JPWO2003000539A1 - 自動二輪車における物品収納構造 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ヘッドパイプから後ろ下がりに延びるメインフレームと、該メインフレームの後部に連設されて後ろ上がりに延びる左右一対のリヤフレームとを備える車体フレームに、該メインフレームの下方に配置されるエンジンユニットが懸架されるとともに、前記両リヤフレームの前部間に配置される収納ボックスが支持され、収納ボックスの上端開口部が開閉可能なシートで覆われる自動二輪車に関し、特に、その物品収納構造の改良に関する。
背景技術
従来、上端開口部を開閉可能なシートで覆われるようにした収納ボックスが、メインフレームの後方側で車体フレームに設けられる自動二輪車が、たとえば日本特開平4−287782号公報等で既に知られている。
上記従来のものでは、収納ボックス内には、ヘルメット等を収納するために仕切りのない単一の収納室が形成されており、収納ボックスの後壁上部の後方側にバッテリを収納するスペースを確保するようにしている。このような物品収納構造では、収納ボックスの後方側に配置される自動二輪車用部品たとえば燃料タンクをリヤフレームで支持するようにした自動二輪車では、燃料タンクの容量を比較的小さく設定せざるを得ない。また工具等の小物を収納するスペースを確保することも困難である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、収納ボックスの後方側に配置される自動二輪車用部品の容量を比較的大きく設定することを可能としつつ、バッテリおよび小物を収納するスペースを確保するようにした自動二輪車における物品収納構造を提供することを目的とする。
発明の開示
上記目的を達成するために、本発明は、ヘッドパイプから後ろ下がりに延びるメインフレームと、該メインフレームの後部に連設されて後ろ上がりに延びる左右一対のリヤフレームとを備える車体フレームに、該メインフレームの下方に配置されるエンジンユニットが懸架されるとともに、前記両リヤフレームの前部間に配置される収納ボックスが支持され、収納ボックスの上端開口部が開閉可能なシートで覆われる自動二輪車において、収納ボックス内に、主収納室と、主収納室の後部下方に配置されるバッテリ収納室と、前記主収納室の後ろ側上部に通じるようにして該主収納室から後方側に膨出した小物入れとが形成されることを第1の特徴とする。
このような第1の特徴の構成によれば、比較的大きなスペースを確保する必要があるバッテリ収納室を、収納ボックス内で主収納室の後部下方に配置することにより、収納ボックスの後方側に配置される燃料タンク等の自動二輪車用部品の容量をバッテリ収納室に起因して比較的小さく設定することを不要とし、バッテリを収納するスペースを確保しつつ燃料タンク等の自動二輪車用部品の容量を比較的大きく設定することができる。しかも容量を小さく設定し得る小物入れが、主収納室の後ろ側上部に通じるようにして主収納室から後方側に膨出して形成されるので、燃料タンク等の自動二輪車用部品の容量設定に及ぼす影響を小さくして小物入れのスペースを確保することができる。
また本発明は、上記第1の特徴の構成に加えて、前記バッテリ収納室には、バッテリと、該バッテリの一側に配置されるスタータリレーと、前記バッテリの他側に配置されるヒューズとが収納されることを第2の特徴とし、かかる構成によれば、バッテリ収納室に、バッテリだけなく、バッテリに関連する電気部品をも有効に収納することができる。
本発明は、上記第1または第2の特徴の構成に加えて、前記収納ボックスは、主収納室およびバッテリ収納室を形成するとともに後壁の上部には開口部が設けられるボックス本体と、前記後壁の上部から後方側に膨出するように形成されて前記開口部の周縁で前記後壁に固着される壁部材とから成り、前記小物入れが壁部材内に形成されることを第3の特徴とし、かかる構成によれば、ボックス本体内の主収納室から後方側に膨出した小物入れを、容易に形成することができる。
本発明は、上記第1〜第3の特徴のいずれかの構成に加えて、前記主収納室との間を区画するようにしてバッテリ収納室を覆うカバー部材の下部が収納ボックスの底部に位置決め支持され、前記カバー部材の上部が収納ボックスに着脱可能に固定されることを第4の特徴とし、かかる構成によれば、主収納室およびバッテリ収納室を、それらの室を明確に区別して収納ボックス内に形成することができる。
本発明は、上記第4の特徴の構成に加えて、前記小物入れの前記主収納室側の開口端を覆う蓋が、前記カバー部材に連なって形成されることを第5の特徴とし、かかる構成によれば、カバー部材を収納ボックスに取付けることで小物入れの主収納室側の開口端を覆うことができる。
さらに本発明は、上記第5の特徴の構成に加えて、前記蓋がヒンジを介して前記カバー部材に連設されることを第6の特徴とし、かかる構成によれば、小物入れの主収納室側の開口端を容易に開閉できる。
発明を実施するための最良の形態
