JPWO2003063984A1 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2003063984A1
JPWO2003063984A1 JP2003563668A JP2003563668A JPWO2003063984A1 JP WO2003063984 A1 JPWO2003063984 A1 JP WO2003063984A1 JP 2003563668 A JP2003563668 A JP 2003563668A JP 2003563668 A JP2003563668 A JP 2003563668A JP WO2003063984 A1 JPWO2003063984 A1 JP WO2003063984A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
lamp
light
pachinko machine
projection light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003563668A
Other languages
English (en)
Inventor
佳行 森山
佳行 森山
塚越 真一
真一 塚越
保坂 俊幸
俊幸 保坂
徹 長手
徹 長手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Publication of JPWO2003063984A1 publication Critical patent/JPWO2003063984A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/32Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements
    • G07F17/3202Hardware aspects of a gaming system, e.g. components, construction, architecture thereof
    • G07F17/3204Player-machine interfaces
    • G07F17/3211Display means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/02Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks using falling playing bodies or playing bodies running on an inclined surface, e.g. pinball games

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

この発明に係る遊技機用表示装置は、背面投射方式によって画像を拡大投射するプロジェクタユニット(21)と、プロジェクタユニット(21)によって投射される画像を結像するスクリーンフィルム(22)と、プロジェクタユニット(21)およびスクリーンフィルム(22)の間に配設されたフレネルレンズ(24)とを備えている。この構成によれば、プロジェクタユニット(21)およびスクリーンフィルム(22)の間にフレネルレンズ(24)を配設したことにより、遊技盤(11)の全域に亘って均一かつ高照度で画像を表示することができる。

