JPH072887Y2 - 機械式駐車設備における安全装置 - Google Patents
機械式駐車設備における安全装置Info
- Publication number
- JPH072887Y2 JPH072887Y2 JP8136589U JP8136589U JPH072887Y2 JP H072887 Y2 JPH072887 Y2 JP H072887Y2 JP 8136589 U JP8136589 U JP 8136589U JP 8136589 U JP8136589 U JP 8136589U JP H072887 Y2 JPH072887 Y2 JP H072887Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- protection fence
- hoistway
- lift
- door protection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は機械式駐車設備の安全装置に関するものであ
る。
る。
(従来の技術) 高層ビルの地階等に、この地階空間を利用した機械式駐
車設備が収容されている。この機械式駐車設備では、ド
アロックがかかっていない半ドア状態に放置された車輌
のドアが、循環移動中に振動等でパレットの側方へはみ
出すのを防ぐために、パレットの側部に起伏可能なドア
保護柵が設けられている。このドア保護柵は、例えば搭
載車輌の運転席側となるパレットの一側部に設けられて
いる。このパレットがリフトの上昇により入出庫口に到
達すると、入出庫口部の周辺に設けた駆動手段でドア保
護柵が倒伏され、パレットに対する車輌の乗り入れまた
は乗り出しが行われる。この入出庫が終った後、前記駆
動手段の作動解除によりドア保護柵は適宜の弾発付勢手
段により起立する。
車設備が収容されている。この機械式駐車設備では、ド
アロックがかかっていない半ドア状態に放置された車輌
のドアが、循環移動中に振動等でパレットの側方へはみ
出すのを防ぐために、パレットの側部に起伏可能なドア
保護柵が設けられている。このドア保護柵は、例えば搭
載車輌の運転席側となるパレットの一側部に設けられて
いる。このパレットがリフトの上昇により入出庫口に到
達すると、入出庫口部の周辺に設けた駆動手段でドア保
護柵が倒伏され、パレットに対する車輌の乗り入れまた
は乗り出しが行われる。この入出庫が終った後、前記駆
動手段の作動解除によりドア保護柵は適宜の弾発付勢手
段により起立する。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前述の従来技術の駐車設備においては、入出庫
口の床部にドア保護柵を倒伏させるための前記駆動手段
を設置する必要があり、駐車設備の設備費が増加するだ
けでなく、保守管理作業も面倒になるなどの問題があっ
た。
口の床部にドア保護柵を倒伏させるための前記駆動手段
を設置する必要があり、駐車設備の設備費が増加するだ
けでなく、保守管理作業も面倒になるなどの問題があっ
た。
本考案はこのような従来の事情から見て、パレットを載
置させたリフトの昇降動作を利用して、ドア保護柵が自
動的に起立、倒伏されるようになすことにより、前記駆
動手段を排除し、構造簡単且つ安価な機械式駐車設備に
おける安全装置を提供するにある。
置させたリフトの昇降動作を利用して、ドア保護柵が自
動的に起立、倒伏されるようになすことにより、前記駆
動手段を排除し、構造簡単且つ安価な機械式駐車設備に
おける安全装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の機械式駐車設備における安全装置は、パレット
を昇降させるリフトが昇降路に設けられ、この昇降路の
上方に配置された入出庫口の床に、前記リフトに載置し
たパレットを搬入出させる開口部が設けられた駐車設備
において、パレットの側部には、可動ドア保護柵が起立
側に付勢されて起伏可能に設けられるとともに、この可
動ドア保護柵の被動部材が前記昇降路の壁体側に付勢さ
れて進退可能に設けられ、この昇降路の壁体に連なる前
記開口部の壁体に、前記被動部材を進退させるためのカ
ム面が形成され、前記可動ドア保護柵がリフトの上昇動
作に連動して開口部で倒伏され、リフトの下降動作に連
動して起立されるようにしたものである。
を昇降させるリフトが昇降路に設けられ、この昇降路の
上方に配置された入出庫口の床に、前記リフトに載置し
たパレットを搬入出させる開口部が設けられた駐車設備
において、パレットの側部には、可動ドア保護柵が起立
側に付勢されて起伏可能に設けられるとともに、この可
動ドア保護柵の被動部材が前記昇降路の壁体側に付勢さ
