JPS644993Y2 - - Google Patents
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- JPS644993Y2 JPS644993Y2 JP8313983U JP8313983U JPS644993Y2 JP S644993 Y2 JPS644993 Y2 JP S644993Y2 JP 8313983 U JP8313983 U JP 8313983U JP 8313983 U JP8313983 U JP 8313983U JP S644993 Y2 JPS644993 Y2 JP S644993Y2
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- JP
- Japan
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- vehicle
- vertical plate
- parking
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Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は機械式駐車装置において入庫時に異常
突出部を有する不良車両を検知する不良車両検知
装置に関する。
突出部を有する不良車両を検知する不良車両検知
装置に関する。
従来、多段複数列の駐車空間を形成し、地上部
における駐車空間の各駐車列毎に入出庫口を設
け、車両搭載用パレツトを昇降および/または横
行させて車両の格納を行う機械式駐車設備が広く
実施されている。
における駐車空間の各駐車列毎に入出庫口を設
け、車両搭載用パレツトを昇降および/または横
行させて車両の格納を行う機械式駐車設備が広く
実施されている。
近時、車両保案基準の拡大運用により車両にド
アミラーを取付けることがある程度まで許される
ようになつた。このような車両がドアミラーを外
方に突出させたまま、パレツトに乗り込むと、そ
の後のパレツトの昇降・横行時にこのドアミラー
が隣接パレツトおよび該パレツトに搭載の車両、
あるいは駐車設備の躯体に接触する恐れがあり、
ドアミラーの破損ばかりでなく他の車両や駐車設
備全体の大きな破壊事故にも発展しかねない。
アミラーを取付けることがある程度まで許される
ようになつた。このような車両がドアミラーを外
方に突出させたまま、パレツトに乗り込むと、そ
の後のパレツトの昇降・横行時にこのドアミラー
が隣接パレツトおよび該パレツトに搭載の車両、
あるいは駐車設備の躯体に接触する恐れがあり、
ドアミラーの破損ばかりでなく他の車両や駐車設
備全体の大きな破壊事故にも発展しかねない。
本考案は前述事情に鑑み、前述入出庫口の上方
または下方で駐車列間を横行し得る移動体と、該
移動体に位置決め取付手段を介し一定外力以上で
前後方向へ揺動し得るごとく保持せしめた車両規
制枠体と、該車両規制枠体の揺動を検知する揺動
検知手段とから成り、前記移動体は入庫に先立ち
車両規制枠体が所望パレツトの属する駐車列の入
出庫口を取囲むように移動配置し、車両が車両規
制枠体間を通過して入庫する際該車両の異常突出
部が車両規制枠体を接触揺動して前記揺動検知手
段により該突出部を検知するごとくしたことを特
徴とし、入庫時に不良車両を検知し、車両のドア
ミラー等の異常突出部に起因する前述事故を未然
に防止することを目的とした機械式駐車設備にお
ける不良車両検知装置を提供せんとするものであ
る。
または下方で駐車列間を横行し得る移動体と、該
移動体に位置決め取付手段を介し一定外力以上で
前後方向へ揺動し得るごとく保持せしめた車両規
制枠体と、該車両規制枠体の揺動を検知する揺動
検知手段とから成り、前記移動体は入庫に先立ち
車両規制枠体が所望パレツトの属する駐車列の入
出庫口を取囲むように移動配置し、車両が車両規
制枠体間を通過して入庫する際該車両の異常突出
部が車両規制枠体を接触揺動して前記揺動検知手
段により該突出部を検知するごとくしたことを特