Description

技術分野
この発明は、背面投射方式によって画像を拡大投射するプロジェクタ機構と、そのプロジェクタ機構によって投射される画像を結像する結像部とを備えた遊技機用表示装置および遊技機に関するものである。
背景技術
今日のパチンコ台では、打球の入賞状態に連動してアニメーション画像などの各種画像を表示するための表示ユニットが遊技盤(セル板)の中央部に配設されている。この場合、遊技盤は、各種図柄(盤面図柄)を印刷したセルシートが木製合板の表面に貼付されると共に、そのセルシートを貫通させて数百本の釘が固定されて構成されている。したがって、盤面図柄としては製造時に貼付されたセルシートの図柄に固定されることになり、遊技者に対して、この盤面図柄に飽きを生じさせることとなる。また、同じ機種のパチンコ台で繰り返しプレーした場合、遊技者にとって、そのゲーム性自体にも飽きを生じさせることとなる。したがって、表示ユニットに表示されるアニメーションの種類のみならず、打球の入賞から大当たりに至るまでのアニメーション等によるストーリーも適宜変更する必要がある。このような場合、表示ユニットに表示されるアニメーション画像と遊技盤に描かれている盤面図柄との整合性を図る必要があるため、表示ユニットの表示内容と遊技盤の盤面図柄とを同時に変更する必要がある。したがって、通常は、パチンコ台の盤面図柄やゲーム性を変更する際には、パチンコ台自体を新たなパチンコ台に交換している。
一方、盤面図柄の変更や表示ユニットの表示内容の変更などでパチンコ台を別の機種に再生することも考えられる。ところが、その際には、セルシートのみの貼り替えが困難のため、遊技盤全体を破棄して新たな遊技盤を取り付ける必要がある。しかしながら、遊技盤を破棄するためには、遊技盤に配設された電子部品や釘などと遊技盤自体とを分別して処理する必要があり、この分別処理の作業コストに起因してパチンコ台の再生コストが高騰するという問題点がある。この場合、表示ユニットを大形化してアニメーション画像などの表示エリアを拡大すると共にアニメーション画像を含めてゲーム性を変更することで、飽きを生じさせない趣向性の高いパチンコ台を提供する方法も考えられる。しかし、表示ユニットのさらなる大形化は、釘の配列との関係からして極めて困難で、しかも、大形表示ユニットの採用はコスト面から無理がある。さらに、たとえ表示ユニットを大形化したとしても、表示ユニットに表示されるアニメーション画像と遊技盤に描かれる図柄との整合性の面からして、依然として遊技盤も併せて変更する必要がある。したがって、大形表示ユニットの採用によっては、上記の問題点を解決するのが困難である。
このため、盤面図柄の変更が可能な技術として、実開平7−24381号公報には、リアプロジェクションタイプ(背面投射方式)の投影機(4,プロジェクタユニット)を用いてフロントパネル(1,遊技盤)に各種画像を投射(投影)可能なゲーム機が開示されている。このゲーム機は、フロントパネルの盤面全体における任意の表示エリアに投影機による画像を投射可能に構成されている。具体的には、投影機およびフロントパネルの間に投影レンズ5が配設されており、この投影レンズ5によって投射光が任意の倍率に拡大されることにより、任意のサイズに規定された透光性光画像表示部(2,表示エリア)に画像を表示できるように構成されている。したがって、このゲーム機では、高価な大形表示ユニットを搭載することなく、大きな表示サイズの各種画像を表示することが可能となっている。また、投影機によって投射する画像を変更するだけで盤面図柄を変更することが可能となり、比較的容易にパチンコ台を別機種に再生することが可能となる。
発明の開示
発明者は、上述した従来のパチンコ台を検討した結果、以下のような問題点を発見した。すなわち、このパチンコ台では、投影機によって射出された投射光を投影レンズによって拡大することによって大きな表示サイズの各種画像(盤面図柄など)を表示している。この場合、投影レンズを通過した光は、その中央部分が遊技者の目に向けて直進するのに対し、その外縁部分の光は遊技者の目から外れた方向に放射される。このため、フロントパネルに投射された画像の外縁部分が暗く視認されるという問題点がある。また、このパチンコ台では、フロントパネルの背面に投影機および投影レンズを配設している。この場合、投影機によって射出された投射光をフロントパネルの大きさに拡大するには、投影機(投影レンズ)とフロントパネルとの間にある程度の距離が必要となる。このため、投影機によって射出された投射光をフロントパネルに直接投射する従来のパチンコ台には、その奥行き方向の厚みが厚くなるという問題点がある。
また、従来のパチンコ台では、投影機のランプによって射出された投射光を用いて各種画像を表示している。この場合、このパチンコ台では、遊技者の存在有無に拘わらず一定で高照度の画像を常に表示させている。したがって、このパチンコ台では、ランプを高輝度(光量)で連続的に発光させているため、ランプの消費電力が大きいという問題点がある。また、ランプは、その耐用寿命に至ったとき(例えば総点灯時間が2000時間程度に達したとき)に球切れすることがあり、特にパチンコ台のランプは、毎日長時間に亘って連続点灯するため、短期間のうちに耐用寿命に到達する。このため、この従来のパチンコ台では、短期間でランプを定期的に交換する必要がある。したがって、従来のパチンコ台には、ランプの交換回数が多く、しかもランプ自体が高価なことに起因して、多額のランニングコストが発生しているという問題点がある。
さらに、従来のパチンコ台では、複数の釘(3)が植立されたフロントパネルを画像投射用のスクリーンとして使用している。したがって、打球の汚れがフロントスクリーンに付着したり、打球が当たることでフロントスクリーンが傷付いたりする。このため、投射された画像がフロントスクリーンの汚れや傷付きによって見難くなるという問題点がある。
本発明は、上述のような問題点を解決すべくなされたものであり、例えば遊技盤の全域に亘って高照度の画像を表示し得る遊技機用表示装置および遊技機を提供することを主目的とする。また、光源の消費電力を低減すると共に、ランプの交換に起因するランニングコストを低減し得る遊技機用表示装置および遊技機を提供することを他の目的とする。さらに、薄形化および遊技盤の保護を図り得る遊技機を提供することを他の目的とする。
この発明に係る遊技機用表示装置は、背面投射方式によって画像を拡大投射するプロジェクタ機構と、当該プロジェクタ機構によって投射される前記画像を結像する結像部と、前記プロジェクタ機構および前記結像部の間に配設されたコリメータ系レンズとを備えて構成されている。
この遊技機用表示装置では、プロジェクタ機構および結像部の間にコリメータ系レンズを配設したことにより、例えば遊技盤の全域に亘って均一かつ高照度で画像を表示することができる。
また、フレネルレンズを前記コリメータ系レンズとして前記結像部の裏面に対向配置するのが好ましい。このように構成することで、遊技機を薄形化することができる。
さらに、前記結像部をスクリーンで構成するのが好ましい。このように構成することで、比較的簡易に構成することができる。
また、前記プロジェクタ機構に対して前記画像を投射表示させる表示制御部を備え、前記プロジェクタ機構は投射光を射出可能な光源を備えて構成され、前記表示制御部は、当該遊技機用表示装置における正面側の所定部位から所定距離範囲内において人体を所定時間以上検知しないときに前記プロジェクタ機構に対して前記光源によって射出される投射光を減光させるのが好ましい。この場合、前記光源が前記投射光の輝度を可変可能なランプを備えて構成され、前記表示制御部が前記プロジェクタ機構に対して前記ランプの輝度を低下させることによって前記投射光を減光させる構成とするのが好ましい。このように構成することで、例えば遊技機に適用した場合、画像を高照度で表示する必要性がないときには光源を自動的に減光することができるため、常に一定でかつ高照度の画像を表示させる従来の遊技機と比較して、その分だけ光源(ランプ)の消費電力を低減することができる。また、高輝度で点灯させる時間が短縮される分だけ例えば光源のフィラメント等の消耗を抑えることができるため、ランプの長寿命化を図ることができる。したがって、ランプの交換回数を減らすことができる結果、高価なランプの交換に起因するランニングコストを十分に低減することができる。
また、前記光源は、前記投射光を射出可能な複数のランプを備えて構成され、前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記複数のランプの少なくとも1つを消灯させることによって前記投射光を減光させる構成とするのが好ましい。このように構成することで、各ランプの電源のオン/オフを制御するだけで投射光を減光させることができるため、光源を簡易に構成することができる。
さらに、前記光源は、前記投射光を射出可能な第1のランプと当該第1のランプよりも投射光の射出光量が少ない第2のランプとを備えて構成され、前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記第1のランプに代えて前記第2のランプを点灯させることによって前記投射光を減光させる構成とするのが好ましい。このように構成することで、各ランプの電源のオン/オフを制御するだけで投射光を減光させることができるため、光源を簡易に構成することができる。
また、前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記投射光の減光時に前記画像を予め決められた所定の画像に変更して表示させる構成とするのが好ましい。このように構成することで、例えば遊技機における正面側の所定部位から所定距離範囲内において人体を所定時間以上検知しないときに例えば簡易な図柄で構成された静止画像などの予め決められた所定の画像に変更して表示することにより、プロジェクタ機構全体としての消費電力をさらに低減させることができる。
また、当該遊技機用表示装置の前記所定部位から前記所定距離範囲内における人体を検知するためのセンサ信号を出力する人感センサを備え、前記表示制御部は、前記人感センサによって出力されたセンサ信号に基づいて前記所定距離範囲内における人体を検知する構成とするのが好ましい。このように構成することで、人感センサによって人体を確実かつ簡易に検知することができる。
この発明に係る遊技機は、上記の遊技機用表示装置を備えて構成されている。
この遊技機では、プロジェクタ機構および結像部の間にコリメータ系レンズを配設したことにより、例えば遊技盤の全域に亘って均一かつ高照度で画像を表示することができる。
また、光透過性素材で形成されてその表面に複数の釘が固定される遊技盤を備え、前記結像部は、前記遊技盤の裏面側に配設されて前記プロジェクタ機構によって投射される前記画像を結像する構成とするのが好ましい。このように構成することで、釘が固定された遊技盤の全域に亘って均一かつ高照度で画像を表示することができる。
さらに、前記遊技盤は、その表面にハードコート処理またはラミネート処理が施されているのが好ましい。このように構成することで、打球の接触に起因する遊技盤の汚れや傷付きを防止して、長期に亘って遊技盤を使用することができる。この結果、鮮明な画像を長期に亘って表示させることができる。
また、前記遊技盤は、一体成形された役物用の凹凸部をその表面側に備えているのが好ましい。また、前記遊技盤は、一体成形されて光の透過を阻止する機構隠蔽用のマスク部を備えているのが好ましい。このように構成することで、これらを遊技盤とは別体に形成して一体化する構成と比較して、遊技盤の部品コストを低減できる結果、パチンコ台全体としての製造コストを低減することができる。
さらに、前記プロジェクタ機構によって射出された投射光を前記結像部に向けて反射する1または複数のミラーを備え、前記プロジェクタ機構は、当該遊技機内における底部または天部に配設されて前記ミラーに向けて前記投射光を射出する構成とするのが好ましい。このように構成することで、パチンコ台の薄形化を達成することができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、添付図面を参照して、本発明に係る遊技機用表示装置および遊技機をパチンコ台に適用した実施の形態について説明する。
最初に、パチンコ台1の構成について、図面を参照して説明する。
パチンコ台1は、図1に示すように、盤面図柄(同図に示す大地、富士山および空など)を含む画像Gを背面投射方式によって遊技盤11全体に表示可能に構成されている。具体的には、このパチンコ台1は、図2に示すように、遊技部2、画像表示光学部3、表示制御部4、画像データ記憶部5、主制御部6および人感センサ7を備えて構成されている。遊技部2は、図3に示すように、全体として光透過性樹脂(一例としてポリカーボネイト)で形成され、その表面に役物12が配設されると共に複数の釘13,13・・や風車14,14(図1参照)などが固定された遊技盤11と、遊技盤11の裏面に取り付けられて役物12を作動させたり打球を回収したりする遊技機構15とを備えている。この場合、図1,3に示すように、遊技盤11は、遊技機構15を隠蔽するためのマスク部11a、役物12用の凸状部12a(一例として玉寄せ台やワープ構造用の凸状部)および打球回収用の孔12bなどが一体成形されている。また、遊技盤11の表面(釘13,13・・が打ち込まれる側の面)には、打球の接触に起因する汚れの付着や傷付きを防止するためのハードコート処理(またはラミネート処理)が施されている。さらに、遊技盤11の裏面には、本発明における結像部に相当し、画像表示光学部3の一部を構成するスクリーンフィルム22が貼付されている(取り付けられている)。なお、図3に示すように、遊技盤11の正面には、透明なカバーガラス16が配設されている。
画像表示光学部3は、表示制御部4および画像データ記憶部5と共に本発明における遊技機用表示装置を構成し、図3に示すように、プロジェクタユニット21、スクリーンフィルム22、ミラー23およびフレネルレンズ24を備えている。プロジェクタユニット21は、本発明におけるプロジェクタ機構に相当し、パチンコ台1の内部における底面寄りの位置に配設され、表示制御部4の制御下で投射光Bを例えば上向きに射出して盤面図柄を含む画像Gを背面投射方式によって投射する。具体的には、プロジェクタユニット21は、例えば、ランプ21L(図2参照)と、ランプ21Lに電源を供給すると共に表示制御部4の制御に従いその供給電流の電流値を可変可能に構成された電源回路21Pと、ランプ21Lによって射出された投射光(白色光)を投射光Bに変調するための変調手段(一例として、液晶パネル、入射側偏光板および射出側偏光板を備えた液晶ライトバルブ)と、投射光Bを拡大して投射する投射レンズ(いずれも図示せず)とを備えて構成されている。この場合、ランプ21Lおよび電源回路21Pで本発明における光源が構成される。
また、スクリーンフィルム22は、本発明における結像部としてのスクリーンに相当し、前述したように、遊技盤11の裏面に貼付されている。このスクリーンフィルム22は、一例として、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bを受光して拡散させることにより、画像Gを結像する。ミラー23は、遊技盤11の裏面側に配設され、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bをスクリーンフィルム22に向けて反射する。したがって、このパチンコ台1では、投射機によって射出された投射光をフロントパネルに直接投射するタイプのパチンコ台と比較して、ミラー23によって投射光Bの光路が折り曲げられる分だけ、その奥行き方向の厚みが薄くなる結果、パチンコ台1の薄形化が図られている。この場合、このパチンコ台1では、1枚のミラー23を用いて投射光Bを反射する構成を採用しているが、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bを2枚以上のミラーを用いて多段階に反射することでスクリーンフィルム22に投射する構成を採用することもできる。
