JPWO2002098782A1 - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

本発明によるエレベータ装置は、昇降路(1)内に設けられたかごレール(4)に沿って昇降するかご(3)と、昇降路(1)内に設けられた釣り合いおもりレール(7)に沿って昇降する釣り合いおもり(6)と、綱車(10)と該綱車(10)を駆動するモータ部(11)と有し、綱車(10)の回転面が水平となるように昇降路(1)内の頂部に配置された巻上機(9)と、昇降路(1)の頂部に配置された第1及び第2の方向転換プーリ(13、14)と、一端側にかご(3)が接続されるとともに他端側に釣り合いおもり(6)が接続され、第1及び第2の方向転換プーリ(13、14)と綱車(10)とに巻き掛けられかご(3)と釣り合いおもり(6)とを懸垂する主索(8)とを備える。

Description

技術分野
この発明は、機械室のない機械室レスエレベータ装置に関するものである。
背景技術
第11図は機械室のない機械室レスエレベータ装置として、特開平10−139321号公報に示されるものである。図において、1は昇降路、3は底面に2個のかご下返し車26を有し、かご下返し車26を介して主索8によって吊り下げられ、かごレール4によってガイドされながら昇降路1内を昇降するかご、6は上部に釣り合いおもり吊車27を有し、釣り合いおもり吊車27を介して主索8によって吊り下げられ、釣り合いおもりレール7によってガイドされながら昇降路1内を昇降する釣合いおもり、9は主索8を巻き掛ける綱車10と綱車10を駆動するモータ部11とから構成され、綱車10の回転面が水平となるとともに綱車10がモータ部11より下側となるように昇降路1の頂部に配置された巻上機、13は昇降路1の頂部に配置した第1の方向転換プーリ、14は昇降路1の頂部に配置した第2の方向転換プーリである。
また、主索8はその一端を第1の固定点28に置き、他端を第2の固定点29に置く。主索8は、第1の固定点28から、釣合いおもり6に配した釣り合いおもり吊車27、次いで昇降路1の頂部に配置した第1の方向転換プーリ13、次いで巻上機9の綱車10、次いで昇降路1の頂部に配置した第2の方向転換プーリ14、次いでかご3の底面に配置したかご下返し車26を経て第2の固定点29に及ぶように掛けられている。
第12図は、第11図における従来のエレベータ装置の昇降路1の頂部を示す断面図である。図において、ピボットアーム30に常時接続されているとともに巻上機9を配置したフレーム31を示す。ピボットアーム30はピボット軸32によって、破線で示す位置に回動可能となっている。そのため、従来のエレベータ装置は、巻上機9の取付け、保守および修理作業を容易に行なうことができる点で有利であった。
しかし、従来のエレベータ装置は2:1ローピングで構成されているために、かご3の底面に2個のかご下返し車26を配置し、更に釣合いおもり6に釣り合いおもり吊車27を配置する必要があり、そのため、構成が複雑となり、昇降路内のレイアウトの柔軟性が阻害されていた。
また、従来のエレベータ装置のように昇降路1の頂部において巻上機9、第1の方向転換プーリ13及び第2の方向転換プーリ14を配置すると、昇降路1の高さ方向の幅は、巻上機9の厚さと第1の方向転換プーリ13成いは第2の方向転換プーリ14の直径の和となり、かご3の上部の昇降路1の頂部における隙間寸法が大きいかった。
また、巻上機9の保守や点検を行なう際、ピボットアーム30を回動させる必要があり、容易に保守や点検を行なうことができなかった。
発明の開示
この発明は上記のような問題点を解決するためなされたもので、昇降路内の省スペースを図ることができるとともに、保守点検を容易に行なうことができるエレベータ装置を提供することを目的とする。
この発明におけるエレベータ装置は、昇降路内に設けられたかごレールに沿って昇降するかごと、昇降路内に設けられた釣り合いおもりレールに沿って昇降する釣り合いおもりと、綱車、綱車を駆動するモータ部、モータ部を制御するブレーキ部を有し、綱車の回転面が水平となるように昇降路内の頂部に配置された巻上機と、昇降路の頂部に配置された第1及び第2の方向転換プーリと、一端側にかごが接続されるとともに他端側に釣り合いおもりが接続され、第1及び第2の方向転換プーリと綱車とに巻き掛けられかごと釣り合いおもりとを懸垂する主索とを備えたを備えたものである。
また、巻上機は、回転軸方向の厚さが回転軸方向と垂直方向の厚さよりも薄いものである。
また、昇降路の頂部に設置され、巻上機および第1及び第2の方向転換プーリを搭載する巻上機組み立て体を備えたものである。
また、巻上機組み立て体は、かごレール或いは釣り合いおもりレールによって支持されているものである。