先ず図1において、この自動二輪車の骨格となる車体フレームFは、フロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後ろ下がりに延びる単一のメインフレーム13と、該メインフレーム13の後部に連設されて後ろ上がりに延びる左右一対のリヤフレーム14…とを備えるものであり、フロントフォーク11の下端に前輪WFが回転可能に軸支され、フロントフォーク11の上端には操向ハンドル15が連結される。
メインフレーム13は、相互に平行に鉛直方向に延びる一対の側面を左右に有した横断面四角形の角パイプから成るものであり、このメインフレーム13の中間部両側面に、ハンガプレート16…がそれぞれ溶接により直接取付けられ、またメインフレーム13の後部両側面にピボットプレート17が溶接により直接取付けられる。
メインフレーム13の下方にはエンジンユニットEが配置されており、このエンジンユニットEは、前記ハンガプレート16…およびピボットプレート17で支持されるようにして車体フレームFに懸架される。
ピボットプレート17には円筒状の支軸20が設けられており、該支軸20の両端部に左右一対のリヤフォーク21…の前端部が上下に揺動可能に支承され、両リヤフォーク21…の後端間に後輪WRが軸支される。
図2〜図4を併せて参照して、リヤフレーム14,14の後端間はテールフレーム22で連結される。また両リヤフレーム14,14の中間部間には丸パイプから成る第1クロスメンバー23が設けられ、両リヤフレーム14,14の前部間には丸パイプから成る第2クロスメンバー24が設けられる。しかも第2クロスメンバー24の中間部はメインフレーム13の後部上面に溶接により取付けられる。また第2クロスメンバー24よりも前方側で両リヤフレーム14,14間にわたっては支持板25が設けられる。
メインフレーム13の後部両側には一対の連結パイプ26,26が配置されており、これらの連結パイプ26,26の一端は、両リヤフレーム14,14の中間部下面に溶接により取り付けられ、両連結パイプ26,26の他端は、ピボットプレート17の後面に溶接より共通に取付けられる。すなわちメインフレーム13の両側に配置される一対の連結パイプ26,26で両リヤフレーム14,14の前部およびピボットプレート17間が連結され、これらの連結パイプ26,26の中間部は、メインフレーム13の後部両側面にそれぞれ溶接により取付けられる。
後輪WRの上方はリヤフレーム14,14に取付けられるリヤフェンダー27で覆われるものであり、このリヤフェンダー27の上方には、リヤフレーム14,14にそれぞれ固着された支持ブロック28…と、リヤフレーム14,14の後部とで支持される燃料タンク29が配置される。
リヤフレーム14,14には、前記支持ブロック28,28よりも下方に位置するようにしてブラケット板30…が固着されており、これらのブラケット板30…と、両リヤフォーク21…の後部との間にはリヤクッションユニット32…がそれぞれ設けられる。
燃料タンク29の前方側には、収納ボックス35が配置されており、この収納ボックス35は、両リヤフレーム14,14の前部間に設けられた支持板25および前記支持ブロック28…で弾性的に支持される。
車体フレームFには、該車体フレームFを覆う合成樹脂製のカバー38が取付けられており、このカバー38は、メインフレーム13の左右両側に配置されるフロントサイドカバー39…と、乗員の脚部を前方から覆うようにして両フロントサイドカバー39…の前部に連なるレッグシールド40…と、ヘッドパイプ12を前方側から覆うようにして両レッグシールド40…に連なるフロントトップカバー41と、ヘッドパイプ12を後方側から覆うとともにメインフレーム13を上方側から覆うようにしてフロントトップカバー41に連なるメインフレームトップカバー42と、両フロントサイドカバー39…の下部に連なるアンダーカバー43…と、リヤフレーム14,14、燃料タンク29および収納ボックス35を両側から覆うリヤサイドカバー44…とで構成される。
両リヤサイドカバー44…の上部間には、収納ボックス35および燃料タンク29を上方から覆うタンデムシート45が、収納ボックス35への物品の収納および取出しを可能とすべく開閉可能に配置される。
図5を併せて参照して、収納ボックス35は、左右一対のリヤフレーム14,14の前部間に配置されるものであり、上端を開口した合成樹脂製のボックス本体46と、該ボックス本体46の後壁46aに固着される合成樹脂製の壁部材47とから成る。
ボックス本体46の前部は、車体フレームFに設けられている支持板25の上方に配置され、ボックス本体46の前部および支持板25間に一対の弾性部材48,48が介装され、両弾性部材48,48に対応する位置で支持板25の下面にはウエルドナット49,49が固着される。両弾性部材48,48は、ボックス本体46の前部に上方から当接する鍔部48a,48aを上端に有するものであり、その鍔部48a,48aに上方から当接する鍔部72a,72aを上端に備える金属製円筒状のカラー72,72が、弾性部材48,48に上方から挿入される。而してカラー72,72および支持板25に上方から挿通されるボルト50,50を前記ウエルドナット49,49に螺合して締付けることにより、ボックス本体46の前部が支持板25を介して車体フレームFに弾性的に支持される。
