JP2003256920A - 自動販売機の表示装置 - Google Patents
自動販売機の表示装置Info
- Publication number
- JP2003256920A JP2003256920A JP2002056096A JP2002056096A JP2003256920A JP 2003256920 A JP2003256920 A JP 2003256920A JP 2002056096 A JP2002056096 A JP 2002056096A JP 2002056096 A JP2002056096 A JP 2002056096A JP 2003256920 A JP2003256920 A JP 2003256920A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vending machine
- diffraction grating
- image
- display device
- transparent panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動販売機(自販機)の商品見本展示室内に
デッドスペースを作ることなく、多くの人の目を引くこ
とができる表示を可能とする。 【解決手段】 自販機前面の透明パネル6の内側面に、
光学的なホイヘンス効果をもたらす一定大きさの回折格
子面5を設ける一方、例えば自販機背面パネル4にプロ
ジェクタ1を設け、このプロジェクタ1から回折格子面
5へ向けて映像を投影することにより、観察者には透明
パネル6を介して映像が浮き出して見えるような斬新な
表示とし、多くの人の注目を浴びられるようにする。
デッドスペースを作ることなく、多くの人の目を引くこ
とができる表示を可能とする。 【解決手段】 自販機前面の透明パネル6の内側面に、
光学的なホイヘンス効果をもたらす一定大きさの回折格
子面5を設ける一方、例えば自販機背面パネル4にプロ
ジェクタ1を設け、このプロジェクタ1から回折格子面
5へ向けて映像を投影することにより、観察者には透明
パネル6を介して映像が浮き出して見えるような斬新な
表示とし、多くの人の注目を浴びられるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機のデ
ィスプレイ表示装置、特にその改良に関する。
ィスプレイ表示装置、特にその改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機前面に映像を表示する方法と
して、自動販売機内部にCRT(陰極線管),LCD
(液晶),LED(発光ダイオード),EL(エレクト
ロ・ルミネッセンス)を設けたものが知られている。ま
た、図や絵が印刷されたものを表裏側から蛍光灯等の一
般的な照明で照らし出すものも知られている。
して、自動販売機内部にCRT(陰極線管),LCD
(液晶),LED(発光ダイオード),EL(エレクト
ロ・ルミネッセンス)を設けたものが知られている。ま
た、図や絵が印刷されたものを表裏側から蛍光灯等の一
般的な照明で照らし出すものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものには以下のような問題がある。CRT,LCD,L
ED,ELといった装置は、これを自動販売機の商品見
本を展示する透明パネル内側に設けようとすると、装置
自体が商品見本展示室内を占有し、デッドスペースを作
ってしまう。また、印刷物を表側,裏側から一般照明で
照らし出すものは旧態依然としたイメージで、人目を引
くのは極めて困難である。したがって、この発明の課題
は、商品見本展示室内にデッドスペースを作ることな
く、しかも多くの人の目を引くことができるディスプレ
イ表示装置を提供することにある。
ものには以下のような問題がある。CRT,LCD,L
ED,ELといった装置は、これを自動販売機の商品見
本を展示する透明パネル内側に設けようとすると、装置
自体が商品見本展示室内を占有し、デッドスペースを作
ってしまう。また、印刷物を表側,裏側から一般照明で
照らし出すものは旧態依然としたイメージで、人目を引
くのは極めて困難である。したがって、この発明の課題
は、商品見本展示室内にデッドスペースを作ることな
く、しかも多くの人の目を引くことができるディスプレ
イ表示装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、自動販売機前面の透明パ
ネルの内側面に光学的なホイヘンス効果をもたらす一定
面積の回折格子面を設けるとともに、自動販売機内部の
前記透明パネルから一定の距離を隔てた位置に光源を設
け、この光源から前記回折格子面を付された透明パネル
へ向けて映像を投影し、自動販売機外部から映像を視認
可能にしたことを特徴とする。
るため、請求項1の発明では、自動販売機前面の透明パ
ネルの内側面に光学的なホイヘンス効果をもたらす一定
面積の回折格子面を設けるとともに、自動販売機内部の
前記透明パネルから一定の距離を隔てた位置に光源を設
