JPS646193Y2 - - Google Patents

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JPS646193Y2
JPS646193Y2 JP1985065667U JP6566785U JPS646193Y2 JP S646193 Y2 JPS646193 Y2 JP S646193Y2 JP 1985065667 U JP1985065667 U JP 1985065667U JP 6566785 U JP6566785 U JP 6566785U JP S646193 Y2 JPS646193 Y2 JP S646193Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
clamp
clamping
fastening
workpiece
screw
Prior art date
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Expired
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JP1985065667U
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English (en)
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JPS61181627U (ja
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  • Jigs For Machine Tools (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はワーククランプ装置に関するもので
ある。
(従来技術) 従来、たとえば自動車のトランスミツシヨンケ
ースなどのワークを基盤に固定するワーククラン
プ装置として実開昭54−6689号公報に開示されて
いるように、クランプアームをその支持軸のセレ
ーシヨン部に係合部材を介して支持し、クランプ
アームのワークに対するクランプ位置と非クラン
プ位置との間を連れ迴り自在に構成したものが知
られている。
しかし、この従来の装置については、クランプ
力が支持軸のねじ部による軸方向の変位で作用す
る構造となつており、クランプアームの上記二位
置の揺動範囲を越える支持軸の回転領域では係合
部材とセレーシヨン部とが常に摺動し、長期の使
用において両者が摩耗する恐れがある。そして、
両者が摩耗することによつて、両者の係合力が低
下し、支持軸の回転時の共迴り作用が弱くなり、
クランプアームが正規のクランプ位置に揺動して
位置決めされる前にクランプ力が発生し始める状
態に達する。従つて、長期の使用においてクラン
プミスを生じる恐れがある。
(考案の目的) この考案は、上記従来の問題を解決するために
なされたものであつて、簡単な構造で、長期に亙
つて確実にクランプ動作をなし得るワーククラン
プ装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、この考案に係るワー
ククランプ装置は、ワークのクランプ位置と非ク
ランプ位置とに回動して、締結部材でクランプ位
置に固定されるクランプ部材を有し、該クランプ
部材がばね部材により常時非クランプ位置方向へ
付勢され、この位置にクランプ部材を止めるスト
ツパ部材を設けている。
また、上記締付部材を締め付ける締付位置と締
付位置から離れて後退した後退位置とに移動可能
に設けられたねじ締めユニツトを有し、このねじ
締めユニツトに取付けられて、ワークのクランプ
時には締付位置へのねじ締めユニツトの移動とと
もに移動し、非締結状態のクランプ部材と摺接し
ながら該クランプ部材をクランプ位置へ回動させ
るテーパ面が形成されたガイド部材とを備えた構
成になつている。
したがつて、ねじ締めユニツトの前進移動時、
非締結状態のクランプ部材にガイド部材のテーパ
面が摺接して、クランプ部材をスプリング部材の
ばね力に抗して非クランプ位置からクランプ位置
へ回動させ、ついでねじ締めユニツトにより締結
部材を締付けることでワークがクランプされる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面にさたがつて説
明する。
第1図はこの考案に係るワーククランプ装置の
全体的な側面図を示し、図において、1はトラン
スミツシヨンケースのようなワークで、基盤2に
セツトされ、ねじ締めユニツト10に対向して設
けられ、ねじ締めユニツト10はベツド4の上面
を図示されないエアシリンダなどの往復移動機に
より前後方向(図面左右方向)に移動し、常時は
図示のスタート位置にある。
第2図において、基盤2には複数(たとえば3
個)の植込ボルト5が植設されており、該植込ボ
ルト5のそれぞれにクランプ部材6が回動自在に
支持されている。
各クランプ部材6と基盤2との間には、第3図
に示すようにばね部材7が介装され、このばね部
材7によつて各クランプ部材7が第2図に示す位
置、つまり一端がストツパ部材8に当接する非ク
ランプ位置に付勢されている。
9は締結部材で、植込ボルト5に螺合したナツ
ト9Aと該ナツト9Aとクランプ部材6との間に
介装したワツシヤ9Bとからなる。
第1図において、ねじ締めユニツト10は締結
部材9(第2図)に対向して設けられた3個のソ
ケツト10Aと該ソケツト10Aを取り付けてい
る往復台10Bとからなり、各ソケツト10Aは
基盤2側に突設されており、図示されない駆動機
構(たとえばエアモータ)によりソケツト10A
が正逆方向に回転される。
11はガイド部材を示し、各ソケツト10Aの
近傍において往復台10Bの前面に取付けられ、
第2図のクランプ部材6に対応している。そして
第1図に示すように、ソケツト10Aよりも若干
