JP2517809Y2 - ピット式駐車場の安全装置 - Google Patents

ピット式駐車場の安全装置

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JP2517809Y2
JP2517809Y2 JP1990055499U JP5549990U JP2517809Y2 JP 2517809 Y2 JP2517809 Y2 JP 2517809Y2 JP 1990055499 U JP1990055499 U JP 1990055499U JP 5549990 U JP5549990 U JP 5549990U JP 2517809 Y2 JP2517809 Y2 JP 2517809Y2
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JP
Japan
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pallet
safety plate
pit
safety
limit switch
Prior art date
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JP1990055499U
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JPH0414653U (ja
Inventor
崇 佐久間
義一 秦
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、地下を切削して上下に車を駐車できるピッ
ト式駐車場の安全装置に関するものである。
[従来の技術] 第8図に従来のこの種のピット式駐車場を示す。地面
を切削してピット1が形成され、このピット1内に立体
ガレージ2が設けられている。この立体ガレージ2は複
数本の支柱3により上下パレット4,5が上下動自在に配
置され、パレット4,5に夫々車6を駐車させることがで
きるようになっている。今、操作を行ってパレット4,5
をピット1より上に出した場合には、下段のパレット5
に対して車6の出し入れができ、また、パレット4,5を
ピット1内に収納した場合には、上段のパレット4に対
して車6を出し入れすることができる。
[考案が解決しようとする課題] 従来のピット式駐車場は、ピット1内に人が入らない
ことを前提としており、安全装置としては、操作スイッ
チを押して操作している間は動作し、手を離せば瞬時に
停止する構成となっている。しかし、この場合、メンテ
ナンス等で施工業者がピット1内に入らなければならな
い場合には、危険が伴う。また、ピット1内の奥部に別
に駐車スペースまたは収納スペースを設けた場合には、
ピット1内に人が出入りすることになる。
かかる場合、従来の視認による安全確認だけでは、不
充分であり、ピット1内に人が入らないことを前提とす
る場合でも、実際には入ることが可能なため、ピット1
内に人が入った場合に危険を防止する安全装置が必要と
なる。
本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
ピット内に人や物が入ってしまい視認できない場合で
も、パレットを下降させた場合に人や物に触れた時にパ
レットを停止させることを目的としたピット式駐車場の
安全装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、下段のパレットの下面に、該パレットに対
して上下動自在な安全板と、安全板に対して該パレット
に近付く向きの補助力を与えるバネと、該パレットに対
して安全板が所定位置まで上昇したときに駆動されるリ
ミットスイッチとを設け、リミットスイッチの駆動時に
該パレットの下降動作を停止させる制御回路を備えたも
のである。なお、パレットの下降動作を停止させるとい
う意味は、パレットがその位置で移動を止めることと、
パレットがその位置から上昇を開始することとを含んで
いる。
[作用] 而して、パレットの下降時に人や物に安全板が触れる
と、リミットスイッチが駆動されてパレットの下降動作
が停止するのであって、安全板は板状であるから必要箇
所を広い面積にわたって隙間無く検知することができる
のである。しかも、安全板はバネによってパレットに近
付く向き(つまり上向き)の補助力を受けているから、
安全板に小さい力が作用するだけで安全板が上昇するの
であり、人や物に大きな押力を作用させることなくパレ
ットの移動を停止させることができるのである。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
尚、全体の構成は従来と同様なので、要旨の部分につい
て詳述する。まず、本考案の基本構成について説明する
と、第1図及び第2図に示すように、下段のパレット5
の下面には、回動自在とした連結材7を介して安全板8
が設けてある。つまり、安全板8は連結材7を介して回
動する形で上下動自在となっている。そして、パレット
5の下面には安全板8により駆動されるリミットスイッ
チ9が複数個配置してある。
第3図はパレット4,5を上下動させるための構造を示
し、下段のパレット5の下面にはバー10が設けられ、こ
のバー10の端部がピット1の側部に立設されているガイ
ド材11の内側に遊嵌されている。そして、バー10の端部
は、モータ12のプーリ13に巻回されているワイヤーやチ
ェーン等の吊り具14にて吊設され、モータ12の正転,逆
転によりパレット4,5が上下動される。尚、第5図は全
体の破断斜視図を示している。
上記安全板8は、例えば、アルミニウム、プラスチッ
ク等の軽量材料で構成されており、この安全板8にピッ
ト1内に入った人や物に下降中のパレット5が触れた場
合には、軽量のため小さな力でも上方に押し上げられ
る。安全板8が押し上げられると、パレット5の下面の
両側に設けたいずれかの、又は両方のリミットスイッチ
9が駆動されて、その接点出力によりモータ12を瞬時に
停止させる。また、リミットスイッチ9の出力にてパレ
ット5を反転上昇させるようにしても良い。尚、上記安
全板8、リミットスイッチ9、連結材7等で安全手段を
構成している。
第4図は電気回路のブロック図を示し、通常は操作部
15からの信号で、制御回路16によりモータ12を駆動して
いるが、上記のようにリミットスイッチ9の出力にて、
制御回路16を制御して、モータ12を停止ないし反転制御
する。
ところで、安全板8は大寸法であるから、軽量材料で
構成した場合にたわみが生じる。これを防ごうとすれ
ば、安全板8が厚くなり、それに伴い重くなる。この
時、安全板8の下面に人あるいは物が当たった時、大き
な力を加えなければリミットスイッチ9が駆動されない
ことになる。そこで、本考案では、第6図に示すよう
に、下段のパレット5と安全板8との間に複数のバネ17
を介装している。このバネ17にて、安全板8に上向きの
力をある程度与えておき、小さな力で安全板8が上がる
ようにしている。
[考案の効果] 本考案は上述のように、下段のパレットの下面に、該
パレットに対して上下動自在な安全板と、安全板に対し
て該パレットに近付く向きの補助力を与えるバネと、該
パレットに対して安全板が所定位置まで上昇したときに
駆動されるリミットスイッチとを設け、リミットスイッ
チの駆動時に該パレットの下降動作を停止させる制御回
路を備えたものであるから、パレットの下降時に人や物
に安全板が触れると、リミットスイッチが駆動されてパ
レットの下降動作が停止するのであって、ピット内に入
った人や物に当たっても安全であるのはもちろんのこ
と、安全板は板状であるから必要箇所を広い面積にわた
って隙間無く検知することができるという利点がある。
しかも、安全板はバネによってパレットに近付く向き
(つまり上向き)の補助力を受けているから、安全板に
小さい力が作用するだけで安全板が上昇するのであり、
人や物に大きな押力を作用させることなくパレットの移
動を停止させることができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の基本構成を示す断面図、第2
図は同上の断面図、第3図は同上の要部破断斜視図、第
4図は同上のブロック図、第5図は同上の全体の破断斜
視図、第6図は本考案の実施例の特徴部分を示す断面
図、第7図は従来例の断面図である。 1はピット、4,5はパレット、6は車、8は安全板、9
はリミットスイッチである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車を駐車させるパレットを上下方向に上下
    動自在に複数設けたピット式駐車場において、下段のパ
    レットの下面に、該パレットに対して上下動自在な安全
    板と、安全板に対して該パレットに近付く向きの補助力
    を与えるバネと、該パレットに対して安全板が所定位置
    まで上昇したときに駆動されるリミットスイッチとを設
    け、リミットスイッチの駆動時に該パレットの下降動作
    を停止させる制御回路を備えたことを特徴とするピット
    式駐車場の安全装置。
JP1990055499U 1990-05-28 1990-05-28 ピット式駐車場の安全装置 Expired - Lifetime JP2517809Y2 (ja)

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