JP2011095309A - 映像表示システム、照明装置 - Google Patents

映像表示システム、照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011095309A
JP2011095309A JP2009246383A JP2009246383A JP2011095309A JP 2011095309 A JP2011095309 A JP 2011095309A JP 2009246383 A JP2009246383 A JP 2009246383A JP 2009246383 A JP2009246383 A JP 2009246383A JP 2011095309 A JP2011095309 A JP 2011095309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
light
video display
illumination
display system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009246383A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5427549B2 (ja
Inventor
Masanori Kashiwagi
正徳 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2009246383A priority Critical patent/JP5427549B2/ja
Publication of JP2011095309A publication Critical patent/JP2011095309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5427549B2 publication Critical patent/JP5427549B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成でありながら、投影された映像光と照明光との競合を低減でき、且つ照明空間を損なわない映像表示システム等を提供する。
【解決手段】映像表示システムは、投影光2aを投影するプロジェクタ2と、照明光1aを発する光源3とを備え、少なくとも光源3の照明範囲を含むように設けられ、第1面が入射した照明光1aを透過し、当該第1面の裏面である第2面が入射した投影光2aを再帰性反射する再帰性反射材料12を有するスクリーン11を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、映像表示システム、照明装置に関する。
従来より、映像表示機能と照明機能とを組み合わせた技術が、下記の特許文献1などにて知られている。
しかし、映像は、それ自体が光であるため、照明光とは競合することとなる。特に室内で明瞭な映像を表示するために映像表示機能により高輝度で映像を表示すると、周囲に映像光の影響が間接光又は直接光として及んでしまう。このため、映像光によって、照明機能が意図する照明空間を損なうといった問題がある。
また、室内に複数の人がいる場合、他人の見る映像光が気にならないようにするためには、映像を見る際に頭部搭載型ディスプレイや眼内(網膜)投影型ディスプレイを使用するなどの工夫が必要となり、煩わしい。
更に、映像光の明るさと周囲の明るさとの間に大きな差があると、疲労を感じたり、映像のリアル感が損なわれるという問題も知られており、映像と周囲の照明をうまく整合することが求められる。
特許文献1には、映像表示機能と照明機能を複合した装置が記載されている。この特許文献1には、ビデオディスプレイを信号源として用いる周辺光用の能動フレームシステムと、そこに先行技術として記載されている周辺光をビデオディスプレイに付加する装置とが記載されている。
また、特許文献2には、光を透過する再帰性反射材を用いて、背面からの透過光と前面からの再帰性反射光を合成した映像を利用する技術が記載されている。
更に、特許文献3には、再帰性反射性を有するスクリーンの前面に光学異方性を有する層を付加することにより、映像の観察範囲を変更する技術が記載されている。
更にまた、特許文献4には、透明な再帰性反射材の背面から照明し、前面からは映像を投影する技術が記載されている。
更に、映像を投影するスクリーンではないものの、微細なスリットを並べて映像の観察位置を制限するものとして、映像表示装置の前面に装着する覗き見防止フィルタが知られている。
特表2008−505350号公報 特開2008−15359号公報 特開2008−249897号公報 特開2005−79773号公報
上述した特許文献に記載された技術のうち、特許文献1に記載された技術によれば、映像に対応して周囲の明るさを調節することは可能である。しかし、室内の照明空間に対する映像光の影響を低減することはできない。このため、照明機能の意図した照明空間を損なうという問題は解決できない。
また、特許文献2に記載された技術では、背面からの光の影響をコントロールして、映像の観察者に対して、背景を重畳した映像を表示している。しかし、映像光の影響を低減しつつ、映像を見ない非観察者をも含め、照明機能の意図した照明空間を提供することはできない。
更に、特許文献3に記載された技術は、照明機能による背面からの透過光を利用するものではなく、映像と照明空間をうまく整合することができない。
