JPS5817715Y2 - 自動締付け装置 - Google Patents

自動締付け装置

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JPS5817715Y2
JPS5817715Y2 JP1978020620U JP2062078U JPS5817715Y2 JP S5817715 Y2 JPS5817715 Y2 JP S5817715Y2 JP 1978020620 U JP1978020620 U JP 1978020620U JP 2062078 U JP2062078 U JP 2062078U JP S5817715 Y2 JPS5817715 Y2 JP S5817715Y2
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JP
Japan
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piston
main body
elastic means
workpiece
base
Prior art date
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JP1978020620U
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JPS54123480U (ja
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隆 木村
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Individual
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、機械加工の際の工作物の締付は及びプレス加
工等における金型の締付けに有用な自動締付は装置に関
する。
従来、機械加工の際に用いる工作物の締付けやプレス加
工の際に用いる金型の締付けは、ボルト、ナツトを用い
て行なわれていた。
例えば、第1図に示す如く、側部が開口したT型の溝2
を有する基台1上に、工作物等の被締付は物3を載せ、
T型ブロック5を前記T型溝2中に挿入し、ナツト4を
締付けることによって、被締付は物3をボルト4′、ナ
ツト4で基台1に固定締付けしていた。
しかしながら、被締付は物の面積が大きく締付個所が多
くなると、多くのナツトが必要となり、逐次各ナツトを
締付けなければならず、又ナツトが大きくなると、これ
を回す力も大きくなり、労力を要した。
更に、この様な場合には、同時に多数のナツトを締付け
ないと被締付は物が変形する恐れがあり、ナツトを回す
時に注意を怠ると、被締付は物が設置位置上でずれると
いう様な欠点があった。
このような問題を解決するために、実公昭503158
5号公報に記載のように、ベース中に流体シリンダを埋
め込み、ピストンロッドに取付けた締め付は金具を利用
して、ワークを流体圧で締め付ける構成が提案されてい
る。
ところがこのような構成では、ベース中に流体シリンダ
を取付け、ベース面からピストンロッドを突出させなけ
ればならないので、該シリンダのベースへの組み付けが
面倒で装置が入相りとなる。
本考案は、従来の自動締付は装置におけるこのような問
題を解消し、ボルト1本でベース面の上に容易にセット
して使用できる簡便な自動締付は装置を実現することを
目的とする。
この目的を達成するために本考案は、ピストンが内蔵さ
れたシリンダ部を有する本体と、ピストンロッドに設け
た受は部と本体間に配設され反発力による締め付は力を
発生する弾性手段とをそれぞれ備えていて、シリンダ部
を有する本体には、ヘッドカバーを設けないでピストン
を外部に露出させると共に、本体を直接ワーク締め付は
用の締め付は部となし、ピストンの露出面がワークと対
向する配置で、固定手段によってピストン側をベースに
、軸心方向に移動可能に取付けることによって、シリン
ダ部中に形成された加圧室中にポートから高圧流体を供
給すると、本体が前記弾性手段の弾力に抗してピストン
に対し移動し、前記ベースから離間するようにした構成
を採っている。
次に本考案による自動締付は装置が実際上どのように具
体化されるかを実施例で説明する。
第2図は、本考案による自動締付は装置の断面図を示す
ものである。
本考案による締付は装置は、シリンダ部7を持った本体
7′とシリンダ部7中に内蔵されたピストン6を備えて
おり、ピストンロッド部61上端に一体形成されたバネ
受け62と本体7′間には皿バネ或いはウレタンゴム等
の弾性材8が介在し、互いに矢印方向に反発されている
バネ受け62と弾性材8は、スラストベアリング13を
介して結合されており、ピストン6側が本体側に対して
容易に回転可能に構成設置されている。
又、ピストン6の中心部には軸心方向に穴11を設け、
一部にはねじ部12を形成しである。
シリンダ部7とピストン6間に形成される加圧室10に
は、本体7′にあけたポート9から高圧流体を給排する
すなわち、高圧流体を供給すると、弾性材8に抗してピ
ストン6と本体7′がストロークAをもって相対移動す
る。
この動作を、実際にワーク(被締付は物)3の締付けに
用いた場合について第3図を参照しながら説明する。
まず、基台(ベース)15に固定された植込ボルト17
の上端に、ねじ部12でピストン6側を螺合させ、更に
ナツト18を締めつけてダブルナツトをかけ、締付は装
置をセットする。
次に、ワーク3の開口部31中に植込ボルト17が位置
するようにワークを締付は装置の下にスライドさせて位
置決めする。
そして、ポート9から圧力流体を給入すると弾性材8に
よる反発力に抗して本体7が上昇するので、上昇状態で
、ワーク3と本体7′とのギャップBが第2図の最大ス
トロークAよりも小さくなるように、ピストンロッド部
61を回わしてそのねじ部12で高さを調整する。
このとき、スラストベアリング13を介してピストン側
だけを回転できるので、本体7′は回転させないで、ポ
ート9への配管をつけたままでよい。
ワークのセットが済むと、ポート9から加圧室10中の
高圧流体を排出すれば、本体7′が弾性材8で押圧され
て下降し、ワーク3を弾性材8の反発力で押圧クランプ
する。
クランプ状態でワークの加工等が終了し、ワークを外す
ときは、ポートから加圧室10へ高圧流体を供給すれば
、その圧力で本体7′が押上げられてワークから離れ、
アンクランプされる。
このように本考案によれば、クランプは弾性材で行ない
、アンクランプを流体圧で行なうので、クランプ状態で
、ポートに連結された配管が外れたりして圧力供給が途
切れても、クランプが外れるおそれは無く、危険がない
更に、本考案による締付は装置は、被締付は物の厚さが
異なる場合にも有効である。
