JP2602016Y2 - ツールホルダのクランプ装置 - Google Patents
ツールホルダのクランプ装置Info
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- JP2602016Y2 JP2602016Y2 JP1993027084U JP2708493U JP2602016Y2 JP 2602016 Y2 JP2602016 Y2 JP 2602016Y2 JP 1993027084 U JP1993027084 U JP 1993027084U JP 2708493 U JP2708493 U JP 2708493U JP 2602016 Y2 JP2602016 Y2 JP 2602016Y2
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バイト等の刃先の高さ
を調整することができるツールホルダのクランプ装置に
関する。
を調整することができるツールホルダのクランプ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バイト等の刃物の上下方向での位
置調節を簡易に行う事ができるようにしたツールホルダ
として実公昭57−57852号公報に開示されるよう
なものがある。図8に示されるように、このツールホル
ダ1は、工作機械上に載せられるブロック2に対し、上
下方向に伸びる凸条3とこれと係合する凹溝4とを介し
て上下にスライド可能に装着されている。
置調節を簡易に行う事ができるようにしたツールホルダ
として実公昭57−57852号公報に開示されるよう
なものがある。図8に示されるように、このツールホル
ダ1は、工作機械上に載せられるブロック2に対し、上
下方向に伸びる凸条3とこれと係合する凹溝4とを介し
て上下にスライド可能に装着されている。
【0003】また、ツールホルダ1は、ブロック2に対
して所定の高さでクランプされるように、クランプ装置
を介してブロック2に装着されている。すなわち、ツー
ルホルダ1とブロック2の両者間には、締付け部材5が
スライド面に直角な向きで介装されている。該締付け部
材5には、スライド面に平行に穴6が設けられ、該穴6
にはカム7が係合している。カム7を一方に回せば、締
付け部材5がブロック2側に引き寄せられ、ツールホル
ダ1がブロック2にクランプされる。カム7を他方に回
せば、締付け部材5の締付けが解除され、ツールホルダ
1がブロック2に対してスライド可能になる。従って、
カム7を回わす操作と、ツールホルダ1をブロック2に
対してスライドさせる操作とにより、ツールホルダ1を
所望の高さにセットすることができる。
して所定の高さでクランプされるように、クランプ装置
を介してブロック2に装着されている。すなわち、ツー
ルホルダ1とブロック2の両者間には、締付け部材5が
スライド面に直角な向きで介装されている。該締付け部
材5には、スライド面に平行に穴6が設けられ、該穴6
にはカム7が係合している。カム7を一方に回せば、締
付け部材5がブロック2側に引き寄せられ、ツールホル
ダ1がブロック2にクランプされる。カム7を他方に回
せば、締付け部材5の締付けが解除され、ツールホルダ
1がブロック2に対してスライド可能になる。従って、
カム7を回わす操作と、ツールホルダ1をブロック2に
対してスライドさせる操作とにより、ツールホルダ1を
所望の高さにセットすることができる。
【0004】また、ツールホルダ1には、図示しない
が、ブラケットを介して止めネジが設けられており、該
止めネジの先端がブロック2の上面に当接するようにな
っている。上記締付け部材5をアンクランプし、該止め
ネジを回せば、ツールホルダ1をブロック2に対してス
ライドさせることができる。これにより、ツールホルダ
位置が上下方向で調節される。
が、ブラケットを介して止めネジが設けられており、該
止めネジの先端がブロック2の上面に当接するようにな
っている。上記締付け部材5をアンクランプし、該止め
ネジを回せば、ツールホルダ1をブロック2に対してス
ライドさせることができる。これにより、ツールホルダ
位置が上下方向で調節される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記ツールホルダ1の
高さ方向での位置調節に際しては、ツールホルダ1を仮