け、この光源から前記回折格子面を付された透明パネル
へ向けて映像を投影し、自動販売機外部から映像を視認
可能にしたことを特徴とする。
【0005】上記請求項1の発明においては、前記回折
格子面は薄膜フィルム状とし、前記透明パネルに貼り付
けて構成することができる(請求項2の発明)。また、
これら請求項1または2の発明においては、前記光源か
ら回折格子面への中心光軸が、回折格子面の垂直軸に対
して傾いていることができる(請求項3の発明)。
格子面は薄膜フィルム状とし、前記透明パネルに貼り付
けて構成することができる(請求項2の発明)。また、
これら請求項1または2の発明においては、前記光源か
ら回折格子面への中心光軸が、回折格子面の垂直軸に対
して傾いていることができる(請求項3の発明)。
【0006】さらに、請求項1ないし3のいずれかの発
明においては、前記光源は光学的な模様を発する発光装
置、または動画,静止画,文字情報を発する制御部を備
えた投影装置であることができる(請求項4の発明)。
すなわち、投影装置から出た映像光は回折格子を通過す
ることにより光学的なホイヘンス効果が生じ、自動販売
機外部からは回折格子面をスクリーンとして映像を観察
することができる。
明においては、前記光源は光学的な模様を発する発光装
置、または動画,静止画,文字情報を発する制御部を備
えた投影装置であることができる(請求項4の発明)。
すなわち、投影装置から出た映像光は回折格子を通過す
ることにより光学的なホイヘンス効果が生じ、自動販売
機外部からは回折格子面をスクリーンとして映像を観察
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態を説
明するための全体構成図、図2は図1の部分拡大図であ
る。図1から明らかなように、自動販売機前面の透明パ
ネル6の裏面側に回折格子5を設ける一方、商品見本7
が展示されている展示室の背面パネル4の外側に液晶プ
ロジェクタ等の投影機1を設置し、この投影機1の映像
を反射するミラー3を、背面パネル4の一部を切り欠い
た位置に設置して構成する。回折格子5はここではフィ
ルム状に形成され(回折格子フィルム)、透明パネル6
に貼り付けて投影スクリーンを形成する。従って、投影
機1から投射された映像光2はミラー3で一旦反射され
た後、投影スクリーンの回折格子フィルム5に投影され
る。
明するための全体構成図、図2は図1の部分拡大図であ
る。図1から明らかなように、自動販売機前面の透明パ
ネル6の裏面側に回折格子5を設ける一方、商品見本7
が展示されている展示室の背面パネル4の外側に液晶プ
ロジェクタ等の投影機1を設置し、この投影機1の映像
を反射するミラー3を、背面パネル4の一部を切り欠い
た位置に設置して構成する。回折格子5はここではフィ
ルム状に形成され(回折格子フィルム)、透明パネル6
に貼り付けて投影スクリーンを形成する。従って、投影
機1から投射された映像光2はミラー3で一旦反射され
た後、投影スクリーンの回折格子フィルム5に投影され
る。
【0008】投射された映像が回折格子5を通過する
と、光学的なホイヘンス効果により、透明パネル6をス
クリーンとして映像が浮き出るように映し出され、観察
者の目8に捉えられることになる。このとき、ミラー3
を介する映像光2が回折格子5に対して垂直に当たるよ
うにするとホイヘンス効果を十分に活用できないので、
図1,図2に示すように、映像光2が回折格子5の垂直
軸に対して或る傾きを持つようにすることが望ましい。
また、光源としては光学的な模様を発する発光装置の
外、動画,静止画,文字情報を発することが可能な投影
装置を用いることができる。なお、このようなディスプ
レイはヘッドアップディスプレイとして、一般的に良く
知られている技術である。
と、光学的なホイヘンス効果により、透明パネル6をス
クリーンとして映像が浮き出るように映し出され、観察
者の目8に捉えられることになる。このとき、ミラー3
を介する映像光2が回折格子5に対して垂直に当たるよ
うにするとホイヘンス効果を十分に活用できないので、
図1,図2に示すように、映像光2が回折格子5の垂直
軸に対して或る傾きを持つようにすることが望ましい。
また、光源としては光学的な模様を発する発光装置の
外、動画,静止画,文字情報を発することが可能な投影
装置を用いることができる。なお、このようなディスプ
レイはヘッドアップディスプレイとして、一般的に良く
知られている技術である。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、自動販売機の商品見
本展示室内を表示装置自体が場所を占有することがない
ので、デッドスペースを作ることなく主たる位置に商品
見本を展示配置することができる。また、回折格子は比
較的透明に近いことから、映像が投影されているかいな
いかに関わらず、展示室内の商品見本や壁紙のイメージ
を崩すことがない。さらに、人の目には映像が透明パネ
ル上に浮き出すように見え、多くの人の注目を浴びるこ
とができる。その結果、自動販売機の存在を目立たせ、
