JPS649629B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS649629B2
JPS649629B2 JP54034172A JP3417279A JPS649629B2 JP S649629 B2 JPS649629 B2 JP S649629B2 JP 54034172 A JP54034172 A JP 54034172A JP 3417279 A JP3417279 A JP 3417279A JP S649629 B2 JPS649629 B2 JP S649629B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy
epoxy resin
toner powder
toner
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54034172A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5555346A (en
Inventor
Teodorusu Yohannesu Peterusu Maruchinusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Production Printing Holding BV
Original Assignee
Oce Van der Grinten NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oce Van der Grinten NV filed Critical Oce Van der Grinten NV
Publication of JPS5555346A publication Critical patent/JPS5555346A/ja
Publication of JPS649629B2 publication Critical patent/JPS649629B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08742Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • G03G9/08753Epoxyresins

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、微細に分割された有色トナー粒子と
熱可塑性材料と着色成分と所望の場合帯電調整剤
とを主として含んでおり、熱定着可能な静電潜像
現像に適したトナー粉に係る。より詳細には本発
明は、熱可塑性材料が主としてエポキシ樹脂を含
んでおり、該樹脂の原エポキシ基の所与の割合が
所与の方法でブロツクされているトナー粉に係
る。本発明は更に、前記の如きトナー粉の製法、
前記の如きトナー粉を含有する2成分現像剤及び
前記の如きトナー粉より成る1成分現像剤に係
る。
トナー粉は、電気記録又は電子写真法に於い
て、適当な表面に形成される型の可視静電潜像を
形成するための所謂1成分現像剤又は2成分現像
剤の形状で広く使用されている。
2成分現像剤に含まれるトナー粉は、比較的大
きいキヤリヤ粒子と混合した絶縁性熱可塑性材料
を含有するトナー粒子を含む。キヤリヤ粒子との
接触又はキヤリヤ粒子に対する摩擦によつて、ト
ナー粒子は静電荷を受容し、その結果キヤリヤ粒
子に付着する。一般に、トナー粒子とキヤリヤ粒
子とは、トナー粒子が現像すべき静電潜像と反対
の極性を有する電荷を受容するように相互に調整
されている。現像剤が像と接触すると、トナー粒
子は像の静電荷によりキヤリヤ粒子から引離さ
れ、潜像に付着する。その結果、潜像は可視像と
なる。
特に適当なキヤリヤ粒子の例として、微粉状の
鉄又はニツケルの如き金属、酸化クロム、酸化ア
ルミニウムの如き金属酸化物、ガラス、砂又は石
英がある。実用的には金属キヤリヤ粒子、特に鉄
粒子が広く使用されている。事実、鉄粒子は、回
転粉末ブラシの形状の磁気転写手段を介して現像
すべき静電像に現像剤が転写される所謂磁気ブラ
シ現像用の現像粉に大いに使用されている。
1成分型現像剤は、絶縁性又は実質的に絶縁性
のトナー粉を含む。即ち、トナー粉は通常、>
1012Ωの抵抗率を有するか又は粉末粒子の表面に
微粉導電材料を適用するかもしくは前記表面内に
前記材料を均質分布させせて導電化され、通常は
1012Ωcmを十分に下回る抵抗率を得る。前記の如
き現像剤は通常、磁気ブラシ現像システムを介し
て現像すべき潜像に適用される。この場合、トナ
ー粉は、染料としても作用する磁化性鉄顔料を含
有する。
黒色トナー粉の場合、通常は着色成分としてカ
ーボンブラツクが熱可塑材料に添加される。他
方、例えば多色電気写真複写法に使用される有色
トナー粉の場合、有機染料が添加される。熱可塑
性材料としては、公知の天然又は合成ポリマー又
は樹脂が使用される。適当な熱可塑性材料の例
は、ポリスチレン、スチレンとアクリレート及
び/又はメタクリレートとのコ−ポリマ、ポリア
ミド、変性フエノール−ホルムアルデヒド樹脂、
ポリエステル樹脂及びエポキシ樹脂である。