締め状態にしておく必要があるが、カム7を操作して適
度な仮締め力を得るのは難しい。仮締め力が強過ぎる
と、ツールホルダ1が動かなくなり、仮締め力が弱すぎ
ると、ツールホルダ1にガタツキを生じ、正確な位置調
節が困難になる。ツールホルダ1の位置調節が不正確で
あると、バイトの刃先がずれて加工精度が低下したり、
あるいはワークの端面にセンターボスが残ってしまう。
高さ方向での位置調節に際しては、ツールホルダ1を仮
締め状態にしておく必要があるが、カム7を操作して適
度な仮締め力を得るのは難しい。仮締め力が強過ぎる
と、ツールホルダ1が動かなくなり、仮締め力が弱すぎ
ると、ツールホルダ1にガタツキを生じ、正確な位置調
節が困難になる。ツールホルダ1の位置調節が不正確で
あると、バイトの刃先がずれて加工精度が低下したり、
あるいはワークの端面にセンターボスが残ってしまう。
【0006】従って、本考案は、ツールホルダについて
適度な仮締め力を簡易に得ることができ、正確に位置決
めすることができるツールホルダのクランプ装置を提供
することをその目的とする。
適度な仮締め力を簡易に得ることができ、正確に位置決
めすることができるツールホルダのクランプ装置を提供
することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る考案は、工作機械上に載せられるブ
ロック(10)及び該ブロック(10)に対して上下に
スライド可能なツールホルダ(8)のうち、一方に横断
面略T字形の案内溝(21)が上記スライド方向に沿っ
て設けられ、他方に該案内溝(21)と摺動可能に係合
する係合部(22)を有した締付け部材(23)が上記
スライド面に直角な向きで摺動可能に設けられ、該締付
け部材(23)には、上記スライド面と平行に穴(2
4)が設けられ、該穴(24)内には、該締付け部材
(23)をいずれかの向きに摺動させてツールホルダ
(8)のブロック(10)に対するクランプとアンクラ
ンプを行わしめる、上記ブロック(10)又は上記ツー
ルホルダ(8)に回動可能に保持されたカム(25)が
クリアランスを介して挿入されたツールホルダのクラン
プ装置において、上記穴(24)の上記係合部(22)
と反対側の内壁面(24b)には、上記カム(25)に
当たり得るボール(27)が取り付けられ、且つ該ボー
ル(27)は弾性部材(31)を介して上記穴(24)
の内壁面(24b)に取り付けられ、上記カム(25)
がクランプ位置にある時は上記カム(25)は上記係合
部(22)と反対側の内壁面(24b)を介し上記締付
け部材(23)をクランプ方向へと押して上記締付け部
材(23)の係合部(22)を上記案内溝(21)の内
面に圧着せしめ、上記カム(25)がアンクランプ位置
にある時は上記カム(25)は上記係合部(22)側の
内壁面(24a)を介し上記締付け部材(23)をアン
クランプ方向へと押して上記締付け部材(23)の係合
部(22)を上記案内溝(21)の内面から離反せし
め、上記カム(25)がアジャスト位置にある時は上記
カム(25)は上記ボール(27)及び弾性部材(3
1)を介し上記締付け部材(23)をクランプ方向へと
弾力的に押して上記締付け部材(23)の係合部(2
2)を上記案内溝(21)の内面に弾力的に接触せしめ
るようにしたツールホルダのクランプ装置を採用し、請
求項2に係る考案は、上記穴(24)の上記係合部(2
2)側の内壁面(24a)に上記ボール(27)と共に
上記カム(25)を両側から挟む他のボール(26)が
固定された請求項1のツールホルダのクランプ装置を採
用している。
め、請求項1に係る考案は、工作機械上に載せられるブ
ロック(10)及び該ブロック(10)に対して上下に
スライド可能なツールホルダ(8)のうち、一方に横断
面略T字形の案内溝(21)が上記スライド方向に沿っ
て設けられ、他方に該案内溝(21)と摺動可能に係合
する係合部(22)を有した締付け部材(23)が上記
スライド面に直角な向きで摺動可能に設けられ、該締付
け部材(23)には、上記スライド面と平行に穴(2
4)が設けられ、該穴(24)内には、該締付け部材
(23)をいずれかの向きに摺動させてツールホルダ
(8)のブロック(10)に対するクランプとアンクラ
ンプを行わしめる、上記ブロック(10)又は上記ツー
ルホルダ(8)に回動可能に保持されたカム(25)が