更にまた、特許文献4に記載された技術は、自然な色調および陰影関係を維持して背景を合成することのできる被写体映像を撮影でき、映像と周囲の照明を整合することが可能である。しかし、この技術を実現するためには、装置構成が複雑になるという問題がある。
なお、覗き見防止フィルタを映像表示部に重ねることで、他人の見る映像による光を気にならなくしようとした場合、映像光のうちの直接光の影響は低減できる。しかし、覗き見防止フィルタを映像表示部に重ねるだけでは間接光の影響は低減できず、一方で背面からの照明光の配向を極端に制限してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、簡単な構成でありながら、投影された映像光と照明光との競合を低減でき、且つ照明空間を損なわない映像表示システム、映像表示機能付き照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る映像表示システムは、映像光を投影する映像投影装置と、照明光を発する照明装置とを備え、上述の課題を解決するために、少なくとも照明装置の照明範囲を含むように設けられ、第1面が入射した照明光を透過し、当該第1面の裏面である第2面が入射した映像光を再帰性反射する再帰性反射材料を有するスクリーンを備える。
本発明に係る映像表示システムは、スクリーンに対する映像光の入射角又はスクリーンに対する映像光の反射角を変更する映像角度変更部を備えることが望ましい。
本発明に係る映像表示システムにおいて、映像角度変更部は、スクリーンの第2面に設けた異方性拡散板であっても良い。
本発明に係る映像表示システムにおいて、映像角度変更部は、スクリーンの第2面に設けた透過光の方向を変化させる変角板であっても良い。
本発明に係る映像表示システムにおいて、映像角度変更部は、スクリーンとの間に設けたハーフミラーであっても良い。
本発明に係る映像表示システムは、スクリーンの第1面に、拡散板を設けることが望ましい。
本発明に係る映像表示システムは、照明装置から発せられる照明光の色又は輝度の少なくとも一方を変更する照明変更部を備えていることが望ましい。
本発明に係る映像表示システムにおいて、照明変更部は、映像投影装置から投影される映像に応じて照明光の色又は輝度を制御することが望ましい。
本発明に係る映像表示機能付き照明装置は、上述した何れかに記載の映像表示システムに用いられ、第1面が入射した照明光を透過し、当該第1面の裏面である第2面が入射した映像光を再帰性反射する再帰性反射材料を有する。
本発明に係る映像表示システムによれば、第1面が入射した照明光を透過し、当該第1面の裏面である第2面が入射した映像光を再帰性反射する再帰性反射材料を有するスクリーンを備えるので、簡単な構成でありながら、投影された映像光と照明光との競合を低減でき、且つ、照明空間を損なわない効果を発揮できる。すなわち、この映像表示システムによれば、ある範囲に位置する利用者には映像を提示しながら、それ以外の位置に対しては映像の影響の無い照明光を発することができる。
本発明に係る映像表示システムによれば、スクリーンに対する映像光の入射角と、スクリーンに対する映像光の反射角とを変更するので、映像を見るときの視点の自由度を高めることができる。
本発明に係る映像表示システムによれば、異方性拡散板によって映像が観賞できる範囲を広げて、映像を見るときの自由度を高めることができる。
本発明に係る映像表示システムによれば、スクリーンの第2面に設けた透過光の方向を変化させる変角板を備えるので、変角板の変角度や向きによって、映像が観察できる位置を変化させることができ、映像を見るときの自由度を高めることができる。
本発明に係る映像表示システムによれば、スクリーンとの間にハーフミラーを設けたので、ハーフミラーの位置及び向きを変更することにより、映像の映像が観賞できる範囲を変化させることができる。
本発明に係る映像表示システムによれば、スクリーンの第1面に拡散板を設けたので、光源が点光源の場合のように、照明光にスポット的に照度が高い部分があっても、当該照明光を拡散板が一様に拡散して、照明光の不均一性が映像に影響を与えることはない。
本発明に係る映像表示システムによれば、照明装置から発せられる照明光の色又は輝度の少なくとも一方を変更する照明変更部を備えたので、映像観察者に対して映像を提示すると共に、照明としての周辺光を整合して提示することができる。
本発明に係る映像表示システムによれば、映像投影装置から投影される映像に応じて照明光の色又は輝度を制御するので、映像の内容に応じて、当該映像の臨場感を高めるように照明光の色、輝度を自動的に制御することができる。
本発明に係る映像表示機能付き照明装置によれば、上述した何れかに記載の映像表示システムに用いられ、第1面が入射した照明光を透過し、当該第1面の裏面である第2面が入射した映像光を再帰性反射する再帰性反射材料を有するので、簡単な構成でありながら、投影された映像光と照明光との競合を低減でき、且つ、照明空間を損なわない効果を発揮できる。すなわち、この映像表示機能付き照明装置によれば、ある範囲に位置する利用者には映像を提示しながら、それ以外の位置に対しては映像の影響の無い照明光を発することができる。
