JP2000247560A - エレベーター装置 - Google Patents

エレベーター装置

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JP2000247560A
JP2000247560A JP11050864A JP5086499A JP2000247560A JP 2000247560 A JP2000247560 A JP 2000247560A JP 11050864 A JP11050864 A JP 11050864A JP 5086499 A JP5086499 A JP 5086499A JP 2000247560 A JP2000247560 A JP 2000247560A
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hoisting machine
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直樹 橋口
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加藤  久仁夫
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    • B66B11/02Cages, i.e. cars
    • B66B11/0226Constructional features, e.g. walls assembly, decorative panels, comfort equipment, thermal or sound insulation
    • B66B11/0246Maintenance features
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B17/00Hoistway equipment
    • B66B17/12Counterpoises

Abstract

(57)【要約】 【課題】 かごに巻上機を装着したエレベーターにおい
て巻上機の保守作業が容易にできるエレベーター装置を
得る。 【解決手段】 主索の両端にかご2及びつり合おもり9
に連結し、主索をかご2の外側面に設けた巻上機6に巻
掛ける。また、かご2の壁に保守用手段19を設け、保
守作業員が保守用手段19の扉18を開いてかご2内か
らの作業によって点検口17から巻上機6の保守作業を
行う。これによって、保守作業員が自然な姿勢で保守作
業することがで、また工具等を誤って昇降路へ落下させ
ないように細心の注意をはらう必要がなく、保守作業能
率を向上する。また、巻上機6をかご2の外側面に設け
ることにより、昇降路1下部に浸水した場合に巻上機に
生じる水損を未然に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、かごに設けられ
た巻上機によりかご及びつり合おもりを連結した主索が
駆動されるエレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図22及び図23は、例えば特開平10
−114481号公報に示された従来のエレベーター装
置を示す図で、図22は概念的縦断面図、図23は図2
2のA部拡大図である。図において、1は昇降路、2は
昇降路1の所定経路を昇降するかごで、下部に形成され
た引退凹所3、引退凹所3の上面に開口した点検口4及
び引退凹所3の上面に点検口4を覆って着脱自在に配置
されたクッション付座板5が設けられている。6は昇降
路1底部の引退凹所3対応位置に設けられた巻上機で、
条体7を介してかご2を昇降させる。
【0003】上記のように構成された従来のエレベータ
ー装置では、巻上機6が付勢されて条体7を介してかご
2が昇降路1の所定経路を昇降する。また、かご2を最
下降位置に配置しクッション付座板5を取り外して、が
こ2内での作業によって点検口4から巻上機6の点検、
保守作業が行われる。
【0004】また、図24は例えば実公平3−4814
2号公報に示された従来の他のエレベーター装置を概念
的に示す縦断面図である。図において、1は昇降路、2
は昇降路1の所定経路を昇降するかご、6はトラクショ
ン式の巻上機で、かご2の上枠の下側に装着され、また
回転軸線が水平に配置された駆動綱車8が設けられてい
る。
【0005】9は昇降路1の他の所定経路を昇降するつ
り合おもりで、つり合おもり滑車10が設けられてい
る。11は昇降路1の頂部に枢着されて回転軸線が水平
方向に配置された頂部滑車、12は主索で、一端が引き
止め具13によって昇降路1の上端部に連結されて下降
しつり合おもり滑車10に巻掛けられて上昇し、頂部滑
車11に巻掛けられて下降して駆動綱車8に巻掛けら
れ、上昇して他端は引き止め具14によって昇降路1の
上端部に連結されている。
【0006】上記のように構成された従来のエレベータ
ー装置では、巻上機6が付勢されて駆動綱車8が回転し
て主索12を介してかご2及びつり合おもり9が互いに
反対方向に昇降する。また、巻上機6がかご2に装着さ
れて、昇降路1の上方に独立状態に設けられる機械室を
省略して建物(図示しない)におけるエレベーター装置
用のスペースを節減するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような図22及
び図23に示す従来のエレベーター装置において、かご
2内で作業員がかがみこんだ姿勢で、巻上機6の点検、
保守作業が行われる。このため、作業性が悪く、また工
具等を誤って昇降路1へ落とさないように注意する必要
があって保守作業能率が低くなるという問題点があっ
た。また、昇降路1下部に浸水した場合に巻上機6に水
損が生じるという問題点があった。
【0008】また、図24に示す従来のエレベーター装
置において、巻上機6がかご2の上部に設けられている
ので、狭いかご2の上部において、作業員がかご2上に
乗りかがみこんで巻上機6の点検、保守作業が行われ