前方(基盤2方向)に突出する突出部を有し、こ
の突出部に先細状のテーパ面11aが形成されて
いる。
上記構成の作動について説明する。
第1図に示すようにワーク1が基盤2にセツト
され、ねじ締めユニツト10の往復台10Bが図
示のスタート位置にあり、かつ第2図に示すよう
にクランプ部材6が実線で示す非クランプ位置に
保持されている状態において、第1図の往復台1
0Bが図面左方向に前進すると、まず、ガイド部
材11の突出部に形成されている先細のテーパ面
11aが第2図のガイド部材6の側面に摺接し
て、クランプ部材6をばね部材7(第3図)の円
周方向のばね力に抗して仮想線X1で示すクラン
プ位置に回動させ、第4図に示すように、クラン
プ部材6のクランプ面6aをワーク1のフランジ
部1Aに対向させる。
さらに、第1図の往復台10Bが前進すること
でねじ締めユニツト10のソケツト10Aが第2
図の締結部材9のナツト9Aに嵌合し、かつ、上
記ソケツト10Aの正回転によりナツト9Aをね
じ締めする。この場合、往復台3は仮想線X2
示す前端位置に到達する。
これにより、第4図のワツシヤ9Bは、ばね部
7の軸線方向のばね力に抗してクランプ部材6を
基盤2の方向に押し進め、第5図に示すように、
クランプ部材6のクランプ面6aでワーク1のフ
ランジ部1Aを基盤2の前面に押圧したワーク1
のクランプ状態を得る。
クランプが完了すると、第1図の往復台10B
を仮想線X2で示す前端位置から実線で示すスタ
ート位置に向けて後退させる。ワーク1への加工
などが終了すると、別ステーシヨンでねじ弛めユ
ニツト(ナツトランナ)のソケツトを逆回転する
ことで第5図のナツト9Aが後退し、クランプ部
材6とワツシヤ9Bがばね部材7の軸線方向のば
ね力によつて第4図の位置に後退して、ワーク1
のフランジ部1Aに対するクランプ面6aの押圧
が解かれ、クランプ部材6はばね部材7(第3
図)の円周方向のばね力により植込ボルト5を回
動中心として回動され、実線で示す非クランプ位
置に復帰する。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば締結部
材を締め付ける締結位置と締結部材から離れて後
退した後退位置とに移動可能に設けられたねじ締
めユニツトにテーパ面が形成されたガイド部材を
取付け、このガイド部材のテーパ面によつてクラ
ンプ部材をクランプ位置へ回動させるように構成
しているから、長期の使用に対して常に安定した
クランプ部材の回動を再現させることができ、し
かも、ねじ締めユニツトの本来の動作を利用した
簡単な構造で対応することができ、実用性の大き
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るワーククランプ装置の
全体的側面図、第2図は第1図における−矢
視図、第3図は第2図における−線に沿う断
面図、第4図はクランプ部材がワークのクランプ
部に対向した状態を示す断面図、第5図はクラン
プ部材によりワークのフランジ部がクランプされ
た状態を示す断面図である。 1……ワーク、6……クランプ部材、7……ば
ね部材、8……ストツパ部材、9……締結部材、
10……ねじ締めユニツト、11……ガイド部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークのクランプ位置と非クランプ位置とに回
    動し、締結部材でクランプ位置に固定されるクラ
    ンプ部材と、クランプ部材を非クランプ位置の方
    向へ付勢するばね部材と、クランプ部材を非クラ
    ンプ位置に止めるストツパ部材と、締結部材を締
    め付ける締結位置と締結部材から離れて後退した
    後退位置とに移動可能に設けられたねじ締めユニ
    ツトと、ねじ締めユニツトに取付けられワークの
    クランプ時には締結位置へのねじ締めユニツトの
    移動とともに移動し非締結状態のクランプ部材と
    摺接しながら該クランプ部材をクランプ位置へ回
    動させるテーパ面が形成されたガイド部材とを備
    えたことを特徴とするワーククランプ装置。
JP1985065667U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPS646193Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985065667U JPS646193Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985065667U JPS646193Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61181627U JPS61181627U (ja) 1986-11-12
JPS646193Y2 true JPS646193Y2 (ja) 1989-02-16

Family

ID=30597866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985065667U Expired JPS646193Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Country Status (1)

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JP (1) JPS646193Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760916Y2 (ja) * 1977-06-17 1982-12-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61181627U (ja) 1986-11-12

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