フレネルレンズ24は、本発明におけるコリメータ系レンズに相当し、プロジェクタユニット21およびスクリーンフィルム22の間(このパチンコ台1では、ミラー23およびスクリーンフィルム22の間)に配設されている。このフレネルレンズ24は、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bを平行光に変換してスクリーンフィルム22に投射させる。この場合、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bは、発散光であって、この発散光がフレネルレンズ24を通過することで平行光に変換される。なお、本発明の実施の形態における平行光は、広義の平行光を意味するものであり、収束光および発散光のすべてを排除する概念ではない。具体的には、本発明の実施の形態における平行光には、厳密な意味での平行光よりも若干収束気味の光や、若干発散気味の光が含まれる。
表示制御部4は、主制御部6の制御下で画像Gなどをプロジェクタユニット21に投射させる画像表示専用の制御部であって、主制御部6によって出力されるコマンドC1に従って画像データ記憶部5から画像データを読み出し、その読み出した画像データに対して各種画像処理を実行することにより、画像信号を生成してプロジェクタユニット21に出力する。この場合、このパチンコ台1では、前述した盤面図柄としての大地、富士山および空などの静止画の上に、打球の入賞状態に応じて回転表示されるリール(図1に示す数字の「123」)などが重ね合わされた画像Gを表示可能に構成されている。また、表示制御部4は、主制御部6によって出力されるコマンドC2に従ってプロジェクタユニット21をセーブモード(ランプ21Lを低輝度で発光させるモード)で作動させる。さらに、表示制御部4は、主制御部6によって出力されるコマンドC3に従ってプロジェクタユニット21を通常モード(ランプ21Lを高輝度(通常の輝度)で発光させるモード)で作動させる。画像データ記憶部5は、一例としてハードディスクドライブで構成され、画像Gなどを表示させるためのデータ(盤面図柄の画像データ、リール表示用の画像データ、後述する花火などのアニメーション画像のデータ、および各種画像を表示させる順序を決定する順序データなど)を記憶する。
主制御部6は、パチンコ台1を総括的に制御する。また、主制御部6は、パチンコ台1の遊技状態に対応する各種画像を表示させるためのコマンドC1を出力する。さらに、主制御部6は、人感センサ7によって出力されるセンサ信号Sの出力状態に応じてプロジェクタユニット21の作動モードを変更させるためのコマンドC2,C3を出力する。具体的には、主制御部6は、人感センサ7によって出力されるセンサ信号Sの出力状態を監視し、センサ信号Sが所定時間以上継続して出力されていないときには、後述するセーブモード移行処理40を実行して、プロジェクタユニット21をセーブモードで作動させるためのコマンドC2を表示制御部4に出力する。また、主制御部6は、プロジェクタユニット21がセーブモードで作動している際にセンサ信号Sが出力されたときには、プロジェクタユニット21を通常モードで作動させるためのコマンドC3を表示制御部4に出力する。
人感センサ7は、図1に示すように、パチンコ台1の正面パネル(正面部位)に配設されている。この場合、人感センサ7は、パチンコ台1の正面パネルから所定距離範囲内に遊技者(人体)が接近したときにセンサ信号Sを出力し、所定距離範囲外に遊技者が離間したときにセンサ信号Sの出力を停止する。つまり、人感センサ7は、例えば、遊技者がパチンコ台1の前面の座席に着席しているときにセンサ信号Sを出力し、その座席から離れたときにセンサ信号Sの出力を停止する。
次に、パチンコ台1による各種画像の表示方法について、図面を参照して説明する。
このパチンコ台1では、電源が投入された際には、まず、主制御部6が初期画面(例えば図1に示す画像G)を表示させるためのコマンドC1を表示制御部4に対して出力する。これに応じて、表示制御部4は、画像データ記憶部5から画像データを読み出して所定の手順で画像処理することにより、画像Gを表示させるための画像信号を生成してプロジェクタユニット21に順次出力する。この際に、プロジェクタユニット21は、表示制御部4によって出力された画像信号に基づいて画像Gを投射するための投射光Bを射出する。この場合、このパチンコ台1では、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bがミラー23によってスクリーンフィルム22に向けて反射される。また、ミラー23によって反射された投射光Bは、フレネルレンズ24を通過することによって平行光に変換されてスクリーンフィルム22に投射される。これにより、スクリーンフィルム22によって投射光Bが受光されて画像Gが結像される。
この場合、このパチンコ台1では、遊技盤11が光透過性樹脂で形成されているため、図1に示すように、スクリーンフィルム22に結像されている画像Gをパチンコ台1の正面側から遊技盤11を通して視認することができる。この際に、スクリーンフィルム22全体(すなわち、遊技盤11の盤面全体)に亘って画像Gが表示されているため、この画像Gが恰も遊技盤11に印刷された盤面図柄のように視認される。また、遊技盤11の裏面側に配設されている遊技機構15は、遊技盤11のマスク部11aによって隠蔽されるため、パチンコ台1の正面側から視認不能となっている。さらに、このパチンコ台1では、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bがフレネルレンズ24を透過することによって平行光に変換されるため、スクリーンフィルム22の全域に亘って画像Gが均一に表示される。
また、このパチンコ台1では、パチンコ台1の正面における遊技者の存在の有無に基づいてプロジェクタユニット21のランプ21L(図2参照)の輝度(つまり投射光Bの光量)が調整される。具体的には、人感センサ7が、例えば遊技者がパチンコ台1の正面の座席を離れたときにセンサ信号Sの出力を停止する。この際に、主制御部6が、図5に示すセーブモード移行処理40を実行する。このセーブモード移行処理40では、主制御部6は、人感センサ7によるセンサ信号Sの出力が停止されから所定時間(例えば30秒)経過する間にセンサ信号Sが出力されたか否かを繰り返し判別する(ステップ41)。この場合、所定時間経過する間にセンサ信号Sの出力を検知しなかったときには、主制御部6は、プロジェクタユニット21をセーブモードで作動させるためのコマンドC2を表示制御部4に出力する(ステップ42)。一方、ステップ41において、所定時間経過する間にセンサ信号Sの出力を検知したとき(つまり、パチンコ台1の座席に遊技者が着席したとき)には、主制御部6は、セーブモード移行処理40を終了する。
次に、表示制御部4が、主制御部6によって出力されたコマンドC2に従って、例えば、プロジェクタユニット21のランプ21Lに供給している電流を低下させることによってランプ21Lの輝度を低下させる(投射光Bを減光させる)。これにより、遊技者がパチンコ台1の座席を離れてから所定時間だけ経過したときにスクリーンフィルム22の全域に亘って低照度でかつ均一な画像Gが表示される。この場合、ランプ21Lに供給する電流を低下させたことにより、ランプ21Lの消費電力が低減される。また、ランプ21Lの輝度を低下させたことにより、ランプ21Lのフィラメント等の消耗が抑えられるため、その分だけランプ21Lの長寿命化が図られる。なお、本発明におけるの投射光Bの減光は、投射光Bの光量の減少を意味し、投射光Bの光量をゼロレベルに減少させることもこの投射光Bの減光に含まれる。
一方、パチンコ台1の正面の座席に遊技者が再び着席した際には、人感センサ7がセンサ信号Sを出力する。これに応じて、主制御部6が、プロジェクタユニット21を通常モードで作動させる旨のコマンドC3を表示制御部4に出力する。この際に、表示制御部4は、主制御部6によって出力されたコマンドC3に従って、プロジェクタユニット21のランプ21Lを通常の輝度で発光させる。これにより、スクリーンフィルム22の全域に亘って高照度(通常の照度)でかつ均一な画像Gが表示される。
また、表示制御部4は、遊技者がプレーすることによって打球が入賞した際には、所定の手順で各種画像処理を実行することにより、画像Gの中央に表示している数字(例えば、図1に示す数字の「123」)を下向きに回転表示させる。この際に、表示制御部4によって順次出力される画像信号に基づいてプロジェクタユニット21が投射光Bを射出することにより、スクリーンフィルム22に投射されている画像Gの数字が下向きにスクロール表示される。一方、表示制御部4は、所定の条件が満たされたときには、画像データ記憶部5に記憶されている画像データに基づいて、画像Gの中央に数字の「777」が表示された状態(図4参照、大当たりの状態)でスクロール表示を停止させる。同時に、表示制御部4は、画像データ記憶部5に記憶されている画像データに基づいて、大地、富士山および空からなる盤面図柄に、例えば花火が打ち上げられるアニメーション画像を重ね合わせると共に、その花火の上に数字の「777」を重ね合わせて表示させる。これにより、図4に示すように、大地、富士山、空および花火の上に数字の「777」を重ね合わされた画像Gが表示される。
また、このパチンコ台1では、画像表示光学部3を介して表示させる画像を変更するだけで、遊技盤11を変更することなくパチンコ台1のゲーム性が変更される。具体的には、大地、富士山および空からなる盤面図柄に代えて、海原および空を盤面図柄として表示させる場合、画像データ記憶部5に記憶されている画像データを海原および空の画像データに変更する。また、必要に応じて、画像データ記憶部5に記憶されている打球の入賞から大当たりの状態に至るまでのアニメーション等によるストーリー、およびそのストーリーに応じた画像データを適宜変更する。これにより、表示制御部4によって海原および空からなる盤面図柄(画像G)が生成されてプロジェクタユニット21を介してスクリーンフィルム22に投射される。したがって、木製合板にセルシートを貼付した遊技盤を有するパチンコ台とは異なり、盤面図柄と従来の表示ユニットに表示させるアニメーション画像とを同時に変更することができる結果、パチンコ台1のゲーム性を極めて容易に変更することができる。つまり、パチンコ台1を他の機種に容易に再生することができる。
この場合、このパチンコ台1では、遊技盤11の表面に打球の接触に起因する汚れの付着や傷付きを防止するためのハードコート処理(またはラミネート処理)が施されているため、長期に亘って遊技盤11を使用し続けることができる。また、度重なる使用に起因して、遊技盤11の表面が汚れたり傷付いたりしたときには、パチンコ台1から遊技盤11のみを取り外して交換することができる。この際に、画像表示光学部3については、パチンコ台1に取り付けたまま引き続き使用することができるため、貴重な資源の浪費を回避することができ、しかも、低ランニングコストで長期に亘ってパチンコ台1を使用することができる。なお、スクリーンフィルム22については、遊技盤11と共に交換することもできるし、遊技盤11から取り外して再度利用することもできる。
このように、このパチンコ台1によれば、遊技盤11とは別体に構成されてプロジェクタユニット21およびスクリーンフィルム22の間に配設されたフレネルレンズ24を備えたことにより、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bがフレネルレンズ24によって平行光に変換されるため、遊技盤11の全域に亘って均一かつ高照度で画像Gを表示することができる。この場合、本発明におけるコリメータ系レンズとして板状のフレネルレンズ24を採用したことにより、パチンコ台1を薄形化することができる。また、パチンコ台1に対して遊技盤11を取外し可能に装着したことにより、画像表示光学部3などのパチンコ台1の主要構成部分については引き続き長期に亘って使用することができる結果、省資源化を図ることができる。また、画像Gを結像するためのスクリーンフィルム22を遊技盤11の裏面に貼付したことにより、比較的簡易な構成でありながら画像Gを遊技盤11全体に表示させることができる。さらに、光透過性樹脂材料で遊技盤11を形成すると共にその表面にハードコート処理(またはラミネート処理)を施したことにより、打球の接触に起因する遊技盤11の汚れや傷付きを防止して(遊技盤11の保護)、長期に亘って遊技盤11を使用することができる。この結果、鮮明な画像Gを長期に亘って表示させることができる。
また、遊技盤11の成形時に、その表面に役物12用の凸状部12aや孔12bを一体成形すると共に、その裏面に遊技機構15を隠蔽するためのマスク部11aを一体成形したことにより、これらを遊技盤11とは別体に形成して一体化する構成と比較して、遊技盤11の部品コストを低減できる結果、パチンコ台1全体としての製造コストを低減することができる。さらに、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bをスクリーンフィルム22に向けて反射するミラー23を備えたことにより、パチンコ台1の薄形化を達成することができる。
また、このパチンコ台1によれば、正面の座席に遊技者が所定時間(例えば30秒)以上着席(存在)していないときにランプ21Lによって射出される投射光Bを自動的に減光させることにより、遊技が行われていないために画像Gを高照度で表示する必要性がないときには投射光Bの光量(つまりランプ21Lの輝度)が低下するため、常に一定かつ高照度の画像を表示させる従来のパチンコ台と比較して、その分だけ光源の消費電力を低減することができる。また、高輝度で点灯させる時間が短縮される分だけランプ21Lのフィラメント等の消耗を抑えることができるため、耐用寿命を延ばすことができる(長寿命化)。したがって、ランプ21Lの交換回数を減らすことができる結果、高価なランプの交換に起因するランニングコストを低減することができる。また、例えばランプ21Lに供給する電流を調整することにより、画像Gを任意の照度で表示することもできる。
次に、図6を参照して他の実施の形態に係るパチンコ台1Aについて説明する。なお、以下に説明する各パチンコ台やスロットマシン51等では、パチンコ台1と同様にして、基本的に本発明が適用されている。したがって、パチンコ台1と同じ各構成要素については同一の符号を付して重複する説明を省略する。このパチンコ台1Aは、光源として複数のランプを備えてプロジェクタユニットを構成することもできる。具体的には、同図に示すように、例えば、2つのランプ21LA,21LBと、両ランプ21LA,21LBに電源を供給する電源回路21PAとを備えてプロジェクタユニット21を構成し、通常モードでは2つのランプ21LA,21LBを同時に点灯させ、セーブモードでは1つのランプ21LA(または21LB)のみを点灯させることによって、投射光Bを減光させる構成を採用することもできる。この場合、両ランプ21LA,21LBに供給する電源をオン/オフ制御するだけで投射光Bを減光させることができるため、ランプ21LA,21LBの電源回路21PA(ランプ21LA,21LBと共に本発明における光源を構成する)を簡易に構成することができる。この場合、例えば、2つのランプ21LA,21LBの射出光量を互いに異ならせて(つまり最大輝度を互いに異ならせて)プロジェクタユニット21Aを構成し、通常モードでは投射光Bの射出光量が多い一方のランプ(例えばランプ21LA)のみを点灯させ、セーブモードでは投射光Bの射出光量が少ない他方のランプ(例えばランプ21LB)のみを点灯させることによって、投射光Bを減光させる構成を採用することもできる。この構成であっても、両ランプ21LA,21LBに供給する電源をオン/オフ制御するだけで投射光Bを減光させることができるため、ランプ21LA,21LBの電源回路21PAを簡易に構成することができる。
