JPWO2003003663A1 - パケット通信システム及びパケット通信方法及びパケット通信プログラム及びパケット通信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

パケット通信システム及びパケット通信方法及びパケット通信プログラム及びパケット通信プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

OLT1に複雑な処理を行う上りパケット解析機能を実装することなく、可変長のIPパケット通信を行うために、OLT1は登録された複数のONU2に対し、順次上り伝送路のパケットの送信許可を割り当て、パケット信号検出用の第1のタイマと、送信許可時間制御用の第2のタイマによる制御から簡素化されたパケット通信を行う。

Description

技術分野
本発明は、ユーザ網インタフェース(UNI:USER NETWORK INTERFACE)に可変長のIP(INTERNET PROTOCOL)パケットデータを通信するパケット通信システム及びその方法に関するものである。
背景技術
図12は、関連技術の一例として、例えば、特開平11−98151記載の光通信装置およびその通信方法並びにその制御方法を記述した記録媒体のシステム構成を説明するブロック図である。
図12において、光通信装置は局装置111と、加入者宅内装置113から構成されており、局装置111には外部ワークステーション112が接続され、加入者宅内装置113には端末114が接続されている。
局装置111は、ダイナミックに帯域変更を可能とする機能を有しており、その機能を用い、PONシステムにおいて帯域保証サービスを除いた加入者宅内装置113と局装置111との間の余った帯域を帯域非保証型サービスに加入している複数の加入者間でシェアする。
加入者宅内装置113は、対向する局装置111との間のインタフェースを終端するPDS(Passive Double Star)終端部131と、ユーザ側の帯域非保証型サービスを終端する端末インタフェース終端部133と、該PDS終端部131と該端末インタフェース終端部133との間のフォーマット変換を行いかつパケットデータを格納するメモリ132と、該メモリ132内のデータ蓄積量を計測しかつ該PDS終端部131を開して局装置111側に信号を送出する必要がある時に該PDS終端部131に送信要求を通知するメモリ制御部134とから構成されている。
局装置111は、対向する加入者宅内装置113との間のインタフェースを終端するPDS終端部121と外部ワークステーション112からの制御情報を終端して装置内各機能ブロックに対して必要な制御情報を分配する制御部125と、該制御部125からの制御情報のうちのシェアード帯域の利用を申請した加入者の情報を蓄積する加入者情報蓄積部124と、該加入者情報蓄積部124からの加入者情報を受けて該PDS終端部121に加入者IDとポーリング指示とを送信するパケット解析部123と時分割形スイッチ(TSW:TIME DIVISION SWITCH)122とから構成されている。
パケット解析部123は、該PDS終端部121に加入者IDとポーリング指示とを送信した際に該当する加入者宅内装置113からの送信要求151と加入者IDとを受信し、送信要求を受信した際に該当する加入者宅内装置113に対し、上記の機能を用いてシェアした上りシェアード待機に対する送信許可信号152を送出し、該加入者宅内装置113からのパケット信号を受信する。また、パケット解析部123は、加入者宅内装置113からの最初のパケット信号のパケットオーバヘッド(LLC部)に記述されているパケット長信号を解析し、そのパケット長に応じて該当する加入者宅内装置113が占有する時間を決定し、その占有時間だけその加入者宅内装置113に送信許可信号152を送出し、該加入者宅内装置113からのパケット信号を受信する。
このように、上記関連する技術では、局装置111としてのOLT(OPTICAL LINE TERMINATION)が複数の加入者宅内装置113であるONU(OPTICAL NETWORK UNIT)に上り方向の伝送帯域を割り当てる際、任意のONUに対して加入者ID情報とポーリング指示情報とを送信し、該当する加入者宅内装置113からの送信要求情報と加入者ID情報とを受信し、さらに、送信要求情報を受信した際に該当する加入者宅内装置113に送信許可信号を送出し、該当加入者宅内装置113からのパケット信号を受信する方法を採用していた。また、OLTのパケット解析部は、加入者宅内装置113からの最初のパケット信号のパケットオーバヘッド(LLC部)に記述されているパケット長信号を解析し、そのパケット長に応じて該当する加入者宅内装置113が占有する時間を決定し、その占有時間だけその加入者宅内装置113に送信許可信号を送出し、該当する加入者宅内装置113からのパケット信号を受信する方法を採用していたため、OLTは複雑な制御処理機能とパケット解析機能を有することが必要となっていた。
この発明は、OLTが登録された複数のONUに対して順次上り伝送路のパケットの送信許可を割り当てることで、送受信の簡素化を図ったパケット通信を行うことを目的とする。
発明の開示
上記目的を達成するため、本発明のパケット通信システムは、自己への送信要求を受信することなく送信の許可を与えるために、送信の許可を識別する識別情報を有する下りパケット信号を送信する親局と、
上記親局が送信した下りパケット信号を受信し、受信した下りパケット信号の識別情報から送信が許可されたか否かを判断する子局とを備えることを特徴とする。
また、上記子局は、送信が許可されたと判断した場合は親局に上りパケット信号を送信することを特徴とする。
また、上記親局は、送信を許可された上記子局が送信した上りパケット信号であるかを判断することが可能な制限時間を計るパケット検出用タイマ1を有し、パケット検出用タイマ1が計る制限時間内に上記子局が送信した上りパケット信号を受信したか否かを判断し、受信した場合はパケット検出用タイマ1を停止し、受信しなかった場合は送信の許可を識別する識別情報を更新することを特徴とする。
また、上記親局は、送信を許可された上記子局が送信した上りパケット信号を受信し続けることが可能な制限時間を計る送信許可タイマ2を有し、送信許可タイマ2が計る制限時間内に上記子局が送信した上りパケット信号の受信を終了したか否かを判断し、受信を終了した場合は送信許可タイマ2を停止し、受信を終了しなかった場合は送信の許可を識別する識別情報を更新することを特徴とする。
また、上記親局は、上りパケット信号の出力が不安定な時間を示したオーバヘッド情報を有する下りパケット信号を送信し、
上記子局は、上記親局が送信した下りパケット信号のオーバヘッド情報に対応して上りパケット信号の先頭に上記親局が再生しない信号の集まりであるオーバヘッドを追加することを特徴とする。
また、上記親局は、信号伝送速度別に下りパケット信号を蓄積するバッファを有し、バッファが蓄積した信号伝送速度別の下りパケット信号を信号伝送速度別にバッファから読み出し、読み出した信号伝送速度別の下りパケット信号を送信し、下りパケット信号の送信伝送速度に対して同期がとれた子局に対し上りパケット信号の送信を許可することを特徴とする。
