JPS6113154Y2 - - Google Patents

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JPS6113154Y2
JPS6113154Y2 JP8920081U JP8920081U JPS6113154Y2 JP S6113154 Y2 JPS6113154 Y2 JP S6113154Y2 JP 8920081 U JP8920081 U JP 8920081U JP 8920081 U JP8920081 U JP 8920081U JP S6113154 Y2 JPS6113154 Y2 JP S6113154Y2
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JP
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mold
clamp
pin
dogleg
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JP8920081U
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JPS57200328U (ja
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は射出成形機、プレス機械、ダイキヤス
トマシン等(以下射出成形機等と記す)の金型ク
ランプ装置に関する。
従来、プラスチツク成形、ダイキヤスト加工、
金属プレス加工等を行う機械において、金型を定
盤に取付けまた定盤より取外すには4〜8本のボ
ルトを人手によつて螺着または螺脱することによ
り行つている。この作業には一般に30分、金型に
よつては1時間以上を要し、その間の機械稼動の
中断は、生産性向上の大きなネツクの一つとなつ
ているばかりでなく金型の取付け、取外し作業は
重作業のため作業者の労働負担が大きく、しかも
常に危険が伴う欠点がある。
本考案は、金型の取付け、取外しをボルトの螺
着、螺脱によつて行うのではなく、流体圧シリン
ダによりクランプ爪を駆動してクランプしたリク
ランプを解除することによつて行うことにより、
労力を軽減し危険を回避するとともに、取付け、
取外し時間を短縮し、生産性を向上しようとする
ものである。
以下、本考案を図面に示す実施例について説明
する。なお、説明は、射出成形機の金型クランプ
爪装置について行うが、ダイキヤストマシン、金
属プレス等の機械の金型クランプ爪装置について
も本考案が適用し得ることは以下の説明から明ら
かである。
第1図は、射出成形機に金型を取付けた状態の
説明図を示し、固定側金型3は固定盤1に、可動
側金型4は可動盤2にそれぞれ取付けられている
が、固定側金型3及び可動側金型4の取付け、取
外しは全く同様であるため、本説明では固定側金
型3の固定盤1への取付け及び固定盤1よりの取
外しについてのみ説明を行うことにする。
第2図は本考案装置で使用する金型クランプの
一例を固定側金型の取付けに適用した場合におけ
る固定側金型のクランプ時の平面図、第3図はそ
の正面図、第4図は固定側金型のクランプ時の第
2図のA−A線矢視断面図、第5図は固定側金型
のクランプ解除時の第2図のA−A線矢視断面図
である。
第2図乃至第4図に示すように、固定側金型3
を金型取付板5に固定する。クランプ爪6は金型
取付板5を固定盤1にクランプするための折曲先
端部6aと、これに連なるくの字状部6bとより
なる。このくの字状部6bの基部は二叉になつて
おり、この二叉基部6cを固定盤上に設けた相対
向する2つの支持板14,15間に枢支ピン13
により枢支する。このクランプ爪6のくの字状部
6bにはくの字状長穴18を設ける。このくの字
状長穴18にはクランプ爪6を回転させるための
クランプ用ピン7を係合する。クランプ用ピン7
の両端相対2部位にはそれぞれ平面部16を設け
る。こらの平面部16はそれぞれ相対向する2つ
の支持板14,15に形成せしめた直線状長穴1
7に移動自在に支持せしめる。この直線状長穴1
7の長手方向に駆動方向を一致せるように流体圧
シリンダ9をクランプ用ピン7の中央部と相対向
する2つの支持板14,15との間に連接せしめ
る。例えば流体圧シリンダ9の本体10を相対向
する2つの支持板14,15の間にボルト21に
より取付ける。この流体圧シリンダ9のピストン
ロツド11の先端雄ネジ部19aを、クランプ用
ピン7の中央部に嵌合したコネクタ8の雌ネジ部
19bに螺合せしめる。このようにして流体圧シ
リンダ9をクランプ用ピン7の中央部と相対向す
る2つの支持板14,15との間に連接せしめ
る。なお、10aは本体10の一部を構成するカ
バーで、22はその取付ボルトである。12はピ