すなわち、本考案による締付は装置は、ピストン6が植
込ボルト17で基台15にねし止めされており、且つ、
このピストン6はスラストベアリング13を介して本体
7′側と連結されているため、アンクランプ状態でピス
トン6側を回転させ、植込ボルト17のねじにより、本
体7′の高さを容易に変えることができ、従って同一装
置で、高さく厚さ)の異なる種々のワークのクランプが
可能である。
しかも、本体7′側は回転させないので、ポート9への
配管はつけたままでよい。
以上のように本考案は、通常の流体シリンダと違って、
シリンダ部を有する本体には、いわゆるヘッドカバーを
設けないでピストンを外部に露出させると共に、この本
体のピストン側の面で直接ワークを締め付けるようにし
ている。
そのためピストンの露出面がワークと対向するように、
ピストン側を1本の植込ボルトなどでベースに取付は固
定するだけで、容易に自動締付は装置をセットすること
ができる。
しかも本体の加圧室中に圧力流体を供給し、本体を弾性
手段に抗して上昇させ、ベースから離間させて、本体と
ベースとの間にワークを配置した状態で、圧力流体を排
出し、弾性手段の弾力で本体をワークに圧接させること
により、ワークを自動的に締め付けることができる。
またヘッドカバーを有しないので、構成も簡単かつ小形
になり、自動締付は装置を1本の植込ボルトなどで簡単
にベースにセットできることと相俟って、装置全体が極
めて簡素化され、簡便かつ小形の自動締付は装置を実現
できる。
更に、クランプは弾性材の力で行ない、アンクランプを
高圧流体の供給で行なうので、不時の事故で配管がはず
れたとしても、被締付は物は弾性材8の反発力によりク
ランプ状態のままであり、何ら問題となることはなく、
特に安全性にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来用いられている締付は装置の斜視図、第2
図は本考案による自動締付は装置の断面図、第3図は同
自動締付は装置による被締付は物の締付は方を説明する
断面図である。 図において、3は被締付は物、6はピストン、61はピ
ストンロッド、62はばね受け、7はシリンダ部、7′
は本体、8は弾性材、9はポート、10は加圧室、11
は穴、12はねじ部、13はスラストベアリング、15
は基台、17は植込ボルトを示す。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)ピストンが内蔵されたシリンダ部を有する本体と
    、ピストンロッドに設けた受は部と本体間に配設された
    反発力による締め付は力を発生する弾性手段とをそれぞ
    れ備えていて、 シリンダ部を有する本体には、ヘッドカバーを設けない
    でピストンを外部に露出させると共に、本体を直接ワー
    ク締め付は用の締め付は部となし、 ピストンの露出面がワークと対向する配置で、固定手段
    によってピストン側をベースに、軸心方向に移動可能に
    取付けることによって、 シリンダ部中に形成された加圧室中にポートから高圧流
    体を供給すると、本体が前記弾性手段の弾力に抗してピ
    ストンに対し移動し、前記ベースから離間するような構
    成としたことを特徴とする自動締付は装置。
  2. (2)前記の弾性手段の受は部は、スラストベアリング
    を含んでおり、ピストンロッド側がスラストベアリング
    を介して前記の弾性手段と圧接することにより、本体の
    ポートに配管を付けたままで、本体および弾性手段に対
    しピストン側を回転可能としたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載の自動締付は装置。
  3. (3)固定手段として植込ボルトを用い、ベースに植込
    んだ植込ボルトとピストン側に形成したメネジ部とを螺
    合させてなることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載の自動締付は装置。
JP1978020620U 1978-02-20 1978-02-20 自動締付け装置 Expired JPS5817715Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978020620U JPS5817715Y2 (ja) 1978-02-20 1978-02-20 自動締付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978020620U JPS5817715Y2 (ja) 1978-02-20 1978-02-20 自動締付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54123480U JPS54123480U (ja) 1979-08-29
JPS5817715Y2 true JPS5817715Y2 (ja) 1983-04-11

Family

ID=28851940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978020620U Expired JPS5817715Y2 (ja) 1978-02-20 1978-02-20 自動締付け装置

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JP (1) JPS5817715Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021079498A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 株式会社W&N クランプ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031585U (ja) * 1973-07-16 1975-04-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031585U (ja) * 1973-07-16 1975-04-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021079498A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 株式会社W&N クランプ装置

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Publication number Publication date
JPS54123480U (ja) 1979-08-29

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