また、上記親局は、上記子局毎の上りパケット通信量をモニタし、上りパケット通信量に応じて上記子局に対する送信許可タイマ2の値を制御することを特徴とする。
また、上記子局は、送信許可を与えられた際にバッファに蓄積する上りパケット信号の量を上記親局に伝え、
上記親局は、上記子局から伝えられた上りパケット蓄積量に応じて上記子局に対する送信許可タイマ2の値を制御することを特徴とする。
また、上記子局は、送信許可を与えられた際に、送出すべき上りユーザIPパケットが無くなれば、送出すべきユーザIPパケットの無いことを示す終了情報を上記親局に伝え、
上記親局は、上記子局からの終了情報を受けて通信終了を判断し、次の上記子局に送信許可を割り当てることを特徴とする。
また、上記子局は、送信許可を与えられ、保有しているすべてのユーザIPパケットの送出を終えた際に、送出すべきユーザIPパケットの無いことを示す終了情報を上記親局に伝え、
上記親局は、上記子局からの終了情報を受けて通信終了を判断し、次の上記子局に送信許可を割り当てることを特徴とする。
また、上記親局は、上記子局に送信許可を与える際に、上記子局が連続してパケット送出可能な量を指定し、
上記子局は、指定する指定された連続してパケット送出可能な量に応じてパケット送信処理を終了することを特徴とする。
また、本発明のパケット通信方法は、送信の許可を識別する識別情報を有する下りパケット信号を親局が送信し、
上記親局が送信した下りパケット信号を子局が受信し、受信した下りパケット信号の識別番号から送信が許可されたか否かを子局が判断することを特徴とする。
また、本発明のパケット通信プログラムは、送信の許可を識別する識別情報を有する下りパケット信号を親局が送信する処理、
上記親局が送信した下りパケット信号を子局が受信し、受信した下りパケット信号の識別番号から送信が許可されたか否かを子局が判断する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明のパケット通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、送信の許可を識別する識別情報を有する下りパケット信号を親局が送信する処理、
上記親局が送信した下りパケット信号を子局が受信し、受信した下りパケット信号の識別番号から送信が許可されたか否かを子局が判断する処理をコンピュータに実行させるパケット通信プログラムを記録したことを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
実施の形態1.
以下、実施の形態1について説明する。
図1は、本実施の形態の動作を説明するIPパケット対応可能なPON(PASSIVE OPTICAL NETWORK)システムの機能構成図である。ここで、PONシステムとは、スターカプラのような受動部品をネットワークの構成要素として使用する光加入者網の形態のことをいう。
1はOLT(親局)、2はONU(子局)、3は1台のOLT1と複数のONU2を光ファイバで接続するスターカプラ、4は光ファイバである。
OLT1において、5は電気信号を光信号に変換するE/O(ELECTRICAL/OPTICAL)回路と光信号を電気信号に変換するO/E(OPTICAL/ELECTRICAL)回路である。6はOLT1からONU2に送信される下りフレーム信号を生成するOAMパケット/フレーム生成回路である。この下りフレーム信号は図2で示すように下りOAM(OPERATION AND MAINTENANCE)パケット42とユーザIPパケット領域43とにより構成されている。7はONU2からの上りパケット信号を終端するIPパケット終端回路、8はONU2からの上りパケット信号の受信を検出する信号検出回路、9は任意のONU2に対して上りパケット信号の送信を許可する送信許可順次割当制御回路である。この実施の形態におけるIPパケット対応可能なPONシステムでは、後述するように主に送信許可順次割当制御回路を用いて、OLT1があらかじめ登録された複数のONU2に対し順次上り伝送路のパケットの送信許可を割り当てている。
次に、ONU2において、10は光信号を電気信号に、また、電気信号を光信号に変換するO/E・E/O回路、11は下りフレーム信号を終端するOAMパケット/フレーム終端回路である。12は図4で示す下りフレーム信号中の下りOAMパケットの送信許可情報55領域に設定されているONU2を特定する識別子(ONU_ID)と自ONUが保持する識別子(ONU_ID)とを比較する送信許可検出回路である。この下りOAMパケット中で特定されている識別子は、親局がどの子局に送信許可を与えているかについての情報を持っている。13は図4で示す下りフレーム信号中の下りOAMパケットのオーバヘッド情報56を検出するオーバヘッド情報検出回路である。このオーバヘッド情報56は、OLT1自身の受信性能をONU2に伝えるもので、OLT1が上りパケット信号を受信する時に安定した受信ができるまでの時間を示している。したがって、図3で示すように、ONU2はオーバヘッド情報56が示した時間だけ上りパケット信号の先頭に本来は必要のない意味を持たない信号の集まり(オーバヘッド72)を付加する。15はこのように、上りパケット信号にオーバヘッド72を付加してヘッダ付き上りパケット信号を生成するパケット生成/送出回路である。これにより、OLT1は後述するように安定した上りパケット信号の受信が可能となる。14はONU2外部から入力される上りIPパケット入力信号29を蓄積するパケット・バッファである。
図2は、本実施の形態のIPパケット対応可能なPONシステムにおいて、OLT1からONU2に送信される下りフレーム信号の構成を説明する構成図である。ここで、フレームとは、情報伝送の1単位(パケット)を意味する。図2の41は周期的に繰り返される下りフレーム信号(下りパケット信号)全体を示し、42は下りフレーム信号の先頭を示す下りOAMパケット、43はユーザIPパケット領域を示す。また、図3は、ONU2からOLT1に送信される上りパケット信号の構成を説明する構成図である。図3の44は上りパケット信号の配置例を示しており、オーバヘッド72と上りOAMパケット46(#n)と上りユーザIPパケット領域47(#n)とで一つの上りパケット信号を構成する場合と、オーバヘッド72と上りユーザIPパケット領域48(#i)とで一つの上りパケット信号を構成する場合と、オーバヘッド72と上りOAMパケット49(#j)とで一つの上りパケット信号を構成する場合とが示されている。46はn番目のONU2であるONU2(#n)が送信した上りパケット信号の構成要素の一つである上りOAMパケット(#n)、47はn番目のONU2であるONU2(#n)が送信した上りパケット信号の構成要素である上りユーザIPパケット領域(#n)を示す。48はi番目のONU2であるONU2(#i)が送信した上りパケット信号の構成要素である上りユーザIPパケット領域48(#i)を示す。49はj番目のONU2であるONU2(#j)が送信した上りパケット信号の構成要素である上りOAMパケット49(#j)を示す。図3では上りパケット信号領域と無信号状態とが繰り返されているが、これは、信号をパケットに分割することで、複数のONU2に時分割で伝送路を使用させ、長時間1つのONU2に伝送路を独占させないようにするためである。