本発明の第1実施形態として示す映像表示システムの概略構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態として示す映像表示システムにおける映像表示機能付き照明装置の構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態として示す映像表示システムの機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態として示す映像表示システムにおける再帰性反射層の構成を示す断面図である。 本発明の第2実施形態として示す映像表示システムの概略構成を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態として示す映像表示システムにおける映像表示機能付き照明装置の構成を示す断面図である。 本発明の第3実施形態として示す映像表示システムの概略構成を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態として示す映像表示システムにおける映像表示機能付き照明装置の構成を示す断面図である。 本発明の第4実施形態として示す映像表示システムの概略構成を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態として示す映像表示システムにおける映像表示機能付き照明装置の構成を示す断面図である。 本発明の第5実施形態として示す映像表示システムにおける映像表示機能付き照明装置の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態として示す映像表示システムは、例えば図1に示すように構成される。映像表示システムは、照明機能と映像表示機能とを備えた映像表示機能付き照明装置1と、投影光2aである映像光を投影する映像投影装置としてのプロジェクタ2とを含む。映像表示システムは、図1に示す例において、映像観察者P1,非観察者P2がそれぞれ横たわるベッドがある寝室に設けられている。この映像表示機能付き照明装置1は、例えば寝室の天井に設置した大型のシーリングライトを用いることができる。
映像表示機能付き照明装置1は、再帰性反射層12が設けられたスクリーン11を備える。映像表示機能付き照明装置1は、スクリーン11を介して寝室内に、照明光1aを発する。これにより、映像表示機能付き照明装置1は、寝室内の光源として所望の明るさ、色合いの照明空間を実現する。
映像表示機能付き照明装置1におけるスクリーン11は、図2に示すように、照明装置である光源3の照明範囲に設けられる。このスクリーン11は、少なくとも光源3の照明範囲を含むように設けられていれば良く、スクリーン11は、光源3の照明範囲よりも大きなサイズであっても良い。スクリーン11は、第1面が入射した照明光1aを透過し、当該第1面の裏面である第2面が入射した投影光2a(映像光)を再帰性反射する再帰性反射層12を有する。
プロジェクタ2は、光源としてLED(Light Emitting Diode)を用いた小型のものを用いることができる。プロジェクタ2は、図1及び図2に示すように、映像観察者P1の視点付近に設けられる。なお、プロジェクタ2は、映像観察者P1の視点付近に設けているが、このプロジェクタ2は、映像観察者P1により移動可能なものである。したがって、映像観察者P1は、自身の近くにプロジェクタ2を置けば良い。なお、この実施形態において、プロジェクタ2は一台であるが、更に複数の者が映像を観賞するために、各人についてプロジェクタ2を設けても良い。これにより、再帰性反射層12の特徴を生かして、複数の観察者それぞれに別々の映像を提示することや、その特殊な例として左右の眼の位置に対応する2つのプロジェクタを用いて立体映像を提示することも可能である。
プロジェクタ2から発せられた投影光2aは、スクリーン11における再帰性反射層12に対して投影される。これにより、図2に示すように、映像観察者P1の視点付近にのみ、再帰性反射層12にて投影光2aが反射される。なお、照明光1aは、寝室全体に散乱する。
このような映像表示システムは、その機能的な構成を図3に示す。映像表示システムは、映像表示機能付き照明装置1と、映像データ記憶部21と、表示制御部22と、プロジェクタ2とを有する。
映像表示機能付き照明装置1は、光源3とスクリーン11とを含む。光源3は、蛍光灯、白熱灯、LED、蛍光灯とLEDの組み合わせ、白熱灯とLEDの組み合わせ、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)を用いたものなどにより構成される。光源3は、スイッチ操作又はリモコン操作に従ってオン、オフが切り替えられる。光源3から発せられた照明光1aは、スクリーン11を透過して、寝室全体に散乱する。照明光1aが、スクリーン11を透過し、壁面等からの反射により、適度な照度と色合いの寝室内の照明空間が形成される。光源3は、当該光源3の状態を制御するための照明変更部31を含む。
この映像表示機能付き照明装置1における再帰性反射層12は、例えば図4のように構成される。再帰性反射層12は、図4(A)に示すように、微小なマイクロプリズム12aを多数備えたものである。このマイクロプリズム12aは、底面がスクリーン11の表面(第2面)に向けられた三角錐形状となっている。マイクロプリズム12aは、プロジェクタ2から発せられた投影光2aを内面にて反射して、当該投影光2aの出射方向に導く。
また、他の再帰性反射層12は、図4(B)に示すように、微小な球型のマイクロビーズ12bを多数備えたものであっても良い。マイクロビーズ12bは、プロジェクタ2から発せられた投影光2aを内面にて反射して、当該投影光2aの出射方向に導く。更に他の再帰性反射層12は、図4(C)に示すように、微小な球型のマイクロビーズ12bにおける光源3側に対して反射膜12cを施したものであっても良い。この再帰性反射層12は、プロジェクタ2から発せられた投影光2aを反射膜12cにて反射して、当該投影光2aの出射方向に導く。
