JPH09153858A - 光多分岐ネットワーク - Google Patents
光多分岐ネットワークInfo
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- JPH09153858A JPH09153858A JP7309294A JP30929495A JPH09153858A JP H09153858 A JPH09153858 A JP H09153858A JP 7309294 A JP7309294 A JP 7309294A JP 30929495 A JP30929495 A JP 30929495A JP H09153858 A JPH09153858 A JP H09153858A
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- network
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- station
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワーク子局１０ａ〜１０ｎからネット
ワーク親局１への上り光信号が光スターカプラ６の部分
で頻発する衝突を回避するためには、ネットワーク親局
１に対する情報到達に時間遅れが生ずる。 【解決手段】 ネットワーク親局１にスター状に伸びた
光ファイバ９ａ〜９ｎを介して接続した複数のネットワ
ーク子局１０ａ〜１０ｎと、前記ネットワーク子局から
前記ネットワーク親局への送信を検出して該送信してい
るネットワーク子局の前記光ファイバを該ネットワーク
親局に接続する選択接続手段７を備えたものである。
ワーク親局１への上り光信号が光スターカプラ６の部分
で頻発する衝突を回避するためには、ネットワーク親局
１に対する情報到達に時間遅れが生ずる。 【解決手段】 ネットワーク親局１にスター状に伸びた
光ファイバ９ａ〜９ｎを介して接続した複数のネットワ
ーク子局１０ａ〜１０ｎと、前記ネットワーク子局から
前記ネットワーク親局への送信を検出して該送信してい
るネットワーク子局の前記光ファイバを該ネットワーク
親局に接続する選択接続手段７を備えたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバを伝
送路としネットワーク親局と複数のネットワーク子局と
を接続したスター型の光多分岐ネットワークに関するも
のである。
送路としネットワーク親局と複数のネットワーク子局と
を接続したスター型の光多分岐ネットワークに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図１１は、例えば平成６年度電気学会電
力・エネルギー部門大会予稿集、関西国際空港島内配電
総合自動化システム用光マルチドロップシステムに示さ
れた従来のパッシブスター型の光多分岐ネットワークを
示すブロック図であり、図において、５１はネットワー
ク親局である。
力・エネルギー部門大会予稿集、関西国際空港島内配電
総合自動化システム用光マルチドロップシステムに示さ
れた従来のパッシブスター型の光多分岐ネットワークを
示すブロック図であり、図において、５１はネットワー
ク親局である。
【０００３】また、５２はこのネットワーク親局５１に
光ファイバ５３を介して接続された回線制御装置として
の光送受信器、５４は光ファイバ５３を介して光送受信
器５２に接続された光スターカプラ、５５は光ファイバ
５３を介して光スターカプラ５４に接続されたネットワ
ーク子局である。このネットワーク子局５５は光通信ユ
ニット５５ａと制御部５５ｂを有する。
光ファイバ５３を介して接続された回線制御装置として
の光送受信器、５４は光ファイバ５３を介して光送受信
器５２に接続された光スターカプラ、５５は光ファイバ
５３を介して光スターカプラ５４に接続されたネットワ
ーク子局である。このネットワーク子局５５は光通信ユ
ニット５５ａと制御部５５ｂを有する。
【０００４】次に動作について説明する。まず、複数の
端末であるネットワーク子局５５がネットワーク親局５
１に対して同時に返信した場合、光スターカプラ（光信
号のネットワーク子局５５からネットワーク親局５１へ
の上り回線の合流点）５４で起こる信号衝突を防止する
ため、ネットワーク親局５１と光送受信器５２はポーリ
ングにより各端末に順次送信許可を割当てる重要なアク
セス制御機能を有している。
端末であるネットワーク子局５５がネットワーク親局５
１に対して同時に返信した場合、光スターカプラ（光信
号のネットワーク子局５５からネットワーク親局５１へ
の上り回線の合流点）５４で起こる信号衝突を防止する
ため、ネットワーク親局５１と光送受信器５２はポーリ
ングにより各端末に順次送信許可を割当てる重要なアク
セス制御機能を有している。
【０００５】また、ネットワーク親局５１は応答データ
の有無に関係なく、これらの全ネットワーク子局５５に
対し、順次送信許可を与えるため、そのネットワーク子
局５５の数が多くなると、送信許可の周期が長くなり、
回線の利用効率が悪くなる。
の有無に関係なく、これらの全ネットワーク子局５５に
対し、順次送信許可を与えるため、そのネットワーク子
局５５の数が多くなると、送信許可の周期が長くなり、
回線の利用効率が悪くなる。
【０００６】そこで、全ネットワーク子局５５への一斉
送信許可と２分法ポーリングを組み合わせたシステムが
開発されている。この２分法ポーリングは、信号の衝突
発生がなくなるまで、ポーリング対象端末の２分割化を
繰り返すことにより、送信要求のある端末を特定するも
のである。
送信許可と２分法ポーリングを組み合わせたシステムが
開発されている。この２分法ポーリングは、信号の衝突
発生がなくなるまで、ポーリング対象端末の２分割化を
繰り返すことにより、送信要求のある端末を特定するも
のである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来の光多分岐ネット
ワークは以上のように構成されているので、ネットワー
ク規模が大きくなればなるほど、光スターカプラ部分で
上り光信号の衝突が頻発する可能性が高く、これを回避
するために、ネットワーク親局がネットワーク子局に対
して制御信号を送出しなければならず、ネットワーク子
局の情報がネットワーク親局に到達する時間が遅れると
いう課題があった。
ワークは以上のように構成されているので、ネットワー
ク規模が大きくなればなるほど、光スターカプラ部分で
上り光信号の衝突が頻発する可能性が高く、これを回避
するために、ネットワーク親局がネットワーク子局に対
して制御信号を送出しなければならず、ネットワーク子