なお、本発明に係る遊技機には、スロットマシンやピンボールマシンも含まれる。例えば、図7に示すスロットマシン51は、図8に示すように、マシン本体の正面側に配設されたカバーガラス52,52の裏面にそれぞれ貼付されたスクリーンフィルム53,54と、リール55と、画像表示光学部56とを備えて構成されている。この場合、画像表示光学部56は、プロジェクタユニット21、ミラー61〜63およびフレネルレンズ64,65を備えている。このスロットマシン51では、上記したパチンコ台1と同様にして、プロジェクタユニット21が、表示制御部4によって出力された画像信号に基づいて画像Gを投射するための投射光Bを射出する。次いで、プロジェクタユニット21によって射出された一部の投射光Bがミラー61によってフレネルレンズ64に向けて反射される。また、プロジェクタユニット21によって射出された一部の投射光Bがミラー62,63によってフレネルレンズ65に向けて反射される。この際に、投射光Bは、フレネルレンズ64,65を通過することによって平行光に変換されてスクリーンフィルム53,54にそれぞれ投射される。これにより、スクリーンフィルム53,54によって投射光Bが受光されて結像される結果、図7に示すように、賞金情報(レート情報)が賞金情報表示部71に表示されると共に打ち上げられた花火の画像が正面表示部72に表示される。
このスロットマシン51においても、プロジェクタユニット21およびスクリーンフィルム53,54の間にそれぞれ配設されたフレネルレンズ64,65を備えたことにより、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bがフレネルレンズ64,65によって平行光に変換されるため、カバーガラス52,52の裏面側におけるスクリーンフィルム53,54の全域に亘って均一かつ高照度で画像Gを表示することができる。さらに、このスロットマシン51の構成に限らない。例えば、上記のスロットマシン51では、リール55に対向するリール表示部73を除く賞金情報表示部71および正面表示部72にのみ画像Gを表示しているが、リール55に代えてリールの画像Gを投射表示させることで、賞金情報表示部71、正面表示部72およびリール表示部73のうちの任意の1つ、任意の2つ、またはすべてに画像Gを投射表示させる構成を採用することもできる。
また、図9に示すピンボールマシン81は、各種の役物が取り付けられると共に光透過性樹脂で形成されその表面がハードコート処理されてマシン本体の上面側に配設された遊技盤82と、遊技盤82の裏面に取り付けられたスクリーンフィルム83と、画像表示光学部84とを備えている。この場合、画像表示光学部84は、プロジェクタユニット21およびフレネルレンズ85を備えている。このピンボールマシン81では、遊技盤82と、マシン本体の上面に配設された透明ガラス板86との間でボールを移動させることでピンボールが行われる。さらに、図10に示すピンボールマシン91のように、ミラー92を加えて画像表示光学部93を構成してもよい。これらのピンボールマシン81,91においても、上記のパチンコ台1やスロットマシン51と同様にして、遊技盤82の全域に亘って均一かつ高照度で一部の役物や盤面図柄などの画像Gを表示することができる等の効果を奏することができる。
さらに、本発明は、上記した本発明の実施の形態に限定されない。例えば、上記のパチンコ台1として、人感センサ7を主制御部6に接続すると共に、主制御部6が人感センサ7によって出力されたセンサ信号Sに基づいて遊技者の存在有無を検知する構成について説明したが、本発明はこれに限定されず、人感センサ7を表示制御部4に接続すると共に、表示制御部4がセンサ信号Sに基づいて遊技者の存在有無を検知する構成を採用することもできる。
また、パチンコ台1やスロットマシン51などの正面の座席に遊技者が所定時間以上着席していないときに投射光Bを減光させると共に画像Gを予め決められた所定の画像Gに変更して表示させる構成を採用することもできる。この場合、所定の画像Gとして、例えば、パチンコ台1やスロットマシン51の遊技内容を表すタイトルロゴやパチンコ台1やスロットマシン51がセーブモードである旨の文字などのように簡易な図柄で構成された静止画像を表示させることにより、遊技者(または遊技予定者)に対してパチンコ台1やスロットマシン51がセーブモードである旨を報知することができると共に、プロジェクタユニット21が投射光Bを変調する際に必要とする消費電力(例えば、上記した変調手段を作動させるための消費電力等)を低減することができるため、プロジェクタユニット21全体としての消費電力をさらに低減させることができる。
また、本発明は、上記した本発明の各実施の形態に限定されない。例えば、上記したパチンコ台1についての実施の形態では、遊技盤11の裏面にスクリーンフィルム22を貼付した例を説明したが、本発明における結像部の構成はこれに限定されず、遊技盤11とは別体に形成した背面投写用のスクリーンパネルを遊技盤11の裏面側に配設したり、遊技盤11,82の裏面を粗面化することで投射光Bを受光して拡散可能に構成したりしてもよい。また、本発明の実施の形態では、遊技盤11の成形時に凸状部12a、孔12bおよびマスク部11aなどを一体成形した例を説明したが、本発明はこれに限定されず、平板状の遊技盤に各種の役物を取り付けたり隠蔽用板またはフィルムなどを貼付したりしてもよい。
産業上の利用可能性
以上のように、この遊技機用表示装置によれば、プロジェクタ機構および結像部の間にコリメータ系レンズを配設したことにより、例えば遊技盤の全域に亘って均一かつ高照度で画像を表示することができる遊技機用表示装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施の形態に係るパチンコ台1の概略構成を示す正面図である。
図2は、パチンコ台1の構成を示すブロック図である。
図3は、パチンコ台1の概略構成を示す側面断面図である。
図4は、パチンコ台1の概略構成を示す他の正面図である。
図5は、パチンコ台1の主制御部6によって実行されるセーブモード移行処理40のフローチャートである。
図6は、本発明の他の実施の形態に係るパチンコ台1Aの構成を示すブロック図である。
図7は、本発明の他の実施の形態に係るスロットマシン51の正面図である。
図8は、スロットマシン51の概略構成を示す側面断面図である。
図9は、本発明の他の実施の形態に係るピンボールマシン81の概略構成を示す側面断面図である。
図10は、本発明のさらに他の実施の形態に係るピンボールマシン91の概略構成を示す側面断面図である。
【書類名】明細書
【特許請求の範囲】
【請求項1】 背面投射方式によって画像を拡大投射するプロジェクタ機構、当該プロ
ジェクタ機構によって投射される前記画像を結像するスクリーン、および当該スクリーン
の裏面に対向配置されたフレネルレンズを有する遊技機用表示装置と、光透過性素材で形
成されてその表面に複数の釘が固定されると共に当該表面にハードコート処理が施され、
かつ役物用の凹凸部が当該表面側に一体成形されている遊技盤とを備え、
前記スクリーンは、前記遊技盤の裏面側に配設されている遊技機。
【請求項2】 前記プロジェクタ機構に対して前記画像を投射表示させる表示制御部を
備え、
前記プロジェクタ機構は投射光を射出可能な光源を備えて構成され、
前記表示制御部は、前記遊技機用表示装置における正面側の所定部位から所定距離範囲
内において人体を所定時間以上検知しないときに前記プロジェクタ機構に対して前記光源
によって射出される投射光を減光させる請求項1記載の遊技機
【請求項3】 前記光源は、前記投射光の輝度を可変可能なランプを備えて構成され、
前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記ランプの輝度を低下させること
によって前記投射光を減光させる請求項記載の遊技機
【請求項4】 前記光源は、前記投射光を射出可能な複数のランプを備えて構成され、
前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記複数のランプの少なくとも1つ
を消灯させることによって前記投射光を減光させる請求項記載の遊技機
【請求項5】 前記光源は、前記投射光を射出可能な第1のランプと当該第1のランプ
よりも投射光の射出光量が少ない第2のランプとを備えて構成され、
前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記第1のランプに代えて前記第2
のランプを点灯させることによって前記投射光を減光させる請求項記載の遊技機
【請求項6】 前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記投射光の減光時
に前記画像を予め決められた所定の画像に変更して表示させる請求項2から5のいずれか
に記載の遊技機
【請求項7】 前記遊技機用表示装置の前記所定部位から前記所定距離範囲内における
人体を検知するためのセンサ信号を出力する人感センサを備え、
前記表示制御部は、前記人感センサによって出力されたセンサ信号に基づいて前記所定
距離範囲内における人体を検知する請求項2から6のいずれかに記載の遊技機
【請求項8】 前記遊技盤は、一体成形されて光の透過を阻止する機構隠蔽用のマスク
部を備えている請求項1から7のいずれかに記載の遊技機。
【請求項9】 前記プロジェクタ機構によって射出された投射光を前記スクリーンに向
けて反射する1または複数のミラーを備え、前記プロジェクタ機構は、当該遊技機内にお
ける底部または天部に配設されて前記ミラーに向けて前記投射光を射出する請求項1から
のいずれかに記載の遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、背面投射方式によって画像を拡大投射するプロジェクタ機構、およびその
プロジェクタ機構によって投射される画像を結像するスクリーンを有する遊技機用表示装
と、遊技盤とを備えた遊技機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
今日のパチンコ台では、打球の入賞状態に連動してアニメーション画像などの各種画像
を表示するための表示ユニットが遊技盤(セル板)の中央部に配設されている。この場合
、遊技盤は、各種図柄(盤面図柄)を印刷したセルシートが木製合板の表面に貼付される
と共に、そのセルシートを貫通させて数百本の釘が固定されて構成されている。したがっ
て、盤面図柄としては製造時に貼付されたセルシートの図柄に固定されることになり、遊
技者に対して、この盤面図柄に飽きを生じさせることとなる。また、同じ機種のパチンコ
台で繰り返しプレーした場合、遊技者にとって、そのゲーム性自体にも飽きを生じさせる
こととなる。したがって、表示ユニットに表示されるアニメーションの種類のみならず、
打球の入賞から大当たりに至るまでのアニメーション等によるストーリーも適宜変更する
必要がある。このような場合、表示ユニットに表示されるアニメーション画像と遊技盤に
描かれている盤面図柄との整合性を図る必要があるため、表示ユニットの表示内容と遊技
盤の盤面図柄とを同時に変更する必要がある。したがって、通常は、パチンコ台の盤面絵
柄やゲーム性を変更する際には、パチンコ台自体を新たなパチンコ台に交換している。
【0003】
一方、盤面図柄の変更や表示ユニットの表示内容の変更などでパチンコ台を別の機種に
再生することも考えられる。ところが、その際には、セルシートのみの貼り替えが困難の
ため、遊技盤全体を破棄して新たな遊技盤を取り付ける必要がある。しかしながら、遊技
盤を破棄するためには、遊技盤に配設された電子部品や釘などと遊技盤自体とを分別して
処理する必要があり、この分別処理の作業コストに起因してパチンコ台の再生コストが高
騰するという問題点がある。この場合、表示ユニットを大形化してアニメーション画像な
どの表示エリアを拡大すると共にアニメーション画像を含めてゲーム性を変更することで
、飽きを生じさせない趣向性の高いパチンコ台を提供する方法も考えられる。しかし、表
示ユニットのさらなる大形化は、釘の配列との関係からして極めて困難で、しかも、大形
表示ユニットの採用はコスト面から無理がある。さらに、たとえ表示ユニットを大形化し
たとしても、表示ユニットに表示されるアニメーション画像と遊技盤に描かれる図柄との
整合性の面からして、依然として遊技盤も併せて変更する必要がある。したがって、大形
表示ユニットの採用によっては、上記の問題点を解決するのが困難である。
【0004】
このため、盤面図柄の変更が可能な技術として、実開平7−24381号公報には、リ
アプロジェクションタイプ(背面投射方式)の投影機(4,プロジェクタユニット)を用
いてフロントパネル(1,遊技盤)に各種画像を投射(投影)可能なゲーム機が開示され
ている。このゲーム機は、フロントパネルの盤面全体における任意の表示エリアに投影機
による画像を投射可能に構成されている。具体的には、投影機およびフロントパネルの間
に投影レンズ5が配設されており、この投影レンズ5によって投射光が任意の倍率に拡大
されることにより、任意のサイズに規定された透光性光画像表示部(2,表示エリア)に
画像を表示できるように構成されている。したがって、このゲーム機では、高価な大形表
示ユニットを搭載することなく、大きな表示サイズの各種画像を表示することが可能とな
っている。また、投影機によって投射する画像を変更するだけで盤面図柄を変更すること
が可能となり、比較的容易にパチンコ台を別機種に再生することが可能となる。
【発明の開示】
発明者は、上述した従来のパチンコ台を検討した結果、以下のような問題点を発見した
。すなわち、このパチンコ台では、投影機によって射出された投射光を投影レンズによっ
て拡大することによって大きな表示サイズの各種画像(盤面図柄など)を表示している。
この場合、投影レンズを通過した光は、その中央部分が遊技者の目に向けて直進するのに
対し、その外縁部分の光は遊技者の目から外れた方向に放射される。このため、フロント
パネルに投射された画像の外縁部分が暗く視認されるという問題点がある。また、このパ
チンコ台では、フロントパネルの背面に投影機および投影レンズを配設している。この場
合、投影機によって射出された投射光をフロントパネルの大きさに拡大するには、投影機
(投影レンズ)とフロントパネルとの間にある程度の距離が必要となる。このため、投影
機によって射出された投射光をフロントパネルに直接投射する従来のパチンコ台には、そ
の奥行き方向の厚みが厚くなるという問題点がある。
【0005】
また、従来のパチンコ台では、投影機のランプによって射出された投射光を用いて各種
画像を表示している。この場合、このパチンコ台では、遊技者の存在有無に拘わらず一定
で高照度の画像を常に表示させている。したがって、このパチンコ台では、ランプを高輝
度(光量)で連続的に発光させているため、ランプの消費電力が大きいという問題点があ
る。また、ランプは、その耐用寿命に至ったとき(例えば総点灯時間が2000時間程度
に達したとき)に球切れすることがあり、特にパチンコ台のランプは、毎日長時間に亘っ
て連続点灯するため、短期間のうちに耐用寿命に到達する。このため、この従来のパチン
コ台では、短期間でランプを定期的に交換する必要がある。したがって、従来のパチンコ
台には、ランプの交換回数が多く、しかもランプ自体が高価なことに起因して、多額のラ
ンニングコストが発生しているという問題点がある。
【0006】
さらに、従来のパチンコ台では、複数の釘(3)が植立されたフロントパネルを画像投
射用のスクリーンとして使用している。したがって、打球の汚れがフロントスクリーンに
付着したり、打球が当たることでフロントスクリーンが傷付いたりする。このため、投射
された画像がフロントスクリーンの汚れや傷付きによって見難くなるという問題点がある

