JPH07178223A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH07178223A
JPH07178223A JP5347425A JP34742593A JPH07178223A JP H07178223 A JPH07178223 A JP H07178223A JP 5347425 A JP5347425 A JP 5347425A JP 34742593 A JP34742593 A JP 34742593A JP H07178223 A JPH07178223 A JP H07178223A
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JP
Japan
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display device
liquid crystal
image display
image
winning
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Pending
Application number
JP5347425A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像表示装置に表示される画像が見やすい弾
球遊技機を提供する。 【構成】 液晶パネル55の前方に液晶パネル55に表
示される画像を拡大する拡大表示レンズ51を配置し
た。 【効果】 画像が見やすいと共にコストの高い大きな液
晶ユニット53を使用しなくても済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、識別情報等の画像を可
変表示し得る画像表示装置を備えた弾球遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の識別情報を可変表示させて
その停止時の識別情報の組合せが予め定めた大当り情報
の組合せであるときに、特定遊技状態(大当り遊技状態
とも言う)となって短時間に多量の入賞玉を発生させる
チャンスを遊技者に与える弾球遊技機が多数提供されて
いる。しかして、識別情報を表示する表示装置として
は、機械的な回転ドラムを有するものや、電気的なセグ
メントLED、ドットLED等を有するものが主流を占
めていたが、近年においては、識別情報等の画像をソフ
トによって自由に表示できる等の理由で、LCD、CR
T、プラズマ画像表示器等を有する表示装置(以下、画
像表示装置という)が多数提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した画
像表示装置は、まだまだコストが高い(大きさの2乗に
比例すると言われている)ので、弾球遊技機に使用され
る画像表示装置は、比較的小さなものが使用されてい
る。このため、画像表示装置に表示される識別情報等の
表示が小さく表示されるため、見ずらいという欠点があ
った。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、画像表示装置に表示される画
像が見やすい弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、識別情報等の画像を可変表
示し得る画像表示装置を備えた弾球遊技機において、前
記画像表示装置の前方に画像表示装置に表示される画像
を拡大する拡大表示レンズを配置したことを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】画像表示装置の前方に画像表示装置に表示され
る画像を拡大する拡大表示レンズを配置したので、画像
が見やすいと共にコストの高い大きな画像表示装置を使
用しなくても済む。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。まず、図1乃至図6を参照して、実施例
に係る弾球遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の遊技
盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤1の拡大
正面図であり、図2は、遊技盤1の背面図であり、図3
は、遊技盤1に設けられる画像表示装置40の正面図で
あり、図4は、画像表示装置40の断面図であり、図5
は、画像表示装置40と遊技盤1裏面に固定される入賞
玉集合カバー体31との関係を示す背面図であり、図6
は、画像表示装置40の液晶ユニット53の分解斜視図
である。図1及び図2において、遊技盤1の表面には、
発射された打玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円
状に植立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技
領域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央上部に
は、複数の識別情報(以下、図柄という場合もある)を
可変表示する画像表示装置40が配置されている。
【0007】画像表示装置40の下方には、図柄の可変
表示(以下、変動という)を許容する始動入賞口4が設
けられている。この始動入賞口4に入賞した入賞玉は、
遊技盤1の裏面に導かれて始動口スイッチ5によって検
出される。なお、始動入賞口4への入賞に基づく画像表
示装置40の変動は、所定回数(例えば、4回)記憶さ
れ、その旨が画像表示装置40に設けられる始動記憶表
示LED43によって表示されるようになっている。
【0008】前記画像表示装置40の下方に入賞領域8
を有する可変入賞球装置6が設けられている。可変入賞
球装置6は、前記遊技盤1に取り付けられる取付基板7
を有し、その取付基板7のほぼ中央に長方形状の入賞領
域8が開設されている。この入賞領域8は、一枚の開閉
部材9によって閉塞されている。この開閉部材9は、ソ
レノイド10によって開閉制御され、開閉部材9が前傾
動した開成中には、遊技盤1の表面を落下する打玉を受
止めて入賞領域8に導き入賞玉とする。また、入賞領域
8の内部は、3つに区画され、その中央に特定領域11
が形成され、その左右に通常領域が形成されている。特
定領域11には、特定領域スイッチ12が設けられ、ま
た、特定領域11及び通常領域を通過した入賞玉を検出
