制御部は、前記光源の使用に伴
    う前記投射光の明るさ低下を補うことを特徴とする請求
    項1に記載のプロジェクタ。
  3. 【請求項3】前記明るさ制御部は、前記光源の使用時間
    の経過に対応し、前記光源の最大明るさの所定割合に設
    定された目標の明るさに維持することを特徴とする請求
    項1または2に記載のプロジェクタ。
  4. 【請求項4】前記光源のピーク時の明るさに対する必要
    な明るさの割合を目標維持率B[%]とし、時間経過に
    伴って維持される前記光源の明るさの割合を光源維持率
    C[%]とした場合、前記明るさ制御部が制御する値A
    [%]は、(B/C)×100(A≦100)となるこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のプロ
    ジェクタ。
  5. 【請求項5】前記メインブライト制御部による投射光の
    明るさ調整動作、及び前記明るさ制御部による光源の明
    るさ調整動作を、それぞれ制御する制御手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のプロ
    ジェクタ。
  6. 【請求項6】前記光源は、使用時間の経過に伴って明る
    さ維持率が減少する特性を有することを特徴とする請求
    項1から5のいずれかに記載のプロジェクタ。
JP32499299A 1999-11-16 1999-11-16 プロジェクタ Pending JP2001142145A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7119492B2 (en) 2004-01-19 2006-10-10 Nec Viewtechnology, Ltd. Flicker detecting system for detecting lamp life differing from lamp to lamp
US7589695B2 (en) 2002-05-21 2009-09-15 Panasonic Corporation Image display apparatus, multidisplay apparatus, and brightness management apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7589695B2 (en) 2002-05-21 2009-09-15 Panasonic Corporation Image display apparatus, multidisplay apparatus, and brightness management apparatus
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