映像データ記憶部21は、映像観察者P1が観賞する映像の映像データを記憶する。表示制御部22は、映像データ記憶部21に記憶された映像データを再生し、プロジェクタ2に供給する。映像データ記憶部21及び表示制御部22は、例えば、DVD(Digital Video Disc/Digital Versatile Disc)・HDD(Hard Disc Drive)レコーダ、パーソナルコンピュータ等からなる。
以上説明したように、映像表示システムは、少なくとも光源3の照明範囲を含むように設けられ、スクリーン11の第1面(スクリーン11の裏面)が入射した照明光1aを透過する。一方、映像表示システムは、当該スクリーン11の第1面の裏面である第2面(スクリーン11の表面)が入射した映像光(投影光2a)を再帰性反射する再帰性反射層12を有する。これにより、プロジェクタ2に近い所定の範囲に視点がある映像観察者P1に対しては、映像を提示し、同時に、それ以外の位置を視点とする非観察者P2に対しては映像の影響の無い照明光1aを発する照明器具となる映像表示機能付き照明装置1を実現できる。これにより、簡単な構成でありながら、投影された投影光2aと照明光1aとの競合を低減でき、映像と周囲の照明をうまく整合することにより照明空間を損なわない映像表示システム、映像表示機能付き照明装置を提供できる。
ここで、プロジェクタ2近傍の映像観察者P1から映像表示機能付き照明装置1を見上げたときに、投影光2aは、通常のスクリーンに映像を投影することに対して数10倍〜1000倍程度に相当する明るさで表示される。このため、照明光1aに対して充分な明るさで、映像表示機能付き照明装置1の表面に投影された映像を大画面で観察できる。
一方、非観察者P2のように他の位置や他の方向から映像表示機能付き照明装置1を見上げても、単なる照明装置(シーリングライト)にしか見えない。また、プロジェクタ2からの投影光2aは再帰性反射層12により周囲への散乱が抑えられる。更に、映像表示システムは、光量としても照明光1aに比べて充分に小さくできるため、映像の明暗が変化しても、寝室内の照明光1aによる照度や色合いは殆ど変化しない。また、映像観察者P1の視野全体に対する照明光1aによる照度と色合いに関しては、映像の周辺に映像表示機能付き照明装置1自体の光があるため、映像の明暗の変化による影響が緩和される。
また、第1実施形態に係る映像表示システムは、映像表示機能付き照明装置1における光源3から発せられる照明光1aの色又は輝度の少なくとも一方を変更する照明変更部31を備えている。これにより、映像表示システムは、映像観察者P1に対して映像を提示すると共に、照明としての周辺光を整合して提示することができる。すなわち、映像観察者P1が映像を見ているときに、照明光1aによる周辺光により違和感を与えることを回避するよう照明光1aの色、輝度を変更することができる。このとき、映像表示システムは、図示しないリモコン等の操作に応じて、光源3からの照明光1aを調光可能とする。
更に、第1実施形態に係る映像表示システムは、照明変更部31が、プロジェクタ2から投影される映像(投影光2a)に応じて照明光1aの色又は輝度を自動的に制御することが望ましい。これにより、映像表示システムは、映像の内容に応じて、当該映像の臨場感を高めるように照明光1aの色、輝度を自動的に制御する。このとき、照明変更部31は、例えば映像がテレビジョン放送番組である場合には、汎用回線を介して配信されている番組ガイド情報をダウンロードして、映像の内容(色合い、明るさ、当該色合い及び明るさの変化率、変化速度)を基準として、当該映像の内容に応じて照明光1aの色、輝度を制御する。更に具体的には、照明変更部31は、予めアニメやアクションなどの映像内容に適切な照明情報(色合い、輝度)の設定値を登録しておき、認識した映像内容に合わせて、照明情報の設定値を切り替えればよい。
[第2実施形態]
つぎに、第2実施形態に係る映像表示システムについて説明する。なお、上述の第1実施形態と同様の部分については同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
第2実施形態として示す映像表示システムは、図5に示すように、映像を見ることができる範囲100を、第1実施形態として示した映像表示システムよりも広くしたものである。この映像表示システムは、図6に示すように、映像表示機能付き照明装置1におけるスクリーン11の映像観察者P1側に、映像角度変更部としての異方性拡散板13を備えている。この映像角度変更部は、スクリーン11に対する映像光(投影光2a)の入射角又はスクリーン11に対する映像光(投影光2a)の反射角を変更するものである。この異方性拡散板13は、再帰性反射層12の第2面(表面)にベッドの長手方向に対して、投影光2aの拡散角度を広げるような向きに設置される。
これにより、プロジェクタ2から発せられた投影光2aは、再帰性反射層12により再帰性反射されると共に、異方性拡散板13により拡散される。これにより、映像表示システムは、異方性拡散板13により投影光2aの反射角度を変更して、上述した第1実施形態よりも広い映像観賞可能範囲100を実現することができる。なお、異方性拡散板13を再帰性反射層12と密着あるいは一体化成型することも可能である。