局の情報がネットワーク親局に到達する時間が遅れると
いう課題があった。
【０００８】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ネットワーク親局側で発信ネット
ワーク子局を特定し、不必要な他のネットワーク子局と
の接続を一時的に絶つことにより、光信号の衝突を防止
することが可能な光多分岐ネットワークを得ることを目
的とする。
めになされたもので、ネットワーク親局側で発信ネット
ワーク子局を特定し、不必要な他のネットワーク子局と
の接続を一時的に絶つことにより、光信号の衝突を防止
することが可能な光多分岐ネットワークを得ることを目
的とする。
【０００９】また、この発明はネットワーク親局側での
ネットワーク子局側状変検出時間を短くでき、システム
を安価に構成できる光多分岐ネットワークを得ることを
目的とする。
ネットワーク子局側状変検出時間を短くでき、システム
を安価に構成できる光多分岐ネットワークを得ることを
目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明に係
る光多分岐ネットワークは、ネットワーク子局からネッ
トワーク親局への送信を検出して該送信しているネット
ワーク子局の光ファイバを該ネットワーク親局に接続す
る選択接続手段を備えたものである。
る光多分岐ネットワークは、ネットワーク子局からネッ
トワーク親局への送信を検出して該送信しているネット
ワーク子局の光ファイバを該ネットワーク親局に接続す
る選択接続手段を備えたものである。
【００１１】請求項２記載の発明に係る光多分岐ネット
ワークは、ネットワーク親局を複数のスター状に伸びた
光ファイバに接続する多点光スイッチと、ネットワーク
親局の通信制御回路でデコードした子局アドレスに応じ
て多点光スイッチを制御し、必要なネットワーク子局の
光ファイバのみを接続する制御手段とを備えたものであ
る。
ワークは、ネットワーク親局を複数のスター状に伸びた
光ファイバに接続する多点光スイッチと、ネットワーク
親局の通信制御回路でデコードした子局アドレスに応じ
て多点光スイッチを制御し、必要なネットワーク子局の
光ファイバのみを接続する制御手段とを備えたものであ
る。
【００１２】請求項３記載の発明に係る光多分岐ネット
ワークは、ネットワーク親局を複数のスター状に伸びた
光ファイバに接続する多点光スイッチと、ネットワーク
子局からデータに先行して送出されたプリアンブル信号
を前記ネットワーク親局の光受信器で検出した信号に基
づいて多点光スイッチを制御し、必要なネットワーク子
局の光ファイバのみを接続する制御手段とを備えたもの
である。
ワークは、ネットワーク親局を複数のスター状に伸びた
光ファイバに接続する多点光スイッチと、ネットワーク
子局からデータに先行して送出されたプリアンブル信号
を前記ネットワーク親局の光受信器で検出した信号に基
づいて多点光スイッチを制御し、必要なネットワーク子
局の光ファイバのみを接続する制御手段とを備えたもの
である。
【００１３】請求項４記載の発明に係る光多分岐ネット
ワークは、ネットワーク親局を複数のスター状に伸びた
光ファイバに接続する多点光スイッチと、ネットワーク
子局から送出された信号を前記ネットワーク親局の光受
信器で検出した信号に基づいて前記多点光スイッチを順
次切断制御して信号送出したネットワーク子局を特定し
て該特定のネットワーク子局の光ファイバのみを再接続
するスイッチ選択手段を備えたものである。
ワークは、ネットワーク親局を複数のスター状に伸びた
光ファイバに接続する多点光スイッチと、ネットワーク
子局から送出された信号を前記ネットワーク親局の光受
信器で検出した信号に基づいて前記多点光スイッチを順
次切断制御して信号送出したネットワーク子局を特定し
て該特定のネットワーク子局の光ファイバのみを再接続
するスイッチ選択手段を備えたものである。
【００１４】請求項５記載の発明に係る光多分岐ネット
ワークは、ネットワーク親局をスター状に伸びた複数の
光ファイバに接続する多点光スイッチと、スター状に伸
びた光ファイバの夫々に設置されたネットワーク子局か
ら送出された光信号を分岐する光分岐器と、この光分岐
器の出力信号に基づいて前記光信号を出力しているネッ
トワーク子局を特定し前記多点光スイッチを制御し該ネ
ットワーク子局に接続された光ファイバのみを接続する
光検出器とを備えたものである。
ワークは、ネットワーク親局をスター状に伸びた複数の
光ファイバに接続する多点光スイッチと、スター状に伸
びた光ファイバの夫々に設置されたネットワーク子局か
ら送出された光信号を分岐する光分岐器と、この光分岐
器の出力信号に基づいて前記光信号を出力しているネッ
トワーク子局を特定し前記多点光スイッチを制御し該ネ
ットワーク子局に接続された光ファイバのみを接続する
光検出器とを備えたものである。
【００１５】請求項６記載の発明に係る光多分岐ネット
ワークは、ネットワーク親局をスター状に伸びた複数の
光ファイバに接続する１×Ｎ点光スイッチと、前記スタ
ー状に伸びた光ファイバの夫々に設置され、前記ネット
ワーク子局から送出された光信号を分岐する光分岐器
と、この光分岐器の出力信号に基づいて前記光信号を出
力しているネットワーク子局を特定して前記１×Ｎ点光
スイッチを制御し該ネットワーク子局に接続された光フ
ァイバのみを接続する光検出器を備えたものである。
ワークは、ネットワーク親局をスター状に伸びた複数の
光ファイバに接続する１×Ｎ点光スイッチと、前記スタ
ー状に伸びた光ファイバの夫々に設置され、前記ネット
ワーク子局から送出された光信号を分岐する光分岐器
と、この光分岐器の出力信号に基づいて前記光信号を出
力しているネットワーク子局を特定して前記１×Ｎ点光
スイッチを制御し該ネットワーク子局に接続された光フ
ァイバのみを接続する光検出器を備えたものである。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１を示す光
多分岐ネットワークの構成図である。図において、１は
ネットワーク親局であり、光カプラ２、制御手段として
の通信制御装置３、光送信器４、光受信器５で構成され
ている。６は光ファイバ８を介して光カプラ２に接続さ
れた光信号を分岐・結合する光スターカプラ、７は光ス
ターカプラ６からスター状に伸びた複数の光ファイバ９
ａ〜９ｎの途中に設けた選択接続手段としての多点光ス
イッチ、１０ａ〜１０ｎは上記複数の光ファイバ９ａ〜
９ｎのそれぞれに接続されたネットワーク子局であり、
光カプラ１１、光受信器１２、光送信器１３、通信制御
装置１４で構成されている。
説明する。 実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１を示す光