図4は、本実施の形態のIPパケット対応可能なPONシステムにおいて、下りフレーム信号を構成する図2で示したOAMパケットとユーザIPパケット領域の詳細について示した構成図である。
51は下りOAMパケットとユーザIPパケット領域から構成される下りパケット信号を示している。そのうち、OAMパケットは、次の構成要素から成り立っている。すなわち、IPパケットヘッダ52、同期パターン53、パケット識別情報54、送信許可情報55(ONU_ID)、オーバヘッド情報56、メッセージ領域57、メッセージ領域57に対するCRC(CYCLIC REDUNDANCY CHECK)演算結果を示すCRC58、1つ前のOAMパケットと現OAMパケットではさまれた区間に適用するBIP(BITE INTERLEAVED PARITY)59情報で構成される。また、ユーザIPパケット領域は、パケット信号間に補間されるアイドルシグナル60、61のユーザIPパケット1、62のユーザIPパケット2、63のユーザIPパケット3などで構成される。
図5は、本実施の形態のIPパケット対応可能なPONシステムにおいて、図3で示した上りOAMパケットと上りユーザIPパケット領域の詳細について示した構成図である。71は、上りOAMパケットと上りユーザIPパケット領域から構成される上りパケット信号を示している。72は上りパケット信号先頭に付加されたオーバヘッドである。上りパケット信号を構成する上りOAMパケットは、IPパケットヘッダ73、パケット識別情報74、メッセージ領域75、メッセージ領域に対するCRC演算結果を示したCRC76、1つ前のOAMパケットと現OAMパケットではさまれた区間に適用するBIP77で構成される。また、上りユーザIPパケット領域は、パケット信号間に補間されるアイドルシグナル78、79のユーザIPパケット4、80のユーザIPパケット5などで構成される。
図6は、本実施の形態のOLT1が複数のONU2に対して送信許可を設定する割り当てアルゴリズムに関するフロー図である。
S1
OLT1は、あらかじめ登録されたn番目のONU2に送信許可を与えるため、図4で示した下りOAMパケットの送信許可情報55領域に識別情報としてn番目のONU2に対応したONU識別子(ONU_ID)を表示するステップである。
S2
下りOAMパケットの送信許可情報55領域にn番目のONU2に対応したONU識別子(ONU_ID)を表示する上記ステップ1(S1)に対応して、第1のタイマであるパケット検出用タイマ1を開始するステップである。パケット検出用タイマ1は、OLT1が送信許可を与えたn番目のONU2が送信する上りパケット信号を、OLT1がパケット検出用タイマ1に設定した制限時間内に受信(検出)することが可能か否かを判断するために設けられている。このパケット検出用タイマ1はOLT1によって管理される。
S3
OLT1が送信許可を与えたn番目のONU2が送信した上りパケット信号を受信したかどうかを判別するステップである。すなわち、OLT1は、図5に示す受信した上りパケット信号のパケット識別情報74から、自己が送信を許可したn番目のONU2が送信した上りパケット信号を受信したかどうかを判別する。OLT1は、パケット検出用タイマ1が計る制限時間内にn番目のONU2から上りパケット信号を受信するか、または、パケット検出用タイマ1が計る制限時間が終了するまでこの動作を繰り返すことで、常に上りパケット信号の受信を監視する。
S4
ステップ2(S2)において開始したパケット検出用タイマ1が終了したかどうかを判別するステップである。上述したように、送信を許可したn番目のONU2によって送信される上りパケット信号をOLT1が受信していない場合、このステップでパケット検出用タイマ1が計る制限時間が終了したかどうかを判別し、終了していない場合はステップ3(S3)に戻る。終了している場合は、ステップ9(S9)で、他のONU2に送信を許可するためにONU識別子(ONU_ID)を更新する。図6では、nの値を1加算しているが、更新方法はこのような方法に限られない。たとえば、複数のONU2に対して一律に、照準または降順に送信許可を与えてもよいし、いずれかのONU2を優先して送信許可を与えてもよい。
S5
OLT1が送信許可を与えたn番目のONU2から上りパケット信号を受信した場合に、パケット検出用タイマ1を停止させ、第2のタイマである送信許可時間制御用タイマ2(送信許可タイマ)を開始するステップである。送信許可時間制御用タイマ2は、図3で示すように、n番目のONU2が送信した上りパケット信号のすべてを、送信許可時間制御用タイマ2で計る制限時間内にOLT1が受信し終えることができるかを判別するために設けられている。この送信許可時間制御用タイマ2はOLT1によって管理される。
S6
ステップ5(S5)により開始した送信許可時間制御用タイマ2が計る制限時間が終了したかどうかを判別するステップである。送信許可時間制御用タイマ2が計る制限時間が終了した場合は、ステップ9(S9)で他のONU2に送信を許可するためにONU識別子(ONU_ID)を更新する。
S7
ステップ5(S5)で開始した送信許可時間制御用タイマ2が計る制限時間が終了していない場合に、OLT1が送信許可を与えたn番目のONU2からの上りパケット信号のすべてを受信し終えているかどうかを判別するステップである。n番目のONU2からの上りパケット信号を受信し終えていない場合は、上述のように、送信許可時間制御用タイマ2が計る制限時間が終了しているかを判別するステップ6(S6)と上りパケット信号の受信を終了したかを判別するステップ7(S7)とを繰り返すことで、OLT1は常に上りパケット信号の受信状況を監視する。
S8
OLT1が送信許可を与えたn番目のONU2が送信する上りパケット信号のすべてを受信し終えた場合、送信許可時間制御用タイマ2を停止させるステップである。
S9
上述のようにOLT1が送信許可を与えるONU2の識別子(ONU_ID)を更新するステップである。
次に図6を用いて、本発明のOLT1が複数のONU2に対して送信許可を設定する上記各ステップの割り当てアルゴリズムについて説明する。