現像中に形成された粉像は下記の方法で定着さ
れる。定着は、粉像形成表面上で直接実施されて
もよく、又は別の被転写表面に転写後実施されて
もよい。定着は通常、輻射熱による加熱又は加熱
と圧力との併用により行なわれる。後者は、粉像
をローラ及び/又はベルトの如き加熱表面と接触
させる所謂接触定着装置に於いて実施される。
原エポキシ基の所与の割合が所与の方法でブロ
ツクされているエポキシ樹脂を主として含むトナ
ー粉は、先に公知された本出願人のオランダ特許
出願第7605372号に記載されている。前記特許に
記載のトナー粉は、原エポキシ基のブロツキング
により少くとも10000のエポキシ価(epoxy
molar mass)を有するエポキシ樹脂少くとも50
%より成る。前記の如き原エポキシ基のブロツキ
ングの一部は、単官能カルボン酸及び/又は単官
能フエノールとの化学反応により達成され、一部
は分子間反応又は多官能エポキシ硬化剤による連
結又は結合により達成される。
前記のトナー粉は、顕著な極性、良好な帯電特
性、適正な帯電適性、均一な帯電分布、帯電安定
性、光及び温度に対する低感度、十分な定着性、
複写容易な定着特性、熱安定度並びに長期使用中
の良好な性能等の熱きトナー粉に要求される主な
条件を満足させると考えられる。
トナー粉のガラ転移温度(Tg)及び融解範囲
の位置は、先に公知された本出願人のオランダ特
許出願第7605372号に記載のトナー粉の製造工程
で所与の染料をエポキシ樹脂に溶解するための溶
解補助剤であり、先に公告された本出願人のオラ
ンダ特許出願第7415325号で助溶媒と指称されて
いる化合物の添加によつて著しく下降し得る。こ
のようにして、ほぼ45〜55℃の間の充分な使用に
必要な最低限より僅かに高いTgを有するトナー
粉を得ることが可能である。他方、融解範囲の下
限はTgの直上から始まる。前記の如きトナー粉
は、最小量の熱により迅速に且つ充分に定着され
得る。このことは実用化の点で重要な利点であ
る。
しかし乍ら本出願人の知見によれば、前記の如
き目的を持つた前記助溶媒の使用により、複数の
好ましくない二次現像が誘引される。
助溶媒が添加されたトナー粉の製造中にすでに
少なからぬ割合の助溶媒が蒸発する。更に、トナ
ー粉が複写装置内に装填されているときに、トナ
ー粉中の助溶媒の一部が蒸発し、帯電調整剤によ
り移動して複写装置及びキヤリヤ粒子を汚す恐れ
がある。
本発明の目的は、助溶媒使用の必要がなくしか
も前記欠点を有していない低温のTgとTgの直上
から始まる融解範囲とを有するブロツクドエポキ
シ樹脂を基材とするトナー粉を提供することであ
る。
本発明のトナー粉は本質的に、着色成分と所望
の場合帯電調整剤と熱可塑性材料とを含有する微
細に分割されたトナー粒子より成り、前記の熱可
塑性材料は主として、原エポキシ基の一部が単官
能有機化合物との化学反応によりブロツクされ且
つ一部が連結(linking)及び/又は結合
(bonding)によりブロツクされているエポキシ
樹脂より成る。本発明のトナー粉の特徴は、着色
成分と陽帯電調整剤と熱可塑性材料とを含有する
微細に分割されたトナー粒子を主として含んでお
り、前記熱可塑性材料が主ととして、エポキシ基
の一部が単官能有機化合物との化学反応によりブ
ロツクされ且つその一部が連結又は結合によりブ
ロツクされているエポキシ樹脂から成る型の静電
潜像定着用熱定着性トナー粉に於いて、該エポキ
シ樹脂のエポキシ価が約2000乃至10000未満の範
囲であり、且つ、該エポキシ樹脂が、最大モル質
量約1000及び最大エポキシ価約700のエポキシ樹
脂のエポキシ基の約25〜95%を単官能カルボン
酸、フエノール又はジアリールスルホンアミドと
の化学反応によりブロツクし且つ約5〜75%を樹
脂自体のヒドロキシル基との分子間反応又はエポ
キシ硬化剤を介した連結又は結合によりブロツク
した得られた変性エポキシ樹脂を含むか、又は、
該エポキシ樹脂が、前記変性エポキシ樹脂少くと
も約20重量部とフエノキシ樹脂及び/又はモル質
量少なくとも約1500及びエポキシ価少なくとも約
900のエポキシ樹脂のエポキシ基の少なくとも5
%を分子間反応又はエポキシ硬化剤を介した結合
又は連結によつてブロツクして得られた変性エポ
キシ樹脂多くとも約80重量部との混合物を含むこ
とを特徴とする前記静電潜像定着用熱定着性トナ
ー粉であることである。
本発明に於けるエポキシ樹脂なる用語は、ポリ
フエノール特にビスフエノールとハロヒドリン特
にエピクロロヒドリンとの縮合生成物を意味する
と理解されたい。フエノキシ樹脂なる用語は、2
官能エポキシ硬化剤として4,4′−イソプロピル
イデン−ジフエノールを使用して製造されるエポ
キシ樹脂型生成物を意味する。通常、これらの物
質は直線構造を有しており、モル質量10000〜
80000である。市販のフエノキシ樹脂の1種は、
Bakelite社のリユタポツクス(Ru¨tapox)0717
(モル質量30000)である。
本発明のトナー粉の製造に適した分子量最大
1000且つエポキシ価最大700のエポキシ樹脂の例
として、エピコート(Epikote)1002(以後M.M.
で示す平均モル質量1050及び以後エポキシE.M.M.