れて進退可能に設けられ、この昇降路の壁体に連なる前
記開口部の壁体に、前記被動部材を進退させるためのカ
ム面が形成され、前記可動ドア保護柵がリフトの上昇動
作に連動して開口部で倒伏され、リフトの下降動作に連
動して起立されるようにしたものである。
(作用) 可動ドア保護柵が開口部の上端位置に進入してなされる
起立動作と、ドア保護柵が開口部の上端位置から離れて
なされる倒伏動作とが、リフトの昇降によるパレットの
昇降動作に連動して自動的に行われる。
起立動作と、ドア保護柵が開口部の上端位置から離れて
なされる倒伏動作とが、リフトの昇降によるパレットの
昇降動作に連動して自動的に行われる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図に示す安全装置1は、可動ドア保護
柵2、固定ドア保護柵200およびドア開閉検知手段3か
らなっていて、後述の箱形循環式駐車設備51A、水平循
環式駐車設備51Bおよび円形循環式駐車設備51C等を包含
する機械式駐車設備に適用される。
柵2、固定ドア保護柵200およびドア開閉検知手段3か
らなっていて、後述の箱形循環式駐車設備51A、水平循
環式駐車設備51Bおよび円形循環式駐車設備51C等を包含
する機械式駐車設備に適用される。
前記各駐車設備51A,51B,51Cは、第6図ないし第11図
に示すように、いずれもパレット52を載置するリフト53
が昇降路54に昇降可能に設けられて、この昇降路54の上
方に車輌乗入室Rが形成され、この車輌乗入室Rの壁に
入出庫口55が設けられている。この車輌乗入室Rの床56
に開口部57が設けられ、この開口部57に対して前記パレ
ット52が搬入出可能とされている。
に示すように、いずれもパレット52を載置するリフト53
が昇降路54に昇降可能に設けられて、この昇降路54の上
方に車輌乗入室Rが形成され、この車輌乗入室Rの壁に
入出庫口55が設けられている。この車輌乗入室Rの床56
に開口部57が設けられ、この開口部57に対して前記パレ
ット52が搬入出可能とされている。
なお、第6図および第7図に示す箱形循環式駐車設備51
Aでは、昇降路54に各層の横行路58…の一端部が接続さ
れるとともに、各横行路58…の他端部には、リフト(図
示省略)を備えた奥部昇降路59が接続されていて、パレ
ットに載置された車輌Vが昇降路54を経て進入し、昇降
路54、横行路58…および奥部昇降路59を接続してなる箱
形循環路C1上で移動して駐車できるように構成されてい
る。
Aでは、昇降路54に各層の横行路58…の一端部が接続さ
れるとともに、各横行路58…の他端部には、リフト(図
示省略)を備えた奥部昇降路59が接続されていて、パレ
ットに載置された車輌Vが昇降路54を経て進入し、昇降
路54、横行路58…および奥部昇降路59を接続してなる箱
形循環路C1上で移動して駐車できるように構成されてい
る。
また、第8図および第9図に示す水平循環式駐車設備51
Bでは、昇降路54に各層の一方の横行路58の一端部が接
続されるとともに、各層の横行路58,58の両端部には、
縦行路60,60が接続されていて、パレット52に載置され
た車輌Vが昇降路54を経て進入し、各層の横行路58,58
および縦行路60,60を接続してなる水平循環路C2上で移
動して駐車できるように構成されている。
Bでは、昇降路54に各層の一方の横行路58の一端部が接
続されるとともに、各層の横行路58,58の両端部には、
縦行路60,60が接続されていて、パレット52に載置され
た車輌Vが昇降路54を経て進入し、各層の横行路58,58
および縦行路60,60を接続してなる水平循環路C2上で移
動して駐車できるように構成されている。
さらに、第10図および第11図に示す円形循環式駐車設備
51Cでは、昇降路54に二層の横行路58,58を無端状に接続
してなる円形循環路C3の一端部が接続されていて、パレ
ット52に載置された車輌Vが昇降路54を経て進入し、円
形循環路C3上で駐車できるように構成されている。
51Cでは、昇降路54に二層の横行路58,58を無端状に接続
してなる円形循環路C3の一端部が接続されていて、パレ
ット52に載置された車輌Vが昇降路54を経て進入し、円
形循環路C3上で駐車できるように構成されている。
前記昇降路54の壁体54aに連なる開口部57の壁体57aに
は、可動ドア保護柵2の後述する被動部材7を進退させ
るためのカム面Gが形成されている。なお、カム面Gは
別個の部材で形成したものを壁体57aに取付ける構造で
あってもよい。
は、可動ドア保護柵2の後述する被動部材7を進退させ
るためのカム面Gが形成されている。なお、カム面Gは
別個の部材で形成したものを壁体57aに取付ける構造で