徴とし、入庫時に不良車両を検知し、車両のドア
ミラー等の異常突出部に起因する前述事故を未然
に防止することを目的とした機械式駐車設備にお
ける不良車両検知装置を提供せんとするものであ
る。
以下、4台の上段パレツトと3台の下段パレツ
トから成る二段式四列駐車設備に本考案を採用し
た実施例に基づき詳述する。説明の便宜上、第
1,3図における左・右を「左」・「右」、第2図
における左・右を「前」・「後」と呼称する。
トから成る二段式四列駐車設備に本考案を採用し
た実施例に基づき詳述する。説明の便宜上、第
1,3図における左・右を「左」・「右」、第2図
における左・右を「前」・「後」と呼称する。
1は建屋で、左・右側壁1a,1b間に上下に
二段四列の駐車空間2,3を形成し、地上部に位
置する下段駐車空間3の前面を入出庫口4として
開放してある。
二段四列の駐車空間2,3を形成し、地上部に位
置する下段駐車空間3の前面を入出庫口4として
開放してある。
5は下段駐車空間3を横行可能に駐車列数より
1個少なく設けた3台の下段パレツトで、前・
後、左・右下面に軸支した4個の車輪6をピツト
7床に左右方向に敷設した前・後1対のレール8
に転動自在に係合させ、該各下段パレツト5下面
に設置した駆動源9により左右方向に移動するご
とくしてある。
1個少なく設けた3台の下段パレツトで、前・
後、左・右下面に軸支した4個の車輪6をピツト
7床に左右方向に敷設した前・後1対のレール8
に転動自在に係合させ、該各下段パレツト5下面
に設置した駆動源9により左右方向に移動するご
とくしてある。
10は上段駐車空間2の各駐車列に配置した4
台の上段パレツトで、該パレツトの4隅に係着し
た4本の昇降用チエン11によりそれぞれ水平に
吊持し、該チエン11に連係した駆動源12によ
り下段駐車空間3との間を昇降可能としてある。
台の上段パレツトで、該パレツトの4隅に係着し
た4本の昇降用チエン11によりそれぞれ水平に
吊持し、該チエン11に連係した駆動源12によ
り下段駐車空間3との間を昇降可能としてある。
100は前記入出庫口4付近に可動的に設けた
不良車両検知装置で以下の構成より成る。
不良車両検知装置で以下の構成より成る。
即ち、101は入出庫口4より若干高位置にお
いて左・右側壁1a,1b間に横架したH型鋼よ
り成るガイドレール、102は上面4隅に軸支し
た4個の自在回転ローラ103を前記ガイドレー
ル101の前・後溝内に転動自在に係合させた板
状の移動体で、左・右側壁1a,1bに軸支せる
1対のスプロケツト104a,104b間に巻掛
けた1本のチエン105の両端を該移動体102
の左・右端面に係着してある。
いて左・右側壁1a,1b間に横架したH型鋼よ
り成るガイドレール、102は上面4隅に軸支し
た4個の自在回転ローラ103を前記ガイドレー
ル101の前・後溝内に転動自在に係合させた板
状の移動体で、左・右側壁1a,1bに軸支せる
1対のスプロケツト104a,104b間に巻掛
けた1本のチエン105の両端を該移動体102
の左・右端面に係着してある。
106は前記右側壁1bに据けた減速機および
ブレーキ付可逆モータで、該モータ106の出力
軸端に固定せる駆動スプロケツト107と前記ス
プロケツト104bと同軸に固定せる被動スプロ
ケツト108との間に無端鎖109を巻掛け、モ
ータ106の正・逆転駆動によりチエン105を
水平循環させて移動体102を左右方向に移動す
るごとくしてある。
ブレーキ付可逆モータで、該モータ106の出力
軸端に固定せる駆動スプロケツト107と前記ス
プロケツト104bと同軸に固定せる被動スプロ
ケツト108との間に無端鎖109を巻掛け、モ
ータ106の正・逆転駆動によりチエン105を
水平循環させて移動体102を左右方向に移動す
るごとくしてある。
110は下端に門形車両規制枠体111の上部
水平部111a中央を取着して上方に延びる細長
い取付板で、上部拡大基部110aを前記移動体
102下面に垂設せる垂直板112の右面に対面
させ、該垂直板112と前記拡大基部110a中