【0007】
本発明は、上述のような問題点を解決すべくなされたものであり、例えば遊技盤の全域
に亘って高照度の画像を表示し得る遊技機を提供することを主目的とする。また、光源の
消費電力を低減すると共に、ランプの交換に起因するランニングコストを低減し得る遊
機を提供することを他の目的とする。さらに、薄形化および遊技盤の保護を図り得る遊技
機を提供することを他の目的とする。
【0008】
この発明に係る遊技機は、背面投射方式によって画像を拡大投射するプロジェクタ機
当該プロジェクタ機構によって投射される前記画像を結像するスクリーン、および当該
スクリーンの裏面に対向配置されたフレネルレンズを有する遊技機用表示装置と、光透過
性素材で形成されてその表面に複数の釘が固定されると共に当該表面にハードコート処理
が施され、かつ役物用の凹凸部が当該表面側に一体成形されている遊技盤とを備え、前記
スクリーンは、前記遊技盤の裏面側に配設されている。
【0009】
この遊技機では、光透過性素材で形成されてその表面に複数の釘が固定される遊技盤の
裏面側にスクリーンを配設し、そのスクリーンの裏面にフレネルレンズを対向配置したこ
とにより、釘が固定された遊技盤の全域に亘って均一かつ高照度で画像を表示することが
できる。また、このように構成することにより、遊技機用表示装置を比較的簡易に構成す
ることができると共に、遊技機を薄形化することができる。また、前記遊技盤の表面にハ
ードコート処理を施したことにより、打球の接触に起因する遊技盤の汚れや傷付きを防止
して、長期に亘って遊技盤を使用することができるため、鮮明な画像を長期に亘って表示
させることができる。また、遊技盤の表面側に役物用の凹凸部を一体成形したことにより
、これらを遊技盤とは別体に形成して一体化する構成と比較して、遊技盤の部品コストを
低減できる結果、遊技機全体としての製造コストを低減することができる。
【0010】
また、前記プロジェクタ機構に対して前記画像を投射表示させる表示制御部を備え、前
記プロジェクタ機構は投射光を射出可能な光源を備えて構成され、前記表示制御部は、
遊技機用表示装置における正面側の所定部位から所定距離範囲内において人体を所定時
間以上検知しないときに前記プロジェクタ機構に対して前記光源によって射出される投射
光を減光させるのが好ましい。この場合、前記光源が前記投射光の輝度を可変可能なラン
プを備えて構成され、前記表示制御部が前記プロジェクタ機構に対して前記ランプの輝度
を低下させることによって前記投射光を減光させる構成とするのが好ましい。このように
構成することで、例えば遊技機に適用した場合、画像を高照度で表示する必要性がないと
きには光源を自動的に減光することができるため、常に一定でかつ高照度の画像を表示さ
せる従来の遊技機と比較して、その分だけ光源(ランプ)の消費電力を低減することがで
きる。また、高輝度で点灯させる時間が短縮される分だけ例えば光源のフィラメント等の
消耗を抑えることができるため、ランプの長寿命化を図ることができる。したがって、ラ
ンプの交換回数を減らすことができる結果、高価なランプの交換に起因するランニングコ
ストを十分に低減することができる。
【0011】
また、前記光源は、前記投射光を射出可能な複数のランプを備えて構成され、前記表示
制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記複数のランプの少なくとも1つを消灯させ
ることによって前記投射光を減光させる構成とするのが好ましい。このように構成するこ
とで、各ランプの電源のオン/オフを制御するだけで投射光を減光させることができるた
め、光源を簡易に構成することができる。
【0012】
さらに、前記光源は、前記投射光を射出可能な第1のランプと当該第1のランプよりも
投射光の射出光量が少ない第2のランプとを備えて構成され、前記表示制御部は、前記プ
ロジェクタ機構に対して前記第1のランプに代えて前記第2のランプを点灯させることに
よって前記投射光を減光させる構成とするのが好ましい。このように構成することで、各
ランプの電源のオン/オフを制御するだけで投射光を減光させることができるため、光源
を簡易に構成することができる。
【0013】
また、前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記投射光の減光時に前記画
像を予め決められた所定の画像に変更して表示させる構成とするのが好ましい。このよう
に構成することで、例えば遊技機における正面側の所定部位から所定距離範囲内において
人体を所定時間以上検知しないときに例えば簡易な図柄で構成された静止画像などの予め
決められた所定の画像に変更して表示することにより、プロジェクタ機構全体としての消
費電力をさらに低減させることができる。
【0014】
また、前記遊技機用表示装置の前記所定部位から前記所定距離範囲内における人体を検
知するためのセンサ信号を出力する人感センサを備え、前記表示制御部は、前記人感セン
サによって出力されたセンサ信号に基づいて前記所定距離範囲内における人体を検知する
構成とするのが好ましい。このように構成することで、人感センサによって人体を確実か
つ簡易に検知することができる。
【0015】
また、前記遊技盤は、一体成形されて光の透過を阻止する機構隠蔽用のマスク部を備え
ているのが好ましい。このように構成することで、これらを遊技盤とは別体に形成して一
体化する構成と比較して、遊技盤の部品コストを低減できる結果、パチンコ台全体として
の製造コストを低減することができる。
【0016】
さらに、前記プロジェクタ機構によって射出された投射光を前記スクリーンに向けて反
射する1または複数のミラーを備え、前記プロジェクタ機構は、当該遊技機内における底
部または天部に配設されて前記ミラーに向けて前記投射光を射出する構成とするのが好ま
しい。このように構成することで、パチンコ台の薄形化を達成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、添付図面を参照して、本発明に係る遊技機をパチンコ台に適用した実施の形態に
ついて説明する。
【0018】
最初に、パチンコ台1の構成について、図面を参照して説明する。
【0019】
パチンコ台1は、図1に示すように、盤面図柄(同図に示す大地、富士山および空など
)を含む画像Gを背面投射方式によって遊技盤11全体に表示可能に構成されている。具
体的には、このパチンコ台1は、図2に示すように、遊技部2、画像表示光学部3、表示
制御部4、画像データ記憶部5、主制御部6および人感センサ7を備えて構成されている
。遊技部2は、図3に示すように、全体として光透過性樹脂(一例としてポリカーボネイ
ト)で形成され、その表面に役物12が配設されると共に複数の釘13,13・・や風車
14,14(図1参照)などが固定された遊技盤11と、遊技盤11の裏面に取り付けら
れて役物12を作動させたり打球を回収したりする遊技機構15とを備えている。この場
合、図1,3に示すように、遊技盤11は、遊技機構15を隠蔽するためのマスク部11
a、役物12用の凸状部12a(一例として玉寄せ台やワープ構造用の凸状部)および打
球回収用の孔12bなどが一体成形されている。また、遊技盤11の表面(釘13,13
・・が打ち込まれる側の面)には、打球の接触に起因する汚れの付着や傷付きを防止する
ためのハードコート処理(またはラミネート処理)が施されている。さらに、遊技盤11
の裏面には、画像表示光学部3の一部を構成するスクリーンフィルム22が貼付されてい
る(取り付けられている)。なお、図3に示すように、遊技盤11の正面には、透明なカ
バーガラス16が配設されている。
【0020】
画像表示光学部3は、表示制御部4および画像データ記憶部5と共に本発明における遊
技機用表示装置を構成し、図3に示すように、プロジェクタユニット21、スクリーンフ
ィルム22、ミラー23およびフレネルレンズ24を備えている。プロジェクタユニット
21は、本発明におけるプロジェクタ機構に相当し、パチンコ台1の内部における底面寄
りの位置に配設され、表示制御部4の制御下で投射光Bを例えば上向きに射出して盤面図
柄を含む画像Gを背面投射方式によって投射する。具体的には、プロジェクタユニット2
1は、例えば、ランプ21L(図2参照)と、ランプ21Lに電源を供給すると共に表示
制御部4の制御に従いその供給電流の電流値を可変可能に構成された電源回路21Pと、
ランプ21Lによって射出された投射光(白色光)を投射光Bに変調するための変調手段
(一例として、液晶パネル、入射側偏光板および射出側偏光板を備えた液晶ライトバルブ
)と、投射光Bを拡大して投射する投射レンズ(いずれも図示せず)とを備えて構成され
ている。この場合、ランプ21Lおよび電源回路21Pで本発明における光源が構成され
る。
【0021】
また、スクリーンフィルム22は、本発明におけるスクリーンに相当し、前述したよう
に、遊技盤11の裏面に貼付されている。このスクリーンフィルム22は、一例として、
プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bを受光して拡散させることにより
、画像Gを結像する。ミラー23は、遊技盤11の裏面側に配設され、プロジェクタユニ
ット21によって射出された投射光Bをスクリーンフィルム22に向けて反射する。した
がって、このパチンコ台1では、投射機によって射出された投射光をフロントパネルに直
接投射するタイプのパチンコ台と比較して、ミラー23によって投射光Bの光路が折り曲
げられる分だけ、その奥行き方向の厚みが薄くなる結果、パチンコ台1の薄形化が図られ
ている。この場合、このパチンコ台1では、1枚のミラー23を用いて投射光Bを反射す
る構成を採用しているが、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bを2枚
以上のミラーを用いて多段階に反射することでスクリーンフィルム22に投射する構成を
採用することもできる。
【0022】
フレネルレンズ24は、コリメータ系レンズの一例であって、プロジェクタユニット2
1およびスクリーンフィルム22の間(このパチンコ台1では、ミラー23およびスクリ
ーンフィルム22の間)に配設されている。このフレネルレンズ24は、プロジェクタユ
ニット21によって射出された投射光Bを平行光に変換してスクリーンフィルム22に投
射させる。この場合、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bは、発散光
であって、この発散光がフレネルレンズ24を通過することで平行光に変換される。なお
、本発明の実施の形態における平行光は、広義の平行光を意味するものであり、収束光お
よび発散光のすべてを排除する概念ではない。具体的には、本発明の実施の形態における
平行光には、厳密な意味での平行光よりも若干収束気味の光や、若干発散気味の光が含ま
れる。
【0023】
表示制御部4は、主制御部6の制御下で画像Gなどをプロジェクタユニット21に投射
させる画像表示専用の制御部であって、主制御部6によって出力されるコマンドC1に従
って画像データ記憶部5から画像データを読み出し、その読み出した画像データに対して
各種画像処理を実行することにより、画像信号を生成してプロジェクタユニット21に出
力する。この場合、このパチンコ台1では、前述した盤面図柄としての大地、富士山およ
び空などの静止画の上に、打球の入賞状態に応じて回転表示されるリール(図1に示す数
字の「123」)などが重ね合わされた画像Gを表示可能に構成されている。また、表示
制御部4は、主制御部6によって出力されるコマンドC2に従ってプロジェクタユニット
21をセーブモード(ランプ21Lを低輝度で発光させるモード)で作動させる。さらに
、表示制御部4は、主制御部6によって出力されるコマンドC3に従ってプロジェクタユ
ニット21を通常モード(ランプ21Lを高輝度(通常の輝度)で発光させるモード)で
作動させる。画像データ記憶部5は、一例としてハードディスクドライブで構成され、画
像Gなどを表示させるためのデータ(盤面図柄の画像データ、リール表示用の画像データ
、後述する花火などのアニメーション画像のデータ、および各種画像を表示させる順序を
決定する順序データなど)を記憶する。
【0024】
主制御部6は、パチンコ台1を総括的に制御する。また、主制御部6は、パチンコ台1
の遊技状態に対応する各種画像を表示させるためのコマンドC1を出力する。さらに、主
制御部6は、人感センサ7によって出力されるセンサ信号Sの出力状態に応じてプロジェ
クタユニット21の作動モードを変更させるためのコマンドC2,C3を出力する。具体
的には、主制御部6は、人感センサ7によって出力されるセンサ信号Sの出力状態を監視
し、センサ信号Sが所定時間以上継続して出力されていないときには、後述するセーブモ
ード移行処理40を実行して、プロジェクタユニット21をセーブモードで作動させるた
めのコマンドC2を表示制御部4に出力する。また、主制御部6は、プロジェクタユニッ
ト21がセーブモードで作動している際にセンサ信号Sが出力されたときには、プロジェ
クタユニット21を通常モードで作動させるためのコマンドC3を表示制御部4に出力す
る。
【0025】
人感センサ7は、図1に示すように、パチンコ台1の正面パネル(正面部位)に配設さ
れている。この場合、人感センサ7は、パチンコ台1の正面パネルから所定距離範囲内に
遊技者(人体)が接近したときにセンサ信号Sを出力し、所定距離範囲外に遊技者が離間
したときにセンサ信号Sの出力を停止する。つまり、人感センサ7は、例えば、遊技者が
パチンコ台1の前面の座席に着席しているときにセンサ信号Sを出力し、その座席から離
れたときにセンサ信号Sの出力を停止する。
【0026】
次に、パチンコ台1による各種画像の表示方法について、図面を参照して説明する。
【0027】
このパチンコ台1では、電源が投入された際には、まず、主制御部6が初期画面(例え
ば図1に示す画像G)を表示させるためのコマンドC1を表示制御部4に対して出力する
。これに応じて、表示制御部4は、画像データ記憶部5から画像データを読み出して所定
の手順で画像処理することにより、画像Gを表示させるための画像信号を生成してプロジ
ェクタユニット21に順次出力する。この際に、プロジェクタユニット21は、表示制御
部4によって出力された画像信号に基づいて画像Gを投射するための投射光Bを射出する
。この場合、このパチンコ台1では、プロジェクタユニット21によって射出された投射
光Bがミラー23によってスクリーンフィルム22に向けて反射される。また、ミラー2
3によって反射された投射光Bは、フレネルレンズ24を通過することによって平行光に
変換されてスクリーンフィルム22に投射される。これにより、スクリーンフィルム22
によって投射光Bが受光されて画像Gが結像される。
【0028】
この場合、このパチンコ台1では、遊技盤11が光透過性樹脂で形成されているため、
図1に示すように、スクリーンフィルム22に結像されている画像Gをパチンコ台1の正
面側から遊技盤11を通して視認することができる。この際に、スクリーンフィルム22
全体(すなわち、遊技盤11の盤面全体)に亘って画像Gが表示されているため、この画
像Gが恰も遊技盤11に印刷された盤面図柄のように視認される。また、遊技盤11の裏
面側に配設されている遊技機構15は、遊技盤11のマスク部11aによって隠蔽される
ため、パチンコ台1の正面側から視認不能となっている。さらに、このパチンコ台1では
、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bがフレネルレンズ24を透過す
ることによって平行光に変換されるため、スクリーンフィルム22の全域に亘って画像G
が均一に表示される。
【0029】
また、このパチンコ台1では、パチンコ台1の正面における遊技者の存在の有無に基づ
いてプロジェクタユニット21のランプ21L(図2参照)の輝度(つまり投射光Bの光
量)が調整される。具体的には、人感センサ7が、例えば遊技者がパチンコ台1の正面の
座席を離れたときにセンサ信号Sの出力を停止する。この際に、主制御部6が、図5に示
すセーブモード移行処理40を実行する。このセーブモード移行処理40では、主制御部
6は、人感センサ7によるセンサ信号Sの出力が停止されから所定時間(例えば30秒
)経過する間にセンサ信号Sが出力されたか否かを繰り返し判別する(ステップ41)。
この場合、所定時間経過する間にセンサ信号Sの出力を検知しなかったときには、主制御
部6は、プロジェクタユニット21をセーブモードで作動させるためのコマンドC2を表