で示すエポキシ価575〜700)、エピコート1001
(M.M.900、及びE.M.M.450〜500)、エピコート828
(M.M.370及びE.M.M.184〜194)及びエピコート827
(M.M.360及びE.M.M.180〜190)がある。
本発明のトナー粉の製造に適するM.M.少くとも
約1500及びE.M.M.少くとも約900のエポキシ樹脂の
例として、エピコート1004(M.M.1400、E.M.M.850
〜940)、エピコート1006(M.M.2800、E.M.M.1550〜
1900)及びエピコート1009(M.M.3750、E.M.M.2300
〜3400)がある。エピコートはシエル社の商号で
あり、M.M.及びE.M.M.の値は製造業者の仕様書に
よる。
本発明のトナー粉の製造では、M.M.最大約500
及びE.M.M.最大約300の液体エポキシ樹脂のエポキ
シ基の約50〜95%を単官能カルボン酸、フエノー
ル又はジアリールスルホンアミドとの化学反応に
よりブロツクし、約5〜50%を分子間反応及び/
又はエポキシ硬化剤を介する結合又は連結により
ブロツクして得られた変性エポキシ樹脂の使用が
好ましい。
この方法により、好ましくはフエノキシ樹脂及
び/又はM.M.少くとも約2500及びE.M.M.少くとも
約2000のエポキシ樹脂のエポキシ基を、分子間反
応及び/又はエポキシ硬化剤を介した連結及び/
又は結合により最低5%までブロツクして得られ
た変性エポキシ樹脂との混合後に、約45〜55゜の
間のTg値を有しており、後者の値の直上から始
まる広い融解範囲を有するトナー粉の製造が可能
である。
前記の如きトナー粉は特に、接触定着装置を備
えた大型複写装置に適する。例えばスチレン−ア
クリレートポリマーを基材とする従来のトナーに
比較し、本発明のトナーは、極度の低温にて1秒
の数百分の1のオーダで十分に定着され得る。
出発生成物として選択された1種又は複数種の
エポキシ樹脂をブロツクすべく使用される単官能
カルボン酸、フエノール又はアリールスルホンア
ミドは、カルボキシル、ヒドロキシル又はアミド
基は別として、変性中の条件下でエポキシ樹脂の
反応基と反応し得る別の置換基を含有してはなら
ない。
特に有利に使用され得るカルボン酸は、安息香
酸の如き芳香族カルボン酸、又は、1個以上のア
ルキル、アラルキル、シクロアルキル、アリー
ル、アルキルアリール、アルコキシ又はアリール
オキシ基により置換されており、変性中の条件下
で揮発しないかもしくは殆んど揮発しない芳香族
カルボン酸である。前記の如きカルボン酸の例と
して、2,4−ジメチル安息香酸、4−(α,α
−ジメチルベジル)−安息香酸、4−フエニル安
息香酸及び4−エトキシ安息香酸がある。しかし
乍ら、ヘプタン酸、ノナン酸、ドデカン酸、イソ
ドデカン酸、ヘキサドデカン酸及びオクタドデカ
ン酸の如き脂肪族カルボン酸の使用も可能であ
る。
適当なフエノール化合物の例として、4−n−
ブチルフエノール、4−n−ペンチルフエノー
ル、2,3,4,6−テトラメチルフエノール、
2,3,5,6−テトラメチルフエノール、4−
(α,α−ジメチル)−ベンジルフエノール、4−
シクロヘキシルフエノール、3−メトキシフエノ
ール、4−メトキシフエノール及び4−エトキシ
フエノールがある。前記化合物のうちで、未置換
の安息香酸及び4−(α,α−ジメチル)−ベンジ
ルフエノールが特に好ましい。
適当なジアリール−スルホンアミドの例として
ベンゼンスルホンアニリド及び例えば1個又は2
個のベンゼン核が1個以上の低級アルキル又はア
ルコキシ基を含有するベンゼンスルホンアニリド
の誘導体がある。
出発生成物として選択されたエポキシ樹脂を独
自にブロツクし、次に別個に製造された変性エポ
キシ樹脂又は変性エポキシ樹脂の混合物を用いて
トナー粉を製造することが可能である。しかし乍
ら、トナー粉の製造中にブロツキングを生起する
ことも可能であり、これによりかなりの時間及び
材料の節約が達成される。ブロツキング処理を容
易に制御下に維持することが可能であり且つ所望
のままに調整し得ることが知見された。この方法
によれば、特に良質のトナー粉を精確に製造する
ことが可能である。前記の如き組合せ製造方法の
別の利点は、アミン型の陽帯電調整剤を含むトナ
ー粉を製造したいときに多くの場合、陽帯電調整
剤がブロツキングの正確な遂行を確保する機能を
も果し、従つて別の触媒又は他の何らかの添加の
必要性が除去されることである。
本発明のトナー粉は、一般に公知のトナー粉の
製法、例えば混練、押出又は熱溶融法により製造
され得る。
最初の2つの方法では、樹脂と着色成分と所望
の場合帯電調整剤の如き別の成分とを、通常約90
〜130℃にて一緒に混合し得る。最後の方法では
約150〜250℃の温度を使用する。冷却後材料を粉
砕し、通常2〜50μmの所望の細末度を有する粒
子を得る。
前記の3種の製法のうちで、本発明のトナー粉
の製造には熱溶融法が最も適している。この方法
は特にブロツキング反応がトナー粉の製造工程で
生起される場合に有利であり、その理由を以下に
説明する。この好ましい方法で製造されたトナー
粉は、他の2つの方法で製造されたときよりもす
