JPH08196689A - プロジェクタ表示器付パチンコ機 - Google Patents

プロジェクタ表示器付パチンコ機

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JPH08196689A
JPH08196689A JP1074295A JP1074295A JPH08196689A JP H08196689 A JPH08196689 A JP H08196689A JP 1074295 A JP1074295 A JP 1074295A JP 1074295 A JP1074295 A JP 1074295A JP H08196689 A JPH08196689 A JP H08196689A
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JP
Japan
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projection screen
projector
display
pachinko ball
pachinko machine
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Pending
Application number
JP1074295A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Ishii
義郎 石井
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊戯盤に表示器を設けても、遊戯盤上を落下
するパチンコ球の動作を変化に富んだものとし、パチン
コ機の遊戯性を向上する。 【構成】 パチンコ機における遊戯盤14部分に投影ス
クリーン16を配置し、この投影スクリーン16に像を
写すため遊戯盤14の裏側から光を投射する光路を有す
るプロジェクタ機器36と、投影スクリーン16との間
をパチンコ球26が通過できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊戯盤面部分に配置さ
れたスクリーンに画像を投写するようにしたプロジェク
タ表示器付パチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機では、遊戯盤中央部に電動役
物を設けたものが広く用いられている。このような電動
役物には、図柄又は数字等を表示する表示器が装着され
ているのが普通である。
【0003】従来、このように用いられる表示器は、C
RT、又はLED等で構成され、表示器の周囲を囲むカ
バー部材が遊戯盤表面と前面カバーガラスとの間のパチ
ンコ球の通路領域に突出され、表示器の前面部をパチン
コ球が横切って通過することがないように構成されてい
る。
【0004】上述のような表示器では、大きな図柄、又
は大きな数字等を表示するため表示器を大形化すると、
遊戯盤の中央部を大きな表示器が占有してしまう。この
ため、パチンコ球は大きな表示器を迂回せねばならず、
遊戯盤の両横と、大きな表示器の両横との間の狭い空間
をパチンコ球が通過することになり、遊戯盤における大
きな表示器の下方領域にパチンコ球が行くことがほとん
どなくなる。よって、遊戯盤の大きな表示器の下方に入
賞口を設けても、この表示器の下方の入賞口にパチンコ
球が入賞する可能性はほとんどなくなる。さらに、パチ
ンコ球が遊戯板上を遊動落下する範囲が極めて狭めら
れ、パチンコ球が遊戯盤上を落下する動作が単調にな
り、遊戯性が損なわれかねない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、遊戯盤に表示器を設けてもパチンコ球の落下動作
が制限されず、遊戯盤の全面に渡ってパチンコ球がバラ
エティに富んだ落下動作をできるようにするとともに、
表示器を大形化可能にし、総じてパチンコ機の遊戯性を
向上可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプロジェクタ表
示器付パチンコ機は、遊戯盤に配置したプロジェクタ
と、このプロジェクタの光路上に配置されたスクリーン
と、プロジェクタの光路を横切るように設けられたパチ
ンコ球通過用通路と、を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】上述のように構成することにより、パチンコ機
で遊戯中に遊戯盤上を落下動作するパチンコ球が、投影
スクリーンの裏側を通過し、遊戯盤の盤面全体に渡っ
て、バラエティに富んだ落下動作を行うことができる。
このため、プロジェクタ表示器の投影スクリーンの下部
にも十分にパチンコ球が行くので、プロジェクタ表示器
の投影スクリーンを大形化し、その直下に入賞口を設け
ても、この入賞口にパチンコ球が入賞する確率を遊戯盤
の他の部所と同様にできる。
【0008】また、投影スクリーンの裏側を通るパチン
コ球の影を投影スクリーンに写し出して、写像に変化を
付けることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のプロジェクタ表示器付パチン
コ機の第1実施例を図1乃至図3によって説明する。
【0010】本第1実施例に係るプロジェクタ表示器1
0は、図2に示すパチンコ機本体12における遊戯盤1
4の中央部に配置される。プロジェクタ表示器10は、
その前面に平板矩形状の投影スクリーン16を設けたも
ので、図1にも示すように、投影スクリーン16は、パ
チンコ機本体12に取り付けられた前面カバーガラス1
8の背面に隣接して配置されている。すなわち、遊戯盤
14に設けた表示器カバー部材20の前面開口部分のフ
ランジ部22における四隅角部にそれぞれ支柱ピン24
を立設し、各支柱ピン24の自由端部を対応する投影ス
クリーン16の四隅角部に固着し、投影スクリーン16
が、支柱ピン24に支持されて前面カバーガラス18に
隣接した位置に配置されている。
【0011】また、表示器カバー部材20の前面開口部
は透明ガードパネル21で塞がれている。このガードパ
ネルの外表面は、フランジ部22の外表面と面一にされ
ている。さらに支柱ピン24の長さをパチンコ球26の
直径より十分に長くし、遊戯盤14の表面上のフランジ
部22及びガードパネル21と、投影スクリーン16の
間を遊戯盤14上のあらゆる方向からパチンコ球26が
自由に通過可能なように構成されている。
【0012】プロジェクタ表示器10の表示器カバー部