また、巻上機組み立て体は、昇降路の壁によって支持されているものである。
また、巻上機組み立て体は、昇降路の高さ方向においてその高さが第1の方向転換プーリ或いは第2の方向転換プーリの高さ内に位置されているものである。
また、巻上機は、昇降路の平面図における隅に配置したものである。
また、巻上機は、昇降路の平面図における隅であるとともに昇降路の平面図におけるかごの垂直投影面からはみ出るように配置されたものである。
また、巻上機は、ブレーキ部が昇降路の下側に位置されるように配置したものである。
また、巻上機は、ブレーキ部が昇降路の下側を向くように巻上機組み立て体の上面に配置され、巻上機組み立て体は、巻上機の垂直投影面を貫通するように設けられた点検口を備えたものである。
発明を実施するための最良の形態
次に、本発明について、以下のとおり、実施例を説明する。
実施の形態1.
まず、本発明が適用されるエレベータ装置について第1図を用いて説明する。
第1図において、1は昇降路、2は昇降路壁、3はかごレール4によってガイドされながら昇降路1内を昇降するがご、5はかご3の周囲を構成しているかご枠、6は釣り合いおもりレール7によってガイドされながら昇降路1内を昇降する釣り合いおもり、8はかご3および釣り合いおもり6を懸垂する主索、9は主索8を巻き掛ける綱車10と綱車10を駆動するモータ部11とから構成され、綱車10の回転面が水平となるとともに綱車10がモータ部11より上側となるように昇降路1の頂部に配置された巻上機であり、モータ部11の内部にはブレーキ部12が設けられている。そのため、ブレーキ部12もモータ部11と同様に下側を向くように設置されている。
13は昇降路1の頂部に配置した第1の方向転換プーリ、14は昇降路1の頂部に配置した第2の方向転換プーリ、15は底面としての平面状の基盤16と両端の辺がコの字状に形成された縁部17とから構成されるとともにかごレール4および釣り合いおもりレール7に支持されており、巻上機9、第1の方向転換プーリ13および第2の方向転換プーリ14を取付けるための巻上機組み立て体、18は基盤16の面上の隅に巻上機組み立て体15の縁部17に平行となるように設置された巻上機補助支持台、19は基盤16のうち巻上機補助支持台18と巻上機組み立て体15の縁部17の間の領域に開口して設けられた巻上機のブレーキ部点検口である。
21は基盤16に開口して設けられた第1の開口部、22は基盤16に開口して設けられた第2の開口部、23は乗り場の戸、24は最上階乗り場床である。
主索8は、その一端をかご枠5のうち昇降路平面図においてかご3の重心位置となる点に固定され、他端を釣り合いおもり6の頂部のうち昇降路平面図において釣り合いおもり6の略重心位置となる点に固定されている。主索8は、かご枠5との固定点から垂直に上昇し、第1の方向転換プーリ13を介して水平に向きを転換し、巻上機9の綱車10で折り返し、第2の方向転換プーリ14を介して垂直下向きに転換し、釣り合いおもり6との固定点へと至る。
巻上機9は、巻上機組み立て体15の縁部17と巻上機補助支持台18とにまたがるように設置され、基盤16に対する巻上機9の垂直投影面にブレーキ部点検口19が位置するようになっている。巻上機9は綱車10の回転面が水平となるとともに綱車10が昇降路1の天井側を向き、モータ部11やブレーキ部12が下側を向くように設置されている。巻上機9は昇降路1の平面図における乗り場の戸23側の隅に配置されている。
また、巻上機9は、回転軸の方向に薄い構造をしている、いわゆる、薄型巻上機である。薄型巻上機とは、回転軸方向の厚さが回転軸方向と垂直方向の厚さよりも薄い巻上機、または最上階位置のかご3と昇降路1の天井面との隙間に収納することができる薄さの巻上機のことをさしている。薄型巻上機は、例えば、特開平12−289954号公報に紹介されているものであり、詳細な説明は省略する。
また、第3図に示すように、昇降路1の高さ方向において、第1の方向転換プーリ13および第2の方向転換プーリ14の高さ(図中における高さA)内に巻上機9の高さ(図中における高さB)の大部分が納まるように配置されている。すなわち、巻上機9を綱車10を上側に配置することにより、第1の方向転換プーリ13および第2の方向転換プーリ14の高さA内に巻上機9のモータ部を配置し、第1の方向転換プーリ13および第2の方向転換プーリ14の高さAと巻上機9の高さBとを合わせた高さを最小限にする構成をしている。
また、昇降路1の高さ方向において、巻上機組み立て体15の高さ(図中における高さC)は、巻上機組み立て体15に直接搭載されている機器の高さ、すなわち、第1の方向転換プーリ13および第2の方向転換プーリ14の高さ(図中における高さA)内に納まるように構成されている。