央に左右方向に穿設した貫通穴(符号付さず)に
先端部のみねじ部113aを有する長軸ボルト1
13を遊挿している。そして長軸ボルト113の
後端頭部113bと垂直板112の右面との間に
圧縮ばね114を巻装し、前記拡大基部110a
より右方に突出せる前記ねじ部113aにワツシ
ヤ付ナツト115を螺着している。しかして前記
長軸ボルト113と圧縮ばね114をもつて弾機
保持手段を構成している。
水平部111a中央を取着して上方に延びる細長
い取付板で、上部拡大基部110aを前記移動体
102下面に垂設せる垂直板112の右面に対面
させ、該垂直板112と前記拡大基部110a中
央に左右方向に穿設した貫通穴(符号付さず)に
先端部のみねじ部113aを有する長軸ボルト1
13を遊挿している。そして長軸ボルト113の
後端頭部113bと垂直板112の右面との間に
圧縮ばね114を巻装し、前記拡大基部110a
より右方に突出せる前記ねじ部113aにワツシ
ヤ付ナツト115を螺着している。しかして前記
長軸ボルト113と圧縮ばね114をもつて弾機
保持手段を構成している。
116a,116b,116cは前記拡大基部
110aの上部・前下側部・後下側部に軸支した
3個の自在回転ローラで、前記長軸ボルト113
の中心軸線Mに直交する軸線まわりに前記圧縮ば
ね114のばね付勢と相俟つて垂直板112の右
面上を転動自在となつている。このうち上部のロ
ーラ116aは垂直板112の右面上部に固設し
た前後1対の位置決め用の山形突起117a,1
17b内に嵌入して底部周面を垂直板112に当
接している。こうして前記垂直板112、取付板
110、前記弾機保持手段、ローラ116a〜1
16c、山形突起117a,117b等をもつて
移動体102に対する車両規制枠体111の位置
決め取付手段を構成しており、車両規制枠体11
1は位置決め取付手段を介して一定外力以上で前
後方向へ揺動することができる。
110aの上部・前下側部・後下側部に軸支した
3個の自在回転ローラで、前記長軸ボルト113
の中心軸線Mに直交する軸線まわりに前記圧縮ば
ね114のばね付勢と相俟つて垂直板112の右
面上を転動自在となつている。このうち上部のロ
ーラ116aは垂直板112の右面上部に固設し
た前後1対の位置決め用の山形突起117a,1
17b内に嵌入して底部周面を垂直板112に当
接している。こうして前記垂直板112、取付板
110、前記弾機保持手段、ローラ116a〜1
16c、山形突起117a,117b等をもつて
移動体102に対する車両規制枠体111の位置
決め取付手段を構成しており、車両規制枠体11
1は位置決め取付手段を介して一定外力以上で前
後方向へ揺動することができる。
118,119は垂直板112の左面上・下に
固設した揺動検知手段としての2個のマイクロス
イツチで、それぞれ垂直板112に左右方向に穿
設した貫通穴112a,112b内にスイツチ棒
118a,119aを嵌入させ、該スイツチ棒1
18a,119aはそれぞれ前記ローラ116a
および取付板110の左面に突設せる円錐突起1
10bにより左方に押し込められ、このときマイ
クロスイツチ118,119はいずれもOFFと
なつている。このため揺動検知手段118,11
9は車両規制枠体111の揺動を検知することが
できる。そして前記マイクロスイツチ118,1
19のリード線118b,119bは駐車設備を
総合的に制御する制御手段120に接続してあ
る。前記制御手段120には制御盤120aや警
報器(図示せず)等を付設している。
固設した揺動検知手段としての2個のマイクロス
イツチで、それぞれ垂直板112に左右方向に穿
設した貫通穴112a,112b内にスイツチ棒
118a,119aを嵌入させ、該スイツチ棒1
18a,119aはそれぞれ前記ローラ116a
および取付板110の左面に突設せる円錐突起1
10bにより左方に押し込められ、このときマイ
クロスイツチ118,119はいずれもOFFと
なつている。このため揺動検知手段118,11
9は車両規制枠体111の揺動を検知することが
できる。そして前記マイクロスイツチ118,1