OLT1は、あらかじめ登録された複数のONU2のうちn番目のONU2に対して、下りOAMパケットの送信許可情報55領域にONU2を特定する識別子(ONU_ID)を設定する(S1)。また、OLT1は、下りOAMパケットの送信許可情報55領域にONU2を特定する識別子(ONU_ID)を設定するステップ1(S1)に対応して、第1のタイマであるパケット検出用タイマ1を開始する(S2)。この第1のタイマにおけるタイマ値は、PONのOLT1とONU2間の伝送路一巡遅延とOLT1とONU2の各回路の処理時間の合計値に対応した時間を任意に設定可能とするものである。ここで、この合計値には、OLT1が識別子(ONU_ID)を含んだフレームを実際に下りフレーム信号として送出するまでの待ち時間、下りフレーム信号をONU2に伝送する場合の伝送路による伝送遅延時間、ONU2が下りフレーム信号を受信してから、自分宛の送信許可を検出するまでの処理遅延時間、ONU2が送信許可を検出してから、上りパケット信号を送出するまでの処理遅延時間、上りパケット信号をOLT1に伝送する場合の伝送路による伝送遅延時間、OLT1が送信許可を与えたONU2からの上りパケット信号を信号検出回路で検出するのに必要な処理時間を含む。なお、このパケット検出用タイマ1に設定する時間は、複数のONU2に一律な時間を設定してもよいし、ONU2ごとに長短をつけた時間を設定してもよい。
n番目のONU2は、下りOAMパケットの送信許可情報55領域の識別子(ONU_ID)を検出し、自ONUが保持する識別子と比較し、識別子同士の一致を検出することで送信許可を与えられたことを認識し、上りパケット信号を送出する。OLT1は、送信許可を与えたn番目のONU2からの上りパケット信号を第1のタイマが満了する前に受信するかどうかの判別を上りパケット信号中のパケット識別情報74を用いて行う(S3)。OLT1が、送信許可を与えたn番目のONU2からの上りパケット信号を受信する前に、この第1のタイマの終了を検出した場合(S4)には、OLT1が送信許可を与えるONU2の識別番号をn番目からn+1番目のONU2に変更する(S9)。OLT1が、この第1のタイマの終了前に送信許可を設定したONU2が送信する上りパケット信号を受信した場合には継続して送信許可を与え続け、これに対応して、第1のタイマを停止させると同時に、送信許可時間制御用の第2のタイマを開始する(S5)。この送信許可時間制御用の第2のタイマは、OLT1に登録されたONU2の数およびONU2のサービス内容に対応して個々のONU2の上り帯域を保証するために1つのONU2への送信許可時間を制限するものであり、このタイマ値は、OLT1が任意に設定可能である。OLT1は、送信許可を設定したONU2が送信する上りパケット信号を受信している間、送信許可時間制御用第2タイマの終了(S6)とONU2が送信する上りパケット信号の受信終了(S7)を監視する。送信許可を設定したONU2からパケット信号を受信している途中に第2のタイマが計る制限時間の終了を検出した場合には、1つのONU2に割当てる時間の最大時間をオーバしたとして、n番目のONU2への送信許可の設定を強制的に終了させるため、送信許可を与えているONU2の識別番号をn番目からn+1番目のONU2に変更する(S9)。送信を許可したONU2からの上りパケット信号のすべての受信終了を検出した場合には、第2のタイマを停止させ(S8)、送信許可を与えるONU2の識別番号をn番目からn+1番目のONU2に更新する(S9)。
なお、上述したように、ステップ9(S9)で他のONU2に送信を許可するためにONU識別子(ONU_ID)を更新するためには、必ずしもONU2の番号をn番目からn+1番目のONU2に変更する必要はなく、識別番号を更新できればどのような方法であってもよい。
この実施の形態によれば、OLT1はあらかじめ登録された複数のONU2に対して下りOAMパケットの送信許可情報55領域に送信を許可するONU2を特定する識別子(ONU_ID)を表示し、この表示から上り伝送路のパケットの送信許可を特定のONU2に割り当てる。そして、この識別子を更新することで、複数のONU2に順次上り伝送路のパケットの送信許可を割り当てる信号に対応したPONシステムを構築することができる。したがって、上述した関連技術のように、OLT1がONU2が送信する送信要求を受信してから、OLT1がONU2への送信許可の割り当てを行い、ONU2からOLT1へ信号の衝突を避ける制御を行っていた場合に比べ、OLT1は送信要求を受信するステップを省略した送信許可割り当て制御を行うことができる。このような手段でOLT1が複数のONU2の上り伝送路へのアクセス状態を一括管理することで、OLT1とONU2の送受信制御手順が簡略化する。また、OLT1が複数のONU2の上り伝送路へのアクセス状態を一括管理することで、伝送路を有効に使用でき効率的なパケット通信が可能になるという効果が得られる。
さらに、OLT1が独自に2種類のタイマを制御する制御アルゴリズムの適用により、1つのONU2に伝送を独占させることを避け、複数のONU2にパケット伝送の機会を与えることができるという効果を奏する。
実施の形態2.
以下、実施の形態2について説明する。
この発明の実施の形態では、図4に記載した下りパケット信号51の下りOAMパケット中のオーバヘッド情報56を表示する領域と、図5に記載した上りパケット信号71の先頭のオーバヘッド72領域とを使用して上りパケット信号の正確な再生処理を行うことが特徴である。
まず、図4の下りパケット信号のOAMパケット内オーバヘッド情報56と図5の上りパケット信号の先頭に付加されたオーバヘッド72について動作を説明する。
OLT1の光受信部(図1のO/E・E/Oのうち、特に光信号を電気信号に変換するO/Eを指す)は、ONU2からの上りパケット信号を受信する際、OLT1から各ONU2までの光ファイバ4長の違いによる光信号強度の違いから、最初に受信器のゲインの調整を行い、ゲインが安定した後、電気信号として上りパケット信号を再生する。ここで、ゲインとは、光受信器の出力と入力の比をいう。この際、光受信器のゲインが安定するまでの期間、上りパケット信号の先頭部分は再生されないか、または、不確定な信号となる。このため、上りパケット信号の先頭に光受信器のゲインが安定するまでの期間に対応したオーバヘッド72を設定する。このオーバヘッド72は、情報として意味のない信号の集まりである。
OLT1は、下りOAMパケットに上りパケット信号の先頭に付加する任意のヘッダ長情報(オーバヘッド情報56)を設定することで、ONU2が上り伝送方向にオーバヘッド情報56に対応した任意のヘッダ長(オーバヘッド72)を有する上りパケット信号の送出を可能とする。
したがって、関連技術のように、パケット解析部が、加入者宅内装置からの最初のパケット信号のパケットオーバヘッド(LLC部)に記述されているパケット長信号を解析する必要はなく、ONU2が上りパケット信号にオーバヘッド72を付加することで、OLT1は光受信器のゲインが安定するまではオーバヘッド72領域に記憶された再生の必要のない信号を再生し、光受信器のゲインが安定した後、必要な上りパケット信号を正確に再生するため、ONU2が送信する上りパケット信号の正確な再生処理が可能となる。また、OLT1の光受信器の受信性能は各OLT1によって異なる場合も生ずる。よって、OLT1の光受信器の性能に応じたオーバヘッド情報56を任意に下りOAMパケット信号に表示することで、上り伝送方向に任意のヘッダ長(オーバヘッド72)の上りパケット信号の送出が可能となる。したがって、OLT1の光受信器の受信性能に応じて、オーバヘッド72の長さをフレキシブルに変更することができるため、的確な上りパケット信号再生が可能となるという効果を奏する。
実施の形態3.