ここで、寝室内は映像表示機能付き照明装置1内からの照明光1a及び当該照明光1aの壁面答からの反射により適度な照度と色合いが保たれている。そして、映像観察者P1は、ベッド(の長手方向)に寝た状態から、映像表示機能付き照明装置1を見上げると、再帰性反射によりプロジェクタ2からの投影映像を、通常のスクリーンへの投影に対して数10倍程度に相当する明るさで見ることができる。なお、第1実施形態と比較して、異方性拡散板13による拡散により、映像の明るさは低下する。それでも、照明光1aに対して充分な明るさで、映像表示機能付き照明装置1の表面に投影された映像を大画面で観察できる。
これに対し、非観察者P2など他の位置や他の方向から映像表示機能付き照明装置1を見上げても、単なる照明装置(シーリングライト)にしか見えない。また、プロジェクタ2からの投影光2aは再帰性反射により周囲への散乱が抑えられる。更に、投影光2aは、光量としても照明光1aに比べて充分に小さくできるため、映像の明暗が変化しても、寝室内の照度や色合いの変化は少ない。また、映像観察者P1の視野全体に対する照度と色合いに関しては、映像の周辺に映像表示機能付き照明装置1自体の光があるため、映像の明暗の変化による影響が緩和される。
以上のように第2実施形態として示した映像表示システムによれば、第1実施形態の効果に加えて、スクリーン11に対する投影光2aの反射角を変更するので、映像を見るときの視点の自由度を高めることができる。
また、第2実施形態として示した映像表示システムによれば、第1実施形態の効果に加えて、異方性拡散板13によって映像観賞可能範囲100を広げて、映像を見るときの自由度を高めることができる。
[第3実施形態]
つぎに、第3実施形態に係る映像表示システムについて説明する。なお、上述の実施形態と同様の部分については同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
第3実施形態として示す映像表示システムは、図7及び図8に示すように、映像角度変更部を、スクリーン11の第2面に設けた透過光(投影光2a)の方向を変化させる変角板14で構成したものである。この変角板14は、映像表示機能付き照明装置1におけるスクリーン11の映像観察者P1側に、スクリーン11に対する映像光(投影光2a)の反射角を変更する映像角度変更部として備えられる。なお、変角板14を再帰性反射層12と密着あるいは一体化成型することも可能である。この映像表示システムは、図7に示すように、映像表示機能付き照明装置1のスクリーン11における映像観察者P1側が平面となっている。
変角板14は、図8に示すように、再帰性反射層12の第2面(スクリーン11の表面)に対して取り付けられている。これにより、図中の点線で示すようにスクリーン11に対して入射された投影光2aが、再帰性反射層12及び変角板14により反射されて、反射方向が変更された投影光2a’となる。これにより、映像観察者P1に対して映像を提示することができる。
ここで、寝室内は、映像表示機能付き照明装置1による光源3からの照明光1a及び壁面などからの反射により適度な照度と色合いに保たれている。この状態にて、映像観察者P1は、ベッドに寝て映像表示機能付き照明装置1を見上げると、再帰性反射によりプロジェクタ2からの投影映像を、通常のスクリーンへの投影に対して数10〜数100倍程度に相当する明るさで見ることができる。このため、照明光1aに対して充分な明るさで、映像表示機能付き照明装置1の表面に投影された映像を大画面で観察できる。
これに対し、非観察者P2といった他の位置や他の方向から映像表示機能付き照明装置1を見上げても、単なる照明装置(シーリングライト)にしか見えない。また、映像観察者P1の視野全体に対する照度と色合いに関しては、映像の周辺に映像表示機能付き照明装置1自体の光があるため、映像の明暗の変化による影響が緩和される。
以上のように映像表示システムによれば、第1実施形態の効果に加えて、プロジェクタ2の位置と変角板14の変角度や向きによって、映像の観察可能位置を変化させることができ、映像を見るときの自由度を高めることができる。
[第4実施形態]
つぎに、第4実施形態に係る映像表示システムについて説明する。なお、上述の実施形態と同様の部分については同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
第4実施形態として示す映像表示システムは、図9及び図10に示すように、スクリーン11に対する映像光(投影光2a)の入射角を変更する映像角度変更部を、スクリーン11との間に設けたハーフミラー15で構成したものである。
ハーフミラー15は、プロジェクタ2と映像表示機能付き照明装置1との間であって、映像観察者P1の視点位置と映像表示機能付き照明装置1との間に設けられる。ハーフミラー15は、プロジェクタ2から発せられた投影光2aを映像表示機能付き照明装置1に向けて反射すると共に、映像表示機能付き照明装置1により反射された投影光2aを映像観察者P1側に透過する。この映像表示システムにおいて、プロジェクタ2の位置と、ハーフミラー15の位置及び向きを変更することにより、映像の映像観賞可能範囲100を変化させることができる。
なお、ハーフミラー15とプロジェクタ2の設置方法やハーフミラー15の形状については、同じ発明者により出願された特開2006−113476号公報、特開2006−276292号公報に記載された技術を用いることができる。