ストン、23,24は流体出入口、31,32,
33はOリング、34はダストシールである。
上記のような構成の金型クランプ25を4個用
いてこれらの金型クランプ25の支持板14,1
5を第2図、第3図及び第6図に示すように固定
側金型3の4つのクランプ箇所に対応する定盤部
分、この場合は固定盤1の部分にそれぞれボルト
20により固定せしめる。第6図は固定側金型3
を固定盤1にクランプした状態を示す平面図であ
る。
第7図は本考案装置を構成する4個の金型クラ
ンプ25の流体圧シリンダ9を操作するための流
体圧操作回路の接続図を示し、各流体圧シリンダ
9の流体出入口23,24と流体圧源26及びタ
ンク27との間にそれぞれ減圧弁29,28を介
して4ポート3位置方向切換電磁弁30を接続す
る。
いま、固定側金型3を固定盤1に取付ける場合
には全てのクランプ爪6は第5図に示すようにそ
の折曲先端部6aが最も上方に位置したクランプ
解除状態にある。詳記すれば各ピストン12は最
後退の位置にあり、この各ピストン12によりピ
ストンロツド11及びコネクタ8を介して前後進
される各クランプ用ピン7も最後退の位置にあ
る。また各クランプ用ピン7の前後進によりくの
字状長穴18を介してピン13を中心に回転する
各クランプ爪6はその折曲端部6aが最も上方に
即ち、ピストン12のストローク、長穴18のく
の字形状等により決定される最も時計方向に回転
した所に位置している。このクランプ解除状態で
は、各クランプ爪6の折曲先端部6aと固定盤1
の間に隙間ができ、固定側金型3を固定した金型
取付板5をこの隙間に挿入することができる。金
型取付板5を第5図示のように各クランプ爪6の
折曲先端部6aと固定盤1との間の隙間に挿入し
てから、電磁弁30のコイル30aに通電して電
磁弁30を前進位置aに操作すると、流体圧源2
6よりの加圧流体が各流体圧シリンダ9の流体出
入口24よりヘツド側シリンダ室内に導入され、
かつロツド側シリンダ室内の流体がタンク27に
排出される。その結果、各ピストン12は前進
し、従つて各ピストンロツド11にコネクタ8を
介して連結したクランプ用ピン7もその両端に設
けられた相対2部位(第3図では上下の部位)の
平面部16が支持板14,15の直線状長穴17
に沿つて移動し前進する。この各クランプ用ピン
7の前進に伴い各クランプ爪6は、そのくの字状
長穴18にクランプ用ピン7を係合してあるの
で、枢支ピン13を中心に第5図において反時計
方向に回転し、第3図及び第4図示のように各ク
ランプ爪6の折曲先端部6aが金型取付板5と接
触し、その回転は妨げられる。直線状の長穴17
に対するくの字状長穴18の角度θはクサビ角と
なる。この角度θが大きい場合は十分なるクサビ
力を発生できず、また逆に小さい場合には過大な
クサビ力を発生し、クランプ用ピン7が抜けなく
なる可能性があるので適正なクサビ角θはクラン
プ用ピン7と直線状長穴17およびくの字状長穴
18との相互の摩擦係数により決定される。
本考案では約4゜〜6゜の角度に選定されてい
る。従つて各クランプ爪6の折曲先端部6aが金
型取付板5と接触した時点で、各ピストン12は
更に前進する余地を有しているため、各ピストン
12の前進により支持板14,15の直線状長穴
17にその両端を移動自在に支持されている各ク
ランプ用ピン7は尚も前進しようとしくの字状長
穴18の下端面とクサビ作用をなす。これによ
り、流体圧によるシリンダ力は増力されて各クラ
ンプ爪6に伝達されかつ各クランプ用ピン7と長
穴17,18間の相互の摩擦により各クランプ爪
6が金型取付板5を固定盤1に押圧してクランプ
した状態に機械的にロツクされる。従つて各流体
圧シリンダ9に導かれる流体圧が配管等より漏れ
て低下した場合や停電等によつて流体ポンプが作
動しなくなつた場合などにおいても依然として金
型をクランプする力は保持されたままとなる。第
2図乃至第4図はこのクランプ状態を示してい
る。
このクランプ状態よりクランプを解除して固定
側金型3を固定盤1より取外す時は、電磁弁30
のコイル30bに通電して電磁弁30を後退位置
bに操作すると流体圧源26よりの加圧流体が各
流体圧シリンダ9の流体出入口23よりロツド側
シリンダ室内に導入されかつヘツド側シリンダ室
内の流体がタンク27に排出される。その結果前
記と逆の作動で各クランプ爪6の折曲先端部6a
が第3図及び第4図において時計方向に回転し、
第5図示のように金型取付板5より離れる。これ
により固定側金型3は容易に固定盤1より取外す
ことができる。
なお、クランプ用ピン7はくの字状長穴18と
線接触にてクサビ作用を行うため、大型の射出成
形機においては大きな金型解放力がクランプ用ピ
ン7に作用し、大きな応力が発生する可能性があ
る。従つてこの場合には、第8図に示すようにく
の字状長穴18とクサビ作用を行う部分をピンの