釣り合いおもり6は乗り場の戸23に対向する側の昇降路壁2に沿って昇降するように配置されている。すなわち、本実施の形態のエレベータ装置は、釣り合いおもり6を乗り場の戸23に対して向かい側に配置する、いわゆる「釣り合いおもり後ろ落ち方式」を示している。
第1の方向転換プーリ13は、第1の開口部21の対向する2辺に軸支され、第1の方向転換プーリ13の一部が基盤16よりも下方へ出るようになっている。同様に、第2の方向転換プーリ14は第2の開口部22の対向する2辺に軸支され、第2の方向転換プーリ14の一部が基盤16よりも下方へ出るようになっている。
次に、巻上機の保守および点検について詳述する。
説明には第4図を用いる。
上述したように、巻上機9は巻上機組み立て体15の縁部17と巻上機補助支持台18とにまたがるように設置され、基盤16面上の巻上機9の垂直投影面にブレーキ部点検口19が位置するようになっている。更に、巻上機9はモータ部11やブレーキ部12が下側を向くように設置されている。そのため、第4図中に示した矢印Dの方向からモータ部11やブレーキ部12を目視することができ、更には、矢印Dの方向から保守作業を行なうことができる。
次に、主索8と第1の方向転換プーリ13とのロープの掛り方について詳述する。説明には第5図を用いる。
一般的に、主索8には複数本が使用されているので、第1の方向転換プーリ13と巻上機9の綱車10との間ではロープは図のように第1の方向転換プーリ13或いは綱車10のそれぞれのロープ溝に対してフリート角20の角度を有して巻き付けられている。このフリート角20が大きいとロープ溝の側面と主索8とが強く接触し、主索8の寿命が短くなる。よって、フリート角20を小さくするため、第1の方向転換プーリ13と綱車10とはできるだけ離して設置するのが良い。
そのため、本実施の形態では、巻上機9を昇降路1の平面図における乗り場の戸23側の隅に配置している。更に、乗り場の戸23側と対向する側に釣り合いおもり6を配置しており、巻上機9と第2の方向転換プーリ14との間を最大限に設けている。
尚、第2の方向転換プーリ14と綱車10との関係は、第1の方向転換プーリ13と綱車10との関係と同様であるので、説明は省略する。
上述のエレベータ装置では、1:1ローピングで構成しているため、かご3の底面に2個のかご下返し車26や釣り合いおもり6の釣り合いおもり吊車27が不必要となり、部品点数を削減することができ、構成を簡素にすることができる。そのため、昇降路内のレイアウトの柔軟性を向上することができる。
また、1:1ローピングで構成しているため、主索8の長さを短くすることができ、コスト削減を図ることができる。
また、巻上機9は綱車10をモータ部11やブレーキ部12よりも上側となるように設置したので、昇降路1の高さ方向において第1の方向転換プーリ13および第2の方向転換プーリ14の高さ内に巻上機9の高さの大部分を納めることができる。そのため、オーバーヘッド寸法(第1図におけるOH寸法)を小さくすることができ、昇降路1の省スペース化を図ることができる。
また、巻上機9の綱車10の回転面を水平としたので、オーバーヘッド寸法(第1図におけるOH寸法)を小さくすることができ、昇降路1の省スペース化を図ることができる。
また、巻上機9は薄い構造をした薄型巻上機であるので、オーバーヘッド寸法(第1図におけるOH寸法)を小さくすることができ、昇降路1の省スペース化を図ることができる。
また、巻上機9はモータ部11やブレーキ部12が下側を向くように設置し、巻上機9の垂直投影面にブレーキ部点検口19を設けているので、容易に巻上機9の保守作業や点検作業を行なうことができる。
また、基盤16は、かごレール4或いは釣り合いおもりレール7によって支持されているものなので、別途基盤16を支持する部材を設ける必要がなく、コスト削減を図ることができる。
また、基盤16は、昇降路1の壁によって支持されているものなので、別途基盤16を支持する部材を設ける必要がなく、コスト削減を図ることができる。
また、巻上機9は昇降路1の平面図における乗り場の戸23側の隅に配置されているので、第1の方向転換プーリ13および第2の方向転換プーリ14と綱車10との間隔を最大限に設けることができ、フリート角20を大きくすることができる。そのため、主索8の寿命を長くすることができる。
また、巻上機9は昇降路1の平面図におけるかご3の垂直投影面からはみ出るように配置されたので、第1の方向転換プーリ13および第2の方向転換プーリ14と綱車10との間隔を最大限に設けることができ、フリート角20を大きくすることができる。そのため、主索8の寿命を長くすることができる。
実施の形態2.