多分岐ネットワークの構成図である。図において、１は
ネットワーク親局であり、光カプラ２、制御手段として
の通信制御装置３、光送信器４、光受信器５で構成され
ている。６は光ファイバ８を介して光カプラ２に接続さ
れた光信号を分岐・結合する光スターカプラ、７は光ス
ターカプラ６からスター状に伸びた複数の光ファイバ９
ａ〜９ｎの途中に設けた選択接続手段としての多点光ス
イッチ、１０ａ〜１０ｎは上記複数の光ファイバ９ａ〜
９ｎのそれぞれに接続されたネットワーク子局であり、
光カプラ１１、光受信器１２、光送信器１３、通信制御
装置１４で構成されている。
【００１７】図２は通信制御装置３と多点光スイッチ７
との関係を示す詳細図である。通信制御装置３はアドレ
ス付加回路３ａ、デコード回路（アドレス判別回路）３
ｂ、共通制御回路３ｃ、ドライバ回路３ｄで構成され、
このドライバ回路３ｄは各入力端子＃１，＃２・・・＃
ｎの入力に基づいて、リード線１５を介して多点光スイ
ッチ７のスイッチ用コイル７ａ〜７ｎに励磁信号を供給
する。
との関係を示す詳細図である。通信制御装置３はアドレ
ス付加回路３ａ、デコード回路（アドレス判別回路）３
ｂ、共通制御回路３ｃ、ドライバ回路３ｄで構成され、
このドライバ回路３ｄは各入力端子＃１，＃２・・・＃
ｎの入力に基づいて、リード線１５を介して多点光スイ
ッチ７のスイッチ用コイル７ａ〜７ｎに励磁信号を供給
する。
【００１８】次に動作について説明する。ネットワーク
子局１０ａ〜１０ｎのそれぞれが自局で監視している情
報に状態変化（状変）が発生したことを検知した場合、
当該ネットワーク子局は自局の状変情報をネットワーク
親局１に送信する。この時、１ネットワーク子局により
発信された上り情報は、多点光スイッチ７、光ファイバ
８、光スターカプラ６、光カプラ２、光受信器５を介し
てネットワーク親局１の通信制御装置３へ達する。通信
制御装置３では組み込まれたデコード回路３ｂにより、
上り情報のアドレスがデコードされ、発信ネットワーク
子局を特定し、ドライバ回路３ｄの対応端子に駆動信号
を供給する。これにより、ドライバ回路３ｄはリード線
１５を介して、当該ネットワーク子局に対応するスイッ
チ用コイルを励磁し、当該ネットワーク子局以外のスイ
ッチ用コイルを一時的に不励磁とする。この結果、ネッ
トワーク親局１と当該ネットワーク子局を接続し該ネッ
トワーク親局と他のネットワーク子局との接続を絶つこ
とができ、他のネットワーク子局が送信中か否かを感知
できないために生ずる上り信号の衝突を未然に防ぐこと
ができる。
子局１０ａ〜１０ｎのそれぞれが自局で監視している情
報に状態変化（状変）が発生したことを検知した場合、
当該ネットワーク子局は自局の状変情報をネットワーク
親局１に送信する。この時、１ネットワーク子局により
発信された上り情報は、多点光スイッチ７、光ファイバ
８、光スターカプラ６、光カプラ２、光受信器５を介し
てネットワーク親局１の通信制御装置３へ達する。通信
制御装置３では組み込まれたデコード回路３ｂにより、
上り情報のアドレスがデコードされ、発信ネットワーク
子局を特定し、ドライバ回路３ｄの対応端子に駆動信号
を供給する。これにより、ドライバ回路３ｄはリード線
１５を介して、当該ネットワーク子局に対応するスイッ
チ用コイルを励磁し、当該ネットワーク子局以外のスイ
ッチ用コイルを一時的に不励磁とする。この結果、ネッ
トワーク親局１と当該ネットワーク子局を接続し該ネッ
トワーク親局と他のネットワーク子局との接続を絶つこ
とができ、他のネットワーク子局が送信中か否かを感知
できないために生ずる上り信号の衝突を未然に防ぐこと
ができる。
【００１９】また、万が一、２台以上のネットワーク子
局が同時に状変情報の送信を開始した場合には、上り信
号が衝突したことをネットワーク親局１が検知し、あら
かじめネットワーク子局固有に割り付けられた優先順位
に従って、再度状変情報送信指令を子局に発信すること
で、所定の情報収集を実現できる。
局が同時に状変情報の送信を開始した場合には、上り信
号が衝突したことをネットワーク親局１が検知し、あら
かじめネットワーク子局固有に割り付けられた優先順位
に従って、再度状変情報送信指令を子局に発信すること
で、所定の情報収集を実現できる。
【００２０】１ネットワーク子局分の状変情報伝送が終
了し、一定時間を経過した時点でドライバ回路３ｄは励
磁信号の供給を停止するので、ネットワーク親局１は定
常状態に復帰する。
了し、一定時間を経過した時点でドライバ回路３ｄは励
磁信号の供給を停止するので、ネットワーク親局１は定
常状態に復帰する。
【００２１】以上のように、この実施の形態１によれ
ば、ネットワーク子局１０ａ〜１０ｎの状変情報を上り
信号の衝突を回避してネットワーク親局１に伝達するこ
とができるため、親局側での子局状変検出時間を短くで
きる効果が得られる。
ば、ネットワーク子局１０ａ〜１０ｎの状変情報を上り
信号の衝突を回避してネットワーク親局１に伝達するこ
とができるため、親局側での子局状変検出時間を短くで
きる効果が得られる。
【００２２】また、ネットワーク親局１内にデコード回
路３ｂを設けたので、上記効果を得るために必要なハー
ドウェアは多点光スイッチ７のみで足り、システムを安
価に構成できる効果が得られる。
路３ｂを設けたので、上記効果を得るために必要なハー
ドウェアは多点光スイッチ７のみで足り、システムを安
価に構成できる効果が得られる。
【００２３】実施の形態２．上記実施の形態１ではネッ
トワーク親局１内の通信制御装置３にデコード回路３ｂ
を組み込んでデコードする場合について述べたが、この
実施の形態２では図３に示すように、制御手段としての
光受信器５によって多点光スイッチ７を制御する。
トワーク親局１内の通信制御装置３にデコード回路３ｂ
を組み込んでデコードする場合について述べたが、この
実施の形態２では図３に示すように、制御手段としての
光受信器５によって多点光スイッチ７を制御する。
【００２４】図４は光受信器５の構成を示すブロック図
であり、受光部５ａの出力を増幅する増幅回路５ｂ、増
幅回路５ｂの出力を入力するキャリア検出回路５ｃとタ
イミング再生回路５ｄ、ドライバ回路５ｅとで構成され
ている。このドライバ回路５ｅは各入力端子＃１，＃２
・・・＃ｎの入力に基づいて、リード線１６を介して多
点光スイッチ７のスイッチ用コイル７ａ〜７ｎ（図３）
に励磁信号を供給する。
であり、受光部５ａの出力を増幅する増幅回路５ｂ、増
幅回路５ｂの出力を入力するキャリア検出回路５ｃとタ
イミング再生回路５ｄ、ドライバ回路５ｅとで構成され
ている。このドライバ回路５ｅは各入力端子＃１，＃２
・・・＃ｎの入力に基づいて、リード線１６を介して多