する10カウントスイッチ13も設けられている。
【0009】また、可変入賞球装置6には、前記開閉部
材9の下部中央に前記10カウントスイッチ13によっ
て検出された入賞玉数を表示する個数表示LED14
と、前記入賞領域8の内部後面壁に設けられ且つ前記特
定領域11に打玉が入賞して後述する継続権が成立した
旨を表示するV表示LED15と、前記開閉部材9の外
側に飾りLED16(以下、飾りLED−Cという)が
設けられ、さらにその外側にアタッカーランプ16が設
けられている。更に、可変入賞球装置6の取付基板7の
左右部には、通常の入賞口18a,18bが一体的に形
成されている。これらの飾りLED及びランプ類は、後
に詳述するように画像表示装置40の変動時や特定遊技
状態時等に所定の態様で駆動制御されるようになってい
る。
【0010】しかして、上記のように構成される可変入
賞球装置6は、以下のように作動する。即ち、打玉がい
ずれかの始動入賞口4に入賞して始動口スイッチ5をO
Nさせると、画像表示装置40が変動を開始し、一定時
間(例えば、7秒)が経過すると、左、右、中の順で図
柄が確定され、その確定された図柄の組み合せが所定の
表示態様となったときに特定遊技状態(大当り遊技状態
とも言う)となる。そして、この特定遊技状態において
は、可変入賞球装置6の開閉部材9が所定期間(例え
ば、29.5秒経過するまで、あるいは10個の入賞玉
が発生するまで)開放する(開放サイクル)ように設定
され、その開放している間遊技盤1の表面を落下する打
玉を受止めるようになっている。そして、入賞領域8内
に設けられた特定領域11に入賞すると、再度上記した
開放サイクルを繰り返し、特定領域11に入賞玉が入賞
する毎に継続権が成立して開放サイクルを最高16回繰
り返すことができるようになっている。
【0011】更に、遊技盤1の表面には、前記画像表示
装置40の上部左右側方に風車ランプ19a,19bが
設けられ、中程左右側方に肩通過口20a,20bが設
けられ、下部左右側方に袖入賞口22a,22bが設け
られている。肩通過口20a,20bは、受け入れた打
玉を遊技盤1の裏面を通って画像表示装置40に形成さ
れる後述するワープ出口48a,48bに導いて再度遊
技領域3に放出するものである。また、肩通過口20
a,20b及び袖入賞口22a,22bは、それぞれ肩
LED21a,21b、袖ランプ23a,23bを内蔵
しており、風車ランプ19a,19bを含む肩LED2
1a,21b、袖ランプ23a,23bは、前記特定遊
技状態時、変動時等に点灯又は点滅してその旨を報知す
るものであり、同様な機能を有するものとして、遊技領
域3の左右にサイドランプ24a,24b及び飾りLE
D25a,25b(以下、飾りLED−Bという)が設
けられている。飾りLED−Bは、0〜9までの数値が
記された表示部を有するように構成され、特定遊技状態
となったときに所定のランダム数から抽出される値に対
応する数値が停止表示するようになっている。そして、
飾りLED−Bは、特定遊技状態の発生に関連していず
れか1つの数値がランダムに選択されるもので、遊技内
容には、直接関係しないが、遊技場が所定のサービス
(例えば、特定遊技状態で獲得した多量の景品玉を使用
して継続して遊技を行うことを許可するサービス)を提
供する場合に使用できる。例えば、飾りLED−Bの
「7」の数値が表示された表示部が点灯表示されたとき
に所定のサービスを提供するようにすれば良い。なお、
遊技領域3の入口部分の内側誘導レール2の上端には、
遊技領域3に到達した打玉が逆流しないようにするた
め、逆流防止装置29が取り付けられている。また、遊
技盤1の表面の最下方には、上記したいずれの入賞領域
にも入賞しなかった打玉が遊技盤1の後方に導かれるア
ウト口28が設けられている。また、誘導レール2の外
周に沿ってレール飾りランプ26が設けられている。更
に、図示しないがパチンコ遊技機の前面上部には、遊技
効果ランプ27が設けられると共に遊技の進行に応じて
効果音を発生するスピーカ30(共に図7及び図8のブ
ロック図に符号のみ表示)も設けられている。上記した
ランプ類及びスピーカ30の表示態様については、後に
詳述する。
【0012】また、図2に示すように、遊技盤1の裏面
には、前記入賞口や入賞球装置に入賞した入賞玉を所定
の径路に沿って誘導する誘導径路が形成された入賞玉集
合カバー体31が固着されている。この入賞玉集合カバ
ー体31には、前記始動口スイッチ5やソレノイド10
(図示しない)が固着されると共に、前記肩通過口20
a,20bに入賞した打玉を画像表示装置40のワープ
出口48a,48bに導く通過玉誘導路32が形成され
ている。更に、入賞玉集合カバー体31の下部には、第
2入賞空間誘導口32が形成されており、前記可変入賞
球装置6の開閉部材9以外の入賞口に入賞した入賞玉を
第2入賞空間誘導口32に導いて、払出景品玉数の少な
い入賞玉を集合せしめる入賞玉集合空間に導くようにな
っている。つまり、本実施例では、開閉部材9に入賞し
た入賞玉によって払い出される景品玉数は、相対的に多
い景品玉数(例えば、15個)が設定されており、それ
以外の入賞玉によって払い出される景品玉数は、相対的
に少ない景品玉数(例えば、7個)が設定されている。
また、入賞玉集合カバー体31のやや上部中央には、開
口38が形成され、該開口38に次に説明する画像表示
装置40が前後から組み付けられるようになっている。
この組付構造については、後に詳述する。
【0013】次に、本実施例の要部を構成する画像表示
装置40の構成について図3及び図4を参照して説明す
る。画像表示装置40は、前記遊技盤1の表面に取り付
けられる取付基板41と、該取付基板41の後方に位置
する液晶ユニット53とから構成されている。取付基板
41には、ほぼ正方形状の窓開口45が開設され、該窓
開口45の後面に形成された表示窓50に嵌め込まれた
表示拡大レンズ51を介して液晶ユニット53の画像を
表示する液晶パネル55が設けられている。また、取付
基板41の上部には、通常の入賞口42が突設され、該
入賞口42の左右から窓開口45の開口縁に沿って打玉
が窓開口45内に侵入しないように防御する障害枠44
a,44bが突設されている。また、入賞口42の下方
には、変動時又は特定遊技状態時に前記始動入賞口4に
入賞した入賞玉数を記憶表示する始動記憶表示LED4
3が設けられている。
【0014】また、窓開口45の底面は、打玉が中央に