本発明が適用される他の実施の形態におけるエレベータ装置について第6図乃至第8図を用いて説明する。尚、本実施の形態において、実施の形態1と同一の符号を付した箇所は同一または相当部分を示す。
各図において、15は底面としての平面状の基盤16と両端の辺がコの字状に形成された縁部17と片方の長辺から突出して設けられた巻上機補助部25とから構成されるとともに短辺の両方で昇降路壁2に支持されており、第1の方向転換プーリ13を基盤16に取付けるための巻上機組み立て体である。巻上機組み立て体15はその両短辺が昇降路壁2の乗り場の戸23の設置側と乗り場の戸23の設置側に対向する側とにおいて固定されている。
18は巻上機補助部25と対向する昇降路壁2側において巻上機組み立て体15の縁部17に平行となるように昇降路壁2に固定されている巻上機補助支持台である。
巻上機9は、巻上機組み立て体15の縁部17と巻上機補助支持台18とにまたがるとともに昇降路1の平面図における乗り場の戸23側の隅に配置されている。
巻上機9は、実施の形態1と同様に綱車10の回転面が水平となるとともに綱車10が昇降路1の天井側を向き、モータ部11やブレーキ部12が下側を向くように設置されている。巻上機9は昇降路1の平面図における乗り場の戸23側の隅に配置している。
一対の釣り合いおもりレール7は昇降路1の平面図において巻上機補助支持台18設置されている側の昇降路壁2に沿って設置されている。すなわち、釣り合いおもり6が昇降路1の平面図において巻上機補助支持台18に設置されている側の昇降路壁2に沿って昇降するようになっており、いわゆる「釣り合いおもり横落ち方式」となっている。尚、釣り合いおもりレール7の片方が昇降路1の平面図における乗り場の戸23側と対向する側の隅に配置することにより第2の方向転換プーリ14と巻上機9の綱車10との間を最大限に設けている。理由は、実施の形態1で述べたとおりであり、フリート角20を小さくするためである。
第2の方向転換プーリ14は巻上機組み立て体15の巻上機補助部25と巻上機補助支持台18とにまたがるとともに釣り合いおもり6の昇降方向内の昇降路1の頂部に配置されている。
第1の方向転換プーリ13の基盤16への設置の仕方は実施の形態1と同様である。
次に、巻上機の保守および点検について詳述する。
説明には第8図を用いる。
上述したように、巻上機9は巻上機組み立て体15の縁部17と巻上機補助支持台18とにまたがるように設置されている。更に、巻上機9はモータ部11やブレーキ部12が下側を向くように設置されている。そのため、第8図中に示した矢印Eの方向からモータ部11やブレーキ部12を目視することができ、更には、矢印Eの方向から保守作業を行なうことができる。
上述のエレベータ装置では、釣り合いおもり横落ち方式、且つ1:1ローピングで構成しているため、釣り合いおもり横落ち方式においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、巻上機9はモータ部11やブレーキ部12が下側を向くように設置し、巻上機9を巻上機組み立て体15の縁部17と巻上機補助支持台18とにまたがるように設置したので、実施の形態におけるブレーキ部点検口19を設けることなく、容易に巻上機9の保守作業や点検作業を行なうことができる。
実施の形態3.