クリアランスを介して挿入されたツールホルダのクラン
プ装置において、上記穴(24)の上記係合部(22)
と反対側の内壁面(24b)には、上記カム(25)に
当たり得るボール(27)が取り付けられ、且つ該ボー
ル(27)は弾性部材(31)を介して上記穴(24)
の内壁面(24b)に取り付けられ、上記カム(25)
がクランプ位置にある時は上記カム(25)は上記係合
部(22)と反対側の内壁面(24b)を介し上記締付
け部材(23)をクランプ方向へと押して上記締付け部
材(23)の係合部(22)を上記案内溝(21)の内
面に圧着せしめ、上記カム(25)がアンクランプ位置
にある時は上記カム(25)は上記係合部(22)側の
内壁面(24a)を介し上記締付け部材(23)をアン
クランプ方向へと押して上記締付け部材(23)の係合
部(22)を上記案内溝(21)の内面から離反せし
め、上記カム(25)がアジャスト位置にある時は上記
カム(25)は上記ボール(27)及び弾性部材(3
1)を介し上記締付け部材(23)をクランプ方向へと
弾力的に押して上記締付け部材(23)の係合部(2
2)を上記案内溝(21)の内面に弾力的に接触せしめ
るようにしたツールホルダのクランプ装置を採用し、請
求項2に係る考案は、上記穴(24)の上記係合部(2
2)側の内壁面(24a)に上記ボール(27)と共に
上記カム(25)を両側から挟む他のボール(26)が
固定された請求項1のツールホルダのクランプ装置を採
用している。
【0008】
【作用】カムがクランプ位置に回されると、該カムによ
り締付け部材が一方のボールを介してクランプ方向へと
押され、締付け部材の係合部が案内溝の内面に圧着す
る。これにより、該締付け部材がツールホルダを当該位
置にクランプする。
り締付け部材が一方のボールを介してクランプ方向へと
押され、締付け部材の係合部が案内溝の内面に圧着す
る。これにより、該締付け部材がツールホルダを当該位
置にクランプする。
【0009】カムがアンクランプ位置に回されると、該
カムにより締付け部材が他方のボールを介してアンクラ
ンプ方向へと押され、締付け部材は、その係合部が案内
溝内面から少しだけ離れることから、ツールホルダをア
ンクランプする。これにより、ツールホルダはブロック
に対して上下方向に摺動可能になる。
カムにより締付け部材が他方のボールを介してアンクラ
ンプ方向へと押され、締付け部材は、その係合部が案内
溝内面から少しだけ離れることから、ツールホルダをア
ンクランプする。これにより、ツールホルダはブロック
に対して上下方向に摺動可能になる。
【0010】カムがそのクランプ位置とアンクランプ位
置との間のアジャスト位置に回されると、少なくとも1
個のボールは弾性部材を介してカム面に弾力的に当接し
ているので、締付け部材の係合部も案内溝の内面に弾力
的に接触することとなる。これにより、ツールホルダを
ブロックに対して適度な仮締め力で保持し、ツールホル
ダをブロックに沿って滑らかに移動させ、所望の高さに
迅速かつ正確に停止させることができる。
置との間のアジャスト位置に回されると、少なくとも1
個のボールは弾性部材を介してカム面に弾力的に当接し
ているので、締付け部材の係合部も案内溝の内面に弾力
的に接触することとなる。これにより、ツールホルダを
ブロックに対して適度な仮締め力で保持し、ツールホル
ダをブロックに沿って滑らかに移動させ、所望の高さに
迅速かつ正確に停止させることができる。
【0011】ツールホルダの移動は、手動、送りネジ装
置等により行うことができる。この後、カムがそのクラ
ンプ位置に回されることにより、ツールホルダはブロッ
クにクランプされる。ツールホルダに保持されたバイト
等の刃先は精度良く所望の高さにセットされ、センター
ボス等の発生が防止される。
置等により行うことができる。この後、カムがそのクラ
ンプ位置に回されることにより、ツールホルダはブロッ
クにクランプされる。ツールホルダに保持されたバイト
等の刃先は精度良く所望の高さにセットされ、センター
ボス等の発生が防止される。
【0012】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。図1乃至図3に示されるように、このツールヘッド
11は、ベース9と、該ベース9上に固定されるブロッ
ク10と、該ブロック10に隣接するようにベース9上