向かって転動する通過玉転動面46として構成されてお
り、この通過玉転動面46の中央に放出口47が形成さ
れている。この放出口47の下方に前記始動入賞口4が
配置されている。また、通過玉転動面46の両端には、
ワープ出口48a,48bが形成され、取付基板41の
裏側において、そのワープ出口48a,48bから外側
に誘導樋49a,49bが延設されている。誘導樋49
a,49bは、入賞玉集合カバー体31に形成される前
記通過玉誘導路33a,33bに連通されている。した
がって、前記肩通過口20a,20bに入賞した打玉
は、通過玉誘導路33a,33b及び誘導樋49a,4
9bを通ってワープ出口48a,48bから通過玉転動
面46を転動し、放出口47から再度遊技領域3に放出
される。放出口47から遊技領域3に放出された打玉
は、下方に位置する始動入賞口4に入賞する可能性が高
くなる。なお、通過玉転動面46を転動する打玉の中に
は、放出口47に到達する前に遊技領域3に落下するも
のもあるが、この場合には、当然のことながら始動入賞
口4に入賞する可能性は低い。
【0015】一方、取付基板41の窓開口45の後面に
は、表示窓50が形成され、該表示窓50に表示拡大レ
ンズ51が装着され、該表示拡大レンズ51の後方に筒
枠52を介して液晶ユニット53が配置されている。液
晶ユニット53は、ユニット構成枠59の前面に液晶パ
ネル55と該液晶パネル55を保護する透明保護レンズ
54を設け、ユニット構成枠59の内部にバックライト
79(蛍光管)及び光を反射する反射板とを設けること
により構成されている。なお、筒枠52の内面は、液晶
パネル55に表示される画像が反射しないように黒色と
なっている。また、図示の表示拡大レンズ51は、前後
が膨出した凸レンズとして形成されているが、少なくと
も片面が膨出し他面がフラットなフラットレンズであっ
てもよく、要は、液晶パネル55によって表示される画
像を拡大する機能を有するレンズであれば良い。
【0016】上記のように構成される画像表示装置40
の遊技盤1への組付構造について図5及び図6を参照し
てより詳細に説明すると、上記したように画像表示装置
40は、取付基板41と液晶ユニット53とに分かれ、
取付基板41が遊技盤1の前方から取着され、液晶ユニ
ット53が遊技盤1の後方から入賞玉集合カバー体31
に取り付けられるようになっている。このため、取付基
板41と液晶ユニット53とを遊技盤1の表裏から取り
付けたときにその位置関係が正確に行われる必要があ
る。そこでまず、取付基板41の取付に当っては、図5
に示すように、取付基板41の後面に突設される位置決
め突起58が係合する位置決め穴34が入賞玉集合カバ
ー体31の開口38の上部に一対穿設され、取付基板4
1を遊技盤1の前方から取り付けたときに位置決め突起
58を位置決め穴34に係合させ、その状態で図示しな
いビスで取付基板41を遊技盤1の表面に取り付ける。
【0017】一方、液晶ユニット53の組付構造を説明
する前に、図6を参照して液晶ユニット53の詳細な構
成について説明すると、液晶ユニット53は、前方が開
放した直方体状のユニット構成枠59に集約して構成さ
れる。即ち、ユニット構成枠59の後方には、その四隅
に取付ボス69,70が突設され、各取付ボス69,7
0にプリント基板61,62が前後方向に重複して組み
付けられ、その組み付けられたプリント基板61,62
を覆うようにカバー60が取り付けられる。後方に位置
するプリント基板61は、後述するLCD回路106の
主要部分が形成されるものであり、前方に位置するプリ
ント基板62は、LCD回路106の一部分、配線77
等のコネクタ(図示しない)、液晶パネル55の輝度や
色調等の調節器66〜68等が設けられるものである。
また、プリント基板62の前方には、取付突起64が突
設され、該取付突起64にバックライト79の高電圧発
生用のインバータ基板63が取り付けられるが、その取
付は、インバータ基板63の両端部に穿設された取付穴
65に取付突起64の先端を挿入して図示しないビスで
止着するものである。また、上記したプリント基板6
1,62を覆うカバー60は、その一方側辺に形成され
る係止爪71をユニット構成枠59の一方側辺に形成さ
れる係止穴72に係合させ、カバー60の他方側辺に形
成される取付穴73をユニット構成枠59の他方側辺に
形成される取付部74に当接させてビス75を螺着する
ことによりユニット構成枠59に着脱自在に装着される
ものである。なお、カバー60の後面一側には、配線接
続穴86が形成され、該配線接続穴86を介して後述す
るメインの基本回路100から延びる配線がプリント基
板61に形成されるコネクタに接続されるものである。
【0018】一方、ユニット構成枠59の開放側前方に
は、液晶パネル55が開放開口を閉塞するように設けら
れるが、その液晶パネル55には、前記プリント基板6
2と配線77を介して接続されるパネル用コネクタ76
が設けられると共に、バックライト79も一体的に設け
られる。バックライト79は、配線80によって前記イ
ンバータ基板63と接続される。なお、配線77,80
は、ユニット構成枠59の後面一側に形成される配線通
し穴78を通して上記接続が行われる。また、液晶パネ
ル55は、長方形状のパネル枠55aに嵌め込まれて支
持されるが、そのパネル枠55aの後面四隅から後方に
向かって突設される位置決め係合ボス82(図示では1
つだけ示した)をユニット構成枠59の内側四隅から突
設される位置決めボス81に係合させることにより、ユ
ニット構成枠59に対する液晶パネル55の相対的な取
付位置を決めることができるが、最終的な装着は、ユニ
ット構成枠59の上下に各一対形成される弾性係止片8
3によって行われる。即ち、弾性係止片83は、上下方
向に弾性変形し得るように構成されると共にその先端に
パネル枠55aの縁部及び後述する取付枠35の切欠部
36と係合する係合部83aが形成されている。このた
め、液晶パネル55をユニット構成枠59に取り付ける
には、ユニット枠55aの上下辺のいずれかを弾性係止
片83に係合させた状態で、反対側の弾性係止片83を
外側に変形させてユニット枠55aを押し込むことによ
り簡単に装着することができる。
【0019】上記のように組付られた液晶ユニット53
においては、ユニット構成枠59の前面左右に形成され
た取付鍔85に穿設される取付穴84を前記入賞玉集合
カバー体31の開口38の左右に形成された取付穴37