ここで、寝室内は、映像表示機能付き照明装置1内からの照明光1a及び壁面などからの反射により適度な照度と色合いに保たれている。映像観察者P1は、ベッドに寝てハーフミラー15を介して、映像表示機能付き照明装置1における再帰性反射層12が設けられた領域を視認する。これにより、映像観察者P1は、映像表示機能付き照明装置1による再帰性反射により、通常のスクリーンへの投影に対して数10〜数100倍程度に相当する明るさで映像を視認できる。このため、照明光1aに対して充分な明るさで、映像表示機能付き照明装置1のスクリーン11表面に投影された映像を大画面で観察できる。
これに対し、非観察者P2といった他の位置や他の方向から見上げても、単なる照明装置(シーリングライト)にしか見えない。また、プロジェクタ2からの投影光2aは、再帰性反射により周囲への散乱が抑えられる。更に、投影光2aは、光量としても照明光1aに比べて充分に小さくできるため、映像の明暗が変化しても、寝室内の照度や色合いの変化は少ない。また、映像観察者P1の視野全体に対する照度と色合いに関しては、映像の周辺に映像表示機能付き照明装置1自体の光があるため、映像の明暗の変化による影響が緩和される。
以上のように第4実施形態として示した映像表示システムによれば、上述した第1実施形態の効果に加え、プロジェクタ2の位置と、ハーフミラー15の位置及び向きを変更することにより、映像の映像観賞可能範囲100を変化させることができる。
[第5実施形態]
つぎに、第5実施形態に係る映像表示システムについて説明する。なお、上述の実施形態と同様の部分については同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
第5実施形態として示す映像表示システムは、図11に示すように、スクリーン11の第1面(光源3側の面)に、拡散板16を設けたものである。また、第5実施形態として示す映像表示システムは、第4実施形態と同様に、映像角度変更部として、ハーフミラー15を備えている。
このような映像表示システムにおいて、プロジェクタ2から発せられた投影光2aは、ハーフミラー15により映像表示機能付き照明装置1側に反射され、スクリーン11に入射する。そして、投影光2aは、再帰性反射層12により再帰性反射される。ここで、投影光2aには、光源3から発せられた照明光1aが混合される。この照明光1aは、拡散板16により拡散されて、投影光2aに混合される。これにより、投影光2aには、喩え光源3からの照明光1aに配光性があったりスポット的に照度が高い部分があっても、当該照明光1aの影響を受けることがない。したがって、映像表示システムは、投影光2aに対して照明光1aの影響があることにより映像観察者P1が見る映像に影響がでることを回避できる。
以上のように第5実施形態として示した映像表示システムによれば、上述した第1実施形態の効果に加え、光源3から発せられる照明光1aを拡散する拡散板16を備えるので、照明光1aが映像に影響を与えることはない。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述したスクリーン11は、曲面形状のものを例示したが、これに限らず、表面に再帰性反射材料を用いていれば、シャンデリアのような複雑な形状であっても良い。このようなスクリーン11の構成であっても、映像観察者P1に提示する映像は、投影した映像の内容が充分に認識される程度に、映像歪みや輝度ムラの影響は軽微となる。
1 照明装置
1a 照明光
2 プロジェクタ
2a 投影光
3 光源
11 スクリーン
12 再帰性反射層
12a マイクロプリズム
12b マイクロビーズ
12c 反射膜
13 異方性拡散板
14 変角板
15 ハーフミラー
16 拡散板
21 映像データ記憶部
22 表示制御部
31 照明変更部

Claims (9)

  1. 映像光を投影する映像投影装置と、
    照明光を発する照明装置と、
    少なくとも照明装置の照明範囲を含むように設けられ、第1面が入射した照明光を透過し、当該第1面の裏面である第2面が入射した映像光を再帰性反射する再帰性反射材料を有するスクリーンと
    を備えたことを特徴とする映像表示システム。
  2. 前記スクリーンに対する映像光の入射角又は前記スクリーンに対する映像光の反射角を変更する映像角度変更部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像表示システム。
  3. 前記映像角度変更部は、前記スクリーンの第2面に設けた異方性拡散板であることを特徴とする請求項2に記載の映像表示システム。
  4. 前記映像角度変更部は、前記スクリーンの第2面に設けた透過光の方向を変化させる変角板であることを特徴とする請求項2に記載の映像表示システム。
  5. 前記映像角度変更部は、前記スクリーンとの間に設けたハーフミラーであることを特徴とする請求項2に記載の映像表示システム。
  6. 前記スクリーンの第1面に、拡散板を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の映像表示システム。
  7. 前記照明装置から発せられる照明光の色又は輝度の少なくとも一方を変更する照明変更部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の映像表示システム。
  8. 前記照明変更部は、前記映像投影装置から投影される映像に応じて前記照明光の色又は輝度を制御することを請求項7に記載の映像表示システム。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の映像表示システムに用いられ、