あってもよい。
前記可動ドア保護柵2および固定ドア保護柵200はパレ
ット52に載置した車輌VのドアDは半ドア等の状態で循
環移動するとき、振動の影響を受けてパレット52の外側
に開くのを防ぐためのものであって、可動ドア保護柵2
は車輌運転席側のパレット52側面に設けられ、また固定
ドア保護柵200は反車輌運転席側のパレット52側部上面
に立設されている。
ット52に載置した車輌VのドアDは半ドア等の状態で循
環移動するとき、振動の影響を受けてパレット52の外側
に開くのを防ぐためのものであって、可動ドア保護柵2
は車輌運転席側のパレット52側面に設けられ、また固定
ドア保護柵200は反車輌運転席側のパレット52側部上面
に立設されている。
前記可動ドア保護柵2は、平行リンク状の柵体4と、該
柵体4を起立・倒伏させるための作動機構70とからなっ
ている。前記柵体4は、前後に離間した1対の傾動部材
8,8と前・後部を該傾動部材8,8の上端にピン11,11によ
り枢着した水平バー10よりなり、各傾動部材8,8の下方
支軸部8aをパレット52の下面に向かって屈曲するととも
に、パレット52下面に固設した左右2個1組のブラケッ
ト9,9に枢着して起立・倒伏可能な平行リンクを形成し
ている。前記差動機構70は、中間アム5、引張スプリン
グ6および被動部材7からなっている。
柵体4を起立・倒伏させるための作動機構70とからなっ
ている。前記柵体4は、前後に離間した1対の傾動部材
8,8と前・後部を該傾動部材8,8の上端にピン11,11によ
り枢着した水平バー10よりなり、各傾動部材8,8の下方
支軸部8aをパレット52の下面に向かって屈曲するととも
に、パレット52下面に固設した左右2個1組のブラケッ
ト9,9に枢着して起立・倒伏可能な平行リンクを形成し
ている。前記差動機構70は、中間アム5、引張スプリン
グ6および被動部材7からなっている。
前記中間アーム5は、基端部が前記傾動部材8の支軸部
8aに固定されるとともに、中間部に長孔12があけられ、
さらに先端部には、係止ピン13が設けられている。
8aに固定されるとともに、中間部に長孔12があけられ、
さらに先端部には、係止ピン13が設けられている。
前記引張スプリング6は、基端部が前記係止ピン13に係
合されるとともに、先端部がパレット52の下面に設けた
ボルト等の調節手段14に係合されていて、この調節手段
14で引張スプリング6の引張強さが調節できる構成とな
っている。
合されるとともに、先端部がパレット52の下面に設けた
ボルト等の調節手段14に係合されていて、この調節手段
14で引張スプリング6の引張強さが調節できる構成とな
っている。
前記被動部材7は、基端部から横方向に突出させたピン
15が前記中間アーム5の長孔12に摺動可能に係合される
とともに、中間部がパレット52の下面に設けたブラケッ
ト16,16によって前後(第3図および第4図で左右)方
向へ進退可能に支持され、先端部には前記カム面G上で
転動させるためのローラ17がピン18で支持されている。
15が前記中間アーム5の長孔12に摺動可能に係合される
とともに、中間部がパレット52の下面に設けたブラケッ
ト16,16によって前後(第3図および第4図で左右)方
向へ進退可能に支持され、先端部には前記カム面G上で
転動させるためのローラ17がピン18で支持されている。
前記ドア開閉検知手段3は車輌VのドアDの閉め忘れ状
態を検知するように前記車輌乗入室Rの床56上に配置さ
れたものである。このドア開閉検知手段3は例えば投光
器19および受光器20である光電センサが適用され、前記
可動ドア保護柵2の柵体4の傾動動作に干渉しない位置
を選択して設けられる。第2図に鎖線で示すように、ド
アDが開いて光軸Bが遮断されると、その検出信号がリ
フト53を昇降させる駆動手段の制御系に入力され、リフ
ト53の下降が阻止されるように構成されている。なお、
ドア開閉検知手段3は本例の光電センサに代えて超音波
センサを適用することもできる。
態を検知するように前記車輌乗入室Rの床56上に配置さ
れたものである。このドア開閉検知手段3は例えば投光
器19および受光器20である光電センサが適用され、前記
可動ドア保護柵2の柵体4の傾動動作に干渉しない位置
を選択して設けられる。第2図に鎖線で示すように、ド
アDが開いて光軸Bが遮断されると、その検出信号がリ
フト53を昇降させる駆動手段の制御系に入力され、リフ
ト53の下降が阻止されるように構成されている。なお、
ドア開閉検知手段3は本例の光電センサに代えて超音波
センサを適用することもできる。
次に、上記実施の作用について説明する。
車輌Vの入庫指令を受けて、空のパレット52を載置した