示制御部4に出力する(ステップ42)。一方、ステップ41において、所定時間経過す
る間にセンサ信号Sの出力を検知したとき(つまり、パチンコ台1の座席に遊技者が着席
したとき)には、主制御部6は、セーブモード移行処理40を終了する。
【0030】
次に、表示制御部4が、主制御部6によって出力されたコマンドC2に従って、例えば
、プロジェクタユニット21のランプ21Lに供給している電流を低下させることによっ
てランプ21Lの輝度を低下させる(投射光Bを減光させる)。これにより、遊技者がパ
チンコ台1の座席を離れてから所定時間だけ経過したときにスクリーンフィルム22の全
域に亘って低照度でかつ均一な画像Gが表示される。この場合、ランプ21Lに供給する
電流を低下させたことにより、ランプ21Lの消費電力が低減される。また、ランプ21
Lの輝度を低下させたことにより、ランプ21Lのフィラメント等の消耗が抑えられるた
め、その分だけランプ21Lの長寿命化が図られる。なお、本発明における投射光Bの減
光は、投射光Bの光量の減少を意味し、投射光Bの光量をゼロレベルに減少させることも
この投射光Bの減光に含まれる。
【0031】
一方、パチンコ台1の正面の座席に遊技者が再び着席した際には、人感センサ7がセン
サ信号Sを出力する。これに応じて、主制御部6が、プロジェクタユニット21を通常モ
ードで作動させる旨のコマンドC3を表示制御部4に出力する。この際に、表示制御部4
は、主制御部6によって出力されたコマンドC3に従って、プロジェクタユニット21の
ランプ21Lを通常の輝度で発光させる。これにより、スクリーンフィルム22の全域に
亘って高照度(通常の照度)でかつ均一な画像Gが表示される。
【0032】
また、表示制御部4は、遊技者がプレーすることによって打球が入賞した際には、所定
の手順で各種画像処理を実行することにより、画像Gの中央に表示している数字(例えば
、図1に示す数字の「123」)を下向きに回転表示させる。この際に、表示制御部4に
よって順次出力される画像信号に基づいてプロジェクタユニット21が投射光Bを射出す
ることにより、スクリーンフィルム22に投射されている画像Gの数字が下向きにスクロ
ール表示される。一方、表示制御部4は、所定の条件が満たされたときには、画像データ
記憶部5に記憶されている画像データに基づいて、画像Gの中央に数字の「777」が表
示された状態(図4参照、大当たりの状態)でスクロール表示を停止させる。同時に、表
示制御部4は、画像データ記憶部5に記憶されている画像データに基づいて、大地、富士
山および空からなる盤面図柄に、例えば花火が打ち上げられるアニメーション画像を重ね
合わせると共に、その花火の上に数字の「777」を重ね合わせて表示させる。これによ
り、図4に示すように、大地、富士山、空および花火の上に数字の「777」を重ね合わ
された画像Gが表示される。
【0033】
また、このパチンコ台1では、画像表示光学部3を介して表示させる画像を変更するだ
けで、遊技盤11を変更することなくパチンコ台1のゲーム性が変更される。具体的には
、大地、富士山および空からなる盤面図柄に代えて、海原および空を盤面図柄として表示
させる場合、画像データ記憶部5に記憶されている画像データを海原および空の画像デー
タに変更する。また、必要に応じて、画像データ記憶部5に記憶されている打球の入賞か
ら大当たりの状態に至るまでのアニメーション等によるストーリー、およびそのストーリ
ーに応じた画像データを適宜変更する。これにより、表示制御部4によって海原および空
からなる盤面図柄(画像G)が生成されてプロジェクタユニット21を介してスクリーン
フィルム22に投射される。したがって、木製合板にセルシートを貼付した遊技盤を有す
るパチンコ台とは異なり、盤面図柄と従来の表示ユニットに表示させるアニメーション画
像とを同時に変更することができる結果、パチンコ台1のゲーム性を極めて容易に変更す
ることができる。つまり、パチンコ台1を他の機種に容易に再生することができる。
【0034】
この場合、このパチンコ台1では、遊技盤11の表面に打球の接触に起因する汚れの付
着や傷付きを防止するためのハードコート処理(またはラミネート処理)が施されている
ため、長期に亘って遊技盤11を使用し続けることができる。また、度重なる使用に起因
して、遊技盤11の表面が汚れたり傷付いたりしたときには、パチンコ台1から遊技盤1
1のみを取り外して交換することができる。この際に、画像表示光学部3については、パ
チンコ台1に取り付けたまま引き続き使用することができるため、貴重な資源の浪費を回
避することができ、しかも、低ランニングコストで長期に亘ってパチンコ台1を使用する
ことができる。なお、スクリーンフィルム22については、遊技盤11と共に交換するこ
ともできるし、遊技盤11から取り外して再度利用することもできる。
【0035】
このように、このパチンコ台1によれば、遊技盤11とは別体に構成されてプロジェク
タユニット21およびスクリーンフィルム22の間に配設されたフレネルレンズ24を備
えたことにより、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bがフレネルレン
ズ24によって平行光に変換されるため、遊技盤11の全域に亘って均一かつ高照度で画
像Gを表示することができる。この場合、板状のフレネルレンズ24を採用したことによ
り、パチンコ台1を薄形化することができる。また、パチンコ台1に対して遊技盤11を
取外し可能に装着したことにより、画像表示光学部3などのパチンコ台1の主要構成部分
については引き続き長期に亘って使用することができる結果、省資源化を図ることができ
る。また、画像Gを結像するためのスクリーンフィルム22を遊技盤11の裏面に貼付し
たことにより、比較的簡易な構成でありながら画像Gを遊技盤11全体に表示させること
ができる。さらに、光透過性樹脂材料で遊技盤11を形成すると共にその表面にハードコ
ート処理(またはラミネート処理)を施したことにより、打球の接触に起因する遊技盤1
1の汚れや傷付きを防止して(遊技盤11の保護)、長期に亘って遊技盤11を使用する
ことができる。この結果、鮮明な画像Gを長期に亘って表示させることができる。
【0036】
また、遊技盤11の成形時に、その表面に役物12用の凸状部12aや孔12bを一体
成形すると共に、その裏面に遊技機構15を隠蔽するためのマスク部11aを一体成形し
たことにより、これらを遊技盤11とは別体に形成して一体化する構成と比較して、遊技
盤11の部品コストを低減できる結果、パチンコ台1全体としての製造コストを低減する
ことができる。さらに、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bをスクリ
ーンフィルム22に向けて反射するミラー23を備えたことにより、パチンコ台1の薄形
化を達成することができる。
【0037】
また、このパチンコ台1によれば、正面の座席に遊技者が所定時間(例えば30秒)以
上着席(存在)していないときにランプ21Lによって射出される投射光Bを自動的に減
光させることにより、遊技が行われていないために画像Gを高照度で表示する必要性がな
いときには投射光Bの光量(つまりランプ21Lの輝度)が低下するため、常に一定かつ
高照度の画像を表示させる従来のパチンコ台と比較して、その分だけ光源の消費電力を低
減することができる。また、高輝度で点灯させる時間が短縮される分だけランプ21Lの
フィラメント等の消耗を抑えることができるため、耐用寿命を延ばすことができる(長寿
命化)。したがって、ランプ21Lの交換回数を減らすことができる結果、高価なランプ
の交換に起因するランニングコストを低減することができる。また、例えばランプ21L
に供給する電流を調整することにより、画像Gを任意の照度で表示することもできる。
【0038】
次に、図6を参照して他の実施の形態に係るパチンコ台1Aについて説明する。なお、
以下に説明する各パチンコ台やスロットマシン51等では、パチンコ台1と同様にして、
基本的に本発明が適用されている。したがって、パチンコ台1と同じ各構成要素について
は同一の符号を付して重複する説明を省略する。このパチンコ台1Aは、光源として複数
のランプを備えてプロジェクタユニットを構成することもできる。具体的には、同図に示
すように、例えば、2つのランプ21LA,21LBと、両ランプ21LA,21LBに
電源を供給する電源回路21PAとを備えてプロジェクタユニット21を構成し、通常モ
ードでは2つのランプ21LA,21LBを同時に点灯させ、セーブモードでは1つのラ
ンプ21LA(または21LB)のみを点灯させることによって、投射光Bを減光させる
構成を採用することもできる。この場合、両ランプ21LA,21LBに供給する電源を
オン/オフ制御するだけで投射光Bを減光させることができるため、ランプ21LA,2
1LBの電源回路21PA(ランプ21LA,21LBと共に本発明における光源を構成
する)を簡易に構成することができる。この場合、例えば、2つのランプ21LA,21
LBの射出光量を互いに異ならせて(つまり最大輝度を互いに異ならせて)プロジェクタ
ユニット21Aを構成し、通常モードでは投射光Bの射出光量が多い一方のランプ(例え
ばランプ21LA)のみを点灯させ、セーブモードでは投射光Bの射出光量が少ない他方
のランプ(例えばランプ21LB)のみを点灯させることによって、投射光Bを減光させ
る構成を採用することもできる。この構成であっても、両ランプ21LA,21LBに供
給する電源をオン/オフ制御するだけで投射光Bを減光させることができるため、ランプ
21LA,21LBの電源回路21PAを簡易に構成することができる。
【0039】
なお、本発明に係る遊技機には、スロットマシンやピンボールマシンも含まれる。例え
ば、図7に示すスロットマシン51は、図8に示すように、マシン本体の正面側に配設さ
れたカバーガラス52,52の裏面にそれぞれ貼付されたスクリーンフィルム53,54
と、リール55と、画像表示光学部56とを備えて構成されている。この場合、画像表示
光学部56は、プロジェクタユニット21、ミラー61〜63およびフレネルレンズ64
,65を備えている。このスロットマシン51では、上記したパチンコ台1と同様にして
、プロジェクタユニット21が、表示制御部4によって出力された画像信号に基づいて画
像Gを投射するための投射光Bを射出する。次いで、プロジェクタユニット21によって
射出された一部の投射光Bがミラー61によってフレネルレンズ64に向けて反射される
。また、プロジェクタユニット21によって射出された一部の投射光Bがミラー62,6
3によってフレネルレンズ65に向けて反射される。この際に、投射光Bは、フレネルレ
ンズ64,65を通過することによって平行光に変換されてスクリーンフィルム53,5
4にそれぞれ投射される。これにより、スクリーンフィルム53,54によって投射光B
が受光されて結像される結果、図7に示すように、賞金情報(レート情報)が賞金情報表
示部71に表示されると共に打ち上げられた花火の画像が正面表示部72に表示される。
【0040】
このスロットマシン51においても、プロジェクタユニット21およびスクリーンフィ
ルム53,54の間にそれぞれ配設されたフレネルレンズ64,65を備えたことにより
、プロジェクタユニット21によって射出された投射光Bがフレネルレンズ64,65に
よって平行光に変換されるため、カバーガラス52,52の裏面側におけるスクリーンフ
ィルム53,54の全域に亘って均一かつ高照度で画像Gを表示することができる。さら
に、このスロットマシン51の構成に限らない。例えば、上記のスロットマシン51では
、リール55に対向するリール表示部73を除く賞金情報表示部71および正面表示部7
2にのみ画像Gを表示しているが、リール55に代えてリールの画像Gを投射表示させる
ことで、賞金情報表示部71、正面表示部72およびリール表示部73のうちの任意の1
つ、任意の2つ、またはすべてに画像Gを投射表示させる構成を採用することもできる。
【0041】
また、図9に示すピンボールマシン81は、各種の役物が取り付けられると共に光透過
性樹脂で形成されその表面がハードコート処理されてマシン本体の上面側に配設された遊
技盤82と、遊技盤82の裏面に取り付けられたスクリーンフィルム83と、画像表示光
学部84とを備えている。この場合、画像表示光学部84は、プロジェクタユニット21
およびフレネルレンズ85を備えている。このピンボールマシン81では、遊技盤82と
、マシン本体の上面に配設された透明ガラス板86との間でボールを移動させることでピ
ンボールが行われる。さらに、図10に示すピンボールマシン91のように、ミラー92
を加えて画像表示光学部93を構成してもよい。これらのピンボールマシン81,91に
おいても、上記のパチンコ台1やスロットマシン51と同様にして、遊技盤82の全域に
亘って均一かつ高照度で一部の役物や盤面図柄などの画像Gを表示することができる等の
効果を奏することができる。
【0042】
さらに、本発明は、上記した本発明の実施の形態に限定されない。例えば、上記のパチ
ンコ台1として、人感センサ7を主制御部6に接続すると共に、主制御部6が人感センサ
7によって出力されたセンサ信号Sに基づいて遊技者の存在有無を検知する構成について
説明したが、本発明はこれに限定されず、人感センサ7を表示制御部4に接続すると共に
、表示制御部4がセンサ信号Sに基づいて遊技者の存在有無を検知する構成を採用するこ
ともできる。
【0043】
また、パチンコ台1やスロットマシン51などの正面の座席に遊技者が所定時間以上着
席していないときに投射光Bを減光させると共に画像Gを予め決められた所定の画像Gに
変更して表示させる構成を採用することもできる。この場合、所定の画像Gとして、例え
ば、パチンコ台1やスロットマシン51の遊技内容を表すタイトルロゴやパチンコ台1や
スロットマシン51がセーブモードである旨の文字などのように簡易な図柄で構成された
静止画像を表示させることにより、遊技者(または遊技予定者)に対してパチンコ台1や
スロットマシン51がセーブモードである旨を報知することができると共に、プロジェク
タユニット21が投射光Bを変調する際に必要とする消費電力(例えば、上記した変調手
段を作動させるための消費電力等)を低減することができるため、プロジェクタユニット
21全体としての消費電力をさらに低減させることができる。
【0044】
また、本発明は、上記した本発明の各実施の形態に限定されない。例えば、上記したパ
チンコ台1についての実施の形態では、遊技盤11の裏面にスクリーンフィルム22を貼
付した例を説明したが、本発明におけるスクリーンの構成はこれに限定されず、遊技盤1
1とは別体に形成した背面投写用のスクリーンパネルを遊技盤11の裏面側に配設したり
、遊技盤11,82の裏面を粗面化することで投射光Bを受光して拡散可能に構成したり
してもよい。また、本発明の実施の形態では、遊技盤11の成形時に凸状部12a、孔1
2bおよびマスク部11aなどを一体成形した例を説明したが、本発明はこれに限定され
ず、平板状の遊技盤に各種の役物を取り付けたり隠蔽用板またはフィルムなどを貼付した
りしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0045】
以上のように、この遊技機によれば、プロジェクタ機構およびスクリーンの間にフレネ
ルレンズを配設したことにより、例えば遊技盤の全域に亘って均一かつ高照度で画像を表
示することができる遊技機が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】 本発明の実施の形態に係るパチンコ台1の概略構成を示す正面図である。
【図2】 パチンコ台1の構成を示すブロック図である。
【図3】 パチンコ台1の概略構成を示す側面断面図である。
【図4】 パチンコ台1の概略構成を示す他の正面図である。
【図5】 パチンコ台1の主制御部6によって実行されるセーブモード移行処理40の
フローチャートである。
【図6】 本発明の他の実施の形態に係るパチンコ台1Aの構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 本発明の他の実施の形態に係るスロットマシン51の正面図である。
【図8】 スロットマシン51の概略構成を示す側面断面図である。
【図9】 本発明の他の実施の形態に係るピンボールマシン81の概略構成を示す側面
断面図である。
【図10】 本発明のさらに他の実施の形態に係るピンボールマシン91の概略構成を
示す側面断面図である。