ぐれた特性を有すると考えられる。特に帯電、安
定度及び定着作用の質と再現性とに関してすぐれ
ている。これらに加えて、好ましい方法即ち熱溶
融法では、温度及び滞留時間の制御及び調整が容
易に可能である。
一部が液体エポキシ樹脂を出発物質とし且つ一
部が固体エポキシ樹脂を出発物質とする変性エポ
キシ樹脂を含むトナー粉を製造したい場合、ブロ
ツキング反応生起以前に2種の樹脂を一緒に混合
し得る。しかし乍ら、第1段階で、出発生成物と
して選択された液体エポキシ樹脂のエポキシ基の
最終所望比率のうちのある割合、好ましくは70〜
80%を、前記単官能ブロツキング剤の1種と反応
させてブロツクすることも可能であり、このブロ
ツキングでは分子間反応を併用するのが好まし
い。次に、1種又は複数の出発物質として選択さ
れた固体エポキシ樹脂又はエポキシ樹脂混合物を
添加し、第2段階で最終所望比率までのブロツキ
ングを生起し得る。最高の混合均質性を得るため
に、他の所望成分は第1段階で添加されるのが好
ましい。
本発明のトナー粉は通常、鉄粉又は鉄被覆粉の
如き従来のキヤリヤ粒子に対して十分に陰帯電す
るので、そのための帯電調整剤添加の必要はな
い。しかし乍ら所望であれば、陰帯電調整剤を添
加し得る。この目的で使用し得る化合物は、例え
ばアトラス社の商号アトラツク(Atlac)382E
(ポリ−4,4′−イソプロピルイデン−ジフエニ
ル−プロピレン−オキシド−フマレート)であ
る。
陽電荷を帯びた本発明トナー粉を含む2成分現
像粉を製造するために、目的に合つた公知の特殊
キヤリヤをトナー粉と混合し得る。前記の如きキ
ヤリヤは例えば、米国特許第1251752号、第
1342748号、第1373000号、第1389744号及び第
1438973号に記載されている。
本発明のトナー粉を、鉄、ニツケル、金属酸化
物、ガラス、砂又は石英の如き従来のキヤリヤと
混合したい場合、トナー粉が十分な陽帯電適性を
有するように、トナー粉は陽帯電調整剤を含有し
なければならない。この目的で、従来の陽帯電調
整剤の1種の使用が可能であり、最もよく知られ
た例は、ニグロシン塩基及びニグロシン−ヒドロ
クロリドである。しかし乍ら、本発明のトナー粉
用の好ましい陽帯電調整剤は、エポキシ樹脂と塩
基性アミンとの化学反応生成物たるエポキシアミ
ンである。勿論、本発明のトナー粉においては、
エポキシアミン以外の陽帯電調整剤を含有するこ
とも可能である。
多種類の市販のエポキシ樹脂の1種を前記の如
きエポキシアミンの製造に使用し得る。
出発樹脂として選択されるエポキシ樹脂は、好
ましくはM.M.最大1500及びE.M.M.150〜1000であ
る。このような市販製品として、例えばエピコー
ト828、1001及び1004がある。出発樹脂として選
択されたエポキシ樹脂を、塩基性アミンと反応さ
せる。アミンはpKa値>3好ましくは8〜11の単
官能又は多官能の第一又は第二アミンでなければ
ならない。アミンの官能価は、分子内の塩基性窒
素原子上の水素原子の数により決定される。pKa
値の意味に関しては、インターナシヨナル・ユニ
オン・オブ・ピユア・アンド・アプライド・ケミ
ストリイ刊行の文献“デイソシエーシヨン・コン
スタント・オブ・オーガニツク・ベーシズ・イ
ン・アクイアス・ソリユーシヨン”1965刊、1〜
2ページを参照されたい。
陽帯電調整剤としてのエポキシアミンの使用の
別の利点は、所与のpKa値を有する出発アミンの
選択によつて、このアミンと共に製造されたトナ
ー樹脂の帯電適性をある限度内に調整し得ること
である。これにより現像剤中に使用すべきキヤリ
ヤの選択範囲が大きくなる。従つてその必要性は
増加しつつある。
エポキシアミンの製造では、置換又は未置換の
低分子量脂肪族アミン及び脂環又は複素環アミン
の使用が好ましい。有利に使用し得る未置換単官
能脂肪族アミンの例として、ジプロピル、ジ−イ
ソプロピル、ジブチル、ジペンチル及びジヘキシ
ルアミンがある。脂肪族ヒドロキシ−アルキルア
ミン、特に2−メチルアミノ−エタノール及び
2,2′−イミノ−ジエタノールを使用すると特に
好結果が得られる。試験で成功した多官能アミン
は例えば、2−アミノ−エタノール、エチレン−
ジアミン、ジエチレン−トリアミン及び2,2′−
(エチレン−ジイミノ)−ジエタノールである。
エポキシアミンは変性エポキシ樹脂に極めて近
い構造を有しており且つ実質的に移動傾向を全く
示さないので、トナー樹脂と容易に混合され得
る。その結果、エポキシアミンを用いて製造され
たトナー粉は、均一で良好な帯電適性と良好な貯
蔵安定度とを示す。更にエポキシアミンは実質的
に無色であるから、エポキシアミンを用いて任意
の所望の色の陽帯電性トナー粉の製造が可能であ
る。
使用すべきエポキシアミンの量は通常、特に現
像剤中にトナー粉と共に使用すべきキヤリヤに基
いて、トナー1Kg当り塩基0.01〜1当量の範囲で
ある。これまでに使用のキヤリヤでは、多くの場
合トナー粉1Kg当り0.025〜0.25当量の塩基がエ
ポキシアミンの形状で存在するときに所望の帯電
レベルが得られる。
本発明のトナー粉は、所謂単項現像のためにキ
ヤリヤを含まない1成分現像剤としても使用され