に配置されたツールホルダ8とを備えている。
る。図1乃至図3に示されるように、このツールヘッド
11は、ベース9と、該ベース9上に固定されるブロッ
ク10と、該ブロック10に隣接するようにベース9上
に配置されたツールホルダ8とを備えている。
【0013】ベース9は、工作機械の刃物台(図示せ
ず)の上に固定ボルト12により固定されるようになっ
ている。図7に示されるように、ベース9は、工作機械
のテーブル端13に沿うように固定することもできる
し、該テーブル端13から離れるように固定することも
できる。
ず)の上に固定ボルト12により固定されるようになっ
ている。図7に示されるように、ベース9は、工作機械
のテーブル端13に沿うように固定することもできる
し、該テーブル端13から離れるように固定することも
できる。
【0014】ブロック10は、ベース9に固定ボルト1
4により固定されるようになっており、ベース9には、
ブロック10の固定位置を変えることができるように、
固定ボルト14の螺合穴15が一定ピッチで多数設けら
れている。
4により固定されるようになっており、ベース9には、
ブロック10の固定位置を変えることができるように、
固定ボルト14の螺合穴15が一定ピッチで多数設けら
れている。
【0015】ツールホルダ8は、ブロック10に対して
上下にスライド可能にあてがわれている。ブロック10
には二本の凸条16が上下方向に沿って設けられ、ツー
ルホルダ8には該凸条16と摺動可能に係合する凹溝1
7が設けられている。ツールホルダ8は凸条16と凹溝
17との規制を受けてブロック10の側壁に沿って上下
にスライドすることとなる。なお、凸条16をツールホ
ルダ8に、凹溝17をブロック10に夫々設けるように
してもよい。
上下にスライド可能にあてがわれている。ブロック10
には二本の凸条16が上下方向に沿って設けられ、ツー
ルホルダ8には該凸条16と摺動可能に係合する凹溝1
7が設けられている。ツールホルダ8は凸条16と凹溝
17との規制を受けてブロック10の側壁に沿って上下
にスライドすることとなる。なお、凸条16をツールホ
ルダ8に、凹溝17をブロック10に夫々設けるように
してもよい。
【0016】また、ツールホルダ8には、刃物であるバ
イト18を収容するための空洞19が設けられ、該空洞
19の上方には空洞19内に収容されたバイト18を固
定するためのボルト20が螺着されている。
イト18を収容するための空洞19が設けられ、該空洞
19の上方には空洞19内に収容されたバイト18を固
定するためのボルト20が螺着されている。
【0017】ツールホルダ8には、次のようなクランプ
装置が設けられ、該クランプ装置によりツールホルダ8
はバイト18の刃先を伴って所望の高さに位置調節され
るようになっている。
装置が設けられ、該クランプ装置によりツールホルダ8
はバイト18の刃先を伴って所望の高さに位置調節され
るようになっている。
【0018】すなわち、図1乃至図3に示されるよう
に、上記ツールホルダ8には横断面略T字形の案内溝2
1が該ツールホルダ8の上記スライド方向に沿って設け
られ、ブロック10に該案内溝21と摺動可能に係合す
る係合部22を有した締付け部材23がツールホルダ8
の上記スライド面に直角な向きで摺動可能に設けられて
いる。
に、上記ツールホルダ8には横断面略T字形の案内溝2
1が該ツールホルダ8の上記スライド方向に沿って設け
られ、ブロック10に該案内溝21と摺動可能に係合す
る係合部22を有した締付け部材23がツールホルダ8
の上記スライド面に直角な向きで摺動可能に設けられて
いる。
【0019】上記案内溝21は、ツールホルダ8を上下
に突き抜けており、締付け部材23の係合部22は該案
内溝21から離脱することができるから、ツールホルダ
8をブロック10から完全に取り外すことが可能になっ
ている。
に突き抜けており、締付け部材23の係合部22は該案
内溝21から離脱することができるから、ツールホルダ
8をブロック10から完全に取り外すことが可能になっ
ている。
【0020】なお、係合部22と案内溝21は、ありと
あり溝の形状であってもよい。上記締付け部材23は、
図4乃至図6に示されるように、略円柱状であり、その
係合部22は、該円柱の一端部に形成された環状突起2
2aと、これに隣接する環状溝22bとにより構成され