Claims (15)

  1. 背面投射方式によって画像を拡大投射するプロジェクタ機構と、当該プロジェクタ機構によって投射される前記画像を結像する結像部と、前記プロジェクタ機構および前記結像部の間に配設されたコリメータ系レンズとを備えている遊技機用表示装置。
  2. フレネルレンズを前記コリメータ系レンズとして前記結像部の裏面に対向配置した請求項1記載の遊技機用表示装置。
  3. 前記結像部はスクリーンで構成されている請求項1または2記載の遊技機用表示装置。
  4. 前記プロジェクタ機構に対して前記画像を投射表示させる表示制御部を備え、
    前記プロジェクタ機構は投射光を射出可能な光源を備えて構成され、
    前記表示制御部は、当該遊技機用表示装置における正面側の所定部位から所定距離範囲内において人体を所定時間以上検知しないときに前記プロジェクタ機構に対して前記光源によって射出される投射光を減光させる請求項1から3のいずれかに記載の遊技機用表示装置。
  5. 前記光源は、前記投射光の輝度を可変可能なランプを備えて構成され、
    前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記ランプの輝度を低下させることによって前記投射光を減光させる請求項4記載の遊技機用表示装置。
  6. 前記光源は、前記投射光を射出可能な複数のランプを備えて構成され、
    前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記複数のランプの少なくとも1つを消灯させることによって前記投射光を減光させる請求項4記載の遊技機用表示装置。
  7. 前記光源は、前記投射光を射出可能な第1のランプと当該第1のランプよりも投射光の射出光量が少ない第2のランプとを備えて構成され、
    前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記第1のランプに代えて前記第2のランプを点灯させることによって前記投射光を減光させる請求項4記載の遊技機用表示装置。
  8. 前記表示制御部は、前記プロジェクタ機構に対して前記投射光の減光時に前記画像を予め決められた所定の画像に変更して表示させる請求項4から7のいずれかに記載の遊技機用表示装置。
  9. 当該遊技機用表示装置の前記所定部位から前記所定距離範囲内における人体を検知するためのセンサ信号を出力する人感センサを備え、
    前記表示制御部は、前記人感センサによって出力されたセンサ信号に基づいて前記所定距離範囲内における人体を検知する請求項4から8のいずれかに記載の遊技機用表示装置。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の遊技機用表示装置を備えている遊技機。
  11. 光透過性素材で形成されてその表面に複数の釘が固定される遊技盤を備え、
    前記結像部は、前記遊技盤の裏面側に配設されて前記プロジェクタ機構によって投射される前記画像を結像する請求項10記載の遊技機。
  12. 前記遊技盤は、その表面にハードコート処理またはラミネート処理が施されている請求項11記載の遊技機。
  13. 前記遊技盤は、一体成形された役物用の凹凸部をその表面側に備えている請求項11または12記載の遊技機。
  14. 前記遊技盤は、一体成形されて光の透過を阻止する機構隠蔽用のマスク部を備えている請求項11から13のいずれかに記載の遊技機。
  15. 前記プロジェクタ機構によって射出された投射光を前記結像部に向けて反射する1または複数のミラーを備え、前記プロジェクタ機構は、当該遊技機内における底部または天部に配設されて前記ミラーに向けて前記投射光を射出する請求項10から14のいずれかに記載の遊技機。
JP2003563668A 2002-01-31 2003-01-31 遊技機 Pending JPWO2003063984A1 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002024342 2002-01-31
JP2002024342 2002-01-31
JP2002298992 2002-10-11
JP2002298992 2002-10-11
JP2002311058 2002-10-25
JP2002311058 2002-10-25
PCT/JP2003/001039 WO2003063984A1 (fr) 2002-01-31 2003-01-31 Dispositif d'affichage pour machine de jeu et machine de jeu correspondante