得る。この場合、トナー粉が、磁気コアを有する
現像ローラの回転外表面に形成された粉末ブラシ
の形状で被現像表面に適用される磁気ブラシ現像
法の使用が好ましい。このために鉄粒子の如き微
細に分割された磁化性材料をトナー粒子中に均質
分散させる。前記材料は通常、トナー粉の製造工
程でトナー樹脂がまだ液相であるときにトナー樹
脂と均質混合される。鉄粉の必要量は通常、樹脂
を基準として30〜80重量%である。
本発明のトナー粉を前記の如く使用するために
トナー粉に帯電調整剤を使用するのが有利である
ことが証明された。特に陰性の静電像の現像の場
合にそうである。この場合は当然、陽帯電調整剤
を使用しなければならない。
本発明を非限定的実施例に基いて以下に説明す
る。
実施例 1 撹拌器と加熱油浴とを具備する混合容器に下記
の成分を継続的に導入する。
エピコート828(E.M.M.=185)22.0g4−α,α
−ジメチルベンジルフエノール19.0g陽帯電調整
剤たるエピコート1001と2−メチルアミノ−エタ
ノールとの反応生成物6.0g炭素6.0g。
次に混合物を180℃に加熱し、この温度で90分
間撹拌した。フエノール性ブロツキング剤がエポ
キシ樹脂と定量的に反応し、残渣は0.1%より小
であつた。混合物のE.M.M.は3800であつた。この
ことはエポキシ基の約88%が反応したことを意味
する。エピコート1009(E.M.M.=3150)47.0gを添
加し、200℃で90分間撹拌を継続した。ここで混
合物のE.M.M.は4250であり、このことは2種のエ
ポキシ樹脂のエポキシ基全部の約82%が反応した
ことを意味する。冷却した混合物を粉砕し、篩に
かけて約8〜24μmの範囲の粒子を得た。トナー
粉のガラス転移温度(Tg)は51℃であつた。こ
のTg値はデユポン(Dupont)990熱分析器によ
り記録されたD.S.C.サーモグラムにより測定し
た。トナー4部を酸化鉄粉96部と混合した。電荷
は115μC/gであり、耐久性はコピー100000より
大であつた。実用条件下で複写装置内でトナーを
使用すると、遊離エポキシ基の存在に帰因する不
利な特性は全く観察されなかつた。トナーは極め
て好ましい定着作用を有していた。
表面塗膜がすでに老化したシリコンゴム被覆ロ
ーラを備えた接触定着装置(複写装置A)を備え
た複写装置で使用すると、有効接触時間1.6秒の
場合、定着範囲は75〜103℃(28℃)であつた。
定着範囲の下限は像が丁度適正に定着される温度
である。上限は、像が定着ローラに転写され次に
其処から紙に再転写されて所謂オフセツト像が最
初に生じる温度である。スチレン−ブチルアクリ
レートコポリマーを基材とする市販のトナー粉の
範囲は102〜133℃であつた。
前記の方法で製造されたトナー粉は、シリコン
オイルの薄い塗膜で被覆されたシリコンゴムロー
ラを備えた接触定着装置(測定装置B)内で、有
効接触時間0.03秒及び接触ローラ温度165℃で完
全に定着された。従来のスチレン−ブチルアクリ
レートコ−ポリマーを基剤とするトナー粉では、
定着のために同じ時間で接触ローラ温度210℃が
必要であつた。
実施例 2 実施例1の方法を反復するが、この場合はエピ
コート1009に代えてエピコート1006(E.M.M.
1690)47gを使用した。撹拌時間は160分間でTg
は53℃であつた。
トナー混合物のE.M.M.は5070であつた。(エポキ
シ基の87%が反応した。) トナーの性質は実施例1と同様であつた。
実施例 3 実施例1を反復したが、この場合は4−α,α
−ジメチルベンジルフエノールに代えて安息香酸
をブロツキング剤として使用した。エピコート
1009添加後の撹拌時間は40分間であつた。
成分。
エピコート828(E.M.M.=185) 26.0g 安息香酸 12.0g エピコート1001/2−メチルアミノ−エタノール
の反応生成物 6.0g 炭 素 6.0g エピコート1009(E.M.M.=3150) 50.0g。
Tgは49℃。E.M.M.は5600(即ちエポキシ基の88
%が反応した)。
測定装置Aでの融解範囲は88〜122℃(34℃)
であつた。
測定装置Bでの下限は171℃であつた。
実施例1に記載した如き現像剤中で、トナー極
性は陽性であつた。
実施例 4 エピコート828(E.M.M.=185) 28.7g 4−α,α−ジメチルベンジルフエノール24.3g エピコート1001/2−メチルアミノ−メタノール
の反応生成物 6.0g から成る混合物を撹拌しつつ180℃で90分間加熱
後、エピコート1009(E.M.M.=3150)41.0gを360
分間に亘つて添加し200℃で混合した。混合物を
実験室ニーダーに移し、マグネタイト(顔料)
100gと共に混練平衡温度で60分間撹拌した。
次に、冷却した混合物を粉砕し、それ自体公知
の熱仕上処理を実施し、篩にかけて粒径分布約10
〜30μmの間の粒子を得た。1成分トナーは、
(特にZnOを基材とする)陰帯電光導電体を現像
すべく有利に使用され、温度98〜125℃の間にて
実施例1の定着装置により(接触時間1.6秒で)
無地複写紙上に定着され得る。
トナーTgは47℃であつた。
(マグネタイトを除く)有機物質に基くE.M.M.