ている。環状突起22aと環状溝22bの箇所が上記案
内溝21内に入り込むことにより、該締付け部材23は
案内溝21と摺動可能に係合している。
あり溝の形状であってもよい。上記締付け部材23は、
図4乃至図6に示されるように、略円柱状であり、その
係合部22は、該円柱の一端部に形成された環状突起2
2aと、これに隣接する環状溝22bとにより構成され
ている。環状突起22aと環状溝22bの箇所が上記案
内溝21内に入り込むことにより、該締付け部材23は
案内溝21と摺動可能に係合している。
【0021】また、締付け部材23の中間部には、ツー
ルホルダ8のスライド面と平行に穴24が設けられ、該
穴24内には、該締付け部材23をいずれかの向きに摺
動させてツールホルダ8のブロック10に対するクラン
プとアンクランプを行わしめるカム25が挿入されてい
る。
ルホルダ8のスライド面と平行に穴24が設けられ、該
穴24内には、該締付け部材23をいずれかの向きに摺
動させてツールホルダ8のブロック10に対するクラン
プとアンクランプを行わしめるカム25が挿入されてい
る。
【0022】上記締付け部材23の穴24は、横断面円
形の貫通穴であり、カム25との間にクリアランスが設
けられている。該穴24の内壁面には、上記カム25を
両側から挟むようにボール26,27が取り付けられ、
少なくとも一方のボールは弾性部材を介して上記穴24
の内壁面に取り付けられている。実施例では、係合部2
2側の内壁面24aに取付け用ネジ28を介して鋼製の
ボール26が固着され、それと反対側の内壁面24bに
鋼製のボール27が移動可能に設けられている。後者の
ボール27は、穴24の内壁に螺止された支持ネジ29
の空洞30内に弾性部材である圧縮コイルバネ31と共
に挿入され、カム25の表面に常時接するようになって
いる。
形の貫通穴であり、カム25との間にクリアランスが設
けられている。該穴24の内壁面には、上記カム25を
両側から挟むようにボール26,27が取り付けられ、
少なくとも一方のボールは弾性部材を介して上記穴24
の内壁面に取り付けられている。実施例では、係合部2
2側の内壁面24aに取付け用ネジ28を介して鋼製の
ボール26が固着され、それと反対側の内壁面24bに
鋼製のボール27が移動可能に設けられている。後者の
ボール27は、穴24の内壁に螺止された支持ネジ29
の空洞30内に弾性部材である圧縮コイルバネ31と共
に挿入され、カム25の表面に常時接するようになって
いる。
【0023】なお、上記二つのボール26,27は、双
方が弾性部材である圧縮コイルバネ31によりカム25
側に付勢されるものであってもよい。また、ボール2
6,27は、取付け用ネジ28,支持ネジ29を用いな
いで、穴24の内壁面に直に取り付けるようにしても良
い。
方が弾性部材である圧縮コイルバネ31によりカム25
側に付勢されるものであってもよい。また、ボール2
6,27は、取付け用ネジ28,支持ネジ29を用いな
いで、穴24の内壁面に直に取り付けるようにしても良
い。
【0024】上記カム25は、上記穴24の径よりもや
や小径の円柱形本体にその中心軸から少し外れた箇所に
おいて支軸32が固着されてなるもので、支軸32は上
記ブロック10に回動可能に保持されている。支軸32
の上端には、カム25を回動操作するための取手33が
設けられている。取手33とブロック10との境目に
は、カム25によるクランプ位置、アンクランプ位置及
びそれらの中間のアジャスト位置を夫々示すためのマー
ク(図示せず)が設けられている。
や小径の円柱形本体にその中心軸から少し外れた箇所に
おいて支軸32が固着されてなるもので、支軸32は上
記ブロック10に回動可能に保持されている。支軸32
の上端には、カム25を回動操作するための取手33が
設けられている。取手33とブロック10との境目に
は、カム25によるクランプ位置、アンクランプ位置及
びそれらの中間のアジャスト位置を夫々示すためのマー
ク(図示せず)が設けられている。
【0025】しかして、ツールホルダ8の高さ方向での
位置調節に際し、クランプ装置は次のように操作され
る。まず、図4に示されるように、カム25が取手33
の操作によりクランプ位置に回されると、係合部22と
反対側のボール27が該カム25によりF1 なる力で押
され、該ボール27は圧縮コイルバネ31の押圧力に抗