る。このため、作業性が悪く、また工具等を誤って昇降
路1へ落下させないように細心の注意をはらう必要があ
って、保守作業能率が低くなるという問題点があった。
【0009】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、かごに巻上機を装着した構成で
あって、巻上機の保守作業が容易にできるエレベーター
装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター装置においては、昇降路のそれぞれの所定経路を昇
降するかご及びつり合おもりと、浅い奥行き寸法に構成
されてかごの外側面に設けられた巻上機と、昇降路の頂
部に枢着されて回転軸線が水平方向に配置された頂部滑
車と、一端が昇降路の上端部に連結されて下降し、つり
合おもりの滑車に巻掛けられて上昇し、頂部滑車に巻掛
けられて下降して巻上機に巻掛けられ、上昇して他端は
昇降路の上端部に連結された主索と、巻上機の要部を構
成し回転軸線が水平方向に配置されて主索が巻掛けられ
た駆動綱車と、かごの側面に設けられて巻上機の保守部
位に対応して開口する保守用手段とが設けられる。
【0011】また、この発明に係るエレベーター装置に
おいては、巻上機が設けられたかごの外側面に枢着され
たそらせ車と、かごの下面に枢着されて巻上機に対応し
た位置に配置された第一下部滑車と、かごの下面に枢着
されて第一下部滑車に対向したかごの縁部寄りに配置さ
れた第二下部滑車とが設けられて、主索が、一端が昇降
路の上端部に連結されて下降し、つり合おもりの滑車に
巻掛けられて上昇し、頂部滑車に巻掛けられて下降して
そらせ車に巻掛けられて吊り位置を形成して巻上機に巻
掛けられ、下降して第一下部滑車及び第二下部滑車に巻
掛けられて上昇して他端はそらせ車側の吊り位置に対向
してかごの下面における対角線方向に離れた昇降路の上
端部に連結して吊設される。
【0012】また、この発明に係るエレベーター装置に
おいては、巻上機が設けられたかごの外側面に枢着され
たそらせ車と、かごの外側面に枢着されてそらせ車に対
応した下方位置に配置された第一側部滑車と、かごの外
側面に枢着されて第一側部滑車から離れて配置された第
二側部滑車とが設けられて、主索が、一端が昇降路の上
端部に連結されて下降しつり合おもりの滑車に巻掛けら
れて上昇し、頂部滑車に巻掛けられて下降し巻上機に巻
掛けられて吊り位置を形成してそらせ車に巻掛けられ、
下降して第一側部滑車及び第二側部滑車に巻掛けられて
上昇し、他端は巻上機側の吊り位置に対向してかごの平
面における対角線方向に離れた昇降路の上端部に連結し
て吊設される。
【0013】また、この発明に係るエレベーター装置に
おいては、かごの上面に枢着されて巻上機に対応した位
置に配置された第一上部滑車と、かごの上面に枢着され
て第一上部滑車に対向したかごの縁部寄りに配置された
第二上部滑車とが設けられて、主索が、一端が昇降路の
上端部に連結されて下降しつり合おもりの滑車に巻掛け
られて上昇し、頂部滑車に巻掛けられて下降して巻上機
に巻掛けられて吊り位置を形成し、上昇して第一上部滑
車に上側から巻掛けられ第二上部滑車に下側から巻掛け
られて上昇し、他端は巻上機側の吊り位置に対向してか
ごの上面における対角線方向に離れた昇降路の上端部に
連結して吊設される。
【0014】また、この発明に係るエレベーター装置に
おいては、つり合おもりの巻上機との対向面に、水平投
影面において巻上機がすきまばめ状態に嵌合する凹所が
形成される。
【0015】また、この発明に係るエレベーター装置に
おいては、巻上機が装着されたかごの壁に設けられてこ
の壁面から外側へ突出して配置されると共に、巻上機か
ら上下方向に離れて配置されたエレベーターの制御盤及
びかごの操作盤の少なくとも一方が設けられる。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図4は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はエレベー
ター装置の概念的横断平面図、図2は図1のエレベータ
ー装置の主索の吊設状況を概念的に示す縦断面図、図3
は図2のB−B線断面図、図4は図1のかご奥壁におけ
る保守用手段の扉を開いた状態を示す正面図である。
【0017】図において、1は昇降路、2は昇降路1の
所定経路を昇降するかごで、出入口15、出入口15に
対向した奥壁16、奥壁16に配置された補強材161
の相互間に形成された開口部からなる点検口17及び点
検口17を開閉する扉18が設けられている。なお、1
9は点検口17及び扉18によって構成された保守用手
段である。
【0018】6は浅い奥行き寸法に構成されてかご2の
外側面に設けられ点検口17位置に設けられたトラクシ
ョン式の巻上機で、点検口17に対応して設けられて、
点検口17に配置された補強材161に締結された基体
20、点検口17側に配置されて基体20との間に空所
を形成して縁部が基体20に締結された支持板21及び
両端が基体20と支持板21に支持されて軸線が水平に
配置された軸22が設けられている。
【0019】また、巻上機6には、基体20の支持板2
1寄りに設けられた固定子巻線23、支持軸22にボー
ルベアリングにより枢持されて固定子巻線23と対向し
て配置されて電動機を形成する電機子24及び基体20
奥側に形成された駆動綱車25が構成された回転体26
並びに支持板21に設けられて電機子24箇所の内面に
図3に示す空隙gを形成して対向した制動片27を有す
る電磁ブレーキ28が設けられている。
【0020】9は昇降路1の他の所定経路を昇降するつ
り合おもりで、つり合おもり滑車10が設けられてい
る。11は昇降路1の頂部に枢着されて回転軸線が水平
方向に配置された頂部滑車、12は主索で、一端が引き
止め具13によって昇降路1の上端部に連結されて下降
し、つり合おもり滑車10に巻掛けられて上昇し、頂部
滑車11に巻掛けられて下降して駆動綱車25に巻掛け