は5100であつた。即ち、エポキシ基の88%が反応
していた。
実施例 5 下記の成分を用いて実施例1の方法を反復し
た。
エピコート828(E.M.M.=185) 25.3g 4−α,α−ジメチルベンジルフエノール21.7g テトラメチルアンモニウムクロリド 0.5g 炭 素 6.0g エピコート1009(E.M.M.=3150) 46.5g。
トナーの熱特性は、実施例1のトナーの熱特性
とほぼ同じであつた。トナーと熱により青色化し
た鉄粉とを鉄96g対トナー4gの比で混合すると
トナーは陰性の極性を得た。
Tgは52℃でありE.M.M.は4100であつた。
実施例 6 混合容器内で エピコート1001(E.M.M.495) 45.4g 4−α,α−ジメチルベンジルフエノール12.6g エピコート1001と2−メチルアミノ−エタノール
との反応生成物 6.0g 炭 素 8.0g を90分間撹拌してトナー粉を製造した。
次に、エピコート1009(E.M.M.=3500)28.0gを
添加し、引続いて混合物を200℃で更に90分間撹
拌した。混合物の冷却後、粉砕して篩にかけ約8
〜25μmの範囲の粒子を得た。Tgは63℃及び
E.M.M.は5400であつた。これは、出発材料中に当
初存在した原エポキシ基の約79%がブロツクされ
たことを示す。
前記の如く製造されたトナー粉4重量%と鉄粉
96重量%とを混合した現像粉は良質のコピーを作
成し長期使用の間に高度な耐久性を示した。トナ
ー粉は比較的低温で定着可能であり、高度な粉末
安定度を示した。
実施例 7 ブロツキング剤4−α,α−ジメチルベンジル
フエノールを省略して実施例1を反復した。2時
間撹拌後、ゴム状混合物を得た。この混合物は粉
砕不可能であり、定着することはできなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 着色成分と陽帯電調整剤と熱可塑性材料とを
    含有する微細に分割されたトナー粒子を主として
    含んでおり、前記熱可塑性材料が主として、エポ
    キシ基の一部が単官能有機化合物との化学反応に
    よりブロツクされ且つその一部が連結又は結合に
    よりブロツクされているエポキシ樹脂から成る型
    の静電潜像定着用熱定着性トナー粉に於いて、該
    エポキシ樹脂のエポキシ価が約2000乃至10000未
    満の範囲であり、且つ、該エポキシ樹脂が、最大
    モル質量約1000及び最大エポキシ価約700のエポ
    キシ樹脂のエポキシ基の約25〜95%を単官能カル
    ボン酸、フエノール又はジアリールスルホンアミ
    ドとの化学反応によりブロツクし且つ約5〜75%
    を樹脂自体のヒドロキシル基との分子間反応又は
    エポキシ硬化剤を介した連結又は結合によりブロ
    ツクして得られた変性エポキシ樹脂を含むか、又
    は、該エポキシ樹脂が、前記変性エポキシ樹脂少
    なくとも約20重量部とフエノキシ樹脂及び/又は
    モル質量少なくとも約1500及びエポキシ価少なく
    とも約900のエポキシ樹脂のエポキシ基の少なく
    とも5%を分子間反応又はエポキシ硬化剤を介し
    た結合又は連結によつてブロツクして得られた変
    性エポキシ樹脂多くとも約80重量部との混合物を
    含むことを特徴とする前記静電潜像現像用熱定着
    性トナー粉。 2 前記エポキシ樹脂のエポキシ価が約2000〜
    7500の範囲にあることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のトナー粉。 3 変性エポキシ樹脂の少なくとも20重量%が、
    モル質量の最大値約500及びエポキシ価の最大値
    約300の液体エポキシ樹脂のエポキシ基の約50〜
    95%を単官能カルボン酸、フエノール又はジアリ
    ールスルホンアミドとの化学反応によりブロツク
    し、約50〜5%を分子間反応及び/又はエポキシ
    硬化剤を介した結合又は連結によりブロツクして
    得られることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載のトナー粉。 4 多くとも80重量%の変性エポキシ樹脂が、フ
    エノキシ樹脂より成るか及び/又はモル質量少な
    くとも約2500及びエポキシ価少なくとも約2000の
    エポキシ樹脂のエポキシ基の少なくとも5%を分
    子間反応及び/又はエポキシ硬化剤を介する結合
    又は連結によりブロツクして得られた変性エポキ
    シ樹脂より成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項に記載のトナー粉。 5 ブロツキング工程で4−α,α−ジメチルベ
    ンジルフエノールが使用されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載
    のトナー粉。 6 ブロツキング工程で置換又は未置換のベンゼ
    ン−スルホンアニリドが使用されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに
    記載のトナー粉。 7 エポキシ樹脂と塩基性アミンとの反応生成物
    であるエポキシアミンを陽帯電調整剤として含有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第
    6項のいずれかに記載のトナー粉。 8 エポキシアミンが、塩基性アミンと最大モル
    質量1500およびエポキシ価150〜1000のエポキシ
    樹脂との反応生成物であることを特徴とする特許
    請求の範囲第7項に記載のトナー粉。 9 エポキシアミンがエポキシ樹脂とpKa値8〜
    11の間の塩基性アミンとの反応生成物であること
    を特徴とする特許請求の範囲第7項又は第8項に
    記載のトナー粉。 10 エポキシアミンがエポキシ樹脂と置換又は
    未置換の脂肪族アミン、特にヒドロキシ−アルキ
    ルアミンとの反応生成物であることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項〜第9項のいずれかに記載
    のトナー粉。 11 微細に分割された磁化性材料を着色成分と
    して含有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第10項のいずれか1項又は複数項に記載