して穴24の内壁面24b下に没する。このため、カム
25のリフト部が穴24の内壁面24bに接して締付け
部材23をクランプ方向へと押し、締付け部材23の係
合部22が案内溝21の内面に圧着する。ツールホルダ
8はその圧着力により当該位置にクランプされる。
位置調節に際し、クランプ装置は次のように操作され
る。まず、図4に示されるように、カム25が取手33
の操作によりクランプ位置に回されると、係合部22と
反対側のボール27が該カム25によりF1 なる力で押
され、該ボール27は圧縮コイルバネ31の押圧力に抗
して穴24の内壁面24b下に没する。このため、カム
25のリフト部が穴24の内壁面24bに接して締付け
部材23をクランプ方向へと押し、締付け部材23の係
合部22が案内溝21の内面に圧着する。ツールホルダ
8はその圧着力により当該位置にクランプされる。
【0026】図6に示されるように、カム25がアンク
ランプ位置に回されると、該カム25により締付け部材
23がその係合部22側のボール26を介してアンクラ
ンプ方向へとF3 なる力で押され、締付け部材23の係
合部22が案内溝21の表面から少しだけ離れる。これ
により、ツールホルダ8はアンクランプされ、ブロック
10に対して上下方向にスライド可能になり、完全な取
り外しが可能になる。
ランプ位置に回されると、該カム25により締付け部材
23がその係合部22側のボール26を介してアンクラ
ンプ方向へとF3 なる力で押され、締付け部材23の係
合部22が案内溝21の表面から少しだけ離れる。これ
により、ツールホルダ8はアンクランプされ、ブロック
10に対して上下方向にスライド可能になり、完全な取
り外しが可能になる。
【0027】次に、図5に示されるように、カム25が
そのクランプ位置とアンクランプ位置との間のアジャス
ト位置に回されると、カム25は穴24の内壁面24
a,ボール26の端面26aから離れるが、係合部22
と反対側にあるボール27が内壁面24b上に突出し圧
縮コイルバネ31を介してカム25の面にF2 なる力を
介して弾力的に当接する。これにより、締付け部材23
の係合部22も案内溝21の内面に弾力的に接触し、ツ
ールホルダ8はブロック10に対して適度な仮締め力で
保持されることとなる。従って、ツールホルダ8はブロ
ック10に沿ってガタつくことなく滑らかに移動し、所
望の位置へ迅速かつ正確に停止しうる。例えば、バイト
18の刃先がワーク(図示せず)の端面の中心に正確に
位置合わせされ、センターボスの残留が防止される。
そのクランプ位置とアンクランプ位置との間のアジャス
ト位置に回されると、カム25は穴24の内壁面24
a,ボール26の端面26aから離れるが、係合部22
と反対側にあるボール27が内壁面24b上に突出し圧
縮コイルバネ31を介してカム25の面にF2 なる力を
介して弾力的に当接する。これにより、締付け部材23
の係合部22も案内溝21の内面に弾力的に接触し、ツ
ールホルダ8はブロック10に対して適度な仮締め力で
保持されることとなる。従って、ツールホルダ8はブロ
ック10に沿ってガタつくことなく滑らかに移動し、所
望の位置へ迅速かつ正確に停止しうる。例えば、バイト
18の刃先がワーク(図示せず)の端面の中心に正確に
位置合わせされ、センターボスの残留が防止される。
【0028】ツールホルダ8の停止後、カム25がクラ
ンプ位置に回されると、ツールホルダ8は当該位置に固
定され、ツールホルダ8に取り付けられたバイト18に
よるワークの加工が可能になる。
ンプ位置に回されると、ツールホルダ8は当該位置に固
定され、ツールホルダ8に取り付けられたバイト18に
よるワークの加工が可能になる。
【0029】この実施例では、上記アジャスト位置にお
けるツールホルダ8の移動をより正確に行うことができ
るよう、図1乃至図3に示されるように、送りネジ装置
であるマイクロメータ34と送り量検出器であるダイヤ
ルゲージ35とが設けられている。
けるツールホルダ8の移動をより正確に行うことができ
るよう、図1乃至図3に示されるように、送りネジ装置
であるマイクロメータ34と送り量検出器であるダイヤ
ルゲージ35とが設けられている。
【0030】マイクロメータ34のシリンダ34aはツ
ールホルダ8の上面に取付け金具36を介して縦向きで
固定され、スピンドル34bは案内溝21内に入り込
み、締付け部材23の係合部22の環状突起22aに対