リフト53が上昇駆動をするとき、可動ドア保護柵2は被
動部材7が引張スプリング6で昇降路54の壁体54a側に
付勢されているので、起立状態を保ったままパレット52
とともに上昇する。
リフト53が上昇駆動をするとき、可動ドア保護柵2は被
動部材7が引張スプリング6で昇降路54の壁体54a側に
付勢されているので、起立状態を保ったままパレット52
とともに上昇する。
そして、パレット52が開口部57に進入し始めると、被動
部材7のローラ17がカム面Gに係合してこのカム面G上
を転動するため、被動部材7が前方(第1図および第2
図で右方)に押動され、この被動部材7の押動に伴い中
間アーム5および傾動部材8,8が一体に傾倒し、パレッ
ト52が開口部57の上端位置に達してリフト53の上昇を停
止したとき柵体4がパレット52側部に完全に倒伏する。
部材7のローラ17がカム面Gに係合してこのカム面G上
を転動するため、被動部材7が前方(第1図および第2
図で右方)に押動され、この被動部材7の押動に伴い中
間アーム5および傾動部材8,8が一体に傾倒し、パレッ
ト52が開口部57の上端位置に達してリフト53の上昇を停
止したとき柵体4がパレット52側部に完全に倒伏する。
次に、入出庫口55の扉が開いて車輌Vがパレット52上に
進入し、パレット52上の所定位置に停止する。その後、
運転者が下車したとき、もし、ドアDが開放されたまま
であれば、このドアDでドア開閉検知手段3の光軸Bが
遮断されることによって、ドア開放状態が検知され、そ
の検出信号によりリフト53の駆動手段が運転不能とされ
る。勿論この検出信号により図示しない警報器を作動し
て運転者にドア閉め忘れを知らせ、運転者がドアDを完
全に閉じれば、光線Bは元通り受光器19に到達し、警報
器の作動解除とともにリフト53の運転が可能となる。そ
の後、リフト53が下降駆動を始めると、可動ドア保護柵
2の傾動部材8,8が上記の場合と反対の動作をすること
により、柵体4は速やかに起立して車輌VのドアDの側
方を遮蔽する。
進入し、パレット52上の所定位置に停止する。その後、
運転者が下車したとき、もし、ドアDが開放されたまま
であれば、このドアDでドア開閉検知手段3の光軸Bが
遮断されることによって、ドア開放状態が検知され、そ
の検出信号によりリフト53の駆動手段が運転不能とされ
る。勿論この検出信号により図示しない警報器を作動し
て運転者にドア閉め忘れを知らせ、運転者がドアDを完
全に閉じれば、光線Bは元通り受光器19に到達し、警報
器の作動解除とともにリフト53の運転が可能となる。そ
の後、リフト53が下降駆動を始めると、可動ドア保護柵
2の傾動部材8,8が上記の場合と反対の動作をすること
により、柵体4は速やかに起立して車輌VのドアDの側
方を遮蔽する。
なお、前述の実施例においては、反運転席側に固定ドア
保護柵200を設けたが、反運転席側からの乗降や左ハン
ドル車の入出庫を許容する場合には、この固定ドア保護
柵200に代えて可動ドア保護柵2を設け、左・右の両可
動ドア保護柵2は支軸部8a,8a同士を延長して接続す
る。またこの場合、被動部材7は一方の可動ドア保護柵
2において省略してもよい。
保護柵200を設けたが、反運転席側からの乗降や左ハン
ドル車の入出庫を許容する場合には、この固定ドア保護
柵200に代えて可動ドア保護柵2を設け、左・右の両可
動ドア保護柵2は支軸部8a,8a同士を延長して接続す
る。またこの場合、被動部材7は一方の可動ドア保護柵
2において省略してもよい。
(考案の効果) 本考案の機械式駐車設備における安全装置は、パレット
の側部に設けられた可動ドア保護柵が起立側に付勢され
て起伏可能となされるとともに、この可動ドア保護柵の
被動部材が昇降路の壁体側に付勢されて進退可能に設け
られ、この昇降路の壁体に連なるように、入出庫口の床
に設けた開口部の壁体に、前記被動部材を進退させるた
めのカム面が形成されたものであるから、可動ドア保護
柵はリフトによって昇降されるパレットの昇降動作に連
動して起伏動作が自動的に行われる。したがって、従来
用いられていたドア保護柵起伏用の駆動手段が不要とな
って設備コストおよび運転コストが著しく節減されると
いう優れた利点がある。
の側部に設けられた可動ドア保護柵が起立側に付勢され
て起伏可能となされるとともに、この可動ドア保護柵の
被動部材が昇降路の壁体側に付勢されて進退可能に設け
られ、この昇降路の壁体に連なるように、入出庫口の床
に設けた開口部の壁体に、前記被動部材を進退させるた
めのカム面が形成されたものであるから、可動ドア保護
柵はリフトによって昇降されるパレットの昇降動作に連
動して起伏動作が自動的に行われる。したがって、従来
用いられていたドア保護柵起伏用の駆動手段が不要とな