以下、実施の形態3について説明する。
図7は、本実施の形態の速度切替機能動作を説明するPONシステムの機能構成図である。
OLT1において、84は異なる速度のインタフェースからのIPパケット信号(下りパケット信号)を信号伝送速度別に蓄積する速度別バッファ、85は速度別にOAMパケットにより構成される下りフレーム信号を生成するOAMパケット/フレーム生成回路、5は電気信号を光信号に、また、光信号を電気信号に変換するO/E・E/O回路、87は速度別にONU2からの上り信号を終端する可変速度対応IPパケット終端回路、8はONU2からのパケット信号の受信を検出する信号検出回路、89は時分割して速度が異なるONU2に対して下りフレーム(下りパケット信号)を生成し、かつ、下りOAMパケットの送信許可情報55にONU2を特定する識別子(ONU_ID)を設定することで特定の識別子のONU2に対して上りパケット信号の送信を許可する送信許可順次割り当て制御回路である。
図8は、本実施の形態を説明する速度切替機能を有するIPパケット対応PONシステムの下り信号および上り信号の構成図である。図8で示す、下りフレーム信号41の構成図は同一PONに1Gbps(BIT PER SECOND)対応のONU2と10Gbps対応のONU2と100Mbps対応のONU2が複数台接続されている場合を例にしたものである。図8で示す上りパケット信号44は、41の下りパケット信号のうち信号伝送速度別に設定された下りパケット信号に対応した上りパケット信号の構成図である。ここで、bpsは、UNI(USER NETWORK INTERFACE)にイーサネットを提供する場合のイーサネットの伝送速度を示している。
次に、図7および図8を用いて速度切替機能動作について説明する。
OLT1は、信号伝送速度別に下りパケット信号を蓄積する速度別バッファ84から一定の信号伝送速度のIPパケット信号を読み出す。そして、速度別に登録された複数のONU2のうち、任意の速度のONU2に対して送信許可を与えるために下りパケット信号中のOAMパケットの送信許可情報55領域にONU2を特定する識別子(ONU_ID)を設定する。その後、オーバヘッド情報56を有するOAMパケット信号とユーザIPパケット信号からなる下りパケット信号をONU2へ送信する。この際、OLT1が送信している速度に対して同期がとれたONU2のみこの下りパケット信号の受信が可能であり、OAMパケットの終端処理が実施されることになる。下りパケット信号に対して同期が確立しOAMパケット信号の終端処理を行ったONU2は、OAMパケットの送信許可情報55領域の識別子(ONU_ID)の検出を行い、一致の確認後に、OLT1に上りパケット信号を送信する。以上の動作を信号伝送速度別に繰り返す。ONU2に関しては、実施の形態1で説明したONU2と同一の構成であるが、本実施の形態では、信号伝送速度が異なるONU2をシステム上混在することが可能である。また、OLT1が送信している速度に対して同期がとれたONU2がシステム上複数混在する場合は、実施の形態1で説明したOLT1が複数のONU2に対して送信許可を設定する割り当てアルゴリズムが適用可能である。
このように、OLT1が信号伝送速度別に下りパケット信号を蓄積する速度別バッファ84を備えることによって、本実施の形態では異なる信号伝送速度を持つ複数のONU2が混在するPONシステムの構成が可能となり、ONU2の伝送容量の増加に伴うネットワークの移設等の作業が不要になる効果を奏する。
実施の形態4.
以下、実施の形態4について説明する。
図9は、本実施の形態の送信許可時間制御用タイマ2の制御機能を説明するPONシステムの機能構成図である。
OLT1において、110は、パケット検出信号27を受けてONU2毎のパケット通信量をモニタし、送信許可時間制御用タイマ2の値を動的に決定するパケット量モニタ・タイマ2制御部、111は、送信許可順次割当制御回路9に送信許可時間制御用タイマ2の値を指示するタイマ2制御信号である。
次に、図9を用いて送信許可時間制御用タイマ2の制御動作について説明する。
パケット量モニタ・タイマ2制御部110は、ONU2毎の上りパケット通信量をモニタし、上りパケット通信量が多い場合には、当該ONU2に送信許可を与えている時間を決定する送信許可時間制御用タイマ2の値を大きくするよう、タイマ2制御信号111により、送信許可順次割当制御回路9に通知し、上りパケット通信量が少ない場合には、当該ONU2に送信許可を与えている時間を決定する送信許可時間制御用タイマ2の値を小さくするよう、タイマ2制御信号111により、送信許可順次割当制御回路9に通知する。パケット量モニタ・タイマ2制御部110が、ONU2毎の上りパケット通信量が大きいか小さいかを判定する方法は、一定時間の上りパケット通信量により判定してもよいし、当該ONU2に一度送信許可が与えられてから次のONU2に送信許可が与えられるまでの間の上りパケット通信量により判定してもよい。
このように、OLT1がONU2毎の上りパケット通信量をモニタし、上りパケット通信量に応じて、当該ONU2に送信許可を与えている時間を決定する送信許可時間制御用タイマ2の値を決定するパケット量モニタ・タイマ2制御部110を有することにより、本実施の形態では、上りパケット通信量の多いONU2に送信許可を与えている時間を長くし、上りパケット通信量の少ないONU2に送信許可を与えている時間を短くすることが可能になり、ONUによって通信すべき上りパケットの発生量が異なるような場合にでも、効率よく通信を行うことができる効果を奏する。
実施の形態5.