られ、上昇して他端は引き止め具14によって昇降路1
の上端部に連結されている。29はかご2内での作業に
よって保守用手段19を介して巻上機6を点検する保守
作業員である。
【0021】上記のように構成されたエレベーター装置
において、巻上機6が付勢されて駆動綱車25が回転し
て主索12を介してかご2及びつり合おもり9が互いに
反対方向に昇降する。また、巻上機6がかご2の外側面
に設けられて、かご2の壁に保守用手段19が設けられ
る。そして、図1及び図3に示すようにかご2内での作
業によって、保守作業員29が扉18を開いて点検口1
7から巻上機6の保守、点検作業が行われる。
【0022】したがって、保守、点検作業時に保守作業
員29がかがみこむ必要がなく、自然な姿勢で作業する
ことができる。また、工具等を誤って昇降路1へ落下さ
せないように細心の注意をはらう必要がなく、保守作業
能率を向上することができる。また、巻上機6がかご2
の外側面に設けられるので、昇降路1下部に浸水した場
合に巻上機6に水損が生じる不具合を未然に防止するこ
とができる。
【0023】実施の形態2.図5は、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、エレベーター装置の概念的
横断平面図である。なお、図5の他は前述の図1〜図4
と同様にエレベーター装置が構成されている。図におい
て、図1〜図4と同符号は相当部分を示し、30はかご
2の出入口15に接続した壁、すなわち側壁、9は昇降
路1に設けられて側壁30に対応した位置に配置された
つり合おもり、6はかご2に設けられて側壁30の外面
に配置された巻上機、19は側壁30に設けられて巻上
機6に対応して配置された保守用手段である。
【0024】上記のように構成されたエレベーター装置
においても、巻上機6がかご2の外側面に設けられて、
かご2の壁に保守用手段19が設けられる。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態において
も図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。な
お、実施の形態2において、巻上機6とそらせ車31と
を交換して逆に配置しても同様の効果が得られることは
明白である。
【0025】実施の形態3.図6及び図7も、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図6はエレベータ
ー装置の概念的横断平面図、図7は図6のエレベーター
装置の主索の吊設状況を概念的に示す縦断面図である。
なお、図6及び図7の他は前述の図1〜図4と同様にエ
レベーター装置が構成されている。
【0026】図において、図1〜図4及び図5と同符号
は相当部分を示し、31はかご2の側壁30の外面に配
置された巻上機6の下側に枢着されたそらせ車、32は
かご2の巻上機6側の下面に枢着されて駆動綱車25対
応位置に配置された第一下部滑車、33はかご2の反巻
上機6側の下面に枢着されて第一下部滑車32よりもか
ご2の前側に配置された第二下部滑車である。
【0027】34はそらせ車31から頂部滑車11に至
る主索12によるかご2の後部吊り位置である。12は
主索で、一端が引き止め具13によって昇降路1の上端
部に連結されて下降しつり合おもり滑車10に巻掛けら
れて上昇し、頂部滑車11に巻掛けられて下降して後部
吊り位置34を形成すると共にそらせ車31から駆動綱
車25に巻掛けられ、下降して第一下部滑車32及び第
二下部滑車33に巻掛てられて上昇して、他端は引き止
め具14によりかご2の前側寄りにおける昇降路1の上
端部に連結されている。
【0028】上記のように構成されたエレベーター装置
においても、巻上機6がかご2の外側面に設けられて、
かご2の壁に保守用手段19が設けられる。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図6及び図7の実施の形態
においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得ら
れる。
【0029】また、図6及び図7の実施の形態におい
て、かご2が第一下部滑車32及び第二下部滑車33を
介して主索12によって吊持されて、引き止め具14に
より前側寄りが、また後側寄りは後部吊り位置34によ
って吊持される。すなわち、そらせ車31側の吊り位置
34及びこの吊り位置34に対してかご2の下面におけ
る対角線方向に離れた位置が吊持されて、かご2の重心
近くが吊持される。このため、かご2、かご2の昇降を
案内するレール等に作用する偏荷重が減少して構造を簡
略化することができて、製作費を低減することができ
る。
【0030】実施の形態4.図8も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す図で、エレベーター装置の概念的
横断平面図である。なお、図8の他は前述の図1〜図
4、図6及び図7と同様にエレベーター装置が構成され
ている。図において、図1〜図4、図5、図6及び図7
と同符号は相当部分を示し、9は昇降路1に設けられて
側壁30に対応した位置に配置されたつり合おもり、6
はかご2に設けられて側壁30の外面に配置された巻上
機である。
【0031】上記のように構成されたエレベーター装置
においても、巻上機6がかご2の外側面に設けられて、
かご2の壁に保守用手段19が設けられる。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図8の実施の形態において
も図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0032】また、図8の実施の形態において、かご2
が第一下部滑車32及び第二下部滑車33を介して主索
12によって吊持されて、引き止め具14により前側寄
りが、また後側寄りは後部吊り位置34によって吊持さ
れる。すなわち、そらせ車31側の吊り位置34及びこ