点光スイッチ７のスイッチ用コイル７ａ〜７ｎ（図３）
に励磁信号を供給する。
【００２５】次に動作について説明する。各ネットワー
ク子局側よりの上り信号にあらかじめ定めたそれぞれ異
なる長さのプリアンブル信号をデータに先行して送出
し、これをネットワーク子局数に対応したキャリア検出
時限種別を持つ光受信器５のキャリア検出回路５ｃでキ
ャリア検出することにより、プリアンブル信号長で送信
ネットワーク子局を特定することが可能となる。この結
果、ドライバ回路５ｅはキャリア検出回路５ｃの出力に
基づいて、リード線１６を介して当該ネットワーク子局
に対応する多点光スイッチ７のスイッチ用コイルを励磁
し、当該ネットワーク子局以外のスイッチ用コイルを一
時的に不励磁とすることで、他のネットワーク子局が送
信中か否かを感知できないために生ずる上り信号の衝突
を未然に防ぐことができる。
ク子局側よりの上り信号にあらかじめ定めたそれぞれ異
なる長さのプリアンブル信号をデータに先行して送出
し、これをネットワーク子局数に対応したキャリア検出
時限種別を持つ光受信器５のキャリア検出回路５ｃでキ
ャリア検出することにより、プリアンブル信号長で送信
ネットワーク子局を特定することが可能となる。この結
果、ドライバ回路５ｅはキャリア検出回路５ｃの出力に
基づいて、リード線１６を介して当該ネットワーク子局
に対応する多点光スイッチ７のスイッチ用コイルを励磁
し、当該ネットワーク子局以外のスイッチ用コイルを一
時的に不励磁とすることで、他のネットワーク子局が送
信中か否かを感知できないために生ずる上り信号の衝突
を未然に防ぐことができる。
【００２６】また、万が一、２台以上のネットワーク子
局が同時に状変情報の送信を開始した場合には、上り信
号が衝突したことをネットワーク親局１が検知し、あら
かじめネットワーク子局固有に割り付けられた優先順位
に従って、再度状変情報送信指令を子局に発信すること
で、所定の情報収集を実現できる。
局が同時に状変情報の送信を開始した場合には、上り信
号が衝突したことをネットワーク親局１が検知し、あら
かじめネットワーク子局固有に割り付けられた優先順位
に従って、再度状変情報送信指令を子局に発信すること
で、所定の情報収集を実現できる。
【００２７】１ネットワーク子局分の状変情報伝送が終
了し、一定時間を経過した時点でドライバ回路５ｅは励
磁信号の供給を停止するので、ネットワーク親局１は定
常状態に復帰する。
了し、一定時間を経過した時点でドライバ回路５ｅは励
磁信号の供給を停止するので、ネットワーク親局１は定
常状態に復帰する。
【００２８】以上のように、この実施の形態２によれ
ば、ネットワーク子局側１０ａ〜１０ｎの状変情報を上
り信号の衝突を回避してネットワーク親局１に伝達する
ことができるため、親局側での子局状変検出時間を短く
できる効果が得られる。
ば、ネットワーク子局側１０ａ〜１０ｎの状変情報を上
り信号の衝突を回避してネットワーク親局１に伝達する
ことができるため、親局側での子局状変検出時間を短く
できる効果が得られる。
【００２９】また、あらかじめ各子局にそれぞれ異なる
プリアンブル信号を割り当てることにより、上記効果を
得るために必要なハードウェアは多点光スイッチ７のみ
で足り、システムを安価に構成できる効果が得られる。
プリアンブル信号を割り当てることにより、上記効果を
得るために必要なハードウェアは多点光スイッチ７のみ
で足り、システムを安価に構成できる効果が得られる。
【００３０】実施の形態３．図５はこの発明の実施の形
態３を示す光多分岐ネットワークの構成図であり、ネッ
トワーク親局１の光受信器５と多点光スイッチ７との間
にスイッチ選択回路１７を設けたものである。図６は上
記光受信器５とスイッチ選択回路１７の関係を示す詳細
図である。光受信器５は増幅回路５ｆ、キャリア検出回
路５ｇ、ドライバ回路５ｈで構成され、スイッチ選択回
路１７はレシーバ１７ａ、順次切断／投入判別回路１７
ｂ、光スイッチドライバ回路１７ｃで構成されている。
態３を示す光多分岐ネットワークの構成図であり、ネッ
トワーク親局１の光受信器５と多点光スイッチ７との間
にスイッチ選択回路１７を設けたものである。図６は上
記光受信器５とスイッチ選択回路１７の関係を示す詳細
図である。光受信器５は増幅回路５ｆ、キャリア検出回
路５ｇ、ドライバ回路５ｈで構成され、スイッチ選択回
路１７はレシーバ１７ａ、順次切断／投入判別回路１７
ｂ、光スイッチドライバ回路１７ｃで構成されている。
【００３１】次に動作について説明する。ネットワーク
子局１０ａ〜１０ｎより発信された上り信号がネットワ
ーク親局１の光受信器５へ達すると、光受信器５のキャ
リア検出回路５ｇでキャリア検出することにより、ドラ
イバ回路５ｈを介してスイッチ選択回路１７にＯＮ／Ｏ
ＦＦ信号を供給する。スイッチ選択回路１７は、このＯ
Ｎ／ＯＦＦ信号をレシーバ１７ａで受信し、順次切断／
投入判別回路１７ｂ、光スイッチドライバ回路１７ｃを
介して多点光スイッチ７を制御し、多点光スイッチを順
次切断して信号を送出したネットワーク子局を特定す
る。そして、特定したネットワーク子局に対応する多点
光スイッチの接点を再接続することにより、当該ネット
ワーク子局以外に対応する多点光スイッチの接点を切断
して他のネットワーク子局との接続を絶ち、上り信号の
衝突を未然に防ぐことができる。
子局１０ａ〜１０ｎより発信された上り信号がネットワ
ーク親局１の光受信器５へ達すると、光受信器５のキャ
リア検出回路５ｇでキャリア検出することにより、ドラ
イバ回路５ｈを介してスイッチ選択回路１７にＯＮ／Ｏ
ＦＦ信号を供給する。スイッチ選択回路１７は、このＯ
Ｎ／ＯＦＦ信号をレシーバ１７ａで受信し、順次切断／
投入判別回路１７ｂ、光スイッチドライバ回路１７ｃを
介して多点光スイッチ７を制御し、多点光スイッチを順
次切断して信号を送出したネットワーク子局を特定す
る。そして、特定したネットワーク子局に対応する多点
光スイッチの接点を再接続することにより、当該ネット
ワーク子局以外に対応する多点光スイッチの接点を切断
して他のネットワーク子局との接続を絶ち、上り信号の
衝突を未然に防ぐことができる。
【００３２】また、万が一、２台以上のネットワーク子
局が同時に状変情報の送信を開始した場合でも、スイッ
チ選択回路１７により１台のネットワーク子局の回線の
みを選択することが可能となるため、所定の情報収集を
実現できる。
局が同時に状変情報の送信を開始した場合でも、スイッ
チ選択回路１７により１台のネットワーク子局の回線の
みを選択することが可能となるため、所定の情報収集を
実現できる。
【００３３】１ネットワーク子局分の状変情報伝送が終
了し、一定時間を経過した時点で光スイッチドライバ回
路１７ｃは励磁信号の供給を停止するので、ネットワー