19のリード線118b,119bは駐車設備を
総合的に制御する制御手段120に接続してあ
る。前記制御手段120には制御盤120aや警
報器(図示せず)等を付設している。
また、前記制御盤120aは図示しないが、少
なくとも「入庫」・「出庫」・「駐車列番」(ここで
は左から順次「第1列」〜「第4列」と呼称)・
「上段パレツト」・「下段パレツト」・「スタート」・
「非常停止」・「復帰」等の押釦を備えている。
なくとも「入庫」・「出庫」・「駐車列番」(ここで
は左から順次「第1列」〜「第4列」と呼称)・
「上段パレツト」・「下段パレツト」・「スタート」・
「非常停止」・「復帰」等の押釦を備えている。
前記門形車両規制枠体111は表面に軟性樹脂
を被覆した軽量のパイプ材を折曲げ形成して成
り、左・右脚111b,111cの間隔Bは前記
下段パレツト5の横巾より若干狭くし、取付板1
10を介し垂直板112に吊持した状態で前記
左・右脚111b,111c下端が地上床Fより
若干浮き上らせるとともに、地上床Fより前記上
部水平部111aまでの高さHを収容を許可する
最大車両Wの車高より若干高く設定してある。
を被覆した軽量のパイプ材を折曲げ形成して成
り、左・右脚111b,111cの間隔Bは前記
下段パレツト5の横巾より若干狭くし、取付板1
10を介し垂直板112に吊持した状態で前記
左・右脚111b,111c下端が地上床Fより
若干浮き上らせるとともに、地上床Fより前記上
部水平部111aまでの高さHを収容を許可する
最大車両Wの車高より若干高く設定してある。
次に作用につき説明する。いま、第2列の下段
パレツト5に入庫する場合、制御盤120aにお
いて「入庫」・「第2列」・「下段パレツト」・「スタ
ート」の各押釦を操作すると、制御手段120は
車両規制枠体111が「第2列」に位置している
か判断し、位置していなければ、モータ106に
対し駆動指令を出力する。したがつてモータ10
6が駆動し、チエン105の循環移動により移動
体102が横行し、車両規制枠体111が第2列
の所定位置に達して停止する。これで車両規制枠
体111は入出庫口4の正面からみて所望下段パ
レツト5の上方を門形に取囲む(第1図の状態)。
そして車両Wは車両規制枠体111内を通過して
下段パレツト5上に乗り込む。
パレツト5に入庫する場合、制御盤120aにお
いて「入庫」・「第2列」・「下段パレツト」・「スタ
ート」の各押釦を操作すると、制御手段120は
車両規制枠体111が「第2列」に位置している
か判断し、位置していなければ、モータ106に
対し駆動指令を出力する。したがつてモータ10
6が駆動し、チエン105の循環移動により移動
体102が横行し、車両規制枠体111が第2列
の所定位置に達して停止する。これで車両規制枠
体111は入出庫口4の正面からみて所望下段パ
レツト5の上方を門形に取囲む(第1図の状態)。
そして車両Wは車両規制枠体111内を通過して
下段パレツト5上に乗り込む。
もし入庫車両WがドアミラーW1を有し、この
ドアミラーW1が折りたたまれずに左・右側方に
大きくはみ出した状態で前記車両規制枠体111
を通過しようとすれば、ドアミラーW1が左・右
脚111b,111cに衝突する。この衝突によ
り、前記車両規制枠体111および取付板110
はほぼ前記中心軸線Mまわりに揺動し、ローラ1
16aは突起117bに乗り上げてスイツチ棒1
18aとの係合を脱し(第5図二点鎖線)、また
突起110bもスイツチ棒119aとの係合を脱
し、両マイクロスイツチ118,119共作動す
る。
ドアミラーW1が折りたたまれずに左・右側方に
大きくはみ出した状態で前記車両規制枠体111
を通過しようとすれば、ドアミラーW1が左・右
脚111b,111cに衝突する。この衝突によ
り、前記車両規制枠体111および取付板110
はほぼ前記中心軸線Mまわりに揺動し、ローラ1
16aは突起117bに乗り上げてスイツチ棒1
18aとの係合を脱し(第5図二点鎖線)、また
突起110bもスイツチ棒119aとの係合を脱
し、両マイクロスイツチ118,119共作動す