以下、実施の形態5について説明する。
図10は、本実施の形態の送信許可時間制御用タイマ2の制御機能を説明するPONシステムの機能構成図である。
ONU2において、120は、パケットバッファ14中のパケット蓄積量をモニタして、上りOAMパケット中に設定するパケットバッファモニタ回路、121は上記パケットバッファモニタ回路120にパケット蓄積量を通知するパケットバッファモニタ信号、122は、上りOAMパケット中にパケットバッファ14中のパケット蓄積量を設定するパケット蓄積情報信号、130は、ONU中のパケット蓄積情報を受けて当該ONUに対する送信許可時間制御用タイマ2の値を動的に決定するONUパケット量監視・タイマ2制御部、131は、上りOAMパケット中に設定されているパケット蓄積情報をONUパケット量監視・タイマ2制御部130に通知するONUパケット蓄積情報、132は、送信許可順次割当制御回路9に送信許可時間制御用タイマ2の値を指示するタイマ2制御信号である。
次に、図10を用いて送信許可時間制御用タイマ2の制御動作について説明する。
ONU2中のパケット・バッファモニタ回路120は、パケット・バッファ14中に蓄積されている上りパケット量をモニタし、OLT1からの送信許可受信時にパケット蓄積情報として上りOAMパケット71中のメッセージ領域75に設定してOLT1に向けて送出する。
OLT1中のONUパケット量監視・タイマ2制御部130は、上記上りOAMパケット71中のパケット蓄積情報としてメッセージ領域75に設定したONUパケット蓄積情報131を受けて、当該ONU2中のパケット蓄積量が多い場合には、当該ONU2に送信許可を与えている時間を決定する送信許可時間制御用タイマ2の値を大きくするよう、タイマ2制御信号111により、送信許可順次割当制御回路9に通知し、上りパケット蓄積量が少ない場合には、当該ONU2に送信許可を与えている時間を決定する送信許可時間制御用タイマ2の値を小さくするよう、タイマ2制御信号111により、送信許可順次割当制御回路9に通知する。
このように、送信許可を与えられたONU2中に、パケットバッファ中の上りパケット蓄積量をモニタし、当該ONU2が送信許可を受けた際に蓄積しているパケット量をOLT1に通知するパケットバッファモニタ回路を有し、OLT1中に上記ONU2中のパケット蓄積情報を受けて、その蓄積量に応じて、当該ONU2に送信許可を与えている時間を決定する送信許可時間制御用タイマ2の値を決定するONUパケット量監視・タイマ2制御部130を有することにより、本実施の形態では、上りパケット蓄積量の多いONU2に送信許可を与えている時間を長くし、上りパケット蓄積量の少ないONU2に送信許可を与えている時間を短くすることが可能になり、ONUによって通信すべき上りパケットの発生量が異なるような場合にでも、効率よく通信を行うことができる効果を奏する。
実施の形態6.
以下、実施の形態6について説明する。
図11は、本実施の形態のOLT1が複数のONU2に対して送信許可を設定する割り当てアルゴリズムに関するフロー図である。
図11は、図6で示したフロー図に以下のステップ10(S10)が追加されている。ステップ10(S10)以外のステップについては、前述したので、説明を省略する。
S10
ONU2から上りユーザIPパケットの送信が終了していることを示す終了情報を受信しているか判断するステップである。ONU2から終了情報を受信している場合は、ステップ8(S8)に進んで送信許可時間制御用タイマ2を停止する。ONU2から終了情報を受信していない場合は、ステップ6(S6)に戻って、送信許可時間制御用タイマ2の終了判定を行う。
次に、図11を用いてONU2からの終了情報受信によるパケット受信終了判定制御について説明する。
本実施の形態のONU2は、OLT1から送信許可を与えられたとき、送出すべき上りユーザIPパケットが無ければ、上りOAMパケット49中のメッセージ領域75にて上りユーザIPパケットの無いことを伝える終了情報をOLT1に伝える。また、OLT1から送信許可を与えられ、上りユーザIPパケットの送信を行っている状態で、次に送出すべき上りユーザIPパケットが無くなった場合も、上りOAMパケット49中のメッセージ領域75にて上りユーザIPパケットの無いことを伝える終了情報をOLT1に伝える。
OLT1は、図11の複数のONU2に対して送信許可を設定する割り当てアルゴリズムにおいて、ステップ10(S10)にてONU2から終了情報を受信しているか判定し、終了情報を受信していれば、ステップ8(S8)にて送信許可時間制御用タイマ2を停止し、ステップ9(S9)から送信許可を与えるONU2の識別子(ONU−ID)を更新する。ONU2から終了情報を受信していない場合は、ステップ6(S6)に戻って、送信許可時間制御用タイマ2の終了判定を行いつつ上りユーザIPパケット79の受信を続ける。
このようにONU2には、送出すべき上りユーザIPパケットが無ければ、終了情報として上りOAMパケット49中のメッセージ領域75にてOLT1に伝える機能を有し、OLT1にはONU2からの終了情報を受信して上りユーザIPパケット送信の終了したことを判定する機能を有することにより、送信許可時間制御用タイマ2の終了を待たずに次のONU2に送信許可を与えることが可能となり、無駄な待ち時間を減らして効率よく送信権の割当てを行うことができる効果を奏する。
実施の形態7.