向している。
ールホルダ8の上面に取付け金具36を介して縦向きで
固定され、スピンドル34bは案内溝21内に入り込
み、締付け部材23の係合部22の環状突起22aに対
向している。
【0031】ダイヤルゲージ35は、ツールホルダ8の
側面に取付け金具37を介して縦向きに固定され、その
接触子35aがベース9の上面に接している。しかし
て、カム25がアジャスト位置にセットされた状態で、
マイクロメータ34が操作され、そのスピンドル34b
が送り出されると、その先が係合部22の環状突起22
aに当接する結果、ツールホルダ8がブロック10に対
して上昇することになる。この上昇量はダイヤルゲージ
35により随時確認することができる。
側面に取付け金具37を介して縦向きに固定され、その
接触子35aがベース9の上面に接している。しかし
て、カム25がアジャスト位置にセットされた状態で、
マイクロメータ34が操作され、そのスピンドル34b
が送り出されると、その先が係合部22の環状突起22
aに当接する結果、ツールホルダ8がブロック10に対
して上昇することになる。この上昇量はダイヤルゲージ
35により随時確認することができる。
【0032】なお、実施例において、締付け部材23を
逆向きに設け、その係合部22と係合する案内溝21を
ブロック10の方に設け、カム25をツールホルダ8の
方に設けるようにしてもよい。
逆向きに設け、その係合部22と係合する案内溝21を
ブロック10の方に設け、カム25をツールホルダ8の
方に設けるようにしてもよい。
【0033】
【考案の効果】本考案によれば、カムをそのクランプ位
置とアンクランプ位置との間のアジャスト位置にセット
した際に、締付け部材の係合部を案内溝の内面に弾力的
に接触させ、ツールホルダをブロックに対して適度な仮
締め力で保持することができる。従って、ツールホルダ
をブロックに沿って滑らかに微少量移動させ、所望の位
置に迅速かつ正確に停止させ、刃物の先を正確に位置決
めし、センターボスの発生を防止したり、加工精度を高
めたりすることができる。
置とアンクランプ位置との間のアジャスト位置にセット
した際に、締付け部材の係合部を案内溝の内面に弾力的
に接触させ、ツールホルダをブロックに対して適度な仮
締め力で保持することができる。従って、ツールホルダ
をブロックに沿って滑らかに微少量移動させ、所望の位
置に迅速かつ正確に停止させ、刃物の先を正確に位置決
めし、センターボスの発生を防止したり、加工精度を高
めたりすることができる。
【0034】本考案において、ツールホルダの移動を送
りネジ装置により行うようにすれば、刃先の位置決めを
より簡易かつ迅速化することができる。
りネジ装置により行うようにすれば、刃先の位置決めを
より簡易かつ迅速化することができる。
【図1】本考案に係るツールホルダのクランプ装置を備
えたツールヘッドの平面図である。
えたツールヘッドの平面図である。
【図2】上記ツールヘッドの正面図である。
【図3】上記ツールヘッドの右側面図である。
【図4】(A)は上記クランプ装置のクランプ時におけ
る平面図、(B)は部分切欠側面図である。
る平面図、(B)は部分切欠側面図である。
【図5】(A)は上記クランプ装置のアジャスト時にお
ける平面図、(B)は部分切欠側面図である。
ける平面図、(B)は部分切欠側面図である。
【図6】(A)は上記クランプ装置のアンクランプ時に
おける平面図、(B)は部分切欠側面図である。
おける平面図、(B)は部分切欠側面図である。
【図7】(A)は上記ツールヘッドをテーブル端面に合
わせるように配置した状態の側面図、(B)は上記ツー
ルヘッドをテーブル端面から離れるように配置した状態
の側面図である。
わせるように配置した状態の側面図、(B)は上記ツー
ルヘッドをテーブル端面から離れるように配置した状態
の側面図である。
【図8】従来のツールヘッドの部分切欠平面図である。
8…ツールホルダ 10…ブロック 21…案内溝 22…係合部 23…締付け部材 24…穴 24a,24b…穴の内壁面 25…カム 26,27…ボール 26a…ボールの端面 31…圧縮コイルバネ 34…マイクロメータ
Claims (2)
- 【請求項1】 工作機械上に載せられるブロック及び該
ブロックに対して上下にスライド可能なツールホルダの
うち、一方に横断面略T字形の案内溝が上記スライド方