る。
従つて、制御手段120はマイクロスイツチ1
18,119の少なくとも一方から「揺動検知」
信号を受信した際、直ちに警報器を作動させて運
転者等にいま入庫しようとしている車両が入庫を
許可されない不良車両である旨警告するととも
に、その後の各下段パレツト5および上段パレツ
ト10に移動不許可指令を発する。
18,119の少なくとも一方から「揺動検知」
信号を受信した際、直ちに警報器を作動させて運
転者等にいま入庫しようとしている車両が入庫を
許可されない不良車両である旨警告するととも
に、その後の各下段パレツト5および上段パレツ
ト10に移動不許可指令を発する。
前記警報器の作動に気付いた運転者は車両Wを
後退させて、一旦入出庫口4外に待機し、車両W
から下りて左・右脚111b,111cのいずれ
かを手にもち後方に引張れば、ローラ116aは
再び突起117a,117b間に収まり、車両規
制枠体111は元の垂直状態に戻る。その後、制
御盤120aの復帰釦(図示せず)を押動操作
し、さらにドアミラーW1を折りたたんだ上で、
再び車両Wの前進運転により車両規制枠体111
間を通過して下段パレツト5に乗り込む。
後退させて、一旦入出庫口4外に待機し、車両W
から下りて左・右脚111b,111cのいずれ
かを手にもち後方に引張れば、ローラ116aは
再び突起117a,117b間に収まり、車両規
制枠体111は元の垂直状態に戻る。その後、制
御盤120aの復帰釦(図示せず)を押動操作
し、さらにドアミラーW1を折りたたんだ上で、
再び車両Wの前進運転により車両規制枠体111
間を通過して下段パレツト5に乗り込む。
出庫の場合、車両規制枠体111は出庫しよう
とするパレツトの属する駐車列から左右方向に退
避する。例えば、第1図の状態より第2列の上段
パレツト10に搭載の車両Wを出庫させる場合、
制御盤120aにおいて「出庫」・「第2列」・「上
段パレツト」・「スタート」の各押釦を操作する
と、制御手段120からの指令により、モータ1
06が駆動して車両規制枠体111は第1列に横
行して退避する。また、第2列の下段パレツト5
は第3列に横行して第2列の下段駐車空間3を空
け渡し、次いで第2列の所望上段パレツト10が
該下段駐車空間3に下降する。そして運転者はこ
の上段パレツト10に搭載の車両Wに乗に込み、
後進運転により入出庫口4から退出する。
とするパレツトの属する駐車列から左右方向に退
避する。例えば、第1図の状態より第2列の上段
パレツト10に搭載の車両Wを出庫させる場合、
制御盤120aにおいて「出庫」・「第2列」・「上
段パレツト」・「スタート」の各押釦を操作する
と、制御手段120からの指令により、モータ1
06が駆動して車両規制枠体111は第1列に横
行して退避する。また、第2列の下段パレツト5
は第3列に横行して第2列の下段駐車空間3を空
け渡し、次いで第2列の所望上段パレツト10が
該下段駐車空間3に下降する。そして運転者はこ
の上段パレツト10に搭載の車両Wに乗に込み、
後進運転により入出庫口4から退出する。
尚、前述実施例においては、ドアミラーW1が
車両規制枠体111に衝突する場合について説明
したが、その他例えば車両Wの屋根に開閉可能に
取付けた換気ドアW2も検出の対象となる。また
前述ドアミラーW1や換気ドアW2には種々の形
状および取付け方があるため、これらの車両規制
枠体111への衝突方向は前述実施例のように前
後方向とは限らず、左右方向となる場合もある。
例えば、前記衝突方向が左方から右方へ向うもの
として現われれば、車両規制枠体111および取
付板110はローラ116a部を支点に第3図に
おける反時計回り方向に揺動し、突起110bは
垂直板112より右方に離反し、マイクロスイツ
チ119が作動する。また前記衝突方向が右方か
ら左方へ向うものとして現われれば、車両規制枠
体111および取付板110は突起110b部を
支点に第3図における時計回り方向に揺動し、ロ
ーラ116aは垂直板112より右方に離反し、
マイクロスイツチ118が作動する。