    のトナー粉。 12 着色成分と陽帯電調整剤と熱可塑性材料と
    を含有する微細に分割されたトナー粒子を主とし
    て含んでおり、前記熱可塑性材料が主として、エ
    ポキシ基の一部が単官能有機化合物との化学反応
    によりブロツクされ且つその一部が連結又は結合
    によりブロツクされているエポキシ樹脂から成る
    型の静電潜像定着用熱定着性トナー粉に於いて、
    該エポキシ樹脂のエポキシ価が約2000乃至10000
    未満の範囲であり、且つ、該エポキシ樹脂が、最
    大モル質量約1000及び最大エポキシ価約700のエ
    ポキシ樹脂のエポキシ基の約25〜95%を単官能カ
    ルボン酸、フエノール又はジアリールスルホンア
    ミドとの化学反応によりブロツクし且つ約5〜75
    %を樹脂自体のヒドロキシル基との分子間反応又
    はエポキシ硬化剤を介した連結又は結合によりブ
    ロツクして得られた変性エポキシ樹脂を含むか、
    又は、該エポキシ樹脂が、前記変性エポキシ樹脂
    少なくとも約20重量部とフエノキシ樹脂及び/又
    はモル質量少なくとも約1500及びエポキシ価少な
    くとも約900のエポキシ樹脂のエポキシ基の少な
    くとも5%を分子間反応又はエポキシ硬化剤を介
    した結合又は連結によつてブロツクして得られた
    変性エポキシ樹脂多くとも約80重量部との混合物
    を含むことを特徴とする前記静電潜像現像用熱定
    着性トナー粉の製法であつて、前記エポキシ樹脂
    を温度150〜250℃の液体状態で他の所望成分と混
    合し、混合工程でブロツキング反応を生起するこ
    とを特徴とする、前記製法。 13 液体エポキシ樹脂のエポキシ基の所望最終
    比率のある割合、好ましくは少なくとも70〜80%
    を最初にブロツクし、次に固体エポキシ樹脂又は
    エポキシ樹脂混合物を添加し、所望最終比率まで
    のブロツキングを生起することを特徴とする特許
    請求の範囲第12項に記載の方法。 14 着色成分と陽帯電調整剤と熱可塑性材料と
    を含有する微細に分割されたトナー粒子を主とし
    て含んでおり、前記熱可塑性材料が主として、エ
    ポキシ基の一部が単官能有機化合物との化学反応
    によりブロツクされ且つその一部が連結又は結合
    によりブロツクされているエポキシ樹脂から成る
    型の静電潜像定着用熱定着性トナー粉に於いて、
    該エポキシ樹脂のエポキシ価が約2000乃至10000
    未満の範囲であり、且つ、該エポキシ樹脂が、最
    大モル質量約1000及び最大エポキシ価約700のエ
    ポキシ樹脂のエポキシ基の約25〜95%を単官能カ
    ルボン酸、フエノール又はジアリールスルホンア
    ミドと化学反応によりブロツクし且つ約5〜75%
    を樹脂自体のヒドロキシル基との分子間反応又は
    エポキシ硬化剤を介した連結又は結合によりブロ
    ツクして得られた変性エポキシ樹脂を含むか、又
    は、該エポキシ樹脂が、前記変性エポキシ樹脂少
    なくとも約20重量部とフエノキシ樹脂及び/又は
    モル質量少なくとも約1500及びエポキシ価少なく
    とも約900のエポキシ樹脂のエポキシ基の少なく
    とも5%を分子間反応又はエポキシ硬化剤を介し
    た結合又は連結によつてブロツクして得られた変
    性エポキシ樹脂多くとも約80重量部との混合物を
    含むことを特徴とする前記静電潜像現像用熱定着
    性トナー粉とキヤリヤとを含有しており、トナー
    粉はキヤリヤに対して摩擦電気的に帯電されるこ
    とを特徴とする2成分現像剤。
JP3417279A 1978-10-20 1979-03-23 Thermally fixed toner powder for electrostatic latent image* preparing same* and twoo component developer containing same Granted JPS5555346A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL7810502A NL7810502A (nl) 1978-10-20 1978-10-20 Tonerpoeder voor het ontwikkelen van elektrostatische beelden.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5555346A JPS5555346A (en) 1980-04-23
JPS649629B2 true JPS649629B2 (ja) 1989-02-17

Family

ID=19831746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3417279A Granted JPS5555346A (en) 1978-10-20 1979-03-23 Thermally fixed toner powder for electrostatic latent image* preparing same* and twoo component developer containing same

Country Status (11)

Country Link
JP (1) JPS5555346A (ja)
AU (1) AU525369B2 (ja)
CA (1) CA1131489A (ja)
CH (1) CH651678A5 (ja)
DE (1) DE2942114A1 (ja)
ES (1) ES478862A1 (ja)
FR (1) FR2439419A1 (ja)
GB (1) GB2036353B (ja)
IT (1) IT1121489B (ja)
NL (1) NL7810502A (ja)
SE (1) SE435766B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3029317A1 (de) * 1980-08-01 1982-03-04 Martin 8000 München Lehmann Verfahren zum herstellen von bildern, z.b. plakaten, schildern o.dgl.