またボックス本体46の後ろ側上部には、車体フレームFに設けられている支持ブロック28,28の上方に張出す鍔部51,51が設けられる。これらの鍔部51,51は、支持ブロック28,28および鍔部51,51間に介装される弾性部材52…と、各弾性部材52…に対応する位置で支持ブロック28,28の下面に固着されるウエルドナット53…と、前記弾性部材52…にそれぞれ挿入される金属製円筒状のカラー73…と、カラー73…および支持ブロック278…に上方から挿通されてウエルドナット53…に螺合されるボルト54…とにより、ボックス本体46の前部の支持板25への弾性支持構造と同様に、支持ブロック28…を介して車体フレームFに弾性的に支持される。
さらにボックス本体46の前部上端には前方に突出するように形成されるシートヒンジ部55が一体に形成されており、タンデムシート45の前端部が該シートヒンジ部55に上下に回動可能に連結される。
ところで、ボックス本体46内には、図示しないヘルメット等を収納するための主収納室56と、主収納室56の後部下方に配置されるバッテリ収納室57とが形成されるものであり、主収納室56およびバッテリ収納室57間を区画するカバー部材58が、バッテリ収納室57を覆うように配置される。
収納ボックス35におけるボックス本体46の底部には、カバー部材48の下部を差し込む一対の位置決め溝59,59と、カバー部材48の下部両側に当接する壁部60,60が設けられており、カバー部材58の下部は収納ボックス35におけるボックス本体46の底部に位置決め支持される。
またボックス本体46には、カバー部材58の上部両側に下方から対向する段部46b,46bが設けられており、それらの段部46b,46bに装着されたU字状ナット61,61に、カバー部材58の上部両側にそれぞれ挿通されるねじ部材62,62を螺合して締付けることにより、カバー部材58の上部がボックス本体46に着脱可能に固定される。
バッテリ収納室57は、前記カバー部材58と、ボックス本体46の後壁46aの下部との間に形成されることになり、このバッテリ収納室57には、バッテリ63と、該バッテリ63の一側(図3の左側)に配置されるスタータリレー64と、バッテリ63の他側(図3の右側)に配置されるヒューズ65とが収納される。
ボックス本体46における後壁46aの上部には開口部66が設けられており、壁部材47が開口部66の周縁で前記後壁46aに固着される。この壁部材47は、前記後壁46aの上部から後方側に膨出するとともに車体フレームFの第1クロスメンバー23との干渉を回避し得るように形成されるものであり、該壁部材47の前部は開口部66に挿通される。しかも壁部材47の前端部には開口部66の周縁で後壁46aの内面に当接する鍔部47aが一体に設けられており、該鍔部47aの複数箇所が熱かしめ等により後壁46aに固着される。
壁部材47内には、開口部46と、該ボックス本体46の後壁46aに固着される合成樹脂製の壁部材47とから成る。
前記壁部材47内には、主収納室56の後ろ側上部に通じる小物入れ67が形成される。而して壁部材47が、ボックス本体46における後壁46aの上部から後方側に膨出するように形成されるものであるので、小物入れ67も前記後壁46aの上部から後方側に膨出するように形成される。しかも収納ボックス35は、主収納室56およびバッテリ収納室57を形成するボックス本体46と、主収納室56に通じる小物入れ67を形成してボックス本体46の後壁46aに固着される壁部材47とから成るものであるので、収納ボックス35内には、主収納室56と、主収納室56の後部下方に配置されるバッテリ収納室57と、主収納室56の後ろ側上部に通じるようにして該主収納室56から後方側に膨出した小物入れ67とが形成されることになる。
小物入れ67の主収納室56側の開口端は合成樹脂製の蓋68で開閉可能に覆われるものであり、この蓋68は、カバー部材58の上部に連なって形成される。しかもカバー部材58および蓋68の連結部は肉厚を薄くすることでヒンジ59として機能するように形成されており、ヒンジ69を介してカバー部材58に連設された蓋68は、図2の実線で示すように小物入れ67の主収納室56側の開口端を閉じる位置と、図2の鎖線で示すように小物入れ67の主収納室56側の開口端を開放する位置との間で回動可能である。
しかも小物入れ67の主収納室56側の開口端を閉じる位置を維持するために、蓋68の上部には、たとえば一対の係合爪70,70が一体に設けられており、ボックス本体46の後壁46aにおいて開口部66よりも上方位置には各係合爪70,70を係脱可能に係合させる係合孔71,71が設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、車体フレームFが備える左右一対のリヤフレーム14,14の前部間に配置される収納ボックス35内に、主収納室56と、主収納室56の後部下方に配置されるバッテリ収納室57と、主収納室56の後ろ側上部に通じるようにして該主収納室56から後方側に膨出した小物入れ67とが形成されている。