    第1面が入射した照明光を透過し、当該第1面の裏面である第2面が入射した映像光を再帰性反射する再帰性反射材料を有する映像表示機能付き照明装置。
JP2009246383A 2009-10-27 2009-10-27 映像表示システム、照明装置 Expired - Fee Related JP5427549B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009246383A JP5427549B2 (ja) 2009-10-27 2009-10-27 映像表示システム、照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009246383A JP5427549B2 (ja) 2009-10-27 2009-10-27 映像表示システム、照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011095309A true JP2011095309A (ja) 2011-05-12
JP5427549B2 JP5427549B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=44112328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009246383A Expired - Fee Related JP5427549B2 (ja) 2009-10-27 2009-10-27 映像表示システム、照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5427549B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013069589A1 (ja) * 2011-11-10 2013-05-16 シャープ株式会社 反射型スクリーン及びそれを備えた投射型表示装置
WO2013102862A1 (en) * 2012-01-05 2013-07-11 Koninklijke Philips Electronics N.V. Illumination system
CN103388787A (zh) * 2012-05-08 2013-11-13 株式会社碧陆斯 具有灯罩的照明装置
US9039234B2 (en) 2012-10-09 2015-05-26 Seiko Epson Corporation Illumination apparatus
US9568184B2 (en) 2011-12-15 2017-02-14 Seiko Epson Corporation Lighting equipment and image projector
CN114251612A (zh) * 2020-09-10 2022-03-29 精工爱普生株式会社 带投影仪的照明装置和照明装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000162710A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Hitachi Ltd 指向性反射スクリーンおよび画像表示装置
JP2005079773A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 映像撮影システム
JP2006113474A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Matsushita Electric Works Ltd 映像体験支援システム
JP2006154143A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Olympus Corp フロントプロジェクターシステム
JP2008015359A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Univ Of Tokyo 再帰性反射材、投影装置、航空機、および航空機用シミュレータ
JP2008275971A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Seiko Epson Corp スクリーン及びプロジェクションシステム
JP2009087938A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Osram Opto Semiconductors Gmbh 照明デバイス、照明器具およびディスプレイデバイス

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000162710A (ja) * 1998-11-30 2000-06-16 Hitachi Ltd 指向性反射スクリーンおよび画像表示装置
JP2005079773A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 映像撮影システム
JP2006113474A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Matsushita Electric Works Ltd 映像体験支援システム
JP2006154143A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Olympus Corp フロントプロジェクターシステム