に位置合わせして図示しないビスで螺着することにより
入賞玉集合カバー体31に取り付けることができる。そ
して、取付穴84と取付穴37とを位置合わせするに際
し、前記開口38の周縁に沿って後方に突設される取付
枠35の上下に形成される切欠部36と前記弾性係止片
83の先端に形成される係合部83aを係合させること
により、自然に取付穴84と取付穴37とが一致するよ
うになっている。
【0020】上記したように、本実施例における画像表
示装置40は、液晶パネル55の前方に液晶パネル55
に表示される画像を拡大する拡大表示レンズ51を配置
したので、画像が見やすいと共にコストの高い大きな液
晶ユニット53を使用しなくても済む。また、画像表示
装置40を構成する取付基板41と液晶ユニット53と
を遊技盤1に前後から別々に組付けることになるが、遊
技盤1に対する取付基板41の位置合わせは、位置決め
穴34と位置決め突起58とによって正確に行われ、遊
技盤1に対して正確に固定される入賞玉集合カバー体3
1に対する液晶ユニット53の位置合わせは、弾性係止
片83の係合部83aと取付枠35の切欠部36とによ
って正確に行われるので、結果的に拡大表示レンズ51
を有する取付基板41と液晶パネル55を有する液晶ユ
ニット53との位置関係が正確なものとなり、液晶パネ
ル55に表示される画像を拡大表示レンズ51によって
正確に拡大することができる。
【0021】ところで、上記のように構成される液晶ユ
ニット53によって表示される変動図柄は、後に詳述す
るように(図9参照)、「7(文字)」「BAR(文
字)」「スペード(図形)」「クラブ(図形)」「ベル
(図形)」「JAC(文字)」「ハード(図形)」「ダ
イヤ(図形)」の8個の当り図柄と、「星印(図形)」
の12個の外れ図柄と、とから構成され、それらの図柄
が従来と同様に3列3個ずつ液晶パネル55に変動表示
され、変動開始時から所定時間が経過したときに左右中
の順で図柄が確定されることとなる。そして、その確定
された図柄が5本の当りライン上のいずれかに同一当り
図柄のゾロ目であるときに大当りとなる。したがって、
大当りの図柄の組合せは、図10に示すように、40種
類あることになる。その動作についての詳細は、後に詳
述する。
【0022】以上、画像表示装置40を含む遊技盤1の
構成について説明してきたが、遊技盤1に設けられるそ
れらの遊技装置は、図7及び図8に示す遊技制御回路に
よって制御される。図7及び図8は、遊技制御回路をブ
ロック構成で示す回路図であり、MPU、ROM、RA
M、入出力回路を含むメインの基本回路100によって
制御される。また、一部のLED及びスピーカ30は、
メイン基本回路100によって制御されるサブの基本回
路101によって制御される。しかして、メイン基本回
路100には、スイッチ回路105を介して始動口スイ
ッチ5、特定領域スイッチ12、及び10カウントスイ
ッチ13からの検出信号が入力され、アドレスデコード
回路102からメイン基本回路100及びスイッチ回路
105にチップセレクト信号が与えられる。また、電源
投入時に初期リセット回路103からメイン基本回路1
00にリセット信号が与えられ、所定時間毎に定期リセ
ット回路104からメイン基本回路100及びサブ基本
回路101に定期リセット信号が与えられる。
【0023】一方、メイン基本回路100からは、以下
の装置及び回路に制御信号が与えられる。即ち、LCD
回路106を介して液晶ユニット53(LCD表示器と
表示)に図柄信号が与えられ、LED回路107を介し
て肩LED21a,21b及び飾りLED56(A)に
表示制御信号が与えられ、ソレノイド回路108を介し
てソレノイド10に駆動信号が与えられ、また、情報出
力回路109を介して大当り情報及び有効始動情報が外
部に導出されている。更に、ランプ回路110を介して
遊技効果ランプ27、レール飾りランプ26、風車ラン
プ19a,19b、センターランプ57、袖ランプ23
a,23b、サイドランプ24a,24b、及びアタッ
カーランプ16に表示制御信号が与えられている。ま
た、サブCPUコマンド出力回路111を介してサブ基
本回路101にデータ信号が送られるようになってい
る。
【0024】また、メイン基本回路100からの前記デ
ータ信号に基づいてサブ基本回路101は、LED回路
112を介して個数表示LED14、始動記憶表示LE
D43、飾りLED25a,25b(B)、飾りLED
17(C)、及びV表示LED15に表示制御信号を与
え、音声合成回路113及び音量増幅回路114を介し
てスピーカ30に音声信号を与えるようになっている。
なお、上記した装置や回路には、電源回路115から各
種の電圧を有する電力が供給されるようになっている。
【0025】以上、説明した遊技制御回路によって奏さ
れる具体的な動作の一例を図9乃至図31に示すタイム
チャート及び説明図等を参照して説明する。まず、図9
乃至図18を参照して、画像表示装置40の変動動作に
ついて説明する。図9は、画像表示装置40に表示され
る図柄列の配列を示す一覧表図であり、図10は、大当
り図柄の組合せを示す一覧表図であり、図11は、当り
外れ及び停止図柄の決定に使用されるランダム数の一覧
表図であり、図12は、当り外れの選択方法を示す説明
図であり、図13は、始動入賞口4への打玉の入賞に基
づく画像表示装置40の変動動作のうち、リーチ及び大
当り以外の図柄で停止するときの変動動作を示すタイム
チャートであり、図14は、始動入賞口4への打玉の入
賞に基づく画像表示装置40の変動動作のうち、リーチ
であって最後に停止する中図柄が大当りの対象となる図
柄又はその前後の図柄以外で停止するときの変動動作を
示すタイムチャート(これをリーチという)であり、
この図14及び図15は、始動入賞口4への打玉の入賞
に基づく画像表示装置40の変動動作のうち、リーチで
あって最後に停止する中図柄が大当りの対象となる図柄
の前後の図柄で停止するときの変動動作を示すタイムチ
ャート(これをリーチという)であり、図16及び図
17は、始動入賞口4への打玉の入賞に基づく画像表示
装置40の変動動作のうち、最終的に大当りとなる場合
の変動動作を示すタイムチャートであり、図18は、変
動動作における変動速度の一覧表図である。
【0026】図13において、始動入賞口4に打玉が通
過して始動口スイッチ5をONさせ、始動信号S1が導
出されると、その始動信号S1の立ち上がり時にランダ
ム1(C_RND1と表示)からそれぞれ1つの値が抽