以下、実施の形態7について説明する。
本実施の形態のOLT1は、ONU2に対して送信許可を与える際に、下りOAMパケット中のメッセージ領域57に、当該ONU2が連続してパケット送出可能な量(時間数あるいはデータ量)を指定する。送信許可を与えられ、連続してパケット送出可能な量の指定を受けたONU2は、指定された範囲内のパケット送出を終了すると、まだ送出すべき上りパケットがあった場合でも、パケットの送出動作を停止する。
このようにOLT1にはONU2に対して送信許可を与える際に、当該ONU2が連続してパケット送出可能な量を指定し、本指定量に応じて送信許可時間制御用タイマ2の値を決定する機能を有し、ONU2には、送信許可を与えられ、連続してパケット送出可能な量の指定を受けると、指定された範囲内のパケット送出を終了するとパケットの送出動作を動作を停止する機能を有することにより、ONU2は送信許可時間制御用タイマ2を越えて強制終了されることなくパケット送信を終了することができ、複数のONU間で効率的に送信権の割当てを行うことができる効果を奏する。
以上、すべての実施の形態ではPONシステムについて説明したが、本発明はPONシステムに限る必要はなく、パケット通信を行う伝送方法に使用することが可能である。したがって、伝送路についても、光ファイバに限る必要はなく、パケット通信を行うことができれば専用線等でもよい。
また、すべての実施の形態では、親局(OLT)と子局(ONU)の送受信を実施例に挙げた。しかし、本システムは、親局と子局から構成される通信システムに限られず、送信機と受信機から構成される通信システム全般に適用可能である。
以上に記載した「蓄積する」、「表示する」という用語は、記録媒体に保存することを意味する。
また、すべての実施の形態では、各構成要素の各動作はお互いに関連しており、各構成要素の動作は、上記に示された動作の関連を考慮しながら、一連の動作として置き換えることができる。そして、このこのように置き換えることにより、方法の発明の実施形態とすることができる。また、上記各構成要素の動作を、各構成要素の処理と置き換えることにより、プログラムの実施の形態およびプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体の実施の形態とすることができる。そしてこれらの実施の形態は、すべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。この、プログラムの実施の形態およびプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体の実施の形態における各処理はプログラムで実行されるが、このプログラムは、記録装置に記録されていて、記録装置から中央処理装置(CPU)に読み込まれ、中央処理装置によって、各フローチャートが実行されることになる。なお、記録装置、中央処理装置は図示していない。
また、各実施の形態のソフトウエアやプログラムは、ROM(READ ONLY MEMORY)に記憶されたファームウエアで実現されていても構わない。あるいは、ソフトウエアとファームウエアとハードウエアとの組み合わせで前述したプログラムの各機能を実現しても構わない。
産業上の利用可能性
この発明によれば、送信要求を受信することなく、OLTは登録された複数のONUに対して順次上り伝送路のパケットの送信許可を割り当てることで、送受信の簡素化を図ることができる。
また、OLTの送信許可情報に応じてONUは上りパケット信号を送信することができる。
また、パケット検出用タイマ1によるタイマ制御により、送信許可を与えたONUが送信する上りパケット信号の受信時間を制限することができる。
また、送信許可タイマ2によるタイマ制御により、送信許可を与えたONUが送信する上りパケット信号の受信終了時間を制限することができる。
また、OLTの光受信器の性能に応じた長さのオーバヘッドを設定することで、的確な上りパケット信号の再生が可能となる。
また、OLTに信号伝送速度別バッファを設けることで、信号伝送速度の異なる複数のONUを同一システムに混在させることができる。
また、OLTにパケット量モニタ機能を設けることで、送信許可時間制御用タイマ2の値を変化させ、ONUによって通信すべき上りパケットの発生量が異なるような場合にでも、効率よく通信を行うことができる。
また、ONTにパケットバッファ中のパケット蓄積量モニタおよびOLTへの通知機能を設け、OLTにそのパケット蓄積情報を受信する機能を設けることで、送信許可時間制御用タイマ2の値を変化させ、ONUによって通信すべき上りパケットの発生量が異なるような場合にでも、効率よく通信を行うことができる。
また、ONUに送信の終了情報をOLTに対して通知する機能を設け、また、OLTに終了情報を受けて次のONUに送信許可する機能を設けることで、送信許可時間制御用タイマ2の終了を待たずに次のONUに送信許可を与えることが可能になり、効率よく送信権の割当てを行うことができる。
また、OLTにONUに対して送信許可を与える際に連続して送信可能なパケット量を指定する機能を設け、ONUに送信許可時に指定された連続送信可能なパケット量の送信を終えるとパケットの送出動作を停止する機能を設けることで、ONUは送信許可時間制御用タイマ2の終了により強制終了されることなく送信を終了し、OLTは次のONUに送信許可を与えることが可能になり、複数のONU間で効率よく送信権の割当てを行うことができる。
また、OLTは登録された複数のONUに対して順次上り伝送路のパケットの送信許可を割り当てる方法により、送受信の簡素化を図ったパケット通信ができるという効果を有する。
また、OLTは登録された複数のONUに対して順次上り伝送路のパケットの送信許可を割り当てるプログラムにより、送受信の簡素化を図ったパケット通信処理をコンピュータ上で実行することができる。
また、OLTは登録された複数のONUに対して順次上り伝送路のパケットの送信許可を割り当てるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を媒体として、上記記録媒体からコンピュータが読みとったプログラムにより、上記パケット通信処理をコンピュータ上で実行することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、実施の形態1及び2に係わるIPパケット対応可能なPONシステムを説明する機能構成図。
図2は、実施の形態1及び2に係わるIPパケット対応可能なPONシステムを説明する下りフレーム信号の構成図。
図3は、実施の形態1及び2に係わるIPパケット対応可能なPONシステムを説明する上りパケット信号の構成図。
図4は、図2の下りフレームを説明する下りフレーム信号の構成図。
図5は、図3の上りパケットを説明する上りパケット信号の構成図。
図6は、実施の形態1に係わるIPパケット対応可能なPONシステムを説明する送信許可を設定する割り当てアルゴリズムに関するフロー図。
図7は、実施の形態3に係わる速度切替機能を有するIPパケット対応PONシステムを説明する機能構成図。
図8は、実施の形態3に係わる速度切替機能を有するIPパケット対応PONシステムを説明する下りフレームおよび上りパケット信号の構成図。
図9は、実施の形態4に係わる送信許可時間制御用タイマ2の制御機能を有するIPパケット対応PONシステムを説明する機能構成図。
図10は、実施の形態5に係わる送信許可時間制御用タイマ2の制御機能を有するIPパケット対応PONシステムを説明する機能構成図。
図11は、実施の形態6に係わる送信パケット不在通知機能を有するIPパケット対応PONシステムを説明する機能構成図。
図12は、関連する光通信におけるシステム構成図。
【0018】
先頭に光受信器のゲインが安定するまでの期間に対応したオーバヘッド72を設定する。このオーバヘッド72は、情報として意味のない信号の集まりである。
OLT1は、下りOAMパケットに上りパケット信号の先頭に付加する任意のヘッダ長情報(オーバヘッド情報56)を設定することで、ONU2が上り伝送方向にオーバヘッド情報56に対応した任意のヘッダ長(オーバヘッド72)を有する上りパケット信号の送出を可能とする。
したがって、関連技術のように、パケット解析部が、加入者宅内装置からの最初のパケット信号のパケットオーバヘッド(LLC部)に記述されているパケット長信号を解析する必要はなく、ONU2が上りパケット信号にオーバヘッド72を付加することで、OLT1は光受信器のゲインが安定するまではオーバヘッド72領域に記憶された再生の必要のない信号を再生し、光受信器のゲインが安定した後、必要な上りパケット信号を正確に再生するため、ONU2が送信する上りパケット信号の正確な再生処理が可能となる。また、OLT1の光受信器の受信性能は各ONU2によって異なる場合も生ずる。よって、OLT1の光受信器の性能に応じたオーバヘッド情報56を任意に下りOAMパケット信号に表示することで、上り伝送方向に任意のヘッダ長(オーバヘッド72)の上りパケット信号の送出が可能となる。したがって、OLT1の光受信器の受信性能に応じて、オーバヘッド72の長さをフレキシブルに変更することができるため、的確な上りパケット信号再生が可能となるという効果を奏する。
実施の形態3.