このような収納ボックス35によれば、比較的大きなスペースを確保する必要があるバッテリ収納室57を、収納ボックス35内で主収納室56の後部下方に配置することにより、収納ボックス35の後方側に配置される燃料タンク29等の自動二輪車用部品の容量をバッテリ収納室57に起因して比較的小さく設定することが不要であり、バッテリ63を収納するスペースを確保しつつ燃料タンク29等の自動二輪車用部品の容量を比較的大きく設定することができる。しかも容量を小さく設定し得る小物入れ67が、主収納室56の後ろ側上部に通じるようにして主収納室56から後方側に膨出して形成されるので、燃料タンク29等の自動二輪車用部品の容量設定に及ぼす影響を小さくして小物入れ67のスペースを確保することができる。
またバッテリ収納室57には、バッテリ63と、該バッテリ63の一側に配置されるスタータリレー64と、バッテリ63の他側に配置されるヒューズ65とが収納されるので、バッテリ収納室57に、バッテリ63だけでなく、バッテリ63に関連する電気部品であるスタータリレー64およびヒューズ65をも有効に収納することができる。
収納ボックス35は、主収納室56およびバッテリ収納室57を形成するとともに後壁46aの上部には開口部66が設けられるボックス本体46と、後壁46aの上部から後方側に膨出するように形成されて開口部66の周縁で後壁46aに固着される壁部材47とから成るので、ボックス本体46内の主収納室56から後方側に膨出した小物入れ67を、壁部材47内に容易に形成することができる。
また収納ボックス35におけるボックス本体46の底部には、主収納室56との間を区画するようにしてバッテリ収納室57を覆うカバー部材58の下部が位置決め支持され、カバー部材58の上部がボックス本体46に着脱可能に固定されているので、主収納室56およびバッテリ収納室57を、それらの室56,57を明確に区別して収納ボックス35のボックス本体46内に形成することができる。
さらに小物入れ67の主収納室56側の開口端を覆う蓋68が、カバー部材58に連なって形成されており、カバー部材58を収納ボックス35のボックス本体46に取付けることで、小物入れ67の主収納室56側の開口端を覆うことができる。しかも蓋68はヒンジ69を介してカバー部材58に連設されているので、小物入れ67の主収納室56側の開口端を容易に開閉できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
図1〜図5は本発明の一実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の側面図、図2は自動二輪車の後部拡大縦断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図2の5−5線断面図である。
Claims (6)
- ヘッドパイプ(12)から後ろ下がりに延びるメインフレーム(13)と、該メインフレーム(13)の後部に連設されて後ろ上がりに延びる左右一対のリヤフレーム(14)とを備える車体フレーム(F)に、該メインフレーム(13)の下方に配置されるエンジンユニット(E)が懸架されるとともに、前記両リヤフレーム(14)の前部間に配置される収納ボックス(35)が支持され、収納ボックス(35)の上端開口部が開閉可能なシート(45)で覆われる自動二輪車において、収納ボックス(35)内に、主収納室(56)と、主収納室(56)の後部下方に配置されるバッテリ収納室(57)と、前記主収納室(56)の後ろ側上部に通じるようにして該主収納室(56)から後方側に膨出した小物入れ(67)とが形成されることを特徴とする自動二輪車における物品収納構造。
- 前記バッテリ収納室(57)には、バッテリ(63)と、該バッテリ(63)の一側に配置されるスタータリレー(64)と、前記バッテリ(63)の他側に配置されるヒューズ(65)とが収納されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車における物品収納構造。
- 前記収納ボックス(35)は、主収納室(56)およびバッテリ収納室(57)を形成するとともに後壁(46a)の上部には開口部(66)が設けられるボックス本体(46)と、前記後壁(46a)の上部から後方側に膨出するように形成されて前記開口部(66)の周縁で前記後壁(46a)に固着される壁部材(47)とから成り、前記小物入れ(67)が壁部材(47)内に形成されることを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車における物品収納構造。
- 前記主収納室(56)との間を区画するようにしてバッテリ収納室(57)を覆うカバー部材(58)の下部が収納ボックス(35)の底部に位置決め支持され、前記カバー部材(58)の上部が収納ボックス(35)に着脱可能に固定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車における物品収納構造。
- 前記小物入れ(67)の前記主収納室(56)側の開口端を覆う蓋(68)が、前記カバー部材(58)に連なって形成されることを特徴とする請求項4記載の自動二輪車における物品収納構造。
- 前記蓋(68)がヒンジ(69)を介して前記カバー部材(58)に連設されることを特徴とする請求項5記載の自動二輪車における物品収納構造。
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