材20は、図1に例示するように、折曲した光路を設定
するため、屈曲した箱状に形成されている。表示器カバ
ー部材20の所定の第1斜面部位28には第1反射鏡3
0が配置され、第2斜面部位32には第2反射鏡34が
配置されている。また、表示器カバー部材20の前面開
口部と反対側(図1に向かって右側)の収容部20A内
には液晶プロジェクタ36が設置されて、プロジェクタ
表示器10が構成される。
【0013】液晶プロジェクタ36は、レンズ群40、
液晶パネル42、光源44、及び冷却ファン46とで構
成する。なお、液晶プロジェクタ36の他にスライドプ
ロジェクタ等の種々のプロジェクタを用いても良い。
【0014】このように構成されたプロジェクタ表示器
10は、液晶プロジェクタ36から投射された光線が、
第1反射鏡30で反射し、第2反射鏡34で反射し、投
影スクリーン16に結像されるようにされている。この
ように第1反射鏡30、及び第2反射鏡34で反射させ
て光路を長くすることによって、投影スクリーン16上
に歪むことなく大きく拡大された像が投影される。ま
た、投影スクリーン16が前面カバーガラス18側に位
置するので、遊戯盤14の表面に投影スクリーンを設け
た従来の構造のものより光路を長くして、像の拡大率を
向上できる。
【0015】また、図1、及び図3に示すように、プロ
ジェクタ表示器10の投影スクリーン16の裏側をパチ
ンコ球26が通過するときには、液晶プロジェクタ36
から発射された光線の光路をパチンコ球26が横切るこ
とになる。このため、パチンコ球26の影が投影スクリ
ーン16上を横切るように映し出される。
【0016】なお、このとき投影スクリーン16上に投
影された画像に対し、パチンコ球26の影が何らかの意
味を持つように映し出されるようにすることにより、画
像上に変化を付け、パチンコ機のゲーム性を向上させる
ことができる。
【0017】さらに、パチンコ球26は、投影スクリー
ン16の裏側を自由に通過できるので、パチンコ球26
は遊戯盤14上をプロジェクタ表示器10に邪魔される
ことなく自由に動き回ることができ、変化に富んだ落下
動作をして遊戯性を向上可能とする。
【0018】また、プロジェクタ表示器10の大型の投
影スクリーン16に大きく迫力のある映像を映し出すこ
とにより遊戯者にゲームへの興味を増加させるようにで
きる。
【0019】さらに、投影スクリーン16のパチンコ球
26と接する面部に透明で汚れにくいフッ素樹脂等をコ
ーティング等の手段で付着させることにより、投影スク
リーン16にパチンコ球26の汚れが付くのを防止でき
る。
【0020】なお、投影スクリーン16を支持する支柱
ピン24はフランジ部22に立設するばかりでなく、遊
戯盤14上の所要位置に立設しても良い。又は、投影ス
クリーン16を前面カバーガラス18の所要位置に貼着
する等、種々の手段で配置しても良いことは勿論であ
る。
【0021】次に本発明の第2実施例を図4によって説
明する。本実施例は、遊戯盤14におけるプロジェクタ
表示器10の上部から、下部に抜けるよう迂回する通路
38を設けたものである。このため、遊戯盤14のプロ
ジェクタ表示器10のすぐ上の部位には、先端を庇状に
伸ばした案内部材40が設けられている。この案内部材
40は図示するように遊戯盤14側に向けて下るような
勾配がつけられており、この案内部材40上に落ちたパ
チンコ球26を通路38内に導くように構成される。
【0022】通路38は、図4に示す如く遊戯盤14の
表面から裏側に向けて下るように形成され、遊戯盤14
の裏側で屈曲し、表示器カバー部材20内を横切って遊
技盤14の表側へ開放するように形成される。また、通
路38のカバー部材20を横切る部位は透明部材で形成
した案内斜板38Aで構成し、この透明案内斜板38A
上をパチンコ球26が通過する際、この案内斜板38A
の上側の部分では、パチンコ球26が投影スクリーン1
6から遠く離れた位置を通るため、光路を横切るパチン
コ球26の影が拡大されて投影スクリーン16上に投影
されるとともに、案内斜板38Aを下へ移動するに従っ
て拡大率が縮小されて投影されるように構成されてい
る。
【0023】なお、本第2実施例では、パチンコ球26
が案内斜板38A上を通るので、ガードパネル21を設
けていない。さらに本第2実施例における以上説明した
以外の構成、作用、及び効果は前述した第1実施例と同
様であるので、同一符号を付すこととし、その説明を省
略する。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、遊戯盤に
表示器を設けてもパチンコ球の落下動作が制限されず、
遊戯盤の全面に渡ってパチンコ球がバラエティに富んだ
落下動作をできるとともに、表示器を大形化可能にし、
総じてパチンコ機の遊戯性を向上できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロジェクタ表示器付パチンコ機の第
1実施例を示す、図2のI−I線に対応する要部縦断面
図である。
【図2】本実施例の全体を示す正面図である。
【図3】本実施例におけるパチンコ機の遊戯盤上の投影
スクリーン近くのパチンコ球の動きを説明するための要
部拡大正面図である。
【図4】本発明のプロジェクタ表示器付パチンコ機の第
2実施例を示す、図2のI−I線に相当する要部縦断面
図である。
【符号の説明】
10 プロジェクタ表示器 14 遊戯盤 16 投影スクリーン 18 前面カバーガラス 20 表示器カバー部材 26 パチンコ球 36 液晶プロジェクタ機器 38 通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊戯盤に配置したプロジェクタと、 前記プロジェクタの光路上に配置されたスクリーンと、 前記プロジェクタの光路を横切るように設けられたパチ
    ンコ球通過用通路と、 を有することを特徴とするプロジェクタ表示器付パチン
    コ機。
JP1074295A 1995-01-26 1995-01-26 プロジェクタ表示器付パチンコ機 Pending JPH08196689A (ja)

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JP1074295A JPH08196689A (ja) 1995-01-26 1995-01-26 プロジェクタ表示器付パチンコ機

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