本発明が適用される他の実施の形態におけるエレベータ装置、特に実施の形態2におけるエレベータ装置よりも主索の綱車に対する巻き付け角が大きい釣り合いおもり横落ち方式のエレベータ装置について第9図乃至第10図を用いて説明する。尚、本実施の形態において、実施の形態1と同一の符号を付した箇所は同一または相当部分を示す。
本実施の形態は実施の形態1と比べて釣り合いおもり6および釣り合いおもりレール7の配置が異なるのみであり、この点についてのみ説明する。説明の便宜上、昇降路1の平面図において昇降路壁2のうち乗り場の戸23の設置側に接する2面を側面と称する。
各図において、巻上機9は、昇降路壁2の一側面に設置されている。釣り合いおもり6および釣り合いおもりレール7は、昇降路壁2の他の側面に接するように、且つかごレール4と昇降路壁2の乗り場の戸23の設置側との間に配置されている。それに伴い、第2の方向転換プーリ14の位置も実施の形態1と異なり、昇降路1の頂部における釣り合いおもり6の上方に設置されている。
巻上機組み立て体15は、かごレール4と釣り合いおもりレール7とによって支持されている。巻上機組み立て体15に設置されている巻上機9、第1の方向転換プーリ13および第2の方向転換プーリ14は昇降路1の平面図において乗り場の戸23側のほぼ半面に集約されているため、巻上機組み立て体15は大きさが実施の形態1に比べほぼ半分になっている。尚、巻上機9、第1の方向転換プーリ13および第2の方向転換プーリ14の巻上機組み立て体15への設置の仕方は実施の形態1と同様である。
第10図から分かるように、主索8の綱車10への巻き付け角は、実施の形態2に比べ大きくなっており、綱車10のトラクション能力をより高めることができる。
尚、主索8の綱車10への巻き付け角は、かご3や昇降路1の平面図の形状によって変化するので、エレベータ装置の設置する条件により実施の形態2か本実施の形態か巻き付け条件の良いほうを選択すれば良い。
上述のエレベータ装置では、実施の形態1と同様の効果を得ることができ、更に、必要に応じて主索8の綱車10に対する巻き付け角が大きくすることができ、綱車10のトラクション能力を向上することができる。
また、基盤16の面積を少なくすることができ、コスト削減を図ることができる。
本発明のエレベータ装置の効果は以下のとおりである。
この発明におけるエレベータ装置は、昇降路内に設けられたかごレールに沿って昇降するかごと、昇降路内に設けられた釣り合いおもりレールに沿って昇降する釣り合いおもりと、綱車、綱車を駆動するモータ部、モータ部を制御するブレーキ部を有し、綱車の回転面が水平となるように昇降路内の頂部に配置された巻上機と、昇降路の頂部に配置された第1及び第2の方向転換プーリと、一端側にかごが接続されるとともに他端側に釣り合いおもりが接続され、第1及び第2の方向転換プーリと綱車とに巻き掛けられかごと釣り合いおもりとを懸垂する主索とを備えたを備えたものなので、昇降路内の省スペースを図ることができる。
また、巻上機は、回転軸方向の厚さが回転軸方向と垂直方向の厚さよりも薄いものなので、昇降路内の省スペースを図ることができる。
また、昇降路の頂部に設置され、巻上機および第1及び第2の方向転換プーリを搭載する巻上機組み立て体を備えたものなので、昇降路内の省スペースを図ることができる。
また、巻上機組み立て体は、かごレール或いは釣り合いおもりレールによって支持されているものなので、巻上機組み立て体を支持する部材を別途設ける必要がない。
また、巻上機組み立て体は、昇降路の壁によって支持されているものなので、巻上機組み立て体を支持する部材を別途設ける必要がない。
また、巻上機組み立て体は、昇降路の高さ方向においてその高さが第1の方向転換プーリ或いは第2の方向転換プーリの高さ内に位置されているものなので、昇降路内の省スペースを図ることができる。
また、巻上機は、昇降路の平面図における隅に配置したものなので、第1の方向転換プーリ或いは第2の方向転換プーリと綱車との間を大きく保つことができる。
また、巻上機は、昇降路の平面図における隅であるとともに昇降路の平面図におけるかごの垂直投影面からはみ出るように配置されたものなので、第1の方向転換プーリ或いは第2の方向転換プーリと綱車との間を大きく保つことができる。
また、巻上機は、ブレーキ部が昇降路の下側に位置されるように配置したものなので、保守点検を容易に行なうことができる。
また、巻上機は、ブレーキ部が昇降路の下側を向くように巻上機組み立て体の上面に配置され、巻上機組み立て体は、巻上機の垂直投影面を貫通するように設けられた点検口を備えたものなので、保守点検を容易に行なうことができる。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明は、機械室のない機械室レスエレベータ装置に関するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されるエレベータ装置の縦断面図である。