ク親局は定常状態に復帰する。この段階でさらに上り信
号を発信中の子局があれば、同様な動作でさらに情報収
集が継続される。
了し、一定時間を経過した時点で光スイッチドライバ回
路１７ｃは励磁信号の供給を停止するので、ネットワー
ク親局は定常状態に復帰する。この段階でさらに上り信
号を発信中の子局があれば、同様な動作でさらに情報収
集が継続される。
【００３４】以上のように、この実施の形態３によれ
ば、ネットワーク子局１０ａ〜１０ｎ側の状変情報を上
り信号の衝突を回避してネットワーク親局１に伝達する
ことができるため、親局側での子局状変検出時間を短く
できる効果が得られる。また、上記効果を得るために必
要なハードウェアは多点光スイッチ７とスイッチ選択回
路１７のみで足り、システムを安価に構成できる効果が
得られる。
ば、ネットワーク子局１０ａ〜１０ｎ側の状変情報を上
り信号の衝突を回避してネットワーク親局１に伝達する
ことができるため、親局側での子局状変検出時間を短く
できる効果が得られる。また、上記効果を得るために必
要なハードウェアは多点光スイッチ７とスイッチ選択回
路１７のみで足り、システムを安価に構成できる効果が
得られる。
【００３５】実施の形態４．図７は実施の形態４を示す
構成図であり、光ファイバ９ａ〜９ｎのそれぞれに光分
岐器１８ａ〜１８ｎと簡単な光検出器１９ａ〜１９ｎを
設け、実施の形態１におけるネットワーク親局１から多
点光スイッチ７の制御系をなくしたものである。
構成図であり、光ファイバ９ａ〜９ｎのそれぞれに光分
岐器１８ａ〜１８ｎと簡単な光検出器１９ａ〜１９ｎを
設け、実施の形態１におけるネットワーク親局１から多
点光スイッチ７の制御系をなくしたものである。
【００３６】図８は上記多点光スイッチ７、光分岐器１
８ａ〜１８ｎ、光検出器１９ａ〜１９ｎの関係を示す詳
細図であり、光検出器１９ａ〜１９ｎはそれぞれ受光部
１９ａ−１、増幅回路１９ａ−２、キャリア検出回路１
９ａ−３、ドライバ回路１９ａ−４で構成されている。
８ａ〜１８ｎ、光検出器１９ａ〜１９ｎの関係を示す詳
細図であり、光検出器１９ａ〜１９ｎはそれぞれ受光部
１９ａ−１、増幅回路１９ａ−２、キャリア検出回路１
９ａ−３、ドライバ回路１９ａ−４で構成されている。
【００３７】次に動作について説明する。各ネットワー
ク子局１０ａ〜１０ｎより上り信号が送出されると、こ
の光信号の一部を光分岐器１８ａ〜１８ｎが分岐して光
検出器１９ａ〜１９ｎに供給する。光検出器１９ａはそ
の光信号を受光部１９ａ−１で受け、増幅回路１９ａ−
２を介してキャリア検出回路１９ａ−３でキャリア検出
することにより、送信ネットワーク子局を特定する。こ
の結果、ドライバ回路１９ａ−４はキャリア検出回路１
９ａ−３の出力に基づいて、当該子局に対応する多点光
スイッチ７のスイッチ用コイルを励磁し、当該ネットワ
ーク子局以外のスイッチ用コイルを一時的に不励磁とす
ることで他のネットワーク子局とネットワーク親局との
接続を絶つことができ、他のネットワーク子局が送信中
か否かを感知できないために生ずる上り信号の衝突を未
然に防ぐことができる。なお、光検出器１９ｂ〜１９ｎ
は、上記光検出器１９ａと同一構成であるから具体的構
成は省略する。
ク子局１０ａ〜１０ｎより上り信号が送出されると、こ
の光信号の一部を光分岐器１８ａ〜１８ｎが分岐して光
検出器１９ａ〜１９ｎに供給する。光検出器１９ａはそ
の光信号を受光部１９ａ−１で受け、増幅回路１９ａ−
２を介してキャリア検出回路１９ａ−３でキャリア検出
することにより、送信ネットワーク子局を特定する。こ
の結果、ドライバ回路１９ａ−４はキャリア検出回路１
９ａ−３の出力に基づいて、当該子局に対応する多点光
スイッチ７のスイッチ用コイルを励磁し、当該ネットワ
ーク子局以外のスイッチ用コイルを一時的に不励磁とす
ることで他のネットワーク子局とネットワーク親局との
接続を絶つことができ、他のネットワーク子局が送信中
か否かを感知できないために生ずる上り信号の衝突を未
然に防ぐことができる。なお、光検出器１９ｂ〜１９ｎ
は、上記光検出器１９ａと同一構成であるから具体的構
成は省略する。
【００３８】また、万が一、２台以上のネットワーク子
局が同時に状変情報の送信を開始した場合でも、多点光
スイッチが同時に２点以上接続しない構成（排他制御）
をとっていれば、単一のネットワーク子局を接続するこ
とが可能となり、通信は正常に行える。
局が同時に状変情報の送信を開始した場合でも、多点光
スイッチが同時に２点以上接続しない構成（排他制御）
をとっていれば、単一のネットワーク子局を接続するこ
とが可能となり、通信は正常に行える。
【００３９】以上のように、この実施の形態４によれ
ば、ネットワーク子局１０ａ〜１０ｎ側の状変情報を上
り信号の衝突を回避してネットワーク親局１に伝達する
ことができるため、親局側での子局状変検出時間を短く
できる効果が得られる。
ば、ネットワーク子局１０ａ〜１０ｎ側の状変情報を上
り信号の衝突を回避してネットワーク親局１に伝達する
ことができるため、親局側での子局状変検出時間を短く
できる効果が得られる。
【００４０】また、各ネットワーク子局毎に光分岐器１
８ａ〜１８ｎと簡単な光検出器１９ａ〜１９ｎが必要と
なるが、これらは上り信号そのものを再生する機能は必
要なく、簡単な光レベル検出器及び制御回路のみから構
成できるため、安価にシステムが構成できる効果が得ら
れる。
８ａ〜１８ｎと簡単な光検出器１９ａ〜１９ｎが必要と
なるが、これらは上り信号そのものを再生する機能は必
要なく、簡単な光レベル検出器及び制御回路のみから構
成できるため、安価にシステムが構成できる効果が得ら
れる。
【００４１】実施の形態５．図９は実施の形態５を示す
構成図であり、図７に示す実施の形態４における多点光
スイッチ７の代わりに、１×Ｎ点光スイッチとして光ロ
ータリスイッチ２０を用いたものである。
構成図であり、図７に示す実施の形態４における多点光
スイッチ７の代わりに、１×Ｎ点光スイッチとして光ロ
ータリスイッチ２０を用いたものである。
【００４２】図１０は光分岐器１８ａ〜１８ｎ、光検出
器１９ａ〜１９ｎ、光ロータリスイッチ２０の関係を示
す詳細図であり、光検出器１９ａはそれぞれ受光部１９
ａ−１、増幅回路１９ａ−２、キャリア検出回路１９ａ
−３、ドライバ回路１９ａ−４で構成され、光ロータリ
スイッチ２０はデコード回路２０ａ、光ロータリスイッ
チ制御部２０ｂ、多数の固定接点を順次切換える可動接
点２０ｃで構成されている。なお、光検出器１９ｂ〜１
９ｎは、上記光検出器１９ａと同一構成であるから具体
的構成を省略する。
器１９ａ〜１９ｎ、光ロータリスイッチ２０の関係を示
す詳細図であり、光検出器１９ａはそれぞれ受光部１９