の吊り位置34に対してかご2の下面における対角線方
向に離れた位置が吊持されて、かご2の重心近くが吊持
される。このため、かご2、かご2の昇降を案内するレ
ール等に作用する偏荷重が減少して構造を簡略化するこ
とができて、製作費を低減することができる。
【0033】実施の形態5.図9及び図10も、この発
明の他の実施の形態の一例を示す図で、図9はエレベー
ター装置の概念的横断平面図、図10は図9のエレベー
ター装置の主索の吊設状況を概念的に示す縦断面図であ
る。なお、図9及び図10の他は前述の図1〜図4と同
様にエレベーター装置が構成されている。
【0034】図において、図1〜図4、図6及び図7と
同符号は相当部分を示し、31はかご2の外面に設けら
れて奥壁16の外面に配置された巻上機6の上側に枢着
されたそらせ車、35はかご2の奥壁16に接続した側
壁30に枢着されてそらせ車31に対応して側壁30下
側寄りに配置された第一側部滑車、36は側壁30に枢
着されて第一側部滑車35よりもかご2の前側に配置さ
れた第二側部滑車である。
【0035】12は主索で、一端が引き止め具13によ
って昇降路1の上端部に連結されて下降しつり合おもり
滑車10に巻掛けられて上昇し、頂部滑車11に巻掛け
られて下降して駆動綱車25側の後部吊り位置34を形
成し、駆動綱車25からそらせ車31に巻掛けられ、下
降して第一側部滑車35及び第二側部滑車36に巻掛て
られて上昇して、他端は引き止め具14によりかご2の
前側寄りにおける昇降路1の上端部に連結されている。
【0036】上記のように構成されたエレベーター装置
においても、巻上機6がかご2の外側面に設けられて、
かご2の壁に保守用手段19が設けられる。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図9及び図10の実施の形
態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得
られる。
【0037】また、図9及び図10の実施の形態におい
て、かご2が第一側部滑車35及び第二側部滑車36を
介して主索12によって吊持されて、引き止め具14に
より前側寄りが、また後側寄りは後部吊り位置34によ
って吊持される。すなわち、駆動綱車25側の吊り位置
34及びこの吊り位置34に対してかご2の下面におけ
る対角線方向に離れた位置が吊持されて、かご2の重心
近くが吊持される。このため、かご2、かご2の昇降を
案内するレール等に作用する偏荷重が減少して構造を簡
略化することができて、製作費を低減することができ
る。
【0038】また、かご2の下面よりも上方に第一側部
滑車35及び第二側部滑車36の下端部が設けられるの
で、昇降路1のピットを浅く、また昇降路1の上部にお
けるかご2の上昇余裕を少なくすることができる。すな
わち、昇降路1におけるかご2の最上停止位置又は最下
停止位置からの上下方向の余裕空間を減少して昇降路1
を短縮することができ、昇降路1の構築費を節減でき、
エレベーター装置の設置費用を低減することができる。
なお、実施の形態5において、巻上機6とそらせ車31
とを交換して逆に配置しても同様の効果が得られること
は明白である。
【0039】実施の形態6.図11も、この発明の他の
実施の形態の一例を示す図で、エレベーター装置の概念
的横断平面図である。なお、図11の他は前述の図1〜
図4、図9及び図11と同様にエレベーター装置が構成
されている。図において、図9及び図11と同符号は相
当部分を示し、9は昇降路1に設けられて側壁30に対
応した位置に配置されたつり合おもりである。
【0040】上記のように構成されたエレベーター装置
においても、巻上機6がかご2の外側面に設けられて、
かご2の壁に保守用手段19が設けられる。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図11の実施の形態におい
ても図1〜図4の実施の形態における作用並びに、図9
及び図10の実施の形態における作用と同様な作用が得
られる。
【0041】実施の形態7.図12〜図14も、この発
明の他の実施の形態の一例を示す図で、図12はエレベ
ーター装置の概念的横断平面図、図13は図12のエレ
ベーター装置の主索の吊設状況を概念的に示す縦断面
図、図14は図12のエレベーター装置の要部横断平面
図である。なお、図12〜図14の他は前述の図1〜図
4と同様にエレベーター装置が構成されている。
【0042】図において、図1〜図4と同符号は相当部
分を示し、9はつり合おもりで、かご2の奥壁16と昇
降路1の側壁の間に配置されて水平投影面において、か
ご2の奥壁16の外面に配置された巻上機6が嵌合する
凹所37が設けられている。10はつり合おもり9の水
平投影面における一側に枢着された第一つり合おもり滑
車、101はつり合おもり9の水平投影面における他側
に枢着された第二つり合おもり滑車である。
【0043】11は昇降路1の頂部に枢着されて回転軸
線が水平方向に配置されて第一つり合おもり滑車10の
上方対応位置に配置された第一頂部滑車、111は昇降
路1の頂部に枢着されて回転軸線が水平方向に、かつ第
一頂部滑車11と平行に配置されて駆動綱車25の上方
対応位置に配置された第二頂部滑車、112は昇降路1
の頂部に枢着されて回転軸線が水平方向に配置されて一
側が第二つり合おもり滑車101の上方対応位置に、他
側は駆動綱車25の上方対応位置に配置された第三頂部
滑車である。
【0044】12は複数本の主索の一部を形成する第一
種主索で、一端が引き止め具13によって昇降路1の上
端部に連結されて下降し第一つり合おもり滑車10に巻
掛けられて上昇し、第一頂部滑車11及び第二頂部滑車
111に巻掛けられて下降して駆動綱車25に巻掛けら
れて上昇して、他端は引き止め具14により昇降路1の
上端部に連結されている。
【0045】121は複数本の主索の他部を形成する第
二種主索で、一端が引き止め具131によって昇降路1
の上端部に連結されて下降し第二つり合おもり滑車10