中身商品の売上アップに貢献することになる。さらに、
商品見本自体を映像として映し出せるので商品見本を無
くすことができ、商品見本展示室のスペースを無くすこ
とも可能である。これにより、商品を収容するスペース
が大幅にアップし、売上アップに貢献できるようにな
る。
本展示室内を表示装置自体が場所を占有することがない
ので、デッドスペースを作ることなく主たる位置に商品
見本を展示配置することができる。また、回折格子は比
較的透明に近いことから、映像が投影されているかいな
いかに関わらず、展示室内の商品見本や壁紙のイメージ
を崩すことがない。さらに、人の目には映像が透明パネ
ル上に浮き出すように見え、多くの人の注目を浴びるこ
とができる。その結果、自動販売機の存在を目立たせ、
中身商品の売上アップに貢献することになる。さらに、
商品見本自体を映像として映し出せるので商品見本を無
くすことができ、商品見本展示室のスペースを無くすこ
とも可能である。これにより、商品を収容するスペース
が大幅にアップし、売上アップに貢献できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す全体構成図であ
る。
る。
【図2】図1の部分拡大図である。
1…プロジェクタ(投影機)、2…映像光、3…ミラ
ー、4…背面パネル、5…回折格子(回折格子フィル
ム)、6…透明パネル、7…商品見本、8…目(観察者
の目)。
ー、4…背面パネル、5…回折格子(回折格子フィル
ム)、6…透明パネル、7…商品見本、8…目(観察者
の目)。
Claims (4)
- 【請求項1】 自動販売機前面の透明パネルの内側面に
光学的なホイヘンス効果をもたらす一定面積の回折格子
面を設けるとともに、自動販売機内部の前記透明パネル
から一定の距離を隔てた位置に光源を設け、この光源か
ら前記回折格子面を付された透明パネルへ向けて映像を
投影し、自動販売機外部から映像を視認可能にしたこと
を特徴とする自動販売機の表示装置。 - 【請求項2】 前記回折格子面は薄膜フィルム状とし、
前記透明パネルに貼り付けて構成することを特徴とする
請求項1に記載の自動販売機の表示装置。 - 【請求項3】 前記光源から回折格子面への中心光軸
が、回折格子面の垂直軸に対して傾いていることを特徴
とする請求項1または2に記載の自動販売機の表示装
置。 - 【請求項4】 前記光源は光学的な模様を発する発光装
置、または動画,静止画,文字情報を発する制御部を備
えた投影装置であることを特徴とする請求項1ないし3
のいずれかに記載の自動販売機の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002056096A JP2003256920A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 自動販売機の表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002056096A JP2003256920A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 自動販売機の表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003256920A true JP2003256920A (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=28666761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002056096A Withdrawn JP2003256920A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 自動販売機の表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003256920A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8672427B2 (en) * | 2010-01-25 | 2014-03-18 | Pepsico, Inc. | Video display for product merchandisers |
-
2002
- 2002-03-01 JP JP2002056096A patent/JP2003256920A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8672427B2 (en) * | 2010-01-25 | 2014-03-18 | Pepsico, Inc. | Video display for product merchandisers |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040812 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060927 |