ａ−１、増幅回路１９ａ−２、キャリア検出回路１９ａ
−３、ドライバ回路１９ａ−４で構成され、光ロータリ
スイッチ２０はデコード回路２０ａ、光ロータリスイッ
チ制御部２０ｂ、多数の固定接点を順次切換える可動接
点２０ｃで構成されている。なお、光検出器１９ｂ〜１
９ｎは、上記光検出器１９ａと同一構成であるから具体
的構成を省略する。
【００４３】次に動作について説明する。各ネットワー
ク子局１０ａ〜１０ｎより上り信号が送出されると、こ
の光信号の一部を光分岐器１８ａ〜１８ｎが分岐して光
検出器１９ａ〜１９ｎに供給する。光検出器１９ａ〜１
９ｎはその光信号を受光部１９ａ−１で受け、増幅回路
１９ａ−２を介してキャリア検出回路１９ａ−３でキャ
リア検出することにより送信ネットワーク子局を特定
し、この特定信号をドライバ回路１９ａ−４を介して出
力する。
ク子局１０ａ〜１０ｎより上り信号が送出されると、こ
の光信号の一部を光分岐器１８ａ〜１８ｎが分岐して光
検出器１９ａ〜１９ｎに供給する。光検出器１９ａ〜１
９ｎはその光信号を受光部１９ａ−１で受け、増幅回路
１９ａ−２を介してキャリア検出回路１９ａ−３でキャ
リア検出することにより送信ネットワーク子局を特定
し、この特定信号をドライバ回路１９ａ−４を介して出
力する。
【００４４】光ロータリスイッチ２０はデコード回路２
０ａでドライバ回路１９ａ−４から供給された上記特定
信号を判別し、その判別出力で光ロータリスイッチ制御
部２０ｂを介して可動接点２０ｃで固定接点を順次切換
えて必要な回路のみの接続を実現する。
０ａでドライバ回路１９ａ−４から供給された上記特定
信号を判別し、その判別出力で光ロータリスイッチ制御
部２０ｂを介して可動接点２０ｃで固定接点を順次切換
えて必要な回路のみの接続を実現する。
【００４５】また、万が一、２台以上のネットワーク子
局が同時に状変情報の送信を開始した場合でも、光ロー
タリスイッチ２０は単一の回線のみを接続するため、単
一のネットワーク子局を接続することが可能となり、通
信は正常に行える。
局が同時に状変情報の送信を開始した場合でも、光ロー
タリスイッチ２０は単一の回線のみを接続するため、単
一のネットワーク子局を接続することが可能となり、通
信は正常に行える。
【００４６】以上のように、この実施の形態５によれ
ば、ネットワーク子局１０ａ〜１０ｎ側の状変情報を上
り信号の衝突を回避してネットワーク親局１に伝達する
ことができるため、親局側での子局状変検出時間を短く
できる効果が得られる。
ば、ネットワーク子局１０ａ〜１０ｎ側の状変情報を上
り信号の衝突を回避してネットワーク親局１に伝達する
ことができるため、親局側での子局状変検出時間を短く
できる効果が得られる。
【００４７】また、各ネットワーク子局毎に光分岐器１
８ａ〜１８ｎと簡単な光検出器１９ａ〜１９ｎが必要と
なるが、これらは上り信号そのものを再生する機能は必
要無く、簡単な光レベル検出器及び制御回路のみから構
成できる。また、光スターカプラが不要となり、さらに
１×Ｎ点光スイッチ１台で回線選択を実施するため、安
価にシステムが構成できる効果が得られる。
８ａ〜１８ｎと簡単な光検出器１９ａ〜１９ｎが必要と
なるが、これらは上り信号そのものを再生する機能は必
要無く、簡単な光レベル検出器及び制御回路のみから構
成できる。また、光スターカプラが不要となり、さらに
１×Ｎ点光スイッチ１台で回線選択を実施するため、安
価にシステムが構成できる効果が得られる。
【００４８】
【発明の効果】以上のように、請求項１記載の発明によ
れば、光送受信器および通信制御装置を有するネットワ
ーク親局に、複数の光ファイバの１つを選択的に接続す
る多点光スイッチを介して複数のネットワーク子局を接
続し、このネットワーク子局装置の送信状態に基づいて
前記多点光スイッチの閉路を選択するように構成したの
で、ネットワーク子局側の状変情報を上り信号の衝突を
回避してネットワーク親局に伝達することができるた
め、ネットワーク親局側でのネットワーク子局状変検出
時間を短くできる効果がある。
れば、光送受信器および通信制御装置を有するネットワ
ーク親局に、複数の光ファイバの１つを選択的に接続す
る多点光スイッチを介して複数のネットワーク子局を接
続し、このネットワーク子局装置の送信状態に基づいて
前記多点光スイッチの閉路を選択するように構成したの
で、ネットワーク子局側の状変情報を上り信号の衝突を
回避してネットワーク親局に伝達することができるた
め、ネットワーク親局側でのネットワーク子局状変検出
時間を短くできる効果がある。
【００４９】請求項２記載の発明によれば、ネットワー
ク親局は、デコードした子局アドレスに応じて多点光ス
イッチの閉路を選択するように構成したので、ハードウ
ェアは多点光スイッチのみで足り、システムを安価に構
成できる効果がある。
ク親局は、デコードした子局アドレスに応じて多点光ス
イッチの閉路を選択するように構成したので、ハードウ
ェアは多点光スイッチのみで足り、システムを安価に構
成できる効果がある。
【００５０】請求項３記載の発明によれば、複数のネッ
トワーク子局は、それぞれ異なるプリアンブル信号を上
りデータに先行して送出し、ネットワーク親局は上記プ
リアンブル信号をキャリア検出信号として判別して多点
光スイッチを制御し、必要な光ファイバのみを接続する
ように構成したので、ハードウェアは多点光スイッチの
みで足り、システムを安価に構成できる効果がある。
トワーク子局は、それぞれ異なるプリアンブル信号を上
りデータに先行して送出し、ネットワーク親局は上記プ
リアンブル信号をキャリア検出信号として判別して多点
光スイッチを制御し、必要な光ファイバのみを接続する
ように構成したので、ハードウェアは多点光スイッチの
みで足り、システムを安価に構成できる効果がある。
【００５１】請求項４記載の発明によれば、ネットワー
ク親局は、複数のネットワーク子局が送信する上り光信
号をキャリア検出信号として判別して多点光スイッチを
制御し、必要な前記光ファイバのみを接続するように構
成したので、ハードウェアは多点光スイッチとスイッチ
選択回路のみで足り、システムを安価に構成できる効果
がある。
ク親局は、複数のネットワーク子局が送信する上り光信
号をキャリア検出信号として判別して多点光スイッチを
制御し、必要な前記光ファイバのみを接続するように構
成したので、ハードウェアは多点光スイッチとスイッチ
選択回路のみで足り、システムを安価に構成できる効果
がある。
【００５２】請求項５記載の発明によれば、複数の光フ
ァイバのそれぞれに光分岐器と光検出器を設け、その光
検出器の出力に基づいて多点光スイッチを制御し、必要
な光ファイバのみを接続するように構成したので、これ
ら光分岐器及び光検出器は上り信号そのものを再生する