出されて格納される。図11に示すように、ランダム1
は、大当りを決定するためのランダム数であり、「0〜
199」の200通りの数値が刻々と変化するものであ
る。そして、図12に示すように、ランダム1から抽出
された値が「77」であるときに大当りと判別され、
「77」以外の値が抽出されたときに外れと判別され
る。図13に戻って、始動信号S1の導出後、微少時間
(0.004秒)が経過したときに、格納したランダム
1の値を読み出し、大当りか否かを判別し、それと同時
にランダムL,C,R(C_RND_L,C,Rと表
示)の値が抽出される。図11に示すように、ランダム
Lは、左図柄表示用のランダム数であり、「0〜19」
の20通りの数値が刻々と変化するものであり、同様
に、ランダムCは、中図柄表示用のランダム数であり、
「0〜19」の20通りの数値が刻々と変化するもので
あり、ランダムRは、右図柄表示用のランダム数であ
り、「0〜19」の20通りの数値が刻々と変化するも
のである。そして、ランダムL,C,Rの各ランダム数
は、図9に示すように、予め定められた図柄と対応する
ようになっている。また、図13に示す動作は、外れの
場合であるので、このランダムL,C,Rから抽出され
た値に対応する図柄が停止図柄として決定され、最終的
にそれらが表示される。ただし、それらの停止図柄の組
合せが大当り図柄の組合せと偶然一致した場合には、図
12に示すように、ランダムCのデータから1を減算し
て、最終的に外れ組合せとなるようにして表示する。
【0027】図13に戻って、始動信号S1導出後、
0.008秒経過したときにすべての図柄列120a〜
120c(図3参照)変動が開始される。この変動速度
は、予め定められた変動速度Aである。変動速度Aは、
図18に示すように、最初の所定時間(1.002秒)
で少しずつ速くして、その後一定速度(1.536秒/
周期)になる速さである。そして、まず、左図柄列12
0aにおいて、速度Aによる変動が一定時間(5.20
0秒)行われた後にランダムLによって決定された停止
図柄の3図柄手前にデータがセットされると共に変動速
度Bによる変動を所定時間(1.000秒)行った時点
(3図柄変動後)で停止される。変動速度Bは、図18
に示すように、徐々に遅くなって停止する速度であり、
具体的には、約1図柄分を0.140秒で変動し、約2
図柄分を0.860秒かけて変動停止する速度である。
次に、右図柄列120cにおいて、速度Aによる変動が
左図柄列120aの変動停止まで行われ、その速度Aに
よる変動から速度Bによる変動の変わり目にランダムR
によって決定された停止図柄の3図柄手前にデータがセ
ットされ、その後、速度Bによる変動が所定時間(1.
000秒)行われて変動を停止する。更に、中図柄列1
20bにおいて、速度Aによる変動が右図柄列120a
の変動停止まで行われ、その速度Aによる変動から速度
Bによる変動の変わり目にランダムCによって決定され
た停止図柄の3図柄手前にデータがセットされ、その
後、速度Bによる変動が所定時間(1.000秒)行わ
れて変動を停止する。
【0028】次に、リーチの変動動作について図14
を参照して説明すると、始動入賞口4に打玉が通過して
始動口スイッチ5をONさせ、始動信号S2が導出され
ると、その始動信号S2の立ち上がり時にランダム1か
らそれぞれ1つの値が抽出されて格納される。始動信号
S2の導出後、微少時間(0.004秒)が経過したと
きに、格納したランダム1の値を読み出し、大当りか否
かを判別し、それと同時にランダムL,C,Rの値が抽
出される。更に、始動信号S2の導出後の微少時間
(0.006秒)が経過したときに、ランダムRCH
(C_RND_RCHと表示)から1つの値が抽出され
る。図11に示すように、ランダムRCHは、リーチ及
び大当り時における中図柄列120bの変動態様を選択
するためのランダム数であり、「0〜7」の8通りの数
値が刻々と変化するものである。ただし、このリーチ
においては、関係ない。
【0029】図14に戻って、始動信号S2導出後、
0.008秒経過したときにすべての図柄列120a〜
120c変動が開始される。左図柄列120a及び右図
柄列120cの変動動作は、図13に示す場合と同じで
あるので、その説明を省略するが、中図柄列120bに
おける変動動作だけが異なるので、これについて説明す
る。なお、図中、「C_RND_RCHが0のとき」と
いう文字は、このリーチにおいては、関係ないもので
ある。しかして、中図柄列120bにおいて、速度Aに
よる変動が右図柄列120aの変動停止まで行われ、そ
の速度Aによる変動から速度Cによる微少時間(0.2
50秒)の変動を経て速度Dによる所定時間(2.81
4秒〜5.360秒)の変動が行われて停止する。ここ
で、速度Cは、速い変動であり、速度Dは、ゆっくりと
した変動(0.134秒/図柄)後、徐々に遅くなって
停止する変動である。また、速度Aと速度Cとの変わり
目に左右の停止図柄と同じリーチ図柄の2図柄手前のデ
ータがセットされ、速度Dにおける変動で大当りの対象
となる図柄及びその前後の図柄以外の図柄で停止するよ
うに制御される。
【0030】次に、リーチの変動動作について図14
及び図15を参照して説明すると、始動入賞後、右図柄
列120cが停止するまでは、リーチと同じである
が、中図柄列120bの変動態様が前記ランダムRCH
の値によって異なるように制御される。即ち、ランダム
RCHの値が「0」のとき(図14参照)は、前記リー
チと同じ態様で変動制御される。ただし、停止図柄が
大当りの対象となる図柄及びその前後の図柄で停止する
ように制御される点で相違する。以下、図15を参照し
て、ランダムRCHの値が「1」のときには、速度Dで
変動される時間が長く設定(5.494秒〜8.040
秒)されることを除いて上記と同じ変動態様である。ラ
ンダムRCHの値が「2」又は「3」のときには、速度
Dに代えて速度Eの変動が一定時間(8.040秒)行
われた後、速度Fによる変動が所定時間(0.532秒
〜2.128秒)行われて停止する。ここで、速度E
は、ゆっくりとした一定の変動(0.134秒/図柄)
であり、速度Fは、大当りの対象となる1図柄手前から
対象となる図柄の通過までをさらにゆっくり(0.26
6秒/図柄)とした変動で他の図柄のときには速い
(0.038秒/図柄)変動である。ランダムRCHの
値が「4」又は「5」のときには、上記変動動作のう
ち、速度Fによる変動が長くなる(2.296秒〜4.