車両規制枠体111に衝突する場合について説明
したが、その他例えば車両Wの屋根に開閉可能に
取付けた換気ドアW2も検出の対象となる。また
前述ドアミラーW1や換気ドアW2には種々の形
状および取付け方があるため、これらの車両規制
枠体111への衝突方向は前述実施例のように前
後方向とは限らず、左右方向となる場合もある。
例えば、前記衝突方向が左方から右方へ向うもの
として現われれば、車両規制枠体111および取
付板110はローラ116a部を支点に第3図に
おける反時計回り方向に揺動し、突起110bは
垂直板112より右方に離反し、マイクロスイツ
チ119が作動する。また前記衝突方向が右方か
ら左方へ向うものとして現われれば、車両規制枠
体111および取付板110は突起110b部を
支点に第3図における時計回り方向に揺動し、ロ
ーラ116aは垂直板112より右方に離反し、
マイクロスイツチ118が作動する。
さらに、前述実施例における不良車両検知装置
100は入出庫口4の上方において横行する移動
体102に位置決め取付手段を介し車両規制枠体
111を吊下状に支持したが、第6図に示す不良
車両検知装置200のように、移動体202をピ
ツト7′の後壁に敷設せるガイドレール201に
沿つて横行可能とし、該移動体202上に垂直板
212および取付板210等を介し四角状の車両
規制枠体211下部中央を一定外力以上で3次元
に揺動可能に支持しても同様に実施できる。
100は入出庫口4の上方において横行する移動
体102に位置決め取付手段を介し車両規制枠体
111を吊下状に支持したが、第6図に示す不良
車両検知装置200のように、移動体202をピ
ツト7′の後壁に敷設せるガイドレール201に
沿つて横行可能とし、該移動体202上に垂直板
212および取付板210等を介し四角状の車両
規制枠体211下部中央を一定外力以上で3次元
に揺動可能に支持しても同様に実施できる。
以上詳述せるごとく、本考案の不良車両検知装
置によれば、入庫する車両は移動してきた車両規
制枠体を通過することになり、このとき車両のド
アミラー等の異常突出部が車両規制枠体に衝突し
た場合、車両規制枠体および取付板の揺動により
衝撃力を吸収するとともに揺動検知手段によりこ
れらの異常突出部を検知するため、その直後に警
報を発したり、その後の駐車設備のパレツト移動
を停止さるように処置し、不良車両の入庫に起因
する事故を未然に防ぐことができる。
置によれば、入庫する車両は移動してきた車両規
制枠体を通過することになり、このとき車両のド
アミラー等の異常突出部が車両規制枠体に衝突し
た場合、車両規制枠体および取付板の揺動により
衝撃力を吸収するとともに揺動検知手段によりこ
れらの異常突出部を検知するため、その直後に警
報を発したり、その後の駐車設備のパレツト移動
を停止さるように処置し、不良車両の入庫に起因
する事故を未然に防ぐことができる。
第1〜5図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は駐車設備全体の正面図、第2図は第1図
の〜矢視拡大図、第3図は第2図の〜矢
視拡大図、第4図は第3図の〜矢視図、第5
図は第4図の〜矢視拡大断面図であり、第6
図は別の実施例を示すものである。 図中、1は建屋、2は上段駐車空間、3は下段
駐車空間、4は入出庫口、5は下段パレツト、1
0は上段パレツト、100は不良車両検知装置、
102は移動体、110は取付板、111は車両
規制枠体、112は垂直板、118,119はマ
イクロスイツチである。
第1図は駐車設備全体の正面図、第2図は第1図
の〜矢視拡大図、第3図は第2図の〜矢
視拡大図、第4図は第3図の〜矢視図、第5
図は第4図の〜矢視拡大断面図であり、第6
図は別の実施例を示すものである。 図中、1は建屋、2は上段駐車空間、3は下段
駐車空間、4は入出庫口、5は下段パレツト、1
0は上段パレツト、100は不良車両検知装置、
102は移動体、110は取付板、111は車両
規制枠体、112は垂直板、118,119はマ