機能は必要なく、簡単な光検出器及び制御回路で安価に
システムを構成できる効果がある。
ァイバのそれぞれに光分岐器と光検出器を設け、その光
検出器の出力に基づいて多点光スイッチを制御し、必要
な光ファイバのみを接続するように構成したので、これ
ら光分岐器及び光検出器は上り信号そのものを再生する
機能は必要なく、簡単な光検出器及び制御回路で安価に
システムを構成できる効果がある。
【００５３】請求項６記載の発明によれば、光送受信器
及び通信制御装置を有するネットワーク親局に、複数の
光ファイバと１つのロータリスイッチを介して複数のネ
ットワーク子局を接続し、その光ファイバのそれぞれに
設けられた複数の光分岐器の光分岐に基づいて、光検出
器で上記光ロータリスイッチを制御し、必要なネットワ
ーク子局の光ファイバのみを接続するように構成したの
で、光スターカプラが不要となり、安価にシステムが構
成できる効果がある。
及び通信制御装置を有するネットワーク親局に、複数の
光ファイバと１つのロータリスイッチを介して複数のネ
ットワーク子局を接続し、その光ファイバのそれぞれに
設けられた複数の光分岐器の光分岐に基づいて、光検出
器で上記光ロータリスイッチを制御し、必要なネットワ
ーク子局の光ファイバのみを接続するように構成したの
で、光スターカプラが不要となり、安価にシステムが構
成できる効果がある。
【図１】 この発明の実施の形態１を示す光多分岐ネッ
トワークの構成図である。
トワークの構成図である。
【図２】 通信制御装置と多点光スイッチとの関係を示
す詳細図である。
す詳細図である。
【図３】 この発明の実施の形態２を示す光多分岐ネッ
トワークの構成図である。
トワークの構成図である。
【図４】 光受信器の構成を示すブロック図である。
【図５】 この発明の実施の形態３を示す光多分岐ネッ
トワークの構成図である。
トワークの構成図である。
【図６】 光受信器とスイッチ選択回路との関係を示す
詳細図である。
詳細図である。
【図７】 この発明の実施の形態４を示す光多分岐ネッ
トワークの構成図である。
トワークの構成図である。
【図８】 多点光スイッチと光検出器及び光分岐器との
関係を示す詳細図である。
関係を示す詳細図である。
【図９】 この発明の実施の形態５を示す光多分岐ネッ
トワークの構成図である。
トワークの構成図である。
【図１０】 光ロータリスイッチと光検出器及び光分岐
器との関係を示す詳細図である。
器との関係を示す詳細図である。
【図１１】 従来の光多分岐ネットワークの構成図であ
る。
る。
１ ネットワーク親局、３ 通信制御装置（制御手
段）、４，１３ 光送信器（制御手段）、５，１２ 光
受信器（制御手段）、７ 多点光スイッチ（選択接続手
段）、９ａ〜９ｎ 光ファイバ、１０ａ〜１０ｎ ネッ
トワーク子局、１８ａ〜１８ｎ 光分岐器、１９ａ〜１
９ｎ 光検出器、２０ 光ロータリスイッチ（１×Ｎ点
光スイッチ）。
段）、４，１３ 光送信器（制御手段）、５，１２ 光
受信器（制御手段）、７ 多点光スイッチ（選択接続手
段）、９ａ〜９ｎ 光ファイバ、１０ａ〜１０ｎ ネッ
トワーク子局、１８ａ〜１８ｎ 光分岐器、１９ａ〜１
９ｎ 光検出器、２０ 光ロータリスイッチ（１×Ｎ点
光スイッチ）。
Claims (6)
- 【請求項１】 光送受信器及び通信制御装置を有するネ
ットワーク親局と、前記ネットワーク親局にスター状に
伸びた光ファイバを介して接続した光送受信器及び通信
制御装置を有する複数のネットワーク子局と、前記ネッ
トワーク子局から前記ネットワーク親局への送信を検出
して該送信しているネットワーク子局の前記光ファイバ
を該ネットワーク親局に接続する選択接続手段とを備え
た光多分岐ネットワーク。 - 【請求項２】 光送受信器及び通信制御装置を有するネ
ットワーク親局と、前記ネットワーク親局にスター状に
伸びた光ファイバを介して接続した光送受信器及び通信
制御装置を有する複数のネットワーク子局と、前記ネッ
トワーク親局を複数のスター状に伸びた光ファイバに接
続する多点光スイッチと、前記ネットワーク親局の通信
制御回路でデコードした子局アドレスに応じて前記多点
光スイッチを制御し、必要なネットワーク子局の光ファ
イバのみを接続する制御手段とを備えた光多分岐ネット
ワーク。 - 【請求項３】 光送受信器及び通信制御装置を有するネ
ットワーク親局と、前記ネットワーク親局にスター状に
伸びた光ファイバを介して接続した光送受信器及び通信
制御装置を有する複数のネットワーク子局と、前記ネッ
トワーク親局を複数のスター状に伸びた光ファイバに接
続する多点光スイッチと、前記ネットワーク子局からデ
ータに先行して送出されたプリアンブル信号を前記ネッ
トワーク親局の光受信器で検出した信号に基づいて前記
多点光スイッチを制御し、必要なネットワーク子局の光
ファイバのみを接続する制御手段とを備えた光多分岐ネ
ットワーク。 - 【請求項４】 光送受信器及び通信制御装置を有するネ
ットワーク親局と、前記ネットワーク親局にスター状に
伸びた光ファイバを介して接続した光送受信器及び通信
制御装置を有する複数のネットワーク子局と、前記ネッ
トワーク親局を複数のスター状に伸びた光ファイバに接
続する多点光スイッチと、前記ネットワーク子局から送
出された信号を前記ネットワーク親局の光受信器で検出
した信号に基づいて前記多点光スイッチを順次切断制御
して信号送出したネットワーク子局を特定して該特定の
ネットワーク子局の光ファイバのみを再接続するスイッ
チ選択手段とを備えた光多分岐ネットワーク。 - 【請求項５】 光送受信器及び通信制御装置を有するネ
ットワーク親局と、前記ネットワーク親局にスター状に
伸びた光ファイバを介して接続した光送受信器及び通信
制御装置を有する複数のネットワーク子局と、前記ネッ
トワーク親局の出力端をスター状に伸びた複数の光ファ
イバに接続する多点光スイッチと、前記スター状に伸び
た光ファイバの夫々に設置され、前記ネットワーク子局
から送出された光信号を分岐する光分岐器と、この光分
岐器の出力信号に基づいて前記光信号を出力しているネ
ットワーク子局を特定して前記多点光スイッチを制御し
該ネットワーク子局に接続された光ファイバのみを接続
する光検出器とを備えた光多分岐ネットワーク。 - 【請求項６】 光送受信器及び通信制御装置を有するネ
ットワーク親局と、前記ネットワーク親局にスター状に
伸びた光ファイバを介して接続した光送受信器及び通信
制御装置を有する複数のネットワーク子局と、前記ネッ
トワーク親局をスター状に伸びた複数の光ファイバに接
続する１×Ｎ点光スイッチと、前記スター状に伸びた光
ファイバの夫々に設置され、前記ネットワーク子局から
送出された光信号を分岐する光分岐器と、この光分岐器