256秒)点を除いて同じである。同様に、ランダムR
CHの値が「6」のときには、速度Fによる変動がさら
に長くなり(3.976秒〜6.384秒)、ランダム
RCHの値が「7」のときには、速度Fによる変動がも
っと長くなる(5.656秒〜8.246秒)。
【0031】次に、大当りの変動動作について図16及
び図17を参照して説明すると、始動入賞後、右図柄列
120cが停止するまでは、リーチ及びリーチと同
じであるが、中図柄列120bの変動態様が前記ランダ
ムRCHの値によって異なるように制御される。即ち、
ランダムRCHの値が「0」のとき(図16参照)は、
前記リーチとほぼ同じで速度Dによる変動時間が長く
なる(7.638秒〜7.906秒)態様で変動制御さ
れる。ただし、停止図柄が大当りの対象となる図柄で停
止するように制御される点で相違する。ランダムRCH
の値が「1」のとき(図16参照)は、上記変動態様と
同じ態様の変動後、さらに0.75図柄分の変動を行っ
た後、一旦停止し、その後、0.75図柄分逆方向に変
動して大当りとなる組合せを出現させる。以下、図17
を参照して、ランダムRCHの値が「2」のときには、
速度Dに代えて速度Eの変動が所定時間(6.298秒
〜7.504秒)行われた後、一旦停止し、その後、速
度Gで大当り図柄に一致するまで(0.268秒〜2.
680秒)変動される。速度Gは、図18に示すよう
に、さらにゆっくりとした一定の変動後、徐々に遅くな
って停止する速度(0.266秒/図柄)である。ラン
ダムRCHの値が「3」のときには、速度Eの変動が一
定時間(8.040秒)行われた後、速度Fによる変動
が所定時間(1.064秒〜1.596秒)行われて停
止する。ランダムRCHの値が「4」のときには、上記
変動動作のうち、速度Fによる変動が長くなる(2.8
28秒〜4.256秒)点を除いて同じである。同様
に、ランダムRCHの値が「5」のときには、速度Fに
よる変動がさらに長くなり(4.508秒〜5.852
秒)、ランダムRCHの値が「6」又は「7」のときに
は、速度Fによる変動がもっと長くなる(6.188秒
〜8.246秒)。
【0032】また、画像表示装置40の変動終了後、の
動作について図23乃至図27を参照して説明する。図
23は、変動の結果、大当り遊技状態となった場合の可
変入賞球装置6の動作を示すタイムチャートであり、図
24は、大当り終了後、画像表示装置40の変動開始ま
での動作を示すタイムチャートであり、図25は、変動
の結果、外れとなった場合の画像表示装置40の変動開
始までの動作を示すタイムチャートである。また、図2
6は、大当りとなった場合の飾りLED25a,25b
(B)の変動動作を示すタイムチャートであり、図27
は、停止する飾りLED−Bとランダム数との関係を示
す一覧表図である。
【0033】まず、図23において、中図柄列120b
の変動が停止した後、微少時間(0.500秒)が経過
して時点で大当りであることのチェックが行われると同
時にランダムKZU(C_RND_KZUと表示)から
1つの値が抽出される。このランダムKZUは、図27
に示されるように、飾りLED−Bのうち、どのLED
を点灯表示するか否かを決定するためのランダム数であ
る。これについては、後に詳述する。上記チェックの
後、所定時間(7.000秒)が経過すると、可変入賞
球装置6の開閉部材9を開放すべくソレノイド10が所
定時間(29.500秒)ONされる。開閉部材9の開
放終了後の所定時間(2.000秒)は、役物連続作動
装置作動有効時間として設定され、その時間内に特定領
域スイッチ12がONすれば、継続権が成立するように
制御される。
【0034】図24において、可変入賞球装置6の最終
回の開放動作が終了して所定時間(10.000秒)が
経過し、その経過した時点で始動入賞記憶がある場合に
は、微少時間(0.002秒)後に左図柄列120aの
変動が開始される。また、図25において、中図柄列1
20bの変動停止後、その表示結果が外れである場合に
は、所定時間(0.500秒)経過した時点で始動入賞
記憶がある場合に、微少時間(0.002秒)後に左図
柄列120aの変動が開始される。
【0035】図26において、中図柄列120bの変動
が停止した後、微少時間(0.500秒)が経過した時
点で大当りであることのチェックが行われ、それと同時
に飾りLED−Bの点灯位置が順次変化する変動が一定
時間(5.000秒)行われ、ランダムKZUで抽出さ
れた値に対応する飾りLED−Bの位置で変動を停止す
る。なお、ランダムKZUは、0〜19までの20通り
の数値が刻々と変化するランダム数であり、図27に示
すように、各ランダム数が10個の表示部を有する飾り
LED−Bにそれぞれ対応するように設定されている。
【0036】また、画像表示装置40は、変動表示動作
だけでなく、大当り遊技状態時においても、各種の表示
がなされるが、それについて図19乃至図22を参照し
て説明する。図19及び図20は、継続回数を表示して
いる画像を示し、図21は、故障の場合の画像を示し、
図22は、特定領域11への入賞時、及び大当り遊技状
態終了時の画像を示す。
【0037】図19及び図20において、大当り遊技状
態における可変入賞球装置6の開閉部材9の開放と開放
との間には、通常インターバル時間(例えば、2秒)が
設定されており、そのインターバル時間に継続回数が予
告表示される。この場合、1回目から5回目までは、図
19(A)に示すように、バニーガールAが継続回数を
表示した看板を持った継続回数表示図柄121aが表示
され、6回目から10回目までは、図19(B)に示す
ように、バニーガールAとは異なるキャラクターのバニ
ーガールBが継続回数を表示した看板を持った継続回数
表示図柄121bが表示され、11回目から15回目ま
では、図20(A)に示すように、バニーガールA,B
とは異なるキャラクターのバニーガールCが継続回数を
表示した看板を持った継続回数表示図柄121cが表示
され、最終回の開放では、図20(B)に示すように、
バニーガールA,B,Cとは異なるキャラクターのバニ