イクロスイツチである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 多段複数列の駐車空間を形成し、地上部にお
ける駐車空間の各駐車列毎に入出庫口を設け、
前記駐車空間内で各車両搭載用パレツトを移動
させて車両の格納を行う機械式駐車設備におい
て、前記入出庫口の上方または下方で駐車列間
を横行し得る移動体と、該移動体に位置決め取
付手段を介し一定外力以上で前後方向へ揺動し
得るごとく保持せしめた車両規制枠体と、該車
両規制枠体の揺動を検知する揺動検知手段とか
ら成り、前記移動体を入庫に先立ち前記車両規
制枠体が所望パレツトの属する駐車列の入出庫
口を取囲むように移動配置し、車両が前記車両
規制枠体間を通過して入庫する際該車両の異常
突出部が車両規制枠体を接触揺動して前記揺動
検知手段により該突出部を検知するごとくした
ことを特徴とする、機械式駐車設備における不
良車両検知装置。 (2) 前記車両規制枠体を門形に形成した、実用新
案登録請求の範囲第1項記載の機械式駐車設備
における不良車両検知装置。 (3) 前記位置決め取付手段は前記移動体に固定し
た垂直板と、先端に前記車両規制枠体の上部ま
たは下部を取着し基部を前記垂直板に重合状に
配置した取付板と、該取付板に基部中心部から
放射状に軸支し周面を前記垂直板に係合させた
複数個のローラと、該ローラの1個を嵌入させ
て位置規制するべく前記垂直板に突設した2個
の山形突起と、前記基部中心部と垂直板との間
に遊挿せる長軸ボルトおよび該長軸ボルトに巻
装せる圧縮ばねにより前記基部中心部を垂直板
に対し3次元方向に揺動自在に保持せしめた弾
機保持手段となら成る、実用新案登録請求の範
囲第1項記載の機械式駐車設備における不良車
両検知装置。 (4) 前記揺動検知手段は、前記垂直板に固設した
マイクロスイツチから成り、該マイクロスイツ
チのスイツチ棒と前記ローラの1個との係合・
離反により前記車両規制枠体の揺動検知を行う
ごとくした実用新案登録請求の範囲第1項記載
の機械式駐車設備における不良車両検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8313983U JPS59188259U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 機械式駐車設備における不良車両検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8313983U JPS59188259U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 機械式駐車設備における不良車両検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59188259U JPS59188259U (ja) | 1984-12-13 |
JPS644993Y2 true JPS644993Y2 (ja) | 1989-02-08 |
Family
ID=30213098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8313983U Granted JPS59188259U (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 機械式駐車設備における不良車両検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59188259U (ja) |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP8313983U patent/JPS59188259U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59188259U (ja) | 1984-12-13 |
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