1に巻掛けられて上昇し、第三頂部滑車112に巻掛け
られて下降して駆動綱車25に巻掛けられて上昇して、
他端は引き止め具14により昇降路1の上端部に連結さ
れている。
【0046】上記のように構成されたエレベーター装置
においても、巻上機6がかご2の外側面に設けられて、
かご2の壁に保守用手段19が設けられる。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図12〜図14の実施の形
態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得
られる。
【0047】また、図12〜図14の実施の形態におい
て、つり合おもり9の側面に凹所37が設けられて、こ
の凹所37に水平投影面において巻上機6が嵌合状態に
配置される。したがって、昇降路1の横断面における寸
法を縮小することができ、昇降路1の構築費を節減で
き、エレベーター装置の設置費用を低減することができ
る。
【0048】実施の形態8.図15及び図16も、この
発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図15はエレ
ベーター装置の概念的横断平面図、図16は図15のエ
レベーター装置の要部横断平面図である。なお、図15
及び図16の他は前述の図1〜図4、図12〜図14と
同様にエレベーター装置が構成されている。
【0049】図において、図1〜図4、図12〜図14
と同符号は相当部分を示し、9はつり合おもりで、かご
2の側壁30と昇降路1の側壁の間に配置されて水平投
影面において、かご2の外面に設けられて側壁30の外
面に配置された巻上機6が嵌合する凹所37が設けられ
ている。
【0050】上記のように構成されたエレベーター装置
においても、巻上機6がかご2の外側面に設けられて、
かご2の壁に保守用手段19が設けられる。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図15及び図16の実施の
形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が
得られる。
【0051】また、図15及び図16の実施の形態にお
いて、つり合おもり9の側面に凹所37が設けられて、
この凹所37に水平投影面において巻上機6が嵌合状態
に配置される。したがって、昇降路1の横断面における
寸法を縮小することができ、昇降路1の構築費を節減で
き、エレベーター装置の設置費用を低減することができ
る。
【0052】実施の形態9.図17及び図18も、この
発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図17はエレ
ベーター装置の概念的横断平面図、図18は図17のエ
レベーター装置の主索の吊設状況を概念的に示す縦断面
図である。なお、図17及び図18の他は前述の図1〜
図4、図5と同様にエレベーター装置が構成されてい
る。
【0053】図において、図1〜図4、図5と同符号は
相当部分を示し、38は巻上機6等のエレベーター用の
制御盤で、かご2の側壁30に設けられて外側に突出し
巻上機6の上方に配置されている。39はかご2の操作
盤で、かご2の側壁30に設けられて外側に突出し巻上
機6の下方に配置されている。
【0054】上記のように構成されたエレベーター装置
においても、巻上機6がかご2の外側面に設けられて、
かご2の壁に保守用手段19が設けられる。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図17及び図18の実施の
形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が
得られる。
【0055】また、図17及び図18の実施の形態にお
いて、かご2の側壁30に設けられた巻上機6の上方
に、水平投影面において制御盤38が重合して配置され
る。また、巻上機6の下方に、水平投影面において操作
盤39が重合して配置される。したがって、昇降路1の
横断面積を有効に使用することができ、昇降路1の横断
面における寸法を縮小することができるので、昇降路1
の構築費を節減でき、エレベーター装置の設置費用を低
減することができる。
【0056】実施の形態10.図19及び図20も、こ
の発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図19はエ
レベーター装置の概念的横断平面図、図20は図19の
エレベーター装置の主索の吊設状況を概念的に示す縦断
面図である。なお、図19及び図20の他は前述の図1
〜図4と同様にエレベーター装置が構成されている。
【0057】図において、図1〜図4及び図5と同符号
は相当部分を示し、40はかご2の巻上機6側の天井の
上に枢着されて駆動綱車25対応位置に配置された第一
上部滑車、41はかご2の反巻上機6側の天井の上に枢
着されて第一上部滑車40よりもかご2の前側に配置さ
れた第二上部滑車である。
【0058】34は駆動綱車25から頂部滑車11に至
る主索12によるかご2の後部吊り位置である。12は
主索で、一端が引き止め具13によって昇降路1の上端
部に連結されて下降しつり合おもり滑車10に巻掛けら
れて上昇し、頂部滑車11に巻掛けられて下降して後部
吊り位置34を形成して駆動綱車25に巻掛けられ、上
昇して第一上部滑車40の上側及び第二上部滑車41の
下側に巻掛てられて上昇して、他端は引き止め具14に
よりかご2の前側寄りにおける昇降路1の上端部に連結
されている。
【0059】上記のように構成されたエレベーター装置
においても、巻上機6がかご2の外側面に設けられて、
かご2の壁に保守用手段19が設けられる。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図19及び図20の実施の
形態においても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が