JPS5893065A (ja) * 1981-11-28 1983-06-02 Dainippon Ink & Chem Inc 電子写真トナ−用バインダ−
US4415646A (en) 1982-03-03 1983-11-15 Xerox Corporation Nitrogen containing polymers as charge enhancing additive for electrophotographic toner
JP2697847B2 (ja) * 1988-04-19 1998-01-14 株式会社リコー 乾式電子写真用トナー
US5112715A (en) * 1990-08-06 1992-05-12 Eastman Kodak Company Toner compositions containing a multi-purpose additive
US6402313B1 (en) * 1998-05-06 2002-06-11 Sawgrass Systems, Inc. Substrate reactive printing process

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1169702A (en) * 1965-12-13 1969-11-05 Molins Machine Co Ltd Improvements in or relating to Inks
US3907693A (en) * 1973-05-21 1975-09-23 Rank Xerox Ltd Liquid developer for electrophotography
JPS5926942B2 (ja) * 1976-01-13 1984-07-02 コニカ株式会社 電子写真現像用トナ−
NL7605372A (nl) * 1976-05-20 1977-11-22 Oce Van Der Grinten Nv Tonerpoeder voor het ontwikkelen van elektro- statische beelden.
NL7711623A (nl) * 1977-10-24 1979-04-26 Oce Van Der Grinten Nv Tonerpoeder voor het ontwikkelen van latente electrostatische beelden.
JPS5550252A (en) * 1978-10-09 1980-04-11 Dainippon Ink & Chem Inc Electrophotographic dry type toner

Also Published As

Publication number Publication date
ES478862A1 (es) 1979-07-01
IT1121489B (it) 1986-04-02
AU5127979A (en) 1980-05-01
DE2942114A1 (de) 1980-04-30
FR2439419B1 (ja) 1985-03-22
FR2439419A1 (fr) 1980-05-16
SE7908527L (sv) 1980-04-21
JPS5555346A (en) 1980-04-23
CA1131489A (en) 1982-09-14
GB2036353A (en) 1980-06-25
DE2942114C2 (ja) 1988-08-04
AU525369B2 (en) 1982-11-04
NL7810502A (nl) 1980-04-22
IT7969048A0 (it) 1979-10-19
SE435766B (sv) 1984-10-15
GB2036353B (en) 1982-10-27
CH651678A5 (de) 1985-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0122650B1 (en) Toner composition for use in the developing of electrostatic charge patterns
JPS649629B2 (ja)
US4837393A (en) Electrostatographic toner particle comprising a polyester containing a covalently bound quaternary phosphonium salt
US4104066A (en) Cold pressure fix toners from polycaprolactone
JP2003270853A (ja) 電子写真用トナー
JP2899860B2 (ja) 電子写真用トナーの製造方法
JP2004053705A (ja) 電子写真用トナー
JPS649627B2 (ja)
JPS609264B2 (ja) 陽帯電性のトナ−粉とその製造方法、及びこのトナ−粉を含有する2成分現像剤
JPS649628B2 (ja)
JPH1184716A (ja) 静電荷現像用トナー
JPH0425536B2 (ja)
JP3217429B2 (ja) 静電又は磁気潜像を現像するトナー粉末及び像受理材料上に定着像を形成する方法
JP2002365843A (ja) 画像形成用二成分現像剤及びそれを用いる画像形成方法
JPS6348338B2 (ja)
JP2986139B2 (ja) 磁性現像剤
JPS61147260A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JPS6326381B2 (ja)
JPH0627728A (ja) 現像剤およびその製造方法
BE879520R (nl) Tonerpoeder voor het ontwikkelen van electrostatische beelden
JPS62209540A (ja) 電子写真用トナ−
JPH0659518A (ja) 電荷制御剤組成物および電子写真用トナー
JPH02173759A (ja) 静電写真用トナー
JPH06289647A (ja) 電子写真用トナー
JPH0627729A (ja) 現像剤およびその製造方法