の出力信号に基づいて前記光信号を出力しているネット
ワーク子局を特定して前記１×Ｎ点光スイッチを制御し
該ネットワーク子局に接続された光ファイバのみを接続
する光検出器とを備えた光多分岐ネットワーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7309294A JPH09153858A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 光多分岐ネットワーク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7309294A JPH09153858A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 光多分岐ネットワーク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09153858A true JPH09153858A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=17991277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7309294A Pending JPH09153858A (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 光多分岐ネットワーク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09153858A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003003663A1 (fr) * | 2001-06-29 | 2003-01-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Systeme de transmission de paquets, procede de transmission de paquets, programme de transmission de paquets, et moyen d'enregistrement sur lequel le programme enregistre est enregistre |
| US7577362B2 (en) | 2004-11-12 | 2009-08-18 | Nec Communication Systems Ltd. | Optical access network method, optical access network, and optical switch for optical access network |
| US7639951B2 (en) * | 2004-05-25 | 2009-12-29 | Sony Corporation | Contents-delivery system, contents-transmission device, contents-reception device, and contents-delivery method |
| JP6381058B1 (ja) * | 2017-06-09 | 2018-08-29 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | Ｐｏｎシステム及び通信制御方法 |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP7309294A patent/JPH09153858A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003003663A1 (fr) * | 2001-06-29 | 2003-01-09 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Systeme de transmission de paquets, procede de transmission de paquets, programme de transmission de paquets, et moyen d'enregistrement sur lequel le programme enregistre est enregistre |
| US7403518B2 (en) | 2001-06-29 | 2008-07-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Packet transmission system, packet transmission method, packet transmission program, and recording medium on which the recorded program is recorded |
| US7639951B2 (en) * | 2004-05-25 | 2009-12-29 | Sony Corporation | Contents-delivery system, contents-transmission device, contents-reception device, and contents-delivery method |
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| JP6381058B1 (ja) * | 2017-06-09 | 2018-08-29 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | Ｐｏｎシステム及び通信制御方法 |
| WO2018225414A1 (ja) * | 2017-06-09 | 2018-12-13 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | Ｐｏｎシステム及び通信制御方法 |
| US11196488B2 (en) | 2017-06-09 | 2021-12-07 | Nec Platforms, Ltd. | PON system and communication control method |
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| Date | Code | Title | Description |
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