第2図は、この発明が適用されるエレベータ装置の横断面図であり、第1図におけるII−II断面図である。
第3図は、第2図のIII−III断面図における巻上機組み立て体の断面を示す図面である。
第4図は、第2図のIV−IV断面図における巻上機近傍を示す図面であり、巻上機の設置構造を示す図面である。
第5図は、この発明が適用されるエレベータ装置の綱車と第1および第2の方向転換プーリとの間のロープの掛け方を示す図であり、(a)は昇降路の頂部から見た図面、(b)は水平方向から見た図面である。
第6図は、この発明が適用されるエレベータ装置の縦断面図であり、第7図におけるVI−VI断面図である。
第7図は、この発明が適用されるエレベータ装置の横断面図であり、第6図におけるVII−VII断面図である。
第8図は、第7図のVIII−VIII断面図における巻上機近傍を示す図面であり、巻上機の設置構造を示す図面である。
第9図は、この発明が適用されるエレベータ装置の縦断面図であり、第10図におけるIX−IX断面図である。
第10図は、この発明が適用されるエレベータ装置の横断面図であり、第9図におけるX−X断面図である。
第11図は、従来のエレベータ装置の全体構成図である。
第12図は、第11図における従来のエレベータ装置の昇降路の頂部を示す断面図である。

Claims (10)

  1. 昇降路内に設けられたかごレールに沿って昇降するかごと、
    前記昇降路内に設けられた釣り合いおもりレールに沿って昇降する釣り合いおもりと、
    綱車、該綱車を駆動するモータ部、該モータ部を制御するブレーキ部を有し、前記綱車の回転面が水平となるように前記昇降路内の頂部に配置された巻上機と、
    前記昇降路の頂部に配置された第1及び第2の方向転換プーリと、
    一端側に前記かごが接続されるとともに他端側に前記釣り合いおもりが接続され、前記第1及び第2の方向転換プーリと前記綱車とに巻き掛けられ前記かごと前記釣り合いおもりとを懸垂する主索と
    を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記巻上機は、回転軸方向の厚さが回転軸方向と垂直方向の厚さよりも薄いことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のエレベータ装置。
  3. 前記昇降路の頂部に設置され、前記巻上機および前記第1及び第2の方向転換プーリを搭載する巻上機組み立て体を備えたことを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載のエレベータ装置。
  4. 前記巻上機組み立て体は、前記かごレール或いは前記釣り合いおもりレールによって支持されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載のエレベータ装置。
  5. 前記巻上機組み立て体は、前記昇降路の壁によって支持されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載のエレベータ装置。
  6. 前記巻上機組み立て体は、前記昇降路の高さ方向においてその高さが前記第1の方向転換プーリ或いは第2の方向転換プーリの高さ内に位置されていることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載のエレベータ装置。
  7. 前記巻上機は、前記昇降路の平面図における隅に配置したことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載のエレベータ装置。
  8. 前記巻上機は、前記昇降路の平面図における隅であるとともに前記昇降路の平面図における前記かごの垂直投影面からはみ出るように配置されたことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載のエレベータ装置。
  9. 前記巻上機は、前記ブレーキ部が前記昇降路の下側に位置されるように配置したことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記載のエレベータ装置。
  10. 前記巻上機は、前記ブレーキ部が前記昇降路の下側を向くように前記巻上機組み立て体の上面に配置され、
    前記巻上機組み立て体は、前記巻上機の垂直投影面を貫通するように設けられた点検口を備えたことを特徴とする請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記載のエレベータ装置。
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