向に沿って設けられ、他方に該案内溝と摺動可能に係合
する係合部を有した締付け部材が上記スライド面に直角
な向きで摺動可能に設けられ、該締付け部材には、上記
スライド面と平行に穴が設けられ、該穴内には、該締付
け部材をいずれかの向きに摺動させてツールホルダのブ
ロックに対するクランプとアンクランプを行わしめる、
上記ブロック又は上記ツールホルダに回動可能に保持さ
れたカムがクリアランスを介して挿入されたツールホル
ダのクランプ装置において、上記穴の上記係合部と反対
側の内壁面には、上記カムに当たり得るボールが取り付
けられ、且つ該ボールは弾性部材を介して上記穴の内壁
面に取り付けられ、上記カムがクランプ位置にある時は
上記カムは上記係合部と反対側の内壁面を介し上記締付
け部材をクランプ方向へと押して上記締付け部材の係合
部を上記案内溝の内面に圧着せしめ、上記カムがアンク
ランプ位置にある時は上記カムは上記係合部側の内壁面
を介し上記締付け部材をアンクランプ方向へと押して上
記締付け部材の係合部を上記案内溝の内面から離反せし
め、上記カムがアジャスト位置にある時は上記カムは上
記ボール及び弾性部材を介し上記締付け部材をクランプ
方向へと弾力的に押して上記締付け部材の係合部を上記
案内溝の内面に弾力的に接触せしめるようにしたことを
特徴とするツールホルダのクランプ装置。 - 【請求項2】 上記穴の上記係合部側の内壁面に上記ボ
ールと共に上記カムを両側から挟む他のボールが固定さ
れていることを特徴とする請求項1に記載のツールホル
ダのクランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993027084U JP2602016Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | ツールホルダのクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993027084U JP2602016Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | ツールホルダのクランプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685704U JPH0685704U (ja) | 1994-12-13 |
| JP2602016Y2 true JP2602016Y2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=12211217
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993027084U Expired - Lifetime JP2602016Y2 (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | ツールホルダのクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2602016Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW505554B (en) * | 2000-03-10 | 2002-10-11 | Citizen Watch Co Ltd | Tool holder and method of machining work using this tool holder |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP1993027084U patent/JP2602016Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0685704U (ja) | 1994-12-13 |
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Legal Events
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| R250 | Receipt of annual fees |
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