ーガールDが継続回数を表示した看板を持った継続回数
表示図柄121dが表示される。
【0038】また、何らかのトラブルが生じたときに
は、図21に示すように、バニーガールAが「故障発生
中」と書かれた看板を持った異常報知図柄122が表示
される。更に、大当り遊技状態中の開閉部材9の開放中
に打玉が特定領域11に入賞して継続権が成立したとき
には、図22(A)に示すように、バニーガールA(図
示の場合は、Aであるが、前記した回数に対応したバニ
ーガールが表示される)と「V」という文字からなるV
入賞表示図柄123が表示される。また、大当り遊技状
態が終了したときには、図22(B)に示すように、今
まで表示されたすべてのバニーガールA〜Dが表示され
る終了図柄124が表示される。なお、インターバル時
間後の開閉部材9の開放中には、図示しないが、大当り
となった図柄の組合せが表示され、その途中でV入賞が
あったときに一瞬前記V入賞表示図柄123が表示され
ることとなる。
【0039】次に、ランプ・LED、及びスピーカ等の
表示装置のより具体的な動作について図28乃至図31
を参照して説明する。図28乃至図31は、各遊技状態
に応じて表示されるランプ、LED、及びスピーカの動
作を示す一覧表図である。なお、図中、丸印は、点灯状
態を示し、丸印の中にバツがある表示は、点滅状態を示
し、黒丸は、変動(点灯移動)状態を示す。
【0040】まず、電源を投入した通常の遊技状態で
は、飾りLED−Cが500ms間隔で点滅表示し、飾
りLED−Bの左上1個(「1」の図柄表示されてい
る)のみが点灯した状態となっている。また、個数表示
LED14は、「0」を点灯表示している。更に、スピ
ーカ30は、効果音を発生しない。
【0041】また、始動入賞口4への入賞時及び変動中
には、風車ランプ19a,19b、センターランプ5
7、袖ランプ23a,23b、サイドランプ24a,2
4b、アタッカーランプ16、肩LED21a,21
b、飾りLED−A,Cが256ms間隔で点滅作動し
(ただし、肩LED及び飾りLED−Cは、途中から1
28msの点滅動作に変わる)、飾りLED−Bが
「1」を除くすべてのLEDが256msだけ点灯した
後、128ms間隔で点滅表示され、効果音として図柄
の変動開始時にスロットレバー音屋開始音が発生され、
変動中には、変動音が発生され、停止時に停止音が発生
される。なお、始動入賞口4への打玉の入賞毎に始動記
憶表示LED43が記憶数に応じて左から順に点灯表示
される。
【0042】また、変動中にリーチとなったときには、
遊技効果ランプ27と袖ランプ19a,19bとV表示
LED15を除くレール飾りランプ26、風車ランプ1
9a,19b、センターランプ57、サイドランプ24
a,24b、アタッカーランプ16、肩LED21a,
21b、飾りLED−A,Cが128msの速い間隔で
同期的に又は交互に点滅動作を行い、飾りLED−Bが
「1」を除くすべてのLEDがOFF256ms・ON
128msの点滅動作を行い、効果音としてもリーチ音
及び停止音を発生する。
【0043】図柄停止から判定までの所定時間(0.5
00秒)の間は、袖ランプ23a,23bが500ms
の間点灯し、飾りLED−Bの「1」に対応するLED
が点灯する。効果音としては、特に発生されない。
【0044】次に、大当り遊技状態となったときには、
開閉部材9(大入賞口と表示)の開放前と、大入賞口の
開放中と、特定領域11の通過時と、次回の開放までの
間と、すべての開放サイクルが終了した後と、の5段階
に分けられる。そこで、これらを順次説明すると、ま
ず、大入賞口の開放前の第1段階の所定時間(7.00
0秒)においては、飾りLED−Cが80ms間隔で点
滅し、それ以外のすべてのランプ及びLEDが96ms
又はその倍数時間による点滅動作を行い、飾りLED−
Bが5.000〜5.452秒変動し、ランダムKZU
に対応した値の位置で停止して、その停止位置のLED
を点灯させる。また、大当りの開始時には、大当り開始
音として「おめでとう」という音声が発生され、インタ
ーバル中には、「ヤッタわね」「フィーバー」という音
声が発生される。
【0045】また、大入賞口の開放中には、すべてのラ
ンプ及び飾りLEDが200msの間隔、又は200m
sの倍数に対応するONとOFFとの間隔で点滅され、
V表示LED15が4個ずつ交互に点灯移動され、飾り
LED−Bが停止位置のLEDを点灯させるが、他のL
EDは、250msの間隔で点滅され、個数表示LED
14が入賞個数を点灯表示する。また、効果音として1
〜5回目の開放音「お待たせ」、6〜10回目の開放音
「ごめんなさい」、11〜15回目の開放音「お待たせ
しました」、最終回の開放音「ラストよ、がんばって
ね」がそれぞれ発生される。
【0046】また、打玉が特定領域11を通過したとき
の所定時間(1.320秒)においては、センターラン
プ57及びサイドランプ24a,24bを除くすべての
ランプが200ms間隔で点滅し、すべての飾りLED
が100ms又は100msの倍数に対応するONとO
FFとの間隔で点滅し、飾りLED−Bだけが1周期2
00msで点灯移動する。また、効果音として「ヤッタ
ー」というV入賞音が発生される。
【0047】また、大入賞口の開放が終了して次回の開
放までのインターバル時間(2.000秒)において
は、すべてのランプ及びLEDが250msの間隔、又
は250msの倍数に対応するONとOFFとの間隔で
点滅し、V表示LED15が4個ずつ交互に500ms
の周期で点灯移動する。効果音もインターバル音が発生
される。
【0048】最後の開放サイクルが終了した後の一定時
間(10.000秒)においては、アタッカーランプ1
6を除くすべてのランプ及びLEDが250msの間隔
で点滅し、効果音として「バイバイ、またね」という終
了音が発生される。
【0049】更に、異常が発生したときには、サイドラ
ンプ24a,24bが点灯状態を保持し、個数表示LE
D14が異常に応じた文字「1,2,3,4,6,8,
A,C」のいずれかを表示し、また、効果音も異常に応
じたエラー音声が発生される。
【0050】以上、画像表示装置40を備えた弾球遊技
機の構成について説明してきたが、本実施例における画
像表示装置40は、液晶パネル55の前方に液晶パネル
55に表示される画像を拡大する拡大表示レンズ51を
配置したので、画像が見やすいと共にコストの高い大き
な液晶ユニット53を使用しなくても済む。また、画像
表示装置40を構成する取付基板41と液晶ユニット5
3とを遊技盤1に前後から別々に組付けることになる
が、遊技盤1に対する取付基板41の位置合わせは、位
置決め穴34と位置決め突起58とによって正確に行わ
れ、遊技盤1に対して正確に固定される入賞玉集合カバ
ー体31に対する液晶ユニット53の位置合わせは、弾
性係止片83の係合部83aと取付枠35の切欠部36
とによって正確に行われるので、結果的に拡大表示レン
ズ51を有する取付基板41と液晶パネル55を有する
液晶ユニット53との位置関係が正確なものとなり、液
晶パネル55に表示される画像を拡大表示レンズ51に
よって正確に拡大することができる。
【0051】なお、上記した実施例では、画像表示装置
40として液晶ユニット53によって構成されるものを
示したが、CRTやプラズマ表示器で構成される画像表
示装置でも良い。
【0052】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、画像表示装置の前方に画像表示
装置に表示される画像を拡大する拡大表示レンズを配置
したので、画像が見やすいと共にコストの高い大きな画
像表示装置を使用しなくても済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る弾球遊技機の遊技盤の拡大正面図
である。
【図2】遊技盤の背面図である。
【図3】遊技盤に設けられる画像表示装置の正面図であ
る。
【図4】画像表示装置の断面図である。
【図5】入賞玉集合カバー体と画像表示装置との関係を
示す背面図である。
【図6】画像表示装置を構成する液晶ユニットの分解斜
視図である。
【図7】遊技動作を制御するメイン制御回路のブロック
図である。
【図8】遊技動作を制御するサブ制御回路のブロック図
である。
【図9】画像表示装置に表示される図柄列の順序を示す
一覧表図である。
【図10】大当りとなる図柄の配列を示す一覧表図であ
る。
【図11】当り外れ等に使用されるランダム数の一覧表
図である。
【図12】打玉が始動入賞口に入賞したときに決定され
る当り図柄及び外れ図柄の選択方法を説明する説明図で
ある。
【図13】始動入賞口への打玉の入賞に基づいて結果的
に外れとなる場合の画像表示装置の変動動作を示すタイ
ムチャートである。
【図14】始動入賞口への打玉の入賞に基づいてリーチ
となる場合の画像表示装置の変動動作を示すタイムチャ
ートである。
【図15】始動入賞口への打玉の入賞に基づいてリーチ
となる場合の画像表示装置の変動動作を示す続きのタイ
ムチャートである。
【図16】始動入賞口への打玉の入賞に基づいて結果的
に大当りとなる場合の画像表示装置の変動動作を示すタ
イムチャートである。
【図17】始動入賞口への打玉の入賞に基づいて結果的
に大当りとなる場合の画像表示装置の変動動作を示す続
きのタイムチャートである。
【図18】図11乃至図15に示される図柄列の変動速
度を説明するための説明図である。
【図19】大当り遊技状態中の継続回数を表す画像の正
面概略図である。
【図20】同じく大当り遊技状態中の継続回数を表す画
像の正面概略図である。
【図21】故障発生中の画像の正面概略図である。
【図22】V入賞時及び大当り遊技状態の終了時におけ
る画像の正面概略図である。
【図23】変動終了後の大当りとなった場合の可変入賞
球装置の動作を示すタイムチャートである。
【図24】大当り終了後に始動記憶がある場合の画像表
示装置の動作を示すタイムチャートである。
【図25】変動終了後に外れとなり、しかも始動記憶が
ある場合の画像表示装置の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図26】飾りLED−Bの動作を示すタイムチャート
である。
【図27】飾りLED−Bの停止位置を決定するランダ
ム数と停止LEDとの関係を示す一覧表図である。
【図28】各遊技状態に応じて表示されるランプの動作
を示す一覧表図である。
【図29】各遊技状態に応じて表示されるランプ、及び
LEDの動作を示す一覧表図である。
【図30】各遊技状態に応じて表示されるLEDの動作
を示す一覧表図である。
【図31】各遊技状態に応じて表示されるスピーカの動
作を示す一覧表図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4 始動入賞口 6 可変入賞球装置 9 開閉部材 11 特定領域 12 特定領域スイッチ 13 10カウントスイッチ 31 入賞玉集合カバー体 34 位置決め穴 35 取付枠 36 切欠部 37 取付穴 38 開口 40 画像表示装置 46 通過玉転動面 47 放出口 48a,48b ワープ出口 49a,49b 誘導樋 50 表示窓 51 表示拡大レンズ 52 筒枠 53 液晶ユニット 55 液晶パネル 55a パネル枠 58 位置決め突起 59 ユニット構成枠 81 位置決めボス 82 位置決め係合ボス 83 弾性係止片 83a 係合部 84 取付穴 85 取付鍔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別情報等の画像を可変表示し得る画像
    表示装置を備えた弾球遊技機において、 前記画像表示装置の前方に画像表示装置に表示される画
    像を拡大する拡大表示レンズを配置したことを特徴とす
    る弾球遊技機。
JP5347425A 1993-12-24 1993-12-24 弾球遊技機 Pending JPH07178223A (ja)

Priority Applications (1)

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