得られる。
【0060】また、図19及び図20の実施の形態にお
いて、かご2が第一上部滑車40及び第二上部滑車41
を介して主索12によって吊持されて、引き止め具14
により前側寄りが、また後側寄りは後部吊り位置34に
よって吊持される。すなわち、駆動綱車25側の吊り位
置34及びこの吊り位置34に対してかご2の上面にお
ける対角線方向に離れた位置が吊持されて、かご2の重
心近くが吊持される。このため、かご2、かご2の昇降
を案内するレール等に作用する偏荷重が減少して構造を
簡略化することができて、製作費を低減することができ
る。
【0061】また、かご2の天井の上に第一上部滑車4
0及び第二上部滑車41が設けられるので、昇降路1の
ピットを浅くすることができる。したがって、昇降路1
を短縮することができ、昇降路1の構築費を節減でき、
エレベーター装置の設置費用を低減することができる。
【0062】実施の形態11.図21も、この発明の他
の実施の形態の一例を示す図で、エレベーター装置の概
念的横断平面図である。なお、図21の他は前述の図1
〜図4、図19及び図20と同様にエレベーター装置が
構成されている。図において、図1〜図4、図19及び
図20と同符号は相当部分を示し、9は昇降路1に設け
られて側壁30に対応した位置に配置されたつり合おも
り、6はかご2に設けられて側壁30の外面に配置され
た巻上機である。
【0063】上記のように構成されたエレベーター装置
においても、巻上機6がかご2の外側面に設けられて、
かご2の壁に保守用手段19が設けられる。したがっ
て、詳細な説明を省略するが図21の実施の形態におい
ても図1〜図4の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0064】また、図21の実施の形態において、かご
2が第一上部滑車40及び第二上部滑車41を介して主
索12によって吊持されて、引き止め具14により前側
寄りが、また後側寄りは後部吊り位置34によって吊持
される。すなわち、駆動綱車25側の吊り位置34及び
この吊り位置34に対してかご2の上面における対角線
方向に離れた位置が吊持されて、かご2の重心近くが吊
持される。このため、かご2、かご2の昇降を案内する
レール等に作用する偏荷重が減少して構造を簡略化する
ことができて、製作費を低減することができる。
【0065】また、かご2の天井の上に第一上部滑車4
0及び第二上部滑車41が設けられるので、昇降路1の
ピットを浅くすることができる。したがって、昇降路1
を短縮することができ、昇降路1の構築費を節減でき、
エレベーター装置の設置費用を低減することができる。
【0066】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、昇降路
のそれぞれの所定経路を昇降するかご及びつり合おもり
と、浅い奥行き寸法に構成されてかごの外側面に設けら
れた巻上機と、昇降路の頂部に枢着されて回転軸線が水
平方向に配置された頂部滑車と、一端が昇降路の上端部
に連結されて下降し、つり合おもりの滑車に巻掛けられ
て上昇し、頂部滑車に巻掛けられて下降して巻上機に巻
掛けられ、上昇して他端は昇降路の上端部に連結された
主索と、巻上機の要部を構成し回転軸線が水平方向に配
置されて主索が巻掛けられた駆動綱車と、かごの側面に
設けられて巻上機の保守部位に対応して開口する保守用
手段とを設けたものである。
【0067】このように、巻上機がかごの外側面に設け
られて、かごの壁に保守用手段が設けられる。そして、
保守作業員が保守用手段の扉を開いてかご内での作業に
よって点検口から巻上機の保守作業を行う。したがっ
て、保守作業時に保守作業員がかがみこむ必要がなく、
自然な姿勢で作業することができる。また、工具等を誤
って昇降路へ落下させないように細心の注意をはらう必
要がなく、保守作業能率を向上する効果がある。また、
巻上機がかごの外側面に設けられるので、昇降路下部に
浸水した場合の巻上機に生じる水損を未然に防止する効
果がある。
【0068】また、この発明は以上説明したように、巻
上機が設けられたかごの外側面に枢着されたそらせ車
と、かごの下面に枢着されて巻上機に対応した位置に配
置された第一下部滑車と、かごの下面に枢着されて第一
下部滑車に対向したかごの縁部寄りに配置された第二下
部滑車とを設けて、主索を、一端が昇降路の上端部に連
結されて下降しつり合おもりの滑車に巻掛けられて上昇
し、頂部滑車に巻掛けられて下降してそらせ車に巻掛け
られて吊り位置を形成して巻上機に巻掛けられ、下降し
て第一下部滑車及び第二下部滑車に巻掛けられて上昇し
て他端はそらせ車側の吊り位置に対向してかごの下面に
おける対角線方向に離れた昇降路の上端部に連結して吊
設したものである。
【0069】これにより、巻上機がかごの外側面に設け
られて、かごの壁に保守用手段が設けられる。そして、
保守作業員が保守用手段の扉を開いてかご内での作業に
よって点検口から巻上機の保守作業を行う。したがっ
て、保守作業時に保守作業員がかがみこむ必要がなく、
自然な姿勢で作業することができる。また、工具等を誤
って昇降路へ落下させないように細心の注意をはらう必
要がなく、保守作業能率を向上する効果がある。また、
巻上機がかごの外側面に設けられるので、昇降路下部に
浸水した場合の巻上機に生じる水損を未然に防止する効
果がある。また、かごが第一下部滑車及び第二下部滑車
を介して主索により、そらせ車側の吊り位置及びこの吊
り位置に対してかごの下面における対角線方向に離れた
位置によって吊持される。これによって、かごの重心近
くが吊持されるので、かご、かごの昇降を案内するレー
ル等に作用する偏荷重が減少して構造を簡略化すること
ができて、製作費を低減する効果がある。
【0070】また、この発明は以上説明したように、巻
上機が設けられたかごの外側面に枢着されたそらせ車
と、かごの外側面に枢着されてそらせ車に対応した下方
位置に配置された第一側部滑車と、かごの外側面に枢着