って設備コストおよび運転コストが著しく節減されると
いう優れた利点がある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は機械式駐
車設備における安全装置の正面図、第2図は第1図のII
−II矢視平面図、第3図はドア保護柵が倒伏したときの
正面図、第4図はドア保護柵が起立したときの正面図、
第5図は第4図の右側面を拡大した図、第6図は箱形循
環式駐車設備の中央縦断面図、第7図は第6図のVII−V
II矢視平面図、第8図は水平循環式駐車設備の中央縦断
面図、第9図は第8図のIX−IX矢視平面図、第10図は円
形循環式駐車設備の中央縦断面図、第11図は第10図のXI
−XI矢視平面図である。 1…安全装置、2…可動ドア保護柵 200…固定ドア保護柵、4…柵体 7…被動部材 51A…箱形循環式駐車設備 51B…水平循環式駐車設備 51C…円形循環式駐車設備 52…パレット、53…リフト 54…昇降路、54a…壁体 55…入出庫口、56…床 57…開口部、57a…壁体 G…カム面
車設備における安全装置の正面図、第2図は第1図のII
−II矢視平面図、第3図はドア保護柵が倒伏したときの
正面図、第4図はドア保護柵が起立したときの正面図、
第5図は第4図の右側面を拡大した図、第6図は箱形循
環式駐車設備の中央縦断面図、第7図は第6図のVII−V
II矢視平面図、第8図は水平循環式駐車設備の中央縦断
面図、第9図は第8図のIX−IX矢視平面図、第10図は円
形循環式駐車設備の中央縦断面図、第11図は第10図のXI
−XI矢視平面図である。 1…安全装置、2…可動ドア保護柵 200…固定ドア保護柵、4…柵体 7…被動部材 51A…箱形循環式駐車設備 51B…水平循環式駐車設備 51C…円形循環式駐車設備 52…パレット、53…リフト 54…昇降路、54a…壁体 55…入出庫口、56…床 57…開口部、57a…壁体 G…カム面
Claims (1)
- 【請求項1】パレットを昇降させるリフトが昇降路に設
けられ、この昇降路の上方に配置された入出庫口の床
に、前記リフトに載置したパレットを搬入出させる開口
部が設けられた駐車設備において、パレットの側部に
は、可動ドア保護柵が起立側に付勢されて起伏可能に設
けられるとともに、この可動ドア保護柵の被動部材が前
記昇降路の壁体側に付勢されて進退可能に設けられ、こ
の昇降路の壁体に連なる前記開口部の壁体に、前記被動
部材を進退させるためのカム面が形成され、前記可動ド
ア保護柵がリフトの上昇動作に連動して開口部で倒伏さ
れ、リフトの下降動作に連動して起立されるようにした
ことを特徴とする機械式駐車設備における安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8136589U JPH072887Y2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 機械式駐車設備における安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8136589U JPH072887Y2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 機械式駐車設備における安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0320660U JPH0320660U (ja) | 1991-02-28 |
JPH072887Y2 true JPH072887Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31627247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8136589U Expired - Lifetime JPH072887Y2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | 機械式駐車設備における安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072887Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-10 JP JP8136589U patent/JPH072887Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0320660U (ja) | 1991-02-28 |
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