半径よりも大きな半径Rの曲面とするような形状
を持つたクランプ用ピン7aを用いるか或いは、
第9図に示すようにクランプ用ピン7bに相対す
る2部位に平面部35aを有するブツシユ35を
嵌着し、このブツシユ35の平面部35aをくの
字状長穴18に係合することによりくの字状長穴
18との接触を面接触としてこの部分の応力を低
下せしめ、大きな金型解放力に対応することも可
能である。またクランプ時、クランプ解除時のそ
れぞれの流体圧は減圧弁28,29により設定さ
れるが、ピストン12の有効受圧面積は、クラン
プ時の方がクランプ解除時よりも大きいため、ク
ランプ用ピン7がくの字状長穴18とのクサビ作
用から抜けない場合には、減圧弁29の設定圧を
減圧弁28の設定圧よりも高くすることにより確
実に抜くことができる。
上述のように本考案によれば、金型の複数クラ
ンプ箇所を複数個の流体圧シリンダによりそれぞ
れクランプ爪を駆動してクランプしたり、クラン
プを解除するように構成したので、金型の取付
け、取外しが極めて容易になり、取付け、取外し
時間を短縮して生産性を向上できるばかりでな
く、労力の軽減と危険回避を図ることができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は射出成形機に金型を取付けた状態の説
明図、第2図は本考案装置で使用する金型クラン
プの一例を固定側金型の取付けに適用した場合に
おける固定側金型のクランプ時の平面図、第3図
はその正面図、第4図は固定側金型のクランプ時
の第2図のA−A線矢視断面図、第5図は固定側
金型のクランプ解除時の第2図のA−A線矢視断
面図、第6図は本考案装置により固定側金型を固
定盤にクランプした状態を示す平面図、第7図は
本考案装置の流体圧操作回路の接続図、第8図及
び第9図はそれぞれ本考案装置の他の実施例にお
けるクランプ用ピンとクランプ爪のくの字状長穴
との係合状態を示す部分断面図である。 1……固定盤、2……可動盤、3……固定側金
型、4……可動側金型、5……金型取付板、6…
…クランプ爪、7,7a,7b……クランプ用ピ
ン、8……コネクタ、9……流体圧シリンダ、1
1……ピストンロツド、12……ピストン、13
……ピン、14,15……支持板、16……平面
部、17……直線状長穴、18……くの字状長
穴、23,24……流体出入口、25……金型ク
ランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金型を定盤にクランプするためのクランプ爪を
    相対向する2つの支持板に枢支し、このクランプ
    爪にくの字状長穴を設け、このくの字状長穴にク
    ランプ爪を回転させるためのクランプ用ピンを係
    合し、このクランプ用ピンの両端相対2部位に設
    けた平面部を、それぞれ相対向する2つの支持板
    に形成せしめた直線状長穴に移動自在に支持する
    と共に、この直線状長穴の長手方向に駆動方向を
    一致させるように流体圧シリンダを、クランプ用
    ピンの中央部と相対向する2つの支持板との間に
    連接せしめて金型クランプを構成し、この金型ク
    ランプを複数個用いてこれらの金型クランプの支
    持板を、金型の複数クランプ箇所に対応する定盤
    部分にそれぞれ固定せしめてなる射出成形機等の
    金型クランプ装置。
JP8920081U 1981-06-16 1981-06-16 Expired JPS6113154Y2 (ja)

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JP8920081U JPS6113154Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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JP8920081U JPS6113154Y2 (ja) 1981-06-16 1981-06-16

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JPS57200328U JPS57200328U (ja) 1982-12-20
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JP6577836B2 (ja) * 2015-10-16 2019-09-18 株式会社コスメック クランプ装置

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JPS57200328U (ja) 1982-12-20

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