されて第一側部滑車から離れて配置された第二側部滑車
とを設けて、主索を、一端が昇降路の上端部に連結され
て下降しつり合おもりの滑車に巻掛けられて上昇し、頂
部滑車に巻掛けられて下降し巻上機に巻掛けられて吊り
位置を形成し、そらせ車に巻掛けられ、下降して第一側
部滑車及び第二側部滑車に巻掛けられて上昇し、他端は
巻上機側の吊り位置に対向してかごの平面における対角
線方向に離れた昇降路の上端部に連結して吊設したもの
である。
【0071】これにより、巻上機がかごの外側面に設け
られて、かごの壁に保守用手段が設けられる。そして、
保守作業員が保守用手段の扉を開いてかご内での作業に
よって点検口から巻上機の保守作業を行う。したがっ
て、保守作業時に保守作業員がかがみこむ必要がなく、
自然な姿勢で作業することができる。また、工具等を誤
って昇降路へ落下させないように細心の注意をはらう必
要がなく、保守作業能率を向上する効果がある。また、
巻上機がかごの外側面に設けられるので、昇降路下部に
浸水した場合の巻上機に生じる水損を未然に防止する効
果がある。また、かごが第一側部滑車及び第二側部滑車
を介して主索により、巻上機側の吊り位置及びこの吊り
位置に対してかごの平面における対角線方向に離れた位
置によって吊持される。これによって、かごの重心近く
が吊持されるので、かご、かごの昇降を案内するレール
等に作用する偏荷重が減少して構造を簡略化することが
できて、製作費を低減する効果がある。さらに、かごの
側面に第一側部滑車及び第二側部滑車が設けられるの
で、昇降路におけるかごの最上停止位置又は最下停止位
置からの上下方向の余裕空間を減少することができる。
したがって、昇降路を短縮できて昇降路の構築費を節減
でき、エレベーター装置の設置費用を低減する効果があ
る。
【0072】また、この発明は以上説明したように、か
ごの上面に枢着されて巻上機に対応した位置に配置され
た第一上部滑車と、かごの上面に枢着されて第一上部滑
車に対向したかごの縁部寄りに配置された第二上部滑車
とを設けて、主索を、一端が昇降路の上端部に連結され
て下降しつり合おもりの滑車に巻掛けられて上昇し、頂
部滑車に巻掛けられて下降して巻上機に巻掛けられて吊
り位置を形成し、上昇して第一上部滑車に上側から巻掛
けられ第二上部滑車に下側から巻掛けられて上昇し、他
端は巻上機側の吊り位置に対向してかごの上面における
対角線方向に離れた昇降路の上端部に連結して吊設した
ものである。
【0073】これにより、巻上機がかごの外側面に設け
られて、かごの壁に保守用手段が設けられる。そして、
保守作業員が保守用手段の扉を開いてかご内での作業に
よって点検口から巻上機の保守作業を行う。したがっ
て、保守作業時に保守作業員がかがみこむ必要がなく、
自然な姿勢で作業することができる。また、工具等を誤
って昇降路へ落下させないように細心の注意をはらう必
要がなく、保守作業能率を向上する効果がある。また、
巻上機がかごの外側面に設けられるので、昇降路下部に
浸水した場合の巻上機に生じる水損を未然に防止する効
果がある。また、かごが第一上部滑車及び第二上部滑車
を介して主索により、巻上機側の吊り位置及びこの吊り
位置に対してかごの平面における対角線方向に離れた位
置によって吊持される。これによって、かごの重心近く
が吊持されるので、かご、かごの昇降を案内するレール
等に作用する偏荷重が減少して構造を簡略化することが
できて、製作費を低減する効果がある。
【0074】また、この発明は以上説明したように、つ
り合おもりの巻上機との対向面に、水平投影面において
巻上機がすきまばめ状態に嵌合する凹所を形成したもの
である。
【0075】これによって、水平投影面においてつり合
おもりの凹所に巻上機が嵌合状態に配置されるので、昇
降路の横断面における寸法を縮小することができ、昇降
路の構築費を節減でき、エレベーター装置の設置費用を
低減する効果がある。
【0076】また、この発明は以上説明したように、巻
上機が装着されたかごの壁に設けられてこの壁面から外
側へ突出して配置されると共に、巻上機から上下方向に
離れて配置されたエレベーターの制御盤及びかごの操作
盤の少なくとも一方を装備したものである。
【0077】このように、かごの壁に設けられた巻上機
の上下方向に、水平投影面において巻上機と制御盤、操
作盤が重合して配置される。したがって、昇降路の横断
面積を有効に使用し、昇降路の横断面における寸法を縮
小することができ、昇降路の構築費を節減でき、エレベ
ーター装置の設置費用を低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、エレベ
ーター装置の概念的横断平面図。
【図2】 図1のエレベーター装置の主索の吊設状況を
概念的に示す縦断面図。
【図3】 図2のB−B線断面図。
【図4】 図1のかご奥壁における保守用手段の扉を開
いた状態を示す正面図。
【図5】 この発明の実施の形態2を示す図で、エレベ
ーター装置の概念的横断平面図。
【図6】 この発明の実施の形態3を示す図で、エレベ
ーター装置の概念的横断平面図。
【図7】 図6のエレベーター装置の主索の吊設状況を
概念的に示す縦断面図。
【図8】 この発明の実施の形態4を示す図で、エレベ
ーター装置の概念的横断平面図。
【図9】 この発明の実施の形態5を示す図で、エレベ
ーター装置の概念的横断平面図。
【図10】 図9のエレベーター装置の主索の吊設状況
を概念的に示す縦断面図。
【図11】 この発明の実施の形態6を示す図で、エレ
ベーター装置の概念的横断平面図。
【図12】 この発明の実施の形態7を示す図で、エレ
ベーター装置の概念的横断平面図。
【図13】 図12のエレベーター装置の主索の吊設状
況を概念的に示す縦断面図。
【図14】 図12のエレベーター装置の要部横断平面
図。
【図15】 この発明の実施の形態8を示す図で、エレ
ベーター装置の概念的横断平面図。
【図16】 図15のエレベーター装置の要部横断平面
図。
【図17】 この発明の実施の形態9を示す図で、エレ
ベーター装置の概念的横断平面図。