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2003063984A1 true JPWO2003063984A1 (ja) 2005-05-26

Family

ID=27670282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003563668A Pending JPWO2003063984A1 (ja) 2002-01-31 2003-01-31 遊技機

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20030166417A1 (ja)
EP (1) EP1452211A4 (ja)
JP (1) JPWO2003063984A1 (ja)
CN (1) CN1214838C (ja)
CA (1) CA2449058A1 (ja)
WO (1) WO2003063984A1 (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4680533A (en) * 1985-08-01 1987-07-14 General Electric Company Protection arrangement for switching device of a capacitive load pulser circuit
JP2004166820A (ja) 2002-11-18 2004-06-17 Aruze Corp 遊技機
JP2004166963A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Aruze Corp 遊技機
EP1430938B1 (en) 2002-11-20 2013-01-23 Universal Entertainment Corporation Gaming machine and display device therefor
US8096867B2 (en) 2002-11-20 2012-01-17 Universal Entertainment Corporation Gaming machine and display device with fail-tolerant image displaying
JP2004166962A (ja) 2002-11-20 2004-06-17 Aruze Corp 遊技機
JP2004242879A (ja) * 2003-02-13 2004-09-02 Aruze Corp 遊技機
US8029360B2 (en) * 2003-05-13 2011-10-04 Multimedia Games, Inc. Dynamically configurable gaming system
US20040229693A1 (en) * 2003-05-13 2004-11-18 Clifton Lind Multiple video display gaming machine and gaming system
US7892094B2 (en) 2003-05-14 2011-02-22 Universal Entertainment Corporation Gaming machine with a light guiding plate subjected to a light scattering process and having a light deflection pattern
US7297058B2 (en) * 2003-07-15 2007-11-20 Wms Gaming Inc. Gaming machine with integrated display
US7857700B2 (en) 2003-09-12 2010-12-28 Igt Three-dimensional autostereoscopic image display for a gaming apparatus
WO2005069185A1 (fr) * 2004-01-16 2005-07-28 Sergey Sergeevich Sedelnikov Systeme de jeu informatise
US20060178186A1 (en) * 2005-02-04 2006-08-10 Multimedia Games, Inc. Configurable gaming machine and method for configuring games in a gaming machine
US20060287111A1 (en) * 2005-05-23 2006-12-21 Bally Gaming, Inc. High efficiency gaming machine
US20070021217A1 (en) * 2005-07-19 2007-01-25 Subsino Co., Ltd. AD decorative/ protecting structure for base of game machine
US7878910B2 (en) * 2005-09-13 2011-02-01 Igt Gaming machine with scanning 3-D display system
US8231464B2 (en) 2005-12-19 2012-07-31 Wms Gaming Inc. Multigame gaming machine with transmissive display
US20070287539A1 (en) * 2006-05-01 2007-12-13 Wei-Hsuan Wu Game machine with a getting-close person detector
JP2008017945A (ja) 2006-07-11 2008-01-31 Aruze Corp 遊技機、及び、遊技制御方法
JP4739421B2 (ja) * 2006-09-11 2011-08-03 シャープ株式会社 遊技機
US8574070B2 (en) * 2007-10-08 2013-11-05 Cadillac Jack Gaming system incorporating a multi-directional display
US8157638B2 (en) 2007-11-26 2012-04-17 Multimedia Games, Inc. Method, apparatus, and program product employing a touch screen button for presenting game feature information in a gaming machine
JP2009183679A (ja) * 2008-02-11 2009-08-20 Aruze Corp ゲーミングマシン及びその制御方法
US8172666B2 (en) 2008-04-01 2012-05-08 Aruze Gaming America, Inc. Slot machine
WO2010048068A1 (en) * 2008-10-21 2010-04-29 Wms Gaming Inc. Game machine with improved lighting arrangement
US8641506B2 (en) * 2011-07-06 2014-02-04 Universal Entertainment Corporation Gaming machine
US8662998B2 (en) 2011-08-30 2014-03-04 Multimedia Games, Inc. Systems and methods for dynamically altering wagering game assets
US8777757B2 (en) 2012-09-26 2014-07-15 Wms Gaming Inc. Gaming machine having enhanced emotive lighting feature
JP2014226167A (ja) * 2013-05-17 2014-12-08 京楽産業.株式会社 遊技機
US8953248B2 (en) * 2013-07-05 2015-02-10 Universal Entertainment Corporation Gaming machine
US9412225B2 (en) * 2013-07-05 2016-08-09 Universal Entertainment Corporation Gaming machine
US10096202B2 (en) 2015-06-10 2018-10-09 Bally Gaming, Inc. Casino machine having emotive lighting structures
US10019868B2 (en) 2015-06-10 2018-07-10 Bally Gaming, Inc. Casino machine having emotive lighting structures
US10427038B2 (en) * 2016-01-21 2019-10-01 Toccata Gaming International, Llc Game console incorporating beam-splitter display and real world objects
CN109126112A (zh) * 2018-08-17 2019-01-04 广州翠花信息科技有限公司 一种格盘游戏机系统与装置
CN110400427B (zh) * 2019-06-28 2022-04-15 杭州反身网络科技有限公司 具有出蛋管显示图像功能的扭蛋机

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05333304A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶リアプロジェクションテレビ
JPH0635066A (ja) * 1992-07-14 1994-02-10 Ace Denken:Kk ゲーム機
JPH07185074A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 遊技機
JPH07270918A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Kodo Eizo Gijutsu Kenkyusho:Kk 液晶プロジェクター用透過型スクリーン
JPH1199283A (ja) * 1997-08-08 1999-04-13 Internatl Game Technol ビデオ内容を提供するための副ディスプレイを有するゲーム機
JPH11133509A (ja) * 1997-10-29 1999-05-21 Sony Corp フレネルレンズシートおよび背面投射型ディスプレイ装置
JP2001300016A (ja) * 2000-04-27 2001-10-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE32662E (en) * 1980-03-20 1988-05-03 David R. Capasso Image projecting amusement device
US4535354A (en) * 1983-03-24 1985-08-13 Rickert Glenn E Projected stereoscopic picture separation
US4751642A (en) * 1986-08-29 1988-06-14 Silva John M Interactive sports simulation system with physiological sensing and psychological conditioning
US4799687A (en) * 1987-02-18 1989-01-24 Davis Dennis W Projected image tag game
GB9224402D0 (en) * 1992-11-20 1993-01-13 Ag Patents Ltd Coin freed gaming amusement apparatus
JPH07178223A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Sankyo Kk 弾球遊技機
KR970010480B1 (ko) * 1994-06-10 1997-06-26 엘지전자 주식회사 화상투사장치
JPH0876082A (ja) * 1994-06-28 1996-03-22 Sharp Corp 投影表示装置
JPH08163603A (ja) * 1994-08-05 1996-06-21 Tomohiko Hattori 立体映像表示装置
US5649706A (en) * 1994-09-21 1997-07-22 Treat, Jr.; Erwin C. Simulator and practice method
JPH0898929A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Japan Aviation Electron Ind Ltd 遊技機用投影式表示装置
US5504544A (en) * 1994-11-23 1996-04-02 Minnesota Mining And Manufacturing Company Projector with multiple lamp light source
JPH08196689A (ja) * 1995-01-26 1996-08-06 Heiwa Corp プロジェクタ表示器付パチンコ機
JP2801882B2 (ja) * 1996-02-20 1998-09-21 コナミ株式会社 乗物遊技機
JPH09284685A (ja) * 1996-04-17 1997-10-31 Hitachi Ltd 投写形液晶ディスプレイ装置
CA2238678C (en) * 1997-08-08 2004-02-24 International Game Technology Gaming machines providing bonus games
JP3531494B2 (ja) * 1998-10-05 2004-05-31 株式会社日立製作所 投写型画像ディスプレイ装置及びそれに用いるスクリーン
US6313878B1 (en) * 1998-11-20 2001-11-06 Sony Corporation Method and structure for providing an automatic hardware-implemented screen-saver function to a display product
JP4269425B2 (ja) * 1999-09-03 2009-05-27 ソニー株式会社 投影装置およびその安全装置
JP2001108937A (ja) * 1999-10-12 2001-04-20 Canon Inc 投射型表示装置
JP3766586B2 (ja) * 2000-10-02 2006-04-12 株式会社日立製作所 光学エンジン、映像表示装置及び色切替方法
US6645078B1 (en) * 2001-02-16 2003-11-11 International Game Technology Casino gambling apparatus with person detection
JP2003302702A (ja) * 2002-04-11 2003-10-24 Mitsubishi Electric Corp 投写型表示装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05333304A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶リアプロジェクションテレビ
JPH0635066A (ja) * 1992-07-14 1994-02-10 Ace Denken:Kk ゲーム機
JPH07185074A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 遊技機
JPH07270918A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Kodo Eizo Gijutsu Kenkyusho:Kk 液晶プロジェクター用透過型スクリーン
JPH1199283A (ja) * 1997-08-08 1999-04-13 Internatl Game Technol ビデオ内容を提供するための副ディスプレイを有するゲーム機
JPH11133509A (ja) * 1997-10-29 1999-05-21 Sony Corp フレネルレンズシートおよび背面投射型ディスプレイ装置
JP2001300016A (ja) * 2000-04-27 2001-10-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003063984A1 (fr) 2003-08-07
CN1214838C (zh) 2005-08-17
EP1452211A1 (en) 2004-09-01
CN1435268A (zh) 2003-08-13
CA2449058A1 (en) 2003-08-07
EP1452211A4 (en) 2006-11-29
US20030166417A1 (en) 2003-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2003063984A1 (ja) 遊技機
JP2017143853A (ja) 遊技機
JP2016093412A (ja) 遊技機
JP2006212138A (ja) 遊技機
JP6561644B2 (ja) 導光板、表示装置及び遊技機
JP7150421B2 (ja) 遊技機
JP2003220194A (ja) パチンコ機およびパチンコシステム
JP2011095309A (ja) 映像表示システム、照明装置
JP2019141214A (ja) 遊技機
JP2013132368A (ja) 遊技機
JP2004272040A (ja) 画像表示装置
JP6282309B2 (ja) 遊技機
JP2003220193A (ja) パチンコ機
JP2005131233A (ja) 遊技機
JP6616694B2 (ja) 遊技機
JP5963461B2 (ja) 遊技機
JP2017131651A (ja) 遊技機
EP3435742A1 (en) A light apparatus
JP2005230250A (ja) 画像表示方法、画像表示装置および遊技機
JP2019129948A (ja) 遊技機
JP2004057498A (ja) 遊技機
JP5963462B2 (ja) 遊技機
JP2013102900A (ja) 遊技機
JP7150420B2 (ja) 遊技機
JP2017127558A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040311

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20040311

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20040507

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040921