以下、実施の形態3について説明する。
【0023】
らの送信許可受信時にパケット蓄積情報として上りOAMパケット71中のメッセージ領域75に設定してOLT1に向けて送出する。
OLT1中のONUパケット量監視・タイマ2制御部130は、上記上りOAMパケット71中のパケット蓄積情報としてメッセージ領域75に設定したONUパケット蓄積情報131を受けて、当該ONU2中のパケット蓄積量が多い場合には、当該ONU2に送信許可を与えている時間を決定する送信許可時間制御用タイマ2の値を大きくするよう、タイマ2制御信号132により、送信許可順次割当制御回路9に通知し、上りパケット蓄積量が少ない場合には、当該ONU2に送信許可を与えている時間を決定する送信許可時間制御用タイマ2の値を小さくするよう、タイマ2制御信号132により、送信許可順次割当制御回路9に通知する。
このように、送信許可を与えられたONU2中に、パケットバッファ中の上りパケット蓄積量をモニタし、当該ONU2が送信許可を受けた際に蓄積しているパケット量をOLT1に通知するパケットバッファモニタ回路を有し、OLT1中に上記ONU2中のパケット蓄積情報を受けて、その蓄積量に応じて、当該ONU2に送信許可を与えている時間を決定する送信許可時間制御用タイマ2の値を決定するONUパケット量監視・タイマ2制御部130を有することにより、本実施の形態では、上りパケット蓄積量の多いONU2に送信許可を与えている時間を長くし、上りパケット蓄積量の少ないONU2に送信許可を与えている時間を短くすることが可能になり、ONUによって通信すべき上りパケットの発生量が異なるような場合にでも、効率よく通信を行うことができる効果を奏する。
実施の形態6.

Claims (14)

  1. 自己への送信要求を受信することなく送信の許可を与えるために、送信の許可を識別する識別情報を有する下りパケット信号を送信する親局と、
    上記親局が送信した下りパケット信号を受信し、受信した下りパケット信号の識別情報から送信が許可されたか否かを判断する子局とを備えることを特徴とするパケット通信システム。
  2. 上記子局は、送信が許可されたと判断した場合は親局に上りパケット信号を送信することを特徴とする請求項1記載のパケット通信システム。
  3. 上記親局は、送信を許可された上記子局が送信した上りパケット信号であるかを判断することが可能な制限時間を計るパケット検出用タイマ1を有し、パケット検出用タイマ1が計る制限時間内に上記子局が送信した上りパケット信号を受信したか否かを判断し、受信した場合はパケット検出用タイマ1を停止し、受信しなかった場合は送信の許可を識別する識別情報を更新することを特徴とする請求項2記載のパケット通信システム。
  4. 上記親局は、送信を許可された上記子局が送信した上りパケット信号を受信し続けることが可能な制限時間を計る送信許可タイマ2を有し、送信許可タイマ2が計る制限時間内に上記子局が送信した上りパケット信号の受信を終了したか否かを判断し、受信を終了した場合は送信許可タイマ2を停止し、受信を終了しなかった場合は送信の許可を識別する識別情報を更新することを特徴とする請求項3記載のパケット通信システム。
  5. 上記親局は、上りパケット信号の出力が不安定な時間を示したオーバヘッド情報を有する下りパケット信号を送信し、
    上記子局は、上記親局が送信した下りパケット信号のオーバヘッド情報に対応して上りパケット信号の先頭に上記親局が再生しない信号の集まりであるオーバヘッドを追加することを特徴とする請求項2記載のパケット通信システム。
  6. 上記親局は、信号伝送速度別に下りパケット信号を蓄積するバッファを有し、バッファが蓄積した信号伝送速度別の下りパケット信号を信号伝送速度別にバッファから読み出し、読み出した信号伝送速度別の下りパケット信号を送信し、下りパケット信号の送信伝送速度に対して同期がとれた子局に対し上りパケット信号の送信を許可することを特徴とする請求項1記載のパケット通信システム。
  7. 上記親局は、上記子局毎の上りパケット通信量をモニタし、上りパケット通信量に応じて上記子局に対する送信許可タイマ2の値を制御することを特徴とする請求項4記載のパケット通信システム。
  8. 上記子局は、送信許可を与えられた際にバッファに蓄積する上りパケット信号の量を上記親局に伝え、
    上記親局は、上記子局から伝えられた上りパケット蓄積量に応じて上記子局に対する送信許可タイマ2の値を制御することを特徴とする請求項4記載のパケット通信システム。
  9. 上記子局は、送信許可を与えられた際にバッファに上りパケット信号の蓄積が無ければ、送信すべき上りパケット信号が無いことを示す終了情報を上記親局に伝え、
    上記親局は、上記子局から伝えられた上記終了情報を受けて、送信許可タイマ2の終了を待たずに、次の上記子局に送信許可を与えることを特徴とする請求項4記載のパケット通信システム。
  10. 上記子局は、送信許可を与えられてバッファに蓄積されているすべての上りパケット信号を上記親局に送信し終えた際に、送信すべき上りパケット信号が無いことを示す終了情報を上記親局に伝え、
    上記親局は、上記子局から伝えられた上記終了情報を受けて、送信許可タイマ2の終了を待たずに、次の上記子局に送信許可を与えることを特徴とする請求項4記載のパケット通信システム。
  11. 上記親局は、上記子局に送信許可を与える際に、上記子局が連続してパケット送出可能な量を指定し、
    上記子局は、指定する指定された連続してパケット送出可能な量に応じてパケット送信処理を終了することを特徴とする請求項4記載のパケット通信システム。
  12. 送信の許可を識別する識別情報を有する下りパケット信号を親局が送信し、
    上記親局が送信した下りパケット信号を子局が受信し、受信した下りパケット信号の識別番号から送信が許可されたか否かを子局が判断することを特徴とするパケット通信方法。
  13. 送信の許可を識別する識別情報を有する下りパケット信号を親局が送信する処理、
    上記親局が送信した下りパケット信号を子局が受信し、受信した下りパケット信号の識別番号から送信が許可されたか否かを子局が判断する処理を特徴とするパケット通信プログラム。
  14. 送信の許可を識別する識別情報を有する下りパケット信号を親局が送信する処理、
    上記親局が送信した下りパケット信号を子局が受信し、受信した下りパケット信号の識別番号から送信が許可されたか否かを子局が判断する処理をコンピュータに実行させるためのパケット通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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