【図18】 図17のエレベーター装置の主索の吊設状
況を概念的に示す縦断面図。
【図19】 この発明の実施の形態10を示す図で、エ
レベーター装置の概念的横断平面図。
【図20】 図19のエレベーター装置の主索の吊設状
況を概念的に示す縦断面図。
【図21】 この発明の実施の形態11を示す図で、エ
レベーター装置の概念的横断平面図。
【図22】 従来のエレベーター装置を示す概念的縦断
面図。
【図23】 図22のA部拡大図。
【図24】 従来の他のエレベーター装置を概念的に示
す縦断面図。
【符号の説明】
1 昇降路、2 かご、6 巻上機、9 つり合おも
り、11 頂部滑車、12 主索、19 保守用手段、
25 駆動綱車、31 そらせ車、32 第一下部滑
車、33 第二下部滑車、34 後部吊り位置(吊り位
置)、35 第一側部滑車、36 第二側部滑車、37
凹所、38 制御盤、39 操作盤、40第一上部滑
車、41 第二上部滑車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 和弘 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3F304 BA06 BA13 DA16 3F305 BA02 BB02 BB19 3F306 AA02 AA07 BA07 CB04 CB06 CB60

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路のそれぞれの所定経路を昇降する
    かご及びつり合おもりと、浅い奥行き寸法に構成されて
    上記かごの外側面に設けられた巻上機と、上記昇降路の
    頂部に枢着されて回転軸線が水平方向に配置された頂部
    滑車と、一端が上記昇降路の上端部に連結されて下降し
    上記つり合おもりの滑車に巻掛けられて上昇し、上記頂
    部滑車に巻掛けられて下降して上記巻上機に巻掛けら
    れ、上昇して他端は上記昇降路の上端部に連結された主
    索と、上記巻上機の要部を構成し回転軸線が水平方向に
    配置されて上記主索が巻掛けられた駆動綱車と、上記か
    ごの側面に設けられて上記巻上機の保守部位に対応して
    開口する保守用手段とを備えたエレベーター装置。
  2. 【請求項2】 巻上機が設けられたかごの外側面に枢着
    されたそらせ車と、上記かごの下面に枢着されて上記巻
    上機に対応した位置に配置された第一下部滑車と、上記
    かごの下面に枢着されて上記第一下部滑車に対向した上
    記かごの縁部寄りに配置された第二下部滑車とを備え、
    主索を、一端が昇降路の上端部に連結されて下降しつり
    合おもりの滑車に巻掛けられて上昇し、頂部滑車に巻掛
    けられて下降して上記そらせ車に巻掛けられて吊り位置
    を形成して上記巻上機に巻掛けられ、下降して上記第一
    下部滑車及び第二下部滑車に巻掛けられて上昇して他端
    は上記そらせ車側の吊り位置に対向して上記かごの下面
    における対角線方向に離れた上記昇降路の上端部に連結
    して吊設したことを特徴とする請求項1記載のエレベー
    ター装置。
  3. 【請求項3】 巻上機が設けられたかごの外側面に枢着
    されたそらせ車と、上記外側面に枢着されて上記そらせ
    車に対応した下方位置に配置された第一側部滑車と、上
    記外側面に枢着されて上記第一側部滑車から離れて配置
    された第二側部滑車とを備え、主索を、一端が昇降路の
    上端部に連結されて下降しつり合おもりの滑車に巻掛け
    られて上昇し、頂部滑車に巻掛けられて下降し上記巻上
    機に巻掛けられて吊り位置を形成して上記そらせ車に巻
    掛けられ、下降して上記第一側部滑車及び第二側部滑車
    に巻掛けられて上昇し、他端は上記巻上機側の上記吊り
    位置に対向して上記かごの平面における対角線方向に離
    れた上記昇降路の上端部に連結して吊設したことを特徴
    とする請求項1記載のエレベーター装置。
  4. 【請求項4】 かごの上面に枢着されて巻上機に対応し
    た位置に配置された第一上部滑車と、上記かごの上面に
    枢着されて上記第一上部滑車に対向した上記かごの縁部
    寄りに配置された第二上部滑車とを備え、主索を、一端
    が昇降路の上端部に連結されて下降しつり合おもりの滑
    車に巻掛けられて上昇し、頂部滑車に巻掛けられて下降
    して上記巻上機に巻掛けられて吊り位置を形成し、上昇
    して上記第一上部滑車に上側から巻掛けられ上記第二上
    部滑車に下側から巻掛けられて上昇し、他端は上記巻上
    機側の上記吊り位置に対向して上記かごの上面における
    対角線方向に離れた上記昇降路の上端部に連結して吊設
    したことを特徴とする請求項1記載のエレベーター装
    置。
  5. 【請求項5】 つり合おもりを、水平投影面において巻
    上機がすきまばめ状態に嵌合する凹所が形成された上記
    巻上機との対向面を有するものとしたことを特徴とする
    請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載のエレベータ
    ー装置。
  6. 【請求項6】 巻上機が装着されたかごの壁に設けられ
    てこの壁面から外側へ突出して配置されると共に、上記
    巻上機から上下方向に離れて配置されたエレベーターの
    制御盤及び上記かごの操作盤の少なくとも一方を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一つに
    記載のエレベーター装置。
JP11050864A 1999-02-26 1999-02-26 エレベーター装置 Withdrawn JP2000247560A (ja)

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