JP2008015359A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Univ Of Tokyo 再帰性反射材、投影装置、航空機、および航空機用シミュレータ
JP2008275971A (ja) * 2007-05-01 2008-11-13 Seiko Epson Corp スクリーン及びプロジェクションシステム
JP2009087938A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Osram Opto Semiconductors Gmbh 照明デバイス、照明器具およびディスプレイデバイス

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013069589A1 (ja) * 2011-11-10 2013-05-16 シャープ株式会社 反射型スクリーン及びそれを備えた投射型表示装置
US9568184B2 (en) 2011-12-15 2017-02-14 Seiko Epson Corporation Lighting equipment and image projector
WO2013102862A1 (en) * 2012-01-05 2013-07-11 Koninklijke Philips Electronics N.V. Illumination system
CN103388787A (zh) * 2012-05-08 2013-11-13 株式会社碧陆斯 具有灯罩的照明装置
KR101389713B1 (ko) * 2012-05-08 2014-04-29 주식회사 필룩스 광막 조명장치
US9039234B2 (en) 2012-10-09 2015-05-26 Seiko Epson Corporation Illumination apparatus
US9348205B2 (en) 2012-10-09 2016-05-24 Seiko Epson Corporation Illumination apparatus
CN114251612A (zh) * 2020-09-10 2022-03-29 精工爱普生株式会社 带投影仪的照明装置和照明装置
CN114251612B (zh) * 2020-09-10 2024-01-16 精工爱普生株式会社 带投影仪的照明装置和照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5427549B2 (ja) 2014-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10823965B2 (en) Peripheral treatment for head-mounted displays
JP5427549B2 (ja) 映像表示システム、照明装置
US20060284788A1 (en) Infinity tunnel display system with floating dynamic image
US8230626B2 (en) Flame simulating assembly with electronic display and backlight
US20150331246A1 (en) Apparatus, system, and method for displaying an image using a plate
US8857994B2 (en) Transparent display with dynamic mask
US11836868B2 (en) Correlative effect augmented reality system and method
WO2017073095A1 (ja) 映像投影装置、舞台装置および映像投影方法
WO2011086369A1 (en) Method and apparatus for illuminating an object in a display case
US10775026B2 (en) Moon appearance generating system
US7755827B2 (en) Display system with variable diffuser
US7591094B2 (en) Perforated multi-layer optical film luminaire
US20090279053A1 (en) Apparatus for Continuously Projecting Images and Method therefor
JP2014119687A (ja) スクリーン装置および表示装置
KR102230525B1 (ko) 프로젝터를 이용한 영상 처리 시스템
KR20110083974A (ko) 조명부를 구비하는 디스플레이장치
KR20230099594A (ko) 조명의 세기 및 밝기 조절이 가능한 홀로그램 액자
JP2003256920A (ja) 自動販売機の表示装置
JP2005195672A (ja) プロジェクションシステム及びシアタ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130917

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees