JP4269425B2 - 投影装置およびその安全装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリーンなどに画像を投影する投影装置、およびその投影装置による投影光から人の眼を保護する安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、離れた位置にあるスクリーンに画像を投影する液晶プロジェクタなどの投影装置は、比較的大きな出力の光源(例えばハロゲンランプなど)を用いて投影光を射出するよう構成されている。そのため、実開平5−8556号では、人が投影装置の投影レンズなどを誤って覗いてしまった場合の眼の損傷を防止する目的で、投影光が通過する空間領域(以下、投影空間領域とする。)内における物体(人)の有無を検出するセンサを設け、このセンサが投影空間領域内の物体を検出した場合に投影を停止するようにした投影装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般に、スクリーンの傍には、画像の説明などを行う説明者がいる。この説明者の立っている位置は、投影装置の投影空間領域内であっても照度が比較的小さい位置であることから、説明者がその位置で投影光によって眼に損傷を受けることは無い。ところが、上記の実開平5−8556号に記載の投影装置では、そのような位置の説明者をも検知して投影を停止してしまう可能性があり、実用上不都合である。
【0004】
また、上記の実開平5−8556号に記載の投影装置は、人が投影装置の投影空間領域に侵入したことを検知してから投影を停止するようになっているが、これでは、投影が停止される前に人が投影レンズなどを覗き込んでしまう可能性がある。
【0005】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、高い実用性と安全性とを有する投影装置およびその安全装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る投影装置は、スクリーンに像を投影する投影手段と、この投影手段の投影光が通過する投影空間領域の外縁近傍における局所的な空間を検出対象領域とし、この検出対象領域における物体の有無を検出する検出手段と、検出手段が検出対象領域内の物体を検出した時に、投影手段の投影光の強度を減少させるよう制御する制御手段とを備えている。ここで、投影手段から検出対象領域の最遠端までの距離である最大検出距離が、投影手段からスクリーンまでの距離よりも小さく、且つ複数通りに設定可能となっている。また、投影手段による投影光の強度に応じて、複数通りの最大検出距離から一つが選択されるようになっている。
【0007】
より具体的には、上記の検出対象領域は、投影空間領域の外縁近傍に位置し、且つ投影空間領域の外縁に沿った領域であることが望ましい。
【0008】
また、本発明に係る投影装置の安全装置は、投影装置による投影光が通過する投影空間領域の外縁近傍における局所的な空間を検出対象領域とし、この検出対象領域における物体の有無を検出する検出手段と、検出手段が検出対象領域内の物体を検出した時に、投影装置による投影光の強度を減少させるよう制御する制御手段を備えている。ここで、投影装置から検出対象領域の最遠端までの距離である最大検出距離が、投影装置からスクリーンまでの距離よりも小さく、且つ複数通りに設定可能となっている。また、投影装置による投影光の強度に応じて、複数通りの最大検出距離から一つが選択されるようになっている。
【0009】
本発明の投影装置およびその安全装置では、人が投影空間領域に入る前に検出対象領域を通過したことが検出手段によって検出され、制御手段が投影手段の投影光の強度を減少させる。従って、人が投影空間領域に入った時点では、既に投影光の強度は小さくなっている。また、検出対象領域が局所的な空間に限定されているので、検出装置が、例えばスクリーンの傍に立っている説明者を検出しないようにすることが可能である。さらに、投影手段(撮像装置)から検出対象領域の最遠端までの距離である検出最大距離が、複数通りに設定可能となっており、投影光の強度に応じて、この検出最大距離が選択される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る投影装置1の使用状態を表すものである。投影装置1は、例えば机4の上に置かれ、離れた位置に設けられたスクリーン2に画像を投影するよう構成されている。投影装置1とスクリーン2の間隔Dは例えば3m程度である。
【0012】
図2は、図1の投影装置1の概略構成を表すものであり、投影装置1を上方から見た状態を表すものである。この投影装置1は、液晶ライトバルブ(液晶パネル)を3枚使用するいわゆる3板方式のカラープロジェクタであり、ほぼ平行な白色光を放射するランプユニット10を備えている。ランプユニット10の発光源10Aとしては、例えばメタルハライドランプなどのほぼ球形に近い放電管が用いられる。このメタルハライドランプは、高圧水銀ランプを改良したもので、石英ガラスなどからなるハウジング中に水銀蒸気および他の金属ハロゲン化物蒸気を封入して構成したランプである。ランプユニット10はランプ電源10Cにより駆動され、このランプ電源10Cは全体制御部30によって出力制御される。
【0013】
ランプユニット10の発光源10Aの周囲には、放物面ミラー10Bが設けられている。放物線ミラー10Bは放物線を軸回転して形成される非球面ミラーであり、その内面には、紫外域および赤外域の光を背後に逃がし可視光のみを反射する誘電体多層膜が形成され、前方の光学系への熱の持ち込みを防止している。なお、ランプユニット10から射出されるほぼ平行な光束の方向をX方向とする。
【0014】
ランプユニット10の射出光の方向(X方向)に沿って、UV−IRカットフィルタ11、Rダイクロイックミラー12、Gダイクロイックミラー13、全反射ミラー14が順に配置されている。UV−IRカットフィルタ11は、ランプユニット10からの白色光のうち、紫外線および赤外線をカットし、可視光のみを透過させるものである。
【0015】
Rダイクロイックミラー12、Gダイクロイックミラー13および全反射ミラー14は、いずれもランプユニット10の射出光の方向(X方向)に対して45°傾斜している。Rダイクロイックミラー12は、UV−IRカットフィルタ11を透過した光のうちR光(赤色光)のみを反射し、G光(緑色光)およびB光(青色光)を透過させるものである。また、Gダイクロイックミラー13は、ダイクロイックミラー12を透過した光(G光およびB光)のうちG光のみを反射し、B光を透過させるものである。全反射ミラー14は、Gダイクロイックミラー13を透過したB光を全て反射するものである。
【0016】
Rダイクロイックミラー12が反射したR光の光路中には、このR光をランプユニット10の射出光の方向(X方向)と平行な方向に反射する全反射ミラー16が設けられている。また、全反射ミラー14が反射したB光の光路中には、このB光をランプユニット10の射出光の方向(X方向)と反対の方向に反射する全反射ミラー15が設けられている。
【0017】
全反射ミラー16、Gダイクロイックミラー13および全反射ミラー15で反射されたR光、G光およびB光が合流する位置には、これら3色の光を合成して射出するダイクロイックプリズム20が設けられている。ダイクロイックプリズム20は、4つの直角プリズムを貼り合わせたもので、合わせ面には誘電多層膜が形成されている。ダイクロイックプリズム20は、全反射ミラー16,Gダイクロイックミラー13および全反射ミラー15によって反射されたR光、G光およびB光が入射する3つの入射面20R,20G,20Bと、これら3色の光を合成して射出する射出面20Eを有している。
【0018】
ダイクロイックプリズム20の入射面20R,20G,20Bのそれぞれに隣接して、各色毎の画像信号に応じて入射光を空間変調するR液晶ライトバルブ17,G液晶ライトバルブ18,B液晶ライトバルブ19が設けられている。R液晶ライトバルブ17は、全反射ミラー16が反射したR光をR画像信号に応じて空間変調するようになっている。G液晶ライトバルブ18は、Gダイクロイックミラー13が反射したG光を、G画像信号に応じて空間変調するようになっている。B液晶ライトバルブ19は、全反射ミラー15が反射したB光をB画像信号に応じて空間変調するようになっている。
【0019】
ダイクロイックプリズム20の射出面20Eに隣接して、このダイクロイックプリズム20で合成された光をスクリーン2上に投影する投影レンズ22が設けられている。
【0020】
この投影装置1では、ランプユニット10から射出された白色光が、Rダイクロイックミラー12およびGダイクロイックミラー13によってRGBの3色光に分離され、これらの各色光がそれぞれR液晶ライトバルブ17、G液晶ライトバルブ18およびB液晶ライトバルブ19を透過する際に各色用の画像信号に応じた空間強度変調を受け、これらの変調を受けた各色画像がダイクロイックプリズム20によって1つに合成され、投影レンズ22によってスクリーン2にカラー画像として投影されるようになっている。なお、投影装置1のランプユニット10から投影レンズ22までの部分が、本発明の「投影手段」の一具体例に対応する。また、投影レンズ22によってスクリーン2に投影される光の通過する空間領域(以下、投影空間領域とする。)Pが、本発明の「投影空間領域」の一具体例に対応する。
【0021】
投影レンズ22の左右両側には、投影空間領域Pに隣接する局所的な空間を検出対象領域とする検出装置5,6がそれぞれ設けられている。この検出装置5,6は、本発明の「検出手段」の一具体例に対応する。なお、以下の説明では、投影装置1側から見たスクリーン2側を「前方」として、「左側」および「右側」を定義する。
【0022】
図3は、左側の検出装置5が対象物を検知する原理を表したものである。検出装置5は、赤外線ビームを発する発光素子51と、検出対象物Sから反射された赤外線ビームを受光する受光素子52とを備えている。発光素子51は、例えば赤外線発光ダイオード(IRED)で構成され、受光素子52は、フォトトランジスタで構成されている。本実施の形態では、発光素子51と受光素子52は上下に並べて配置されているが、発光素子51と受光素子52を横に並べる構成も可能である。
【0023】
図3に示したように、発光素子51の射出側には、発光素子51から射出された発散光をほぼ平行光にするための投光レンズ53が設けられている。受光素子52の入射側には、検出対象物Sにより反射された反射光(ほぼ平行光)を受光素子52の受光面52A上に集光させるための受光レンズ54が設けられている。投光レンズ53および受光レンズ54は、例えば非球面レンズにより構成されている。
【0024】
受光素子52の受光面52Aは、検出装置5の直近にある検出対象物S1からの反射光R1、検出装置5から距離L1だけ離れた場所にある検出対象物S2の反射光R2、および両者の間の検出対象物Sからの反射光Rを受光するに十分な面積(図中上下方向の長さ)を有している。検出装置5と検出対象物Sとの距離が一定値L1を越えると、検出対象物Sからの反射光は受光素子52の受光面52Aから外れる。すなわち、検出装置5の検出対象領域は、検出装置5から所定の距離L1までの限定された空間となる。
【0025】
図4は、受光素子52の動作原理を表すものである。受光素子52は、例えばコレクタ−エミッタ間に負荷Rを介して電圧Vcが印加されたフォトトランジスタを用いて構成されている。ベース領域に光を照射すると、光起電力と増幅効果によりコレクタ電流Icが流れる。出力電圧Voutは、光照射を受けていない時にはVcであるが、光照射を受けるとVc−Ic・Rとなる。つまり、受光素子52の出力は、光照射を受けるとH(High)レベルからL(Low)レベルに変わるようになっている。
【0026】
右側の検出装置6は、上述した左側の検出装置5と同様の原理で作動する。なお、図2に示したように、左右の検出装置5,6は、投影レンズ22の光軸Axに対して所定角度傾斜するように配置されており、それぞれの発光素子51,61からの射出光の射出方向が、投影空間領域Pの外縁の延在方向に沿うようになっている。投影装置1から検出対象領域Aの最遠端までの距離D1は、投影レンズ22の光軸Axに沿った距離で表す。
【0027】
図2において、投影装置1の投影光の強度を測光量の1つである光束で表し、例えば2000[lm:ルーメン]とすると、投影レンズ22の光軸Ax方向(以下、対スクリーン方向とする)における、投影装置1から検出対象領域Aの最遠端までの距離D1は、例えば2mに設定される。これは、投影装置1から発射される光束が2000[lm]の場合には、2m以上離れた位置から投影装置1の投影レンズ22を覗き込んでも、人の眼に異常が生じにくいことが実験などによりわかっているためである。
【0028】
図5は、本実施の形態に係る投影装置1の制御系を表すブロック図である。投影装置1の全体制御部30には、ランプ電源10C、左右一対の検出装置5,6、電源スイッチ7およびリセットスイッチ8が接続されている。なお、全体制御部30には、液晶ライトバルブ17,18,19の駆動制御を行うライトバルブ制御部9も接続されているが、このライトバルブ制御部9については、詳細説明を省略する。
【0029】
全体制御部30は、例えばCPU(中央処理装置)からなる出力制御部31を有している。出力制御部31は、電源スイッチ7からのON信号70を受けると、ランプ電源10Cにランプ制御信号71を出力し、同時に検出装置5,6に発光開始信号73を出力するよう構成されている。ランプ制御信号71は、ランプユニット10(図2)を例えば2kWで発光させるための信号である。また、発光開始信号73は、検出装置5,6の発光素子51,61を駆動して赤外線ビームを射出させるための信号である。
【0030】
全体制御部30は、検出装置5,6の受光素子52,62からの受光信号74,75の論理積を取るANDゲート33を有している。ANDゲート33の出力端は出力制御部31に接続されており、検出装置5,6の受光素子52,62からの受光信号の論理積が出力制御部31に取り込まれるようになっている。
【0031】
全体制御部30に接続されたリセットスイッチ8は、一度オフされたランプ電源10Cを再度オンするために操作されるものである。出力制御部31は、リセットスイッチ8からのリセット信号77を受けると、ランプ電源10Cへのランプ制御信号の出力を再開するようになっている。なお、以上のように構成された全体制御部30は、本発明における「制御手段」の一具体例に対応する。
【0032】
左側の検出装置5は、発光素子51をオンオフするスイッチ56と、発光素子51に電力を供給する発光電源供給部55とを備えている。同様に、右側の検出装置6は、発光素子61をオンオフするスイッチ66と、発光素子51に電力を供給する発光電源供給部65とを備えている。
【0033】
次に、このように構成された投影装置1の動作について説明する。使用者が投影装置1の電源スイッチ7をONすると、全体制御部30の発光制御部31はランプ電源10Cにランプ制御信号71を出力し、これによりランプユニット10(図2)は白色光の放射を開始する。また、発光制御部31は、ライトバルブ制御部9に制御開始信号72を送信する。これにより、ライトバルブ制御部9は、外部機器(コンピュータなど)からの画像データの取り込みや、液晶ライトバルブ17,18,19の駆動制御などを開始する。
【0034】
ランプユニット1とライトバルブ制御部9の駆動制御が開始されると、図2に示すランプユニット10から射出された白色光が、Rダイクロイックミラー12およびGダイクロイックミラー13によってRGBの3色光に分離され、これらの各色光がそれぞれR液晶ライトバルブ17、G液晶ライトバルブ18およびB液晶ライトバルブ19を透過する際に各色用の画像信号に応じた空間強度変調を受け、これらの変調を受けた各色画像がダイクロイックプリズム20によって1つに合成され、投影レンズ22によってスクリーン2にカラー画像として投影される。
【0035】
一方、発光制御部31は、ランプ電源10Cへのランプ制御信号71の送出とほぼ同時に、検出装置5,6に発光開始信号73を出力する。検出装置5,6では、出力制御部31からの発光開始信号73によりスイッチ56,66がONし、発光電源供給部55,65から発光素子51,61に電力が供給される。これにより、検出装置5,6の発光素子51,61による赤外線ビームの射出が開始される。なお、検出装置5,6の受光素子52,62は、検出対象物からの反射光を受光していない時には、受光信号74,75として、Hレベルの電圧信号が全体制御部30のANDゲート33に出力している。
【0036】
検出装置5の検出対象領域A(図2)に人が侵入すると、発光素子51から射出された赤外線ビームが人に当たり、反射された赤外線ビームが受光素子52に入射する。受光素子52は、赤外線ビームを受光すると、Lレベルの電圧信号を受光信号74として全体制御部30のANDゲート33に出力する。また、検出装置6の検出対象領域A(図2)に人が侵入すると、発光素子61から射出された赤外線ビームが人に当たり、反射された赤外線ビームが受光素子62に入射する。受光素子62は、赤外線ビームを受光すると、Lレベルの電圧信号を受光信号75として全体制御部30のANDゲート33に出力する。
【0037】
ANDゲート33は、受光素子52,62の少なくとも一方からの入力信号(すなわち、受光信号74,75のいずれか一方)がLレベルになると、出力制御部31にLレベル信号を出力する。出力制御部31は、ANDゲート33からのLレベル信号を受けると、「検出対象領域Aに人が侵入した」と判断し、ランプ電源10Cに停止信号を出力する。この停止信号によりランプ電源10Cはオフされ、ランプユニット10(図2)による白色光の放射は停止される。すなわち、投影装置1の投影は停止され、投影光は消える。なお、ランプユニット10の発光を停止する代わりに、ランプユニット10の発光量を例えば1/3程度に下げて、投影光の強度を例えば1/3程度まで小さくするようにしても良い。
【0038】
なお、投影装置1の投影を再開するには、リセットボタン8を押す。リセットボタン8が押されると、リセット信号77を受けた出力制御部31は再びランプ電源10Cにランプ制御信号71を出力し、検出装置5,6に発光開始信号73を出力する。このようにして、投影装置1のスクリーン2への画像の投影が再開される。
【0039】
このように、本実施の形態に係る投影装置1は、人が投影空間領域Pの外側に隣接する検出対象領域Aに入ると直ちに投影を停止するようになっているので、人が投影空間領域内に入ってから投影を停止する投影装置と比較して、安全性がさらに向上する。
【0040】
また、検出対象領域Aが、(投影装置1からスクリーン2までの距離よりも短い)局所的な範囲に限定されているので、図1に示すようにスクリーン2の傍にいる説明者3を検出して投影を停止してしまうことが無い。従って、必要のない時に投影装置1の投影が停止することが防止され、実用性が向上する。
【0041】
なお、本実施の形態では、ランプユニット10の出力を2kW程度とし、投影光の光束を2000[lm]程度としたが、ランプユニット10の出力を500W程度とし、投影光の光束を500[lm]程度としても良い。この場合には、投影光の強度の減少に対応して、投影装置1から検出対象領域Aの最遠端までの最大検出距離D1を小さく(例えば0.8m程度)するのが好ましい。
【0042】
図6は、本実施の形態の変形例を表すものである。なお、この図は、側方から見た状態を示している。本変形例では、投影空間領域Pの上下に検出対象領域B,B’が設けられている。このように構成すれば、投影空間領域Pの上下から人が侵入した場合に投影装置1の投影を停止することができる。なお、投影空間領域Pの下側から人が入ってくる可能性が低い場合には、下側の検出対象領域B′の長さを上側の検出対象領域Bよりも短くしても良い。また、投影空間領域Pの左右に上述の検出対象領域A(図2)を設けると共に、投影空間領域Pの上下に検出対象領域B,B′を設けるようにしてもよい。このようにすれば、投影空間領域Pの上下左右どの方向から人が侵入した場合にも、投影装置1の投影を停止することができる。また、検出対象領域Aの最大検出距離D1の長さを左右で異ならせるようにしてもよい。
【0043】
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態に係る投影装置について説明する。第2の実施形態では、投影装置による投影光の強度(ランプユニットの出力)を可変にすると共に、その投影光の強度に応じて検出装置50,60の検出対象領域を変化させるようにしている。
【0044】
第2の実施の形態に係る投影装置では、ランプユニット10(図2)の出力が例えば2kW,1kW,500Wの3段階に設定できるよう構成されている。そして、ランプユニット10(図2)の各出力に対応して、投影装置による投影光の強度(光束)が、例えば出力2kW時で2000[lm]、出力1kW時で1000[lm]、出力500W時で500[lm]となるよう構成されている。
【0045】
図7は、第2の実施の形態に係る投影装置の検出装置50,60の検出対象領域を表すものである。検出装置50,60は、いずれも、最遠端まで距離の異なる3つの検出対象領域A,B,Cを有している。投影装置1から検出対象領域Aの最遠端までの距離D1は、例えば2mに設定されている。また、投影装置1から検出対象領域Bの最遠端までの距離D2は、例えば1.4mに設定されており、投影装置1から検出対象領域Cの最遠端までの距離D3は、例えば0.8mに設定されている。いずれの検出対象領域A,B,Cも投影空間領域Pの外部にあり且つ投影空間領域Pに沿って伸びている。
【0046】
上述の、投影装置1から検出対象領域A,B,Cの最遠端までの距離D1(2m),D2(1.4m),D3(0.8m)は、投影装置による投影光の光束2000[lm]、1000[lm]および500[lm]にそれぞれ対応している。これは、投影光の光束が2000[lm]、1000[lm]および500[lm]の場合に、それぞれ2m,1.4mおよび0.8m以上離れた位置から投影装置の投影レンズ22を覗き込んでも、人の眼に異常が生じにくいことが実験などにより分っているためである。
【0047】
図8は、検出装置50の構成と作動原理を表す図である。検出装置50は、その発光素子アレイ510を除いて、第1の実施形態の検出装置5(図3)と同様に構成されている。検出装置50の発光素子アレイ510は、例えば赤外線発光ダイオード(IRED)からなる3つの発光素子51A,51B,51Cを投光レンズ53を例えば上下方向に並べて構成されるものである。発光素子51Aは投光レンズ53の光軸53x上に位置しているが、発光素子51Aに隣接する発光素子51Bは光軸53xから僅かに離れており、発光素子51Cは光軸53xから最も離れている。
【0048】
図8(A)に示したように、発光素子51Aが赤外線ビームを照射している時には、受光素子52の受光面52Aで反射光が受光可能な、検出対象物Sまでの最大距離L1は、図3に示した第1の実施の形態における距離L1と同様である。
【0049】
これに対し、図8(B)に示したように、発光素子51Bが赤外線ビームを照射している時には、発光素子51Bが投光レンズ53の光軸53xからずれている分だけ赤外線ビームが傾斜して進行する。従って、受光素子52の受光面52Aで反射光が受光可能な、検出対象物Sまでの最大距離L2は、図8(A)の距離L1よりも短くなる。
【0050】
さらに、図8(C)に示したように、発光素子51Cが赤外線ビームを照射している時には、発光素子51Cが投光レンズ53の光軸53xから最も離れているため、赤外線ビームがさらに傾斜して進行する。従って、受光素子52の受光面で反射光が受光可能な、検出対象物Sまでの最大距離L3は、図8(B)の距離L2よりもさらに短くなる。
【0051】
すなわち、第2の実施の形態の検出装置50は、投光レンズ53の光軸53xからの距離の異なる3つ発光素子51A,51B,51Cを選択的に使用することで、3種類の検出対象領域を持ちうるよう構成されている。なお、右側の検出装置60は、上述した左側の検出装置50と全く同様に構成されている。
【0052】
図9は、第2の実施の形態の投影装置の制御系を示すブロック図である。なお、第1の実施の形態と同様に構成された構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0053】
全体制御部30には、ランプユニット10の出力を例えば2kW,1kW,500Wの3段階に設定するための出力設定つまみ25が接続されている。全体制御部30の出力制御部31には、出力設定つまみ25の操作により、ランプ出力設定信号80がA/D変換器34を介して入力されるようになっている。出力制御部31は、ランプ出力設定信号80に基づき、ランプユニット10のランプ電源10Cにランプ制御信号71を出力するよう構成されている。全体制御部30には、ランプユニット10の出力のレベルを判定する出力レベル判定部32が設けられている。出力レベル判定部32は、出力制御部31からランプ電源10Cに送られるランプ制御信号71をモニターし、そのランプ制御信号71に基づいてランプ出力を3段階で判定し、その判定結果に基づき検出装置50,60に選択信号82を出力するよう構成されている。
【0054】
左側の検出装置50は、選択信号82に基づいて発光素子アレイ510の3つの発光素子51A,51B,51Cの一つを選択する選択スイッチ58と、選択スイッチ58により選択された発光素子に電力を供給する発光電源供給部55を備えている。同様に、右側の検出装置6は、選択信号82に基づいて発光素子アレイ610の3つの発光素子61A,61B,61Cの一つを選択する選択スイッチ68と、選択スイッチ68により選択された発光素子に電力を供給する発光電源供給部65を備えている。検出装置50,60は、出力制御部31からの選択信号に基づき、発光素子51A,51B,51Cの一つを選択すると共に、発光素子61A,61B,61Cの一つを選択するようになっている。
【0055】
また、全体制御部30は、検出装置50,60の受光素子52,62からの受光信号74,75の論理積を取るANDゲート33を有している。ANDゲート33の出力端は出力制御部31に接続されており、検出装置50,60の受光素子52,62からの受光信号74,75の論理積が出力制御部31に取り込まれるようになっている。
【0056】
なお、発光素子アレイ510の発光素子51A,51B,51Cは、実際には図8に示したように上下に配列されているものであるが、図9では横に並べて示す。同様に、発光素子アレイ610の発光素子61A,61B,61Cは、実際には上下に配列されているものであるが、図9では横に並べて示す。
【0057】
次に、第2の実施の形態に係る投影装置の動作を説明する。使用者が投影装置の電源スイッチ7をONすると、投影装置1の全体制御部30は、出力設定つまみ25からのランプ出力設定信号80に基づいて、ランプ電源10Cにランプ制御信号71を出力する。出力レベル判定部32は、このランプ出力信号71をモニターしており、ランプユニット10の出力を3段階で判定し、検出装置50,60に選択信号82を出力する。
【0058】
さらに、発光制御部31は、ライトバルブ制御部9に制御開始信号72を送信する。これにより、ライトバルブ制御部9は、外部機器(コンピュータなど)からの画像データの取り込み、R,G,Bライトバルブ17,18,19の駆動制御などを開始する。ランプユニット10とライトバルブ制御部9の駆動制御が開始されると、第1の実施の形態と同様に、投影レンズ22によってスクリーン2にカラー画像として投影される。
【0059】
検出装置50,60では、出力制御部31からの選択信号82により選択スイッチ58,68が作動し、発光素子アレイ510,610の発光素子が一つずつ選択され、発光電源供給部55,65の電力が供給される。これにより、発光素子アレイ510の発光素子51A,51B,51Cの一つによる赤外線ビームの射出が開始され、発光素子アレイ610の発光素子61A,61B,61Cの一つによる赤外線ビームの射出が開始される。
【0060】
ここでは、発光素子アレイ510,610の発光素子51B,61Bが選択されているものとする。この場合、検出対象領域はB(図7)となる。
【0061】
検出装置50の検出対象領域B(図7)に人が侵入すると、発光素子51Bから射出された赤外線ビームが人に当たり、反射された赤外線ビームが受光素子52に入射する。受光素子52は、赤外線ビームを受光すると、Lレベルの電圧信号を受光信号74として全体制御部30のANDゲート33に出力する。また、検出装置60の検出対象領域B(図7)に人が侵入すると、発光素子61Bから射出された赤外線ビームが人に当たり、反射された赤外線ビームが受光素子62に入射する。受光素子62は、赤外線ビームを受光すると、Lレベルの電圧信号を受光信号75として全体制御部30のANDゲート33に出力する。
【0062】
ANDゲート33は、受光素子52,62の少なくとも一方からの入力信号(受光信号)がLレベルになると、出力制御部31にLレベル信号を出力する。出力制御部31は、ANDゲート33からのLレベル信号を受けると、「検出対象領域Bに人が侵入した」と判断し、ランプ電源10Cに停止信号を出力する。この停止信号によりランプ電源10Cはオフされ、ランプユニット10(図2)による白色光の射出は停止される。つまり、投影装置による投影が停止され、投影光は消える。
【0063】
なお、発光素子51A,61Aが赤外線ビームを射出している場合(つまり、検出対象領域Aが選択されている場合)、および発光素子51C,61Cが赤外線ビームを射出している場合(つまり、検出対象領域Cが選択されている場合)においても、同様の投影停止処理が行われる。なお、ランプユニット10による白色光の射出を停止する代わりに、ランプユニット10の射出光量を例えば1/3程度に小さくし、投影装置による投影光の光束を例えば1/3程度に小さくするようにしても良い。
【0064】
投影装置による投影を再開するには、リセットボタン8を押す。リセットボタン8が押されると、リセット信号77を受けた出力制御部31は再びランプ電源10Cにランプ制御信号71を出力し、検出装置50,60に選択信号82を出力する。このようにして、投影装置のスクリーン2への画像の投影が再開される。
【0065】
このように、本実施の形態に係る投影装置では、投影光の強度に応じて検出対象領域の長さ(最大検出距離)が選択されるようにしたので、さらなる安全性を保ちつつ、実用性をさらに向上させることができる。すなわち、仮に、検出装置による検出対象領域の最大検出距離が固定であった場合には、画像の輝度を高めるために投影光の強度を増大させると、検出対象領域外にいる人の目にも障害を与える可能性が残る一方、画像の輝度を高めるために投影光の強度を減少させると、検出対象領域の最大検出距離が必要以上に長くなり、本来ならば検知しなくてもよい位置にいる人をも検出してしまい、安全装置が作動してしまう。これに対して、本実施の形態によれば、投影光の強度に応じて、検出装置による検出対象領域の最大検出距離を変えるようにしたので、最大検出距離を固定とした場合のような問題が生じることがない。したがって、安全性をより確実に担保できると共に、より実用的な動作が確保されるのである。
【0066】
なお、本実施の形態では、投影光の強度に応じて最大検出距離を3段階に変化させるようにしたが、2段階、あるいは4段階以上としてもよい。さらに、段階的に変化させるのではなく、滑らかに変化させるようにしてもよい。
【0067】
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、投影装置の投影レンズ22の前面に可動シャッターを設けて、検出装置5,6(あるいは検出装置50,60)が人を検知した時には、可動シャッターにより投影レンズ22からの投影光を遮光するようにしても良い。
【0068】
また、投影装置による投影を停止する代わりに、検出装置5,6(あるいは検出装置50,60)が人を検知した時に、例えば「危ない」という音声メッセージを出力するようにしても良い。また、検出装置5,6(あるいは検出装置50,60)を作動しないようにする検出オフスイッチを設けても良い。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1ないし請求項のいずれか1に記載の投影装置、および請求項ないし請求項のいずれか1に記載の投影装置の安全装置によれば、投影装置による投影光が通過する投影空間領域の外縁近傍の局所的な空間における物体の有無を検出手段によって検出するようにしたため、検出する必要のない人(例えば、スクリーンの傍の説明者)を検出して投影を停止してしまうことが防止され、実用性が向上するという効果を奏する。
また、検出最大距離を複数通りに設定可能にし、投影光の強度に応じて検出最大距離が選択されるようにしたため、安全性と実用性とを、さらに高めることが可能になるという効果を奏する。
【0070】
特に、請求項2記載の投影装置および請求項記載の投影装置の安全装置によれば、検出手段の検出対象領域が投影空間領域の外側に位置し且つ投影空間領域の外縁に沿うようにしたので、人が投影空間領域に入る前にこれを検知することができる。従って、人が投影空間領域に入った時点では既に投影光の強度が減少しており、安全性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る投影装置の使用状態を表す斜視図である。
【図2】図1の投影装置の基本構成を表す図である。
【図3】図1の投影装置における検出装置の作動原理を表す図である。
【図4】受光素子の作動原理を表す図である。
【図5】図1の投影装置の制御系を表すブロック図である。
【図6】第1の実施の形態の変形例を表す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る投影装置の検出対象領域を表す図である。
【図8】図7の投影装置における検出装置の作動原理を表す図である。
【図9】図7の投影装置の制御系を表すブロック図である。
【符号の説明】
1…投影装置、5…左側の検出装置、51A,52A,53A…発光素子、54B,55B,56B…受光素子、6…右側の検出装置、61A,62A,63A…発光素子、61B,62B,63B…受光素子、30…制御部、31…出力制御部、32…出力レベル判定部、33…ANDゲート、10…ランプユニット、10C…ランプ光源。

Claims (9)

  1. 離れた位置に配置されたスクリーンに像を投影する投影手段と、
    前記投影手段による投影光が通過する投影空間領域の外縁近傍における局所的な空間を検出対象領域とし、この検出対象領域における物体の有無を検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記検出対象領域内の物体を検出した時に、前記投影手段による投影光の強度を減少させるよう制御する制御手段と
    を備え
    前記投影手段から前記検出対象領域の最遠端までの距離である最大検出距離が、前記投影手段から前記スクリーンまでの距離よりも小さく、且つ複数通りに設定可能であり、
    前記投影手段による投影光の強度に応じて、前記複数通りの最大検出距離から一つが選択される
    投影装置。
  2. 前記検出対象領域は、前記投影空間領域の外側に位置し、且つ前記投影空間領域の外縁に沿った領域であ
    求項1記載の投影装置。
  3. 前記検出対象領域は、前記投影空間領域の側方に位置す
    求項1記載の投影装置。
  4. 前記最大検出距離は、前記投影手段による投影光の照度が人の眼に損傷を与えない安全照度まで減衰する距離以上であ
    求項1記載の投影装置。
  5. 前記検出手段は、
    前記投影空間領域の外縁の延在方向と略平行な方向に光を発する発光素子と、
    検出対象である前記物体が反射した前記光を受光する受光素子と
    を備えてい
    求項1記載の投影装置。
  6. 前記検出手段の前記発光素子は、可視光線以外の光を発するよう構成されてい
    求項記載の投影装置。
  7. 離れた位置に配置されたスクリーンに像を投影する投影装置に用いられる安全装置であって、
    前記投影装置による投影光が通過する投影空間領域の外縁近傍の局所的な空間を検出対象領域とし、この検出対象領域における物体の有無を検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記検出対象領域内の物体を検出した時に、前記投影装置による投影光の強度を低下させるよう制御する制御手段と
    を備え
    前記投影装置から前記検出対象領域の最遠端までの距離である最大検出距離が、前記投影装置から前記スクリーンまでの距離よりも小さく、且つ複数通りに設定可能であり、
    前記投影装置による投影光の強度に応じて、前記複数通りの最大検出距離から一つが選択される
    投影装置の安全装置。
  8. 前記検出対象領域は、前記投影空間領域の外側に位置し、且つ前記投影空間領域の外縁に沿った領域であ
    求項記載の投影装置の安全装置。
  9. 前記最大検出距離は、前記投影装置による投影光の照度が人の眼に損傷を与えない安全照度まで減衰する距離以上であ
    求項記載の投影装置の安全装置。
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